JPH02122229A - 回転トルク軸及びその製造方法 - Google Patents
回転トルク軸及びその製造方法Info
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- JPH02122229A JPH02122229A JP63275464A JP27546488A JPH02122229A JP H02122229 A JPH02122229 A JP H02122229A JP 63275464 A JP63275464 A JP 63275464A JP 27546488 A JP27546488 A JP 27546488A JP H02122229 A JPH02122229 A JP H02122229A
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- shaft
- rotating shaft
- rotating
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 17
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000005255 carburizing Methods 0.000 claims description 7
- 239000003112 inhibitor Substances 0.000 claims description 4
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は回転トルク軸及びその製造方法に係わり、詳し
くは、磁歪現象を利用して回転軸のトルク及び回転方向
を検出せしめるに好適な回転トルク軸及びその製造方法
に関する。
くは、磁歪現象を利用して回転軸のトルク及び回転方向
を検出せしめるに好適な回転トルク軸及びその製造方法
に関する。
(従来め技術)
従来、被測定系回転軸と検出系との全体構成については
、特開昭61−195323号において、回転軸の磁歪
現象を利用して回転トルクを検出するという方法が公表
されている。その他、いわゆる直線位置センサの被検体
ではあるが、被検体表面に等間隔の線状パターンを設け
、この線状バタンを被検体の母材の磁気特性とは異なる
磁気特性にした構成の被検体が知られる。この場合、被
検体が移動するとき、被検体の直上に備えた位置センザ
検知面を線状パターンが通過する毎に変化する磁気特性
を検知し、被検体の移動量を検出するというものである
。
、特開昭61−195323号において、回転軸の磁歪
現象を利用して回転トルクを検出するという方法が公表
されている。その他、いわゆる直線位置センサの被検体
ではあるが、被検体表面に等間隔の線状パターンを設け
、この線状バタンを被検体の母材の磁気特性とは異なる
磁気特性にした構成の被検体が知られる。この場合、被
検体が移動するとき、被検体の直上に備えた位置センザ
検知面を線状パターンが通過する毎に変化する磁気特性
を検知し、被検体の移動量を検出するというものである
。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来の回転軸において、その外周表
面にその母材の磁気特性と異なる磁気特性の線状パター
ンを設けるという発想は知られていない。そこで本発明
は、回転軸の外周表面に単なる線状パターンを施すので
はなく、回転トルクを検出するに、より適した構成の回
転トルク軸及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
面にその母材の磁気特性と異なる磁気特性の線状パター
ンを設けるという発想は知られていない。そこで本発明
は、回転軸の外周表面に単なる線状パターンを施すので
はなく、回転トルクを検出するに、より適した構成の回
転トルク軸及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明に係わる回転トルク軸
は、回転軸の外周表面に、軸線に対し互いに対象なる傾
斜角を備える2本の螺旋パターンを備え、この螺旋パタ
ーンの磁気特性を回転軸の外周の他の表面の磁気特性に
対して異なる構成とした。他方、上記回転トルク軸の製
造方法は、浸炭鋼でなる回転軸の外周表面を浸炭する第
1工程と、高エネルギー密度ビームにより、前記回転軸
の外周表面に螺旋パターンを形成せしめる第2工程とに
より回転トルク軸を製造する構成とした。
は、回転軸の外周表面に、軸線に対し互いに対象なる傾
斜角を備える2本の螺旋パターンを備え、この螺旋パタ
ーンの磁気特性を回転軸の外周の他の表面の磁気特性に
対して異なる構成とした。他方、上記回転トルク軸の製
造方法は、浸炭鋼でなる回転軸の外周表面を浸炭する第
1工程と、高エネルギー密度ビームにより、前記回転軸
の外周表面に螺旋パターンを形成せしめる第2工程とに
より回転トルク軸を製造する構成とした。
更に、浸炭鋼なる回転軸の外周表面に螺旋パターン状に
浸炭防止剤を塗布する第1工程と、前記回転軸の外周表
面を浸炭する第2工程とにより回転トルク軸を製造する
構成とした。更に、かかる製造方法において、浸炭鋼で
なる回転軸を、浸炭鋼を被覆した鋼材でなる回転軸に替
えた構成の回転トルク軸の製造方法であってもよい。
浸炭防止剤を塗布する第1工程と、前記回転軸の外周表
面を浸炭する第2工程とにより回転トルク軸を製造する
構成とした。更に、かかる製造方法において、浸炭鋼で
なる回転軸を、浸炭鋼を被覆した鋼材でなる回転軸に替
えた構成の回転トルク軸の製造方法であってもよい。
(実施例)
以下、実施例を第1図〜第4図を参照し説明する。
請求項2の回転トルク軸10の製造方法は、第1図に示
す通り、第1工程として、浸炭鋼製の回転軸1の外周表
面ISを浸炭しく同図(al))、第2工程として、高
エネルギー密度のビーム2によりこの軸の外周表面に、
軸線に対し傾斜角θで互いに対称な2本の螺旋パターン
3A、4Aを形成しく同図(a2))で請求項1の回転
トルク軸11を製造した。請求項3の回転トルク軸の製
造方法は、第2図に示す通り、第1工程として、浸炭鋼
製の回転軸1の外周表面に、軸線に対し傾斜角θで互い
に対称な2本の螺旋パターン3B、4B状に浸炭防止剤
を塗布しく同図(bl)’)、第2工程として、この軸
の外周表面を浸炭しく同図(b2))て請求項1の回転
トルク軸12を製造した。上記実施例によれば、第3図
に示す通り、請求項2で製造した回転トルク軸11であ
れば、その螺旋パターン3A、4Aは、高エネルギー密
度のビーム2により溶融されてチル化して他の浸炭部よ
りも透磁率が高くなる。他方、請求項3で製造した回転
トルク軸12であれば、その螺旋パターン3B、4Bも
、浸炭防止剤で成形しであるため、他の未浸炭部よりも
透磁率を高くすることができる。かかる製造方法であれ
ば、回転軸1の総てを浸炭鋼とする必要はなく、請求項
4のように、浸炭鋼材を、回転軸1の外周表面の総て又
は所定の部分にのみ使用しても、第3図の効果と同様の
効果を得ることができる。
す通り、第1工程として、浸炭鋼製の回転軸1の外周表
面ISを浸炭しく同図(al))、第2工程として、高
エネルギー密度のビーム2によりこの軸の外周表面に、
軸線に対し傾斜角θで互いに対称な2本の螺旋パターン
3A、4Aを形成しく同図(a2))で請求項1の回転
トルク軸11を製造した。請求項3の回転トルク軸の製
造方法は、第2図に示す通り、第1工程として、浸炭鋼
製の回転軸1の外周表面に、軸線に対し傾斜角θで互い
に対称な2本の螺旋パターン3B、4B状に浸炭防止剤
を塗布しく同図(bl)’)、第2工程として、この軸
の外周表面を浸炭しく同図(b2))て請求項1の回転
トルク軸12を製造した。上記実施例によれば、第3図
に示す通り、請求項2で製造した回転トルク軸11であ
れば、その螺旋パターン3A、4Aは、高エネルギー密
度のビーム2により溶融されてチル化して他の浸炭部よ
りも透磁率が高くなる。他方、請求項3で製造した回転
トルク軸12であれば、その螺旋パターン3B、4Bも
、浸炭防止剤で成形しであるため、他の未浸炭部よりも
透磁率を高くすることができる。かかる製造方法であれ
ば、回転軸1の総てを浸炭鋼とする必要はなく、請求項
4のように、浸炭鋼材を、回転軸1の外周表面の総て又
は所定の部分にのみ使用しても、第3図の効果と同様の
効果を得ることができる。
次に、この回転トルク軸11.12を用いた検出系と、
その結果とを第4図に基づき述べる。同図(a)の検出
系は、励磁コイル5と、差動結合した検出コイル6とか
らなるトルクセンサを回転トルク軸11.12の直上に
設置した構成である(具体的構成は同図(b)の通りで
ある)。かかる構成の検出系で得られる回転トルクは、
同図(C)に示す通り、印加トルク(同図横軸)の変化
に対し、明瞭な出力電圧(同図縦軸)の変化となって現
れる。例えば、印加トルクの回転方向についても、これ
は正負記号で示され、対応する出力電圧もまた正負とな
って検出できる。
その結果とを第4図に基づき述べる。同図(a)の検出
系は、励磁コイル5と、差動結合した検出コイル6とか
らなるトルクセンサを回転トルク軸11.12の直上に
設置した構成である(具体的構成は同図(b)の通りで
ある)。かかる構成の検出系で得られる回転トルクは、
同図(C)に示す通り、印加トルク(同図横軸)の変化
に対し、明瞭な出力電圧(同図縦軸)の変化となって現
れる。例えば、印加トルクの回転方向についても、これ
は正負記号で示され、対応する出力電圧もまた正負とな
って検出できる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明に係わる回転トルク軸は、
その外周表面に、軸線に対し互で対称なる傾斜角を備え
る2本の螺旋パターンを備えているため回転トルクと、
その回転方向とを容易に、かつ、高精度に検出せしめる
。また本発明に係わる製造方法によれば、わずか2工程
で上記回転トルク軸を製造することができる。
その外周表面に、軸線に対し互で対称なる傾斜角を備え
る2本の螺旋パターンを備えているため回転トルクと、
その回転方向とを容易に、かつ、高精度に検出せしめる
。また本発明に係わる製造方法によれば、わずか2工程
で上記回転トルク軸を製造することができる。
第1図は請求項2の回転トルク軸の一実施例を示す図で
あって、(al)は第1工程図、(a2)は第2工程閲
で螺旋パターン3A、4Aは何れか片方だけでもよいこ
とを示すための閏であり、第2図は請求項3の回転トル
ク軸の一実施例を示し、螺旋パターン3B、4Bは交叉
してなくてもよいことを示す図であって、(bl)は第
1工程図、(b2)は第2工程図であり、第3図は請求
項2乃至請求項4により製造された請求項1の回転I−
ルク軸の磁気特性の変化グラフ図、第4圓は本発明の効
果を示す図であって、(a)は回転トルク測定系の模式
図、(b)は前記(a)の具体図、(C)は測定結果を
示すグラフ図である。 1・・・回転軸 IS・・・外周表面2・・ ・ビ
ーム 3A、4A、3B、4B・・・螺旋パターン5・・・励
磁コイル 6・・差動検出コイルθ・・・傾斜角
あって、(al)は第1工程図、(a2)は第2工程閲
で螺旋パターン3A、4Aは何れか片方だけでもよいこ
とを示すための閏であり、第2図は請求項3の回転トル
ク軸の一実施例を示し、螺旋パターン3B、4Bは交叉
してなくてもよいことを示す図であって、(bl)は第
1工程図、(b2)は第2工程図であり、第3図は請求
項2乃至請求項4により製造された請求項1の回転I−
ルク軸の磁気特性の変化グラフ図、第4圓は本発明の効
果を示す図であって、(a)は回転トルク測定系の模式
図、(b)は前記(a)の具体図、(C)は測定結果を
示すグラフ図である。 1・・・回転軸 IS・・・外周表面2・・ ・ビ
ーム 3A、4A、3B、4B・・・螺旋パターン5・・・励
磁コイル 6・・差動検出コイルθ・・・傾斜角
Claims (4)
- (1)回転軸の外周表面に、軸線に対し互いに対称なる
傾斜角を備えた2本の螺旋パターンを備え、この螺旋パ
ターンの磁気特性が回転軸の外周の他の表面の磁気特性
に対し異なることを特徴とする回転トルク軸。 - (2)浸炭鋼でなる回転軸の外周表面を浸炭する第1工
程と、高エネルギー密度ビームにより、前記回転軸の外
周表面に螺旋パターンを形成せしめる第2工程とにより
請求項1記載の回転トルク軸を製造したことを特徴とす
る回転トルク軸の製造方法。 - (3)浸炭鋼なる回転軸の外周表面に螺旋パターン状に
浸炭防止剤を塗布する第1工程と、前記回転軸の外周表
面を浸炭する第2工程とにより請求項1記載の回転トル
ク軸を製造したことを特徴とする回転トルク軸の製造方
法。 - (4)浸炭鋼でなる回転軸が、浸炭鋼を被覆した鋼材で
なる回転軸である請求項2又は請求項3記載の回転トル
ク軸の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275464A JPH02122229A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 回転トルク軸及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275464A JPH02122229A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 回転トルク軸及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02122229A true JPH02122229A (ja) | 1990-05-09 |
Family
ID=17555902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63275464A Pending JPH02122229A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 回転トルク軸及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02122229A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000062031A1 (fr) * | 1999-04-07 | 2000-10-19 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Detecteur d'angle de rotation, detecteur de couple et dispositif de direction |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP63275464A patent/JPH02122229A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000062031A1 (fr) * | 1999-04-07 | 2000-10-19 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Detecteur d'angle de rotation, detecteur de couple et dispositif de direction |
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