JPH02124208A - ツイストドリル - Google Patents

ツイストドリル

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JPH02124208A
JPH02124208A JP20585988A JP20585988A JPH02124208A JP H02124208 A JPH02124208 A JP H02124208A JP 20585988 A JP20585988 A JP 20585988A JP 20585988 A JP20585988 A JP 20585988A JP H02124208 A JPH02124208 A JP H02124208A
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drill
cutting
blade
twist drill
thinning
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今永 浩二郎
Shinichi Nakamura
伸一 中村
Hideji Hosono
細野 秀司
Yoshiyuki Yanase
柳瀬 芳之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、超硬合金またはサーノ・ノドで構成された
ツイストドリル(以下、ドリルと略称する)に係わり、
特に、切削抵抗を軽減する技術に関するものである。
[従来の技術] 近年、超硬合金て構成したドリルが多用されつつある。
このようなドリルは、耐摩耗性に優れ、高送り切削や重
切削を行うことができる半面、靭性が低いために抗折力
などの機械的強度に劣り、このため、高速度鋼のドリル
に比べて芯厚を大きくし、ランド幅に対する溝幅の比率
を小さくして強度を補うようにしなければならない。
第1;3図および第14図はそのようなド1,1 ルと
して先に提案された一例を示すものである(特公昭61
−30845号公報)。この図に示すドリルは、超硬合
金製のドリル本体lの外周に2つのねじれ溝2が形成さ
れ、ねじれ溝2の回転方向を向く壁面の先り:14稜線
部に切刃3が形成されたものである。ここで、ドリル本
体1の芯厚Tはドリル直径の20〜35%と比較的太き
(、ドリル本体1の軸線と直交する断面におけるランド
幅Bに対する溝幅Δの比率A/Bは0.6程度と比較的
小さい値に設定されている。また、上記ドリルの軸線方
向先端視におけるねじれ溝2の形状は、切刃3の外周端
縁Qにこの端縁Qと上記ドリル本体lの軸線とを結んだ
直VANと直交する垂線りを引いたときに、この垂線T
7に対して凹となる形状とされている。このドリルは、
第14図に示すように、切屑をある程度小さな曲率半径
Rで強制的に曲げることにより、切屑が加工穴の内壁面
と擦過することがないようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記のようなドリルでは、重切削や高送り切
削を行った場合に折損し易いという問題があった。
すなわら、切刃3により生成された切屑は、外周側の方
が内周側よりも成長速度か速いため扇が開くように成長
し、成長するにつれて切屑の先端部がねじれ溝2の底部
2a、つまり、上記垂線りからの距離が最大となる部分
の周辺によって曲げられ、その際の抵抗によって切屑の
根元で破断が生じ、第15図に示すように、せん移折断
型とよばれる形態となる。ところが、上記ドリルにおい
ては、そのねじれ剛性を高めようとした結果、上記垂線
りからねじれ溝2の底部2aまでの距離Wが小さくなっ
ている。このため、切屑かねじれ溝2の底部2aから受
ける抵抗が切屑の成長方向と逆方向に直接作用し、強圧
縮された厚さの厚い切屑が生成される。そして、切屑を
強圧縮する際の抵抗が加わって多大な切削トルクやスラ
スト荷重がドリル本体Iに叩上されてしまうのであるっ
さらに、上記ドリルでは、軸線と直交する断面における
ランド幅Bに対する溝幅Aの比$A/13が小さいから
、ねじれ溝2の軸線と直交する断面の断面積、すなわち
切屑の流出面積が必然的に小さくなり、切屑詰まりが生
じ易く、このため、高送り切削や重切削を行った際にド
リルの折損事故かより一層生じ易くなるのである。
U発明の目的] この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、切屑を強圧縮することなく無理なくツノ−リングす
ることによってスラスト荷重や切削1−ルク等を軽減す
ることができるのは勿論のこと、切屑詰まり防止するこ
とかでき、高送り切削や正切削において折損事故の発生
を未然に防止することかできるドリルを提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明のドリルは、切刃の外周端縁に、この端縁と上
記ドリル本体の回転中心とを結んだ直線と直交する垂線
を引いたときに、この垂線からね1」れ溝の壁面までの
距離の最大値をドリル直径の45〜65%に設定し、か
つ、ドリル本体の軸線と直交する断面におけるランド幅
に対する溝幅の比率を0.9〜1.2とし、さらに、芯
厚を構成する仮想円柱と接触するねじれ溝の底部周辺の
軸線と直交する断面における曲率半径Rを、ドリル直径
をDとしたときにO,15D≦R≦0.2Dに設定した
ものである。
[作用コ 成長した切屑の先端部がねじれ満の底部で曲げられる際
に、切屑がその1戊長方向と逆方向へ向かう抵抗を受け
ることは前述の通りであるが、この場合において、切屑
の長さが比較的長ければ切屑の自由度が大きく、したが
って、切屑に作用する抵抗は切屑をたわませたり、ある
いは座屈を生じさせるような力に分散される。本発明者
はこの点に鑑みて多数の実験を行った結果、上記垂線か
らねじれ溝の底部までの距離がドリル直径の45%以上
であれば、切屑に直接作用する抵抗が大幅に減少するこ
とを見いだした。
第1表および第2表は、上記距離のドリル直径に対する
比率を種々の値に設定したドリルによって生じた切屑の
厚さを示すものである。なお、切削条件は以下の通りで
あり、切屑の厚さは節回中点Sで示す箇所を測定した。
ドリル直径:12mm、先端角:1400切刃のラジア
ルレーキ角、−15゜ 切削速度:65m/分 送り(m m /rev) :表の」二段に示す被削材 SCM440゜ 硬さ:I(nloo 上記実験結果から、垂線からねじれ溝の底部までの距離
がドリル直径の45%以上であると、切屑の厚さが大幅
に薄くなることが=l’、する。これは、切屑に作用す
る抵抗が小さくなっていることを意味する。つまり、本
発明のドリルでは、垂線からねじれ溝の底部までの距離
をドリル直径の45%以上としたことにより、切屑に作
用する抵抗を著しく減少させることかできるのである。
さらに、上記垂線からねじれ/l■の底部までの距離が
充分長いから、ねじれ溝の軸線と直交する断面の断面積
、すなわち切屑の流出面積も必然的に大きくなるため、
切屑詰まりを生じさせることなく円滑に排出することか
可能となる。
ただし、上記距離がドリル直径の65%を上回ると、ね
じれ溝のヒール側の壁面と外周ランドとの間の肉厚か薄
くなり、その部分に欠けや割れが発生し易くなるばかり
てなく、ドリルのねじり剛性も低下する。
また、切屑が円滑に排出されるためには、ドリル本体の
軸線と直交する断面におけるランド幅に対する溝幅の比
率を0.9以上として切屑の流出面積を確保する必要が
ある。一方、上記比率か1゜2を上回るとドリルのねじ
り剛性が損なわれる。
さらに、切屑はねじれ溝の壁面に16って延び、ねじれ
溝の底部によっC曲げられるため、切屑の曲率半径は、
ねじれ満の底部の軸線と直交する断面における曲射半径
Rとほぼ同一となる。ここで、底部の曲率半径l〈かト
リル直径をDとしたときに0.2Dを−L回る場合には
、切屑はねじれ溝から外周側へはみ出し、被削材の内壁
面を擦過してその面粗度を悪化させるばかりでなく、切
屑の排出性も損なわれる。一方、底部の曲率−1を径l
くか15Dを下回ると、切屑の曲率半径か小さくなりす
ぎる。このため、切屑を曲げる際の曲げ抵抗か大きくな
り、この曲げ抵抗が切削抵抗に加算されて切削トルクや
スラスト荷重が増加する。
[実施例コ 以下、第1図ないし第3図を参照しながら本発明の一実
施例について説明する。第1図(イ)は実施例のドリル
を示す軸線方向先端親図である。この図に示すドリルは
、超硬合金製のドリル本体10の外周に2つのねじれ溝
11が形成されるとともに、ねじれ溝11の回転方向を
向く壁面の先0:!j稜線部に切刃12が形成され、さ
らに、トリル本体10の芯厚Tはドリル直径の20〜3
,5%とされたもので、ドリル本体IOの軸線方向先端
矢視におけるねじれ溝11の形状は、切刃12の外周☆
:11縁Qにこの端縁Qと一ヒ記1’ IIル本体1o
の回転中心とを結んだ直iQ Nと直交する垂線りを引
いた七きに、この垂線I7にス=j して凹となる形状
とされている。さらに、ドリル本体10の先ケ:1シ逃
げ面には、その後ろ側部分か削り取られてそこにX 4
(2ンンニング13か形成され、芯厚部に軸線部から外
周方向へ延びるシノニング刃13aが切刃12i:連続
して形成されている。以上の点については前記従来のド
リルとほぼ同一である。
しがし、ドリル本体10の軸線と直交する断面における
ランド幅Bに対する溝幅Aの比率A/[3は0.9〜1
.2に設定されている。また、軸線方向先端観において
、上記垂線化からねしれ溝1■の底部11aまでの距離
、すなわち、垂線りからねじれ溝11の壁面までの距離
の最大値Wはドリル直径の45%〜65%に設定されて
いる。これによってねじれ溝11は、第1図に示すよう
に、底部11a側の壁面が回転方向へ向かって深く入り
込んだような形状となっている。また、芯厚を構成する
仮想円柱と接触するねじれ溝11の底部周辺の軸線と直
交する断面における曲率半径Rはドリル直径をDとした
ときに0.150≦R≦02Dに設定されている。
ここで、軸線と直交する断面において曲率半径RがO,
15D≦R≦0.2Dとなるねじれ溝11の壁部の範囲
は、第3図に示すように、その曲率中心の中心角ωで2
6°〜56° より好ましくは31°〜51’  さら
に好ましくは36°〜46°の範囲とされている。
上記中心角ωの範囲は、切屑を所定の曲率半径で確実に
カーリングさせ、かつ、切屑のカーリングに際して切屑
とねじれ溝11の壁面との摩擦抵抗を軽減し得る範囲で
ある。そし”C1ねじれ溝11の曲率半径Rの部分を上
記のように設けることにより、切屑のカーリングをスム
ーズに行うことが可能となる。
このようなドリルにおいては、切刃12で生成された切
屑はねじれ溝11の底部11aに達して曲げられ、第1
5図に示すようなせん移折断型の切屑に分断される。こ
の場合において、垂線りからねじれ溝の底部1iaまで
の距離Wがドリル直径の45%以上であるから、前述し
たように、切屑を強圧縮することなく無理なくカーリン
グさせることができ、スラスト荷重や切削トルクを大幅
に低減することができる。
この点について、具体的実験例を参照してさらに詳述す
ると、第3表および第4表は、距離Wを53%とし、切
刃12の外周端縁Qにおけるラジアルレーキ角を−15
°とした実施例のドリルと、距’Ai Wが41%、ラ
ジアルレーキ角が正であって他の条件を実施例のドリル
と全て同じにした従来のドリルとによって穴明は加工を
行っ、た場合の、スラスト荷重、切削トルク、切削動力
、ドリルを装着した加工装置の穴明は加工時における主
軸の振動の振幅の最大値をそれぞれを示したちのである
。なお、切削条件は以下の通りである。
ドリル直径:12mm、先端角;140゜切削速度:6
5m/分 送り(m m /rev) :表の上段に示す以下、 余白 第4表 上記実験結果から、実施例のドリルでは、ラジアルレー
キ角が負であるにも拘わらず、スラスト荷重、切削トル
クおよび切削動力の4+tiが従来のドリルに比して大
幅に軽減されていることが判る。
このように上記ドリルでは、切屑を強圧縮することなく
無理なくカーリングさせることができるから、切屑に作
用する抵抗を軽減することができ、これによって、スラ
スト荷重などの切削抵抗を大幅に軽減することができる
のである。
また、垂線りからねじれ溝11の底部11aまでの¥[
離Wをドリル直径りの65%以下としているから、ねじ
れ溝のヒールllb側の壁面と外周ランド10aとの間
の肉、厚を充分確保することができ、欠けや割れの発生
を防止することができるのは勿論のこと、ドリルのねじ
り剛性を向上させることかできる。
さらに、上記ドリルでは切削抵抗が小さいため、実験結
果から明らかなように、穴明は加工装置の主軸の振動の
振幅か小さく、これによって、切刃のチッピングを防止
するとともに加工精度を向」ニさせることかできる。ま
た、ねじれ溝11の壁面が回転方向−\深く入り込んで
いるからねじれ溝11の描断面積か太き(、したかって
、切屑が流出し易く、切屑詰まりを防止することかでき
る。
なお、上記実施例のドリルは切刃12をいわゆる芯」−
かりに形成したものであるが、第1図(ロ)に示すよう
に、芯上がりに形[戊したドリルに適用しても同様の効
果を得ることができる。
ところで、本発明は上記のような超硬き金製のものに限
るものではなく、サーメットによ−・て構成しても上記
と同様の効果を得ることができる。
MQに、サーメットは、極めて高い硬度を有し、lTi
、I摩耗性に優れている半面、靭性が低く、抗折力か1
30 K g/mm”であり、超硬合金(抗折力200
 K g/mm’) 製のものに比してねじり剛性が低
いため、ドリルには不適とされていた。すなわし、ドリ
ルをサーメノ1−により構成すると、切削j・ルクやス
ラスト荷重を繰り返し受けることによって容易に疲労破
壊か生じ、極めて短時間て折損【7てしまうため穴明は
加工に供し得ないのが実情であった。
しかしながら、本発明では、ねじり剛性を向上させつつ
切削トルクおよびスラスト荷重を軽減することができる
から、ドリル本体をサーメットによりf+W成しても何
ら支障なく穴明は加工を行うことができるのである。
第5表および第6表は、ドリル本体をTiN、T1CN
等を含むサーメットにより↑■成し、かつ、距離Wをド
リル直径りの53%、ラジアルレーキ角を一15°とし
た上記構成のドリルと、距離Wを41%とし、他の条件
を本発明のドリルと全て同一とした従来のドリルとによ
って、穴明は加工を行った場合の実験結果を示す。なお
、第5表において切削長さとは、穴明は加工を行った総
ての被削材の厚さを加えた長さをいう。
被削材: SCM440  )−+ 、c3Q切削速’
f : 50rn 7分4.送り°0.3m m 1r
ev第5表から明らかなように、本発明のドリルでは、
20mの穴明は加工を行っても何ら異常は見られず、一
方、従来のドリルでは7mの穴明は加工により折損して
おり、本発明はトリル本体をサーメットにより構成して
も何ら支障なく穴明は加工を行うことかできることが判
る。これは、第6表から判るように、本発明のドリルで
は、ラジアルレーキ角が負であるにも拘わらず、切削l
・ルクなどが大幅に軽減され、繰り返し荷重による疲労
破壊か生じにくくなっているからである。
このように本発明−Cは、ドリル本体をサーノ。
1で構成することができるから、サーメットの有する優
れた耐摩耗性を生かすことができ、ドリル寿命を延長す
ることかできる。
Lその他の実施例J 次に、第4図ないし第12図を診照しながら本発明の池
の実施例について説明する。この実施例のドリルは上記
構成要件に舶えて以下のような特徴を合している。
■XT!−リシンニング13によりlf−成される/・
ンニング刃13aおよび切刃12の軸線方向先端視にお
ける形状は直線状とされ、シンニング刃13aと切刃1
2との交叉部14の軸線方向先端視における形状は円弧
状とされている(第4図(イ))。
このようなドリルでは、X型シンニング13によってチ
ゼル幅を狭くしているから、スラスト荷重か軽減される
ことは勿論のこと、切刃12およびシンニング刃13a
の形状が直線状であるため、切屑の厚さかその幅方向に
おいて一定化し易い。
このため、切屑が曲げられる際に座屈等が生じ易く、切
屑を強圧縮することなくカーリングすることができる。
しかも、切刃12およびシンニング刃13aの交叉部1
4を円弧状としているため、交叉部14において切屑か
分離しに(く、これによって切屑詰まりか防止され、ド
リルの折損事故を未然に防止することができる。
ここで、第4図(ロ)に示す交叉部14の曲率半径rは
、ドリル直径をDとしたときに0.05D≦r≦0.1
5Dとされている。曲率半径rが0615Dを上回ると
、ねじれ溝11のねじれ角に応じたすくい角を有する切
刃12の有効部分の割合が少なくなるため、切削抵抗が
大きくなるからである。一方、曲率半径「が0.05D
を下回ると、交叉部14においてチッピングや切屑の分
離が発生し易くなるからである。
■軸線Oから切刃外周端縁Qへ伸ばした直INに対して
シンニング刃13aがなす軸線方向先端視における角度
αは20’〜40’に設定されている。
上記角度αの範囲は、切屑の排出性を向上させて切屑詰
まりを確実に防止し得る範囲である。すなわち、シンニ
ング刃13aによって生成される切屑と切刃12によっ
て生成される切屑は、それらの成長速度の差により互い
に干渉し合って成長方向を相互に拘束するため、切屑は
自由な挙動をとることなくドリル中心側へ沖びることに
よってカーリングされる。ところが、シンニング刃J3
aと直線Nとのなす角度が40’を上回ると1.シンニ
ング刃13aと切刃12とにより生成される切屑の成長
方向が大きく異なるため、切屑が/ンニング刃13aと
切刃12との交叉部14に対応する部分て分離し易くな
る。また、シンニング刃13aと切刃12とのなす角度
(α十δ)が小さくなるため、それらの交叉部14て欠
けか生じ易くなる。
一方、シンニング刃13aと直線Nとのなす角度が20
0を下回ると、切刃12の長さに対するシンニング刃1
3aの長さの比が大きくなるため、切屑の成長方向かシ
ンニング刃13aで生成された部分の影響を大きく受け
、切屑の相互干渉作用か適切に行われなくなる。また、
7ンニング刃13aの長さが長くなることは切削抵抗の
増加の原因となる。
■切刃12の外周偏1縁におけるラジアルレーキ角δは
一10′〜−20°とされ、切刃12と/ンニング刃1
3aとの軸線方向先端視における延長線どうしの交点を
Pとしたときに、軸線Oから交点Pまでの長さL 、と
交点Pから切刃の外周端縁Qまでの長さし、との比り、
/L、は0.4〜071に設定されている。
切屑詰まりを確実に防止するとともに切削抵抗を軽減し
得る範囲である。すなわち、比り、/L2が0.4を下
回ると、シンニング刃13aにより幅の狭い切屑が生成
され、この切屑がねじれi昔11内へ延出する際に受け
ろ大きな抵抗によって切刃12の切屑から引き離されて
しまう。一方、比Ll/L2が0.7を」二回ろと、切
屑の成長方向がシンニング刃13aで生成された部分の
影響を大きく受けろとともに、切屑が第14図に示す正
常なU゛ん移折断型とならずに伸びぎみとなってしまう
。また、シンニング刃13aの割合が大きくなることは
切削抵抗の増加の原因となる。
また、ラジアルレーキ角δが−10”を上回ると、必然
的に切刃12とシンニング刃13aとのなす角度(αヰ
δ)が小さくなり、切屑の相互干渉作用か適切に行われ
なくなるとともに、切刃I2の外周端縁Qにおける刃先
強度の低下を来す。
一方、ラジアルレーキ角δが一20’を下回ると、切刃
12とシンニング刃13aとのなす角度(α十′δ)が
大きくなるため、切屑が切刃12とンンニング刃13a
との交叉部14において分離し易くなるとともに切削抵
抗が大きくなる。
■シンニング刃13aのアキシャルレーキ角θは、0°
〜−5°に設定されている(第6図)。
シンニング刃13aのアキシャルレーキ角θが負角であ
るから、ドリルの再研磨に際してシンニングの研ぎ出し
面をそのままシンニング刃t3aのすくい面とすること
ができ、再研磨を容易に行うことができるとともに、シ
ンニング刃13aの刃先強変を高めることかできる。た
だし、アキシャルレーキ角θが極端に負角となるとシン
ニング刃13aにおける切削1氏抗が増大するため、−
5°以上とする必要がある。
■ シンニングにより構成された先端研ぎ出し而I5と
シンニング刃13aに沿うすくい而16とのなす角度λ
は95°〜115°に設定されている(第7図)。
シンニング刃13aで生成された切屑は、シンニングの
先端研ぎ出し面15に達してそこからねじれ溝11内に
延出するため、その際に切屑は大きな抵抗を受ける。上
記角度λか95°を下回ると、シンニング刃13aの切
屑に作用する抵抗が太き(なりすぎるため、切刃12の
切屑と分離し易くなってしまう。また、切屑に作用する
抵抗が大きいとスラスト荷重か増加する。一方、角度λ
が115°を上回ると、ドリル本体10のヒール11b
側の部分が大きく削り取られてしまう結果、切屑をねじ
れ溝11内で曲げることが困難となる。
■ シンニングにより構成された先端研ぎ出し而15と
シ〉′ニング刃13 aに沿うすくい而16との谷線1
7が軸線Oと交叉してなす角度φは30〜40°に設定
されている(第5図(イ))。
角度φが40’を上回ると、シンニング刃13aで生成
された切屑と先端研ぎ出し而15との摩擦抵抗か大きく
なり、上記した切屑分離の問題が生じる外、スラスト荷
重か増加する。たたし、角度φをあまりに小さくすると
、ドリル本体10のヒール11b側の部分か大きく削り
取られてしまうため、30°以上とする必要がある。そ
して、角flφを30’〜40’ とすることにより、
シンニング刃13aで生成される切屑の分離を防止する
とともにスラスト荷重を軽減することができる。
■切刃12の外周端縁Qとねじれ溝のヒール11b先端
縁Tとの軸線方向における距離Qはドリル直径の0.3
〜1.0倍に設定されている。
距離夕をドリル直径の0.3倍以上とすることにより、
切削部への切削浦の流路が確保される。
ただし、距離Qがドリル直径の1.0倍を上回ると、上
記したように、ドリル本体10のヒール11b側の部分
か確保されなくなってしまう。
、匂 ドリル本体1の先端面には、第8図に示すように
、逃げ角βオか7°〜15°でかつ平坦な第1逃げ面1
8か切刃12に沿って形成されるとともに、逃げ角β、
が逃げ角β1よりも大きい15°〜25°の範囲でかつ
平坦な第2逃げ面19か上記第1逃げ面5に沿って形成
され、さらに、第1逃げ面18と第2逃げ面19との交
叉部Fは切刃12と平行でかつ軸線Oと交叉させられて
いる。
第2逃げ面19が形成されているので、逃げ面と加工穴
の底との擦過(いわゆる二番溝たり)が防止されるとと
もに切削曲の17!を路が確保され、切削浦による切削
部の潤滑、冷却効果を高めることができる。したがって
、重切削を行うことが多い超硬ドリルでは極めて重要な
効果といえる。
また、第1、第2逃げ而1.8.19が平坦に形成され
Cいるので、′″V面研面側削加工り第1、第2逃げ面
18.19を再研磨することができ、従来行われていた
いわゆるリード研削に比して研削面の面用度を向」ニさ
せることができる。また、研削加工か容易となり、切刃
12等の稜線部における微細な研削欠けの発生を防止す
ることができ、ドリルの4命を延長するとともに初期折
損等の重大なトラブルの発生を防止することかできる。
さらに、第1逃げ面18の逃げ角β1が7°以上とされ
ているため、逃げ面摩耗を有効に防止することかできる
。この効果は、特に高送り切削を行う場合に顕秤に発揮
される。ただし、逃げ角βか15°を」1回ると、切刃
12の刃物角ρが小さくなり、切刃12にチッピングや
欠損か生じ男くなる。
またさらに、第2逃げ面19の逃げ角β、が15°以上
とされているので、切削部を切削部に供給するための流
路が充分に確保され、切削油による潤滑、冷却効果をさ
らに高めることができる。
しかし、刃先剛性を確保するために、逃げ角β2は25
°以下とすることが望ましい。
ところで、第1、第2逃げ面18.19の交叉部Fを切
刃12と平行にし、交叉部Fを軸線Oと交叉させたのは
次の理由による。
すなわら、交叉f& Fが切刃12に対していわゆる芯
上がり方向へ傾斜すると、外周部において第1逃げ面1
8の幅か狭くなり、外周部における刃先剛性が低下する
からである。また、交叉部Fが切刃12に対して芯下が
り方向へ傾斜すると、第1逃げ面18が幅広となる結果
、第1逃げ而18での二番当たりが生じ易くなるからで
ある。
さらに、交叉f& Fが芯上がりに位置すると、第9図
に示すように第2逃げ面19どうじの境にチゼル角γの
大きなチゼル20が形成されることになり、チゼル20
の機械的強度が低下する。したかって、交叉部Fは軸線
Oを通るように又は芯下がりに位置することが望ましい
が、交叉部Fが軸線0と交叉する形状であれば再研磨に
際して第1、第2逃げ面18.19の形状をより正確に
再現し得るからである。
■シンニング刃13a及び切刃12には、第1O図に示
すように、ホーニング21が形成されている。また、一
方のホーニング21の内側稜線21aに沿って仮想延長
線を引いた場合のこの仮想延長線と、他方のホーニング
21の内側稜線21aとの離間距離Cは0.3mmとさ
れ、ホーニング21の端部21bどうしの間にチゼル2
0が形成されている。
ホーニング21が軸線部で交叉すると、切削加工時の食
付き点が2点できることになり、ドリルか振られ易く欠
けが生じ易くなる。このため、ホニング21の端部21
bどうしを離間させる必要がある。ここで、間隔Cを0
.3mm以下としタノハ、チゼル幅Gを所定以下として
スラスト荷重を軽減するためである。
なお、ホーニング21の端部21bどうしがほぼ接触す
るように溝成しても良いが、この場合においても僅かで
もチゼルが形成されるようにしなければならない。第1
1図は第10図に示すホーニング形状の変更例を示すも
のであり、ホーニング21の端部どうしは互いに接触さ
せられているが、ホーニング21の外側稜線21Cは軸
線0近傍において円弧状をなし、軸線Oにおいて交会さ
せられている。これによって、軸線0部において極めて
僅かではあるがチゼルか形成され、食付きか一点で行わ
れるようになっている。
また、ホーニング形状は、第12図に示すように、外周
側から軸線0側へ向かうにしたがって幅が漸次狭くなる
ようにしても良い。このようなホーニング形状とするこ
とにより、切削速度が速いシンニング刃13aの外周側
におけるチッピングの発生を防lにすることができる。
なお、切刃12が直線状であるため、ホーニング21の
形状のばらつきが少ないことは勿論である。
■チゼル幅GはO〜0.4mmとされている。
チゼル20は被削材を押し分けるように作用するため、
チゼル幅Gが広いとスラスト荷重が増大するとともに、
チゼル20の端部では切削速度が速くなるため、超硬合
金のような脆性材料では欠けが生じ易くなる。したがっ
て、チゼル幅GはOに近い方が良く、0.4mm以下と
することにより、かかる欠点を解消するとともに食付き
安定性を向上させることかできる。
■ ドリル本体10にはねじれ溝11に沿って螺旋状を
なす油室22が形成されている(第5図(ロ)参照)。
このようなドリルでは、再研磨を行っても油室22の位
置が変わらず、常に一定の条件で切削加工を行うことが
できるのは勿論であるが、油室22が螺旋状であるため
ドリルのねじり剛性を損なうことが少ない。このため、
上記ドリルでは、第1図に示す距離Wをドリル直径りの
45%以上として切削抵抗を低減したことと相俟って、
より重切削側での使用が可能となる。
@ねじれ溝11と外周ランド10aとの交叉部、すなわ
ちヒール11bにはねじれ溝11に沿うチャ771面が
形成されている。このチャンファ面は幅がQ、5mm程
度とされている。なお、チャンファ面の代わりに曲率半
径0.5mm程度の丸ホーニング面を形成しても良い。
このようなチャンファ面により、その部分の切屑による
欠けや割れの発生を防止することができる。
■ ドリル本体10の表面にはTiC,TiN、TiC
N5Al、03等のコーティング層が設けられている。
コーティング層により、ドリルの耐熱性および耐摩耗性
を向上させることかできるとともに、上記のようなコー
ティング層は摩擦係数が小さいため、切屑との摩擦抵抗
を軽減することができ、切削トルクやスラスト荷重をさ
らに低減することかできる。
「発明の効果] 以上説明したようにこの発明のドリルでは、切刃の外周
)+jA縁に、この端縁と上記ドリル本体の回転中心と
を結んだ直線と直交する垂線を引いたときに、この垂線
からねじれiMの壁面までの距離の最大値をドリル直径
の45〜65%に設定し、かつ、ドリル本体の軸線と直
交する断面におけるランド幅に対する11力幅の比率を
09〜I 2とし、さらに、芯厚を構成する仮想円柱と
接触ζろねじれ溝の底部周辺の軸線と直交する断面にお
ける曲率半径Rを、ドリル直径をDとしたときに0I5
D≦R≦0.2Dに設定したらのであるから、切屑を強
圧縮することなく無理なくカーリングずろことによって
スラスト荷重や切削トルク等を軽減することができるの
は勿論のこと、切屑詰まり防止することができ、高送り
切削や正切削において折損事故の発生を未然に防止する
ことができ、重切削、高送り切削に使用して極めて汀望
である。
さらに、ドリル本体を耐摩耗性に優れたサーメットによ
り構成することができるから、ドリル寿命を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示r図であっ
て、第1図(イ)はドリルを示す軸線方向先端親図、同
図(ロ)は同図(イ)の変更例を示す軸線方向先端親図
、第2図は第1図の■方向側面図、第3図は第2図のI
II−III線断面図、第4図ないし第12図はその他
の実施例を示すもので、第4図(イ)はドリルを示す軸
線方向先端親図、同図(ロ)は同図(イ)の矢印Aで示
す部分の拡大図、第5図(イ)(ロ)は第4図(イ)の
■方向矢睨図、第6図は第4図(イ)のVl−Vl線断
面図、第7図は第5図(イ)の■方向矢視図、第8図は
第5図(イ)の〜1方向矢視図、第9図および第1O図
はチゼル部分を示す拡大図、第11図Jsよび第12図
は第10図に示すホーニング形状の変更例を示す図、第
13図は従来のドリルを示す軸線方向先端親図、第14
図はその横断面図、第15図は切屑を示す斜視図である
。 lO・・・・・・ドリル本体、11・・・・・・ねじれ
溝、12・・・・・切刃、13a・・・・・シンニング
刃、14・・・・・・交叉部、15・・・・・・先端研
出し面、18・・・ 20 ・ 21a ・ ・すくい面、17・・・・谷線、 第1逃げ面、19・・・・第2逃げ面、・チゼル、21
・・・・・・ホーニング・・内側稜線、21b ・・端
部1 、llJ穴、O・・・・軸線、■7   垂線。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸線回りに回転させられる超硬合金またはサーメ
    ット製のドリル本体の外周にねじれ溝を形成するととも
    に、このねじれ溝の回転方向を向く壁面の先端稜線部に
    切刃を形成し、上記ドリル本体の芯厚をドリル直径の2
    0%〜35%とし、かつ、ドリルの軸線方向先端視にお
    けるねじれ溝の形状を、上記切刃の外周端縁に、この端
    縁と上記軸線とを結んだ直線と直交する垂線を引いたと
    きに、この垂線に対して凹となる形状としたツイストド
    リルにおいて、 上記垂線からねじれ溝の壁面までの距離の最大値をドリ
    ル直径の45%〜65%に設定し、かつ、ドリル本体の
    軸線と直交する断面におけるランド幅に対する溝幅の比
    率を0.9〜1.2とし、さらに、芯厚を構成する仮想
    円柱と接触するねじれ溝の底部周辺の軸線と直交する断
    面における曲率半径Rを、ドリル直径をDとしたときに
    0.15D≦R≦0.2Dに設定したことを特徴とする
    ツイストドリル。
  2. (2)シンニングによって芯厚部に軸線部から外周方向
    へ延びるシンニング刃を形成し、このシンニング刃と前
    記切刃との軸線方向先端視における形状を直線状とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のツイス
    トドリル。
  3. (3)前記シンニング刃と切刃との交叉部の軸線方向先
    端視における形状を円弧状としたことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載のツイストドリル。
  4. (4)前記シンニング刃と切刃との交叉部の曲率半径を
    、ドリル直径の0.05倍〜0.15倍としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第3項に記載のツイストドリル
  5. (5)前記切刃の外周端縁におけるラジアルレーキ角を
    −10°〜−20°としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第2項ないし第4項のいずれかに記載のツイストド
    リル。
  6. (6)前記シンニング刃と切刃との軸線方向先端視にお
    ける延長線どうしの交点をPとしたときに、軸線から交
    点Pまでの長さと交点Pから上記切刃の外周端縁までの
    長さとの比を0.4〜0.7:1に設定したことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項ないし第5項のいずれかに
    記載のツイストドリル。
  7. (7)軸線から切刃の外周端縁へ伸ばした直線に対して
    前記シンニング刃がなす軸線方向先端視における角度を
    20°〜40°に設定したことを特徴とする特許請求の
    範囲第2項ないし第6項のいずれかに記載のツイストド
    リル。
  8. (8)前記ドリル本体の先端面に、逃げ角が7°〜15
    °でかつ平坦な第1逃げ面を切刃に沿って形成し、逃げ
    角が第1逃げ面の逃げ角よりも大きい15°〜25°の
    範囲でかつ平坦な第2逃げ面を上記第1逃げ面に沿って
    形成し、さらに、第1逃げ面と第2逃げ面との交叉稜を
    切刃と平行にしかつ軸線と交叉させたことを特徴とする
    特許請求の範囲第2項ないし第7項のいずれかに記載の
    ツイストドリル。
  9. (9)前記切刃およびシンニング刃にホーニングを形成
    し、軸線近傍における一方のホーニングの内側稜線の仮
    想延長線を引いた場合のこの仮想延長線と、他方のホー
    ニングの内側稜線との離間距離を0〜0.3mmとし、
    かつホーニングの端部どうしの間にチゼルを形成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項ないし第8項のい
    ずれかに記載のツイストドリル。
  10. (10)前記チゼルのチゼル幅を0〜0.4mmとした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載のツイス
    トドリル。
  11. (11)前記シンニング刃のアキシャルレーキ角を0°
    〜−5°に設定したことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項ないし第10項のいずれかに記載のツイストドリル
  12. (12)前記シンニングにより構成される先端研ぎ出し
    面とシンニング刃に沿うすくい面とのなす角度を95°
    〜115°としたことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項ないし第11項のいずれかに記載のツイストドリル。
  13. (13)前記シンニングにより構成される先端研ぎ出し
    面とシンニング刃に沿うすくい面との谷線が軸線と交叉
    してなす角度を30°〜40°としたことを特徴とする
    特許請求の範囲第2項ないし第12項のいずれかに記載
    のツイストドリル
  14. (14)前記切刃外周端縁とねじれ溝のヒール先端縁と
    の軸線方向における距離をドリル直径の0.3〜1.0
    倍としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第13項のいずれかに記載のツイストドリル。
  15. (15)前記ドリル本体にねじれ溝に沿って螺旋状をな
    す油穴を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第14項のいずれかに記載のツイストドリル。
  16. (16)前記ねじれ溝の壁面とドリル本体の外周ランド
    との交叉部に、ねじれ溝に沿うチャンファ面または丸ホ
    ーニング面を形成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第15項のいずれかに記載のツイストドリ
    ル。
  17. (17)前記ドリル本体の表面にTiC、TiN、Ti
    CN等のコーティング層を設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第16項のいずれかに記載のツ
    イストドリル。
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