JPH02116653A - フライアッシュをもって石材を造成する方法 - Google Patents
フライアッシュをもって石材を造成する方法Info
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- JPH02116653A JPH02116653A JP63267239A JP26723988A JPH02116653A JP H02116653 A JPH02116653 A JP H02116653A JP 63267239 A JP63267239 A JP 63267239A JP 26723988 A JP26723988 A JP 26723988A JP H02116653 A JPH02116653 A JP H02116653A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の目的）
イ、産業上の利用分野
本願発明に依って造成された石材は安山岩と酷似せる硬
度と外観を以って一般の建築材料として使用し得るもの
である。
度と外観を以って一般の建築材料として使用し得るもの
である。
口、従来の技術
フライアッシュは石炭火力発電所等より排出される石炭
燃焼灰であって、硅素化合物を主体とせる濃灰色の固体
であり、従来はその全量を廃棄処理していたのであるが
近時はこれを微量セメントに混入する手段が実施されて
いるが、厖大発生量に対しては正に九牛の一毛であって
依然としてその殆どが廃棄されているのである。
燃焼灰であって、硅素化合物を主体とせる濃灰色の固体
であり、従来はその全量を廃棄処理していたのであるが
近時はこれを微量セメントに混入する手段が実施されて
いるが、厖大発生量に対しては正に九牛の一毛であって
依然としてその殆どが廃棄されているのである。
そして又一部においてはフライアッシュと硬化補助剤と
混合し、これを１１００度程度０高熱を以って指頭大程
度の粒状に焼結して砂利に代わるコンクリート骨材に利
用しているが、フライアッシュは１１００度程度０高熔
融するものではなく焼結が精−杯であるため強度が不足
し、このため精々床のコンクリートとかブロックの骨材
に限定され、しかも骨材では余りにも低価額であって採
算上の問題点から脱し得ずその対策に苦慮しているので
ある。
混合し、これを１１００度程度０高熱を以って指頭大程
度の粒状に焼結して砂利に代わるコンクリート骨材に利
用しているが、フライアッシュは１１００度程度０高熔
融するものではなく焼結が精−杯であるため強度が不足
し、このため精々床のコンクリートとかブロックの骨材
に限定され、しかも骨材では余りにも低価額であって採
算上の問題点から脱し得ずその対策に苦慮しているので
ある。
ハ０発明が解決しようとする問題点
以上の如き実態に対して本願発明はフライアッシュを高
熱熔融した上、硬化剤と混和して徐冷硬化し、天然の安
山岩に匹赦せる石材に造成せんとしたのであるが、フラ
イアッシュは単独では１５００度を以ってしても流動性
とならず、したがって熔融促進剤を混入して１２５０度
〜１３００度を以って充分なる流動性にすると共に、該
温度に於いて充分に融合する硬化剤の選定が必要となる
のである。
熱熔融した上、硬化剤と混和して徐冷硬化し、天然の安
山岩に匹赦せる石材に造成せんとしたのであるが、フラ
イアッシュは単独では１５００度を以ってしても流動性
とならず、したがって熔融促進剤を混入して１２５０度
〜１３００度を以って充分なる流動性にすると共に、該
温度に於いて充分に融合する硬化剤の選定が必要となる
のである。
二０問題を解決するための手段
フライアッシュはこれに遠景の炭酸ナトリウムと酸化カ
ルシウムを添加すると、１２５０度〜１３００度を以っ
て充分に冷却容器に流出せしめ得る流動性となるのであ
るが、この状態で仮りに徐冷硬化せしめても硬化物体は
多分に脆弱性を有して列置石材とはなり得ないのである
。
ルシウムを添加すると、１２５０度〜１３００度を以っ
て充分に冷却容器に流出せしめ得る流動性となるのであ
るが、この状態で仮りに徐冷硬化せしめても硬化物体は
多分に脆弱性を有して列置石材とはなり得ないのである
。
そこで硬化肘が必要となるのであるが、これを廉価にし
て充分な供給量を有し尚且フライアッシュの流動性熔融
の妨害とならない物質としてセメントが最も効果的なる
ことが数多くの実験を以って判明したのである。
て充分な供給量を有し尚且フライアッシュの流動性熔融
の妨害とならない物質としてセメントが最も効果的なる
ことが数多くの実験を以って判明したのである。
（発明の構成）
ホ０作用及び実施例
本願発明の実施例としてフライアッシュ１００ｋｇに対
し、熔融促進剤として炭酸ナトリウム５０ｋｇ、酸化カ
ルシウム２５ｋｇ、硬化剤としてセメント３５ｋｇをそ
れぞれ混合して１２５０度〜１３００度に加熱すると充
分な流動性を有する状態に熔融するのであって、これを
徐冷装置によって第１０目１２００度、第２日め１１０
０度、第３８目１０００度、第４日〜第５８目８００度
、第６８目５００度、第７日日３００度、第８日日以降
は自然冷却を以って計１０日間の徐冷工程を終わると天
然安山岩に匹敵せる人造石材に造成することが出来るの
である。
し、熔融促進剤として炭酸ナトリウム５０ｋｇ、酸化カ
ルシウム２５ｋｇ、硬化剤としてセメント３５ｋｇをそ
れぞれ混合して１２５０度〜１３００度に加熱すると充
分な流動性を有する状態に熔融するのであって、これを
徐冷装置によって第１０目１２００度、第２日め１１０
０度、第３８目１０００度、第４日〜第５８目８００度
、第６８目５００度、第７日日３００度、第８日日以降
は自然冷却を以って計１０日間の徐冷工程を終わると天
然安山岩に匹敵せる人造石材に造成することが出来るの
である。
向上記に於いて熔融促進剤と硬化剤の配合量を若干量変
化せしめることに依り、造成石材に微妙な変化が生じ、
又徐冷期間と漸減降下せしめる温度に依っても又内容は
微妙に変化するものである。
化せしめることに依り、造成石材に微妙な変化が生じ、
又徐冷期間と漸減降下せしめる温度に依っても又内容は
微妙に変化するものである。
へ０発明の効果
発電手段は水力発電、石炭火力発電、石油火力発電、原
子力発電の以上４手段を以って現在操業されているので
あるが、連年増量する電力雷要に対し水力発電は現下の
水資源状況より現状以上の設備増強は極めて困難であり
、又原子力発電は地区住民の反対運動が益々激化されて
新設は絶望視され、更に又石油の生焚き発電は世界各国
協定に依ってこれ又絶望視され、残された発電手段は石
炭火力発電のみである。
子力発電の以上４手段を以って現在操業されているので
あるが、連年増量する電力雷要に対し水力発電は現下の
水資源状況より現状以上の設備増強は極めて困難であり
、又原子力発電は地区住民の反対運動が益々激化されて
新設は絶望視され、更に又石油の生焚き発電は世界各国
協定に依ってこれ又絶望視され、残された発電手段は石
炭火力発電のみである。
これは発煙処理の進歩に依り大気汚染の危惧は殆ど解消
されたが、大量に発生するフライアッシュの廃棄処理は
愈々困難となるのである。
されたが、大量に発生するフライアッシュの廃棄処理は
愈々困難となるのである。
この様なフライアッシュが天然石材に匹敵する材料とな
るならばその利用価値は極めて広汎となるものである。
るならばその利用価値は極めて広汎となるものである。
以上
Claims (1)
- フライアッシュに対し熔融促進剤として炭酸ナトリウム
、酸化カルシウムを、又硬化剤としてセメントをそれぞ
れ適量に混和して１２５０度〜１３００度程度に加熱し
、徐冷容器に流入し得る程度の流動性熔融体とした後、
これを徐冷容器に流入して充分の期間徐冷して石材とす
ることを特徴としたフライアッシュを以って石材を造成
する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63267239A JPH02116653A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | フライアッシュをもって石材を造成する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63267239A JPH02116653A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | フライアッシュをもって石材を造成する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02116653A true JPH02116653A (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=17442070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63267239A Pending JPH02116653A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | フライアッシュをもって石材を造成する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02116653A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53114813A (en) * | 1977-03-17 | 1978-10-06 | Kunimiyama Kk | Processed goods from artificial minerals |
| JPS5420015A (en) * | 1977-07-16 | 1979-02-15 | Chichibu Cement Kk | Method of making wearrresistant cast stone |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP63267239A patent/JPH02116653A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53114813A (en) * | 1977-03-17 | 1978-10-06 | Kunimiyama Kk | Processed goods from artificial minerals |
| JPS5420015A (en) * | 1977-07-16 | 1979-02-15 | Chichibu Cement Kk | Method of making wearrresistant cast stone |
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