JPH02121811A - Smcシート連続自動供給装置及びその構成装置 - Google Patents
Smcシート連続自動供給装置及びその構成装置Info
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- JPH02121811A JPH02121811A JP27652488A JP27652488A JPH02121811A JP H02121811 A JPH02121811 A JP H02121811A JP 27652488 A JP27652488 A JP 27652488A JP 27652488 A JP27652488 A JP 27652488A JP H02121811 A JPH02121811 A JP H02121811A
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、プレス成形工程前のSMCシートの供給、
切断、計量装置等からなるSMCシート連続自動供給装
置の全体システム並びにその構成装置に関する。
切断、計量装置等からなるSMCシート連続自動供給装
置の全体システム並びにその構成装置に関する。
FRP材料の一形態であるSMC(シートモールデイン
グコンパウンド)シートは、主として、プレス加工法に
より浴槽等のFRP製品を製造するための原材料として
広く使われている。このSMCシート材はポリエステル
樹脂のような熱硬化性樹脂にガラス繊維等の補強材を混
入して混練し、未硬化状態で2〜31T!I!1程度の
厚さのシート材に形成されたものである。SMCシート
自身は粘着性を有し、直接外気に触れると劣化する性質
があるため、上下両面には被覆シート(フィルム)が被
着されている。このフィルムはプレス成形前には剥がさ
れる。
グコンパウンド)シートは、主として、プレス加工法に
より浴槽等のFRP製品を製造するための原材料として
広く使われている。このSMCシート材はポリエステル
樹脂のような熱硬化性樹脂にガラス繊維等の補強材を混
入して混練し、未硬化状態で2〜31T!I!1程度の
厚さのシート材に形成されたものである。SMCシート
自身は粘着性を有し、直接外気に触れると劣化する性質
があるため、上下両面には被覆シート(フィルム)が被
着されている。このフィルムはプレス成形前には剥がさ
れる。
S M Cシートを用いてSMC成形品を成形するには
、SMCシートの幅広シートを専用のカッター等により
SMC成形品に近い形状に裁断し、SMC成形品の肉厚
や質量に応じて切断したSMCシートを一枚ずつ積み重
ねて所要のチャージシートを作成し、SMC成形プレス
金型上に[置して加熱圧縮し、最終成形品を得る。
、SMCシートの幅広シートを専用のカッター等により
SMC成形品に近い形状に裁断し、SMC成形品の肉厚
や質量に応じて切断したSMCシートを一枚ずつ積み重
ねて所要のチャージシートを作成し、SMC成形プレス
金型上に[置して加熱圧縮し、最終成形品を得る。
ところで近時、SMC成形製品の需要の増加や、製造ラ
イン全体の自動化傾向等によりプレス加工工程の前工程
であるSMCシートのプレス供給工程に関しても自動化
のニーズが高まっている。
イン全体の自動化傾向等によりプレス加工工程の前工程
であるSMCシートのプレス供給工程に関しても自動化
のニーズが高まっている。
SMCシート供給成形関連の技術としては、特公昭51
−38344号公報、特開昭60−165211号公報
、特開昭61−179707号公報、実開昭56−16
8757号公報などがある。
−38344号公報、特開昭60−165211号公報
、特開昭61−179707号公報、実開昭56−16
8757号公報などがある。
この中、特公昭51−38344号公報は、SMCシー
トの切片をプレスに投入する装置について記載するもの
であり、特開昭60−165211号公報は、プリプレ
グを加熱成形する時の一工夫に関するものであって、本
発明とは直接的な関連性はない。
トの切片をプレスに投入する装置について記載するもの
であり、特開昭60−165211号公報は、プリプレ
グを加熱成形する時の一工夫に関するものであって、本
発明とは直接的な関連性はない。
一方、特開昭61−179707号公報には、幅広のS
MCシートをスリッタ等で縦方向に裁断し、このスリッ
ト状のSMCシートをSMC成形品の目標とする質量に
応じて連続的に渦巻状に巻きつけておく点が開示されて
いる。
MCシートをスリッタ等で縦方向に裁断し、このスリッ
ト状のSMCシートをSMC成形品の目標とする質量に
応じて連続的に渦巻状に巻きつけておく点が開示されて
いる。
また、実開昭56−168757号公報は、SMCシー
ト材の被覆フィルムの剥離装置を開示するものであって
、フィルムにシート材が付着することなく、またフィル
ムを切断させることなく、連続的にフィルムをSMCシ
ート材より引き剥がすことができる剥離装置が提案され
ている。
ト材の被覆フィルムの剥離装置を開示するものであって
、フィルムにシート材が付着することなく、またフィル
ムを切断させることなく、連続的にフィルムをSMCシ
ート材より引き剥がすことができる剥離装置が提案され
ている。
しかしながら、上記従来技術は部分的装置のみを提案す
るに過ぎず、SMCシート供給装置等の全体システムに
ついては何ら開示するものではない。
るに過ぎず、SMCシート供給装置等の全体システムに
ついては何ら開示するものではない。
従って、ブレス成形工程前のSMCシートの供給工程の
自動化を実現すべき一連の装置(機構)については未開
発といえる。
自動化を実現すべき一連の装置(機構)については未開
発といえる。
これは、SMCシート供給工程において、未だ人手に軌
る作業が多く残っていることを意味し、原料であるSM
Cシートに起因するガラス繊維の浮遊物や悪臭などによ
る悪作業環境の下での作業が強いられている上に、SM
Cシートの連続的な自動供給装置が存在しないため、作
業効率、生産性が悪くならざるを得ないというのが現状
である。
る作業が多く残っていることを意味し、原料であるSM
Cシートに起因するガラス繊維の浮遊物や悪臭などによ
る悪作業環境の下での作業が強いられている上に、SM
Cシートの連続的な自動供給装置が存在しないため、作
業効率、生産性が悪くならざるを得ないというのが現状
である。
そこで、本発明の目的は、上記従来の課題に鑑み、SM
Cシート供給工程の自動化を実現すべく全体システム及
びその一連の構成装置を提供することにある。
Cシート供給工程の自動化を実現すべく全体システム及
びその一連の構成装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的達成のため、本発明は、一対のワーク用SMC
ロールと待機用SMCロールからなるSMCシート連続
供給機構と、このワーク用SMCロールから巻き戻され
るSMCシートを移送するための手段と、SMCシート
の重ね継ぎ部が存在する場合にはその部分を切断し、こ
の切断されたSMCシートの終・始端を連続化するため
の連続継ぎ合わせ機構と、連続化されたSMCシートを
パターン切断するための縦切りスリッタ及び横切りカッ
ターからなるパターン切断機構と、このパターン切断さ
れたSMCシートの切片を計量しプレス一型分の重量に
整える計量ステーションと、その一型分のSMCシート
を所定の金型成形位置まで搬送するための移載ステーシ
ョンとから構成されたことを特徴とし、 また、少なくとも左右両側に一対のワーク用SMCロー
ルと待機用SMCロールを備えたSMCシート連続供給
機構と、各ワーク用SMCロールから巻き戻されるSM
Cシートを移送するための移送手段と、SMCシートの
重ね継ぎ部が存在する場合にはその部分を切断し、この
切断されたSMCシートの終・始端を連続化するための
連続継ぎ合わせ機構と、更に、少なくとも左右から移送
されてきたSMCシートを複数層に接着張り合わせるた
めの重ね張り合わせ機構と、この複数層に形成されたS
MCシートをパターン切断するための縦切りスリッタと
横切りカッターとからなるパターン切断機構と、このパ
ターン切断されたSMCシートの切片を計量しプレス一
型分の重量に整える計量ステーションと、その一型分の
SMCシートを所定の金型成形位置まで搬送するための
移載ステーシロンとから構成されたことを特徴とする。
ロールと待機用SMCロールからなるSMCシート連続
供給機構と、このワーク用SMCロールから巻き戻され
るSMCシートを移送するための手段と、SMCシート
の重ね継ぎ部が存在する場合にはその部分を切断し、こ
の切断されたSMCシートの終・始端を連続化するため
の連続継ぎ合わせ機構と、連続化されたSMCシートを
パターン切断するための縦切りスリッタ及び横切りカッ
ターからなるパターン切断機構と、このパターン切断さ
れたSMCシートの切片を計量しプレス一型分の重量に
整える計量ステーションと、その一型分のSMCシート
を所定の金型成形位置まで搬送するための移載ステーシ
ョンとから構成されたことを特徴とし、 また、少なくとも左右両側に一対のワーク用SMCロー
ルと待機用SMCロールを備えたSMCシート連続供給
機構と、各ワーク用SMCロールから巻き戻されるSM
Cシートを移送するための移送手段と、SMCシートの
重ね継ぎ部が存在する場合にはその部分を切断し、この
切断されたSMCシートの終・始端を連続化するための
連続継ぎ合わせ機構と、更に、少なくとも左右から移送
されてきたSMCシートを複数層に接着張り合わせるた
めの重ね張り合わせ機構と、この複数層に形成されたS
MCシートをパターン切断するための縦切りスリッタと
横切りカッターとからなるパターン切断機構と、このパ
ターン切断されたSMCシートの切片を計量しプレス一
型分の重量に整える計量ステーションと、その一型分の
SMCシートを所定の金型成形位置まで搬送するための
移載ステーシロンとから構成されたことを特徴とする。
そして、上記SMCシート連続供給機構には重ね継ぎ手
段が備えられ、この重ね継ぎ手段が待機用SMCロール
の始端を敷設して移送するための待機コンベヤと、ワー
ク用SMCロールの終端を前記始端に移送して接着させ
る手段とから構成されていることを特徴とし、また、上
記連続継ぎ合わせ機構を重ね継ぎ部切断装置と粘着テー
プ貼付装置とから構成し、該重ね継ぎ部切断装置は上下
移動可能な一対の切断刃から形成し、該粘着テープ貼付
装置は上下一対の巻き出し巻き取りロール間に巻架され
た粘着テープを有する貼付手段から形成したことを特徴
とし、また、上記重ね張り合わせ機構を、SMCシート
張り合わせ面の被覆フィルムを剥離するための剥離装置
と、この剥離装置の後に配設された張り合わせ用のピン
チロールとで形成したことを特徴とし、更にまた、上記
パターン切断機構を、両面被覆フィルム付SMCシート
の縦切りを行う前工程の縦切りスリッタと、両面の被覆
フィルムを剥離したSMCシートの横切りを行う後工程
の横切りカッターとで形成したことを特徴とし、また、
上記計量ステーションには、パターン切断された切片を
計量して加算する計量手段と、その加算された重量と所
定の一型分重量とを比較して所定の精度内に入るように
補正する手段とを配備したことを特徴とする〔作用〕 上記構成によれば、SMCシートの連続自動供給が行わ
れ、連続パターン切断、計量、搬送等一連の装置がシス
テム装置化、及び自動化される。特に、ピンチロール部
で複数層に一体形成された場合、プレス一型分の重量が
迅速に得られることから、生産性の飛躍的向上に寄与す
ることとなる。
段が備えられ、この重ね継ぎ手段が待機用SMCロール
の始端を敷設して移送するための待機コンベヤと、ワー
ク用SMCロールの終端を前記始端に移送して接着させ
る手段とから構成されていることを特徴とし、また、上
記連続継ぎ合わせ機構を重ね継ぎ部切断装置と粘着テー
プ貼付装置とから構成し、該重ね継ぎ部切断装置は上下
移動可能な一対の切断刃から形成し、該粘着テープ貼付
装置は上下一対の巻き出し巻き取りロール間に巻架され
た粘着テープを有する貼付手段から形成したことを特徴
とし、また、上記重ね張り合わせ機構を、SMCシート
張り合わせ面の被覆フィルムを剥離するための剥離装置
と、この剥離装置の後に配設された張り合わせ用のピン
チロールとで形成したことを特徴とし、更にまた、上記
パターン切断機構を、両面被覆フィルム付SMCシート
の縦切りを行う前工程の縦切りスリッタと、両面の被覆
フィルムを剥離したSMCシートの横切りを行う後工程
の横切りカッターとで形成したことを特徴とし、また、
上記計量ステーションには、パターン切断された切片を
計量して加算する計量手段と、その加算された重量と所
定の一型分重量とを比較して所定の精度内に入るように
補正する手段とを配備したことを特徴とする〔作用〕 上記構成によれば、SMCシートの連続自動供給が行わ
れ、連続パターン切断、計量、搬送等一連の装置がシス
テム装置化、及び自動化される。特に、ピンチロール部
で複数層に一体形成された場合、プレス一型分の重量が
迅速に得られることから、生産性の飛躍的向上に寄与す
ることとなる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は単11(1枚)のSMCシート連続自動供給装
置全体正面図、第2図は複層(2枚以上)のSMCシー
ト連続自動供給装置全体の正面図、第3図は重ね継ぎ合
わせ機構の模式図、第4図はSMCシート終・始端間の
連続継ぎ合わせ機構の模式図、第5図及び第6図はその
要部斜視図及び断面図、第7図はSMCシートの重ね張
り合わせ機構の模式図、第8図はSMCシートの切れ目
制御機構の模式図、第9図はパターン切断機構の模式図
、第10図及び第11図はそのパターン切断例の説明図
をそれぞれ示す。
置全体正面図、第2図は複層(2枚以上)のSMCシー
ト連続自動供給装置全体の正面図、第3図は重ね継ぎ合
わせ機構の模式図、第4図はSMCシート終・始端間の
連続継ぎ合わせ機構の模式図、第5図及び第6図はその
要部斜視図及び断面図、第7図はSMCシートの重ね張
り合わせ機構の模式図、第8図はSMCシートの切れ目
制御機構の模式図、第9図はパターン切断機構の模式図
、第10図及び第11図はそのパターン切断例の説明図
をそれぞれ示す。
本発明のSMCシート連続自動供給装置の全体システム
は、主として、SMCシート連続供給(重ね継ぎ)工程
、終始端連続継ぎ合わせ工程、重ね張り合わせ工程(複
層SMCシートの場合)、パターン切断工程、計量工程
、移載工程から構成される。
は、主として、SMCシート連続供給(重ね継ぎ)工程
、終始端連続継ぎ合わせ工程、重ね張り合わせ工程(複
層SMCシートの場合)、パターン切断工程、計量工程
、移載工程から構成される。
第1図に示すように、SMCシート1をコイル状に巻い
たワーク用のSMCロール2と待機用のSMCロール3
が枠台4上に並設されている。ここには重ね継ぎ手段が
設けである。SMCロール2から巻き戻されたSMCシ
ートlは駆動ロール5、クランブロール6で移送され、
終始端重ね継ぎ部切断装置7および終始端連続継ぎ合わ
せ装置8を通過し、縦方向切断スリッタ9にて所定のパ
ターンに縦切りし、フィード(ピンチ)ロール10で上
下の被覆フィルムを剥離装置11で剥離させた後、横切
りカッター12で所定のパターンに横切りし、計量ステ
ーション13で計量した後、プレス成形金型位置までの
搬出用の移載ステーション14に送られる。なお、15
はエアノズル、16は巻芯排出シュート、17はSMC
ロールをシフト用のシリンダ、18は待機コンベヤ、F
は枠台4が載置されるフロアを示す。
たワーク用のSMCロール2と待機用のSMCロール3
が枠台4上に並設されている。ここには重ね継ぎ手段が
設けである。SMCロール2から巻き戻されたSMCシ
ートlは駆動ロール5、クランブロール6で移送され、
終始端重ね継ぎ部切断装置7および終始端連続継ぎ合わ
せ装置8を通過し、縦方向切断スリッタ9にて所定のパ
ターンに縦切りし、フィード(ピンチ)ロール10で上
下の被覆フィルムを剥離装置11で剥離させた後、横切
りカッター12で所定のパターンに横切りし、計量ステ
ーション13で計量した後、プレス成形金型位置までの
搬出用の移載ステーション14に送られる。なお、15
はエアノズル、16は巻芯排出シュート、17はSMC
ロールをシフト用のシリンダ、18は待機コンベヤ、F
は枠台4が載置されるフロアを示す。
上記第1図の実施例の場合は単層のSMCシート供給装
置に係るものであるが、これに質量的な有利性を加味す
るため第2図のような複層のSMCシート供給装置が他
の実施例として提案される。これによれば、一型分の質
量を持つチャージシートが迅速に得られ、SMCロール
の交換頻度も半減する等のメリットがある。
置に係るものであるが、これに質量的な有利性を加味す
るため第2図のような複層のSMCシート供給装置が他
の実施例として提案される。これによれば、一型分の質
量を持つチャージシートが迅速に得られ、SMCロール
の交換頻度も半減する等のメリットがある。
第2図に示す複層SMCシートの場合も基本的な構成は
上記単層SMCシートと同じで、同構成には同符号を付
している。2つのワークSMCロール2.2Aが枠台4
上に並設され、それぞれに待機SMCロール3.3Aが
付設されている。なお、右側の供給装置に関するものに
は添字の「A」を付して示す。ここには重ね継ぎ手段が
設けである。ワーク用のSMCロール2から巻き戻され
たSMCシート1は移送用の駆動ロール5.19を経て
、SMCシート1の終・始端の重ね継ぎ部が存在する場
合には、その重ね継ぎ部が重ね継ぎ部切断装R7により
切断された後、次の粘着テープ貼付装置8で再びその終
始端が粘着テープ30a 、30bを介して接続され(
第6図)、その後、上面の被覆フィルムla(第6図)
が剥離装置20で剥離され、次に、同様な工程を経て右
側から送られてきたSMCシートIAとともにSMCシ
ート1がビンチロール21.22に挟み込まれてSMC
シート自身の粘着性により複層のSMCシート1′に一
体形成される。そして、ガイドロール23、連続運転を
可能にするため昇降自在に構成されたバッファロール2
4、およびガイドロール25を通過して縦切りスリッタ
9のところで所定のパターンに従って縦切りされ、フィ
ードロール10のところで上下面の被覆フィルム1bが
剥離装置11により剥離され、その直後に設けられた横
切りカッター12で所定のパターンに横切りされる。そ
して、計量ステーション13で計量された後、搬出用の
移載ステーション14に送出される。なお、上記構成要
素の中、上下又は横移動が必要な場合は、それらに付設
されているエアシリンダを作動して行う。
上記単層SMCシートと同じで、同構成には同符号を付
している。2つのワークSMCロール2.2Aが枠台4
上に並設され、それぞれに待機SMCロール3.3Aが
付設されている。なお、右側の供給装置に関するものに
は添字の「A」を付して示す。ここには重ね継ぎ手段が
設けである。ワーク用のSMCロール2から巻き戻され
たSMCシート1は移送用の駆動ロール5.19を経て
、SMCシート1の終・始端の重ね継ぎ部が存在する場
合には、その重ね継ぎ部が重ね継ぎ部切断装R7により
切断された後、次の粘着テープ貼付装置8で再びその終
始端が粘着テープ30a 、30bを介して接続され(
第6図)、その後、上面の被覆フィルムla(第6図)
が剥離装置20で剥離され、次に、同様な工程を経て右
側から送られてきたSMCシートIAとともにSMCシ
ート1がビンチロール21.22に挟み込まれてSMC
シート自身の粘着性により複層のSMCシート1′に一
体形成される。そして、ガイドロール23、連続運転を
可能にするため昇降自在に構成されたバッファロール2
4、およびガイドロール25を通過して縦切りスリッタ
9のところで所定のパターンに従って縦切りされ、フィ
ードロール10のところで上下面の被覆フィルム1bが
剥離装置11により剥離され、その直後に設けられた横
切りカッター12で所定のパターンに横切りされる。そ
して、計量ステーション13で計量された後、搬出用の
移載ステーション14に送出される。なお、上記構成要
素の中、上下又は横移動が必要な場合は、それらに付設
されているエアシリンダを作動して行う。
次に、一対のワーク用SMCロールと待機用SMCロー
ルからなるSMCロール連続供給機構に備えられている
重ね継ぎ手段の詳細を第3図により説明する。第3図(
a)で、巻き戻しがほぼ終了したSMCロール2の近く
に満巻きのSMCロール3が待機の位置にセットされて
いる。この待機用のSMCロール3に巻かれているSM
Cシート1の先端を待機コンベア18を駆動して所定の
位置に敷設する。このSMCシート1先端部には両面テ
ープ26が貼付しである。同図(b)では、SMCロー
ル2の巻き戻しが完了した時点で、そのSMCシート1
の終端をエアノズル15で吹き落として両面テープ26
の上に載せ、両SMCシート1の終始端の被覆フィルム
部を重ね合わせるようにして継ぎ合わせる(Jはその重
ね継ぎ部を示す。なお、エアノズル15は押さえローラ
などによる別の機構に代えてもよい)。この継ぎ合わせ
が完了した後、同図(C)に示すように、待機用のSM
Cロール3をワーク位置までエアシリンダ17(第2図
)を作動させて移動してワーク用のSMCロール2′と
して巻き戻しを行う。一方、次の新しいSMCロール3
′を待機位置にセットし、上記同様SMCシート1の先
端をコンベヤ18上に敷設し、先の巻き戻しが完了する
まで待機する。このようにして順次SMCロールを交換
して、SMCシートの連続供給が可能になっている。
ルからなるSMCロール連続供給機構に備えられている
重ね継ぎ手段の詳細を第3図により説明する。第3図(
a)で、巻き戻しがほぼ終了したSMCロール2の近く
に満巻きのSMCロール3が待機の位置にセットされて
いる。この待機用のSMCロール3に巻かれているSM
Cシート1の先端を待機コンベア18を駆動して所定の
位置に敷設する。このSMCシート1先端部には両面テ
ープ26が貼付しである。同図(b)では、SMCロー
ル2の巻き戻しが完了した時点で、そのSMCシート1
の終端をエアノズル15で吹き落として両面テープ26
の上に載せ、両SMCシート1の終始端の被覆フィルム
部を重ね合わせるようにして継ぎ合わせる(Jはその重
ね継ぎ部を示す。なお、エアノズル15は押さえローラ
などによる別の機構に代えてもよい)。この継ぎ合わせ
が完了した後、同図(C)に示すように、待機用のSM
Cロール3をワーク位置までエアシリンダ17(第2図
)を作動させて移動してワーク用のSMCロール2′と
して巻き戻しを行う。一方、次の新しいSMCロール3
′を待機位置にセットし、上記同様SMCシート1の先
端をコンベヤ18上に敷設し、先の巻き戻しが完了する
まで待機する。このようにして順次SMCロールを交換
して、SMCシートの連続供給が可能になっている。
次に、重ね継ぎ部切断装置と粘着テープ貼付装置からな
るSMCシートの終・始端の連続継ぎ合わせ機構の詳細
を第4図に基づいて説明する。上記のように被覆フィル
ム部を重ね継ぎされたSMCシート1は駆動ロール5.
19を経て、SMCシート重ね継ぎ部切断装W7に送ら
れてくる(同図(a))。ここで、左右一対の切断刃7
aが下降してきて(同図ら))5、重ね継ぎ部Jを含ん
で所定の長さ切り落とされる(同図(C))。
るSMCシートの終・始端の連続継ぎ合わせ機構の詳細
を第4図に基づいて説明する。上記のように被覆フィル
ム部を重ね継ぎされたSMCシート1は駆動ロール5.
19を経て、SMCシート重ね継ぎ部切断装W7に送ら
れてくる(同図(a))。ここで、左右一対の切断刃7
aが下降してきて(同図ら))5、重ね継ぎ部Jを含ん
で所定の長さ切り落とされる(同図(C))。
SMCシート1の終端部は右に送られ、これに追いかけ
るように駆動ロール19が横方向に移動してSMCシー
ト1の始端部が終端部に接近させられ、粘着テープ貼付
装置8の位置にて両端部の切れ目P (第6図)の間隔
が極小になるようセットされて(同図(d)) 、ここ
で貼付装置8により粘着テープ30a 、30bが上下
(表裏)両面から貼着される(同図(e))。ここで、
粘着テープ貼付装置8の要部詳細を第5図にて説明する
と、上下に一対のテープ巻き出し巻き取りロール27.
28が配設されており、このロール間にテープ30が一
対のガイドロール29を介して張った状態に巻架されて
いる。この張られた状態にある上下のテープ間をSMC
シート1が通過するようになっている。この位置にSM
Cシートの終始端の切れ目Pが最小にセットされた時、
上下のロール27.28等が下降ないし上昇してきてS
MCシート1を上下より挟み込むようにして破線で示す
粘着テープ部30a 、 30bがSMCシート1の表
裏の被覆フィルムla、 lb部に貼着されて連続継ぎ
部J′が形成されるようになっている(第6図)。これ
によって、SMCシート1の表裏の被覆フィルムla、
1bは連続的に継ぎ合わされる(この連続継ぎ部J′を
形成することによってSMCシート1も連続的なものと
なる)ことで、SMCシート1の連続した送りが可能と
なり、且つ、SMCシート1の切れ目Pも最小とされる
。
るように駆動ロール19が横方向に移動してSMCシー
ト1の始端部が終端部に接近させられ、粘着テープ貼付
装置8の位置にて両端部の切れ目P (第6図)の間隔
が極小になるようセットされて(同図(d)) 、ここ
で貼付装置8により粘着テープ30a 、30bが上下
(表裏)両面から貼着される(同図(e))。ここで、
粘着テープ貼付装置8の要部詳細を第5図にて説明する
と、上下に一対のテープ巻き出し巻き取りロール27.
28が配設されており、このロール間にテープ30が一
対のガイドロール29を介して張った状態に巻架されて
いる。この張られた状態にある上下のテープ間をSMC
シート1が通過するようになっている。この位置にSM
Cシートの終始端の切れ目Pが最小にセットされた時、
上下のロール27.28等が下降ないし上昇してきてS
MCシート1を上下より挟み込むようにして破線で示す
粘着テープ部30a 、 30bがSMCシート1の表
裏の被覆フィルムla、 lb部に貼着されて連続継ぎ
部J′が形成されるようになっている(第6図)。これ
によって、SMCシート1の表裏の被覆フィルムla、
1bは連続的に継ぎ合わされる(この連続継ぎ部J′を
形成することによってSMCシート1も連続的なものと
なる)ことで、SMCシート1の連続した送りが可能と
なり、且つ、SMCシート1の切れ目Pも最小とされる
。
次に、SMCシートの複層化のためのSMCシートの重
ね張り合わせ機構の詳細を第7図に基づき説明する。上
記のように、表裏の被覆フィルムla、 lbそれぞれ
が粘着テープ30a 、30bを介して連続的なものと
なり、且つ、切れ目Pが最小となったSMCシート1は
、上面(張り合わせ面)の被覆フィルム1aが押さえロ
ーラ20aのところで剥離装置20によって剥がされた
後、SMCシート1はピンチロール21.22部へ送ら
れる。ここで、同様な工程を経て送られてきた右側のS
MCシー1−IAと合流し、その表面同士が接着張り合
わせされる。これは、SMCシート1、IAの表面は被
覆フィルム1aがないためSMCシートの特性(粘着性
)を利用して2枚のSMCシート1、IAは接着され、
あたかも厚手の1枚のSMCシートの如く一体化するの
である。
ね張り合わせ機構の詳細を第7図に基づき説明する。上
記のように、表裏の被覆フィルムla、 lbそれぞれ
が粘着テープ30a 、30bを介して連続的なものと
なり、且つ、切れ目Pが最小となったSMCシート1は
、上面(張り合わせ面)の被覆フィルム1aが押さえロ
ーラ20aのところで剥離装置20によって剥がされた
後、SMCシート1はピンチロール21.22部へ送ら
れる。ここで、同様な工程を経て送られてきた右側のS
MCシー1−IAと合流し、その表面同士が接着張り合
わせされる。これは、SMCシート1、IAの表面は被
覆フィルム1aがないためSMCシートの特性(粘着性
)を利用して2枚のSMCシート1、IAは接着され、
あたかも厚手の1枚のSMCシートの如く一体化するの
である。
上記実施例では、2枚のSMCシートの張り合わせの場
合を示したが、第7図(a)において想像線で示すよう
な第3のSMCロール2Bを配設して、ここから巻き出
されるSMCシートIBの両面の被覆フィルムを剥がし
た後、ピンチロール21に送出するように構成すると、
3枚重ねのSMCシートが一体的に形成されることとな
り、更に重量的な面の有利性等が得られ、一型分のチャ
ージシートの作成が迅速化され、生産性の向上を図るこ
とができる。
合を示したが、第7図(a)において想像線で示すよう
な第3のSMCロール2Bを配設して、ここから巻き出
されるSMCシートIBの両面の被覆フィルムを剥がし
た後、ピンチロール21に送出するように構成すると、
3枚重ねのSMCシートが一体的に形成されることとな
り、更に重量的な面の有利性等が得られ、一型分のチャ
ージシートの作成が迅速化され、生産性の向上を図るこ
とができる。
ここで、左右のSMCシート1、IAの連続継ぎ部J′
の切れ目Pが同一場所にくると、2枚のSMCシートの
連続性がなくなる。そこで、左右のSMCシートの切れ
目Pが同一場所に来ない(第7図(b)参照)ようにす
る必要がある。
の切れ目Pが同一場所にくると、2枚のSMCシートの
連続性がなくなる。そこで、左右のSMCシートの切れ
目Pが同一場所に来ない(第7図(b)参照)ようにす
る必要がある。
そこで、そのための機構を第8図に示す。同図(a)は
左右のSMCシートが同時に重ね継ぎ部切断装27.7
A にセットされた場合を示す。
左右のSMCシートが同時に重ね継ぎ部切断装27.7
A にセットされた場合を示す。
この状態で、左右のSMCシート1、IAが同時に切断
されることを図示しない検知手段で検知した時、同図(
a)(b)に示すように、左側の切断装置8における右
の切断刃7aを右方にずらして切断するようにする。こ
のようにすれば、左右のSMCシート1、IAの粘着テ
ープ30a 、 30bの接着位置、即ち、連続継ぎ部
J′の位置がずれる(同図(C))こととなって、次の
ピンチロール21.22部での重ね張り合わせ工程にお
いて、両SMCシート1、IA の切れ目P(第6図)
が一致することが避けられ、連続したSMCシート1′
が形成されることになる。
されることを図示しない検知手段で検知した時、同図(
a)(b)に示すように、左側の切断装置8における右
の切断刃7aを右方にずらして切断するようにする。こ
のようにすれば、左右のSMCシート1、IAの粘着テ
ープ30a 、 30bの接着位置、即ち、連続継ぎ部
J′の位置がずれる(同図(C))こととなって、次の
ピンチロール21.22部での重ね張り合わせ工程にお
いて、両SMCシート1、IA の切れ目P(第6図)
が一致することが避けられ、連続したSMCシート1′
が形成されることになる。
次に、SMCシートのパターン切断機構を第9図〜第1
1図により説明する。上記のような工程を経て送られて
きたSMCシート1′は、縦切りスリッタ9および横切
りカッター12で所定のパターン、例えば第10図(a
)のように、裁断される。即ち、まず、両面に被覆フィ
ルム1bが付いたままSMCシート1′を縦切りスリッ
タ9で縦方向に所定パターンに切断し、その後、ピンチ
(フィード)ロール10部で両面被覆フィルムibが剥
離装置11によって剥がされた後(ここで、はじめてS
MC材は空気に直接晒される)、その直後に設けた横切
りカッター12で所定パターンに従って横方向の切断を
行う。この後、計量ステーション13で計量した後、移
載ステーシゴン14に送り、ここから所定のプレス成形
位置まで搬送される。上記のように、被覆フィルム1b
をつけたまま縦切りを行った後、両面の被覆フィルム1
bを剥がすようにしたことにより、SMC材が直接空気
に晒される時間を短縮し、SMC材の劣化を防ぐことが
できるようになっている。また、縦切りを被覆フィルム
がついたまま行うことにより縦切り部ではSMC材が直
接装置に接触しないため、扱いが容易となって自動化装
置の構造が簡素化される。
1図により説明する。上記のような工程を経て送られて
きたSMCシート1′は、縦切りスリッタ9および横切
りカッター12で所定のパターン、例えば第10図(a
)のように、裁断される。即ち、まず、両面に被覆フィ
ルム1bが付いたままSMCシート1′を縦切りスリッ
タ9で縦方向に所定パターンに切断し、その後、ピンチ
(フィード)ロール10部で両面被覆フィルムibが剥
離装置11によって剥がされた後(ここで、はじめてS
MC材は空気に直接晒される)、その直後に設けた横切
りカッター12で所定パターンに従って横方向の切断を
行う。この後、計量ステーション13で計量した後、移
載ステーシゴン14に送り、ここから所定のプレス成形
位置まで搬送される。上記のように、被覆フィルム1b
をつけたまま縦切りを行った後、両面の被覆フィルム1
bを剥がすようにしたことにより、SMC材が直接空気
に晒される時間を短縮し、SMC材の劣化を防ぐことが
できるようになっている。また、縦切りを被覆フィルム
がついたまま行うことにより縦切り部ではSMC材が直
接装置に接触しないため、扱いが容易となって自動化装
置の構造が簡素化される。
上記計量ステーション13ではSMCシートの自動計量
システムが形成されている。このシステムは、パターン
切断されたSMCシート切片を計量する際、プレス一型
分のSMCシート切片合計重量を所定の精度で計量する
ためのシステムである。つまり、SMCシート1′をパ
ターン切断し、切片を計量、搬送し、切片の重量合計値
を加算する(計量手段)。そして一型分の最終切断時と
それまでの切片の重量精度を補正し、最終切片の長さを
補正分だけ増減する(補正手段)(第10図(b)参照
)、このようにすればプレス一型分の重量精度を向上さ
せることができる。例えば、第10図(a)において、
A、B。
システムが形成されている。このシステムは、パターン
切断されたSMCシート切片を計量する際、プレス一型
分のSMCシート切片合計重量を所定の精度で計量する
ためのシステムである。つまり、SMCシート1′をパ
ターン切断し、切片を計量、搬送し、切片の重量合計値
を加算する(計量手段)。そして一型分の最終切断時と
それまでの切片の重量精度を補正し、最終切片の長さを
補正分だけ増減する(補正手段)(第10図(b)参照
)、このようにすればプレス一型分の重量精度を向上さ
せることができる。例えば、第10図(a)において、
A、B。
・・・を一型分の切断パターンとし、A1〜A6 を
一型分Aの切片とすると、最終切片A6を切断する時に
長さを調整して、一型分の重量補正を行い精度を向上さ
せる。ここで、SMCシート1′の切れ目Pを検知し、
連続パターン切断を可能ならしめる機構について説明す
ると、第10図(a)のように、SMCシート1′が連
続的に流れる場合は所定のパターンで前述の如く、縦切
り、横切りが行なわれるが、第11図(a)の如く、S
MCシート1′の切れ目Pを予め検知した場合、図示し
ないパターン切断用の制御装置にインプットされている
パターンを修正する。このパターン修正後の切断パター
ンを第11図ら)に示す。
一型分Aの切片とすると、最終切片A6を切断する時に
長さを調整して、一型分の重量補正を行い精度を向上さ
せる。ここで、SMCシート1′の切れ目Pを検知し、
連続パターン切断を可能ならしめる機構について説明す
ると、第10図(a)のように、SMCシート1′が連
続的に流れる場合は所定のパターンで前述の如く、縦切
り、横切りが行なわれるが、第11図(a)の如く、S
MCシート1′の切れ目Pを予め検知した場合、図示し
ないパターン切断用の制御装置にインプットされている
パターンを修正する。このパターン修正後の切断パター
ンを第11図ら)に示す。
つまり、図中の斜線部分のSMCシート1′を切り捨て
るようにする。このようにして、SMCシート1′の連
続パターン切断を可能にすると共に、切り捨て部分を極
力少なくすることにより、歩留まりを良くして経済性を
高めることができる。
るようにする。このようにして、SMCシート1′の連
続パターン切断を可能にすると共に、切り捨て部分を極
力少なくすることにより、歩留まりを良くして経済性を
高めることができる。
〔発明の効果]
上記説明したように、本発明によれば、次のような効果
を奏する。
を奏する。
(1) S M Cシートの連続自動供給装置を提供す
ることにより、装置全体の自動化が実現し、省人化が促
進されると共に、生産性の飛躍的向上が達成される。
ることにより、装置全体の自動化が実現し、省人化が促
進されると共に、生産性の飛躍的向上が達成される。
(2) S M Cシート毎の終始端の切れ目を自動的
に継ぎ合わせることができるから、SMCシートの連続
送りが可能となり、その後のSMCシートの自動切断、
自動加工が可能となる。
に継ぎ合わせることができるから、SMCシートの連続
送りが可能となり、その後のSMCシートの自動切断、
自動加工が可能となる。
(3)縦切りを行った後、両面の被覆フィルムを剥がす
ようにしたことにより、SMC材が直接空気に晒される
時間が短縮され、SMC材の劣化を防ぐことができる。
ようにしたことにより、SMC材が直接空気に晒される
時間が短縮され、SMC材の劣化を防ぐことができる。
また、縦切りを被覆フィルムがついたまま行うことによ
り縦切り部ではSMCシートが直接装置に接触しないた
め、扱いが容易となって自動化装置の構造が簡素化され
る。また、縦切りを先に行うようにしたので、連続パタ
ーン切断が可能となる。
り縦切り部ではSMCシートが直接装置に接触しないた
め、扱いが容易となって自動化装置の構造が簡素化され
る。また、縦切りを先に行うようにしたので、連続パタ
ーン切断が可能となる。
(4) S M Cシート切片の重量合計値を加算し、
一型分の最終切断時にそれまでの切片の重量を補正し、
最終切片の長さを補正分だけ増減するようにしたことに
より、一型分の重量精度を向上させることができる。
一型分の最終切断時にそれまでの切片の重量を補正し、
最終切片の長さを補正分だけ増減するようにしたことに
より、一型分の重量精度を向上させることができる。
(5) S M Cシートの切れ目が検知された場合、
切断パターンを修正するようして所定のSMCシートの
一部を切り捨てるようすると、SMCシートの連続パタ
ーン切断が可能になると共に、切り捨て部分を極力少な
くすることにより、歩留まりを良くなり経済性を高める
ことができるまた、SMCシートの切れ目を予め検知し
てパターン切断後の切片内にSMCシートの切れ目がく
ることを避けたことにより、製造工程上のトラブルを回
避することができる。
切断パターンを修正するようして所定のSMCシートの
一部を切り捨てるようすると、SMCシートの連続パタ
ーン切断が可能になると共に、切り捨て部分を極力少な
くすることにより、歩留まりを良くなり経済性を高める
ことができるまた、SMCシートの切れ目を予め検知し
てパターン切断後の切片内にSMCシートの切れ目がく
ることを避けたことにより、製造工程上のトラブルを回
避することができる。
(6) S M Cシートを複層に一体形成するように
すれば、それだけ、プレス型用の原料(チャージシート
)が迅速に得られるとともに、ワークSMCロールの取
り替えが頻度が少なくなり、それだけ自動化が容易とな
って、生産性の向上が図れる。
すれば、それだけ、プレス型用の原料(チャージシート
)が迅速に得られるとともに、ワークSMCロールの取
り替えが頻度が少なくなり、それだけ自動化が容易とな
って、生産性の向上が図れる。
第1図〜第11図は本発明にかかる実施例の説明図であ
って、第1図は単層(1枚)のSMCシート連続自動供
給装置全体正面図、第2図は複層(2枚以上)のSMC
シート連続自動供給装置全体の正面図、第3°図(a)
(b)(C)は重ね継ぎ合わせ機構の模式図、第4図(
a)〜(e)はSMCシート終・始端間の連続継ぎ合わ
せ機構の模式図、第5図及び第6図はその要部斜視図及
び断面図、第7図(a)Cb)はSMCシートの重ね張
り合わせ機構の模式図、第8図(a)(ロ)(C)はS
MCシートの切れ目制御機構の模式図、第9図はパター
ン切断機構の模式図、第10図(a)し)及び第11図
(a)(t))はそのパターン切断例の説明図をそれぞ
れ示す。 1 、IA、 IB、 1’ ・・・SMCシ
ート、la、 lb・・・被覆フィルム、 2.2A、 2B・・・(ワーク用)SMCロール、3
.3A・・・(待機用)SMCロール、4・・・枠台、
5・・・駆動ロール、7・・・重ね継ぎ部切
断装置、 8・・・粘着テープ貼付装置、 9・・・樅切りスリッタ、10・・・フィードロール、
11.20.2OA・・・剥離装置、12・・・横切り
カッター13・・・計量ステーション、14・・・移載
ステーション、1日・・・待機コンベヤ、21.22・
・・ピンチロール。 (C) 第3 図 (a) (b) 第5N 1n 第6図 (b) (C) 第8図 (a) (b)
って、第1図は単層(1枚)のSMCシート連続自動供
給装置全体正面図、第2図は複層(2枚以上)のSMC
シート連続自動供給装置全体の正面図、第3°図(a)
(b)(C)は重ね継ぎ合わせ機構の模式図、第4図(
a)〜(e)はSMCシート終・始端間の連続継ぎ合わ
せ機構の模式図、第5図及び第6図はその要部斜視図及
び断面図、第7図(a)Cb)はSMCシートの重ね張
り合わせ機構の模式図、第8図(a)(ロ)(C)はS
MCシートの切れ目制御機構の模式図、第9図はパター
ン切断機構の模式図、第10図(a)し)及び第11図
(a)(t))はそのパターン切断例の説明図をそれぞ
れ示す。 1 、IA、 IB、 1’ ・・・SMCシ
ート、la、 lb・・・被覆フィルム、 2.2A、 2B・・・(ワーク用)SMCロール、3
.3A・・・(待機用)SMCロール、4・・・枠台、
5・・・駆動ロール、7・・・重ね継ぎ部切
断装置、 8・・・粘着テープ貼付装置、 9・・・樅切りスリッタ、10・・・フィードロール、
11.20.2OA・・・剥離装置、12・・・横切り
カッター13・・・計量ステーション、14・・・移載
ステーション、1日・・・待機コンベヤ、21.22・
・・ピンチロール。 (C) 第3 図 (a) (b) 第5N 1n 第6図 (b) (C) 第8図 (a) (b)
Claims (7)
- (1)一対のワーク用SMCロールと待機用SMCロー
ルからなるSMCシート連続供給機構と、このワーク用
SMCロールから巻き戻されるSMCシートを移送する
ための手段と、SMCシートの重ね継ぎ部が存在する場
合にはその部分を切断し、この切断されたSMCシート
の終・始端を連続化するための連続継ぎ合わせ機構と、
連続化されたSMCシートをパターン切断するための縦
切りスリッタ及び横切りカッターからなるパターン切断
機構と、このパターン切断されたSMCシートの切片を
計量しプレス一型分の重量に整える計量ステーションと
、その一型分のSMCシートを所定の金型成形位置まで
搬送するための移載ステーションとから構成されたこと
を特徴とするSMCシート連続自動供給装置。 - (2)少なくとも左右両側に一対のワーク用SMCロー
ルと待機用SMCロールを備えたSMCシート連続供給
機構と、各ワーク用SMCロールから巻き戻されるSM
Cシートを移送するための移送手段と、SMCシートの
重ね継ぎ部が存在する場合にはその部分を切断し、この
切断されたSMCシートの終・始端を連続化するための
連続継ぎ合わせ機構と、更に、少なくとも左右から移送
されてきたSMCシートを複数層に接着張り合わせるた
めの重ね張り合わせ機構と、この複数層に形成されたS
MCシートをパターン切断するための縦切りスリッタと
横切りカッターとからなるパターン切断機構と、このパ
ターン切断されたSMCシートの切片を計量しプレス一
型分の重量に整える計量ステーションと、その一型分の
SMCシートを所定の金型成形位置まで搬送するための
移載ステーションとから構成されたことを特徴とするS
MCシート連続自動供給装置。 - (3)請求項1又は2記載のSMCシート連続供給機構
には重ね継ぎ手段が備えられ、この重ね継ぎ手段が待機
用SMCロールの始端を敷設して移送するための待機コ
ンベヤと、ワーク用SMCロールの終端を前記始端に移
送して接着させる手段とから構成されていることを特徴
とするSMCシート連続自動供給装置の構成装置。 - (4)請求項1又は2記載の連続継ぎ合わせ機構を重ね
継ぎ部切断装置と粘着テープ貼付装置とから構成し、該
重ね継ぎ部切断装置は上下移動可能な一対の切断刃から
形成し、該粘着テープ貼付装置は上下一対の巻き出し巻
き取りロール間に巻架された粘着テープを有する貼付手
段から形成したことを特徴とするSMCシート連続自動
供給装置の構成装置。 - (5)請求項2記載の重ね張り合わせ機構を、SMCシ
ート張り合わせ面の被覆フィルムを剥離するための剥離
装置と、この剥離装置の後に配設された張り合わせ用の
ピンチロールとで形成したことを特徴とするSMCシー
ト連続自動供給装置の構成装置。 - (6)請求項1又は2記載のパターン切断機構を、両面
被覆フィルム付SMCシートの縦切りを行う前工程の縦
切りスリッタと、両面の被覆フィルムを剥離したSMC
シートの横切りを行う後工程の横切りカッターとで形成
したことを特徴とするSMCシート連続自動供給装置の
構成装置。 - (7)請求項1又は2記載の計量ステーションには、パ
ターン切断された切片を計量して加算する計量手段と、
その加算された重量と所定の一型分重量とを比較して所
定の精度内に入るように補正する手段とを配備したこと
を特徴とするSMCシート連続自動供給装置の構成装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27652488A JP2716482B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | Smcシート連続自動供給装置及びその構成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27652488A JP2716482B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | Smcシート連続自動供給装置及びその構成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02121811A true JPH02121811A (ja) | 1990-05-09 |
JP2716482B2 JP2716482B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=17570675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27652488A Expired - Fee Related JP2716482B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | Smcシート連続自動供給装置及びその構成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2716482B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03231818A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-15 | Hitachi Chem Co Ltd | Smcを用いた熱プレス成形における自動切断及び自動秤量装置 |
JPH04312814A (ja) * | 1991-04-12 | 1992-11-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着性材料の計量装置 |
JPH04312816A (ja) * | 1991-04-12 | 1992-11-04 | Sekisui Chem Co Ltd | シート状材料の供給方法 |
KR20180092264A (ko) * | 2017-02-08 | 2018-08-17 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 점착 테이프 접합 방법, 점착 테이프 접합 장치 및 점착 테이프 반송 방법 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP27652488A patent/JP2716482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03231818A (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-15 | Hitachi Chem Co Ltd | Smcを用いた熱プレス成形における自動切断及び自動秤量装置 |
JPH04312814A (ja) * | 1991-04-12 | 1992-11-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着性材料の計量装置 |
JPH04312816A (ja) * | 1991-04-12 | 1992-11-04 | Sekisui Chem Co Ltd | シート状材料の供給方法 |
KR20180092264A (ko) * | 2017-02-08 | 2018-08-17 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 점착 테이프 접합 방법, 점착 테이프 접합 장치 및 점착 테이프 반송 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2716482B2 (ja) | 1998-02-18 |
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