JPH02115071A - 塗装乾燥装置 - Google Patents
塗装乾燥装置Info
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- JPH02115071A JPH02115071A JP26878588A JP26878588A JPH02115071A JP H02115071 A JPH02115071 A JP H02115071A JP 26878588 A JP26878588 A JP 26878588A JP 26878588 A JP26878588 A JP 26878588A JP H02115071 A JPH02115071 A JP H02115071A
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、種々の用途に用いる薄板を、塗装後、浮遊状
態で搬送して塗装乾燥処理する塗装乾燥装置に関し、詳
しくは、搬送過程にある塗装乾燥対象の薄板をその下面
に対する気体吹付けにより浮遊状態に保つ吹出口を前記
薄板の搬送経路に分散配置した塗装乾燥装置に関する。
態で搬送して塗装乾燥処理する塗装乾燥装置に関し、詳
しくは、搬送過程にある塗装乾燥対象の薄板をその下面
に対する気体吹付けにより浮遊状態に保つ吹出口を前記
薄板の搬送経路に分散配置した塗装乾燥装置に関する。
従来、上記の如き塗装乾燥装置においては、第12図に
示すように、薄板(A)の搬送方向視において吹出口(
2)を搬送経路(1)の全巾にわたり同レベルに配置し
ていた。
示すように、薄板(A)の搬送方向視において吹出口(
2)を搬送経路(1)の全巾にわたり同レベルに配置し
ていた。
しかし、上述の従来構造では、浮遊状態で搬送過程にあ
る薄板が搬送経路の巾方向へ移動し易く、そのために、
搬送の円滑さが損なわれて搬送トラブルを招く危険性が
高かった。
る薄板が搬送経路の巾方向へ移動し易く、そのために、
搬送の円滑さが損なわれて搬送トラブルを招く危険性が
高かった。
本発明の目的は、合理的な改良により、薄板に対する乾
燥処理機能を損なうこと無く薄板の搬送経路巾方向への
移動を効果的に、かつ、確実に防止できるようにする点
にある。
燥処理機能を損なうこと無く薄板の搬送経路巾方向への
移動を効果的に、かつ、確実に防止できるようにする点
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による塗装乾燥装置の特徴構成は、搬送過程にあ
る塗装乾燥対象の薄板をその下面に対する気体吹付けに
より浮遊状態に保つ吹出口を前記薄板の搬送経路に分散
配置する構成において、前記薄板の搬送方向視において
前記吹出口を、前記搬送経路の巾方向における中心側ほ
ど低位に配置して、前記薄板に作用する気体吹付力が前
記搬送経路における巾方向の中心側ほど小となるように
構成したことにあり、その作用・効果は次の通りである
。
る塗装乾燥対象の薄板をその下面に対する気体吹付けに
より浮遊状態に保つ吹出口を前記薄板の搬送経路に分散
配置する構成において、前記薄板の搬送方向視において
前記吹出口を、前記搬送経路の巾方向における中心側ほ
ど低位に配置して、前記薄板に作用する気体吹付力が前
記搬送経路における巾方向の中心側ほど小となるように
構成したことにあり、その作用・効果は次の通りである
。
つまり、浮遊状態にある薄板と吹出口との間の距離を搬
送経路の巾方向における中心側ほど大とすることにより
、薄板に対する気体吹付力を搬送経路における巾方向の
中心側ほど小とし、かつ、両側端側ほど大とするのであ
る。
送経路の巾方向における中心側ほど大とすることにより
、薄板に対する気体吹付力を搬送経路における巾方向の
中心側ほど小とし、かつ、両側端側ほど大とするのであ
る。
そうすれば、浮遊状態にある薄板が搬送経路巾方向へ移
動しかけると、薄板が移動側ほど上位の傾斜姿勢ぎみと
なって薄板を搬送経路における巾方向の中心側へ戻そう
とする自重分力が生じ、これによって、薄板の搬送経路
巾方向への移動は効果的に抑制・防止される。
動しかけると、薄板が移動側ほど上位の傾斜姿勢ぎみと
なって薄板を搬送経路における巾方向の中心側へ戻そう
とする自重分力が生じ、これによって、薄板の搬送経路
巾方向への移動は効果的に抑制・防止される。
尚、薄板の搬送方向視において吹出口を薄板の巾よりも
大なる巾にわたって配置すれば、上述の搬送経路巾方向
への薄板移動抑制効果はより効果的に発揮される。
大なる巾にわたって配置すれば、上述の搬送経路巾方向
への薄板移動抑制効果はより効果的に発揮される。
又、上述の薄板移動抑制効果を確実に発揮させるには、
吹出口からの気体噴出力を搬送経路巾方向において極力
均等化するのが好ましい。
吹出口からの気体噴出力を搬送経路巾方向において極力
均等化するのが好ましい。
更に、薄板が可撓性を有する場合には、吹出口を搬送経
路の巾方向における中心側ほど低位に配置したことによ
り浮遊状態にある薄板が両側端側ほど上位となる状態に
撓み、それによって噴出気体が薄板の創外側に案内され
るようになることによっても、搬送経路巾方向への薄板
移動抑制効果が生じる。
路の巾方向における中心側ほど低位に配置したことによ
り浮遊状態にある薄板が両側端側ほど上位となる状態に
撓み、それによって噴出気体が薄板の創外側に案内され
るようになることによっても、搬送経路巾方向への薄板
移動抑制効果が生じる。
以上の結果、薄板の搬送を従前に比して円滑かつ安定的
にでき、この種の塗装乾燥装置の信頼性、実用性、並び
に、処理能率を大巾に向上し得るに至った。
にでき、この種の塗装乾燥装置の信頼性、実用性、並び
に、処理能率を大巾に向上し得るに至った。
ちなみに、薄板の搬送経路巾方向への移動を抑制・防止
するに、第13図に示すように、吹出口(2)を同じレ
ベルに配置しながら搬送経路(1)の巾方向における中
心側ほど吹出口(2)からの気体噴出速度や気体噴出量
を小にすることも考えられる。
するに、第13図に示すように、吹出口(2)を同じレ
ベルに配置しながら搬送経路(1)の巾方向における中
心側ほど吹出口(2)からの気体噴出速度や気体噴出量
を小にすることも考えられる。
しかし、気体噴出速度や気体噴出量を搬送経路における
巾方向の中心側ほど漸次小とするように精度良く調整設
定することは気体噴出構造上、又、調整技術上、極めて
難しいものであり、実際上、気体噴出速度や噴出量の調
整速度が不適切となって所期の巾方向移動抑制機能を十
分に発揮させにくい欠点がある。
巾方向の中心側ほど漸次小とするように精度良く調整設
定することは気体噴出構造上、又、調整技術上、極めて
難しいものであり、実際上、気体噴出速度や噴出量の調
整速度が不適切となって所期の巾方向移動抑制機能を十
分に発揮させにくい欠点がある。
又、搬送経路における巾方向の中心側ほど吹出口からの
気体噴出速度や気体噴出量そのものを小にしてしまうと
、薄板の下方への気体供給量が巾方向の中心側ほど小と
なって薄板の下面における気体接触量が巾方向の中心側
ほど小となるために、塗装乾燥対象である薄板に乾燥ム
ラを生じ易くなる欠点もある。
気体噴出速度や気体噴出量そのものを小にしてしまうと
、薄板の下方への気体供給量が巾方向の中心側ほど小と
なって薄板の下面における気体接触量が巾方向の中心側
ほど小となるために、塗装乾燥対象である薄板に乾燥ム
ラを生じ易くなる欠点もある。
その点、本発明構成の如く吹出口の配置高さを設定する
のであれば、吹出口からの気体噴出速度や気体噴出量そ
のものを搬送経路における巾方向の中心側ほど漸次小に
設定するに比して構造上、設定が簡単で精度良く設定で
きるから、所期の巾方向移動抑制機能を確実に得易い利
点があり、又、薄板の下方への気体供給量も搬送経路巾
方向において均等化できるから、乾燥ムラの発生を抑制
できて薄板に対する乾燥処理性能を高く維持し易い利点
もある。
のであれば、吹出口からの気体噴出速度や気体噴出量そ
のものを搬送経路における巾方向の中心側ほど漸次小に
設定するに比して構造上、設定が簡単で精度良く設定で
きるから、所期の巾方向移動抑制機能を確実に得易い利
点があり、又、薄板の下方への気体供給量も搬送経路巾
方向において均等化できるから、乾燥ムラの発生を抑制
できて薄板に対する乾燥処理性能を高く維持し易い利点
もある。
次に実施例を説明する。
第1図ないし第4図において、(1)は塗装後の金属薄
板(A)を所定間隔で炉長手方向に連続搬送するトンネ
ル状の炉内搬送経路であり、この搬送経路(1χの底部
には、搬送過程の金属薄板(A)をその下面に対する熱
風吹付けにより浮遊状態に保つ吹出口(2)、及び、浮
遊状態にある金属薄板(A)の下方から炉内熱風を下向
きに吸引排気して金属薄板(A)の浮遊状態を安定化す
る吸込口(3)の夫々を搬送方向(F) に並設して
ある。
板(A)を所定間隔で炉長手方向に連続搬送するトンネ
ル状の炉内搬送経路であり、この搬送経路(1χの底部
には、搬送過程の金属薄板(A)をその下面に対する熱
風吹付けにより浮遊状態に保つ吹出口(2)、及び、浮
遊状態にある金属薄板(A)の下方から炉内熱風を下向
きに吸引排気して金属薄板(A)の浮遊状態を安定化す
る吸込口(3)の夫々を搬送方向(F) に並設して
ある。
又、搬送経路(1)の天井部には金属薄板(A)の上面
に熱風を吹付けて浮遊状態にある金属薄板(A)に対し
押え作用する上部吹出口(4)を同じく搬送方向(F)
に並設してある。
に熱風を吹付けて浮遊状態にある金属薄板(A)に対し
押え作用する上部吹出口(4)を同じく搬送方向(F)
に並設してある。
尚、金属薄板(A)は上下の吹出口(2)、 (4)か
らの熱風吹付けにより塗装乾燥処理される。
らの熱風吹付けにより塗装乾燥処理される。
(5)は金属薄板(A)の後端縁に当接させる係止具で
あり、又、(6)は係止具(5)を所定速度で搬送方向
(F)の下手側へ移動させるコンベア装置であり、浮遊
状態の金属薄板(A) はこの係止具(5)により押さ
れて搬送される。
あり、又、(6)は係止具(5)を所定速度で搬送方向
(F)の下手側へ移動させるコンベア装置であり、浮遊
状態の金属薄板(A) はこの係止具(5)により押さ
れて搬送される。
上下の吹出口(2)、 (4)、及び、吸込口(3)は
搬送経路(1)のほぼ全巾にわたるスリット状に形成し
てあり、上下の吹出口(2)、 (4)は夫々、所定の
間隔(dl)、 (d2)で搬送方向(F)に並べであ
る。
搬送経路(1)のほぼ全巾にわたるスリット状に形成し
てあり、上下の吹出口(2)、 (4)は夫々、所定の
間隔(dl)、 (d2)で搬送方向(F)に並べであ
る。
又、スリット状の吸込口(3)は、下部の吹出口(2)
どうしの間の中央箇所よりも吹出口(2)側に寄せて吹
出口(2)の両側に隣接配置してあり、全体としてはス
リット状吹出口(2)とその両側に位置するスリット状
吸込口(3) との隣接配置対を所定間隔(dl)で
搬送方向(F) に並べた構造としてある。
どうしの間の中央箇所よりも吹出口(2)側に寄せて吹
出口(2)の両側に隣接配置してあり、全体としてはス
リット状吹出口(2)とその両側に位置するスリット状
吸込口(3) との隣接配置対を所定間隔(dl)で
搬送方向(F) に並べた構造としてある。
つまり、偶力的に作用する吹出口(2)からの熱風吹付
力と吸込口(3)からの熱風吸引力とにより生じる金属
薄板(A)の波状変形、並びに、その波状変形に起因し
て搬送に伴い生じる金属薄板(A)の波動を、上述の如
き吹出口(2)と吸込口(3)との隣接配置構造により
抑制し、それによって、金属薄板(A)をより一層安定
的に、かつ、円滑に浮遊状態で炉内搬送できるようにし
てある。
力と吸込口(3)からの熱風吸引力とにより生じる金属
薄板(A)の波状変形、並びに、その波状変形に起因し
て搬送に伴い生じる金属薄板(A)の波動を、上述の如
き吹出口(2)と吸込口(3)との隣接配置構造により
抑制し、それによって、金属薄板(A)をより一層安定
的に、かつ、円滑に浮遊状態で炉内搬送できるようにし
てある。
(7) は上部吹出口(4)に熱風を供給する上部給気
チャンバー、(8)は下部の吹出口(2)に熱風を供給
する下部給気チャンバー、(9)は吸込口(3)からの
吸引排気熱風を受入れる排気チャンバーであり、上部給
気チャンバー(7)及び下部給気チャンバー(8)の夫
々には、給気ファン(10)、 (11)を介装した給
気ダクト(12)、 (13)を介して熱風発生装置(
図示せず)から熱風が加圧供給され、又、排気チャンバ
ー(9)からは、排気ファン(14)を介装した排気ダ
ク) (15)を介して熱風が吸引排気され、その吸引
排気熱風は熱風発生装置に還気される。
チャンバー、(8)は下部の吹出口(2)に熱風を供給
する下部給気チャンバー、(9)は吸込口(3)からの
吸引排気熱風を受入れる排気チャンバーであり、上部給
気チャンバー(7)及び下部給気チャンバー(8)の夫
々には、給気ファン(10)、 (11)を介装した給
気ダクト(12)、 (13)を介して熱風発生装置(
図示せず)から熱風が加圧供給され、又、排気チャンバ
ー(9)からは、排気ファン(14)を介装した排気ダ
ク) (15)を介して熱風が吸引排気され、その吸引
排気熱風は熱風発生装置に還気される。
下部のスリット状吹出口(2)とその両側に隣接するス
リット状吸込口(3)との形成構造ついては、下部給気
チャンバー(8)からスリット状の熱風吹出ノズル(1
6)を上向きに立設して、その熱風吹出ノズル(16)
の上端噴出口をスリット状吹出口(2)とし、一方、ス
リット状吹出口(2)、どうしの間に設けた搬送経路底
板(17)、熱風吹出ノズル(16)を形成する縦板(
16a)、並びに、下部給気チャンバー(8)の天板(
8a)により囲まれる制限空間を排気チャンバー(9)
として、搬送経路底板(17)の両端紛失々と熱風吹出
ノズル形成縦板(16a) との間に形成した隙間を
スリット状吸込口(3)としてある。
リット状吸込口(3)との形成構造ついては、下部給気
チャンバー(8)からスリット状の熱風吹出ノズル(1
6)を上向きに立設して、その熱風吹出ノズル(16)
の上端噴出口をスリット状吹出口(2)とし、一方、ス
リット状吹出口(2)、どうしの間に設けた搬送経路底
板(17)、熱風吹出ノズル(16)を形成する縦板(
16a)、並びに、下部給気チャンバー(8)の天板(
8a)により囲まれる制限空間を排気チャンバー(9)
として、搬送経路底板(17)の両端紛失々と熱風吹出
ノズル形成縦板(16a) との間に形成した隙間を
スリット状吸込口(3)としてある。
つまり、スリット状吹出口(2)とスリット状吸込口(
3)とは、熱風吹出ノズル形成用縦板(16a)を隔壁
として仕切った隣接構造としてある。
3)とは、熱風吹出ノズル形成用縦板(16a)を隔壁
として仕切った隣接構造としてある。
又、下部のスリット状吹出口(2)及びスリット状吸込
口(3)は、第4図において示すように、金属薄板(A
)の搬送方向視において搬送経路(1)における巾方向
の中心(l)に対して左右対象で、かつ、その中心側ほ
ど低位となる逆「へ」の字状に形成してある。
口(3)は、第4図において示すように、金属薄板(A
)の搬送方向視において搬送経路(1)における巾方向
の中心(l)に対して左右対象で、かつ、その中心側ほ
ど低位となる逆「へ」の字状に形成してある。
すなわち、下部のスリット状吹出口(2)を上述の如く
逆「へ」の字状に形成することにより、浮遊状態にある
金属薄板(A) とスリット状吹出口(2)との間の距
離を搬送経路(1)の巾方向における中心(l)側ほど
大にして、金属薄板(A)に対する下からの気体吹付力
を搬送経路(1)における巾方向の中心(n)側ほど小
に、かつ、両側端側ほど大にし、それによって、浮遊状
態にある金属薄板(A)が搬送径路巾方向に移動するこ
とを効果的に抑制して、金属薄板(A)の浮遊状態での
炉内搬送をより一層円滑に、かつ、安定化するようにし
てある。
逆「へ」の字状に形成することにより、浮遊状態にある
金属薄板(A) とスリット状吹出口(2)との間の距
離を搬送経路(1)の巾方向における中心(l)側ほど
大にして、金属薄板(A)に対する下からの気体吹付力
を搬送経路(1)における巾方向の中心(n)側ほど小
に、かつ、両側端側ほど大にし、それによって、浮遊状
態にある金属薄板(A)が搬送径路巾方向に移動するこ
とを効果的に抑制して、金属薄板(A)の浮遊状態での
炉内搬送をより一層円滑に、かつ、安定化するようにし
てある。
(18)は、各スリット状吹出口(2)に対する熱風供
給量、並びに、各スリット状吹出口(2)における搬送
経路巾方向においての熱風噴出量分布を均等化するため
のパンチング板である。
給量、並びに、各スリット状吹出口(2)における搬送
経路巾方向においての熱風噴出量分布を均等化するため
のパンチング板である。
又、各スリット状吹出口(2)(熱風吹出ノズル(16
))には、熱風噴出方向を鉛直上向きとするための整流
具(19)を設けてあり、スリット状吹出口(2)から
の熱風噴出方向を鉛直上向きとすることにより、スリッ
ト状吹出口(2)を前述の如く逆「へ」の字状に形成し
たことによる金属薄板(A)の巾方向移動防止機能をよ
り効果的に、かつ、確実に発揮させるようにしてある。
))には、熱風噴出方向を鉛直上向きとするための整流
具(19)を設けてあり、スリット状吹出口(2)から
の熱風噴出方向を鉛直上向きとすることにより、スリッ
ト状吹出口(2)を前述の如く逆「へ」の字状に形成し
たことによる金属薄板(A)の巾方向移動防止機能をよ
り効果的に、かつ、確実に発揮させるようにしてある。
(20)及び(21)は、上部のスリット状吹出口(4
)に対して設けた熱風供給量均等化用のパンチング板と
熱風噴出向き案内用の整流具である。
)に対して設けた熱風供給量均等化用のパンチング板と
熱風噴出向き案内用の整流具である。
次に別実施例を列記する。
(イ)吹出口(2)を薄板(A)の搬送方向視において
搬送経路(1)の巾方向における中心<i>側ほど低位
に配置するに、第5図に示すように、中心(Il)側ほ
ど低位となる仮想湾曲線に沿わせる状態に吹出口(2)
を配置しても良く、又、第6図に示すように、両側部よ
りも吹出口(2)を低位に配置する中心(l)近傍にお
いて部分的に吹出口(2)を同レベルに配置する等して
も良い。
搬送経路(1)の巾方向における中心<i>側ほど低位
に配置するに、第5図に示すように、中心(Il)側ほ
ど低位となる仮想湾曲線に沿わせる状態に吹出口(2)
を配置しても良く、又、第6図に示すように、両側部よ
りも吹出口(2)を低位に配置する中心(l)近傍にお
いて部分的に吹出口(2)を同レベルに配置する等して
も良い。
(ロ)吹出口(2)の具体的平面形状、並びに、平面視
配置形態は種々の改良が可能であり、第7図ないし第1
1図に示す如き平面形状・平面配置形態としても良い。
配置形態は種々の改良が可能であり、第7図ないし第1
1図に示す如き平面形状・平面配置形態としても良い。
尚、第7図ないし第11図において(3)は炉内気体を
下向きに吸引排気する吸込口である。
下向きに吸引排気する吸込口である。
(ハ)浮遊状態にある薄板(A)を搬送移動させるため
の手段は種々の構成変更が可能であり、例えば、搬送経
路を光子がりの傾斜経路として薄板(A)を自重作用に
より搬送移動させるようにする等しても良い。
の手段は種々の構成変更が可能であり、例えば、搬送経
路を光子がりの傾斜経路として薄板(A)を自重作用に
より搬送移動させるようにする等しても良い。
(ニ)吹出口(2)から薄板(A)の下面に吹付ける気
体には種々の気体を適用でき、又、薄板(A)の塗装乾
燥処理そのものは輻射加熱をもって行うようにしても良
い。
体には種々の気体を適用でき、又、薄板(A)の塗装乾
燥処理そのものは輻射加熱をもって行うようにしても良
い。
(ホ)薄板(A)の材質は金属に限定されるものでは無
く、例えば、プラスチックシートやクラフトシート等々
であっても良い。
く、例えば、プラスチックシートやクラフトシート等々
であっても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示し、第1図は
縦断面図、第2図は平面図、第3図は拡大断面図、第4
図は搬送方向視における拡大断面図である。第5図ない
し第11図は夫々、本発明の別実施例を示し、第5図及
び第6図は搬送方向視における断面図であり、第7図な
いし第11図は平面図である。第12図は従来構造を示
す斜視図であり、第13図は比較例を示す搬送方向視の
概略断面図である。 (1)・・・・・・搬送経路、(2)・・・・・・吹出
口、(3)・・・・・・吸込口、(19)・・・・・・
整流具、(A)・・・・・・薄板。
縦断面図、第2図は平面図、第3図は拡大断面図、第4
図は搬送方向視における拡大断面図である。第5図ない
し第11図は夫々、本発明の別実施例を示し、第5図及
び第6図は搬送方向視における断面図であり、第7図な
いし第11図は平面図である。第12図は従来構造を示
す斜視図であり、第13図は比較例を示す搬送方向視の
概略断面図である。 (1)・・・・・・搬送経路、(2)・・・・・・吹出
口、(3)・・・・・・吸込口、(19)・・・・・・
整流具、(A)・・・・・・薄板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、搬送過程にある塗装乾燥対象の薄板(A)をその下
面に対する気体吹付けにより浮遊状態に保つ吹出口(2
)を前記薄板(A)の搬送経路(1)に分散配置した塗
装乾燥装置であって、前記薄板(A)の搬送方向視にお
いて前記吹出口(2)を前記搬送経路(1)の巾方向に
おける中心(l)側ほど低位に配置して、前記薄板(A
)に作用する気体吹付力が前記搬送経路(1)における
巾方向の中心(l)側ほど小となるように構成した塗装
乾燥装置。 2、前記薄板(A)の搬送方向視において前記吹出口(
2)を、前記薄板(A)の巾よりも大なる巾にわたって
配置してある請求項1記載の塗装乾燥装置。 3、前記吹出口(2)からの気体噴出力を前記搬送経路
(1)の巾方向においてほぼ均等にしてある請求項1又
は2記載の塗装乾燥装置。 4、前記吹出口(2)が気体を鉛直上方向きに噴出する
ものである請求項1、2又は3記載の塗装乾燥装置。 5、前記吹出口(2)が、気体を鉛直上方向きに噴出す
るための整流具(19)を備えるものである請求項4記
載の塗装乾燥装置。 6、前記吹出口(2)を前記搬送経路(1)の全巾にわ
たるスリット状に形成し、そのスリット状吹出口(2)
を所定間隔で前記薄板(A)の搬送方向に並設した請求
項1、2、3、4又は5記載の塗装乾燥装置。 7、前記吹出口(2)の個々に対して、気体を下向きに
吸引する吸込口(3)を隣接配置した請求項1、2、3
、4、5又は6記載の塗装乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26878588A JPH02115071A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 塗装乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26878588A JPH02115071A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 塗装乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02115071A true JPH02115071A (ja) | 1990-04-27 |
Family
ID=17463247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26878588A Pending JPH02115071A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 塗装乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02115071A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015205261A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | Bellmatic株式会社 | 塗布システム |
JP2021079588A (ja) * | 2019-11-18 | 2021-05-27 | セイコーエプソン株式会社 | 送風装置、記録装置 |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP26878588A patent/JPH02115071A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015205261A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | Bellmatic株式会社 | 塗布システム |
JP2021079588A (ja) * | 2019-11-18 | 2021-05-27 | セイコーエプソン株式会社 | 送風装置、記録装置 |
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