JPH02122971A

JPH02122971A - プリンタ

Info

Publication number: JPH02122971A
Application number: JP27800488A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Sakai; 博章酒井; Yuji Terajima; 祐二寺島
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-11-02
Filing date: 1988-11-02
Publication date: 1990-05-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野る特長を有しているため、ワープロ及びパソコンのプリ
ンタとして利用されてきており、特にカラー化に遺して
いることから、カラープリンタとしての伸びが期待され
ている。

従来のカラー熱転写プリンターの構成は次のようになっ
ている。インクリボンとして一本のインクリボンの長手
方向に沿って順次イエロー、マゼンタ、シアンの各色の
インクが塗布されたマルチカラーリボンを採用し、この
ようなマルチカラーリボンをキャリッジに搭載している
。そして印字すべき字の色を変更する場合は、印字ヘッ
ドをプラテンから離間した状態でインクリボンを送るこ
とによって印字ヘッドに対向するインクリボンの色を変
更している。そして安価な小形のカラー熱転写プリンタ
ーの場合、インクリボンを送るための専用のモータを持
たず、キャリジの動きによってインクリボンを巻き取る
ようにしたものが一般的である。このようなものは印字
すべき字の色を変更する場合にキャリッジを移動させる
ことによってインクリボンを巻き取っている。

発明が解決しようとする課題しかし上記の構成では幾多の欠点がみられる。

例えばリボンの色を変更するためにはキャリッジを移動
させなければならず、色の変更に時間を要し、また印字
の途中でキャリッジを大きく移動させるため、印字位置
のずれを生じることがあった。このためインクリボンの
巻き取り専用のモータを設けることが考えられるが、所
定以上のトルクが掛かるとモータの力を逃がすトルクリ
ミッタを介してインクリボンを駆動する必要がある。す
ると色の変更の際に、トルクリミッタが動作するためあ
まり高速でインクリボンを巻き取ることができないとい
う問題点があった。

課題を解決するための手段本発明は上記の欠点に鑑み、プラテンに圧接された状態
とプラテンから離間した状態を有する印字ヘッドと、イ
ンクリボン巻き取り軸の負荷トルクが所定値以上の時に
スリップするトルクリミッタと、印字ヘッドがプラテン
から離間した状態の時トルクリミッタを非動作状態にし
、印字ヘッドがプラテンに圧接した状態の時トルクリミ
ッタを動作状態にする状態切替装置を備えたものである
。

作用本発明は上記構成により、印字動作時にはトルクリミッ
タが動作して正常な印字を行うことができ、インクリボ
ンの色替えの時にはトルクリミッタが非動作状態になっ
て高速でインクリボンの巻き取りを行うことができる。

実施例第１図は本発明の一実施例におけるプリンタのキャリッ
ジの斜視図であり、第２図は上面図であり、第３図は部
品の斜視図であり、第４図はキャリッジ機構部の斜視図
である。１はキャリッジシャフト２上を移動可能なキャ
リッジベースで、３は黒リボンカセット、４はカラーマ
ルチリボンカセットでカセットホルダー５に搭載されて
いる。カセットホルダー５はキャリッジベース１に対し
てクランク６によって上下方向（Ｚ方向）に移動可能で
ある。クランク６はリフトカム７の駆動力を受けて回動
する。８はリボンカセット４内に位置するインクリボン
、９は記録紙、１０はプラテンである。１１はサーマル
ヘッドであり、キャリッジベース１に取り付けられ、キ
ャリッジシャフト２を軸に回動可能で記録紙９にインク
リボン８を押し付けた状態と、解除した状態の２つの状
態を持つ。

１２はパルスモータ１３のシャフトに取り付けられたピ
ニオンギヤ、１４は太陽ギヤであり、ピニオンギヤ１２
＆噛み合っている。また太陽ギヤ１４は小ギヤを有して
おり、小ギア１４は遊星ギア１６と噛み合っている。遊
星ギア１６は太陽ギア１４の中心軸を中心に揺動自在で
ある。また遊星ギア１６の下面に一体に小ギアが設けら
れている。そしてその小ギアはリセットギア１７と噛み
合っている。リセットギア１７は遊星ギア１６の下面の
小ギアと噛み合う位置に設けられ、リセットギア１７の
下部にリセットギア１７と一体に欠は歯ギア１８が設け
られている。またリセットギア１７はリセットスプリン
グ１９によって常に回転始端に付勢されている。２０は
へラドカムであり、ヘッドカムギア２１と一体に設けら
れている。またへラドカムギア２１は欠は歯ギア１８と
噛み合う位置に設けられている。２２はリフトカムギア
であり、リフトカム７と一体であり、ヘッドカムギア２
１と噛み合う位置に設けられている。２３はヘッド押圧
レバーであり、ギヤリッジベース１に突設されたボス２
４を中心に回動自在であって、ヘッド抑圧スプリング２
５によってプラテン個に付勢されている。２６はロック
レバ−であり、キャリッジベース１に突設されたボス２
７を中心に回動自在であって、レバースプリング２８に
よって時計回り方向に付勢されている。

２９はリボンロックギアであり、ロックレバ−２６に回
転自在に取り付けられている。

３０はリボン巻き取り子であり、キャリッジベース１に
突設されたシャフト３１に回動自在に取り付けられ、下
端に一体にギア３２を有している。３３はリボン巻き取
りギアであり、リボン巻き取り子３０上に回転自在に取
り付けられている。３４は環状のフェルト板であり、ギ
ア３２とリボン巻き取りギア３３の間に挟まれている。

３５はスプリングであり、リボン巻き取りギア３３をフ
ェルト板３４に押し付けている。そしてギア３２とリボ
ン巻き取りギア３３はそれぞれ同じ形状であり、それぞ
れリボンロックギア２９と動じに噛み合い可能である。

もちろんここには図示していないがキャリッジベース１
をＸ方向に駆動する駆動機構がある。

以上のように構成されたプリンタについて、以下その動
作を説明する。

印字動作をする場合は次のように動作する。先ずパルス
モータ１３が左方向に回転すると、ピニオンギヤ１２と
噛み合っている太陽ギヤ１３が右方向に回転し、太陽ギ
ヤ１３の小ギヤ１５に噛み合っている遊星ギア１６は左
方向のモーメントを受ける。これによって摺動抵抗によ
って遊星ギア１６は矢印す方向に力を受け、遊星ギア１
６の下面に設けられたギアはリセットギア１７と噛み合
う。リセットギア１７と一体になった欠は歯ギア１８は
へラドカムギア２１と噛み合い、ヘッドカム２０回転さ
せてヘッド押圧レバー２３をプラテン１０の方に回転移
動させる。するとヘッド押圧レバー２３はロックレバ−
２６をボス２７を回動輪として左方向に回転させ、ロッ
クレバ−２６に取り付けられたリボンロックギヤ２９は
ギヤ３２およびリボン巻き取りギア３３から離れる。こ
の状態でパルスモータ１３が右方向に回転すると、ピニ
オンギヤ１２と噛み合っている太陽ギヤ１３が左方向に
回転し、太陽ギヤ１３の小ギヤ１５に噛み合っている遊
星ギア１６は右方向のモーメントを受ける。これによっ
て摺動抵抗によって遊星ギア１６は矢印ａ方向に力を受
け、遊星ギア１６の下面に設けられたギアはリボン巻き
取りギア１７と噛み合う。リボン巻き取りギア３３の回
転力はフェルト板３４を介してリボン巻き取り子３０に
伝えられる。インクリボン８はサーマルへラド１１によ
って記録紙９に押し付けられており、キャリッジベース
１の移動した量だけ送られる。よってリボン巻き取り子
３０とギア３２の間にスリップが生じる。

インクリボンの色替えを行う場合は次のように動作する
。先ずインクリボンカセットを黒リボンカセット３から
カラーマルチリボンカセット４に替えた後、所望の色で
印字を行う場合について説明をする。

先ずパルスモータ１３が左方向に回転すると、ピニオン
ギヤ１２と噛み合っている太陽ギヤ１３が右方向に回転
し、太陽ギヤ１３の小ギヤ１５に噛み合っている遊星ギ
ア１６は左方向のモーメントを受ける。これによって摺
動抵抗によって遊星ギア１６は矢印す方向に力を受け、
遊星ギア１６の下面に設けられたギアはリセットギア１
７と噛み合う。リセットギア１７と一体になった欠は歯
ギア１８はへラドカムギア２１と噛み合い、ヘッドカム
２０回転させてヘッド押圧レバー２３をプラテン１０か
ら離れる方に回転移動させる。するとヘッド押圧レバー
２３はロックレバ−２６をポス２７を回動軸として右方
向に回転させ、ロックレバ−２６に取り付けられたリボ
ンロックギヤ２９はギヤ３２およびリボン巻き取りギア
３３と噛み合う。この状態でさらにパルスモータ１３を
同方向に回転させると、リフトカム７が回転し、カセッ
トホルダ５が上昇してサーマルヘッド１１の発熱部とカ
ラーマルチリボンカセット４のインクリボンとが対向す
る。この状態でパルスモータ１３が右方向に回転すると
、ピニオンギヤ１２と噛み合っている太陽ギヤ１３が左
方向に回転し、太陽ギヤ１３の小ギヤ１５に噛み合って
いる遊星ギア１６は右方向のモーメントを受ける。これ
によって摺動抵抗によって遊星ギア１６は矢印ａ方向に
力を受け、遊星ギア１６の下面に設けられたギアはリボ
ン巻き取りギア１７と噛み合う。この状態でパルスモー
タ１３を同方向に高速で回転させ、所望の色部分をサー
マルヘッド１１と対向させる。この時リボン巻き取りギ
ア３３とギア３２はそれぞれリボンロックギア２９と噛
み合っているため、高速で回転させても両者の間にスリ
ップは生じない。所望の色部分をサーマルヘッド１１と
対向させた後、上記の方法によって印字を行う。

発明の効果本発明は、プラテンに圧接された状態とプラテンから離
間した状態を有する印字ヘッドと、インクリボン巻き取
り軸の負荷トルクが所定値以上の時にスリップするトル
クリミッタと、印字ヘッドがプラテンから離間した状態
でトルクリミッタを非動作状態にし、印字ヘッドがプラ
テンに圧接した状態でトルクリミッタを動作状態にする
状態切替装置を備えたものであり、印字動作時にはトル
クリミッタが動作して正常な印字を行うことができ、イ
ンクリボンの色替えの時にはトルクリミッタが非動作状
態になって高速でインクリボンの巻き取りを行うことが
できる。よって１つの印字文書中に複数の色を用いて印
字を行う場合に、文書の印字に要する時間が大幅に短縮
される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるプリンタのキャリッ
ジの部分の斜視図、第２図は同上面図、第３図は同要部
側断面図である。１・・・キャリッジベース　２・・・キャリッジシャフ
ト３・・・黒リボンカセット４・・・カラーマルチリボンカセット５・・・カセットホルダー　　　　　　６・・・クラン
ク７・・・リフトカム　８・・・インクリボン　９・・
・記録紙１０・・・プラテン　　　　　１１・・・サー
マルヘッド１２・・・ピニオンギヤ　　　　１３・・・
パルスモータ１４・・・太陽ギヤ　　　　　　　　１６
・・・遊星ギア１７・・・リセットギア　　　　　１８
・・・欠は歯ギア１９・・・リセットスプリング　　２
０・・・ヘッドカム２１・・・ヘッドカムギア２２・・・リフトカムギア　２３・・・ヘッド押圧レバ
ー２４・・・ボス　　　　２５・・・ヘッド押圧スプリ
ング２６・・・ロックレバ−２７・・・ボス２８・・・
レバースプリング２９・・・リボンロックギア３０・・・リボン巻き取り子　　　　３１・・・シャフ
ト３２・・・ギア　　　　　３３・・・リボン巻き取り
ギア３４・・・フェルト板代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１基筒図第図

Claims

【特許請求の範囲】

プラテンに圧接された状態とプラテンから離間した状態
を有する印字ヘッドと、インクリボン巻き取り軸をキャ
リッジに設け、前記インクリボン巻き取り軸を駆動する
駆動モータと前記インクリボン巻き取り軸の間を負荷ト
ルクが所定値以上の時にスリップするトルクリミッタを
介して連結し、前記印字ヘッドがプラテンから離間した
状態で前記トルクリミッタを非動作状態にするとともに
前記印字ヘッドがプラテンに圧接した状態で前記トルク
リミッタを動作状態にする状態切替装置を設けたことを
特徴とするプリンタ。