JPH02120541A - 差動制限機構付差動装置 - Google Patents
差動制限機構付差動装置Info
- Publication number
- JPH02120541A JPH02120541A JP63272928A JP27292888A JPH02120541A JP H02120541 A JPH02120541 A JP H02120541A JP 63272928 A JP63272928 A JP 63272928A JP 27292888 A JP27292888 A JP 27292888A JP H02120541 A JPH02120541 A JP H02120541A
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- friction clutch
- differential
- fastening force
- clutch
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Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、車両の前後輪又は左右輪の差動を許容する
差動装置にこの差動を制限する機構を設けた差動制限機
構付差動装置に関する。
差動装置にこの差動を制限する機構を設けた差動制限機
構付差動装置に関する。
(従来の技術)
従来の差動制限機構付差動装置として、例えば第2図に
示すようなものがある(特開昭61−67629号公報
参照)。第2図において、101はハウジング102に
収装されているディファレンシャルケースであり、この
ディファレンシャルケース101にはプロペラシャフト
103に設けられたドライブギア103aと噛合するリ
ングギア104が取り付けられている。またディファレ
ンシャルケース101内にはこのディファレンシャルケ
ース101と一体回転可能なピニオンシャフト105が
配設されている。ピニオンシャフト105にはピニオン
ギア106が回転自在に取り付けられ、このピニオンギ
ア106は左輪駆動軸107および右輪駆動軸108の
それぞれとスプライン結合する一対のサイドギア109
,110と噛合している。一対のサイドギア109,1
10とディファレンシャルケース101との間には、そ
れぞれこれらの相対回転を制限する摩擦クラッチ111
,112が介装されている。摩擦クラッチ111.11
2間には、ディファレンシャルケース101に設けられ
たプレッシャリング113.114が介装され、このプ
レッシャリング113.114は一方の摩擦クラッチ1
11に伝達された押圧力を他方の摩擦クラッチ112へ
伝達する。ディファレンシャルケース101に伝達され
た回転駆動力はプレッシャリング113.114を介し
てピニオンシャフト105に伝達される。
示すようなものがある(特開昭61−67629号公報
参照)。第2図において、101はハウジング102に
収装されているディファレンシャルケースであり、この
ディファレンシャルケース101にはプロペラシャフト
103に設けられたドライブギア103aと噛合するリ
ングギア104が取り付けられている。またディファレ
ンシャルケース101内にはこのディファレンシャルケ
ース101と一体回転可能なピニオンシャフト105が
配設されている。ピニオンシャフト105にはピニオン
ギア106が回転自在に取り付けられ、このピニオンギ
ア106は左輪駆動軸107および右輪駆動軸108の
それぞれとスプライン結合する一対のサイドギア109
,110と噛合している。一対のサイドギア109,1
10とディファレンシャルケース101との間には、そ
れぞれこれらの相対回転を制限する摩擦クラッチ111
,112が介装されている。摩擦クラッチ111.11
2間には、ディファレンシャルケース101に設けられ
たプレッシャリング113.114が介装され、このプ
レッシャリング113.114は一方の摩擦クラッチ1
11に伝達された押圧力を他方の摩擦クラッチ112へ
伝達する。ディファレンシャルケース101に伝達され
た回転駆動力はプレッシャリング113.114を介し
てピニオンシャフト105に伝達される。
方、作動油圧装置116から油圧ボート117へ作動油
が圧送されると、油圧ピストン118によって+!擦ク
ラッチ111.112は押圧され、摩擦クラッチ111
,112には締結力が付与される。
が圧送されると、油圧ピストン118によって+!擦ク
ラッチ111.112は押圧され、摩擦クラッチ111
,112には締結力が付与される。
119は油圧制御手段であって、車速検出手段としての
車速センサ120からの車速信号を入力し、車速が高速
になるに従って作動油が高圧となり、逆に低速になるに
従って低IEとなるように、記憶されている。ぞして、
作動油圧装置116によって発生する実際の油圧レベル
は、圧力センサ121からの圧力信号を入力することで
得られ、この圧力信号による実際の油圧レベルが目標油
圧レベルに一致するように制御される。
車速センサ120からの車速信号を入力し、車速が高速
になるに従って作動油が高圧となり、逆に低速になるに
従って低IEとなるように、記憶されている。ぞして、
作動油圧装置116によって発生する実際の油圧レベル
は、圧力センサ121からの圧力信号を入力することで
得られ、この圧力信号による実際の油圧レベルが目標油
圧レベルに一致するように制御される。
車速が低速であるときは、車速センFj120からその
速度に応じた車速信号が油圧制御手段119に出力され
る。そして、油圧制御手段119では、車速信号に応じ
た作動油圧を発生させるための油圧制御信号が作動油圧
装置116に対して出力され、この作動油圧装置116
からは低圧の作動油を油圧ボー1−117へ供給する。
速度に応じた車速信号が油圧制御手段119に出力され
る。そして、油圧制御手段119では、車速信号に応じ
た作動油圧を発生させるための油圧制御信号が作動油圧
装置116に対して出力され、この作動油圧装置116
からは低圧の作動油を油圧ボー1−117へ供給する。
この作動油によって油圧ビス1−ン118は、摩擦クラ
ッチ111.112を押圧し、締結力を付与させる。ま
た、ディファレンシャルケース101と共に回転するプ
レッシャリング113.114は、ピニオンシャフト1
05とのカム作用により左右に押し圏かれ、摩擦クラッ
チ111,112に対し締結力を付与する。したがって
、低速走行時においては、差動制御作用が小さく、低速
旋回時の後輪と路面間でのスティックスリップ環象や、
m擦りラッチ111.112でのスティックスリップ音
の発生がなく、操舵力も重くさせることがない。
ッチ111.112を押圧し、締結力を付与させる。ま
た、ディファレンシャルケース101と共に回転するプ
レッシャリング113.114は、ピニオンシャフト1
05とのカム作用により左右に押し圏かれ、摩擦クラッ
チ111,112に対し締結力を付与する。したがって
、低速走行時においては、差動制御作用が小さく、低速
旋回時の後輪と路面間でのスティックスリップ環象や、
m擦りラッチ111.112でのスティックスリップ音
の発生がなく、操舵力も重くさせることがない。
中速が高速のときは、作動油圧装置116から供給され
る作動油が高圧となるために、摩擦クラッチ111,1
12への締結力は大きくなり、差動制限作用が大きくな
る。したがって、高速走行時に旋回方向のヨーモーメン
トが発生しても、左右幅の差動が制限されることにより
このヨーモーメントとは逆方向のモーメントが発生し、
高速旋回時にはアンダーステア傾向を示すことで、高速
直進性が向上する。
る作動油が高圧となるために、摩擦クラッチ111,1
12への締結力は大きくなり、差動制限作用が大きくな
る。したがって、高速走行時に旋回方向のヨーモーメン
トが発生しても、左右幅の差動が制限されることにより
このヨーモーメントとは逆方向のモーメントが発生し、
高速旋回時にはアンダーステア傾向を示すことで、高速
直進性が向上する。
(発明が解決しようする課題)
しかしながら、このような従来の差動制限礪構付差動装
置にあっては、作動油圧装置116から油圧ボート11
7へ作動油を圧送し、油圧ピストン118によって摩擦
クラッチ111,112を押圧して締結力を(i与して
いた。ここで、摩擦クラッチ111.112に付与する
締結力が走行状態に応じて適正かどうかは、作動油¥r
L置116から圧送する作動油の圧力を圧力センサ12
1によって検出していた。このため、走行中に油圧ビス
]〜ン118が傾いて途中で引っ掛ったりして、I?!
擦クワクラッチ11112にあまり大きな締結力を付与
することができなくとも、油圧ボート117へ圧送され
る作動油の圧力は圧力センサ121によって高いと判所
されることがある。したがって、高速走行時にG、を摩
擦クラッチ111.112へ付与する締結力は大きくす
る必要があるにもかかわらず、圧力センサ121によっ
て作動油の圧力は高いと検出されているために、摩擦ク
ラッチ111.112へ付与される締結力は小さいまま
であった。その結果、摩擦クラッチ111.112に付
与される締結力を走行状態に応じて適正に制御すること
ができないという課題があった。
置にあっては、作動油圧装置116から油圧ボート11
7へ作動油を圧送し、油圧ピストン118によって摩擦
クラッチ111,112を押圧して締結力を(i与して
いた。ここで、摩擦クラッチ111.112に付与する
締結力が走行状態に応じて適正かどうかは、作動油¥r
L置116から圧送する作動油の圧力を圧力センサ12
1によって検出していた。このため、走行中に油圧ビス
]〜ン118が傾いて途中で引っ掛ったりして、I?!
擦クワクラッチ11112にあまり大きな締結力を付与
することができなくとも、油圧ボート117へ圧送され
る作動油の圧力は圧力センサ121によって高いと判所
されることがある。したがって、高速走行時にG、を摩
擦クラッチ111.112へ付与する締結力は大きくす
る必要があるにもかかわらず、圧力センサ121によっ
て作動油の圧力は高いと検出されているために、摩擦ク
ラッチ111.112へ付与される締結力は小さいまま
であった。その結果、摩擦クラッチ111.112に付
与される締結力を走行状態に応じて適正に制御すること
ができないという課題があった。
(課題を解決するための手段)
このような課題を解決するために、この発明にあっては
、回転駆動力を受けるデフケースと、このデフケースに
ビニオンシャツ1−を介して回転自在に支持されるピニ
オンギアと、このピニオンギアと噛合する一対のサイド
ギアと、このサイドギアとデフケースとの相対回転を制
限する摩擦クラッチと、この摩擦クラッチを押圧して締
結力を付与する押圧手段とを備えた差動制限機構付差動
装置において、前記摩擦クラッチと前記押圧手段との間
にこの摩擦クラッチの締結力検出手段を配設し、この締
結力検出手段によってl14tクラツチの締結力を直接
検出するようにした構成とするものである。
、回転駆動力を受けるデフケースと、このデフケースに
ビニオンシャツ1−を介して回転自在に支持されるピニ
オンギアと、このピニオンギアと噛合する一対のサイド
ギアと、このサイドギアとデフケースとの相対回転を制
限する摩擦クラッチと、この摩擦クラッチを押圧して締
結力を付与する押圧手段とを備えた差動制限機構付差動
装置において、前記摩擦クラッチと前記押圧手段との間
にこの摩擦クラッチの締結力検出手段を配設し、この締
結力検出手段によってl14tクラツチの締結力を直接
検出するようにした構成とするものである。
(作用)
車両の走行状態によって、抑圧手段によって摩擦クラッ
チに適正な締結力を付与する。このとき、摩擦クラッチ
の締結力は締結力検知手段によって直接検出するので、
正確に検出することができる。したがって、抑圧手段を
フィードバック制御することにより、摩擦クラッチに付
与される締結力を走行状態に応じて適正に制t[!する
ことができる。
チに適正な締結力を付与する。このとき、摩擦クラッチ
の締結力は締結力検知手段によって直接検出するので、
正確に検出することができる。したがって、抑圧手段を
フィードバック制御することにより、摩擦クラッチに付
与される締結力を走行状態に応じて適正に制t[!する
ことができる。
〈実施例)
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明に係る差動制限機構付差動装置の一実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
まず、構成を説明する。
第1図において、1はハウジングであり、スタッドポル
1〜によって車体に固定・支持されている。
1〜によって車体に固定・支持されている。
ハウジング1内にはディファレンシャルケース2が一対
のテーパーローラベアリング3を介して回転自在に支持
されており、このディファレンシャルケース2は左側デ
ィファレンシャルケース2aと右側ディファレンシャル
ケース2bとからなっている。また、ディファレンシャ
ルケース2にはリングギア4が取り付けられ、このリン
グギア4はプロペラシャフト(図示せず)に設けられた
ドライブギア5と噛合している。このため、内燃機関か
らプロペラシャフトに伝達された回転駆動力は、ドライ
ブギア5およびリングギア4を介してディファレンシャ
ルケース2に伝達される。
のテーパーローラベアリング3を介して回転自在に支持
されており、このディファレンシャルケース2は左側デ
ィファレンシャルケース2aと右側ディファレンシャル
ケース2bとからなっている。また、ディファレンシャ
ルケース2にはリングギア4が取り付けられ、このリン
グギア4はプロペラシャフト(図示せず)に設けられた
ドライブギア5と噛合している。このため、内燃機関か
らプロペラシャフトに伝達された回転駆動力は、ドライ
ブギア5およびリングギア4を介してディファレンシャ
ルケース2に伝達される。
ディファレンシャルケース2bには嵌合孔6が形成され
、この嵌合孔6にはピニオンシャフト7の先端が嵌入さ
れている。ピニオンシャフト7にはピニオンギア8が回
転自在に支持されており、このピニオンギア8は左輪駆
動軸9および右輪駆動軸10とぞれぞれスプライン結合
する一対のサイドギア11,12ど噛合している。サイ
ドギア11とディファレンシャルケース2bとの間には
摩擦クラッチ13が介装されている。[擦クラッチ13
はディファレンシャルケース2bと嵌合して一体回転す
るクラッチ板14aと、サイドギア11と嵌合して一体
回転するクラッチ板14bとからなっている。摩擦クラ
ッチ13にはディファレンシャルケース2bに活動可能
に配設されたブレツシトロツド15がリング部材を介し
て当接しており、抑圧手段16によってプレッシャロッ
ド15が押圧されると、この摩擦クラッチ13には締結
力が付与される。
、この嵌合孔6にはピニオンシャフト7の先端が嵌入さ
れている。ピニオンシャフト7にはピニオンギア8が回
転自在に支持されており、このピニオンギア8は左輪駆
動軸9および右輪駆動軸10とぞれぞれスプライン結合
する一対のサイドギア11,12ど噛合している。サイ
ドギア11とディファレンシャルケース2bとの間には
摩擦クラッチ13が介装されている。[擦クラッチ13
はディファレンシャルケース2bと嵌合して一体回転す
るクラッチ板14aと、サイドギア11と嵌合して一体
回転するクラッチ板14bとからなっている。摩擦クラ
ッチ13にはディファレンシャルケース2bに活動可能
に配設されたブレツシトロツド15がリング部材を介し
て当接しており、抑圧手段16によってプレッシャロッ
ド15が押圧されると、この摩擦クラッチ13には締結
力が付与される。
抑圧手段16は、ハウジング1に固設されたモータ17
と、このモータ17の駆動軸に取り付けられたウオーム
ギア18と、このウオームギア18と噛合するウオーム
ホイール19等とから構成されている。ウオームホイー
ル19の外周側がウオームギア13と噛合し、この内周
側は右側ディファレンシャルケース2bの外側に配設さ
れ、ハウジング1に固設されたハウジング部材20と螺
合している。プレッシャロッド15とウオームホイール
19との間には、プレッシャロッド15側からプレッシ
ャリング21.スラストベアリング22、n活力検知手
段としての圧電素子23が設けられた保持部材24が介
装されている。
と、このモータ17の駆動軸に取り付けられたウオーム
ギア18と、このウオームギア18と噛合するウオーム
ホイール19等とから構成されている。ウオームホイー
ル19の外周側がウオームギア13と噛合し、この内周
側は右側ディファレンシャルケース2bの外側に配設さ
れ、ハウジング1に固設されたハウジング部材20と螺
合している。プレッシャロッド15とウオームホイール
19との間には、プレッシャロッド15側からプレッシ
ャリング21.スラストベアリング22、n活力検知手
段としての圧電素子23が設けられた保持部材24が介
装されている。
圧電素子23は断面円形のものが保持部材24に円周方
向に複数個埋設され、押圧されると表面に電荷が誘起さ
れ電場が発生ずるものである。圧電素子23には接続線
25が結線され、スリップリング(図示せず)を介して
外部の出力端子27と接続し、この出力端子27はマイ
クロコンピュータ(図示せず)と接続している。
向に複数個埋設され、押圧されると表面に電荷が誘起さ
れ電場が発生ずるものである。圧電素子23には接続線
25が結線され、スリップリング(図示せず)を介して
外部の出力端子27と接続し、この出力端子27はマイ
クロコンピュータ(図示せず)と接続している。
モータ17から回転駆動されて減速回転するつA−ムホ
イール19がr!l擦クワクラッチ13圧すると、摩擦
クラッチ13には締結力が付与されるが、この締結力が
走行状態に応じて適正かどうかは圧電素子23によって
検知し、締結力が適正となるようにマイクロコンピュー
タによってモータ17をフィードバック制御している。
イール19がr!l擦クワクラッチ13圧すると、摩擦
クラッチ13には締結力が付与されるが、この締結力が
走行状態に応じて適正かどうかは圧電素子23によって
検知し、締結力が適正となるようにマイクロコンピュー
タによってモータ17をフィードバック制御している。
次に作用を説明する。
車速が低速のときは、車速センサからその速度に応じた
車速信号がマイクロコンピュータに出力される。ここで
、マイクロコンピュータには車速と摩擦クラッチ13の
締結力との関係特性がデータとして記憶されている。す
なわち、低速走行のときには締結力は小さく、高速走行
のときには締結力は大きく記憶されている。マイクロコ
ンピュータから駆動信号がモータ17に出力されると、
ウオームホイール19は圧電素子23.保持部材24、
スラストベアリング22.プレッシャリング21.プレ
ッシャロッド15を介してI!i擦クワクラッチ13圧
して比較的小さな締結力を付与する。
車速信号がマイクロコンピュータに出力される。ここで
、マイクロコンピュータには車速と摩擦クラッチ13の
締結力との関係特性がデータとして記憶されている。す
なわち、低速走行のときには締結力は小さく、高速走行
のときには締結力は大きく記憶されている。マイクロコ
ンピュータから駆動信号がモータ17に出力されると、
ウオームホイール19は圧電素子23.保持部材24、
スラストベアリング22.プレッシャリング21.プレ
ッシャロッド15を介してI!i擦クワクラッチ13圧
して比較的小さな締結力を付与する。
ここで、jI擦ツクラッチ13付与される締結力は圧電
素子23によって検出され、信号としてマイクロコンピ
ュータに出力され、このマイクロコンピュータによって
適正な締結力となるようにモータ17は制御される。摩
擦クラッチ13に付与される締結力は小さいので、差動
制限作用は小さくなり、低速旋回時の後輪と路面間での
スティックスリップ現象や、摩擦クラッチ13のスティ
ックスリップ音の発生がなく、操舵力は軽くなる。
素子23によって検出され、信号としてマイクロコンピ
ュータに出力され、このマイクロコンピュータによって
適正な締結力となるようにモータ17は制御される。摩
擦クラッチ13に付与される締結力は小さいので、差動
制限作用は小さくなり、低速旋回時の後輪と路面間での
スティックスリップ現象や、摩擦クラッチ13のスティ
ックスリップ音の発生がなく、操舵力は軽くなる。
次に、車速が高速のときは、車速センサからその速度に
応じた車速信号がマイクロコンピュータに出力される。
応じた車速信号がマイクロコンピュータに出力される。
マイクロコンピュータから駆動信号が[−夕17に出力
されると、ウオームホイール19は摩擦クラッチ13を
押圧して比較的大きな締結力を付与する。摩擦タラップ
−13に付与される締結力は大きいので、差動制限作用
は大きくなり、高速走行時に旋回方向のヨーモーメント
が発生しても、左右輪間の差動が制限されることにより
逆方向のヨーモーメントが発生し、高速走行時にはアン
ダーステア傾向を示し、高速直進性が向上する。
されると、ウオームホイール19は摩擦クラッチ13を
押圧して比較的大きな締結力を付与する。摩擦タラップ
−13に付与される締結力は大きいので、差動制限作用
は大きくなり、高速走行時に旋回方向のヨーモーメント
が発生しても、左右輪間の差動が制限されることにより
逆方向のヨーモーメントが発生し、高速走行時にはアン
ダーステア傾向を示し、高速直進性が向上する。
ここで、圧電素子23は1?擦クラツチ13と押圧手段
16のウオームホイール19との間に配設して、摩擦ク
ラッチ13に付与される締結力を直接検出するようにし
たので、この締結力は正確に検出することができる。か
りに、押圧手段16が走行状態に応じて摩擦クラッチ1
3を適正に押圧していなくても、摩擦クラッチ13に付
与される締結力は正確に検出することができる。したが
って、マイクロコンピュータによって押圧手段16をフ
ィードバック制御することにより、*mクラッチ13に
付与される締結力を走行状態に応じて適正に制御するこ
とができる。
16のウオームホイール19との間に配設して、摩擦ク
ラッチ13に付与される締結力を直接検出するようにし
たので、この締結力は正確に検出することができる。か
りに、押圧手段16が走行状態に応じて摩擦クラッチ1
3を適正に押圧していなくても、摩擦クラッチ13に付
与される締結力は正確に検出することができる。したが
って、マイクロコンピュータによって押圧手段16をフ
ィードバック制御することにより、*mクラッチ13に
付与される締結力を走行状態に応じて適正に制御するこ
とができる。
また、この実施例においては押圧手段16にモータ17
等を用いたものについて説明したが、押圧手段として、
油圧を用いるものであってもよい。
等を用いたものについて説明したが、押圧手段として、
油圧を用いるものであってもよい。
[発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、摩擦クラッチ
と押圧手段との間にこの摩擦クラッチの締結力検出手段
を配設し、この締結力検出手段によってJ!?!擦クラ
ツクラッチ力を直接検出するようにしたので、この締結
力は正確に検出することができる。したがって、制御手
段等によって押圧手段をフィードバック制御することに
より、f9!擦クラッチに付与される締結力を走行状態
に応じて適正に制御することができる。
と押圧手段との間にこの摩擦クラッチの締結力検出手段
を配設し、この締結力検出手段によってJ!?!擦クラ
ツクラッチ力を直接検出するようにしたので、この締結
力は正確に検出することができる。したがって、制御手
段等によって押圧手段をフィードバック制御することに
より、f9!擦クラッチに付与される締結力を走行状態
に応じて適正に制御することができる。
第1図はこの発明に係る差動制限機構付差動装置を断面
図であり、第2図は従来の差動制限機構付差動装置を示
を断面図である。 2・・・デフケース 7・・・ピニオンシャフト 8・・・ごニオンギア 11.12・・・サイドギア 13・・・摩擦クラッチ 16・・・押圧手段 23・・・締結力検出手段(圧電素子)代理人 弁理士
三 好 保 男
図であり、第2図は従来の差動制限機構付差動装置を示
を断面図である。 2・・・デフケース 7・・・ピニオンシャフト 8・・・ごニオンギア 11.12・・・サイドギア 13・・・摩擦クラッチ 16・・・押圧手段 23・・・締結力検出手段(圧電素子)代理人 弁理士
三 好 保 男
Claims (1)
- 回転駆動力を受けるデフケースと、このデフケースに
ピニオンシャフトを介して回転自在に支持されるピニオ
ンギアと、このピニオンギアと噛合する一対のサイドギ
アと、このサイドギアとデフケースとの相対回転を制限
する摩擦クラッチと、この摩擦クラッチを押圧して締結
力を付与する押圧手段とを備えた差動制限機構付差動装
置において、前記摩擦クラッチと前記押圧手段との間に
この摩擦クラッチの締結力検出手段を配設し、この締結
力検出手段によつて摩擦クラッチの締結力を直接検出す
るようにしたことを特徴とする差動制限機構付差動装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63272928A JPH02120541A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 差動制限機構付差動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63272928A JPH02120541A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 差動制限機構付差動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02120541A true JPH02120541A (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=17520711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63272928A Pending JPH02120541A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 差動制限機構付差動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02120541A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007515600A (ja) * | 2003-12-09 | 2007-06-14 | ゲー カー エヌ ドライブライン インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | トルク規定手段を備えた軸方向調節装置 |
CN105587794A (zh) * | 2015-01-06 | 2016-05-18 | 长春工业大学 | 贴片式增扭调速离合装置及其控制方法 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP63272928A patent/JPH02120541A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007515600A (ja) * | 2003-12-09 | 2007-06-14 | ゲー カー エヌ ドライブライン インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | トルク規定手段を備えた軸方向調節装置 |
CN105587794A (zh) * | 2015-01-06 | 2016-05-18 | 长春工业大学 | 贴片式增扭调速离合装置及其控制方法 |
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