JPH02122482A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンピュータの外部記憶装置として用いられ
るハードディスク等のディスクドライブ装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明はディスクドライブ装置に関し、各トラックに設
けられるセクターの数がゾーンごとに異なっている場合
に、外部位置センサーを用いて良好なトラックのシーク
を行えるようにしたものである。

〔従来の技術〕

コンピュータの外部記憶装置としてハードディスク等の
ディスクドライブ装置が用いられている。

このような装置においてデータの記録はディスク上に同
心円に描かれるトラックに対して行なわれると共に、こ
のトラックに所定数のセクターが規定され、このセクタ
ーごとに記録・再生が行われるようになっている。そこ
で記録・再生を行う場合には、コンピュータから指定さ
れたトラックがシークされ、そのトラック中の指定され
たセクターに記録・再生が行われる。

ところで従来のディスク上のトラック・セクターの構成
は、例えば第２図に示すように各トラックのセクター数
が最内周から最外周まで一定数に規定されており、さら
にセクターの記録位置が放射状に並べられるようになっ
ている。そして上述のトラックシークを行う場合には、
例えば放射状に設けられる各セクターの境界部に４ビツ
ト（００〜１５）のサーボアドレスを順次繰り返し設け
ておき、シーク時ヘッドの移動速度が１セクタ一分の回
転角で１６１−ラック以上にならないようにすることに
より、間欠に読出されるサーボアドレスとヘッドの移動
位置から所望のトラックを検出できるようにしていた。

［発明が解決しようとする課題］ ところが上述の装置において、ディスク上のトラックの
長さは最内周と最外周とで２倍程度変化されている。こ
れに対してセクター数を最内周から最外周まで一定数に
規定し、記憶容量を一定にすることは、最外周のトラッ
クで記録密度が低く無駄が生じていた。

そこでディスクの記録面をトラックの半径位置により複
数のゾーンに分割し、このゾーンごとに各トラックに設
けられるセクターの数を外側で多く内側で少なくなるよ
うに規定したゾーンレコーディングが提案された。これ
によれはディスク全体の記憶容量を略２倍に増加させる
ことができる。

しかしながらこのようなゾーンレコーディングを実施し
た場合に、ゾーンごとにセクターの境界位置が不揃いに
なり、従って上述のサーボアドレスを用いるトラックシ
ークの実行は不可能になった。

これに対して従来は、ディスクを複数枚積層して使用し
ている場合に、任意のディスクの一面をサーボ専用の信
号面としてこの面からの再生信号を用いてトラックシー
ク等を行うことが考えられているが、そのためにはディ
スクの一面をデータの記録・再生に用いられないことに
なり、上述のゾーンレコーディングによる記憶容量の増
加の方針に反することになってしまう。

この出願はこのような点に鑑みてなされたものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、記録面がトラックの半径位置により複数のゾ
ーンに分割されこのゾーンごとに各上記トラックに設け
られるセクターの数が外側で多く内側で少なくなるよう
に規定されたディスク（１）が設けられ、外部位置セン
サー（スケーラ（８）、光センサ００））によりヘッド
アーム（４）の位置を検出する手段を有し、このセンサ
ー出力により所望の上記トラックのシークを行う（制御
回路（Ｉ＋））ようにしたディスクドライブ装置である
。

〔作用〕

これによれば、外部位置センサーを用いてトラックのシ
ークを行うことにより、ゾーンレコーディングによって
セクターの境界位置が不揃いの場合にも安定かつ良好な
シークを行うことができる。

〔実施例〕

第１図において、（１）はハードディスクであって、こ
・のディスク（１）は記録面がトラックの半径位置によ
り複数のゾーンに分割され、このゾーンごとに各トラッ
クに設けられるセクターの数が外側で多（、内側で少な
くなるように規定されると共に、最外周及び最内周にそ
れぞれ所定数、例えば４本ずつのサーボトラックが設け
られている。

さらにディスク（１）はスピンドル（２）によって高速
回転されている。このディスク（１）の記録面に対向し
てヘッド（３）が設けられ、このヘッド（３）はへラド
アーム（４）に取付けられると共に、このヘッドアーム
（４）はその中間が回動軸（５）にて軸支され、他端が
ボイスコイルモータ（６）によって駆動されてヘッド（
３）がディスク（１）の半径方向の所望位置に移動され
る。なおボイスコイルモータ（６）はケース（図示せず
）等に固定配置された永久磁石及びヨーク等のステータ
部（６ａ）とヘッドアーム（４）の他端に設けられた駆
動コイル（６ｂ）とによって構成される。

またへラドアーム（４）と一体に駆動される第２のアー
ム（７）が設けられ、このアーム（７）の他端に位置検
出用のスケーラ（８）が設けられる。さらにケース等に
固定配置されて回路基板（９）が設けられ、この基板（
９）上のスケーラ（８）に対応する位置に光センサθ０
）が設けられる。この光センサ００）及びスケーラ（８
）によって、ヘッド（３）のトラック位置に対応した検
出信号が形成される。

この光センサＱＯ）からの検出信号が基板（９）上の制
御回路（ＩＩ）に供給される。また外部のコンピュータ
（図示せず）等からの目的のトラック位置を示す信号が
入出カケ−プル面を通じて回路基板（９）上の制御回路
（１１）に供給される。そしてこの制御回路（１０から
の制御信号がフレキシブルケーブル０３）を通じて駆動
コイル（６ｂ）に供給される。

これによってこの装置において、外部のコンピュータ等
から示された目的のトラック位置にヘッド（３）が移動
されると共に、そのトラック位置に光センサ００）で検
出されこの検出信号がフィードバックされて、ヘッド（
３）の所望のトラック位置への位置決めが行われる。

このヘッド（３）の位置決めされた状態で、ヘッド（３
）で再生された信号がフレキシブルケーブル圓を介して
回路基板（９）に供給され、入出カケ−プル０２）を通
じて外部のコンピュータ等に出力される。また入出カケ
−プルθりを通じて供給された信号が回路基板（９）か
らフレキシブルケーブル圓を介してヘッド（３）に供給
され記録が行われる。このようにしてコンピュータ等の
信号がハードディスク（１）に記録・再生される。

従ってこの装置において、上述のようなゾーンレコーデ
ィングが行われている場合には、仮にセクターの境界部
にサーボアドレスが設けられていても、シーク中にゾー
ンを越えてしまうと同じ回転角で次の境界に達しない場
合があり、シークが不能になってしまう。

これに対して上述の装置では、スケーラ（８）と光セン
サ００）からなる外部位置センサーが設けられており、
これによって検出された位置信号を用いて制御回路（Ｉ
Ｉ）にてシークが行われるので、ゾーンによってセンタ
ーの数が異っていても、容易かつ安定にトラックシーク
を行うことができる。

なおスケーラ（８）及び光センサ００）による位置検出
はトラック単位の分解能を持つことが可能であり、また
ディスク（１）の最外周及び織内周に所定のサーボトラ
ックを設けて、シークの開始時にこれらのサーボトラッ
クから記録面上のオフセット量を検出して補正を行うこ
とによって、極めて正確なシークを行うことができるも
のである。

こうして上述の装置によれば、外部位置センサーを用い
てトラックのシークを行うことにより、ゾーンレコーデ
ィングによってセクターの境界位置が不揃いの場合にも
安定かつ良好なシークを行うことができるものである。

なお、上述の装置において、外部位置センサーとしてス
ケーラ（８）と光センサ００）による光学式手段を用い
たが、これはいわゆる磁気スケールと磁気センサを用い
る電磁式手段でもよい。

〔発明の効果］ この発明によれば、外部位置センサーを用いてトラック
のシークを行うことにより、ゾーンレコーディングによ
ってセクターの境界位置が不揃いの場合にも安定かつ良
好なシークを行うことができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一例の構成図、第２図は従来の技術の
説明のための図である。 （１）はディスク、（２）はスピンドル、（３）はヘッ
ド、（４）はへラドアーム、（５）は回動軸、（６）は
ボイスコイルモータ、（７）は第２のアーム、（８）は
スケーラ、（９）は回路基板、θωは光センサ、（１１
）は制御回路、θ２）は入出カケ−プル、（１３）０４
）はフレキシブルケーブルである。 代 理 人 伊 藤 貞 同 松 隈 秀 盛 寅珀ｆｌｉＵｎ構成図 第１図 説　８月　図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 記録面がトラックの半径位置により複数のゾーンに分割
   されこのゾーンごとに各上記トラックに設けられるセク
   ターの数が外側で多く内側で少なくなるように規定され
   たディスクが設けられ、外部位置センサーによりヘッド
   アームの位置を検出する手段を有し、 このセンサー出力により所望の上記トラックのシークを
   行うようにしたディスクドライブ装置。