JPH02113583A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH02113583A
JPH02113583A JP26656188A JP26656188A JPH02113583A JP H02113583 A JPH02113583 A JP H02113583A JP 26656188 A JP26656188 A JP 26656188A JP 26656188 A JP26656188 A JP 26656188A JP H02113583 A JPH02113583 A JP H02113583A
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JP
Japan
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oxide film
region
gate
opening
gate region
Prior art date
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JP26656188A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Samejima
鮫島 博之
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に高周波増幅
に適したデュアルゲート電界効果トランジスタ(以下、
デュアルゲー)J−FETと称する)の製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、高周波増幅に適し、ソース・ドレイン間にゲート
長が0.8〜3.0μmと極めて短い2つのゲート領域
を有し、ソース・ドレイン及び第1ゲート第2ゲート領
域上にそれぞれアルミニウム配線を有するデュアルゲー
)J−FETの一部の断面構造は第3図(d)のように
構成されている。
即ち、p型半導体基板1上にp゛半導体領域3で画成さ
れたn型半導体領域2を形成し、ここにn“型のソース
5.ドレイン6とp゛型の第1ゲート8.第2ゲート9
を形成している。これらの各領域はそれぞれ酸化膜4に
開設したコンタクト開口を介して表面にアルミニウム配
線11が施され、ソース5及び第2ゲート9は半導体領
域10゜3を介して裏面につながり裏面から電極を取っ
ている。
ところで、前記第1ゲート8及び第2ゲート9の各ゲー
ト長L+、Lxは0.8〜2.0μmと極めて短いため
、第1ゲート8及び第2ゲート9の形成後に熱酸化で形
成した酸化膜4にリソグラフィ法でコンタクト開口を開
設することは困難である。
また、開口寸法が極めて微細なため、酸化膜4を厚くす
ることも困難となる。
このため、従来ではこの種のデュアルゲートJ−FET
は第3図(a)乃至(d)に示す工程で製造されている
即ち、第3図(a)のように、p型半導体基板lにエピ
タキシャル成長したn型半導体領域2を形成した半導体
ウェハの表面に酸化膜4を形成し、これを選択エツチン
グして窓を開設し、この窓を通して不純物を導入しP゛
型半導体領域3を形成する。同様にn゛型半導体領域で
あるソース5及びドレイン6領域を形成する。その後、
熱酸化してソース5及びドレイン6wi域上を酸化膜で
覆う。
なお、この時の酸化膜厚は次工程の第1ゲート形成の際
のりソゲラフイエ程での抜き寸法が0.8〜2.0μm
と微細で、エツチングでの横方開広がりをおさえる必要
があるため5000人前後、即ちソース及びドレイン領
域上は3000〜4000人程度の厚さとし堆積る。
次に、第3図(b)のように、リソグラフィ法により酸
化膜4を長さ0.8〜2.0μmの寸法に開口し、この
開口を通してボロンを拡散しp゛型半導体領域である第
1ゲート領域8を形成する。このとき、別に設けたチエ
ツクパターンで特性をチエツクしながらの押込拡散によ
り拡散層の深さをコントロールする。
次いで、第3図(C)のように、第1ゲート?iJt域
8上を酸化膜で覆わないまま、今度は酸化膜4の他の箇
所を開口し、この開口を通してボロンを拡散し、同様に
してp゛型第2ゲート領域9を形成する。このとき、同
時に必要領域にp型半導体領域10を形成する。
この後、前記ソース領域5.ドレイン領域6上及び必要
な半導体領域10上の酸化膜4を選択的に除去して開口
を設け、全面にアルミニウム膜を形成した後これをバタ
ーニングして各領域上にアルミニウム配線11を形成す
る。
このよ・うに第1ゲート?iJf域8及び第2ゲート領
域9の形成に際しては、各ゲート領域8,9をボロン拡
散で形成する際の窓をそのままアルミニウム配線11と
のコンタクト部とすることで0.8〜2.0μmの微細
な第1及び第2ゲート領域8.9上へのコンタクトの形
成を可能にしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の製造方法において、第1ゲート鵜8.及
び第2ゲートOff域9を形成する際、特に第2ゲート
領域9を形成する際に、ばらつき低減に効果があるボロ
ンイオン注入法を用いずボロン拡散法を用いているのは
次の理由による。
即ち、イオン注入は注入量及び深さのコントロールが容
易でしかも再現性があるため特性のバラツキ低減には効
果はあるが、注入の時にダメージが入るため、ノイズ特
性が悪くなる。このため、ノイズ特性の厳しい半導体装
置では、表面に設けた300〜800人程度の酸化堆積
介してイオン注入を行うことでダメージ緩和を図ってい
る。即ち、ノイズ特性が厳しい半導体装置では表面酸化
膜を開口した後に、軽い酸化を行ってからイオン注入を
行なう必要がある。このため、フォトレジストをマスク
にしてのイオン注入はできない。また、イオン注入では
100 KeV前後のエネルギーで注入を行おう場合に
は、約3500人ぐらいの酸化膜がマスクとして必要と
なり、これ以下ではマスクとしての効果が低減されてし
まう。
デュアルゲー)J−FETはオーディオ系の用途が多く
、ノイズ特性の厳しい半導体装置であるため、第1ゲー
ト8m域及び第2ゲートSM域をボロンイオン注入法で
形成する場合には酸化膜を介してのイオン注入を行う必
要がある。このため、フォトレジストをイオン注入のマ
スクに使用することができないとともに、その製造方法
上ソース及びドレイン領域5,6上には3000〜40
00人程度しか酸化膜堆積成することができない。
したがって、第1ゲート領域の形成にはなんとかボロン
イオン注入を使用することができるが、第2ゲート形成
には使用することができない。すなわち第1ゲート形成
の際、拡散層の深さを別に設けたチエツクパターンの特
性をチエツクしてコントロールするため、第1ゲート5
i域8上に形成した300〜800人の酸化膜をウェハ
全面エツチングで除去しなければならないが、ソース及
びドレイン上の酸化膜はリンガラス層になっていること
もあり、第1ゲート上よりエツチングレートが早< 1
000Å以上エツチングされてしまい2000〜300
0人ぐらいしか酸化膜が残らないためである。
したがって、従来のデュアルゲ−1−J−FETの製造
方法ではゲート形成をボロン拡散で行わなければならず
、ウェハ面内、ウェハ聞及びロット間の特性バラツキが
大きいという問題が生じる。
本発明はイオン注入法によって第1及び第2ゲートmI
域の形成を可能にしたデュアルゲー)J−FETの製造
方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面に
設けた酸化膜を選択的に除去し、この酸化膜を利用して
所要領域にソース領域及びドレイン領域を形成する工程
と、この酸化膜上に窒化膜を成長して酸化膜を被覆する
工程と、この窒化膜及び酸化膜の一の箇所を選択除去し
て開口を設け、この開口を通して不純物をイオン注入し
て第1ゲート領域を形成する工程と、前記窒化膜及び酸
化膜の他の箇所を選択除去して開口を設け、この開口を
通して不純物をイオン注入して第2のゲート領域を形成
する工程を含んでいる。
〔作用〕
上述した製造方法では、酸化膜を窒化膜で被覆して保護
した状態で第1ゲート領域、第2ゲート領域を形成でき
、酸化膜が除去されることを防止する。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図(a)乃至(f)は本発明の第1実施例を製造工
程順に示す縦断面図である。
先ず、第1図(a)のように、P型半導体基板1にn型
エピタキシャル層2を形成したウェハの表面に酸化膜4
を形成し、この酸化膜4に窓を選択的に開口し、かつこ
の開口を通して不純物を導入することで第2ゲート領域
を裏面につなげるためのp゛型半導体領域3を形成する
。また、同様にして、n゛型半導体領域であるソース領
域5及びドレイン領域6を形成する。その後、熱酸化を
行い、各領域上に酸化膜を形成する。この時のソース及
びドレイン領域5,6上の酸化膜厚は3000人前後と
する。
次に、第1図(b)のように、化学的蒸着法(CV D
 ) テ500〜1500人の窒化膜7を全面に成長す
る。
次いで、第1図(C)のように、フォトレジストを用い
たりソグラフィ法で窒化膜7及び酸化膜4を長さ0.8
〜2.0μmの寸法で除去して開口を設け、その後改め
てこの開口内にイオン注入の際のダメージを吸収させる
ために300〜800人の酸化膜を熱酸化で形成する。
そして、ボロンのイオン注入を行いp+型第1ゲーH1
域8を形成する。
このとき、この酸化膜をウェハー全面の酸化膜エツチン
グで除去して別に設けたチエツクパターンで特性をチエ
ツクしながら第1ゲート領域8の拡散深さのコントロー
ルを行う。なお、第1ゲート領域8以外の酸化膜は窒化
膜で被覆されているためエツチングされることはない。
次に、第1図(d)のように、熱酸化を行わずに第1ゲ
ート’pM域8を開口したまま、酸化膜4の他の箇所を
開口し、かつこの開口内に薄い酸化膜を形成した状態で
ボロンイオン注入を行ってp゛型第2ゲーDI域9を形
成する。このとき、必要領域には同時にp゛型半導体領
域10を形成する。
次に、第1図(e)のように、窒化膜7をリン酸系の溶
液で全面除去し、かつソース領域5.ドレイン6領域、
及び半導体領域10の各部の酸化膜をリソグラフィ法で
除去する。そして、第1図(f)のように、全面にアル
ミニウム膜を形成し、かつこれパターニングすることで
前記各領域に接続されるアルミニウム配線11を形成す
る。
したがって、この方法によれば、全面に形成した窒化膜
7をマスクに利用して、第1ゲート領域8及び第2ゲー
ト領域9を夫々独立して形成しているため、第1ゲート
領域8とともに、第2ゲート領域9の形成にボロンイオ
ン注入を使用することができ、特に第2ゲート領域9に
おける特性のばらつきを低減させることができ、歩留が
安定したデュアルゲートJ−FETを製造できる。
第2図(a)乃至(f)は本発明の第2実施例を製造工
程順に示す縦断面図であり、この実施例では窒化膜をパ
ッシベーションとして有効利用する方法を示している。
即ち、第2図(a)乃至(d)のように、第2ゲートe
m域9を形成する工程は第1図(a)乃至(d)に示し
た第1実施例と同じである。
しかしながら、この実施例では、第2図(e)のように
、第2ゲート領域9の形成後に窒化膜7は除去しておら
ず、ソース領域5.ドレイン6領域を含む領域に窒化膜
7を残している。そして、全面にアルミニウム膜を形成
した後、これをパタニングし、第2図(f)のように、
各領域に接続するアルミニウム配線11を形成している
この実施例では窒化膜7をパッシベーションとして残し
ているため、第1実施例の構造よりも半導体装置の信頼
度を向上できる効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ソース領域、ドレイン領
域の形成後に窒化膜を形成して酸化膜を被覆しているの
で、第1ゲート領域及び第2ゲートfill域の形成時
にボロンイオン注入を行う場合でも酸化膜が除去される
ことを防止でき、第1ゲート領域及び第2ゲート領域に
おける特性のばらつきを低減し、歩留の安定したデュア
ルゲートJ−FETを製造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(f)は本発明のデュアルゲ−)J−
FETの製造方法の第1実施例を製造工程順に示す縦断
面図、第2図(a)乃至(f)は本発明の第2実施例を
製造工程順に示す縦断面図、第3図(a)乃至(d)は
従来のデュアルゲートJ−FETの製造方法を工程順に
示す縦断面図である。 1・・・p型半導体基板、2・・・n型半導体領域、3
・・・P゛型半導体領域、4・・・酸化膜、5・・・n
゛型ソース領域、6・・・n゛型ドレイン領域、7・・
・窒化膜、8・・・p+型第1ゲート領域、9・・・p
゛型第2ゲート領域、10・・・p゛型半導体領域、1
1・・・アルミニウム配線。 第 図 第2 図 第2 図 第3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ソース領域、ドレイン領域及び微細な第1ゲート領
    域、第2ゲート領域を有し、これらの領域にアルミニウ
    ム配線を接続してなるデュアルゲート接合型電界効果ト
    ランジスタを含む半導体装置の製造方法において、半導
    体基板の表面に設けた酸化膜を選択的に除去し、この酸
    化膜を利用して所要領域にソース領域及びドレイン領域
    を形成する工程と、前記酸化膜上に窒化膜を成長して酸
    化膜を被覆する工程と、この窒化膜及び酸化膜の一の箇
    所を選択除去して開口を設け、この開口を通して不純物
    をイオン注入して第1ゲート領域を形成する工程と、前
    記窒化膜及び酸化膜の他の箇所を選択除去して開口を設
    け、この開口を通して不純物をイオン注入して第2のゲ
    ート領域を形成する工程を含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
JP26656188A 1988-10-22 1988-10-22 半導体装置の製造方法 Pending JPH02113583A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05175238A (ja) * 1991-12-20 1993-07-13 Nec Yamagata Ltd 接合型電界効果トランジスタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05175238A (ja) * 1991-12-20 1993-07-13 Nec Yamagata Ltd 接合型電界効果トランジスタ

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