JPH02119361A - 局間中継回線の試験方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は局間中継回線の試験方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、局間中継回線の試験は単音の試験音を送出し、相
手局側で受信レベルを測定するかまたは相手局保守者が
直接試験音を聴くことにより行なわれ、また、相手局側
の折り返し機能を有する自動試験トランクを使用して試
験音を折り返すことにより、試験実施局側からでも同様
なチエツクが行なわれていた。

［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の局間中継回線の試験方法では、回線の同
道試験に電点が置かれたもので通話の明゛瞭度の試験で
はなく、回線上の通話の明瞭度を調べる必要がある場合
は試験者では不充分で二人の保守者の会話により行なわ
れる必要があり、−人の保守要員により回線の明瞭度を
調べることは極めて困難である。

〔課題を解決するための手段１ 本発明の局間中継回線の試験方法は、試験信号として放
送中のラジオの番組を用いる。

［作　用］ 試験対象の出中継回線を相手局の折返し接続機能を有す
る自動試験トランクを介して折返し接続し、該出中継回
線に放送中のラジオの音声番組を接続することにより、
該ラジオ各組の音声を折返し接続された入中継回線を介
して聴取でき、導通試験とともに中継回線を経由する音
声の明瞭度試験を一人の試験者によって簡易に行なうこ
とができる。

〔実施例］ 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の局間中継回線の試験方法の一実施例が
適用される２局間の接続を示す図である。

この実施例は交換機７と交換機１１との間の局間中継回
線ＩＯの試験を交換機７の試験台１から行なうものであ
る。試験台ｌは送受話器２を有し、通話路試験装置５を
制御して通話路試験を行なう０通話路試験装置５は試験
台１の制御によりテスト用トランク６を介し、交換機７
を経由して出中継回線１０を指定接続し、また、ラジオ
放送受信機３の番組を接続回路４を介して出中継回線１
０へ接続する。自動試験トランク１２は折返し接続機能
を有し、管信後の信号により第２ダイヤルトーンを出力
し、指定されている出中継回線１５を介して折返し接続
する。テスト用トランク１６は試験音１のテスト用トラ
ンクである。出中継回線ＩＯは交換機７．１１間の出ト
ランク８から入トランク９までの回線であり、入中継回
線１５は交換機１１の出トランク１３から交換機７の入
トランク１４までの間の通話路で予め歪のない回線が設
定されているものとする。

次に、本実施例の適用について説明する。

試験者が試験台ｌから試験対象の局間中継回線１０を指
定接続し、自動試験トランク１２の指定番号をダイヤル
し、第２ダイヤルトーンに応じて自試験台の電話番号を
ダイヤルすることにより出中継回線１０、自動試験トラ
ンク１２、入中継回線１５を経由する回線を試験台１に
接続する。続いて試験者が音声を主体とするラジオ番組
を指定し、通話路試験装置５を介して該ラジオ番組な出
中継回線１０に接続し、入中継回線１５に接続した送受
話器２で該ラジオ番組を聴取する。このラジオ番組の聴
取により導通状態のみならず明瞭度も同時に試験するこ
とができる。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明は、ラジオ放送受信出力な試
験対象の局間中継回線に接続して試験音の代りにラジオ
放送各組を流すことにより、従来の試験音（単音）によ
って行なわれていた導通試験と同時に通話の明瞭度の試
験も容易に実現でき、折返し接続をして該ラジオ番組を
聴取すると他の試験員をわずられさずに一人で導通試験
および明瞭度試験を行なうことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の局間中継回線の試験方法の一実施例が
適用される２局間の接続を示す図である。 ｌ・・・・・・試験台、　　　　２・・・・・・送受話
器、３・・・・・・ラジオ放送受信機、 ４・・・・・・接続回路、　　　５・・・・・・通話路
試験装置、６．１６・・・テスト用トランク、 ７．１１・・・交１負機、　　　８，１３・・・出トラ
ンク、９．１４・・・入トランク、　ｌＯ・・・・・・
出中継回線、１２・・・・・・自動試験トランク、 １５・・・・・・入中継回線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電話網内の２つの交換機間の局間中継回線の試験方
   法において、 試験信号として放送中のラジオの番組を用いることを特
   徴とする局間中継回線の試験方法。