JPH0212174A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 魔ｄシ１生野 本発明は、複写機やレーザビーム・プリンタ等の画像形
成装置に関する。

末技′とその　題 一般に、画像情報を含む光の露光により感光体上に潜像
を形成し、その画像を用紙上に顕像化する画像形成装置
としては、原稿面での反射を利用した電子写真複写機、
レーザ光のオン、オフを画像情報として利用したレーザ
ビーム・プリンタが知られている。これらは、露光方式
が異なるのみで画像露光部を含めて他の作像部分は共用
が可能である。

そこで、本出願人は、実願昭６２−２８４３７号で、光
源としてレーザ発光手段を用い、ミラー、レンズ系にて
そのレーザ光を原稿面又は原稿等側面で反射許せて感光
体上に導くことにより、一つの装置で原稿画像とレーザ
光の変調による画像を単独で又は両者を合成した潜像を
形成することができる画像形成装置を提案した。

ところで、通常の電子写真複写機では原稿面を光源で照
射中に原稿カバーを開放しても光照射をオフする等の制
御を行なわない。従って、単に光源をレーザ光に代える
のみでは、露光中に原稿カバーを開放するとレーザ光が
外部に漏れ、人体特に目に悪影響を与える心配がある。

一方、通常のレーザビーム・プリンタでは、原稿台はな
く、光漏れ対策としては、本体外殻を開放すると光照射
を自動的にオフしたり、９〜７２部材が連動して遮光す
る様に構成されている。

そこで、光照射のオフあるいはシャッタ部材による遮光
を原稿カバーの開放動作に連動させることが考えられる
が、レーザ光の変調走査時にこの様な状態が発生すると
、それまで感光体に形成されていた情報が無駄なものと
なってしまう。

本発明の課題は、光源としてレーザ発光手段を用い、そ
のレーザ光を原稿面で反射させて感光体上で結像させる
画像形成装置において、原稿カバーを開放したときのレ
ーザ光の漏れを確実に防止し、かつ、レーザ光の変調走
査による感光体への潜像形成に何ら支障を生じさせない
ことにある。

課題を解決するだめの手段 以上の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置
は、 （ａ）光源としてのレーザ発光手段と、（ｂ）前記発光
手段から放射されたレーザ光を原稿面で反射させて感光
体上で結像させる光学手段と、 （ｃ）前記光学手段の一部を構成し、レーザ光を原稿面
方向に反射する第１の位置と、感光体方向に反射して感
光体上で結像させる第２の位置とに移動可能な反射部材
と、 （ｄ）開閉自在な原稿カバーの開閉動作に連動し、閉成
時には前記反射部材を前記第１の位置に保持させ、開放
時には前記第２の位置へ移動させる駆動手段と、 を備えたことを特徴とする。

正−月 即ち、本発明にあっては、レーザ発光手段からのレーザ
光を常時オンして原稿面で反射させることにより、原稿
画像が感光体上に露光され、原稿画像の潜像が形成され
る。また、レーザ光を画像情報に従ってオン、オフさせ
ると共に原稿面を白色の反射面とすることにより、レー
ザ光のオン。

オフに基づく潜像が感光体上に形成される。さらに、任
意の原稿をセットすると共にレーザ光を画像情報に基づ
いてオン、オフさせることにより、原稿画像とレーザ光
画像との合成画像が感光体上に潜像として形成きれる。

以上の画像形成動作時に、光学手段の一部を構成するミ
ラーはレーザ光を原稿面方向へ反射させる第１の位置に
セットきれている。

一方、原稿カバーが（不用意に）開放されると、この開
放動作に連動して駆動手段が前記ミラーを、レーザ光を
感光体方向に反射する第２の位置へ移動させる。これに
て、レーザ光は原稿台ガラスを照射することなく、感光
体上に結像し、潜像の形成を続行する。

犬施珂 以下、本発明に係る画像形成装置の一実施例を添付図面
に従って説明する。

第１図において、（１）は原稿台ガラスで、矢印（ａ）
方向にスキャン可能であり、第１図はスキャン途中を示
す。（２）はレーザダイオード、（３）はビーム走査用
のポリゴンミラー、（４）はミラー（５）は集束性光伝
送体（商品名：セルフォック）単体を並設したレンズア
レイである。レーザダイオード（２）から発光きれたレ
ーザ光は回転駆動されるポリゴンミラー（３）の各反射
面で走査され、ミラー（４）を介して原稿台ガラス（１
）上に載置された原稿（Ｄ）又は図示しない原稿押さえ
カバーの裏面で反射きれ、レンズアレイ（５）を通じて
感光体ドラム（１０）上に露光される。レーザダイオー
ド（２）はコンピュータの画像制御部からの画像信号に
基づいてドライブ回路を介してオン、オフ制御される。

ポリゴンミラー（３）も一定の周波数で回転駆動される
。この様な画像信号の制御は周知であり、その詳細は省
略する。

感光体ドラム（１０）は矢印（ｂ）方向に回転駆動可能
であり、その周囲には残留電荷のイレーザランプ（１１
）、帯電チャージャ（１２）、磁気ブラシ方式による現
像装置（１３）、転写チル−ジャ“（１４）、ブレード
方式による残留トナーのクリーニング装置（１５）が設
置されている。複写紙は図中右方から１枚ずつ給紙され
、転写チャージャ（１４〉と感光体ドラム（１０）との
間を通過することによりトナー画像を転写され、以後左
方に撤退され、定着装置（１６）でトナーの熱定着を施
される。

一方、前記ミラー（４）は、表裏面（４ａ）、　（４ｂ
）を反射面としたもので、第２図、第３図に示す様に、
取付は具（４０）の上下面に設けた爪部（４１）、　（
４１）にて挾持され、支軸（４２）、　（４２）を支点
として取付は具（４０）と共に一体的に回動可能である
。このミラー（４）はその表尺射面（４ａ）にてレーザ
光を原稿面方向に反射する第１の位置（第１図、第２図
中実線で示す）と、その裏反射面（４ｂ）にてレーザ光
を感光体ドラム（１０）に反射して感光体上で結像させ
る第２の位置（第１図、第２図中点線で示す）とに回動
可能である。

詳しくは、取付は具（４０）は一方の支軸（４２）に巻
回したねじりコイルばね（４５）にて第３図中矢印（ｃ
）方向に付勢されている。取付は具（４０）の腕部（４
３）の先端突片（４４）は原稿カバー（２５）に設けた
突条（２６）に当接し、これにてミラー（４）が第１の
位置に位置決めされることとなる。原稿カバー（２５）
は原稿台ガラス（１）と共に移動可能であり、かつ、装
置本体の奥方側（Ｐ）を支点として上下方向に回動し、
原稿台ガラス（１）を開閉可能である。その突条（２６
）は原稿カバーの閉成時に本体フレーム（２０）の溝部
（２１）から装置内部に突入し、ミラー（４）を第１の
位置に保持する（第５ａ図参照）。突条（２６）は原稿
スキャン距離に対応する十分な長さを備え、ミラー（４
）はスキャン中も第１の位置に保持される。

原稿カバー（２５）が上方に開放されると、取付は具（
４０）と共にミラー（４）かばね（４５）のばね力で矢
印（ｃ）方向に回動し、腕部〈４３）が図示しないフレ
ームに固定したストッパピン（２２）に当接し、ミラー
（４〉が第２の位置に位置決めされることとなる（第５
ｂ図参照）。このとき、レーザ光はミラー（４）の反射
面（４ｂ〉で反射され、感光体ドラム（１０）上であっ
て原稿面からの反射光の結像部と同一箇所に結像する。

なお、ミラー（４）から感光体ドラム（１０）へ至る光
路中には減光フィルタ（６）が介在されている。これは
裏反射面からのビーム光を減衰して、感光体ドラム（１
０）への光量を原稿面からの反射光と同一光量に調整す
るためである。

次に、以上の構成において、複写紙上に画像を形成する
処理について説明する。この場合、原稿カバー（２５）
は閉じられ、ミラー（４）は第１の位置に保持されてい
る。

まず、レーザ光で画像をプリントアウトする場合には、
第６図中（ａ−１＞に示す様に、原稿台ガラス（１）上
に白色の原稿（Ｄ）を載置して反射面とするか、原稿カ
バー（２５）の裏面を反射面として機能させて、レーザ
ダイオード（２）から画像情報を出力する。例えば、レ
ーザダイオード（２）は第６図中（ａ−２）に示す円形
の画像部（Ｘ）に相当する走査時はオフされ、その他の
図中斜線で示す背景部（Ｙ）に相当する走査時にはオン
きれる。これにて、感光体ドラム（１０）上には第６図
中（ａ−３）に示す様に、画像部（Ｘ）の電荷が残り、
背景部（Ｙ）の電荷が消去された静電潜像が形成される
。

また、原稿像をプリントアウトするには、任意の原稿（
Ｄ）を原稿台ガラス（１〉上に載置し、レーザ光を常に
オンし、原稿台ガラス（１）を一定速度でスキャンさせ
ればよい。例えば、第６図中（ｂ−１〉に示す原稿（Ｄ
）に対してレーザダイオード（２）を常時オン状態［第
６図（ｂ−２）］で出力すれば、感光体ドラム（１０）
上には第６図中（ｂ−３）に示す様に、画像部（Ｘ）の
電荷が残り、背景部（Ｙ）の電荷が消去された静電潜像
が形成される。

さらに、原稿像とレーザ光による画像とを合成してプリ
ントアウトする場合には、任意の原稿（Ｄ）を原稿台ガ
ラス（１）上に載置して原稿台ガラス（１）を一定速度
でスキャンさせると共に、レーザダイオード（２）をオ
ン、オフして画像情報を出力する。例えば、第６図中（
ｃ−１＞に示す原稿（Ｄ）に対して、レーザダイオード
（２）を第６図中（ｃ−２）に示す円形の画像部（Ｘ）
相当部分はオフ、斜線で示す背景部（Ｙ）相当部分はオ
ンする。これにて、第６図中（ｃ−３）に示す様に二つ
の画像が合成された静電潜像が形成きれる。この場合、
（ｘｌ）部分はレーザ出力オン部分であるが原稿画像部
であることから電荷が残り、（Ｘ、）部分は原稿背景部
であるがレーザ出力オフ部分であることから電荷が残り
、（ｘｌ）部分は原稿画像部でありかつレーザ出力オフ
部分であることから電荷が残り、その他の部分（Ｙ）は
背景部として電荷が消去される。

ところで、原稿面を照射するレーザ光は、原稿像の良好
な再現性を得るために十分に絞られている必要がある。

ビームが絞られていないと原稿の白と黒の両部会にビー
ムがまたがる割合が多くなり、原稿面での反射の散乱度
合も大きいことから画像再現性が悪化する。また、ミラ
ー（４）の裏反射面（４ｂ）で反射されたビーム光を感
光体ドラム（１０）上で結像させる際にも、ビームは十
分に絞られている必要がある。

一方、以上のレーザ光による走査露光中、原稿カバー（
２５）が開放されると、ミラー（４）は第２の位置へ移
動し、レーザ光は原稿台ガラス（１）へ向かうことなく
、直接感光体ドラム（１０）を照射する。

これにて、レーザ光が装置外部へ漏れることが防止され
る。そして、レーザビームによるプリントアウトの途中
であれば、画像情報はそのままミラー（４）の裏反射面
（４ｂ）からの反射光で、フィルタ（６）で光量を調整
されて感光体ドラム（１０）へ走査露光され、何ら支障
なく潜像の形成が続行され、複写紙上に画像として形成
される。

なお、本発明に係る画像形成装置は以上の実施例に限定
するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形する
ことができる。

例えば、ミラー（４）を第１の位置又は第２の位置へ移
動９位置決めする手段としては、原稿カバー（２５）の
開閉検出用のセンサと、該センサの開閉検出信号に基づ
いてミラー（４）を回動させるパルスモータとの組合わ
せとしてもよい。

また、ミラー（４）は第１の位置、第２の位置のいずれ
でも片面のみでレーザ光を反射する構成であってもよい
。

さらに、光路を変更する反射部材としては、二っのミラ
ーを使用し、第１の位置と第２の位置とで交換的に切り
換えてもよい。

髪皿卑ぷ釆 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、光学手段
を構成する反射部材をレーザ光を原稿面方向に反射する
第１の位置と、感光体方向に反射して感光体上で結像さ
せる第２の位置とに移動可能とし、原稿カバーが開放さ
れたときには第２の位置へ切り換える様にしたため、原
稿カバー開放時にレーザ光が外部に漏れることはなく、
安全であり、レーザ光の変調走査による画像情報を直ち
に感光体上へ結像して画像形成動作が維持され、それま
での画像形成動作が無駄となることはない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る画像形成装置の一実施例を示し、第
１図は概略構成図、第２図は光路変更の説明図、第３図
はミラー支持部分の斜視図、第４図は装置外観を示す斜
視図、第５ａ図、第５ｂ図はミラーの移動状態を示す部
分断面図、第６図は原稿面、レーザダイオードの出力、
潜像の説明図である。 （１）・・・原稿台ガラス、（２）・・・レーザダイオ
ード、（３）　・・・ポリゴンミラー、（４）−・・ミ
ラー、（４１１）、　（４ｂ）・・・反射面、（５）・
・・レンズアレイ、（１０）・・・感光体ドラム、（２
５）・・・原稿カバー、（２６）・・・突条、　（４０
）・・・取付は具、（Ｄ）・・・原稿。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光源からの露光により感光体上に潜像を形成し、そ
   の画像を用紙上に顕像化する画像形成装置において、 光源としてのレーザ発光手段と、 前記発光手段から放射されたレーザ光を原稿面で反射さ
   せて感光体上で結像させる光学手段と、前記光学手段の
   一部を構成し、レーザ光を原稿面方向に反射する第１の
   位置と、感光体方向に反射して感光体上で結像させる第
   ２の位置とに移動可能な反射部材と、 開閉自在な原稿カバーの開閉動作に連動し、閉成時には
   前記反射部材を前記第１の位置に保持させ、開放時には
   前記第２の位置へ移動させる駆動手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。