JPH0451797A - 移動通信システムにおける接続試験制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多数の移動局と複数の地上局間の移動通信シス
テムにおける接続試験制御方式に関するものである。

〔発明の概要〕

移動局と地上局間の回線品質試験（移動局〜地上局間の
電界及びＳ／Ｎ測定）を行う手段として。

移動局装置と地上局装置の回線を構成する必要がある。

地上局交換設備がディジタル交換機の場合。

直接測定用信号（非ダイヤルＰＢ信号）で回線を構成し
ようとすると、測定用信号を一旦アナログのダイヤルＰ
Ｂ信号に変換してディジタル交換接続をさせることにな
るため、美大な変換装置が必要になり、非常に不経済な
システムになる。

本発明は回線構成の手段として、一般接続信号（一般電
話機のＰＢダイヤル信号）で交換接続をさせ、一定時間
後に測定用試験信号を送出するようにしたもので１回線
品質試験ルートを経済的に構成することができる。

〔従来の技術〕

移動通信システムの中継方式の一例を第４図に示す。第
４図において、１は列車ＴＲに搭載された移動局、２は
移動局のアンテナ、３は移動局の電話機、４は基地局の
アンテナ、５は基地局装置。

６は統制局の交換装置、７は一般電話局、８は一般加入
者電話機を表わす。

第４図のシステムにおいて、移動局電話機３と地上局電
話機８との通話回線は、移動局の移動に対応して基地局
４も順次切替って行くように変化している。この状態で
回線品質を常に保って℃・くためには、どうしても定期
的にアプローチ回線を含めた無線回線の試験を行なう必
要がある。

従来技術のアプローチ回線を含めた無線回線の試験は、
ある試験信号を移動局から送出して基地局で試験信号を
受信し、統制局交換装置６が非ダイヤル交換機であった
ためダイヤルなしで接続していた。もし、統制局交換装
置がディジタル交換機で、しかもダイヤル式交換機であ
れば、試験信号のみでは、簡単にダイヤル非接続で回線
を構成することはできない。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明は、上記目的を達成するため、移動局に回線試験
制御回路を設け、移動局と地上局装置間の試験回線を構
成する場合、移動局からまず、交換接続標準ＰＢ倍信号
送出して地上局装置と接続し、一定時間後に制御試験用
信号を送出するよ５にしたものである。

〔作用〕

その結果、試験信号送出前に交換接続標準ＰＢ倍信号よ
って試験回線が構成されるため、アナログ信号である試
験信号をディジタル信号に変換すること、およびこの信
号を交換接続用標準ＰＢ倍信号変換することが不要とな
り、試験回線を経済的に構成することができる。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を第２図の接続シーケンスを用い
て原理を詳細に説明する。

まず特定移動局（試験電車）から測定しようとする無線
チャネルの指定を行なって、測定試験回路を起動して移
動局端末電話機の端子を引き込み。

統制局交換機試験接続用ダイヤル信号例えば“１９８”
のＰＢダイヤル信号を挿入する。ＰＢ倍信号アナログ／
ディジタル変換素子は１チツプＬＳＩ化されているため
、一般電話機と同様にして試験回線が簡単に構成される
。

試験用回線が構成された後に、試験信号を送出し９回線
品質測定を行なうことができる。

以下、実施例を用いて本発明の詳細について説明する０
第１図は本発明の一実施例を示した図である。第１図の
１は移動局装置、２は移動局装置のアンテナ、３は移動
局端末電話機（置Ｂ１〜置　Ｂｎ）、４は基地局アンテ
ナ、５は基地局。

６は統制局交換機、７は一般電話局、８は一般電話局加
入者、９は移動局の送受信機、１０は移動局交換機、１
１は移動局試験信号の送受信回路を備えた試験制御回路
、１２は統制局の回線折返し装置、１３は移動局の試験
信号送受信回路への切替回路を表わす。

つぎに１本発明の動作の詳細について説明する。

例えば、移動局の測定試験回路で測定した〜・無線チャ
ネルＣＨＩ〜３０のいずれかを指定する。　チャネル指
定によって電話機回路（置）により。

自動ダイヤル式交換機”１９８”を置Ｂｎ端子へ送出す
る。置Ｂｎによって移動局交換機１０が起動されて、リ
ンク（ｒ、ｒＮＫ）−トランク（ＴＲＫＳｉ）を捕捉し
て移動局の送信機９を動作させ。

移動局アンテナ２−基地局アンテナ４−基地局へを経由
して統制局のディジタル交換機６に接続される。ディジ
タル交換機では、アプローチ回線のアナログ信号をディ
ジタル信号に変換して、デイ端子（”１９８”の端子）
が決り２回線が構成され試験用信号を待つことになる。

一方、移動局では、ＰＢダイヤル信号を送出し。

一定時間（１０秒以内）後に切替回路１３を動作させて
１回線を交換機側から、測定用試験信号送出回路、監視
・測定用試験信号受信回路に切替え。

試験信号１２７５　Ｈｚ又は、　　１４４５　Ｈｚを送
出する。

この試験は回線構成されたルートと同様にして統制局交
換機６の端子”１９８°に入り、再度ディジタル信号を
アナログ信号に変換して回線折返し装置１２において１
２７５Ｈｚ又は　１４４５Ｈｚのリンガ盤で信号が検出
される。なお、試験用信号の用途については第３図の実
施例について詳細に説明する。第３図により測定項目と
しては、無線回線を含めたアプローチ回線のＳ／Ｎ測定
と、無線回線の電界測定の例を表わす。まずＳ／Ｎ測定
では１４４５Ｈｚと１２７５Ｈｚがあり、　　１２７５
Ｈｚの場合は移動局からの信号を統制局で折り返しＳ／
Ｎを測定する。１４４５Ｈｚの場合は統制局でＨＷ（片
方向測定）リンガ−が動作し、統制局の基準信号１２７
５Ｈｚを送出し即ち、統制局→移動局向けのＳ／Ｎを測
定する。一方、電界測定は２９７５Ｈｚと１２７５Ｈｚ
の２波を同時に送出することによって２９７５Ｈｚは基
地局で電界強度を測定して周波数に変換（Ｖ／Ｆ変換Ｖ
＝−５０〜−１００ｄＢｒｎ　春２．５〜１．５ＫＨｚ
）、１２７５Ｈｚは統制局で回線折り返し用に使用する
。移動局では基地局でＶ／Ｆ変換された信号を測定する
ことによって無線回線の電界が測定できる。

上記実施例では、移動局と基地局、統制局との間の試験
回線が構成された後、移動局内端末電話機および交換機
を経由することな（、制御試験信号を送出するようにし
ているため、運用上有利となり、また測定精度の向上を
図ることができる。

〔発明の効果〕

以上、説明したごとく本発明によれば地上局装置の交換
網がディジタル網で回線構成された場合。

交換接続用標準信号でまず接続した後に一定時間後に測
定用試験信号を送出する方式をとることにより、経済的
な接続試験回線を構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の中継方式を示す図。 第２図、第３図は本発明の接続シーケンスを示す図、第
３図は試験用信号シーケンスを示す図、第４図は移動通
信システムの中継方式を示す図である。 １・・・・・・移動局装置、２・・・・・・移動局アン
テナ、３・・・・・・移動局端末電話機、４・・・・・
・基地局アンテナ。 ５・・・・・・基地局、６・・・・・・統制局交換機、
７・・・・・・一般電話局、８・・・・・・一般電話局
の加入者、９・・・・・・移動局送受信機、１０・・・
・・・移動局交換機、１１・・・・・本発明の回路方式
、１′１２・・・・・・　回線折返し装置、１３・・・
・・・切替回路。 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、中央固定局（統制局）と多数固定の基地局よりなる
   地上局装置と移動体の移動局装置間の移動通信システム
   において、移動局に回線試験制御回路を設け、移動局と
   地上局装置間の試験回線構成は、移動局から交換接続標
   準のＰＢ信号で接続し、一定時間後に制御試験用信号を
   送出し、この信号を統制局で検知した後に試験用信号を
   統制局で折り返し、この折り返し信号を移動局側で監視
   、測定を行なうことによって移動通信システムの回線品
   質試験を行なうことを特徴とする移動通信システムにお
   ける接続試験制御方式。