JPH02121A - オレフィン製造方法 - Google Patents

オレフィン製造方法

Info

Publication number
JPH02121A
JPH02121A JP63296401A JP29640188A JPH02121A JP H02121 A JPH02121 A JP H02121A JP 63296401 A JP63296401 A JP 63296401A JP 29640188 A JP29640188 A JP 29640188A JP H02121 A JPH02121 A JP H02121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
reaction zone
effluent
mixtures
hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63296401A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0637405B2 (ja
Inventor
Jeffrey M O Lewis
ジェフリ・マイケル・オウェン・ルイス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell UOP LLC
Original Assignee
UOP LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UOP LLC filed Critical UOP LLC
Publication of JPH02121A publication Critical patent/JPH02121A/ja
Publication of JPH0637405B2 publication Critical patent/JPH0637405B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J35/00Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties
    • B01J35/19Catalysts containing parts with different compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C1/00Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon
    • C07C1/20Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2521/00Catalysts comprising the elements, oxides or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium or hafnium
    • C07C2521/16Clays or other mineral silicates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2529/00Catalysts comprising molecular sieves
    • C07C2529/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
    • C07C2529/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2529/00Catalysts comprising molecular sieves
    • C07C2529/82Phosphates
    • C07C2529/84Aluminophosphates containing other elements, e.g. metals, boron
    • C07C2529/85Silicoaluminophosphates (SAPO compounds)
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1種或はそれ以上のオレフィンを製造する方法
に関する。より詳細には、本発明は水素及び少なくとも
1種の酸化炭素、すなわち−酸化炭素及び/又は二酸化
炭素を供給原料として含む統合した該オレフィンの製造
方法に関する。
凡豆五11 メタノールは石炭及び他の原料からよく知られた商業プ
ロセスを用いて容易に生産できる0例えば、合成ガス、
すなわち、水素及び少なくとも1種の酸化炭素、特に−
酸化炭素を含むガス状混合物は、石炭、他の炭化水素、
炭水化物、等のような任意の有機物質を部分燃焼酸はガ
ス化して得ることができる0合成ガスは、銅−亜鉛酸化
物、その他の銅ベースの触媒のような触媒を用いたよく
知られた不均一触媒反応によってメタノールにすること
ができる。
メタノールは他の化合物を製造するための供給原料とし
てよく用いられる0例えば、マーセルデツカ−インコー
ホレーテッドにューヨーク)出版(1983年)のタラ
レンス デイ−、チャン(C1arence口、 Ch
ang)著「ハイドロカーボンズフロムメタノール」は
その題が説明する技術についての調査及びまとめを表わ
している。チャンは21〜26頁にモレキュラーシーブ
の存在におけるオレフィンへのメタノール転化について
検討している。メタノールからのオレフィン生産は多数
の特許の主題になってきた。例えば、米国特許4.07
9、095号、同4,238.631号、同4.328
゜384号、同4.423.274号、及び同4.49
9゜327号を参照。
オレフィン、特に軽質オレフィンは極めて有用であるこ
とがしばしばであり、生産費を減少させる努力を引き続
いて必要とする。最近、これらの努力は種々の触媒の選
択性をメタノールを所望のオレフィンに転化する方向に
増大させることに集中してきた。種々の加工上及び触媒
上の変更が提案されてきており、例えば上記の特許及び
刊行物を参照のこと。
しかし、たとえ選択性の向上が達成されたにしても、あ
る量の望まない生成物、例えばパラフィン、重質オレフ
ィン等が生成される。これらの望まない生成物は捨てら
れるか或は価値の低い用途で用いられるのがしばしばで
あり、それでオレフィン生産単位当りの供給原料費を増
大させる。
加えて、合成ガス、合成ガスからメタノール、メタノー
ルからオレフィンを製造する慣用のプロセスは、例えば
純或は規格銘柄の生成物にするために、各々別々の分離
工程を含む、これらの分離工程は比較的資本及び労働集
約的であり、かかる生成物を製造するのに含まれる生産
費を実質的に増大させる。オレフィンを有効及び経済的
に製造するのに有用な方法を提供することが有利である
ことは明らかであろう。
l豆至旦滅 オレフィンを製造する新規な方法を見出した。
この統合した (integrated)方法は合成ガ
ス処理加工とオレフィン製造とを有効に結合し及び1種
或はそれ以上の成分を循環させることを含む。その方法
は、広い一態様において、(a)水素と少なくとも1種
の酸化炭素、すなわち−酸化炭素及び/又は二酸化炭素
とを第1反応域内で、水素と酸化炭素とを化学的に反応
させて第1反応域の流出物中に少なくとも1種の生成物
、好ましくはメタノールを生成するのに有効な条件にお
いて接触させ;(b)この流出物、好ましくはこの流出
物の実質的に全てを第2反応域内で、生成物を化学的に
反応させて第2反応域の流出物中にオレフィンを生じる
のに有効な条件において接触させ;(C)第2反応域流
出物からオレフィンに富んだ生成物を回収し、;(d)
第2反応域流出物からの水素及び/又は少なくとも1種
の酸化炭素に工程(a)を受けさせることを含む。
本オレフィン製造方法は、別の広い態様において、下記
を含む: (1)水素と少なくとも1種の酸化炭素とを反応域内で
反応域の流出物中にオレフィンを生じるのに有効な条件
において接触させ、 (2)流出物からオレフィンに富んだ生成物を回収し、 (3)流出物からの水素及び少なくとも1種の酸化炭素
の内の少なくとも1種に工程(1)を受けさせる。この
実施態様では、工程(1)は2種或はそれ以上の固体触
媒の物理的混和物及び/又は多機能、すなわち反応域内
で2或はそれ以上の化学反応を促進する能力を有する単
一固体触媒の存在において行われるのが好ましい。
l豆坐並上 本オレフィン製造方法は相当の利点をもたらす0例えば
、方法を、相当の経済性、例えば資本、労働及び供給原
料費の低減を達成するように統合し及び容易に操作及び
制御して所望の有用なオレフィンの高い終局収率を得る
。いくつかの実施態様では、中間体分離の必要性を低減
し或は排除さえする。これは更にプロセスの総括的有効
性を増大し及び実際台まれる化学反応の内の1つ或はそ
れ以上を利することができる。
慣用のメタノール製造触媒、例えば銅−亜鉛酸化物触媒
、特に低圧、例えば約50〜約100気圧の低圧メタノ
ール生産用に有用な銅ベースの触媒等の1種或はそれ以
上の固体触媒を工程(a)に採用することができる。メ
タノールだけを製造する必要はなく、工程(a)はこの
アルコールをメチルアセテート、エタノール、エチルア
セテート、これらの混合物、等のような工程(b)で反
応してオレフィンを形成する他の生成物と組合わせて生
成してよい。メタノールが好ましいが、第1反応域から
の流出物はメタノールを何等含有する必要がなく、この
ような実施態様を本発明の範囲内に含む、かかる他の生
成物を望むなら、工程(a)で用いる触媒及び工程(a
)の条件を慣用の範囲内で調整或は制御して所望の生成
物ミックスを得ることができる。工程(a)、例えば水
素と酸化炭素との混合物、例えば合成ガスからのメタノ
ール生産はよく知られている。
工程(a)は慣用の及び良く知られた方法で行うことが
できるまで、この工程、この工程を行う条件、この工程
で用いるのに適した触媒の詳細な検討を本書に示す必要
はない、工程(a)は本プロセス或は本プロセスの生成
物に実質的な或は過度の有害作用を与えないように行う
べきである。
水素/酸化炭素反応或は転化を平衡調節し、それで第1
或は工程(a)反応域からの流出物が所望の生成物、例
えばメタノールのみならず、また水素及び少なくとも1
種の酸化炭素並びに水、メタン等の他の成分を含むよう
にする。慣用のメタノール生産では、メタノールをこれ
らの物質から分離する。しかし、本方法では、このよう
な分離が実質的に行われないのが好ましい、還元すれば
、第1或は工程(a)反応域からの実質的に全流出物を
工程(b)に送るのが好ましい、この実施態様では、工
程(a)と(b)との間に、実質的に分離装置を要せず
、実質的に全ての生成物含有流出物に工程(b)を受け
させる。
本発明の工程(b)は第1或は工程(a)反応域からの
流出物中の生成物、例えばメタノールをオレフィンに転
化して第2或は工程(b)反応域からのオレフィン含有
流出物を生成することを含む、工程(b)はかかる生成
物のオレフィンへの転化を促進する作用をすることがで
きる固体触媒の存在において行われるのが好ましい。
現時点で有用な生成物転化触媒の組成は広く変わり得る
、但し、かかる触媒は工程(b)の条件で所望の転化を
促進する機能をすることを条件とする。すなわち、本発
明の工程(b)で用いるのに適した触媒は、工程(b)
の条件で所望の生成物転化或は反応を促進することがで
きる天然産或は合成物質の内の少なくとも1種を含む。
特に有用なメタノール転化触媒の1つのクラスは結晶性
微孔質三次元固体触媒或はCMSClすなわち、選定し
た寸法、形状或は遷移状態を有する分子の化学反応を促
進する触媒である。すなわち、CMSCは、所定の分子
寸法、分子形状或は遷移状態拘束に従う供給原料分子の
化学反応を促進する触媒である。異なるCMSCは、触
媒の物理的構造及び化学組成、例えば細孔の有効直径に
応じて異なる寸法/形状/遷移状態拘束を有する。こう
して、使用するために選ぶ特定のCMSCは、採用する
特定の供給原料、所望の特定の化学(反応)及び生成物
に依存する。CMSCは実質的に均一な細孔構造、例え
ば実質的に均一な寸法にし及び形状にした細孔を有する
のが好ましい。CMSCは、例えば、層をなした(la
yered)クレー、ゼオライト系モレキュラーシーブ
及び非ゼオライト系モレキュラーシーブ或はNZMSを
含む。
現時点で有用なNZMSは、無水基準で下記式によって
表わされる実験化学組成によって包含されるモレキュラ
ーシーブを含む: (I )  mR: (QwAJxPySiz)Ogこ
こで、rQJは電荷rnJを有する骨組酸化物単位rQ
Oa’」 (rnJは−3、−2、−1、O或は+1に
なることができる)として存在する少なくとも1種の元
素を表わし:「R」は結晶内細孔系に存在する少なくと
も1種の有機テンプレート剤を表わし; 「m」は (
Q−AI−PyStz) Oa 1モル当り存在するr
RJのモル量を表わし及びO〜約0゜3の値を有し;「
W」、rxJ、r’j/J及びrzJは骨組酸化物単位
として存在するそれぞれQ Oz 、 A 102−1
P Oz 、 S j Oa O)モ)I/分率を表わ
す。rQJは四面体酸化物構造において約1.51〜約
2.06人の平均のrT−OJ間隔を有する元素と特性
表示される。rQJは約125〜約310 Kcal/
g原子のカチオン電気陰性度を有し及びrQJは298
°Kにおいて約59 Kcal/g原子より大きいrQ
−OJ結合解離エネルギーを有する結晶性三次元酸化物
構造における安定なQ−0−P、Q−0−AI或はQ−
○−Q結合を形成することができ(1985年10月3
0日に公表されたEPC公表0159624号の8a、
8b及び8a頁のrELJ及び「M」の特性表示につい
ての検討を参照、それらは本明細書中で用いる通りのQ
に等しい);rwJ、rxJ、r、YJ及び「Z」は骨
組酸化物として存在するそれぞれ「Q」、アルミニウム
、リン及びケイ素のモル分率を表わし、該モル分率は下
記の通りの制限組成値或は点の範囲内にある: Wは0〜99モル%に等しい; yは1〜99モル%に等しい; Xは1〜99モル%に等しい: Zは0〜99モル%に等しい。
(I)式のrQAPSOJモレキュラーシーブのrQJ
は骨組四面体酸化物を形成することができる少なくとも
1種の元素を表わすと規定することができ及び下記の元
素の内の1種にすることができる:ヒ素、ベリリウム、
ホウ素、クロム、コバルト、ガリウム、ゲルマニウム、
鉄、リチウム、マグネシウム、マンガン、チタン、バナ
ジウム及び亜鉛。元素の組合せがQを表わすものと意図
し及びかかる組合せは、QAPSOの構造中に存在する
程度に、Q成分のモル分率中1〜99%の範囲で存在し
つる。(I)式はQ及びSLの存在しない場合を意図し
ていることに注意すべきである。このような場合、作用
する構造はアルミノホスフェート或はAIPO,の構造
である。Zが正の値をもつ場合、作用する構造はシリコ
アルミノホスフェート或はSAPOの構造である。これ
より、QAPSOなる用語は、必然的に、元素Q及びS
(実際はSt)が存在することを表わさない。Qが複数
の元素である時、その場合、存在する元素は本発明で意
図する程度まで、作用する構造は本明細書中で検討する
通りのELAPSO或はELAPO或はM e A P
 O或はMeAPSOの構造である。しかしながら、Q
が別の元素になるQAPSO変種のモレキュラーシーブ
を発明することを意図する場合、それらを本発明を実施
するために適したモレキュラーシーブとして含むつもり
である。
QAPS○組成及び構造の実例は、下記の表Aに記述す
る特許及び特許出願、及びライ。ムラカミ、ニー、シジ
マ、ジェー、ダブリュ、ウォード(J、 W、 War
d)が編集した第7回インターナショナルゼ才ライトコ
ンファランスの「ニューディベロップメンツアンドゼオ
ライトサイエンステクノロジー」プロシーデインゲス、
103−112頁(1986年)にフラニゲン(Fla
nigen)等が発表した「アルミノホスフェートモレ
キュラーシーブスアンドザビアリオディックテーブル」
なる表題の論文に記載されている種々の組成及び構造で
ある: 表A 米国特許   MAPOはM Oz−” 、 A I 
Oa−14、567、029及びPOv四面体単位の三
次元微孔号     質骨組構造を有し及び無水基準で
mR: (MXA lyP j Ox式によって表わさ
れる実験化学組成を有する結晶性金属 アルミノホスフェートである− 式中、rRJは結晶内細孔系に存 在する少なくとも1種の有機テンプ レート剤を表わし; 「m」は0〜 0.3の代表的な値を有し及び(M、AI。
P、1021モル当り存在するrRJのモルを表わし:
 「M」はマグネシウ ム、マンガン、亜鉛或はコバルトを 表わし;「X」、「y」及び[Z] は四面体酸化物として存在するそれ ぞれ「M]、アルミニウム及びリン のそル分率を表わす0モル分率は特 許の図の第1図の点A、B、C及び Dによって定められる四角形組成領 域内に入るものである。
この特許は、第6欄に、アルミノ ホスフェートをリン源として(26 〜28行)及びアルミニウム源とし 米国特許 4.440.871 1テ て(38〜40行)用いること及び 種晶を用いて所望のモレキュラーシ ーブを晶出させるのを助成すること (59〜63行)を記載している。
例85はMAPO−36を種晶とし て用いてM n A P O−36を製造することを表
わしている。MnAPO −36の化学組成はマグネシウムの 存在を何ら示していない。
SAPOモレキユラーシーブとは 微孔質結晶性シリコアルミノホスフ ェートの一般的なりラスである。細 孔は約3人より大きい呼称直径を有 する。「必須の実験組成」は mR: (SixAlyPz)(laである:式中、「
R」は結晶内気孔系に存 在する少なくとも1種の有機テンプ レート剤を表わし= 「m」は0〜 0、3の代表的な値を有し及び(StヨAl、P、)0
2の1モル当りに存在するrRJのモルを表わし: 「
X」、 ryJ及びrzJは四面体酸化物と して存在するそれぞれケイ素、アル ミニウム及びリンのモル分率を表わ す0モル分率は第1図の三成分図形 の点A%B%C,D及びEにより定 められる五角形組成領域内にあり、 好ましくは特許の図の第2図の点 a、b、c、d及びeによって定め られる五角形組成領域内にある。S APOモレキユラーシーブは、少な くとも該特許の表■、■、v、vn、 ■、XL X1ll、 XV%XVII、XIX 。
XXI 、XXIIIまたはXXV (7)内ノイずれ
か1つにおいて記載するd間隔を 含有する固有X線粉末回折図を有す る。更に、該特許の合成されたまま の結晶性シソコアルミノホスフェー トはかかる合成の結果として結晶内 細孔系に存在するすべての有機テン 共通に譲渡 された1984 年4月13日 出願の米国 特許出願第 600、312 プレート剤の少なくともいく分かを 除く程に高い温度において焼成する ことができる。シリコアルミノホス フェートは同特許において総括的に rsAPOJ 、或はクラス、或は rsAPo−nJと呼ばれており、 ここでrnJは製法が特許に報告さ れている通りの特定のSAPOを表 示する整数である。
米国特許は、第8欄、12〜16 行に、種晶を用いてSAPO種を生 成することを記述している。その技 法を例22.51及び53に記載し ている。
ELAPSOモレキュラーシーブ は骨組構造中にELOa 、A I 0xPOi、Si
O□単位を有し及び 無水基準でmR: (ELWAIIP、Siり01式に
よって表わされる実験化学組成を有 する:式中、rELJは電荷rnJ 号、 1985年lO月 30日に公表 されたEPC 公表 0159624号 (nは−3、−2、−110或は+ 1になることができる)を有する骨 組酸化物単位r E L Oa’」として存在する少な
くとも1種の元素を表わ し;「R」は結晶内細孔系に存在す る少なくとも1種の有機テンプレー ト剤を表わし; 「m」は(EL、A1.P。
Si、)0.の1モル当りに存在する[RJのモル量を
示し及び0〜約0.3の値 を有し; 「W」、rxJ、ryJ、 rzJは骨組酸化物単位として存在 すルソれぞれELOa 、A I 0z−1P 02 
、S i Ofのモル分率を表わす。rELJは、(a
)約1.51〜約2.06人の四面体酸化物構造におけ る平均rT−OJ間隔、(b)約125〜約310 k
cal/g−原子のカチオン電気陰極性度、(c)29
8°Kにて 約59 kcal/g−原子より大きい「M−0」結合
解離エネルギーを有する 結晶三次元酸化物構造における安定 なM−0−P%M−〇−Al、又は M−0−M結合を形成する能力を有 する元素として特性表示される。
rwJ、rxJ、ryJ及びrzJ は骨組酸化物として存在するそれぞ れrELJ 、アルミニウム、リン及 びケイ素のモル分率を表わす1モル 分率は下記の通りの制限組成値或は 点の範囲内に入る: D   O,010,010,98 E   O,600,0+       0.39ここ
でrpJは、rELJが(EL。
A1.p、siヨ)0□組成において表わす元素の数に
対応する整数である。
rELAPsOJモレキュラーシ ーブの「EL」は骨組四面体酸化物 を形成しつる少なくとも1種の元素 を表わすものと規定することができ 及び好ましくはヒ素、ベリリウム、 ホウ素、クロム、コバルト、ガリウ ム、ゲルマニウム、鉄、リチウム、 マグネシウム、マンガン、チタン、 及び亜鉛よりなる群から選択し;「w 」、rxJ、ryJ及びrzJは四 面体酸化物として存在するそれぞれ rELJ 、アルミニウム、リン及び ケイ素のモル分率を示し、ここでモ ル分率は下記の通りの制限組成値或 は点の範囲内に入る: 1985年2 i−止一匁一杢 月 d   O,550,100,35 ここで、rpJは上に規定した通り である。
EP公表は、16頁に、結晶性及 び無定形アルミノホスフェートをリ ン及びアルミニウム源として用いる ことを開示しており及び17頁に、 反応混合物にシード添加することを 記載している0例11A、12A。
93A−103A15B、6B。
55B、58B、59B、50D− 56D、59D−62D及び12F −15Fは種晶を用いることを示し ている。
TAPOモレキュラーシーブは 9日に特許 された米国 特許4.500゜ 651号 [T i Oa  ]  、[A I Oa  ]、[
P 02]四面体単位の三次元微孔質結晶骨組 構造からなり、該構造は、次式の無 水基準の単位実験式を有する: mR: (TI、1A1yPx) Ox    (I 
)[式中、Rは結晶内細孔系に存在す る少なくとも1種の有機テンプレー ト剤を表わし; 「m」は (TiヨAl。
Pl)0□1モル当り存在するrRJのモルを表わし、
及びO〜5.0の値を 有し、各場合の最大値はテンプレー ト剤の分子寸法及び特定のチタンモ レキュラーシーブの細孔系の有効空 隙容積に依存し; 「X」、「y」、 rzJは四面体酸化物として存在す るそれぞれチタン、アルミニウム、 リンのモル分率を表わし、該モル分 率はrxJ、ryJ・ rzJについ て次の値を表わす: i−止一分一率 A θ、001    G、45   0.549B 
  O,880,010,11 CO,980,010,01 D  O,290,700,旧 E  O,00010,700,299パラメータrx
J、「y」、rzJ は、好ましくは、rxJ、ryJ、 rzJについて次の値の内に入る: a   O,0020,4990,499b   O,
200,400,40 c   O,200,500,30 d   O,100,600,30 e   O,0020,600,398TAPOモレキ
ユラーシーブは、 通常、更に、4.6トル及び約24℃ における水の結晶内吸着容量的3.0 1984年4月 13日に出願 された米国 特許出願第 600、179 重量%を特徴とする。水の吸着は、 水和と脱水の両方の状態で同一の必 須骨組み形態を保持しながら完全に 可逆性であることが観測された。
該米国特許は8欄65〜68行及 び9欄15〜18行に結晶性或は無 定形アルミノホスフェートをリン及 びアルミニウム源として用いること を検討している。6欄1〜5行に、 シード添加は晶出手順を容易にする と記載している。比較例44は、無 定形TiO□と95重量%のALP 0418との組成物を記載している が、組成物をどのようにして調製し たのかを示していない。
TiAPSOモレキュラーシーブ は、無水基準で下記式によって表わ される実験化学組成を有するTi O2、A l 02−1PO2”及び5i02四面体酸
化物単位の三次元微孔 号、 1985年11月 21日公表さ れたEPC公 表第 0161488号 質骨組構造を有する: mR: (TiWAl*P、5it) 02ここでrR
Jは結晶内細孔系に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし; rmJは(TiWAIIPFSiffi) 02の1モ
ル当りに存在するrRJのモル量を 表わし、そしてO〜約0.3の値を有 し; 「7」・ rxJ・ 「y」、及び rzJは四面体酸化物として存在す るチタン、アルミニウム、リン及び ケイ素のそれぞれのモル分率を表わ し、そして各々は少なくとも0.01 の値を有する。モル分率rwJ、 rxJ、「y」、及びrzJは一般 的に出願の第1図の三成分図形に関 して下記の制限組成値或は点の範囲 内にあると規定される: モー止−分−塵 i−ルー分−坐 Aロ600,380.02 B   O,380,600,02 CO,010,600,39 D  O,旧  0.01  0.98E   O,6
00,010,39 TiAPSOモレキユラーシーブ のサブクラスにおいて、上記式中の 値、rwJ、rxJ、「y」、及び rzJは出願の第2図の三成分図形 の点a、b、c、及びdによって定 められる四角形組成領域内にあり、 そしてこれらの点a、b、c、及び dはr w J、rxJ、「y」、及びrzJについて
下記の値を表わす: 1985年11月 19日に特許 された米国 特許4.554゜ 143号 a   O,550,430,02 b   O,430,550,02 c   O,100,550,35 d   O,550,100,35 公表は、13頁に、結晶性或は無 定形アルミノホスフェートをリン及 びアルミニウム源として用いること を記載しており、及び14頁に、反 応混合物にシード添加することが晶 出手順を容易にすることを指摘して いる。
フェロアルミノホスフェート(F APO)は本明細書中に援用する米 国特許第4.554..143号中に開示されており、
A 102 、 F e Ox及びPO□四面体単位の
三次元微孔質結 晶骨組構造を有し、及び無水基準で 下記式の必須実験化学組成を有す る: i−土一分一坐 mR:(Fe、1AlyPz)Oz 式中、rRJは結晶内細孔系に存 在する少なくとも1種の有機テンプ レート剤を表わし; 「m」は(Fe。
AI、Pよ)02の1モル当りに存在するrRJのモル
を表わし及びONo、3 の値を有し、各場合における最大値 はテンプレート剤の分子寸法及び関 与する特定のフェロアルミノホスフ ェートの細孔系の有効空隙容積に依 存し:「X」、「y」、及びrzJ は四面体酸化物として存在するそれ ぞれ鉄、アルミニウム及びリンのモ ル分率を表わし、rxJ、ryJ、 及びrzJにつき下記の値を表わ す: A   O,010,600,39 B  O,旧  0.39  0.60CO,350,
050,60 D   O,350,600,05 合成した場合、上記式における rmJの最小値は0.02である。フ ェロアルミノホスフェートの好まし いサブクラスにおいて、上記式にお けるrxJ、「y」、及びrzJの 値は、rxJ、「y」、及びrzJ の下記の値を表わしている: a   0.01 bO1旧 c   O,25 d   O,25 eO2 0,520,47 0,390,60 0、+5     0.60 0.40     0.35 構造単位の鉄は、主とし 1984年4月 13日に出願 された米国 特許出願節 600、173 号、 1985年11月 て合成ゲルにおける鉄源に依存し て、第二鉄又は第一鉄のいずれかの イオン価状態になることができる。
すなわち、構造におけるF e O2四面体は−1又は
−2のいずれかの正 味電荷を有することができる。
特許は、5欄43〜45行及び 54〜56行に、結晶性或は無定形 アルミノホスフェートをリン及びア ルミニウム源として用い得ること及 び6欄1〜5行に、反応混合物のシ ード添加が結晶手順を促進させると 記載している。
FeAPSOモレキュラーシーブ はFe0z−”(及び/又は Fe0z ) 、A l 02 、PO2及びSiO□
の四面体酸化物単位の三次 元微孔質結晶骨組構造を有し、及び 無水基準で下記の単位実験式を有す る: 21日に公表 された EPC公表 0161491号 mR: (FeWAl*PySiり02     (1
)式中、rRJは結晶内細孔系に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし; 「m」は (FewAlxPySii) Oxの1モル当りに存在
するrRJのモルを表わし及びO 〜約0.3の値を有し;各々の場合に おけるrmJの最大値はテンプレー ト剤の分子寸法及び関与する特定の モレキュラーシーブの細孔系の有効 空隙容積に依存し; 「W」、 rxJ、ryJ及びrzJは四面体 酸化物として存在するそれぞれ鉄、 アルミニウム、リン及びケイ素のモ ル分率を表わし、該モル分率は下記 の通りの制限組成値或は点の範囲内 に入るものである: 米国特許出 rwJ、rxJ、「y」及びrzJ の値は下記の通りになることができ る: EP公表は、12頁に、反応混合 物にシード添加することを用いて晶 出手順を促進することを記載してい る。公表は、18頁、にモレキュラ ーシーブを作る際に、結晶性或は無 定形アルミノホスフェートをリン及 びアルミニウム源として用いること を記載している。
1984年4月13日に出願され 願第 600、170 号、 1985年10月 23日に公表 された EPC公表 0158975号 た米国出願600.170号の ZnAPSOモレキュラーシーブは 無水基準で下記式によって表わされ る実験化学組成を有する Zn0z−” 、A 10x −Pot”及び5ins
の四面体単位の骨組構造 を含む: mR: (ZnwAlxPyS1jOz式中、rRJは
結晶内細孔系に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし; 「m」は (Zn−AlmPySljOiの1モル当りに存在する
rRJのモル量を表わし及び 0〜約0.3の値を有し: 「W」、 rxJ、ryJ及びrzJは四面体 酸化物として存在するそれぞれ亜 鉛、アルミニウム、リン及びケイ素 のモル分率を表わし及び各々は少な くとも0.01の値を有する0モル分 率rwJ、rxJ、ryJ及び rzJは一般に下記の通りの制限組 成値或は点の範囲内に入るように規 定する: E     O,600,010,39ZnAPSOモ
レキユラーシーブ の好適なサブクラスにおいて、上記 式における値rwJ、rxJ、 「y」及びrzJは下記の通りの制 限組成値或は点の範囲内に入る: d     O,550,100,35この公表は、1
3頁に、結晶性或 は無定形アルミノホスフェートをリ ン或はアルミニウム源として用い得 ること及び14頁に、反応混合物に 1984年 4月 13日に出願 された米国 特許出願第 600、180 号、 1985年lO月 16日に公表 された EPC公表 0158348号 該結晶をシード添加することが晶出 手順を促進することを示している。
例12〜15はシード添加手順を用 いることを記述している。
MgAPSOモレキュラーシーブ はM g O*−”、A10*−1PO2’″及びSi
O諺四面体酸化物単位の三次元 微孔質骨組構造を有し、及び無水物 基準で下記式によって表わされる実 験化学組成を有する: mR: (Mg−AlxPySlx)Oi式中、rRJ
は結晶内細孔系に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし;「m」は (MgwAt*p、5tjolの1モル当りに存在する
rRJのモル量を表わし及び 0〜約0.3の値を有し;「W」、 rxJ、ryJ及びrzJは四面体 酸化物として存在するそれぞれマグ ネシウム、アルミニウム、リン及び ケイ素のモル分率を表わし、各々は 好ましくは少なくとも0.01の値を 有する。モル分率rwJ、「X」、 ryJ及びrzJは一般に下記の通 りの制限組成値或は点の範囲内に入 ると規定する: MgAPSOモレキュラーシーブ の好適サブクラスにおいて、上記式 における値rwJ、rxJ、ryJ 及びrzJは下記の通りの制限組成 値或は点の範囲内に入る: この公表は、14頁及び例5. 1984年4月 4日に出願 された米国 特許出願第 600、175 号、 1985年11月 11日に公表 された EPC公表 0161490号 6.55.58及び59に、シード 添加して生成物を生成することを示 している。
1984年4月13日に出願され た米国出願第600,175号の MnAPSOモレキエラーシーブは 無水物基準で下記式によって表わさ れる実験化学組成を有する M n Oa−”、AlO2、PO2及び5in2の四
面体単位の骨組構造を 有する: mR: (MnwAlmPySlx) (h式中、rR
」は結晶内細孔系に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし; 「m」は (MnwAlmPySlx) Oxの1モル当りに存在
するrRJのモル量を表わし、及 びO〜約0.3の値を有し;「W」、 rxJ、ryJ及びrzJは四面体 酸化物として存在するそれぞれマン ガン、アルミニウム、リン及びケイ 素のモル分率を表わす0モル分率 rwJ、rxJ、ryJ及びrzJ は一般に下記の通りの値或は点の範 囲内に入ると規定される: E     O,600,010,39rwJ、rxJ
、ryJ rzJの 値は下記の通りにすることができ る: d     O,550,100,35公表は、13頁
に、結晶或は無定 形アルミノホスフェートをリン或は アルミニウム源として用いることを 記載し及び該結晶を用いて晶出手順 1984年4月 13日に出願 された米国 特許出願第 600、174 号、 1985年11月 21日に公表 された EPC公表 0161489号 を促進することを特徴としている。
例54〜56及び59〜62は、該 結晶をMnAPSO生成物の製造に おいて用いたことを記述している。
1984年4月13日に出願され た米国出願第600.174号の CoAPSOモレキュラーシーブは Coos 、A 102 、PO2及び5iOaの四面
体単位の三次元微孔 質骨組構造を有し及び無水基準で下 記式によって表わされる実験組成を 有する: mR: (COwAIxPySlx)Oz式中、rRJ
は結晶内細孔中に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし; 「m」は1モルの (CoJl、P、Si、) (la当り存在するrRJ
のモル量であり及びO〜約 0.3の値を有し; 「W」、rxJ、ryJ及びrz
Jは四面体酸化物と して存在するそれぞれコバルト、ア ルミニウム、リン、ケイ素のモル分 率を表わし、モル分率r w J、 rxJ、ryJ、rzJは各々少く とも0.01であり及び一般には下記 の通りの制限組成値或は点の範囲内 に入ると規定される: E     O,600,010,39CoAPSOモ
レキユラーシーブ の好ましいサブクラスにおいて、上 記式におけるr w J、rxJ、 ryJ及びrzJの値は下記の通り の制限組成値或は点の範囲内にあ る: 各々が1984 年4月13日 に出願され た米国特許 出願 599、771 599、776 d     O,550,100,35EP公表は、1
3頁に、結晶性或 は無定形アルミノホスフェートをリ ン及びアルミニウム源として用いる ことを示し及び14頁に、反応混合 物にシード添加することが晶出手順 を促進することを記述している0例 11.12.13.93及び97− 103は種晶を用いることを示して いる。
M e A P Oモレキュラーシーブは、置換基金属
がマグネシウム、マ ンガン、亜鉛、コバルト群の二価金 属の内の1種であるか2種又はそれ 以上の混合物である結晶性微孔質ア ルミノホスフェートであり、米国特 許4.567.028号に開示されてい599.80? 599.809 599.81+ 599.812 599.813 600.166 600.171 号、 1985年IO月 23日に公表 された EPC公表 0158976号 る、この新規なりラスの組成物の要 素ハM Oa 、 A 102及びPO2四面体単位の
三次元微孔質結晶骨組構 造を有し及び無水基準で下記式の必 須実験化学組成を有する: mR:(MJIyPjOa 式中、rRJは結晶内細孔系に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし; 「m」は CM、AI、P工)021モル当り存在するrRJのモ
ルを表わしそして0〜約 0.3の値を有し、各々の場合におけ る最大値はテンプレート剤の分子寸 法及び関与する特定の金属アルミノ ホスフェートの細孔系の有効空隙容 積に依存し; 「X」、ryJ、 rzJは四面体酸化物として存在す るそれぞれ金属「M」 (すなわち、 マグネシウム、マンガン、亜鉛、コ バルト)、アルミニウム及びリンの モル分率を表わし、該モル分率は rxJ、ryJ、rzJについて下 記の値を表わしているものである: D     O,350,600,05合成した場合、
上記式における rmJの最小値は0.02である。本 発明の金属アルミノホスフェートの 好ましいサブクラスでは、上記式に おける「×」、ryJ、rzJは rxJ、ryJ、「Z」について下 記の値を表わしている: d     O,250,400,35合成されたまま
の組成物は、空気 中、長い期間、すなわち少なくとも 2時間の間350℃でか焼すること 1985年4月 11日に出願 された EPC出願 第 85104386.9 号(1985年 10月13日に 公表された EPC公表 に、無定形にならないで耐えること ができる。
EP公表は、14及び15頁に、 結晶性及び無定形アルミノホスフェ ートをリン及びアルミニウム源とし て用いることを示し及び15頁に、 反応混合物にシード添加することが 晶出手順を促進することを記述して いる。例8は結晶をシード添加する ことを開示している。
rELAPOJモレキュラーシー ブは、三次元微孔質骨組を形成する ことができる少なくとも1種の元素 がAIO□、POi、及びMol四面体酸化物単位[こ
こでrMO*Jは電 荷rnJ  (rnJは−3、−2、 −1,0又は+1になることができ る)を有する四面体酸化物単位 rMo、、として存在する少なくとも 1種の異なる(Al又はP以外の) 第0158976 号)。
1985年4月 11日に出願 された EPC出願 第 85104388.5 号(1985年 10月16日に 公表された EPC公表 第158348 号) 元素を表わす]の結晶骨組構造を形 成するクラスの結晶性モレキュラー シーブである。この新しいクラスの モレキュラーシーブ組成物の要素 は、A 10x 、P Ox及びMO2四面体単位の結
晶骨組構造を有し及び 無水基準で次式によって表わされる 実験化学組成を有する: mR: (MJlyPj Ox 式中、rRJは結晶内細孔系に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし; r m Jは(M−AlyP−) Oaの1モル当り存
在するrRJのモル量を表わ し; rMJは骨組四面体酸化物を形成 することができる少なくとも1種の 元素を表わし: rxJ、「y」及びrzJは四面 体酸化物として存在する「M」、ア ルミニウム及びリンのそれぞれのモ ル分率を表わす。rM」は、モレキ ュラ−ブがAIO□及びPO□に 加えて少なくとも1つの骨組四面体 単位を含有するような少なくとも1 種の異なる元素(Ml)である。
rMJは、ヒ素、ベリリウム、ホウ 素、クロム、ガリウム、ゲルマニウ ム、リチウムよりなる群から選ぶ少 なくとも1種の元素であり、rMJ が2つの元素を表わす場合、第2の 元素は前述の内の1つにすることが でき及び/又はコバルト、鉄、マグ ネシウム、マンガン、チタン及び亜 鉛よりなる群から選ぶ少なくとも1 種の元素である。
ELAPOモレキュラシーブは、 同明細書中でAlO2,PO□及び MO2四面体酸化物単位の骨組内の 元素rM」を表わすために一般に頭 字語或はrELAPOJと呼ばれて いる。実際のクラスの要素は、頭字 語のrELJをMO,四面体単位と して存在する元素に置き換えること によって識別されることになる。
rMJが2つの元素を表わす場合、 「M」はまたコバルト、鉄、マグネ シウム、マンガン、チタン及び亜鉛 から成る群より選ぶ少なくとも1種 の元素にすることができる。例え ば、各々の場合において、rMJは 第1の元素群、例えばAs、Be等 の内の少なくとも1種を含み、2種 又はそれ以上の元素が存在する場 合、第2及びそれ以上の元素は上で 検討した通りの第1元素群及び/又 は第2元素群から選ぶことができ る。
ELAPOモレキュラシーブは、 AIO□、PO2及びMO2四面体 単位の結晶性三次元微孔質骨組構造 を有し、そして無水基準で下記式に よって表わされる化学組成を有す る: mR: (M*A1yPり02 式中、rRJは結晶内細孔系に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし; rmJは(M、AI、P、)02の1モル当りに存在す
るrRJのモル量を表わ し及びO〜約0.3の値を有し、 rMJは骨組四面体酸化物を形 成することができる少なくとも1種 の元素を表わし、rMJは、ヒ素、 ベリリウム、ホウ素、クロム、ガリ ウム、ゲルマニウム及びリチウムよ りなる群から選ぶ少なくとも1種 の元素である。rMJが追加の元素 を含む場合、かかる追加の元素 rMJはコバルト、鉄、マグネシラ rX+ J 、rX2J −rx3J等の値は、同明細
書中以降でrxJにつ いて規定する通りであり、その場合 rx+ J + rxa J + rXs J ・・=
=rxJであり、X++Xz、 x3等は各々少なくとも0.01であ る。
E I APOモレキュラシーブは、 無水基準で下記式によって表わされ る実験化学組成を有するMO,、 A10a、及びP O2四面体単位の 結晶性三次元微孔質骨組構造を有す る: mR:(M、IAlyPx)Os 式中、「R」は結晶内細孔系に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし; 「m」は (M、A1.P、) 0□の1モル当り存在するrRJ
のモル量を表わし及びO〜約 0.3の値を有し= 「M」は先に規定ム、マンガン、
チタン及び亜鉛より なる群から選ぶ少なくとも1種の元 素にすることができる。
元素「M」、アルミニウム及びリ ンの相対量は、次の実験化学式(無 水): mR+(M、AlyPjOz (式中、rxJ、「y」及びrzJ は元素M1アルミニウム及びリンの モル分率を表わす) によって表わされる。各々のrMJ (或はMが2つ又はそれ以上の元素 を表わす場合、M l、M2.M。
等)の個々のモル分率は、 rx+ J 、rxz J 、rxs Jなど(ここで
rxIJ、「X2」、 「X、」等は上に規定した通りの rMJについての元素Ml、M2、 M3等の個々のモル分率を表わす) によって表わすことができる。
した通りの骨組四面体酸化物を形成 することができる少なくとも1種の 異なる元素(AI又はP以外の)を 表わし、rxJ、「y」及びrzJ は四面体酸化物として存在する 「M」、アルミニウム及びリンのそ れぞれのモル分率を表わし:該モル 分率rxJ、「y」及びrzJは一 般にrxJ、ryJ及びrz]につ いての下記の値の中に入ると規定さ E     O,390,600,01本発明の好まし
いサブクラスの ELAPOにおいて、上記の式にお けるrxJ、ryJ及び「2」の値 は、rxJ、ryJ及びrzJにつ いて下記の値の内に入る: ±1弓五串 米国特許 4.310.440 巧 ALPOは結晶性アルミノホスフ エートの内の基本的及び最も簡単な ものである。ALPOは、各々が、 骨組構造であって、それの酸化物の モル比によって表わされる化学組成 が下記であるものを有し: Al2O,:1.O±0.2PaOa (該骨組構造の各々は微孔質であ り、細孔は均一である)及び約3〜 約10人の範囲内の呼称直径を有 し、4.6トル及び24℃における水 の結晶内吸着容量が少なくとも3,5 重量%であり、水の吸着及び脱着 は、水和及び脱水和の両方の状態で 同じ必須骨組形態(トボロギー)を 米国特許出 願第 600、168. 600、181. 600、182. 600、183 号、 1985年lO月 16日に公表 されたヨー ロッパ特許 公表 0158360号 保ちながら、完全に可逆性である。
5ENAPSOは四面体酸化物事 位rMO2’Jを有し及U A 10 g−1PO*、
5ib を有する(「n」は−3、−2、 −1、O或は+1である)少なくと も2つの元素の骨組構造を有し、及 び無水基準で下記式によって表わさ れる実験化学組成を有する五成分及 び六成分モレキュラシーブである: mR: (M−AlxPySl、l)0*式中、rRJ
は結晶内細孔系に存在 する少なくとも1種の有機テンプレ ート剤を表わし; 「m」は: (MwAIMP、Siり o、の1モル当り存在するr
RJのモル量を表わし及び0〜 約0.3の値を有し;「M」はヒ素、 ベリリウム、ホウ素、クロム、コバ ルト、ガリウム、ゲルマニウム、 鉄、リチウム、マグネシウム、マン ガン、チタン、バナジウム及び亜鉛 よりなる群から選ぶ少なくとも2種 の元素を表わし= 「n」は先に規定 した通りであり: 「W」、rxJ、 「y」及びrzJは四面体酸化物と して存在するそれぞれ、元素 「M」、アルミニウム、リン及びケ イ素のモル分率を表わし、各々は少 なくとも0.01の値を有する。
公表は、14〜15頁に、一般的 に反応混合物にシード添加して所望 の生成物を生成することを記載して いる。
ゼオライト系モレキュラシーブは下記の一般式によって
表わすことができる: Me、[(A102)x(StOa)yl・Jz0式中
、Meは金属カチオンであり、x / nは原子価nの
交換可能な金属カチオンの数であり、Xはまたアルミネ
ートの形で結合されアルミニウムイオンの数でもあり、
yはケイ素原子の数であり、Zは水分子の数であり、水
分子を取り去ることにより特徴的細孔或はくびれ系を生
じる。z/x比は1〜5、通常1〜2の数である。
ゼオライト系モレキュラーシーブの代表はチャバザイト
、ホージャサイトレビナイト、リンブタイブA、ギスモ
ンジン、エリオナイト、ソーダライト、リンブタイブX
及びY、アナルサイム、グメリナイト、ハーモトウム、
レビナイト、モルデナイト、エビスチルバイト、ヒユー
ランダイト、スチルバイト、エジングトナイト、メソラ
イト、ナトロライト、スコリサイト、トムツナイト、ブ
ルーステライト、ローモンタイト、フィリップサイト、
ZSM類(例えば、ZSM−5(米国特許3.702,
886号参照)、ZSM−20(米国特許3.972.
983号参照)、ZSM−12(米国特許3,832,
449号参照)、ZSM−34(米国特許4,079,
095号参照)、等)、ベーター(米国特許3.308
,069号及び米国再発行特許28.341号参照)、
等である。本発明の実施において採用することができる
適したゼオライトモレキュラーシーブの代表は下記の通
りである:ゼオライトA、AgX%AgY、AIHY、
アルキルアンモニウムX及びY、BaX、BaY、Be
Y、Ca−A%Ca−ニアホージャサイト、Ca−HX
、Ca−X、Ca−Y%CdX%CdY、CeY、Co
A、CoX%CoY、CrY、CsL、CsX、CsY
、Cu−X%Cu−Y、Cu−ジエチルアンモニウム7
%Cu−エチルアンモニウムY、Fe−X、Fe−Y、
グループ■AX、グループIAY、グループIIAY、
HY、KL、KX、KY%L、La−X、La−Y、L
iA、LiX、LiY、LZ−10、LZ−210、M
gHY、MgNa、MgNH4y、MgX、MgY%M
nX、MnY、Na−A、Na−ニアホージャサイト、
Na−L、Na−X、Na−Y、NH4L、NH4X、
NH4Y、Ni −A、N1−X、N1−Y、NH4L
、NH4X。
NH4Y、N1−A、Ni−、X、N1−Y、オメガ、
PdY、ホスフェート、pt、希土類x1希土類Y、R
bX、RhY、SrX、SrY、スチーム安定化或いは
超安定性Y、テトラメチルアンモニウムY、TIX、ト
リエチルアンモニウムY、X、Y、Y−82、ZK−5
、Zn−モルデナイト、Zn−X%An−Y、上記ZS
M類、等。
本発明において有用なその他のゼオライト系CMSCは
ホウ素処理したアルミノシリケート、例えば米国特許4
,613,720号に記載されているものを含む。その
他のNZMSはシリカモレキュラーシーブ、例えば米国
特許4,061,724号に示されているシリカライト
を含む。
現時点で有用な工程(b)CMSCの細孔の平均直径は
、ジョンウイリアンドサンズ、ニューヨークが1974
年に出版したドナルドダブリュ、ブレツク(Donal
d W、Breck)著の「ゼオライトモレキュラーシ
ーブ」に記載されている測定によって求める通りに約3
〜約15オングストロームの範囲であるのが好ましい。
この平均直径は平均有効直径と呼ばれる。工程(b)C
MSCは、好ましくは、細孔であって、細孔の少なくと
も一部、好ましくは主部分が、吸着容量(所定の吸着質
分子を用いた標準のマツクベインーベーカー重量吸着法
によって測定した通りの)が示す酸素(平均運動(ki
netic )直径的0.346nm)を吸着し及びイ
ソブタン(平均運動直径的0.5nm)の吸着がごく微
量であることを特徴とする平均有効直径を有するものを
有する。−層好ましくは、平均有効直径は、キセノン(
平均運動直径的0.4nm)を吸着し及びイソブタンの
吸着がごく微量であり、最も好ましくはn−ヘキサン(
平均運動直径的0.43nm)を吸着し及びイソブタン
の吸着がごく微量であることを特徴とする。所定の吸着
質の吸着がごく微量であるとはCMSCの3重量%より
少ない吸着であり、吸着質を吸着するとは吸着質がCM
SCの重量を基準にして3重量%を越えることである。
本発明において有用なCMSCの内のいくつかは、平均
有効直径が約3〜約5オングストロームの範囲の細孔を
有する。
現時点で有用な工程(b)触媒を固体粒子に加入し、触
媒をオレフィンへの所望の化学転化を促進するのに有効
な量で存在させるのがよい。−実施態様において、固体
粒子は触媒的に有効な量の触媒及びバインダー材及び充
填材の内の少なくとも1種を含んで所望の性質、例えば
所望の触媒希釈、機械的強度等を固体粒子に付与する。
このような充填材及びバインダー材、すなわちマトリッ
クス材料は性質がある程度多孔性であり、所望の生成物
転化を促進するのに有効であっても或いは有効でなくて
もよい。CMSCを工程(b)に用いる場合、このよう
なマトリックス材料は、例えば、合成及び天然産物質、
金属酸化物、クレーシリカ、アルミナ、シリカ−アルミ
ナ、シリカ−マグネシア、シリカ−ジルコニア、シリカ
−トリア、シリカ−ベリリア、シリカ−チタニア、シリ
カ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコニア
、これらの混合物等を含む。
1種またはそれ以上のマトリックス材料を工程(b)固
体粒子中に入れる場合、触媒は全固体粒子の約1〜約9
9重量%、−層好ましくは約5〜約90重量%、なお−
層好ましくは約10〜約80重量%を構成するのが好ま
しい。触媒がCMSCであり及びスラリー系において、
例えば供給原料或いは生成物と異なる懸濁液と共に使用
する場合、触媒は、他の固体物質、例えばマトリックス
材料を約75重量%以下、−層好ましくは約35重量%
以下含有する固体粒子中に含まれるのが好ましい。一実
施態様では、実質的に純な触媒、すなわち実質的にマト
リックス材料の存在しない触媒粒子を本第2或いは工程
(b)反応域において、特にかかる触媒を触媒/液体ス
ラリーとして採用するCMSCにする場合に用いる。
CMSC及びマトリックス材料を含む固体粒子の製法は
当分野で慣用的であり及びよく知られており、よって本
明細書中で詳細に検討する必要はない、かかる製法手順
の内のいくつかは、先に本明細書中に援用した特許及び
特許出願、並びに米国特許3,140.253号及び再
発行特許27,639号に記載されている。固体粒子を
製造する間及び/又はその方法の一部として形成される
触媒は本発明の範囲内である。
工程(b)触媒を含む固体粒子は、本発明において機能
的に適した任意の寸法にすることができる。触媒を一層
有効に用いるためには、固体粒子は、同様の化学転化を
促進するのに用いる固定床固体粒子に比べて小さいのが
好ましい。−層好ましくは、固体粒子は最大横断寸法、
例えば直径約1〜約500ミクロン、なお−層好ましく
は約25〜約200ミクロンの範囲を有する。
工程(b)触媒及び/又は固体粒子に、所望の粒径を得
るために、機械的粉砕、例えば摩砕、破砕、練摩等を行
うことができる。しかし、触媒を含む固体粒子は、機械
的粉砕によって得られる同様の組成の固体粒子に比べて
一層滑かであり、層好ましくはまた一層球状であるのが
好ましい。
このような球の平滑性及び真球度は触媒の流動性及び有
効寿命を向上させる傾向にあり、及び所望ならば、また
、触媒/液体スラリーにおける固形分配合量を増大させ
得る。かかる平滑性及び真球度を達成する特に有用な加
工工程の1つは、噴霧乾燥を固体粒子製造プロセスの一
部として採用して固体粒子或いは固体粒子の前駆物質を
形成することである。かかる噴霧乾燥を採用することの
追加の利点は、かかる工程の条件を、生成物固体粒子が
所望の粒径或は寸法範囲になるように調節し得ることで
ある。
このような触媒/固体粒子製造において噴霧乾燥を用い
ることは慣用であり及びよく知られており、よって本明
細書中で詳細に検討する必要はない。
非ゼオライト系モレキュラーシーブ或はNZMSは特に
本発明の実施において特に有用である。
NZMSの中で、SAPOが特に有用である。
SAP○−17及び米国特許4,440,871号の例
38に詳細に記載されているSAPO−34は、特に好
ましい工程(a)触媒である。現時点で、SAPO−3
4が最も好ましい。
第2或は工程(b)反応域における触媒或は固体粒子の
量は、例えば関係する特定の加工用途に応じ広範囲にわ
たって変わることができる。触媒/液体スラリーを用い
るならば、生成物、例えばメタノールと触媒とを空間及
び時間的に有効に接触させるためにスラリー中の触媒/
固体粒子の配合量を比較的高くするのが適当になり得る
。他方、触媒/固体粒子の配合量を過度にすることは、
所望のオレフィン収率の低下に至り得るので、避けるべ
きである。触媒/固体粒子はスラリーの約0、1〜約5
0重量%、−層好ましくは約0.2〜約30重量%を構
成するのが好ましい。
スラリー系を採用するならば、工程(b)に供給する第
1反応域流出物中の生成物、例えばメタノールよりも反
応性の低い懸濁液を現時点で有用なスラリーに用いるの
が好ましい、すなわち、懸濁液は、どちらかと言えば、
工程(b)の条件において、例えばそれだけで或はかか
る生成物、オレフィン生成物、希釈剤と化学的に反応し
そうにない。こうして、懸濁液の化学的転化或は反応速
度を、工程(b)の条件における生成物転化についての
該速度に比べて減少させる、好ましくは相当に減少させ
る。−層好ましくは、懸濁液は、特に現時点で有用な工
程(b)触媒が促進する化学反応に関して、工程(b)
の条件において、実質的に非反応性であり、すなわち実
質的に化学的に反応せず或は実質的に化学的に不活性で
ある。懸濁液は、接触条件、例えば高い温度において比
較的長い期間にわたり、例えば酸化、熱分解等によって
分解或は劣化し得る。このような分解或は劣化は懸濁液
を取り換えるに至り得るが、液体が実質的に非反応性で
あるかどうかを決める際に考えるべきでない、懸濁液の
組成は、液体の分子の寸法及び/又は形状が触媒の細孔
への出入りに反するように選ぶのが好ましい1例えば、
液体の分子が大きすぎれば触媒の細孔に入ることができ
ない。
懸濁液は、本明細書中に説明する通りに機能するという
条件で広範囲の組成物から選ぶことができる。液体は安
定であるべきである。すなわち高い温度、例えば約30
0℃を越える温度を含むことがしばしばある工程(b)
の条件において実質的に分解或は劣化に耐えるべきであ
る。一実施態様において、懸濁液の分子は、該分子をC
MSCの細孔に実質的に入らないようにする寸法の運動
(kinetic)直径を有する。液体は無機性であっ
ても或は有機性であってもよい、1種或はそれ以上のシ
リコーン及び同様の材料を懸濁液として用いることがで
きる。適した有機液体は好ましくは炭素及び水素、−層
好ましくは少なくとも1種の他の元素、例えばハロゲン
、窒素′、酸素、リン、イオウ及びこれらの混合物を含
み、炭素、水素、酸素含有分子を含む液体が特に有用で
ある。ジベンジルベンゼン、ジフェニルエーテル及びこ
れらの混合物から成る群より選ぶ懸濁液が特に有用であ
ることがわかった。
懸濁液は、工程(b)流出物からの生成物が工程(b)
条件で液体に所望のオレフィン生成物よりも可溶性であ
るように選ぶのが好ましい。このような第1流出生成物
が懸濁液に溶解性であることは有効な工程(b)接触を
容易にし、一方、所望のオレフィン生成物が液体に相対
的に不溶性であることは所望のオレフィン生成物を工程
(b)触媒から分離するのを容易にし及び所望のオレフ
ィン生成物の分解、例えばそれ以上の化学転化を低減し
て所望の生成物の保存を助ける。所望の生成物は工程(
b)条件で懸濁液に実質的に不溶性であるのが一層好ま
しい。
一実施態様において、懸濁液は工程(b)触媒の少なく
とも1つの性質を向上させるのに有効な少なくとも1種
の成分を含む。本バラグラフの関係において、「触媒」
なる用語は触媒それ自体を言うだけでなく、また存在す
るとすれば固体粒子の他の成分、例えばマトリックス材
料も同様に言う。これより、例えば、バインダー材を液
中に成分によって利するならば、結果として触媒の総括
性能が改良され、触媒の少なくとも1つの性質が改良さ
れる。従って、このように固体粒子の他の成分を利する
こともまた本発明のこの実施態様の範囲内である。工程
(b)触媒の所望の生成物への選択性は、懸濁液の成分
によって改良することができる1つの特に有用な性質で
ある。CMSCが1種或はそれ以上のマトリックス材料
を含有する固体粒子中に存在する状況では、懸濁液はか
かるマトリックス材料の望ましくない触媒活性を低下さ
せる少なくとも1種の成分を含むのが好ましい。一つの
特別の実施態様において、液中の成分は塩基であって、
それの分子は、例えば寸法及び/又は形状の理由のため
、実質的にCMSCの細孔に入らないようにされるもの
である。このような塩基はマトリックス材料の望ましく
ない触媒活性を、CMSCの所望の触媒活性に実質的に
影響を与えないで不活性にさせ或は低減させる働きをす
る。塩基は、特に、好ましい比較的小さい有効直径のC
MSCを用いる場合に、ピリジン、ピリジン誘導体、キ
ノリン、キノリン誘導体及びこれらの混合物から成る群
より選ぶのが好ましい。懸濁液に含まれるかかる成分の
量は広範囲にわたって変わることができるが、但し、該
成分は触媒の少なくとも1つの性質を向上させるのに有
効であることを条件とする。かかる成分は、好ましくは
、スラリー中の液体の約0.01〜約20重量%、−層
好ましくは約0.1〜約15重量%の量で存在するのが
好ましい。かかる成分を周期的に或は連続に懸濁液に加
えて所望の効果を連続ベースでもたらすことができる。
本方法の工程(b)は、触媒を流動状態で、例えば固体
粒子の流動床として或は固体粒子の固定移動或は沸騰床
として存在させて行うことができる。
いくつかの場合に、工程(b)接触条件は、接触温度が
第1反応域流出生成物、例えばメタノールの臨界温度を
越えるようにするのが好ましい。換言すれば、いくつか
の実施態様では、このような生成物が工程(b)接触条
件で超臨界状態であるのが好ましい。
工程(b)接触から得られるオレフィン生成物が、例え
ば使用する供給原料、触媒、条件に依存することは、も
ち論である。一実施態様では、所望のオレフィン生成物
は軽質オレフィン、すなわち分子当り炭素原子2〜約6
、−層好ましくは2〜約4を含有するオレフィンである
のが好ましい、軽質オレフィンが所望の生成物である場
合、かかるオレフィンを主炭化水素生成物として生成す
るのが好ましい、すなわち、工程(b)反応域流出中の
炭化水素生成物の50モル%以上が軽質オレフィンであ
る。CMSCを用いるならば、所望のオレフィン生成物
は該生成物をCMSCの細孔から取り去る或は逃げさせ
るような運動直径を有するのが好ましい。
メタノール等のような供給原料からのオレフィン製造は
、希釈剤の存在において行われるのが慣用である。希釈
剤は、好ましくは工程(b)におけるかかる供給原料転
化の速度そしてまたおそらく転化の程度を緩和する働き
をし、及び更に温度調節を助成することができる。本発
明の1つの利点は、工程(a)反応域流出物のいくつか
の成分、例えば水素、酸化炭素、水等が工程(b)の反
応において希釈剤として機能することである。すなわち
、工程(a)流出物中のこれらの他の成分は工程(b)
における希釈剤物質の少なくとも一部になる。
所望に応じて追加の希釈剤を加えて工程(b)接触の間
に存在させてよい、このような追加の希釈剤を、工程(
b)接触の前に第1反応域流出物と混合或は組合せてよ
く、或はこの流出物と別に第2或は工程(b)反応域に
導入してもよい。好ましくは、第1反応域流出物と追加
の希釈剤とを共に工程(b)の間に第2反応域に実質的
に連続に供給する。
本方法において用いることができる希釈剤の代表は、(
第1反応域流出物中の他の成分に加えて)ヘリウム、ア
ルゴン、窒素、−酸化炭素、二酸化炭素、水素、水、脂
肪族炭化水素、芳香族炭化水素及びこれらの混合物であ
る。第1反応域流出物の他の成分と異なる希釈剤は、あ
るとすれば、ヘリウム、アルゴン、窒素、−酸化炭素、
二酸化炭素、水素、水及びこれらの混合物から成る群よ
り選ぶのが好ましく、水、窒素及びこれらの混合物、特
に水が一層好ましい、希釈剤の使用量は広範囲にわたっ
て変わることができる。例えば、希釈剤の量は、第2反
応域に供給する生成物、例えばメタノールのモルの約0
.1%又はそれ以下〜約99%又はそれ以上の範囲の量
になることができる。
本方法の工程(b)は、オレフィン製造促進触媒が少な
くとも1つの望ましい性質、例えば触媒性の少なくとも
一部を失うに至ることがしばしばある。触媒に再生媒質
を接触させて、所望の化学転化を促進する触媒の有効性
を向上させるのが好ましい。例えば、触媒は、工程(b
)の間に触媒及び/又は固体粒子の細孔或は他の部分に
炭素買付着物或は該付着物の前駆物質が形成することに
よって、有効性が低下し得る。一実施態様では、再生媒
質は触媒の細孔内に存在する分子の平均運動直径を減小
させる働きをする。これらの分子の運動直径のこのよう
な減小は、生成する分子が触媒細孔を去り或は出、それ
によって所望の化学転化のための一層多くの細孔及び/
又は細孔容積をもたらす程であるのが好ましい。工程(
b)触媒を、例えば、酸素含有雰囲気中で酸化して炭素
質付着物質を除く等によって再生するのが好ましい。触
媒/液体スラリーを工程(b)で用いるならば及び懸濁
液が十分に安定であるならば、触媒を懸濁液でスラリー
化しながら、再生媒質/触媒接触を行うことができる。
一実施態様において、工程(b)触媒は再生媒質の作用
を促進するのに有効な少なくとも1種の付加成分を含む
。例えば、触媒は炭素質付着物質の酸化を促進するのに
有効な少なくとも1種の金属成分を含むことができる。
このような金属成分が所望のオレフィン生成に実質的に
悪影響を与えるべきでないのはもち論である。このよう
な付加成分の例は下記の成分を含む:遷移金属、例えば
ニッケル、コバルト、鉄、マンガン、銅、等;白金族金
属、例えば白金、パラジウム、ロジウム等;希土類金属
、例えばセリウム、ランタン、等及びこれらの混合物、
付加金属成分を用いる場合、この成分は最少量として、
−層好ましくはマトリックス材料を含む工程(b)触媒
の使用重量の約1重量ppm〜約20重量%(元素金属
として計算して)として存在するのが好ましい。
酸化性触媒再生の代りに、還元性媒質を用いて工程(b
)触媒を再生することができる。このような還元性媒質
は水素、−酸化炭素及びこれらの混合物、特に水素から
なる群より選ぶのが好ましく、例えば該還元性媒質を触
媒の細孔内の分子、例えば炭素質付着物質前駆物質の分
子と反応させるのに用いて運動直径の小さくなった分子
とし、それで該生成した分子は触媒の細孔を出ることが
できる。一実施態様において、還元性媒質は水素であり
、触媒は還元再生の条件において触媒上、例えば触媒の
細孔内に存在する分子の水素化及び/又は水素化分解を
促進するのに有効な少なくとも1種の成分、好ましくは
金属成分を含む。
酸化性及び還元性工程(b)触媒再生の組合わせを採用
することができる。例えば、工程(b)を受けさせる第
1反応域流出物中の水素及び−酸化炭素は工程(b)触
媒を少なくとも一部再生し、それによって有効なサイク
ル寿命を延長させた後に、触媒に一層完全な酸化性再生
を行ってもよい。工程(b)触媒の酸化性再生及び還元
性再生を、組合わせてよりもむしろ単独で適当な通りに
用いることができるのはもち論である。
工程(b)が行われる条件は、例えば用いる特定の供給
原料及び触媒に応じて及び所望の特定のオレフィン生成
物に応じて広く変わることができる。本方法は、特に工
程(b)温度を好ましくは約200″′〜約600℃或
は約700℃さえ、−層好ましくは約350@〜約55
0’C1なお一層好ましくは約400°〜約500℃の
範囲にし、工程(b)の圧力を好ましくは約1500p
s i g(110kg/cm” G)より低くして適
用可能である。第2反応域における第1反応域流出物の
滞留時間は、例えば用いる特定の流出物及び触媒に及び
、所望の特定のオレフィン生成物に応じて独立に選ぶの
がよい。
工程(b)(第2)反応域からのオレフィン含有流出物
に1つ或はそれ以上の分離工程を行ってオレフィンに富
んだ生成物を回収する。蒸留、吸収等のような慣用の及
びよく知られた分離技術を用いて少なくとも1種のオレ
フィンに富んだ生成物、すなわち第2反応域流出物に比
べて1種或はそれ以上の所望のオレフィンの重量濃度の
増大した生成物にすることができる。このオレフィン回
収工程を操作して所望のオレフィン回収度を達成する。
第2反応域流出物もまた水素、少なくとも1種の酸化炭
素、所望のオレフィンと異なる炭化水素、例えば軽質パ
ラフィンを含有する。
第2反応域流出物からの水素、−酸化炭素及び二酸化炭
素の内の少なくとも1つ、好ましくは全部に工程(a)
を受けさせる。本発明のこの「循環」特徴は所望のオレ
フィンの終局収率の増大をもたらす。−層好ましくは、
第2反応域の流出物からの水素、−酸化炭素及び二酸化
炭素の少なくとも1 fffl、特に全部の実質的に全
てに工程(a)を受けさせる。
上述した通りに、第2反応域からの流出物は、オレフィ
ンに富んだ生成物中に回収されない他の炭化水素、例え
ばパラフィンを含む。従来、工程(b)における非選択
性或は望まない反応の生成物であるこれらの他の炭化水
素は、オレフィンに富んだ生成物を回収した後に処分さ
れ或は捨てられ、こうしてメタノールからのオレフィン
の総括収率の減少を示す。
一実施態様において、本発明は更に(e)第2反応域の
流出物からの好ましくはパラフィンを含む他の炭化水素
を第3反応域において他の炭化水素を化学的に反応或は
転化させて第3反応域の流出物中に水素、−酸化炭素及
び/又は二酸化炭素を生成するのに有効な条件で接触さ
せ、及び(f)第3反応域の流出物からの水素、−酸化
炭素及び二酸化炭素の内の少なくとも1種、好ましくは
全部に工程(a)を受けさせることを含む。−層好まし
くは、第3反応域の流出物からの水素、−酸化炭素及び
二酸化炭素の内の少なくとも1種、特に全部の実質的に
全てに工程(a)を受けさせる。この実施態様では、第
2反応域の流出物からの水素及び/又は−酸化炭素及び
/又は二酸化炭素に、水素対−酸化炭素対二酸化炭素の
モル比を所望の通りに、例えば本方法において向上した
オレフィン収率を得るように調整するために、少なくと
も工程(e)の一部を受けさせることができる。
本発明の工程(e)は慣用のスチームリホーミング、慣
用の炭化水素ガス化、慣用の部分酸化或はこれらの工程
の内の2つ或はそれ以上の組合せを含むのが好ましい。
工程(b)反応域の流出物からのオレフィン生成物と異
なる炭化水素の少なくとも一部にスチームリホーミング
を行うのが一層好ましい。工程(e)はまた水性シフト
反応を含んで工程(a)で用いるための1種或はそれ以
上の合成ガス成分を生成するのが好ましい。
上述したプロセス工程及び反応の各々は当分針で慣用的
であり及びよく知られた方法で実施することができる。
よって、これらの工程及び反応の各々の詳細な説明を本
書に提示しない。しかし、工程(e)で用いる条件及び
触媒、少なくとも工程(e)の一部を受けさせる及び/
又は直接(工程(e)を何ら受けさせないで)工程(a
)に循環させる工程(b)流出物からの水素及び/又は
酸化炭素の量を制御或は調節して本プロセスからのオレ
フィンの終局的収率な向上させることができる、好まし
くは向上させることに注意すべきである。
本発明の一実施態様では、工程(a)及び(b)を事実
上組合わせて単一工程にする。すなわち、第1反応域或
は工程(a)及び第2反応域或は工程(b)で起きる化
学反応或は転化が単一の反応域で行われて所望のオレフ
ィンを生成する。
本発明の「単一接触」の実施態様は、好ましくは、水素
と少なくとも1種の酸化炭素との少なくとも1種の生成
物、好ましくはメタノールを生成する化学反応を促進す
るのに有効な第1触媒、例えば固体の第1触媒及び生成
物のオレフィンを生成する化学反応を促進するのに有効
な第2触媒、例えば固体の第2触媒の存在において行わ
れる。
この単一接触は第1及び第2触媒の物理的混和物の存在
において行われることができる。別法として、第1及び
第2の両方の触媒が同じ組成物中、例えば同じ固体粒子
中に存在してもよい。
本発明において有用な第1触媒は上述した工程(a)に
おいて有用なそれらの触媒のうちのいくつかを含む。同
様に、本第2触媒は工程(b)触媒の内のいくつかを含
む。他の触媒に及び/又は本方法に有意の有害作用を与
える第1及び第2触媒を一緒にして用いないように気を
付けるべきである。
第1触媒は反応域内に存在する条件で少なくとも1種の
生成物、例えばメタノール、メチルアセテート、エタノ
ール、エチルアセテート等、好ましくはメタノールの生
成を促進するのに有効な任意の適した物質にすることが
できる。工程(a)に関して上に挙げた触媒の他に、適
した第1触媒は以下の金属の成分を含む: (周期表の
)第1B族からの金属、特に銅:第VIB族、特にモリ
ブデン;第■族、特にコバルト;アクチニウム系列、特
にトリウム;等及びこれらの混合物。このような金属は
、少なくとも1種の非金属成分、例えばイ才つ、酸素、
ハロゲン、リン、窒素及びこれらの混合物を含有する化
合物の形で存在する場合に、触媒的に有効になることが
しばしばある。金属、イ才つ含有成分は特に有用な第1
触媒である。
第1触媒は担体物質、例えば上述したマトリックス材料
の内の1種或はそれ以上と連合して固体粒子中に入れる
ことがしばしばある。第1触媒は慣用の技法、例えば含
浸、沈殿、共沈、イオン交換等を使用して固体粒子中に
入れることができる。触媒調製は洗浄、乾燥、焼成等の
慣用の技法を用いて完了することができる。第1触媒金
属は、−層有効な第1触媒にするために、例えば1種或
はそれ以上の非金属成分或はそれらの前駆物質を接触或
は反応させて、活性にすることができる。このような活
性化手順は、第1触媒金属に担体な伴わせる前或は後に
、実施することができる。これらの技法或は手順の各々
は触媒調製及び活性の分野でよく知られており、よって
本書で詳細に検討しない。
現時点で有用な第2触媒は工程(b)において有用なそ
れらの触媒の中から選ぶことができる。第2触媒は、上
述した通りに少なくとも1種のCMSCであるのが好ま
しい。
一実施態様では、第1触媒を第2触媒、特にCMSCの
細孔内に位置させる。この配置は有効なオレフィン生成
をもたらす、操作の理論に何ら制限されることを望むも
のではないが、反応体分子、例えば合成ガス成分が第2
触媒の細孔に入って第1触媒の存在において反応して所
望の生成物、例えばメタノールを生成し、これは次いで
ほとんど直ぐに所望のオレフィンに転化されるものと考
えられる。
単一反応域内の条件は、合成ガスから生成物を生成する
のに有用な条件とオレフィンを生成するのに有用な条件
との間の折衷を表わすのがよい。
反応温度は約350℃及びそれ以下の範囲が好ましく、
温度範囲的250”〜約350℃が最も好ましい。
本発明の単一接触実施態様は上述した通りに追加の希釈
剤の存在において行われるのが好ましい。
単一反応域からの流出物は、上述した第2流出物、すな
わち工程(b)からの流出物に関して含まれる処理加工
と実質的に同様の方法で加工する。
オレフィン生成物中のものと異なる炭化水素及び/又は
単一反応域の流出物中の水素、−酸化炭素及び二酸化炭
素の内の少なくとも1種を別の反応域において上述した
工程(e) と同様の方法で処理加工することができる
第1、第2、第3、単一及び別の反応域の各々は単一反
応装置容器或は複数の反応容器を直列に或は平行に含む
ことができる。
l亙匹並■皇韮1 第1図を参照すれば、本発明に従うオレフィン製造プロ
セススキームを図式的に示す。この方法は源10、例え
ば石炭ガス化プラントからの合成ガスを使用する。源1
0からの合成ガスを慣用のメタノール製造反応系12に
供給し、そこで合成ガスの主部分を酸素化炭化水素生成
物、主にメタノールに転化させる。第1図に示すプロセ
ススキームは規格銘柄のメタノール生成物を回収するの
に慣用的に用いられるメタノール分離装置を含んでいな
い。
代りに、反応装置系12からの実質的に全流出物なオレ
フィン製造反応系14に供給し、そこでメタノールを主
に軽質オレフィンに転化させる。
いくらかのパラフィンもまた生成される0反応系12及
び14の各々において、本明細書中で説明した通りの異
なる固体触媒を採用する。
オレフィン反応系14からの流出物を分離セクション1
6で処理加工してオレフィンに富んだ生成物を管路18
を経て回収する。分離セクション16もまたパラフィン
含有生成物及び水素、二酸化炭素及び−酸化炭素を含む
生成物を生じ、前者をスチームリホーマ−20に供給し
及び後者は管路22で分離セクション16を出るように
示す。
分離セクション16は所望の分離をもたらす種々の分離
技術の内のいずれか1つ或は組合せを採用することがで
きる。かかる分離技術は、例えば蒸留、吸収、吸着等を
含むことができる。
スチームリホーマ−20は慣用のデザイン及び操作のも
のであり、パラフィン及び水を転化してメタン及び二酸
化炭素にする。スチームリホーマ−20からのこの反応
生成物を、所望ならば直接メタノール転化反応系10に
供給することができる。しかし、この生成物を、管路2
2からの生成物の少なくとも一部と共に慣用的に設計し
及び操作する水性シフト反応系24に供給するのが好ま
しい。反応域24に供給する物質の組成を所望の通りに
変え或はシフトさせて最適なオレフィン収率をもたらす
。反応系24からの流出物は管路26を経て出て管路2
2からの生成物の残りがあるとすればそれと及び源10
からの合成ガスと一緒にする。この−緒にした混合物を
メタノール製造反応系12に供給し及び上述した操作を
連続して繰り返す。
第2図は同様の操作を例示するが、単一反応系115を
使用して源110からの合成ガスをオレフィンに転化し
、オレフィンを分離セクション116においてオレフィ
ンに富んだ生成物として管路118から回収する。単一
反応域内の固体触媒はメタノール製造触媒とオレフィン
製造触媒との物理的混和物にすることができ或は両方の
触媒を含有する単一の固体組成物、例えば固体粒子にす
ることができる。
下記の例を挙げて発明を一層良く説明するが、下記の例
は発明を制限するものではない。
商業規模の加工ユニットを建造し及び作動させて混合エ
チレン及びプロピレンを5000パ一レル/日(800
kI2/日)生産する。
ユニットは石炭から水素と酸化炭素との混合物を製造す
る慣用の合成ガス生産プラントを含む。
この混合物を、固体触媒の存在において水素と酸化炭素
とを化学的に転化してメタノールにするメタノール生産
設備に供給する。この反応は平衡制御されるので、その
設備の反応セクションからの流出物は水素、−酸化炭素
、二酸化炭素及びメタノールを含む。この設備は、反応
セクションからの流出物の分離が行われない他は慣用の
デザインである。
この全流出物を、スラリー反応系を採用するメタノール
をオレフィンにする(メタノール−ツー−オレフィン)
プラントに供給する。水の形の追加の希釈剤をメタノー
ル生産設備からのメタノール含有物質と共に加える。採
用する触媒はSAPO−34である。スラリー反応系を
、系に供給するメタノールを本質的に100%転化させ
るように運転する。
この反応系からの流出物を分離してエチレン及びプロピ
レンに富んだ生成物を回収する。スラリー反応系におい
て生成したパラフィン、例えばC6−パラフィンを慣用
のスチームリホーマ−及び水性シフト反応系に送り、そ
れでパラフィンを転化させて水素及び酸化炭素にしてメ
タノール生産設備への供給原料の一部にする。またスラ
リー反応系からの流出物中の水素及び酸化炭素を水性シ
フト反応系に供給する。この反応系からの流出物をメタ
ノール生産設備に送る。
この操作は実質的に上記第1図に例示する通りである。
別法として、メタノール生産設備及びメタノール−ツー
−オレフィンプラントの機能を第2図に例示する通りの
単一反応系で行わせることができる。
何にしても、この統合加工ユニットは有効に作動して所
望の量のオレフィンを生成する。例えば、メタノール生
産設備とメタノール−ツー−オレフィンプラントとの間
に生成物分離装置が存在しないことから及び生成するパ
ラフィンの使用がオレフィンの終局収率を増大させる働
きをすることから、相当の資本及び運転の節約を達成す
る。
発明を種々の特定の例及び実施態様に関して説明したが
、本発明はそれらに限定されず及び特許請求の範囲内で
様々に実施し得ることを了解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様の略フローダイヤグラムで
ある。 第2図は本発明の別の実施態様の略フローダイヤグラム
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)水素と少なくとも1種の酸化炭素とを第1反
    応域内で、水素と酸化炭素とを化学的に反応させて第1
    反応域の流出物中に少なくとも1種の生成物を生じるの
    に有効な条件において接触させ、 (b)第1反応域流出物を第2反応域内で、生成物を化
    学的に反応させて第2反応域の流出物中にオレフィンを
    生じるのに有効な条件において接触させ、 (c)第2反応域流出物からオレフィンに富んだ生成物
    を回収し、 (d)第2反応域流出物からの水素及び少なくとも1種
    の酸化炭素の内の少なくとも1種に工程(a)を行うこ
    とを含むオレフィンの製造方法。 2、実質的に全生成物含有第1反応域流出物に工程(b
    )を行う特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、前記生成物がメタノールであり及び工程(b)がメ
    タノールの化学反応を促進してオレフィンを生成するの
    に有効な固体触媒の存在において行われる特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 4、前記固体触媒が結晶性微孔質三次元固体触媒である
    特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、前記固体触媒を層をなしたクレー、ゼオライト系モ
    レキュラーシーブ、非ゼオライト系モレキュラーシーブ
    及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲
    第3項記載の方法。 6、前記固体触媒が酸素或はキセノン或はn−ヘキサン
    を吸着し及びイソブタンの吸着がごく微量であることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項記載の方法。 7、前記固体触媒が流動状態で或は液体とのスラリーで
    存在する特許請求の範囲第3項記載の方法。 8、前記固体触媒が前記第2反応域への供給原料或は前
    記第1反応域からの流出物と異なる液体とのスラリーで
    存在する特許請求の範囲第3項記載の方法。 9、前記固体触媒を非ゼオライト系モレキュラーシーブ
    及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲
    第4項記載の方法。 10、前記固体触媒をシリコアルミノホスフェート及び
    これらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第4
    項記載の方法。 11、前記固体触媒をSAPO−34、SAPO−17
    及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲
    第10項記載の方法。 12、前記固体触媒がSAPO−34である特許請求の
    範囲第10項記載の方法。 13、前記第2反応域の前記流出物からの水素及び少な
    くとも1種の酸化炭素の両方に工程(a)を行う特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 14、前記第2反応域からの前記流出物がパラフィンを
    含有し、前記方法が更に(e)該第2反応域の該流出物
    からのパラフィンを、該パラフィンを化学的に反応させ
    て工程(e)流出物中に水素及び少なくとも1種の酸化
    炭素を生じるのに有効な条件で接触させ及び(f)工程
    (e)流出物からの水素及び少なくとも1種の酸化炭素
    の内の少なくとも1種に工程(a)を行うことを含む特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 15、前記第1反応域の実質的に全メタノール含有流出
    物に工程(b)を行う特許請求の範囲第14項記載の方
    法。 16、工程(e)流出物からの水素及び少なくとも1種
    の酸化炭素の両方に工程(a)を行う特許請求の範囲第
    14項記載の方法。 17、前記オレフィンをエチレン、プロピレン、ブチレ
    ン及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 18、(1)水素と少なくとも1種の酸化炭素とを反応
    域内で反応域の流出物中にオレフィンを生じるのに有効
    な条件において接触させ、 (2)該反応域の流出物からオレフィンに富んだ生成物
    を回収し、 (3)該反応域の流出物からの水素及び少なくとも1種
    の酸化炭素の内の少なくとも1種に工程(1)を行うこ
    とを含むオレフィンの製造方法。 19、工程(1)が、水素と少なくとも1種の酸化炭素
    との化学反応を促進して少なくとも1種の生成物を生じ
    るのに有効な第1触媒及び該生成物の化学反応を促進し
    てオレフィンを生じるのに有効な第2触媒の存在におい
    て行われる特許請求の範囲第18項記載の方法。 20、前記第1触媒及び前記第2触媒が共に固体である
    特許請求の範囲第19項記載の方法。 21、工程(1)が前記第1触媒と前記第2触媒との物
    理的混和物の存在において行われる特許請求の範囲第2
    0項記載の方法。 22、前記第1触媒及び前記第2触媒が共に同じ固体粒
    子中に存在する特許請求の範囲第20項記載の方法。 23、前記第2触媒が結晶性微孔質三次元固体触媒であ
    る特許請求の範囲第19項記載の方法。 24、前記第2触媒を層をなしたクレー、ゼオライト系
    モレキュラーシーブ、非ゼオライト系モレキュラーシー
    ブ及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第19項記載の方法。 25、前記第2触媒が酸素或はキセノン或はn−ヘキサ
    ンを吸着し及びイソブタンの吸着がごく微量であること
    を特徴とする特許請求の範囲第23項記載の方法。 26、前記第2触媒を非ゼオライト系モレキュラーシー
    ブ及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第23項記載の方法。 27、前記第2触媒をシリコアルミノホスフェート及び
    これらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第2
    3項記載の方法。 28、前記第2触媒をSAPO−34、SAPO−17
    及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲
    第27項記載の方法。 29、前記第2触媒がSAPO−34である特許請求の
    範囲第27項記載の方法。 30、前記第2触媒が結晶性微孔質三次元固体触媒であ
    り及び前記第1触媒を前記第2触媒に随伴させる特許請
    求の範囲第22項記載の方法。 31、前記第1触媒の少なくとも一部を前記第2触媒の
    細孔内に位置させる特許請求の範囲第30項記載の方法
    。 32、前記第1触媒の大部分を前記第2触媒の細孔内に
    位置させる特許請求の範囲第30項記載の方法。 33、前記第2触媒を層をなしたクレー、ゼオライト系
    モレキュラーシーブ、非ゼオライト系モレキュラーシー
    ブ及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第31項記載の方法。 34、前記第2触媒が酸素或はキセノン或はn−ヘキサ
    ンを吸着し及びイソブタンの吸着がごく微量であること
    を特徴とする特許請求の範囲第31項記載の方法。 35、前記第2触媒を非ゼオライト系モレキュラーシー
    ブ及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第31項記載の方法。 36、前記第2触媒をシリコアルミノホスフェート及び
    これらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第3
    1項記載の方法。 37、前記第2触媒をSAPO−34、SAPO−17
    及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲
    第36項記載の方法。 38、前記第2触媒がSAPO−34である特許請求の
    範囲第36項記載の方法。 39、前記第2反応域の前記流出物からの水素及び少な
    くとも1種の酸化炭素の両方に工程(a)を行う特許請
    求の範囲第18項記載の方法。 40、前記反応域からの前記流出物がパラフィンを含有
    し、前記方法が更に(4)該反応域の該流出物からのパ
    ラフィンを別の反応域内で、該パラフィンを化学的に反
    応させて該別の反応域の流出物中に水素及び少なくとも
    1種の酸化炭素を生じるのに有効な条件で接触させ及び
    (5)該別の反応域の流出物からの水素及び少なくとも
    1種の酸化炭素の内の少なくとも1種に工程(4)を行
    う特許請求の範囲第18項記載の方法。 41、前記別の反応域の前記流出物からの水素及び少な
    くとも1種の酸化炭素の両方に工程(a)を行う特許請
    求の範囲第40項記載の方法。 42、前記オレフィンをエチレン、プロピレン、ブチレ
    ン及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第18項記載の方法。 43、水素と少なくとも1種の酸化炭素との化学反応を
    促進して少なくとも1種の生成物を生成する条件で有効
    な量の第1触媒及び該第1触媒と異なる組成を有し、該
    生成物の化学反応を促進してオレフィンを生成する該条
    件で有効な量の第2触媒を含む組成物質。 44、前記第1触媒及び前記第2触媒が共に固体であり
    及び前記生成物がメタノールである特許請求の範囲第4
    3項記載の組成物。 45、前記第1触媒と前記第2触媒との物理的混和物を
    含む特許請求の範囲第44項記載の組成物。 46、前記第1触媒及び前記第2触媒が共に同じ固体粒
    子中に存在する特許請求の範囲第44項記載の組成物。 47、前記第2触媒が結晶性微孔質三次元固体触媒であ
    る特許請求の範囲第45項記載の組成物。 48、前記第2触媒が結晶性微孔質三次元固体触媒であ
    る特許請求の範囲第46項記載の組成物。 49、前記第2触媒を層をなしたクレー、ゼオライト系
    モレキュラーシーブ、非ゼオライト系モレキュラーシー
    ブ及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第45項記載の組成物。 50、前記第2触媒を層をなしたクレー、ゼオライト系
    モレキュラーシーブ、非ゼオライト系モレキュラーシー
    ブ及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第46項記載の組成物。 51、前記第2触媒が酸素或はキセノン或はn−ヘキサ
    ンを吸着し及びイソブタンの吸着がごく微量であること
    を特徴とする特許請求の範囲第45項記載の組成物。 52、前記第2触媒が酸素或はキセノン或はn−ヘキサ
    ンを吸着し及びイソブタンの吸着がごく微量であること
    を特徴とする特許請求の範囲第46項記載の組成物。 53、前記第2触媒を非ゼオライト系モレキュラーシー
    ブ及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第45項記載の組成物。 54、前記第2触媒を非ゼオライト系モレキュラーシー
    ブ及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第46項記載の組成物。 55、前記第2触媒をシリコアルミノホスフェート及び
    これらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第4
    5項記載の組成物。 56、前記第2触媒をシリコアルミノホスフェート及び
    これらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。 57、前記第2触媒をSAPO−34、SAPO−17
    及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲
    第55項記載の組成物。 58、前記第2触媒をSAPO−34、SAPO−17
    及びこれらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲
    第56項記載の組成物。 59、前記第2触媒がSAPO−34である特許請求の
    範囲第55項記載の組成物。 60、前記第2触媒がSAPO−34である特許請求の
    範囲第56項記載の組成物。
JP63296401A 1987-11-25 1988-11-25 オレフィン製造方法 Expired - Lifetime JPH0637405B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/125,226 US4849575A (en) 1987-11-25 1987-11-25 Production of olefins
US125226 1987-11-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02121A true JPH02121A (ja) 1990-01-05
JPH0637405B2 JPH0637405B2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=22418740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63296401A Expired - Lifetime JPH0637405B2 (ja) 1987-11-25 1988-11-25 オレフィン製造方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US4849575A (ja)
EP (1) EP0318282B1 (ja)
JP (1) JPH0637405B2 (ja)
AT (1) ATE100786T1 (ja)
AU (1) AU617137B2 (ja)
BR (1) BR8806210A (ja)
CA (1) CA1323358C (ja)
DE (1) DE3887469T2 (ja)
MX (1) MX167629B (ja)
ZA (1) ZA888821B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2001098237A1 (ja) * 2000-06-23 2004-01-08 日揮株式会社 低級オレフィンの製造方法
US6887003B2 (en) * 2001-09-21 2005-05-03 Seiko Epson Corporation Printing system to print continuous sheet without any margin, and to automatically cut the sheet
JP2014508632A (ja) * 2010-11-02 2014-04-10 サウディ ベーシック インダストリーズ コーポレイション Zsm−5系触媒を使用した軽質オレフィンの製造方法

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5095163A (en) * 1991-02-28 1992-03-10 Uop Methanol conversion process using SAPO catalysts
US5191141A (en) * 1991-11-13 1993-03-02 Uop Process for converting methanol to olefins using an improved metal aluminophosphate catalyst
AU667114B2 (en) * 1992-05-27 1996-03-07 Exxon Chemical Patents Inc. Use of acid extracted molecular sieve catalysts in oxygenate conversion
US5714662A (en) * 1995-08-10 1998-02-03 Uop Process for producing light olefins from crude methanol
US5962762A (en) * 1995-12-13 1999-10-05 Sun; Hsian-Ning Use of transition metal containing small pore molecular sieve catalysts in oxygenate conversion
CA2289993A1 (en) * 1997-06-18 1998-12-23 Exxonmobil Chemical Patents, Inc. Conversion of synthesis gas to lower olefins using modified molecular sieves
RO114524B1 (ro) 1997-10-02 1999-05-28 Sc Zecasin Sa Procedeu de fabricare a oleofinelor cu greutate moleculara mica prin conversia catalitica in strat fluidizat a metanolului
GB9819645D0 (en) * 1998-09-10 1998-11-04 Bp Chem Int Ltd Process
US6482999B2 (en) * 1999-02-17 2002-11-19 Exxonmobil Chemical Patents, Inc. Method for improving light olefin selectivity in an oxygenate conversion reaction
US6472569B1 (en) 1999-04-16 2002-10-29 Phillips Petroleum Company Silicoaluminophosphate material, a method of making such improved material and the use thereof in the conversion of oxygenated hydrocarbons to an olefin and/or an ether
US6703429B2 (en) 2001-08-23 2004-03-09 Chevron U.S.A. Inc. Process for converting synthesis gas into hydrocarbonaceous products
US6797851B2 (en) 2001-08-30 2004-09-28 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Two catalyst process for making olefin
US6559248B2 (en) 2001-08-31 2003-05-06 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Process of removing contaminants from an olefin stream using extractive distillation
US6638892B1 (en) 2002-04-18 2003-10-28 Conocophillips Company Syngas conversion and catalyst system employed therefor
WO2004000767A1 (en) * 2002-06-19 2003-12-31 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Manufacture of xylenes from reformate
AU2003247572A1 (en) * 2002-06-19 2004-01-06 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Manufacture of xylenes from reformate
US7034196B2 (en) * 2002-06-19 2006-04-25 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Method and apparatus for reducing decomposition byproducts in a methanol to olefin reactor system
US7119239B2 (en) * 2002-06-19 2006-10-10 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Manufacture of xylenes using reformate
US6737556B2 (en) * 2002-10-21 2004-05-18 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Method and system for reducing decomposition byproducts in a methanol to olefin reactor system
US20040122267A1 (en) * 2002-12-23 2004-06-24 Jaimes Sher Integrated gas to olefins process with recovery and conversion of by-products
US7151198B2 (en) * 2002-12-30 2006-12-19 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Integration of a methanol synthesis system with a methanol to olefin reaction system
US7161051B2 (en) * 2002-12-30 2007-01-09 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Integration of a methanol synthesis system with a methanol to olefin reaction system
US7196239B2 (en) * 2003-11-19 2007-03-27 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Methanol and ethanol production for an oxygenate to olefin reaction system
US20080260631A1 (en) 2007-04-18 2008-10-23 H2Gen Innovations, Inc. Hydrogen production process
US7977521B2 (en) * 2007-07-11 2011-07-12 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Oxygenate to olefins process involving supercritcal conditions
CN103071528A (zh) * 2013-01-21 2013-05-01 浙江大学 核壳结构催化剂及由合成气一步法制取低碳烯烃的方法
WO2018128136A1 (ja) * 2017-01-06 2018-07-12 東ソー株式会社 キセノン吸着剤

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3932552A (en) * 1974-03-25 1976-01-13 Continental Oil Company Integrated process for producing C2 hydrocarbons from carbon monoxide and hydrogen
US4079095A (en) * 1976-11-04 1978-03-14 Mobil Oil Corporation Manufacture of light olefins
US4328384A (en) * 1979-10-30 1982-05-04 Mobil Oil Corporation Fluid zeolite catalyst conversion of alcohols and oxygenated derivatives to hydrocarbons by controlling exothermic reaction heat
US4238631A (en) * 1979-10-30 1980-12-09 Mobil Oil Corporation Fluid zeolite catalyzed conversion of alcohols and oxygenated derivatives to hydrocarbons by controlling exothermic reaction heat
US4423274A (en) * 1980-10-03 1983-12-27 Mobil Oil Corporation Method for converting alcohols to hydrocarbons
US4499327A (en) * 1982-10-04 1985-02-12 Union Carbide Corporation Production of light olefins
DK149529C (da) * 1983-05-11 1986-12-22 Haldor Topsoe As Fremgangsmaade til fremstilling af syntetiske carbonhydrider ud fra syntesegas
US4647442A (en) * 1983-12-19 1987-03-03 Mobil Oil Corporation Crystalline silicophosphoaluminate from a two phase medium
DE3504231A1 (de) * 1984-02-08 1985-08-08 Mobil Oil Corp., New York, N.Y. Verfahren zur umwandlung von synthesegas zu kohlenwasserstoffen
US4579830A (en) * 1984-06-27 1986-04-01 Union Carbide Corporation Enhanced catalyst for converting synthesis gas to liquid motor fuels
US4556645A (en) * 1984-06-27 1985-12-03 Union Carbide Corporation Enhanced catalyst for conversion of syngas to liquid motor fuels
US4686313A (en) * 1984-12-31 1987-08-11 Mobil Oil Corporation Low nitrogen iron-containing Fischer-Tropsch catalyst and conversion of synthesis gas therewith

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2001098237A1 (ja) * 2000-06-23 2004-01-08 日揮株式会社 低級オレフィンの製造方法
US6887003B2 (en) * 2001-09-21 2005-05-03 Seiko Epson Corporation Printing system to print continuous sheet without any margin, and to automatically cut the sheet
JP2014508632A (ja) * 2010-11-02 2014-04-10 サウディ ベーシック インダストリーズ コーポレイション Zsm−5系触媒を使用した軽質オレフィンの製造方法
US9314780B2 (en) 2010-11-02 2016-04-19 Saudi Basic Industries Corporation Process for producing light olefins by using a ZSM-5-based catalyst

Also Published As

Publication number Publication date
DE3887469D1 (de) 1994-03-10
ZA888821B (en) 1989-08-30
CA1323358C (en) 1993-10-19
DE3887469T2 (de) 1994-05-11
AU617137B2 (en) 1991-11-21
US4849575A (en) 1989-07-18
ATE100786T1 (de) 1994-02-15
AU2591088A (en) 1989-06-08
MX167629B (es) 1993-03-31
EP0318282B1 (en) 1994-01-26
JPH0637405B2 (ja) 1994-05-18
EP0318282A2 (en) 1989-05-31
EP0318282A3 (en) 1989-07-12
BR8806210A (pt) 1989-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02121A (ja) オレフィン製造方法
US7914760B2 (en) Crystalline intergrowth material of silicoaluminophosphate having two intergrown phases
US5817906A (en) Process for producing light olefins using reaction with distillation as an intermediate step
JP5501564B2 (ja) 重質オレフィン再循環ストリームの選択的水素化処理によるオキシジェネートのプロピレンへの転化方法
AU717902B2 (en) Use of transition metal containing small pore molecular sieve catalysts in oxygenate conversion
US6486219B1 (en) Methanol, olefin, and hydrocarbon synthesis process
US4973792A (en) Chemical conversion process
EP0512635B1 (en) A process for the production of isoparaffins
US20070244000A1 (en) Producing olefin product from syngas
US4814541A (en) Chemical conversion process
EP0541915A1 (en) Converting methanol to light olefins using small particles of elapo molecular sieve
EA016179B1 (ru) Модифицированные фосфором молекулярные сита и их применение в конверсии органических соединений в олефины
JPH02102728A (ja) 化学転化方法
JP2008500253A (ja) 炭化水素合成プロセスからの水素回収
WO2001046338A2 (en) Process for conversion of natural gas and associated light hydrocarbons to salable products
JP2007291076A (ja) プロピレンの製造方法
JPH0262535B2 (ja)
EP0359843B1 (en) Chemical conversion process
AU2001249363A1 (en) Metallo aluminophosphate molecular sieve with cubic crystal morphology and methanol to olefin process using the sieve
JPS58118521A (ja) 軽オレフインの接触製法および触媒の再生法
EP1214974B1 (en) Metallo aluminophosphate molecular sieve with cubic crystal morphology and methanol to olefin process using the sieve
RU2218319C2 (ru) Способ получения углеводородных фракций
CA1309423C (en) Chemical conversion process
JPH0291030A (ja) 化学転化方法
JP2004105963A (ja) 芳香族炭化水素化合物の転化用触媒および転化方法