JPH0212017Y2 - - Google Patents

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JPH0212017Y2
JPH0212017Y2 JP14880584U JP14880584U JPH0212017Y2 JP H0212017 Y2 JPH0212017 Y2 JP H0212017Y2 JP 14880584 U JP14880584 U JP 14880584U JP 14880584 U JP14880584 U JP 14880584U JP H0212017 Y2 JPH0212017 Y2 JP H0212017Y2
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square pin
square
cutting
feed
pin
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JP14880584U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリント基板間の接続等に電子部品
の一種として用いられている角ピンを一本ずつ切
断して供給する角ピンの定寸送り切断装置に関
し、特に切断位置に凹部の形成されている角ピン
の連続体を確実に凹部から切断するための角ピン
の定寸送り切断装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の角ピンは、第3図にその形状を示すよう
に単純な角柱状のピン1であつて、断面が正方形
の線材2を任意のグリツパ送り機構で定寸送りし
て切断することによつて形成されていた。しか
し、この角ピンを基板の丸穴に圧入して所定の保
持力を維持するには、角ピン及び丸穴が高い寸法
精度で加工されていることが必要であり、しばし
ば圧入できなかつたり、抜け落ちるなどの事故が
発生していた。また、この角ピンの切断面も必ず
しも満足できるものではなく、バリや曲りなどが
生じて圧入不良の原因ともなつていた。
この問題を解決するために、第4図に示すよう
な角ピンが作られ、使用されるようになつてき
た。
この角ピン3は、特別の角ピン製造機械によつ
て製造されるものであつて、第4図aに示されて
いるように、両端がテーパ状となつた丸棒の中央
部の基板圧入位置に第4図bに断面で示すように
フイン4を設けたものであつて、第4図cに示す
ように連続体5となつている。この連続体5に
は、切断位置にV字形の凹部6が形成されてい
て、この位置で切断することによつて切断後はそ
れぞれ角ピン3の両端のテーパ部を形成する。
この角ピン3は、両端にテーパ部があるので基
板に挿入しやすく、且つ中央部のフイン4で基板
に圧入されるので保持力が大きく、角ピン又は基
板の穴の寸法誤差に影響されることが少ない。
しかし、この角ピン3の連続体5を従来のグリ
ツパ送り機構で定寸送りして切断すると、グリツ
パ送り機構の送り量が必ずしも一定せず、更にこ
の送り量と角ピン連続体5の切断位置の凹部6の
ピツチとにわずかでも誤差があれば、この誤差が
累積して実際の角ピンの切断位置が凹部6から次
第に外れて、逐には第4図dのような形状に切断
されることになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、以上のような欠点をなくし、確実に
角ピン1個分ずつを送ることのできる角ピンの定
寸送り切断装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以上に述べたような問題点を解決するために、
切断位置に凹部を有し電子部品として用いられる
角ピンの連続体を角ピン1本分ずつ送つて切断す
る角ピンの定寸送り切断装置において、本考案
は、角ピンの長さよりわずかに長い送りストロー
クで角ピンを粗送りするグリツパ送り機構と、角
ピンの前記切断位置の凹部と係合して所定位置ま
で後退させる微調整送り機構と、角ピンを1本ず
つ切断分離する切断装置とから構成したものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の1実施例を示す図面にもとづい
て説明する。
第1図は本考案の1実施例を示す平面図、第2
図は第1図の要部拡大図である。
図において、符号11は従来使用されていたも
のとほぼ同一のグリツパ送り機構であつて、矢印
で示すように相互に開閉し且つ角ピンの連続体5
に沿つて往復動することによつて順次1ピツチず
つ送り込むようになつている。12は角ピンの切
断装置で、固定刃13と可動刃14とから構成さ
れており、図示しない駆動源からの駆動力によつ
て可動刃14が下降することによつて切断され
る。15は固定刃が取付けられているフレームで
あり、16は可動刃を保持して上下に摺動するス
ライドである。
符号17は微調整送り機構で、角ピン3のガイ
ド溝18aを有する案内ブロツク18と、軸22
を中心として回動可能で、先端部に案内ブロツク
18の切欠き穴18bに嵌入している板バネ20
を有する揺動アーム19とから構成されている。
板バネ20は、図から明らかなように案内ブロツ
ク18の切欠き穴18bに嵌入し、その先端はガ
イド溝18aにわずかに突出しており、圧縮コイ
ルバネ21の付勢力によつて、わずかに撓んだ状
態で切欠き穴18bの右側面部に押圧されてい
る。
23は微調整送り機構17と切断装置の間の案
内部材である。
次に作動について説明する。第4図cに示すよ
うな角ピンの連続体5が、図において右方からグ
リツパ送り機構11、微調整送り機構17、案内
部材23を通つて切断装置12まで挿通される。
このとき、第2図aに示すように、板バネ20の
先端が角ピンの連続体5の凹部6に係合し、且つ
切欠き穴18bの右側面に当接した状態で保持さ
れ、切断装置12の切断位置に角ピンの連続体5
の先端が位置するようにセツトされる。(即ち、
切断装置12の切断位置と、微調整送り機構17
の切欠き穴18bの右側面との距離が角ピンの長
さの整数倍になるように微調整送り機構17の位
置をセツトする。) 角ピンの送りは次のようにして行われる。
先ず、グリツパ送り機構が閉じて角ピンを把
み、角ピンの長さよりわずかに大きいストローク
だけ角ピンの連続体5を左方に送る。この際、第
2図bに示すように微調整送り機構17の板バネ
20は、角ピン連続体5の凹部6から押し出され
て、バネ21の付勢力に抗してわずかに時計回り
方向に回動して板バネ20先端の下方を角ピン連
続体5が移動する。角ピンの長さだけ移動する
と、板バネ20の先端は角ピン連続体の次の凹部
に係合するが、グリツパ送り機構17の送りスト
ロークは角ピンの長さよりわずかに大きいので、
第2図cに示すように、角ピンの凹部に係合した
まま、切欠き穴18bの右側面よりわずかに離れ
た位置まで送られる。
ここで、グリツパ送り機構の把持が開放される
と、角ピン連続体5は、バネ21の付勢力によつ
て後退し、切欠き穴18bの右側面に板バネ20
が当接した位置で停止し、正確に角ピンの1本分
の長さだけ送られる。
次いで、切断装置12によつて突出している角
ピン3が切離されて、任意の挿入手段によつてプ
リント基板に挿入される。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように構成されているので、
グリツパ送り機構の送りのバラツキやわずかな誤
差が累積して角ピンの切断位置が所定の位置(凹
部)から外れていくことはなく、更に角ピンの凹
部と板バネとが係合していない状態でセツトされ
ても、数回試し送りをすることによつて、グリツ
パ送りのストロークが角ピンの長さよりわずかに
大きいことによつて自動的に凹部と板バネとが係
合するようになる自己補正機能も有しているの
で、何らかの原因によつて定寸送りにズレが生じ
ても、簡単に復元することが出来る。
しかも構造が簡単で特別の駆動力を要しないの
で、従来の装置にも安価に取付けられるなど多大
な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す正面図、第2
図は微調整送り機構の動作説明図、第3図は従来
の角ピンを示す説明図、第4図は本考案の定寸送
り切断装置に使用される角ピンを示す説明図であ
る。 5……角ピンの連続体、11……グリツパ送り
機構、12……切断装置、17……微調整送り機
構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 切断位置に凹部を有し電子部品として用いら
    れる角ピンの連続体を角ピンの一本分ずつ送つ
    て切断する角ピンの定寸送り切断装置におい
    て、角ピンの長さよりわずかに長い送りストロ
    ークで角ピンを粗送りするグリツパ送り機構
    と、角ピンの前記切断位置の凹部と係合して所
    定位置まで後退させる微調整送り機構と、角ピ
    ンを一本ずつ切断分離する切断装置とを有する
    ことを特徴とする角ピンの定寸送り切断装置。 (2) 微調整送り機構が角ピンを案内支持するガイ
    ド溝と、該ガイド溝内に突出し切断位置の凹部
    と係合する板バネ部材と、該板バネ部材を角ピ
    ンの後退方向に付勢する弾性部材とを有するこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の角ピンの定寸送り切断装置。
JP14880584U 1984-10-01 1984-10-01 Expired JPH0212017Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14880584U JPH0212017Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14880584U JPH0212017Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6164923U JPS6164923U (ja) 1986-05-02
JPH0212017Y2 true JPH0212017Y2 (ja) 1990-04-04

Family

ID=30707006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14880584U Expired JPH0212017Y2 (ja) 1984-10-01 1984-10-01

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JPS6164923U (ja) 1986-05-02

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