JPH0211585Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211585Y2 JPH0211585Y2 JP1856984U JP1856984U JPH0211585Y2 JP H0211585 Y2 JPH0211585 Y2 JP H0211585Y2 JP 1856984 U JP1856984 U JP 1856984U JP 1856984 U JP1856984 U JP 1856984U JP H0211585 Y2 JPH0211585 Y2 JP H0211585Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat plate
- groove
- shutter curtain
- shutter
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ビル等に開口部に建付けられる重量
シヤツター等のシヤツターにおける耐風装置に関
するものである。
シヤツター等のシヤツターにおける耐風装置に関
するものである。
一般に、この種シヤツターは、シヤツターカー
テンを開口部の左右両側に設けたガイドレールを
ガイドとして上下昇降動せしめることで開口部を
開閉するようになつている。しかるに従来、下降
したシヤツターカーテンは、単に左右両側のガイ
ドレールで係合支承されているのみだから、台風
等の際の強風による風圧を受けた場合、前後方向
に撓み、シヤツターカーテンがガイドレールから
外れてしまうという欠点があり問題となつてい
た。そこで強風による風圧でシヤツターカーテン
が外れないよう、ガイドレールを深くしてシヤツ
ターカーテンの係合幅が広くなるように構成した
もの、シヤツターカーテンを構成するスラツトに
係止フツクを設け、シヤツターカーテンが撓んだ
際に係止フツクがガイドレールに係止するように
したもの、あるいはスラツトの強度を必要以上に
強くして耐風圧性を増したもの等の手段が採られ
ているが、第一のものは幅広の特殊なガイドレー
ルを用意しなければならないうえに、幅広なガイ
ドレールによつて開口部の間口が狭くなつてしま
う等の欠点があり、第二のものは係止フツクの取
付け作業が面倒であるうえに、ガイドレールに係
止フツク昇降用の溝を特別に設ける必要があつて
ガイドレール形状が特殊化してしまう許りでな
く、シヤツターカーテンを巻取つた際に係止フツ
クが邪魔をして正常な巻姿勢にできない等の欠点
があり、さらに第三のものはスラツトが特殊物と
なるため、汎用製品としてのシヤツターではなく
なつてしまう等の欠点があり、いずれにしろ実用
性に問題があつた。
テンを開口部の左右両側に設けたガイドレールを
ガイドとして上下昇降動せしめることで開口部を
開閉するようになつている。しかるに従来、下降
したシヤツターカーテンは、単に左右両側のガイ
ドレールで係合支承されているのみだから、台風
等の際の強風による風圧を受けた場合、前後方向
に撓み、シヤツターカーテンがガイドレールから
外れてしまうという欠点があり問題となつてい
た。そこで強風による風圧でシヤツターカーテン
が外れないよう、ガイドレールを深くしてシヤツ
ターカーテンの係合幅が広くなるように構成した
もの、シヤツターカーテンを構成するスラツトに
係止フツクを設け、シヤツターカーテンが撓んだ
際に係止フツクがガイドレールに係止するように
したもの、あるいはスラツトの強度を必要以上に
強くして耐風圧性を増したもの等の手段が採られ
ているが、第一のものは幅広の特殊なガイドレー
ルを用意しなければならないうえに、幅広なガイ
ドレールによつて開口部の間口が狭くなつてしま
う等の欠点があり、第二のものは係止フツクの取
付け作業が面倒であるうえに、ガイドレールに係
止フツク昇降用の溝を特別に設ける必要があつて
ガイドレール形状が特殊化してしまう許りでな
く、シヤツターカーテンを巻取つた際に係止フツ
クが邪魔をして正常な巻姿勢にできない等の欠点
があり、さらに第三のものはスラツトが特殊物と
なるため、汎用製品としてのシヤツターではなく
なつてしまう等の欠点があり、いずれにしろ実用
性に問題があつた。
本考案は、上記の如き実状に鑑みこれらの欠点
を一掃すべく創案されたものであつて、特殊なガ
イドレールやスラツトを何ら用いることなく、こ
れらのものを含めて汎用のシヤツターをそのまま
用いることができるものでありながら、台風等に
よつて強風が吹く際における耐風性能を著しく向
上し得て、シヤツターカーテンがガイドレールか
ら外れることを効果的に防止することができるシ
ヤツターにおける耐風装置を提供することを目的
としたものであつて、殊に、シヤツターカーテン
の上下昇降動で開口部を開閉するようにしたシヤ
ツターにおいて、前記シヤツターカーテン下端部
の座板が接地する接地部位に、シヤツターカーテ
ンのオーバーダウンで座板が嵌入する凹溝を形成
し、該凹溝上面には座板の接地面と略面一状とな
るよう覆蓋する蓋体を設けると共に、凹溝内に、
凹溝に出没する座板に連動して座板を凹溝に受け
入れる受け入れ姿勢と受け入れ嵌入した座板を支
承保持する支承姿勢とに変姿揺動する作動片を設
け、さらに作動片には、前記支承姿勢になつた作
動片をロツクするロツク片を設けたことを特徴と
するものである。
を一掃すべく創案されたものであつて、特殊なガ
イドレールやスラツトを何ら用いることなく、こ
れらのものを含めて汎用のシヤツターをそのまま
用いることができるものでありながら、台風等に
よつて強風が吹く際における耐風性能を著しく向
上し得て、シヤツターカーテンがガイドレールか
ら外れることを効果的に防止することができるシ
ヤツターにおける耐風装置を提供することを目的
としたものであつて、殊に、シヤツターカーテン
の上下昇降動で開口部を開閉するようにしたシヤ
ツターにおいて、前記シヤツターカーテン下端部
の座板が接地する接地部位に、シヤツターカーテ
ンのオーバーダウンで座板が嵌入する凹溝を形成
し、該凹溝上面には座板の接地面と略面一状とな
るよう覆蓋する蓋体を設けると共に、凹溝内に、
凹溝に出没する座板に連動して座板を凹溝に受け
入れる受け入れ姿勢と受け入れ嵌入した座板を支
承保持する支承姿勢とに変姿揺動する作動片を設
け、さらに作動片には、前記支承姿勢になつた作
動片をロツクするロツク片を設けたことを特徴と
するものである。
次に、本考案を図面に示された一実施例に基づ
いてさらに詳しく説明する。図面において1は建
造物の開口部に建付けられた建築用のシヤツター
であつて、該シヤツター1は、巻取軸に巻装され
たシヤツターカーテン2がガイドレール3に案内
されながら上下昇降動することによつて開口部を
開閉するようになつている。4はシヤツターカー
テン2の最下端スラツト5に取付けられた座板で
あつて、該座板4はシヤツターカーテン2の下降
時には地面に接地するものようになつていること
等はいずれも従来通り構成されている。
いてさらに詳しく説明する。図面において1は建
造物の開口部に建付けられた建築用のシヤツター
であつて、該シヤツター1は、巻取軸に巻装され
たシヤツターカーテン2がガイドレール3に案内
されながら上下昇降動することによつて開口部を
開閉するようになつている。4はシヤツターカー
テン2の最下端スラツト5に取付けられた座板で
あつて、該座板4はシヤツターカーテン2の下降
時には地面に接地するものようになつていること
等はいずれも従来通り構成されている。
6は前記座板4の接地部位に形成した凹溝であ
つて、該凹溝6には蓋体7が着脱自在に覆蓋せし
められていて、地面と略面一状になるように構成
されている。凹溝6は座板4が出没自在に嵌入で
きるに足る大きさを有しているが、該凹溝6の前
後両内壁部には適間隔を存して左右方向に向く支
軸8が設けられている。この支軸8には側面視に
おいて略く字状をした作動片9が上下方向揺動自
在に軸支されている。さらに前記作動片9のうち
の上側片9aの裏面には蝶番10を介してロツク
片11が回動自在に軸支されている。そして、ロ
ツク片11を第2図に示す如く上側片9aに接当
すべく折畳んだ収納状態では、上側片9aは凹溝
6の内壁に沿つて広く開口し、座板4を受け入れ
ることができる状態になつており、一方、下側片
9bは凹溝6の中央側に突出していて、後述する
ようにオーバーダウンする座板4が上側から接当
して作動片9を押下げるべく対向幅が幅狭となる
ように構成されている。即ち、シヤツターカーテ
ン2を座板4が凹溝6に嵌入すべくオーバーダウ
ンせしめると、これに連動して座板4は突出して
いる下側片9bに接当し、作動片9を第3図に示
す如く上側片9aが突出する支承姿勢に自動的に
揺動せしめられることとなる。そこで、前記収納
状態となつているロツク片11を回動して先端縁
が凹溝6の内壁に接当するように起立せしめれ
ば、作動片9は、上方の受け入れ姿勢側への揺動
が規制されて凹溝6内に嵌入している座板4を前
後両側から支承保持するようになつている。
つて、該凹溝6には蓋体7が着脱自在に覆蓋せし
められていて、地面と略面一状になるように構成
されている。凹溝6は座板4が出没自在に嵌入で
きるに足る大きさを有しているが、該凹溝6の前
後両内壁部には適間隔を存して左右方向に向く支
軸8が設けられている。この支軸8には側面視に
おいて略く字状をした作動片9が上下方向揺動自
在に軸支されている。さらに前記作動片9のうち
の上側片9aの裏面には蝶番10を介してロツク
片11が回動自在に軸支されている。そして、ロ
ツク片11を第2図に示す如く上側片9aに接当
すべく折畳んだ収納状態では、上側片9aは凹溝
6の内壁に沿つて広く開口し、座板4を受け入れ
ることができる状態になつており、一方、下側片
9bは凹溝6の中央側に突出していて、後述する
ようにオーバーダウンする座板4が上側から接当
して作動片9を押下げるべく対向幅が幅狭となる
ように構成されている。即ち、シヤツターカーテ
ン2を座板4が凹溝6に嵌入すべくオーバーダウ
ンせしめると、これに連動して座板4は突出して
いる下側片9bに接当し、作動片9を第3図に示
す如く上側片9aが突出する支承姿勢に自動的に
揺動せしめられることとなる。そこで、前記収納
状態となつているロツク片11を回動して先端縁
が凹溝6の内壁に接当するように起立せしめれ
ば、作動片9は、上方の受け入れ姿勢側への揺動
が規制されて凹溝6内に嵌入している座板4を前
後両側から支承保持するようになつている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、開口部の開閉は、シヤツターカーテン2を上
下昇降動せしめることによつて行なわれること等
はいずれも従来通りであるが、いま、例えば台風
が近ずいてきて強風が吹き荒そうな場合、本考案
にあつては、蓋体7を取外してシヤツターカーテ
ン2をオーバーダウンさせると共に、ロツク片1
1で作動片9をロツクすれば、座板4を凹溝6で
確実に支承保持することができるため、強風によ
つてシヤツターカーテン2がガイドレール3から
外れて破損する等の被害を効果的に防止すること
ができる。即ち、強風が来る惧れのある場合等に
遭遇したら、まず蓋体7を外して凹溝6を開口し
てからシヤツターカーテン2を前述した様に通常
よりもオーバーダウンして座板4を凹溝6内に深
く下降せしめる。このとき前後両側の上側片9a
が離間し受け入れ姿勢となつていた作動片9は、
シヤツターカーテン2のオーバーダウンに伴な
い、凹溝6に嵌入した座板4が下側辺9bに接当
し作動片9を下側の支承姿勢側に揺動変姿せしめ
ることとなる。そして、座板4が略底部に到達し
た段階で、第3図の如く支承姿勢となつた作動片
9は、前後両側の上側片9aが凹溝6の内壁から
離間しており、そこでいままで収納状態にあつた
ロツク片11を回動せしめて先端縁が凹溝6の内
壁に接当するよう起立せしめて作動片6が該支承
姿勢から揺動しないようロツクすれば、座板4は
凹溝6内にしつかりと支承保持せしめられること
となる。従つてこの状態では、シヤツターカーテ
ン2は、強風により受ける風圧が、左右のガイド
レール3、図示しない上廻りに加わえて、前記凹
溝6による座板4の支承保持によつて、下側にお
いても分散して受けることができる結果、シヤツ
ターカーテン2の撓み現象が著しく軽減すること
となり、もつてシヤツターカーテン2の撓み現象
を著しく抑えてガイドレール3から外れることを
阻止できる。そして、最早強風による影響がない
状態になつた際には、今度は前記とは逆に、ロツ
ク片11を収納状態に回動せしめてロツク解除を
した後に、シヤツターカーテン2を上昇せしめれ
ば、シヤツターカーテン2は、上昇する座板4が
支承姿勢となつている作動片9の突出した上側片
9aに下側から接当し、作動片9を受け入れ姿勢
側に揺動復帰せしめながら上昇することとなる。
そして、座板4が凹溝6から抜け出た後、凹溝6
を蓋体7で覆蓋すれば、地面側は殆んどフラツト
な状態で従来通りの開口部の開閉を行なうことが
できる。
て、開口部の開閉は、シヤツターカーテン2を上
下昇降動せしめることによつて行なわれること等
はいずれも従来通りであるが、いま、例えば台風
が近ずいてきて強風が吹き荒そうな場合、本考案
にあつては、蓋体7を取外してシヤツターカーテ
ン2をオーバーダウンさせると共に、ロツク片1
1で作動片9をロツクすれば、座板4を凹溝6で
確実に支承保持することができるため、強風によ
つてシヤツターカーテン2がガイドレール3から
外れて破損する等の被害を効果的に防止すること
ができる。即ち、強風が来る惧れのある場合等に
遭遇したら、まず蓋体7を外して凹溝6を開口し
てからシヤツターカーテン2を前述した様に通常
よりもオーバーダウンして座板4を凹溝6内に深
く下降せしめる。このとき前後両側の上側片9a
が離間し受け入れ姿勢となつていた作動片9は、
シヤツターカーテン2のオーバーダウンに伴な
い、凹溝6に嵌入した座板4が下側辺9bに接当
し作動片9を下側の支承姿勢側に揺動変姿せしめ
ることとなる。そして、座板4が略底部に到達し
た段階で、第3図の如く支承姿勢となつた作動片
9は、前後両側の上側片9aが凹溝6の内壁から
離間しており、そこでいままで収納状態にあつた
ロツク片11を回動せしめて先端縁が凹溝6の内
壁に接当するよう起立せしめて作動片6が該支承
姿勢から揺動しないようロツクすれば、座板4は
凹溝6内にしつかりと支承保持せしめられること
となる。従つてこの状態では、シヤツターカーテ
ン2は、強風により受ける風圧が、左右のガイド
レール3、図示しない上廻りに加わえて、前記凹
溝6による座板4の支承保持によつて、下側にお
いても分散して受けることができる結果、シヤツ
ターカーテン2の撓み現象が著しく軽減すること
となり、もつてシヤツターカーテン2の撓み現象
を著しく抑えてガイドレール3から外れることを
阻止できる。そして、最早強風による影響がない
状態になつた際には、今度は前記とは逆に、ロツ
ク片11を収納状態に回動せしめてロツク解除を
した後に、シヤツターカーテン2を上昇せしめれ
ば、シヤツターカーテン2は、上昇する座板4が
支承姿勢となつている作動片9の突出した上側片
9aに下側から接当し、作動片9を受け入れ姿勢
側に揺動復帰せしめながら上昇することとなる。
そして、座板4が凹溝6から抜け出た後、凹溝6
を蓋体7で覆蓋すれば、地面側は殆んどフラツト
な状態で従来通りの開口部の開閉を行なうことが
できる。
この様に本考案にあつては、台風等の如く強風
を受けて開口部を閉塞しているシヤツターカーテ
ン2が撓み、ガイドレール3から外れる惧れのあ
る場合には、蓋体7を外してからシヤツターカー
テン2をオーバーダウンせしめ、しかる後ロツク
片11を起立して座板4のロツクをするという極
めて簡単な単純作業で、シヤツターカーテン2
は、座板4が凹溝6に支承保持さしめられた優れ
た耐風圧姿勢にすることができ、強風圧によるシ
ヤツターカーテン2の撓み現象を効果的に防止し
得て、シヤツターカーテン2がガイドレール3か
ら外れることを確実に阻止することができる。し
かも、このシヤツターカーテン2の撓み防止作用
は、従来の如くガイドレールを深くしたり、シヤ
ツターカーテンに特殊な外れ防止材を取付けた
り、あるいはスラツトを強固に補強した特殊なも
のにする等の特殊仕様のシヤツターをいちいち形
成する必要は全くなく、汎用仕様のシヤツターを
そのまま利用して効果的な耐風圧性の優れたもの
とすることができる。そのうえ、座板4の支承保
持作用は、座板4が接地する地面側のデツドスペ
ースをそのまま有効利用して凹溝6を形成するだ
けでよいものであるから、これらが通常使用時に
邪魔になつたりすることもなく、また蓋体7が、
開口部を挟んだ室内側と室外側との目地としての
役割を果すという作用効果も併せ奏することとな
り極めて都合がよい。
を受けて開口部を閉塞しているシヤツターカーテ
ン2が撓み、ガイドレール3から外れる惧れのあ
る場合には、蓋体7を外してからシヤツターカー
テン2をオーバーダウンせしめ、しかる後ロツク
片11を起立して座板4のロツクをするという極
めて簡単な単純作業で、シヤツターカーテン2
は、座板4が凹溝6に支承保持さしめられた優れ
た耐風圧姿勢にすることができ、強風圧によるシ
ヤツターカーテン2の撓み現象を効果的に防止し
得て、シヤツターカーテン2がガイドレール3か
ら外れることを確実に阻止することができる。し
かも、このシヤツターカーテン2の撓み防止作用
は、従来の如くガイドレールを深くしたり、シヤ
ツターカーテンに特殊な外れ防止材を取付けた
り、あるいはスラツトを強固に補強した特殊なも
のにする等の特殊仕様のシヤツターをいちいち形
成する必要は全くなく、汎用仕様のシヤツターを
そのまま利用して効果的な耐風圧性の優れたもの
とすることができる。そのうえ、座板4の支承保
持作用は、座板4が接地する地面側のデツドスペ
ースをそのまま有効利用して凹溝6を形成するだ
けでよいものであるから、これらが通常使用時に
邪魔になつたりすることもなく、また蓋体7が、
開口部を挟んだ室内側と室外側との目地としての
役割を果すという作用効果も併せ奏することとな
り極めて都合がよい。
以上要するに、本考案は、シヤツターカーテン
の上下昇降動で開口部を開閉するようにしたシヤ
ツターカーテンにおいて、前記シヤツターカーテ
ン下端部の座板が接地する接地部位に、シヤツタ
ーカーテンのオーバーダウンで座板が拒入する凹
溝を形成し、該凹溝上面には座板の接地面と略面
一状とるよう覆蓋する蓋体を設けると共に、凹溝
内に、凹溝に出没する座板に連動して座板を凹溝
に受け入れる受け入れ姿勢と受け入れ嵌入した座
板を支承保持する支承姿勢とに変姿揺動する作動
片を設け、さらに作動片には、前記支承姿勢にな
つた作動片をロツクするロツク片を設けたことか
ら、台風等の如く強風圧をシヤツターカーテンが
受ける惧れのある場合にあつては、蓋体を外して
凹溝を開口した後、シヤツターカーテンをオーバ
ーダウンせしめて座板を凹溝に嵌入し、ロツク片
によつてロツクするという極めて単純な操作によ
つて、シヤツターカーテンは、座板が凹溝で支承
保持されるという下廻りの支承保持作用がなされ
ることとなり、従つて極めて高い耐風圧性を具備
し、もつてシヤツターカーテンの強風による撓み
現象が効果的になくなりガイドレールから外れる
ことを防止することができる。しかもこの撓み防
止作用は、スラツトを補強がなされた特殊物にす
るとか、ガイドレールを深くしたり係止フツクを
スラツトに設けたりする等の特殊なシヤツターに
することなく、汎用のシヤツターをそのまま用い
て行なうことができる。そのうえ、この撓み防止
作用は、座板が接地する接地部位のデツドスペー
スを有効利用して形成した凹溝によつてなされる
ものであるが故に、この凹溝がシヤツターの通常
使用時に何ら邪魔になることもなく、もつて理想
的なシヤツターカーテンの撓み防止を行なうこと
ができるものである。
の上下昇降動で開口部を開閉するようにしたシヤ
ツターカーテンにおいて、前記シヤツターカーテ
ン下端部の座板が接地する接地部位に、シヤツタ
ーカーテンのオーバーダウンで座板が拒入する凹
溝を形成し、該凹溝上面には座板の接地面と略面
一状とるよう覆蓋する蓋体を設けると共に、凹溝
内に、凹溝に出没する座板に連動して座板を凹溝
に受け入れる受け入れ姿勢と受け入れ嵌入した座
板を支承保持する支承姿勢とに変姿揺動する作動
片を設け、さらに作動片には、前記支承姿勢にな
つた作動片をロツクするロツク片を設けたことか
ら、台風等の如く強風圧をシヤツターカーテンが
受ける惧れのある場合にあつては、蓋体を外して
凹溝を開口した後、シヤツターカーテンをオーバ
ーダウンせしめて座板を凹溝に嵌入し、ロツク片
によつてロツクするという極めて単純な操作によ
つて、シヤツターカーテンは、座板が凹溝で支承
保持されるという下廻りの支承保持作用がなされ
ることとなり、従つて極めて高い耐風圧性を具備
し、もつてシヤツターカーテンの強風による撓み
現象が効果的になくなりガイドレールから外れる
ことを防止することができる。しかもこの撓み防
止作用は、スラツトを補強がなされた特殊物にす
るとか、ガイドレールを深くしたり係止フツクを
スラツトに設けたりする等の特殊なシヤツターに
することなく、汎用のシヤツターをそのまま用い
て行なうことができる。そのうえ、この撓み防止
作用は、座板が接地する接地部位のデツドスペー
スを有効利用して形成した凹溝によつてなされる
ものであるが故に、この凹溝がシヤツターの通常
使用時に何ら邪魔になることもなく、もつて理想
的なシヤツターカーテンの撓み防止を行なうこと
ができるものである。
図面は本考案に係るシヤツターにおける耐風装
置の一実施例示したものであつて、第1図はシヤ
ツターの全体正面図、第2図は通常使用状態を示
す耐風装置の縦断面図、第3図は耐風使用状態を
示す耐風装置の縦断面図、第4図は耐風装置の側
面図である。 図中、1はシヤツター、2はシヤツターカーテ
ン、3はガイドレール、4は座板、5はスラツ
ト、6は凹溝、7は蓋体、8は支軸、9は作動
片、10は蝶番、11はロツク片である。
置の一実施例示したものであつて、第1図はシヤ
ツターの全体正面図、第2図は通常使用状態を示
す耐風装置の縦断面図、第3図は耐風使用状態を
示す耐風装置の縦断面図、第4図は耐風装置の側
面図である。 図中、1はシヤツター、2はシヤツターカーテ
ン、3はガイドレール、4は座板、5はスラツ
ト、6は凹溝、7は蓋体、8は支軸、9は作動
片、10は蝶番、11はロツク片である。
Claims (1)
- シヤツターカーテンの上下昇降動で開口部を開
閉するようにしたシヤツターにおいて、前記シヤ
ツターカーテン下端部の座板が接地する接地部位
に、シヤツターカーテンのオーバーダウンで座板
が嵌入する凹溝を形成し、該凹溝上面には座板の
接地面と略面一状となるよう覆蓋する蓋体を設け
ると共に、凹溝内に、凹溝に出没する座板に連動
して座板を凹溝に受け入れる受け入れ姿勢と受け
入れ嵌入した座板を支承保持する支承姿勢とに変
姿揺動する作動片を設け、さらに作動片には、前
記支承姿勢になつた作動片をロツクするロツク片
を設けたこと特徴とするシヤツターにおける耐風
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1856984U JPS60130995U (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | シヤツタ−における耐風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1856984U JPS60130995U (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | シヤツタ−における耐風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60130995U JPS60130995U (ja) | 1985-09-02 |
JPH0211585Y2 true JPH0211585Y2 (ja) | 1990-03-26 |
Family
ID=30507328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1856984U Granted JPS60130995U (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | シヤツタ−における耐風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60130995U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021147947A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 三和シヤッター工業株式会社 | 建築用電動シャッター装置 |
-
1984
- 1984-02-10 JP JP1856984U patent/JPS60130995U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021147947A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 三和シヤッター工業株式会社 | 建築用電動シャッター装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60130995U (ja) | 1985-09-02 |
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