JPH02122083A - 水ガラス系セラミックコーティング法 - Google Patents

水ガラス系セラミックコーティング法

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JPH02122083A
JPH02122083A JP27386388A JP27386388A JPH02122083A JP H02122083 A JPH02122083 A JP H02122083A JP 27386388 A JP27386388 A JP 27386388A JP 27386388 A JP27386388 A JP 27386388A JP H02122083 A JPH02122083 A JP H02122083A
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Japan
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treatment
film
coating
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ceramic coating
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JP27386388A
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Tomoyuki Aoki
智幸 青木
Fumihide Nakamura
文英 中村
Hiroyoshi Nakagawa
中川 博義
Masatomo Kanda
神田 正智
Toshiro Kimura
敏郎 木村
Giichi Okuno
奥野 義一
Yukikazu Moritsu
森津 幸和
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OKUNO SEIYAKU KOGYO KK
Nihon Parkerizing Co Ltd
Okuno Chemical Industries Co Ltd
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OKUNO SEIYAKU KOGYO KK
Nihon Parkerizing Co Ltd
Okuno Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C22/00Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
    • C23C22/82After-treatment
    • C23C22/83Chemical after-treatment

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セラミックコーティング法に関するものであ
り、さらに詳しく述べるならば水ガラス系セラミックを
コーティングをする前の下地処理を改良したセラミック
コーティング法に関するものである。
(従来の技術) 水ガラス系セラミックコーティング剤は、水ガラスにア
ルミナ、シリカ、Ti、Li、Zn。
Ca、Mg等の酸化物などを分散させた金属表面処理剤
であって、ガラス層中にセラミックが分散した皮膜が素
材の耐食性、耐摩耗性、耐熱性、表面硬度などを改良す
る機能を有し、またガラス層がアモルファスに被覆され
るために、家電などの部品への適用が提案されている。
水ガラス系セラミックコーティング剤のp)lは10以
上であるために、両性金属であるアルミニウムや亜鉛素
材に直接コーティングすると素材が著しく浸食され、コ
ーティング皮膜が形成されないかあるいは皮膜の密着力
が低下する問題があるために、これらの素材を先ず脱脂
等の通常の清浄化処理を行ない、次に、水ガラス系セラ
ミックコーティング特有の下地処理として陽極酸化処理
を施し、その後コーティング剤の塗布と焼成が行なわれ
ている。アルミニウムや亜鉛の皮膜を施した表面処理鋼
板も上記と同様の問題がある。
鉄鋼、ステンレス鋼および銅などの金属材料への水ガラ
ス系セラミックコーティングは、通常の浄化処理を行な
えば可能であり、特別の下地処理は必要としない。
(発明が解決しようとする課題) 水ガラス系セラミックコーティング剤をアルミニウムや
亜鉛あるいはこれらの皮膜を施した素材にコーティング
すると、セラミックコーティング剤は両性金属のアルミ
ニウムや亜鉛と反応し、発生する水素ガスが皮膜に発泡
や含泡などを生じるので良好な塗膜が得られない。素材
がアルミニウムやマグネシウムの場合は陽極酸化による
下地処理を行なうことにより素材の耐アルカリ性が向上
するが、pHが高い水ガラス系セラミックコーティング
剤は陽極酸化皮膜も腐食するので、皮膜の品質は十分と
は言えない。
本発明は、pHの高いアルカリ性の水ガラス系セラミッ
クコーティング剤を、アルミニウムや亜鉛あるいはこれ
らの皮膜を施した各種素材に施す為の下地処理方法を改
良するとともに、アルミニウムや亜鈴に比較して品質が
良好な皮膜が得られる鋼、銅などの各種素材に適用した
場合−層良好な品質を提供する下地処理方法を開発する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、被処理材を化成処理後、化成皮膜に、水ガラ
ス系セラミックコーティング剤の焼成温度以上あるいは
該焼成温度未満かつ近傍の温度で熱処理を施こし、その
後前記水ガラス系セラミックコーティング剤を前記焼成
温度で焼成することを特徴とする。
本発明の下地処理は、化成処理とその後の熱処理を骨子
とする。以下、水ガラス系セラミックコーティング剤を
アルミニウムと亜鉛に施す例について主として説明する
が、これらの金属が表面に存在する表面処理鋼板につい
ても同様に良好なコーティング皮膜が形成される。
本発明によればまずアルミニウムや亜鉛に化成処理を施
こす、ここで化成処理とはクロメートおよびリン酸塩化
成処理を指す、化成皮膜は、リン酸亜鉛、リン酸カルシ
ウム、リン酸鉄、クロム酸クロメート、リン酸クロメー
ト等を同等制限されない。これらの処理は従来上として
塗装下地処理として使用されて来たが、耐アルカリ性が
良好であるために本発明では水ガラス系セラミックコー
ティング剤の下地皮膜として使用する。
本発明者等は、上記化成処理皮膜を水ガラス系セラミッ
クコーティング剤の下地として使用する条件につき種々
研究したところ、予めコーティング剤の焼成温度とほぼ
同じ温度以上で熱処理を施すと、化成皮膜の耐アルカリ
性が著しく向上し、その後セラミックコーティングをす
る事により、焼成後良好な塗膜が得られることを見出し
た。−最に、水ガラス系セラミックコーティング剤の焼
成温度は150℃から400℃である。使用する水ガラ
ス系セラミックコーティング剤の組成等によって決まる
焼成温度とほぼ同じ温度あるいはこれより高温で化成皮
膜の予備熱処理を行なうと最も良好な結果が得られる。
すなわち、予備熱処理温度が焼成温度より著しく低いと
化成皮膜の改良されない。好ましい最低予備熱処理温度
は焼成温度−50℃、より好ましくは焼成温度−(20
〜30℃)である、予備熱処理温度の上限は、化成皮膜
の耐アルカリ性の面からは特に制限されず、素材のアル
ミニウム、亜鉛等の材質の熱的劣化の面からのみ制限さ
れる。すなわち、化成皮膜の耐アルカリ性は予備熱処理
温度が高いほど高められるが、余り高温で熱処理すると
アルミニウム等の素材の過時効や変形を招き好ましくは
ない。
水ガラス系セラミックコーティング剤の種類は特に制限
されず、例えば次のものを使用することができる:(a
)ケイ酸カリウム水溶液に超微粒子状シリカ、水を加え
て得られる無機質バインダーSin、とに、Oのモル比
n=4j〜5j: (b)(a)に着色剤を添加した無
機質組成物;(C)ケイ酸カリウム(固形分換算)10
0重量部に硬化剤と充填剤50〜250重量部と着色剤
20〜100重量部を添加し、適量の水を加えた組成物
(作用) pH10以上を有するセラミックコーティング剤は両性
金属のアルミニウムや亜鉛と+1−1.1−2+のよう
に反応し、この結果水素ガスが発生する。
2人!+3に20+4+1□0→A#20s・3に2O
−HzO+3tlzl     (1−1)2Za+に
20+51120  → 2K[Zo(OH)31+2
11□t        (1−2)アルミニウムや亜
鉛及び表面処理鋼板に化成皮膜を形成し、セラミックコ
ーティングを行なうと、焼成中に発泡あるいは含泡が発
生し塗膜不良になるが、化成処理皮膜の予備熱処理を行
なった後にセラミックコーティングを施すと発泡あるい
は含泡の発生がなく良好な塗膜が得られる。この機構に
つき本発明者の実験例により説明する。
亜鉛めっき鋼板にリン酸亜鉛化成処理を施し、予備加熱
処理(230℃)を施した供試材と予備加熱処理を施さ
ない供試材を用意し、これらのFT−IR(Fouri
er Traagformatioa ll1frar
ed 5pec−troscopy)による表面解析を
行な公、第1図(予備熱処理を施したもの)および第2
図(予備加熱を施さないもの)に示す結果を得た。第1
図および第2図を比較すると、予備熱処理したものはリ
ン酸亜鉛の水酸基が減少し、o=p−o結合が増えてい
ることが解る。さらにX線回折より予備熱処理後、Zn
5(PO)z・4H20がZn1(PO)2・2 H2
0に変換され、脱水が起こっていることが分かった。
以上の結果より、予備熱処理により化成皮膜中のOHが
減少し、これにともない化成皮膜の耐アルカリ性が向上
し、その結果アルカリと素地との反応による水素ガス発
生が抑えられ、また焼成時に発生する化成皮膜からの脱
水反応も抑えられると考えられる。
同様に、アルミニウムにリン酸クロム系化成処理を行な
ったものについても表面解析を行なった。FT−IRに
よる表面解析結果を示す第3図および第4図に示したよ
うに前記と同様に水酸基が熱処理後減少していることが
分がる。
第5図に、Cr(PO4)・2H20は加熱により脱水
を受けると、Pと0の結合距離Iが変化しPO4の赤外
吸収が高波数側にシフトしていることを示す。
以上の結果より、亜鉛及び表面処理鋼板と同様に、アル
ミニウムに対する化成皮膜も、処理後予備加熱処理する
ことによって同様な効果が得られることが分かる。
上記の皮膜構造の変化が皮膜の耐アルカリ性を向上させ
る効果を確認するために下記要領の試験を行なった。
素材−アルミニウム合金(A5052)処理−クロム酸
クロメート化成処理 (皮膜量Cr=160mg/s2) 試験−クロム酸クロメート処理したアルミニウム板を予
備加熱(230℃X305))を施さないものと、施し
たものの板温度を 25℃にし、75℃のKOH(150 g/g)の水溶液を試験片に滴下し表 面状態を観察しな。
○:良好(変化無し) ×:不良(腐食発生) 試験結果を表1に示す。
表 (クロメートの耐アルカリ性の結果) 表1より予備熱処理によりクロメート皮膜の耐アルカリ
性が良好になることが分かる。
以下、実施例により本発明をより詳しく説明する。
(実施例) 予備試験1:下地処理なしlの試験 アルミニウム合金(A5052)を素材として用い、こ
れにアルカリ脱脂接水ガラス系セラミックコーティング
剤(CRM−700(S)奥野製薬工業(創製原液、p
H=12)をスプレイでコーティングした。スプレィ量
は乾燥後20μmの皮膜厚みが得られるようにした。2
30’Cで20分焼成を行なった。
焼成後の皮膜には、発泡、含泡があり、良好なコーティ
ング皮膜を得ることができなかった。
実施例1: (クロム酸クロメートによる下地処理の比
較例) アルミニウム合金(A5052)を素材として用い、こ
れをアルカリ脱脂後、クロム酸クロメート用薬剤(アル
クロム−713−日本パー力ライジング(株)製)を7
2g/ρの濃度として建浴後液温35℃にて30秒〜1
分の範囲で時間を変えて供試材を処理液に浸漬して化成
処理を行なった。化成皮膜の量は50g/m2と100
g/m2であった。化成皮膜を室温で乾燥後、予備熱処
理なしで、予備実験と同じ水ガラス系セラミックコーテ
ィング剤(CRM−700(S)−奥野製薬工業情)製
)をスプレィで、(焼成後)20μmの膜厚が得られる
ようにコーティングを行なった。焼成は230°Cで2
0分行なった。なお、焼成後の膜厚と焼成温度、時間は
以下の実施例でも同じであった。
焼成後、供試材表面には化成処理液浸漬時間の短かく化
成皮膜量が少ない(50g/m2)のものも、化成処理
液浸漬時間が長く皮膜量が多い(100g/m2)もの
でも2発泡と含泡が認められ、良好なコーティング皮膜
を得ることができなかった。
実施例2:(クロム酸クロメート法の実施例)化成処理
液への浸漬時間を5秒〜5分とし、また予備加熱処理(
100℃、150℃、23゜’C,300℃×30分)
を実施した外は実施例1と同じ試験を行なった。
焼成温度が230℃以上で、化成皮膜量が50 m g
 / m 2以上の場合は、発泡、含泡のない良好なコ
ーティング皮膜が得られた。焼成温度が150℃以下で
はコーティング皮膜の全面に皮膜が発生した。焼成温度
が230℃以上で、化成皮膜量が5mg/m2の場合は
皮膜の一部に膨れが発生したが、概ね良好なコーティン
グ皮膜が得られた。
実施例3: (リン酸クロメートによる下地処理の実施
例) A5052素材として用い、これをアルカリ脱脂後、リ
ン酸クロメート化成処理薬品(アルクロム−に701−
日本パー力ライジング(創製)を11.5g/ρの濃度
で建浴した処理液に液温45℃にて5秒〜10分時間を
変えて供試材を浸漬して化成処理を行なった。その後予
備加熱処理(230℃×30分)を行なった供試材に、
水ガラス系セラミツクコ−ティグ剤(CRM−600(
S) (奥野製薬工業(創製、原液p)(=12゜5)
をスプレィでコーティングした。
焼成温度が230’C以上で、化成皮膜量が50mg/
m2以上の場合は、発泡、含泡のない良好なコーティン
グ皮膜が得られた。焼成温度が150℃以下ではコーテ
ィング皮膜の全面に膨れが発生した。焼成温度が230
”C以上で、化成皮膜量が5 m g / m 2堝合
は皮膜の一部に膨れが発生したが、概ね良好なコーティ
ング皮膜が得られた。
表2に以上の実験例をまとめて表示する。
(以下余白) 予備試験1;下地処理なしZnの試験 電気亜鉛めっき鋼板を素材として用い、これにアルカリ
脱脂復水ガラス系セラミックコーティング剤(CRM−
400(S)−奥野製薬工業(Iり製原液pH=())
をスプレィでコーティングした。スプレィ量は乾燥後2
0μmの皮膜厚みが得られるようにした。その後、23
0℃で20分焼成を行なった。
焼成後のコーティング皮膜には、発泡、含泡があり良好
なコーティングを得ることができなかった。
実施@4:(リン酸亜鉛化成法による下地処理の比較例
) 電気亜鉛メツキ鋼板を素材として用い、これをアルカリ
脱脂後、リン酸亜鉛化成処理薬品(パルボンド−R30
20−日本バー力ライジング(引裂)を48g/gの濃
度に建浴した処理液に液温45℃にて供試材を1分〜5
分時間を変えて浸漬して化成処理を行ない、室温で乾燥
後予備熱処理なしで、水ガラス系セラミックコーティン
グ111(CRM400 (S)(奥野製[業(Itl
製)をスプレィでコーティングした。
焼成後のコーティング皮膜には、発泡、含泡があり良好
なコーティングを得ることができなかった。
実施例5:(リン酸亜鉛化成法による下地処理の実施例
) 電気亜鉛メツキ鋼板を化成処理した供試材を予備加熱処
理(230℃X30分)した外は実施例4と同じ処理を
行なった。
230℃以上の焼成温度の場合、発泡、含泡のない良好
なコーティング皮膜が得られた。
実施例6; (塗布クロムメート化成処理による実施例
) 電気亜鉛メツキ鋼板を素材として用い、これをアルカリ
脱脂後、塗布クロメート処理薬品(パルクロム−R28
2−日本バー力ライジング(1)製)を3510g/Q
の濃度に建浴した処理液をロールコータで供試材に塗布
し110℃で焼付は後、予備熱処理(230℃X30分
)した。このように処理した供試材に水ガラス系セラミ
ックコーティング剤CRM−700(S)(奥野製薬工
業fll製−原液、pH=12)をスプレィでコーティ
ングした0次に230℃で20分焼成を行なった。
焼成後のコーティング皮膜は、発泡、含泡のない良好な
ものであった。
表3に予備実験2、実施例4〜6をまとめて表示する。
(以下余白) 実施例7 市販の水ガラス系セラミックコーティング剤(セントシ
ルガラス社製、シルビーコート−(pH=12)を使用
し、化成処理後の予備熱処理有無の効果を調べるために
、耐食性試験(塩水噴霧試験)を行なった。
アルミニウム合金(A5052)にクロム酸クロメート
化成処理(皮膜量Cr=100mg/mx )を施し、
予備熱処理(180℃×30分〉を行なわないものと、
行なったものと、クロム酸クロメート処理も予備熱処理
もしないものとにつき、セラミックコーティング剤をコ
ーティングしく塗膜厚さ≧20μm) 、180℃で5
分間焼成した。各供試材につき塩水噴霧試験(JIS 
 Z2371)を行ない、セラミックコーティングの耐
食性の評価試験を行なった。その結果を表4に示す8表
4に示すように、予備加熱を行なうと耐食性が良くなる
事が判明した。
実施例7 市販の水ガラス系セラミックコーティング剤(セントシ
ルガラス社製、シルビーコート−(pH=12)を使用
し、化成処理後の予備熱処理有無の効果を調べるために
、耐食性試験(塩水噴霧試験)を行なった。
アルミニウム合金(A5052)にクロム酸クロメート
化成処理(皮膜量Cr=100mg/m2)を施し、予
備熱処理(180℃X30分)を行なわないものと、行
なったものと、クロム酸クロメート処理も予備熱処理も
しないものとにつき、セラミックコーティング剤をコー
ティングしく塗膜厚さ220μm)、180’Cで5分
間焼成した。各供試材につき塩水噴霧試験(JIS  
Z2371)を行ない、セラミックコーティングの耐食
性の評価試験を行なった。その結果を表4に示す。表4
に示すように、予備加熱を行なうと耐食性が良くなる事
が判明した。
(以下余白) 表4 セラミックコーティング剤 の評価試験 (発明の効果) 本発明により発泡、含泡のない密着性のよいコーティン
グ皮膜ができるようになったので、アルミニウム、亜鉛
およびこれらで表面処理した材料を建材パネル、家電部
品などに適用することが可能になり、用途が拡大された
従来アルミニウムに対して施されていた陽極酸化処理と
本発明による化成処理とを比較すると、工数、薬剤、エ
ネルギーの使用量の点で後者の法がコスト的に有利であ
る。
また、亜鉛に対しても化成処理を施すことによってセラ
ミックコーティングが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、亜鉛めっき鋼板のリン酸亜鉛皮膜(予備熱処
理あり)のFT−IR分析結果を示すグラフ、 第2図は、亜鉛めっき鋼板のリン酸亜鉛皮膜(予備熱処
理無し)のFT−IR分析結果を示すグラフ、 第3図は、リン酸クロメート皮膜(予備熱処理あり)の
FT−IR分析結果を示すグラフ、第4図は、リン酸り
ロメート皮M(予備熱処理無し)のFT−IR分析結果
を示すグラフ、第5図は皮膜中のPOモデルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被処理材を化成処理後、化成皮膜に、水ガラス系セ
    ラミックコーティング剤の焼成温度以上あるいは該焼成
    温度未満かつ近傍の温度で熱処理を施こし、その後前記
    水ガラス系セラミックコーティング剤を前記焼成温度で
    焼成することを特徴とする水ガラス系セラミックコーテ
    ィング法。 2、被処理材が、少なくともアルミニウム、亜鉛又は表
    面処理鋼から構成される請求項1記載の水ガラス系セラ
    ミックコーティング法。
JP27386388A 1988-10-29 1988-10-29 水ガラス系セラミックコーティング法 Pending JPH02122083A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992006226A1 (de) * 1990-10-08 1992-04-16 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Verfahren zur passivierenden nachbehandlung von phosphatierten metalloberflächen

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