JPH02122682A - 超格子素子の製造方法 - Google Patents

超格子素子の製造方法

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JPH02122682A
JPH02122682A JP27451588A JP27451588A JPH02122682A JP H02122682 A JPH02122682 A JP H02122682A JP 27451588 A JP27451588 A JP 27451588A JP 27451588 A JP27451588 A JP 27451588A JP H02122682 A JPH02122682 A JP H02122682A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、閉じ込められた電子または正孔の自由度が1
次元となるような超格子素子及びその製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
半導体素子では能動層中にある電子あるいは正孔の運動
の自由度(次元数)は、その素子の特性に大きく影響す
る0例えば、半導体レーザの発振闇値電流密度と活性層
に閉じ込められた電子または正孔の次元数との関係が浅
田氏らによって計算され報告(IEEE Journa
l of Quantum Elecotrnics。
Vol QE−221915(1986) ) されて
いる。それによると、電子または正孔の自由度が3次元
に広がっている通常のレーザでは、計算例が105OA
/cm”であるのに対して2次元電子を活性層にもつレ
ーザでは380A/cn”、1次元電子を活性層にもつ
レーザでは140A/cm”、O次元電子を活性層にも
つレーザでは45A/cm”と予想され、次元数の低下
に伴い特性が向上している。このような特性の向上は状
態密度関数の変調によるところが大きい。
第5図(a)〜(d)はこの状態密度関数を模式的に示
した説明図である。同図(a)〜(d)は、それぞれ3
次元、2次元、1次元、0次元に対応し、横軸に矢印で
示したレーザ発振エネルギーにおける状態密度関数の形
状が重要な働きを行なう。即ぢ、3次元の場合に比べて
2次元の場合は、発振エネルギーでの状態密度関数が階
段状に急峻に増加している。1次元の場合はさらに状態
密度関数が急峻となり、0次元ではデルタ関数状になる
。超格子素子の狙いの1つは、このような次元数の低下
によってもたらされる状態密度関数の変調に伴う特性の
向上にある。
従来技術の超格子素子の最も一般的な構造は、2種類の
半導体層の交互層からなる層状構造をしており、一方の
半導体に閉じ込められた電子または正孔は2次元の自由
度を有している。そして、この構造の交互層の一方の厚
さは、電子または正孔を2次元状態に閉じ込めるため、
電子または正孔のド・ブロイ波長と同程度かそれ以下に
することが必要である。これを実現するための技術とし
て、膜厚制御性に優れた分子線エピタキシー法あるいは
有機金属気相成長法が用いられており、1mA以下の闇
値電流の半導体レーザが実現されている。
そして、電子または正孔の自由度を1次元に限定すれば
さらに特性の向上が期待され、これを実現する構造を量
子細線構造という。従来技術による量子細線構造の製作
方法は大別して3つに分けられる。
まず、第の1方法は、あらかじめ上記の層状構造を製作
してその断面部分を露出させ、そこにゲート電極を形成
して1次元電子を誘起するものである。
第2の方法は、福井氏らにより報告Uournalof
 Vacuum 5cience and Techn
ology、 Vol B5)されている縦型超格子を
利用し、これを層状構造の一部に造り込むものである。
第3の方法は、従来技術では最も一般的な方法であって
、電子ビーム描画あるいは集束イオンビーム注入により
基板上に細線パターンを形成し、エツチング、再成長、
超格子の混晶化等の処理を組み合わせて量子細線構造を
得るものである。
第6図はこの第3の方法を用いて製作した超格子素子の
断面図である。まず、基板61の上面にA I X G
 a I−X A s層62、GaAs層63、および
A#1 Ga+−x As層64の順に成長する。
そして、この層状構造を電子ビームリソグラフィ及び反
応性イオンエツチングにより1100n以下の幅にリッ
ジ加工し、最後にAI!x Ga1−x As層65に
より埋め込み再成長を行なっている。これにより、各A
lx Ga+−x As層62.64、65に囲まれた
GaAs層63 (量子細線)を形成することができる
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記構成の従来の超格子素子は、以下に述
べるような欠点があった。
第1の方法は、電界効果トランジスタのような基板表面
に能動層を有する素子には適するが、半導体レーザのよ
うに活性層が埋め込まれた構造の素子には適さないとい
う欠点がある。
第2の方法は、成長法が有機金属気相成長法に限られ、
また、ドーピングが困難であるという欠点がある。
第3の方法は、電子ビームのゆらぎ、イオンビームのゆ
らぎ、及びレジスト現像、エツチングプロセス、熱処理
混晶化等における統計的ゆらぎにより、量子細線の幅が
ゆらいでしまうという欠点がある。このゆらぎは、従来
技術では±3nm以下におさえることは困難であり、量
子細線構造により形成された鋭い状態密度関数をぼかす
ことになり、量子細線の利点そのものを相殺する結果と
なっていた。
本発明は上記の欠点を解決するためになされたもので、
量子細線の幅のゆらぎの極めて少ない量子細線構造を得
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による超格子素子は、半導体基板の上面に形成し
たバッファ層と、このバッファ層の上面に形成した第1
のクラッド層と、この第1のクラフト層の上面に少なく
とも2種類以上の半導体層の交互層からなり斜側面に鋸
歯状段差部を有する超格子層と、この超格子層の鋸歯状
段差部に形成した半導体細線と、この半導体細線を含む
超格子層の上面に形成した半導体層と、この半導体層の
上面に形成した第2のクラッド層と、この第2のクラッ
ド層の上面に形成したキャップ層とを備えている。
また、上記半導体細線を半導体レーザの活性層としてい
る。
また、本発明による超格子素子の製造方法は、半導体基
板の上面にバッファ層を形成する工程と、このバッファ
層の上面に第1のクラッド層を形成する工程と、この第
1のクラッド層の上面に少なくとも2種類以上の半導体
の交互層からなる超格子層を形成する工程と、この超格
子層をエツチングプロセスまたは選択成長により斜側面
を形成する工程と、この超格子層の斜側面に鋸歯状の段
差部を形成する工程と、この鋸歯状の段差部に分子線エ
ピタキシー法を用いて半導体細線を堆積する工程と、こ
の半導体細線含む超格子層の上面に半導体層を形成する
工程と、この半導体層の上面に第2のクラフト層を形成
する工程と、この第2のクラッド層の上面にキャップ層
を形成する工程とを有している。
また、上記の超格子素子の製造方法において、半導体細
線の堆積工程の代わりに鋸歯状の段差部にイオン注入し
て熱処理する工程としている。
また、上記の超格子素子の製造方法において、半導体層
を形成する方法として有機金属気相成長法またはマイグ
レーションエンハンストエピタキシー法を用いている。
〔作 用〕
鋸歯状の段差部に断面寸法が極めて−様な量子細線を高
密度に形成する。
〔実施例〕
大旌炭上 以下、本発明の実施例について図に従って説明する。第
1図(a)、  (b)は本発明に係る第1の実施例を
示した超格子素子の断面図である。ここで、同図(b)
は同図(a)のA部の拡大構造を示している。図におい
て、1はn型GaAs基板、2はバッファ層、6はn型
Alo、a Gao、bAsクラッド層、7はn型AI
t、、、Ga、、、As層11、アンドープA16.+
 Gao、w As層12、及びGaAs量子細vA1
6からなる超格子層、8はp型AlGaAsクラッド層
、9はP−GaAsキャンプ層、30はp型電極層、3
1はn型電極層である。また、17は半導体層にあたる
アンドープAlo、g Gao、s As層、18はp
型Alo、zGao、sAs層、19はp型Alo、4
Gao、h As層である。
次に、第2図(a)〜(d)は第1図における超格子素
子の製造工程を示した要部断面図である。
まず、GaAs基板1上にn型GaAs又はGaAs−
AlGaAsのバッファー2層を成長させる。その後、
分子線エピタキシーまたは有機金属気相成長法によりn
型A j! o、a G a o、6 A sクラッド
層6を2μm成長させ、次に5層mのアンドープAjt
o、+ Gao、* As1i12と25層mのn型A
!。、4 Ga61A3層11との交互層よりなる超格
子N7を0.1〜1μm成長させる。そして、次に述べ
るエツチングプロセスの保護層として、0.1〜0.5
μmのGaAs層10を成長させる。
次に、この基板をフォトリソプロセス及びエツチングプ
ロセスにより、同図(a)の図中に破線Aで示した形状
に加工し、超格子層7の断面がメサの側面(斜側面)に
現れる構造を形成する。そして、フン酸系エッチャント
によりn型A1゜、4Ga(1,6層8層11のみを選
択エツチングして、同図(b)に拡大して示したように
、メサ側面に鋸歯状の段差を形成する。なお、GaAs
層10はこの工程で全て除去される。この工程の後、同
図(C)に示すように、分子線エピタキシー法により矢
印14で示した方向から飛来するGa分子線及び矢印1
4又は15で示した方向から飛来するAs分子線を用い
、アンドープA1゜1Ga0.。
As1i12のせりだし部、即ち段差部12aをマスク
としてGaAs量子細線16を成長きせる。その後、同
図(c)と同様に、矢印15で示した方向から飛来する
GaおよびAffi分子線及び矢印14または15で示
した方向から飛来するAs分子線を用いた分子線エピタ
キシー法、または堀越氏らにより報告(Jpn、 J、
 Appl、 Phys、 Vol、25 L86B(
1986) )されているマイグレイジョンエンハンス
トエビタキシー法(MEE法)、または有機金属気相成
長法(MOCVD法)により、同図(c)に示すように
アンドープA1゜、、Gao1As層17を形成する。
続いて、p型A16.z Gao、eAsAlB12p
型Af6.、Ga、、hAsAlB19長させる。ここ
で、MEE法及びMOCVD法では、結晶成長に寄与す
る原子または分子の成長表面での移動度が大きいために
、凹凸の著しい面への成長であるアンドープAlo、t
 Gao1As層17の成長において、高品質の層を得
やすいという利点がある。この後、図示していないが超
格子層7の上面にp型Aj!GaAsクラフト層8及び
P−GaAsキャップ層9を形成すると共に、p復電極
層30及びn型電極層31を形成する。
さて、p及びn型電極層30.31から注入させた正孔
及び電子は、アンドープAj!o、g Gao、sAs
As層中7中め込まれたGaAs量子細線16によるポ
テンシャル井戸中で再結合発光を行なう。
そして、この光は周囲のクラッド層より屈折率の小さい
アンドープA’o、z Gao、s A s層17及び
p型Alo、t Gao、a As層18に閉じ込めら
れ、レーザ発光をおこなう。
本実施例は、量子井戸細線の最も重要なパラメータであ
るGaAs量子細線16の断面の寸法を正確に決定する
ことができる。即ち、分子線エピタキシー法における各
分子線は真空中を直進するため、堆積量はGaAsの場
合、Ga分子線の供給量により決められる。従って、G
aAs量子細線16の幅はメサの角度、超格子層7の周
期、Ga分子線14の入射角度により決定され、GaA
s量子細線16高さは、第2図(c)に示す矢印14か
らのGa分子線の供給量により決められる。そして、G
aAs量子細線16の高さと超格子層7の周期は、1原
子層の精度で制御することができる。
また、メサの角度は、低指数面のファセットを利用する
ことにより、正確に制御することが可能である。さらに
、第6図におけるGaAs層63(量子細線)が基板面
内に平面的に並べられた構造であるのに対して、本実施
例では立体的に配置されるため、活性層内での細線密度
が高められるという利点もある。
これらの結果から明らかなように本実施例では、量子細
線の量子化準位を決定する細線の寸法のゆらぎが極めて
小さく、且つレーザの活性層全域にわたって一様である
ため、量子細線の特徴である低閾値のレーザを実現する
ことができる。
なお、アンドープA 16. I G a o、q A
 3層12に閉じ込められる2次元電子及び正孔の量子
準位エネルギーが、GaA3量子細線16に閉じ込めら
れる1次元電子及び正孔の量子準位エネルギーより大き
ければ、アンドープA l 、、 、 G a 00g
 、A s層12はGaAs層により置き換えてもよい
裏膳±1 本発明の第2の実施例は、第1の実施例において形成し
た第2図(a)の破線Aで示した形状の代わりに、第3
図に示す構造を浅井氏らにより報告(Appl、 Ph
ys、 Lett、51 No、91518 (198
7) )されている有機金属気相成長法により形成し、
以機箱1の実施例と同様の工程を実施するものである。
第3図の構造は、(100)GaAs基板上に成長させ
たn型A 1 o、a G a o、6 A s層20
の表面の(110)の方向にS i 02ストライプ2
1を形成し、第2図(a)の超格子層7に相当する超格
子層22を成長させるものである。ここで、有機金属気
相成長法によればsta!ストライプ21の上には結晶
は成長しないため、成長条件を適当に設定することによ
り、(111)面ファセット成長をさせ得るので、第3
図に示した構造を得ることができる。なお、以後の工程
であるMBB成長では、Sin、ストライプ21の上に
おいて成長初期に多結晶層が成長するが、ストライブ幅
を狭くしておくことにより引き続(成長において周囲の
単結晶層が優勢となり、単結晶で覆われるので問題はな
い。
大立医主 本発明の第3の実施例は、第1及び第2の実施例におい
て超格子層7もしくは22を構成するn型A 111.
4 G a o、6 A 9層11の代わりにGaA3
層を成長させたものである。そして、メサエッチングの
工程の後、アンモニアと過酸化水素水の混合液によりG
aAs層を選択的にエツチングし、アンドープAl。、
、Gao、e As層12をマスクとして鋸歯状の段差
を形成する。次に、GaAs量子細線16の代わりにI
nを添加したI ng G a l−XAsとしている
。この場合、InAsの組成Xは、量子細線からの発光
が超格子層7もしくは22に吸収されないような値に設
定しておく必要がある。
裏施五土 本発明の第4の実施例は、第1及び第2の実施例におい
て超格子層7もしくは22を構成するアンドープk16
.+ Gao、* As層12の代わりにA 1 o、
a G a O,A A 8層を、さらにn型A It
 o、aGa@、6As層11の代わりにn型A 1.
、 、 G a 、、 。
As層を成長させたものである。そして、メサエッチン
グの工程の後、分子線エピタキシー装置に試料を装填し
、As分子線を供給しながら熱処理を行ない、n型A1
6.+ Gao、q A!i層を選択的にエツチングす
る。これにより、上記のAlo、4GaO,&A!1層
をマスクとして鋸歯状の段差を形成している。ここで、
AI!、Ga1−x As層上への再成長は、Aj!A
sの組成比Xが大きいと酸化のために良質なエピタキシ
ャル層が得にくいといわれているが、本実施例では選択
エツチングを超高真空中で行なっているため、この問題
を回避することができ、高品質の量子細線16を得るこ
とができる。
1韮1b工 本発明の第5の実施例は、第3の実施例においてGaA
s層の選択エツチングの方法代わりとして、実施例4に
示した分子線エピタキシー装置内での熱処理を用いるも
のである。
大籐A工 第4図は本発明に係る第6の実施例を示した超格子素子
の一部断面図である。ここでは、第1の実施例における
第2図(d)と同様に鋸歯状の構造を示している。20
nmのp型GaAs層24と3Qnmのp型A11o、
a Ga6,6 As層23の交互層からなる超格子を
成長させ、その後、第1の実施例の方法により、鋸歯状
の段差を形成する。
次に、矢印27で示す方向から10〜20kVのSiイ
オンを注入しGaAs層24の一部25をn型の伝導型
に改質する。そして、p型GaAs層26を成長するこ
とによりn型caAslB&’iがp型GaAs層によ
り囲まれた構造が形成される。
本実施例では、正孔はp型領域24及び26に広がり、
細線構造の内部には閉じ込められないが電子はn型の細
線25に閉じ込められ1次元電子としての応用が期待さ
れている。
このように本実施例における超格子素子は、断面寸法が
極めて−様な量子細線を高密度に形成することができる
ので、超格子素子の特性を飛躍的に改善することができ
る。
なお、上記実施例では、成膜の材料として主にGaAs
  AlXGa+−XAs系を用いた場合を説明したが
、InP  T rlx Ga+−x ASy P+−
y系、GaAs−1nx Ga、、As系、および、I
 nXGa、−XAs−Aj!、Ga+−y As系な
どの他の材料の組み合わせを用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、断面寸法が極めて−様な
量子細線を高密度に形成することができるので、下記の
ような優れた効果を有する。
(1)闇値電流の極めて低い量子井戸レーザを実現する
ことができる。
(2)変調帯域幅が広くスペクトル線幅の狭いレーザを
得ることができる。
(3)移動度が極めて高いチャネル層を有するFET素
子が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、  (b)は本発明の第1の実施例を示
す超格子素子の断面図、第2図(a)〜(d)は超格子
素子の製造工程を示す要部断面図、第3図は本発明の第
2の実施例を示す超格子素子の要部断面図、第4図は本
発明の第6の実施例を示す超格子素子の要部断面図、第
5図(a)〜(d)は状態密度関数を模式的に示した説
明図、第6図は従来の超格子素子の断面図である。 1・・・n型GaAs基板、2・・・バッファ層、6−
・−n型Alo、a Gaa、6Asクラッド層、7・
・・超格子層、8・・・、、Aj!GaASクラッド層
、11・=n型A16.a Gao、bAs層、12−
・−アンドープAj2o、+ Gao、qAs層、16
・・・GaAs量子細線、17・・・アンドープA 1
6.t G a o、e A 3層。 特許出願人 日本電信電話株式会社 第 図 (Q) (b) 第 図 (a) Δ 第 図 第 図 第 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板の上面に形成したバッファ層と、この
    バッファ層の上面に形成した第1のクラッド層と、 この第1のクラッド層の上面に形成した少なくとも2種
    類以上の半導体層の交互層からなり斜側面に鋸歯状段差
    部を有する超格子層と、 この超格子層の鋸歯状段差部に形成した半導体細線と、 この半導体細線を含む前記超格子層の上面に形成した半
    導体層と、 この半導体層の上面に形成した第2のクラッド層と、 この第2のクラッド層の上面に形成したキャップ層とを
    備えたことを特徴とする超格子素子。
  2. (2)請求項1において半導体細線を半導体レーザの活
    性層としたことを特徴とする超格子素子。
  3. (3)半導体基板の上面にバッファ層を形成する工程と
    、 このバッファ層の上面に第1のクラッド層を形成する工
    程と、 この第1のクラッド層の上面に少なくとも2種類以上の
    半導体の交互層からなる超格子層を形成する工程と、 この超格子層をエッチングプロセスまたは選択成長によ
    り斜側面を形成する工程と、 この超格子層の斜側面に鋸歯状の段差部を形成する工程
    と、 この鋸歯状の段差部に分子線エピタキシー法を用いて半
    導体細線を堆積する工程と、 この半導体細線含む前記超格子層の上面に半導体層を形
    成する工程と、 この半導体層の上面に第2のクラッド層を形成する工程
    と、 この第2のクラッド層の上面にキャップ層を形成する工
    程とを有することを特徴とする超格子素子の製造方法。
  4. (4)請求項3において半導体細線の堆積工程の代わり
    に、鋸歯状の段差部にイオン注入して熱処理する工程と
    することを特徴とする超格子素子の製造方法。
  5. (5)請求項3または請求項4において半導体層を形成
    する方法として有機金属気相成長法またはマイグレーシ
    ョンエンハンストエピタキシー法を用いたことを特徴と
    する超格子素子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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