JPH02117779A - 自走式シーム溶接機 - Google Patents

自走式シーム溶接機

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JPH02117779A
JPH02117779A JP26888088A JP26888088A JPH02117779A JP H02117779 A JPH02117779 A JP H02117779A JP 26888088 A JP26888088 A JP 26888088A JP 26888088 A JP26888088 A JP 26888088A JP H02117779 A JPH02117779 A JP H02117779A
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Hirohisa Fujiyama
藤山 裕久
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乙黒 盈昭
Harumichi Ichimura
治通 市村
Hiroshi Kashiwabara
柏原 博
Toru Saito
斉藤 亨
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、薄鋼板の2枚および2枚以上の複数枚の重ね
部の混在するシーム溶接を連続的に行う自走式シーム溶
接機に関する。
〔従来の技術〕
溶接用トランスを搭載し、該トランスからの電力が供給
される一対の円板電極に加圧力を付与して薄鋼板を挟持
し、電動機によって該円板電極を回転駆動させてなる自
走式シーム溶接機においては、例えば第3図に示すよう
に、溶接トランス5からの電力が供給される一対の円板
電極ta、tbによって薄鋼板9を挟持して、該円板電
極に図示しない加圧力を付与しながら、電動機2によっ
て回転駆動させてシーム溶接を行っている。第3図にお
いて、位相制御回路7は、溶接電流設定器8の信号によ
って5CR6の点弧位相を制御して必要な溶接電流を得
る。一方、走行速度制御回路3は、速度設定器4の信号
によって電動機2の回転速度を制御して必要な走行速度
を得ている。そして、これら溶接電流と走行速度とをそ
れぞれ調整して、最適な溶接条件に合わせている。この
溶接電流と走行速度との関係は、走行速度を速くすれば
溶接電流は低下し、逆に走行速度を遅くすれば溶接電流
が増加することが一般的に知られている。
こうして薄jlii11/Iiの2枚重ねあるいは2枚
以上の複数枚重ねのシーム溶接に際しては、重ね枚数に
応じた溶接電流、溶接速度等の溶接条件を設定してシー
ム溶接をおこなっている。しかしながら、例えば屋根防
水用のステンレス鋼板の溶接加工のように、2枚重ねお
よび4枚重ねの混在するシーム溶接に際して2枚重ねの
溶接条件で溶接した場合、4枚重ね部では溶接電流が不
足して未溶融となって健全な溶接結果が得られず、また
逆に4枚重ねの溶接条件で溶接した場合、2枚重ね部で
は溶接電流が過大となって溶は落ちが発生しやはり健全
な溶接結果が得られない。
一方、円板電極にはバネ、スプリング等により加圧力が
付与されており、この加圧力によって鋼板相互間の接触
抵抗が小さくなり、所望の溶接電流を得ることができる
。そしてこの加圧力は2枚重ねおよび2枚以上の複数枚
重ね部を通過する際、重ね枚数の多い程加圧力は強く、
鋼板相互間の接触抵抗もより小さくなって溶接電流の低
下はある程度防止できるが、2枚重ね、4枚重ねの混在
するシーム溶接に際しては、このようなバネ、スプリン
グ等による効果はあまり期待できない。
またこうしたバネ、スプリング等による加圧力は円板電
極の消耗によって変化してしまい安定した溶接結果が得
られず、加圧力を調整する方法として特開昭58−10
0981号公報に見られる方法も試みられている。しか
しながらこうした機械的方法では厚さ0.4 am程度
の薄鋼板に対してはバネ、スプリング等を調整すること
は難しく、2枚および2枚以上の複数枚重ねの混在する
シーム溶接に際しては完全ではない。
そこで前記機械的方法によらず、溶接電流を検出し、溶
接電流の変化に応じてSCRの点弧位相を制御すること
によって、溶接用トランスの一次側の入力電圧を制御し
、二次側の溶接電流を一定に保つ方法がおこなわれてい
る。この方法は、電源電圧、被溶接物の抵抗値や円板電
極の加圧力等の変動によって溶接電流が変化することか
ら溶接電流のフィードバック制御によって溶接電流を一
定にしようとするものであって、溶接電流の低下が大き
いときにも対応させる必要がある。そのため、溶接用ト
ランスの容量を十分に太き(しておくことが必要であり
、溶接用トランスの重量も重くなり該トランスを搭載し
た自走式シーム溶接機では極めて可搬性が悪く、足場の
悪い屋根板の防水用シーム溶接のような現場溶接には適
さないという問題点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、薄鋼板
の2枚重ねおよび2枚以上複数枚重ねの混在するシーム
溶接を連続して溶接することが可能であり、かつ可搬性
に富み、良好な溶接品質が得られる自走式シーム溶接機
を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の要旨は、溶接用トランスを搭載し、被溶接物を
一対の円板電極によって挟持し、該円板電極に加圧力を
付与しながら電動機によって回転駆動させてなる自走式
シーム溶接機において、基準溶接電流を設定する基準電
流設定器と、溶接電流を検出する検出器と、該基準電流
設定器の設定信号と該検出器で検出した溶接電流信号と
を比較増幅する比較回路と、該比較回路の出力信号によ
って前記円板電極の回転駆動電動機の回転速度を制御す
る走行速度制御回路とを備えることを特徴とする自走式
シーム溶接機である。
〔作用〕
本発明を図によって詳細に説明する。
第1図は本発明による自走式シーム溶接機の構成を示す
ブロック図である。第1図において、基準溶接電流を設
定する基準電流設定器13を設け、溶接電流を検出する
検出器11を備え、該基準電流設定器の設定信号と該検
出器で検出した溶接電流信号とを比較増幅する比較回路
IOを設け、該比較回路からの信号を走行速度制御回路
3に入力して、円板電極1a、1bを回転駆動する電動
機2の回転速度を制御するものである。また、切り替え
接点12a、12bは本発明による走行速度制御を行う
か、第3図に示す従来の速度設定器4による走行速度制
御を行うかを切り替えるもので、接点12aが閉じてい
る時は他方の接点12bは開き、逆に接点12aが開い
ている時は接点12bは閉じて、溶接電流検出による走
行速度制御を行うか、速度設定器4により走行速度制御
を行うかを切り替えるものである。
次に第1図の比較回路10の構成を第2図に示す。第2
図において、検出器11で検出した溶接電流信号を増幅
器14で増幅し、比較増幅器15で基準電流設定器13
の設定信号と比較増幅してDCサーボアンプ16によっ
て制御用電動機17を回転させるが、検出器11で検出
した溶接電流と基準電流設定器13で設定した溶接電流
とが一致している場合にはDCサーボアンプ16の出力
は零となり制御用電動機17は停止している。該制御用
電動機には、その回転によって摺動子が移動するポテン
ショメータ18が機械的に取り付けられている。該ポテ
ンショメータの摺動子の位置に対応する電圧信号は、第
1図に示す走行速度制御回路3に入力され、これによっ
て電動機2の回転速度が制御される。その際、基準電流
設定器13で設定した溶接電流に対し、検出器11で検
出した溶接電流が低い場合には走行速度を遅くするよう
に、また高い場合には走行速度を速(するように、制御
用電動機17の回転方向とポテンショメータ18の摺動
子の移動方向とを合わせている。
今、第1面において、切り替え接点12aを開いて接点
12bを閉じておき、速度設定器4を調整して適正溶接
速度に合わせる。次に円板電極1a、lbに薄鋼板2枚
を挟持してシーム溶接し、溶接電流が適正溶接電流とな
るように溶接電流設定器8を調整する。該溶接電流設定
器の信号によって位相制御回路7は5CR6の点弧位相
を制御して溶接用トランス5の一次電圧を制御し、溶接
電流が所望値に調整される。この状態で切り替え接点1
2aを閉じて接点12bを開き、基準電流設定器13で
前記適正溶接電流を設定して再び円板電極に薄鋼板2枚
を挟持してシーム溶接を行い、この時の溶接速度が前記
適正溶接速度となるように比較回路10の出力を調整す
る。
次に2枚重ね、4枚重ねの混在する薄鋼板を円板電極に
挟持してシーム溶接を行うと、2枚重ね部では2枚重ね
部の適正溶接速度で溶接され、4枚重ね部にかかると鋼
板の抵抗値の増加によって溶接電流が急激に減少し、検
出器11の検出信号が減少する。その結果、基準電流設
定器13で設定した前記適正溶接電流との差が生じ、比
較回路10の出力信号すなわち走行速度制御回路3の入
力信号が小さくなって、円板電極1a、1bを回転駆動
する電動機2の回転速度が遅(なる。そして、溶接速度
が低下することによって溶接電流は再び増加し、基準電
流設定器13で設定した適正溶接電流に達すると比較回
路lOの出力は一定値となって適正溶接速度を保つ。さ
らに、4枚重ね部から2枚重ね部にかかると、鋼板の抵
抗値の低下によって溶接電流が急激に増加し、検出器1
1の検出信号が増加する。その結果、基準電流設定器1
3で設定した前記適正溶接電流との差が生じ、比較回路
10の出力信号すなわち走行速度制御回路30入力信号
が大きくなって、円板電極1a、lbを回転駆動する電
動機2の回転速度が速くなる。そして、溶接速度が増加
することによって溶接電流は再び低下し、基準電流設定
器13で設定した適正溶接電流に達すると比較回路10
の出力は一定値となって適正溶接速度を保つ。
〔実施例〕
本発明を用いて5US304、板厚0.4 nunの2
枚重ね、4枚重ねの混在するシーム溶接を実施した。実
施するに当たり、2枚重ね、4枚重ねのそれぞれの適正
溶接電流、適正溶接速度を溶接実験して求めた結果、2
枚部では4 m/minの速度、3400Aの溶接電流
、4枚部では2 m/minの速度、3400Aの溶接
電流であった。そこで、基準電流設定器で3400Aを
設定し、本発明による溶接実験を行ったところ、2枚重
ね部では4m/min 、3400Aで溶接され、4枚
重ね部にかかると3400Aを維持する速度(2m/w
in)を保って安定しな。また逆にこの状態で4枚重ね
部から2枚重ね部にかかると、走行速度は3400 A
を維持する速度(4e+/m1n)まで増加した。
この結果、実際の溶接電流は3400 Aで常に安定し
ており、外観上の欠陥も無く、またナゲ・ノド幅は平均
2.5 mを呈し、ビールテストに於いても何等の異常
も認められず、非常に良好であった。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明によれば基準溶接電流を設定
する基準電流設定器により設定された電流値に対し、実
際の溶接電流を検出して、その偏差によって円板電極の
回転速度を制御し走行速度が制御できるので、被溶接物
の抵抗値の変化は勿論のこと、電源電圧の変動にも対応
して走行速度を制御して溶接電流を一定に保つことがで
きる。
これによって薄鋼板の2枚重ねおよび2枚以上複数枚重
ねの混在するシーム溶接を連続的に行い、良好な溶接品
質を得ることができ、さらに、被溶接物の抵抗値の変化
、電源電圧の変動にも対応して走行速度を制御できるの
で、溶接用トランスは最大適正溶接電流に見合うもので
よく、従って軽量で可搬性に優れた自走式シーム溶接機
が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自走式シーム溶接機の構成を示す
ブロック図、第2図は第1図の比較回路IOの構成を示
す回路図、また第3図は従来の自走式シーム溶接機を示
すブロック図である。 1a、1b・・・円板電極、 2・・・電動機、 3・
・・走行速度制御回路、 4・・・速度設定器、 5・
・・溶接用トランス、 6・・・5CR17・・・位相
制御回路、 8・・・溶接電流設定器、 9・・・薄鋼
板、10・・・比較回路、 11・・・検出器、 12
a、12b・・・切り替え接点、 13・・・基準電流
設定器、 14・・・増幅器、 15・・・比較増幅器
、 16・・・DCサーボアンプ、17・・・制御用電
動機、 18・・・ポテンショメータ、19〜24・・
・固定抵抗器、 25・・・コンデンサ。 出 願 人 新日本製鐵株式会社 代理人弁理士  青  柳      稔第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、溶接用トランスと、被溶接物を挟持する一対の円板
    電極と、該円板電極を回転駆動させる電動機とを備えた
    自走式シーム溶接機において、基準溶接電流を設定する
    基準電流設定器と、溶接電流を検出する検出器と、前記
    基準電流設定器で設定した設定信号と前記検出器で検出
    した溶接電流信号とを比較増幅する比較回路と、該比較
    回路の出力信号によって前記円板電極の回転駆動電動機
    の回転速度を制御する走行速度制御回路とを備えたこと
    を特徴とする自走式シーム溶接機。
JP26888088A 1988-10-25 1988-10-25 自走式シーム溶接機 Expired - Fee Related JPH0651232B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010064158A (ko) * 1999-12-24 2001-07-09 이구택 냉연 심 용접제어 장치
CN102310257A (zh) * 2011-07-06 2012-01-11 北京工业大学 缝焊机电极轮同步控制系统及方法
JP2012110937A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Honda Motor Co Ltd 車体のシーム溶接構造
JP2012184757A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Denso Corp ダンパ装置およびこれを備えた高圧ポンプ
US20140158668A1 (en) * 2012-12-10 2014-06-12 Honda Motor Co., Ltd. One-side resistance spot welding method and apparatus for carrying out the same

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