JPH02124324A - 車両のブレーキエネルギー回生装置 - Google Patents
車両のブレーキエネルギー回生装置Info
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- JPH02124324A JPH02124324A JP27577088A JP27577088A JPH02124324A JP H02124324 A JPH02124324 A JP H02124324A JP 27577088 A JP27577088 A JP 27577088A JP 27577088 A JP27577088 A JP 27577088A JP H02124324 A JPH02124324 A JP H02124324A
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両の減速エネルギーを回収して発進/加速
エネルギーとして利用する車両のブレーキエネルギー回
生装置に関するものである。
エネルギーとして利用する車両のブレーキエネルギー回
生装置に関するものである。
車両の減速時に失われる運動エネルギーの内、主として
熱として発散(ブレーキ、エンジン)される分を作動油
圧として回収してアキュムレータに蓄圧し、この蓄圧し
たエネルギーを車両の発進エネルギー及び加速エネルギ
ーとして利用するP7’ O(Power−take−
off)出力装置又はトランスファーを併設したアクス
ルを備えた車両の減速エネルギー回収装置は従来より知
られており、最も古くは1976年にイギリスのC,J
、ローレンス社がブリティッシュレイランド社のバスを
使って開発中であることが発表され、以来、欧米で種々
の研究・開発が為されて来ており、最近では特開昭62
−15128号公報、特開昭62−37215号公報及
び特開昭62−39327号公報等に開示されている。
熱として発散(ブレーキ、エンジン)される分を作動油
圧として回収してアキュムレータに蓄圧し、この蓄圧し
たエネルギーを車両の発進エネルギー及び加速エネルギ
ーとして利用するP7’ O(Power−take−
off)出力装置又はトランスファーを併設したアクス
ルを備えた車両の減速エネルギー回収装置は従来より知
られており、最も古くは1976年にイギリスのC,J
、ローレンス社がブリティッシュレイランド社のバスを
使って開発中であることが発表され、以来、欧米で種々
の研究・開発が為されて来ており、最近では特開昭62
−15128号公報、特開昭62−37215号公報及
び特開昭62−39327号公報等に開示されている。
後者の装置は、何れも、エンジンクラッチを介して駆動
されるカウンタシャフトと車輪駆動系に接続したメイン
シャフトとカウンタシャフトの回転をメインシャフトに
変速して伝える多段のギヤ列機構を有するトランスミッ
ション(以下、T/Mと略称する)、カウンタシャフト
にカウンタシャフトPTOギヤシンクロナイザを介して
接話可能に装着されたカウンタシャフトPTOギヤとこ
のPTOギヤにギヤ結合されメインシャフトにメインシ
ャフトPTOギヤシンクロナイザを介して接話可能に装
着されたメインシャフトPTOギヤとこのメインシャフ
トPTOギヤに結合された駆動ギヤを介して駆動される
PTO出力軸とを有する多段階変速式PTO装置、PT
O軸に連結されたポンプ・モータ、このポンプ・モータ
を介してアキュムレータとオイルタンクを接続する油圧
回路、この油圧回路とPTO軸とを接話可能にする電磁
クラッチ、及び電磁クラッチを制御しポンプ・モータと
高圧油回路で接続されたアキュムレータ、及びポンプ・
モータを車両の運転状態に応じて、ポンプ及びモータの
何れか一方として機能させる(即ち、減速時にはポンプ
として機能させ車輪の回転力によりPTO装置を介して
作動油をアキュムレータに蓄圧させることにより主とし
てブレーキ、エンジンの熱として失われる運動エネルギ
ー(以下、ブレーキエネルギーと呼ぶ)を回収するとと
もに発進/加速時にはアキュムレータに蓄圧していた作
動油により回転力を発生しPTO装置を介して車輪を回
転駆動させるモータとして機能させる)制御手段を主要
部として構成されたものである。
されるカウンタシャフトと車輪駆動系に接続したメイン
シャフトとカウンタシャフトの回転をメインシャフトに
変速して伝える多段のギヤ列機構を有するトランスミッ
ション(以下、T/Mと略称する)、カウンタシャフト
にカウンタシャフトPTOギヤシンクロナイザを介して
接話可能に装着されたカウンタシャフトPTOギヤとこ
のPTOギヤにギヤ結合されメインシャフトにメインシ
ャフトPTOギヤシンクロナイザを介して接話可能に装
着されたメインシャフトPTOギヤとこのメインシャフ
トPTOギヤに結合された駆動ギヤを介して駆動される
PTO出力軸とを有する多段階変速式PTO装置、PT
O軸に連結されたポンプ・モータ、このポンプ・モータ
を介してアキュムレータとオイルタンクを接続する油圧
回路、この油圧回路とPTO軸とを接話可能にする電磁
クラッチ、及び電磁クラッチを制御しポンプ・モータと
高圧油回路で接続されたアキュムレータ、及びポンプ・
モータを車両の運転状態に応じて、ポンプ及びモータの
何れか一方として機能させる(即ち、減速時にはポンプ
として機能させ車輪の回転力によりPTO装置を介して
作動油をアキュムレータに蓄圧させることにより主とし
てブレーキ、エンジンの熱として失われる運動エネルギ
ー(以下、ブレーキエネルギーと呼ぶ)を回収するとと
もに発進/加速時にはアキュムレータに蓄圧していた作
動油により回転力を発生しPTO装置を介して車輪を回
転駆動させるモータとして機能させる)制御手段を主要
部として構成されたものである。
このような、減速エネルギー回収装置の制御手段は、
■発進時、アキュムレーク内油圧が充分のとき、アクセ
ルペダルの踏込量に応して可変容量型モータの容fi(
斜板又は斜軸の傾転角)を制御し且つ電磁クラッチを接
続して油圧回路により油圧力による発進を行い、その間
に運転者が選択したギヤ段に対応して設定された車速を
越えた時には、エンジンクラッチを接続してエンジン駆
動を行うとともにPTO装置の変速制御を行ってオンだ
ったカウンタシャフトシンクロナイザをオフにしメイン
シャフトシンクロナイザをオンにし、更にその時のアク
セルペダルの踏込量が大きい時のみその踏込量に応じた
油圧力を加える制御を行う。
ルペダルの踏込量に応して可変容量型モータの容fi(
斜板又は斜軸の傾転角)を制御し且つ電磁クラッチを接
続して油圧回路により油圧力による発進を行い、その間
に運転者が選択したギヤ段に対応して設定された車速を
越えた時には、エンジンクラッチを接続してエンジン駆
動を行うとともにPTO装置の変速制御を行ってオンだ
ったカウンタシャフトシンクロナイザをオフにしメイン
シャフトシンクロナイザをオンにし、更にその時のアク
セルペダルの踏込量が大きい時のみその踏込量に応じた
油圧力を加える制御を行う。
■ブレーキ時、電磁クラッチを接続するとともにブレー
キペダルの踏込に応じた傾転角制御信号(ポンプ容量制
御信号)をポンプ・モータに与えてポンプ動作を行い、
これと同時にエンジンのクラッチを切る制御を行う。
キペダルの踏込に応じた傾転角制御信号(ポンプ容量制
御信号)をポンプ・モータに与えてポンプ動作を行い、
これと同時にエンジンのクラッチを切る制御を行う。
この場合、制御手段は、制御プログラムに基づいて、ブ
レーキエネルギー中のエンジンブレーキで消費する分も
回収するため、またモータによる走行時にはエンジンを
車輪の駆動系から切り離すため、エンジンのクラッチが
°“断”となるように制御するとともにモータとエンジ
ンを併用するか又はエンジンのみで発進/加速する時に
は“接”になるようにftl1l 4THしている。
レーキエネルギー中のエンジンブレーキで消費する分も
回収するため、またモータによる走行時にはエンジンを
車輪の駆動系から切り離すため、エンジンのクラッチが
°“断”となるように制御するとともにモータとエンジ
ンを併用するか又はエンジンのみで発進/加速する時に
は“接”になるようにftl1l 4THしている。
このような従来技術の場合には、油圧力による発進を行
うとき、アクセルペダルを踏み込むことが条件であり、
しかも一定1(最大踏込量の40%)以上踏み込むこと
が必要であり、またアクセルペダルの踏込量とポンプ・
モータの傾転角(容量)が比例した関係にあるため、油
圧の高低によってポンプ・モータの出力トルクに差があ
り、車両を微速でコン!・ロールすることが難しいとい
う問題点があった。
うとき、アクセルペダルを踏み込むことが条件であり、
しかも一定1(最大踏込量の40%)以上踏み込むこと
が必要であり、またアクセルペダルの踏込量とポンプ・
モータの傾転角(容量)が比例した関係にあるため、油
圧の高低によってポンプ・モータの出力トルクに差があ
り、車両を微速でコン!・ロールすることが難しいとい
う問題点があった。
従って、本発明は、車両を微速発進、即ちクリープさせ
ることができる車両のブレーキエネルギー回生装置を堤
供することを目的とする。
ることができる車両のブレーキエネルギー回生装置を堤
供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る車両のブレー
キエネルギー回生装置では、油圧回路と、車速センサと
、ギヤセレクトレバー、パーキングブレーキスイッチと
、該油圧回路の蓄圧センサと、これら車速、ギヤセレク
ト位置及びパーキングブレーキ状態により車両発進待機
状態を示している時、該蓄圧が所定値以上あれば該油圧
回路を閉じ該油圧回路内のポンプ・モータの傾転角をク
リープ用出力トルクが発生できるように該蓄圧に応して
制御し′a!磁クラッチを接続させる制御手段と、を備
えている。
キエネルギー回生装置では、油圧回路と、車速センサと
、ギヤセレクトレバー、パーキングブレーキスイッチと
、該油圧回路の蓄圧センサと、これら車速、ギヤセレク
ト位置及びパーキングブレーキ状態により車両発進待機
状態を示している時、該蓄圧が所定値以上あれば該油圧
回路を閉じ該油圧回路内のポンプ・モータの傾転角をク
リープ用出力トルクが発生できるように該蓄圧に応して
制御し′a!磁クラッチを接続させる制御手段と、を備
えている。
本発明では、制御手段は、車速センサがら与えられる車
速、ギヤセレクトレバーから与えられるギヤセレクト位
置、パーキングブレーキスイッチから与えられるパーキ
ングブレーキの作動/不作動状態により車両発進待機状
態を示しているか否かを判定する。
速、ギヤセレクトレバーから与えられるギヤセレクト位
置、パーキングブレーキスイッチから与えられるパーキ
ングブレーキの作動/不作動状態により車両発進待機状
態を示しているか否かを判定する。
即ち、車両が停車状態を示し、ギヤ位置がニュートラル
位置以外にあり、パーキングブレーキが作動していない
状態にある時には、車両が発進可能な待機状態にあると
判定され、制御手段は、油圧回路に設けられた蓄圧セン
サから与えられる蓄圧が所定以上あれば油圧力による発
進が可能であるので、油圧回路を形成させ油圧回路内に
設けられたポンプ・モータの傾転角をクリープ用出力ト
ルクが発生するように制御する。これにより、油圧回路
によって発生される駆動トルクはクリープ発進用のトル
クとなり、電磁クラッチを接続してポンプ・モータとP
TO装置とを結合させれば、ポンプ・モータで発生され
るクリープ用駆動トルクをPTO装置に接続された車輪
に伝えることができ、車両をクリープ走行させることが
できる。
位置以外にあり、パーキングブレーキが作動していない
状態にある時には、車両が発進可能な待機状態にあると
判定され、制御手段は、油圧回路に設けられた蓄圧セン
サから与えられる蓄圧が所定以上あれば油圧力による発
進が可能であるので、油圧回路を形成させ油圧回路内に
設けられたポンプ・モータの傾転角をクリープ用出力ト
ルクが発生するように制御する。これにより、油圧回路
によって発生される駆動トルクはクリープ発進用のトル
クとなり、電磁クラッチを接続してポンプ・モータとP
TO装置とを結合させれば、ポンプ・モータで発生され
るクリープ用駆動トルクをPTO装置に接続された車輪
に伝えることができ、車両をクリープ走行させることが
できる。
[実 施 例]
第1図は、本発明が適用される自動変速式車両のブレー
キエネルギー回生装置の一実施例の構成図であり、lは
アクスル20を介して車輪21の駆動力を油圧ブレーキ
力として取り出すPTO装置、2はPTO装置1とブレ
ーキ時にポンプ動作を実行するポンプ・モータ3との間
の駆動力伝達の接話を行う電磁クラッチ、4は回路弁と
しての回路切替弁、5は高圧アキュムレータ、6はポン
プ・モータ3と回路切替弁4と高圧アキュムレータ5と
ともに油圧回路を構成する低圧アキュムレータである。
キエネルギー回生装置の一実施例の構成図であり、lは
アクスル20を介して車輪21の駆動力を油圧ブレーキ
力として取り出すPTO装置、2はPTO装置1とブレ
ーキ時にポンプ動作を実行するポンプ・モータ3との間
の駆動力伝達の接話を行う電磁クラッチ、4は回路弁と
しての回路切替弁、5は高圧アキュムレータ、6はポン
プ・モータ3と回路切替弁4と高圧アキュムレータ5と
ともに油圧回路を構成する低圧アキュムレータである。
また、高圧アキュムレータ5と回路切替弁6との間には
高圧アキュムレータ5に蓄圧されたオイルの蓄圧センサ
7が取り付けられている。8はパーキングブレーキ、9
はパーキングブレーキ8のオン/オフを検出するパーキ
ングブレーキスイッチ、10はPTO装置1を含み自動
制御式エンジンクラッチ22によってエンジン(図示せ
ず)に接続される変速機(T/M)、11は変速機10
のギヤ位置を選択するギヤセレクトレバー、12ば変速
機10の出力軸の回転がら車両の速度を検出する車速セ
ンサ、15はMPU (マイクロブロセ・ンサ)である
、そして、このMPU15は、センサ7、パーキングブ
レーキスイッチ9、レバー11、センサ12の出力に基
づき、ポンプ・モータ3の傾転角(容量)制御、回路切
替弁4の切替/閉弁制御、及び電磁クラッチ2の接話制
御を行う。
高圧アキュムレータ5に蓄圧されたオイルの蓄圧センサ
7が取り付けられている。8はパーキングブレーキ、9
はパーキングブレーキ8のオン/オフを検出するパーキ
ングブレーキスイッチ、10はPTO装置1を含み自動
制御式エンジンクラッチ22によってエンジン(図示せ
ず)に接続される変速機(T/M)、11は変速機10
のギヤ位置を選択するギヤセレクトレバー、12ば変速
機10の出力軸の回転がら車両の速度を検出する車速セ
ンサ、15はMPU (マイクロブロセ・ンサ)である
、そして、このMPU15は、センサ7、パーキングブ
レーキスイッチ9、レバー11、センサ12の出力に基
づき、ポンプ・モータ3の傾転角(容量)制御、回路切
替弁4の切替/閉弁制御、及び電磁クラッチ2の接話制
御を行う。
次に上記実施例の本発明によるクリープ動作を第2図の
フローチャート図に沿って説明する。
フローチャート図に沿って説明する。
MPU15は常に車速センサ12、ギヤセレクトレバー
11、蓄圧センサ7及びパーキングブレーキスイッチ9
の出力を監視している。
11、蓄圧センサ7及びパーキングブレーキスイッチ9
の出力を監視している。
そして、まず車速センサ12の出力から車両が停車状態
にあるか否かを検出する(第2図のステップSl)。こ
の停車状態を判定する一例としては、車速か2kIIl
/h以下であれば充分であり、2kIIl/h以上のと
きは特にクリープ走行させる必要はない。
にあるか否かを検出する(第2図のステップSl)。こ
の停車状態を判定する一例としては、車速か2kIIl
/h以下であれば充分であり、2kIIl/h以上のと
きは特にクリープ走行させる必要はない。
この後、ギヤセレクトレバー11によるギヤセレクト位
置がニュートラルであるか否かを判定する(ステ・ンブ
S2)。これは、ニュートラルであると車両は発進でき
ないからである。
置がニュートラルであるか否かを判定する(ステ・ンブ
S2)。これは、ニュートラルであると車両は発進でき
ないからである。
次にはパーキングブレーキスイッチ9の出力からパーキ
ングブレーキ8が引かれている(作動)か否かを判定す
る(ステップS3)。この場合、パーキングブレーキ8
が引かれていればスイッチ9はオンとなり、クリープ走
行することはできない。
ングブレーキ8が引かれている(作動)か否かを判定す
る(ステップS3)。この場合、パーキングブレーキ8
が引かれていればスイッチ9はオンとなり、クリープ走
行することはできない。
以上のステップ81〜S3において車速が2ks/h以
下で、ギヤセレクト位置がニュートラル位置以外にあり
且つパーキングブレーキが作動していないときには車両
の運転者は発進待機の意志を示したことになり、本発明
によるクリープ動作が可能になるが、油圧回路の蓄圧が
所定値以上無いと油圧発進することはできないため、蓄
圧センサ7の圧力が所定値として170kg/am”以
上であるか否かを判定する(ステップS4)。
下で、ギヤセレクト位置がニュートラル位置以外にあり
且つパーキングブレーキが作動していないときには車両
の運転者は発進待機の意志を示したことになり、本発明
によるクリープ動作が可能になるが、油圧回路の蓄圧が
所定値以上無いと油圧発進することはできないため、蓄
圧センサ7の圧力が所定値として170kg/am”以
上であるか否かを判定する(ステップS4)。
そして、蓄圧が170kg/c+w”以上であるときに
はクリープ発進動作に移る(ステップS5〜S7)。
はクリープ発進動作に移る(ステップS5〜S7)。
即ち、MPU15は、図示のように回路切替弁4をエネ
ルギー再生モードに切替制御する(ステップ35)。
ルギー再生モードに切替制御する(ステップ35)。
この後、MPU15はポンプ・モータ3の傾転角制御に
先立って電磁クラッチ2を接続状態にして(ステップS
6)、PTO装置lとポンプ・モータ3とを結合し、ポ
ンプ・モータ3がオーバーランしないようにしておく。
先立って電磁クラッチ2を接続状態にして(ステップS
6)、PTO装置lとポンプ・モータ3とを結合し、ポ
ンプ・モータ3がオーバーランしないようにしておく。
そして、MPU15は、ポンプ・モータ3の(頃転角(
容量)をクリープ発進に適した値に制御する(ステンブ
S7)。
容量)をクリープ発進に適した値に制御する(ステンブ
S7)。
ここで、クリープ発進に必要なトルク値をアクスル20
内のファイナルギアのギヤ比及びPTO装置lのギア比
で除したポンプ・モータ3でのトルク値Tから下記の理
論式(1)によってポンプ・モータ14の容IVPを求
める。
内のファイナルギアのギヤ比及びPTO装置lのギア比
で除したポンプ・モータ3でのトルク値Tから下記の理
論式(1)によってポンプ・モータ14の容IVPを求
める。
VP=200πT / P (+1ここ
で、 P:蓄圧センサ7で検出される油圧回路内圧力(kg/
cmす、 ■P :ポンプ・モータ3の容量(CC)、T:ポンプ
・モータ3に必要なりリープトルク(kg−Ill)。
で、 P:蓄圧センサ7で検出される油圧回路内圧力(kg/
cmす、 ■P :ポンプ・モータ3の容量(CC)、T:ポンプ
・モータ3に必要なりリープトルク(kg−Ill)。
この場合、ポンプ・モータ3としては、斜軸式アキシャ
ルピストン式(又は、斜板式アキシャルピストン式でも
良い)のものを用いることができるから、その容量■、
は斜軸(又は斜板)の傾転角を制御することにより制御
できることは良く知られている通りである。
ルピストン式(又は、斜板式アキシャルピストン式でも
良い)のものを用いることができるから、その容量■、
は斜軸(又は斜板)の傾転角を制御することにより制御
できることは良く知られている通りである。
このようにしてポンプ・モータ3を1頃転角制御するこ
とにより高圧アキュムレータ5に蓄圧されたオイルは回
路切替弁4→ポンプ・モータ3→回路切替弁4→低圧ア
キュムレータ6の油圧回路を通り、これによってポンプ
・モータ3はクリープに必要なトルクを発生する。
とにより高圧アキュムレータ5に蓄圧されたオイルは回
路切替弁4→ポンプ・モータ3→回路切替弁4→低圧ア
キュムレータ6の油圧回路を通り、これによってポンプ
・モータ3はクリープに必要なトルクを発生する。
従って、ポンプ・モータ3で発生されたクリプトルクは
PTO装置lを介して車輪21に伝達され、車両をクリ
ープ発進・走行させることができる。
PTO装置lを介して車輪21に伝達され、車両をクリ
ープ発進・走行させることができる。
尚、ポンプ・モータ3の傾転角が所望の値になったか否
かを正確に監視するには傾転角センサを設けてフィード
バック制御することが好ましい。
かを正確に監視するには傾転角センサを設けてフィード
バック制御することが好ましい。
以上のようなりリープ発進動作を行わない場合にはポン
プ・モータ3の傾転角を“0”に戻しておく(ステップ
S8)。
プ・モータ3の傾転角を“0”に戻しておく(ステップ
S8)。
また、上記のクリープ動作中は、エンジンによる駆動力
が車輪に伝わらないようにする必要があり、このため第
1図の例ではMPU15がエンジンクラッチ22を自動
的に切り離しておく。
が車輪に伝わらないようにする必要があり、このため第
1図の例ではMPU15がエンジンクラッチ22を自動
的に切り離しておく。
以上のように、本発明に係る車両のブレーキエネルギー
回生装置では、車両発進待機状態で油圧回路の蓄圧が所
定以上あれば油圧回路内のポンプ・モータの傾転角をク
リープ用出力トルクが発生するように制御して油圧発進
させるように構成したので、交通渋滞時や車庫入れ停会
に必要なりリープ走行を実現することができる。
回生装置では、車両発進待機状態で油圧回路の蓄圧が所
定以上あれば油圧回路内のポンプ・モータの傾転角をク
リープ用出力トルクが発生するように制御して油圧発進
させるように構成したので、交通渋滞時や車庫入れ停会
に必要なりリープ走行を実現することができる。
第1図は、本発明に係る車両のブレーキエネルギー回生
装置が適用される一実施例の構成を示す図、 第2図は本発明によるクリープ動作を実行するためのフ
ローチャート図、である。 第1図において、lはPTO装置、3はポンプ・モータ
、4は回路切替弁、5は高圧アキュムレータ、6は低圧
アキュムレータ、9はバーキングフ゛レーキスインチ、
IIはギヤセレクトレバー12は車速センサ、15はM
PU、21は車輪をそれぞれ示す。
装置が適用される一実施例の構成を示す図、 第2図は本発明によるクリープ動作を実行するためのフ
ローチャート図、である。 第1図において、lはPTO装置、3はポンプ・モータ
、4は回路切替弁、5は高圧アキュムレータ、6は低圧
アキュムレータ、9はバーキングフ゛レーキスインチ、
IIはギヤセレクトレバー12は車速センサ、15はM
PU、21は車輪をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 油圧回路と、車速センサと、ギヤセレクトレバー、パー
キングブレーキスイッチと、該油圧回路の蓄圧センサと
、これら車速、ギヤセレクト位置及びパーキングブレー
キ状態により車両発進待機状態を示している時、該蓄圧
が所定値以上あれば該油圧回路を閉じ該油圧回路内のポ
ンプ・モータの傾転角をクリープ用出力トルクが発生で
きるように該蓄圧に応じて制御し電磁クラッチを接続さ
せる制御手段と、を備えたことを特徴とする車両のブレ
ーキエネルギー回生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275770A JP2536605B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 車両のブレ―キエネルギ―回生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275770A JP2536605B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 車両のブレ―キエネルギ―回生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JP2536605B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1988
- 1988-10-31 JP JP63275770A patent/JP2536605B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN105564395A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-05-11 | 浙江吉利汽车研究院有限公司 | 一种串联式液压汽车再生制动能量回收系统 |
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