JPH02115287A - 接着剤組成物および接着方法 - Google Patents

接着剤組成物および接着方法

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JPH02115287A
JPH02115287A JP63270401A JP27040188A JPH02115287A JP H02115287 A JPH02115287 A JP H02115287A JP 63270401 A JP63270401 A JP 63270401A JP 27040188 A JP27040188 A JP 27040188A JP H02115287 A JPH02115287 A JP H02115287A
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JP
Japan
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cyanoacrylate
curing agent
adhesive composition
gelling agent
primer
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JP63270401A
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English (en)
Inventor
Torao Katou
加藤 寅尾
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Aron Kasei Co Ltd
Original Assignee
Aron Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はα−シアノアクリレートを主体とする接着剤組
成物に関するものである。
〔従来の技術〕
従来からプラスチック−プラスチック、プラスチック−
金属、金属−金属等の硬質材料相互の接着にはα−シア
ノアクリレートが用すられている。
しかしながらこれら硬質材料相互の接着においては接着
面相互を完全に隙間なく密着させることは困難である。
α−シアノアクリレート自体は低粘度の液体であるから
接着面に肉盛り塗布することが出来ず、上記のように材
料相互に間隙が生ずる場合や材料相互の接触面の少ない
場合には接着面相互の隙間を埋めることが出来ない。し
たがって硬質材料相互をα−シアノアクリレートを用い
て接着する場合は接着面相互を厳密に密着するように加
工しておかない限り強固な接着力は得られない。またα
−シアノアクリレート系接着剤は手工芸用に供される場
合が多く、この場合使用者は接着剤に対しての知識が乏
しいのが通常である。したがって被接着材料の材質、形
状等に応じてどのようなα−シアノアクリレート系接着
剤を選択すべきかの判断は、このような接着剤に対する
知識の乏しい使用者にとっては勿論難しいことであり、
どのような稲類の被接着材料にでも適用出来る接着剤が
望まれている。
そこでa−シアノアクリレートに微粉末シリカのような
ゲル化剤を添加してゼリー状にした接着剤組成物が提供
されている(例えば特開昭61−148276号)。ゼ
リー状のα−シアノアクリレートであれば肉盛り塗布が
出来、接着面相互の隙間を埋めることが出来、硬質材料
相互を接着する場合でも強固な接着力が得られる。また
ゼIJ −状にすればこのような粘度に帰因する初期接
着力が発現し、仮止めおよび位置決めも可能になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来の技術ではゲル化剤がα−シアノ
アクリレートの硬化速度を遅延させるので、位置決めは
可能であるがその後接着面相互にずれを生ずると云う問
題点がある。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明は上記従来の課題を解決するだめの手段として、
ゲル化剤を添加されたα−シアノアクリレートと、該α
−シアノアクリレートの硬化剤であるアミン化合物とか
らなる接着剤組成物を提供し、更に該接着剤組成物に有
機化合物であるプライマーを組合わせるものである。
更に本発明においてはゲル化剤を添加されたα−シアノ
アクリレートを接着されるべき一方の面f塗布してから
接着されるべき他方の面と当接し、該一方の面と他方の
面との間隙に該α−シアノアクリレートの硬化剤である
アミン化合物を供給して行う方法を提供するものである
本発明に用いられるα−シアノアクリレートのゲル化剤
としては、コロイダルシリカ、ベントナイト、パーライ
ト等の無機微粉末、ヒマシ油誘導体、ソルビット誘導体
等の有機ゲル化剤等の公知のゲル化剤がある。
本発明に用いられるα−シアノアクリレートの硬化剤で
あるアミン化合物としては、トリエチルアミン、ジエチ
ルアミン、n−ブチルアミン、イソプロピルアミン、ト
リブチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、ピリジン
、エタノールアミン、インプロパツールアミン等がある
(例えば特開昭62−43476号参照〕。
上記ゲル化剤はα−シアノアクリレートに通常0.1〜
5重is程度添加されれば該α−シアノアクリレートは
ゼリー状になる。
硬化剤は使用に際して該ゼリー状α−シアノアクリレー
トに添加されるが、接着直前に該ゼIJ −状シアノア
クリレートに0.1〜5重量%程度混合されるか、ある
いは該ゼリー状α−シアノアクリレートによって被接着
材料相互を接着してから接着面に該硬化剤を供給しても
よい。
本発明の接着剤組成物がプラスチック相互、あるいはプ
ラスチックと他の材料との接着に用いられる場合には有
機金属化合物からなるプライマーを用いることが望まし
い。このようなプライマーは特に強固に接着されKぐい
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン
共重合体等のポリオレフィンに対して有用である。この
ようなプライマーとしてはアルミニウムイソプロピレー
ト、アルミニウムトリスアセチルアセトネート等のアル
ミニウムアルコラードまたはアルミニウムキレート化合
物(特開昭59−215376号)、2−エチルヘキシ
ル鉛、ヘキサデシルリチウム等のアルキル金属、ジブチ
ルスズジアセテート、ジ−n−ブチルスズジオキシド等
の有機スズ化合物、メチルビニルジクロロシラン等シラ
ン化合物、アセチルアセトンリチウム、アセチルアセト
ンベリリウム等の1.3−ジカルボニルの金属錯塩、テ
トラブチルチタネート等の有機チタン化合物、ホウ酸ト
リーn−ブチル、ホウ酸トリフェニル等のホウ酸化合物
、リン酸トリオレイル、リン酸トリデシル等のリン酸エ
ステル、ステアリン酸マグネシウム、ナフテン酸コバル
ト等のカルボン酸金属塩、n−ドデシルメルカプトカリ
ウム塩等の金属チオアルコラード、2−エチルヘキサン
ジチオ酸亜鉛等のチオジカルボン酸塩、ジメチルジチオ
カルバミン酸ニッケル、ジメチルジチオカルバミン酸銅
等のジチオカルバミン酸金属塩、ベンゼンスルホン酸ニ
ッケル等のスルホン酸金属塩、ジブチルリン酸バナジウ
ム等の有機リン酸金属塩(特開昭60−203684号
)等がある。
上記プライマーとしての有機金属化合物は通常、酢酸エ
チル、酢酸n−ブチル、ドルオール、キジロール、メチ
ルエチルケトン等の有機溶剤に溶解して接着に先立ちプ
ラスチック接着面に通常有機金属化合物として0.00
1〜1f/1F1程度に極めて薄く塗布される。該有機
金属化合物が液状である場合にはそのま\塗布されても
よい。
本発明の接着剤組成物には上記成分以外、例えば硬化剤
には有機溶剤、脱臭剤としてのテルペン系化合物、ラウ
リルメタクリレート、香料、あるいは界面活性剤等の浸
透剤、ゴムまたは合成樹脂増粘剤等が添加されてもよい
し1、プライマーには色素、ゴムまたは合成樹脂増粘剤
等が添加されてもよい。
〔作用〕
α−シアノアクリレートにゲル化剤を添加すると該α−
シアノアクリレートはゼリー状となる。
このようなゼリー状のα−シアノアクリレートは肉盛り
塗布が出来、接着面相互間の間隙を埋めることが可能で
ある。また該ゼリー状のα−シアノアクリレートの粘性
に本とづく初期接着力により被接着材相互の位置決めが
簡単に出来る。更に硬化剤の使用によってゼリー状のα
−シアノアクリレートは急速に硬化して位置決めされ接
着された被接着材相互を位置をずらすことなく接着する
更にプラスチックを接着する場合、有機金属化合物は無
極性表面および極性表面の双方に親和性を有するものと
考えられ、プライマーとして用いて強固な接着力が得ら
れる。
〔効果〕
したがって本発明においてはプラスチック−プラスチッ
ク、プラスチック−金属等の密着性の悪い接着面相互の
接着、針金とプラスチック等の接着面積の小さい場合の
接着等に極めて有効で大きな接着力が得られ、また位置
決めも簡単であり、更にポリオレフィン等無極性被接着
材料の接着の場合でも大きな接着力が得られる。しだが
って被接着剤の種類を問わず接着が可能であり、接着剤
の選択のわずられしさもなく、接着剤に対する知識や経
験のない者でも手軽に使用することができる。したがっ
て本発明の接着剤組成物は例えばペンダント、ブローチ
、ワッペン等の手工芸用あるいは蝋花細工用等々に使用
されて実用的価値大なるものである。
〔実施例1〕 α−シアンメチルアクリレートにコロイダルシリカ(径
500μ)を1重i%添加混合してゼリー状のα−シア
ノメチルアクリレートを調製する。
N、N−ジメチル−1)−トルイジン2g、増粘剤とし
てポリメチルメタクリレ−)1をアセトン−エタノール
1:1混合溶剤835Fに混合して硬化剤を調製する。
テトラnプチルチタネー)0.5g、増粘剤として塩素
化ポリプロピレン2gを981のドルオールに溶解させ
てプライマーを調製する0第1図に示すようにポリプロ
ピレン板状体(1)にハケ(2)によシ上記プライマー
(3)をo、5y/m程度にうすく塗布する。
次いで第2図に示すように銅板(4)の接着面に上記ゼ
リー状α−シアンメチルアクリレートを5009/n?
の割合で肉盛り塗布し、該プライマー処理したポリプロ
ピレン板状体(1)に接着し、直ちに第3図に示したよ
うに上記硬化剤を充填した容器(6)のノズル6℃から
上記硬化剤を銅板(4)の周囲を介して接着面に供給す
る。硬化剤供給後肢接着剤組成物は数秒間で完全に硬化
するが硬化剤を供給しない場合は該接着剤組成物は5〜
6時間後に完全硬化する。
〔実施例2〕 第4図に示すように、金属製の円盤体α90表面に刷毛
(2)を使って前記実施例1と同様に調整したプライマ
ー〇を塗布する〇一方第5図に示すように金具αぐの裏
面に、前記実施例1と同様に調整したゼリー状のα−シ
アノアクリレート(ト)をチューブOQのノズルより押
し出し肉感状に塗布し、これを第6図(a) 、 (b
)に示すように上記グ2イマー処理i施こした表面0A
の位置に圧接し、位置調整を行なって位置決めをする。
その後、前記実施例1と同様に調整した硬化剤をゼリー
状α−シアノアクリレートα→の周りに塗布または滴下
する。
硬化剤が添加されると瞬間的に該α−シアノアクリレー
トが硬化して接着固定が行なわれる。このような順序で
行なうと、被接着材料の種類と接着剤との選定の煩わし
さがなくなり、位置の調整もでき、位置決め後は瞬間的
に接着固定することができるので非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すものであり、
第1図はプライマー塗布工程の説明図、第2図は接着時
の説明図、第3図は硬化剤供給工程の説明図である。第
4図〜第6図は本発明の実施例2に関するものであり、
第4図はプライマー塗布工程の説明図、第5図は止め金
具に接着剤を塗布する工程の説明図、第6図は接着時の
説明図であり (a)は平面視した状態を示し、(b)
は側面視した状態を示す説明図である。 図中 (1)・・・ポリプロピレン板状体、(3)・・
・プライマー、(4)・・・銅板、(5)・・・ゼリー
状α−シアンメチルアクリレ−)、(61・・・硬化剤
の容器、αD・・・金属製円盤体、(至)・・・プライ
マー、α→・・・止め金具、(至)・・・ゼリー状α−
シアノメチルアクリレート、αO・・・チュ特許出願人
 アロン化成株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゲル化剤を添加されたα−シアノアクリレートと、
    該α−シアノアクリレートの硬化剤であるアミン化合物
    とからなる接着剤組成物 2、該接着剤組成物には更に有機金属化合物がプライマ
    ーとして組合せられる特許請求の範囲1に記載の接着剤
    組成物 3、ゲル化剤を添加されたα−シアノアクリレートを接
    着されるべき一方の面に塗布してから接着されるべき他
    方の面と当接し、該一方の面と他方の面との間隙に該α
    −シアノアクリレートの硬化剤であるアミン化合物を供
    給する接着方法 4、該一方の面および/または他方の面には有機金属化
    合物であるプライマーが塗布されている特許請求の範囲
    3に記載の接着方法
JP63270401A 1988-10-25 1988-10-25 接着剤組成物および接着方法 Pending JPH02115287A (ja)

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