JPH0211345A - 濃度階調制御型サーマルプリンタ - Google Patents
濃度階調制御型サーマルプリンタInfo
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- JPH0211345A JPH0211345A JP16384888A JP16384888A JPH0211345A JP H0211345 A JPH0211345 A JP H0211345A JP 16384888 A JP16384888 A JP 16384888A JP 16384888 A JP16384888 A JP 16384888A JP H0211345 A JPH0211345 A JP H0211345A
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
[従来の技術]
一般に、この種のプリンタでは、1印画ライン上の画素
に1対1で対応する多数(例えば512個)の発熱抵抗
素子R1〜R512を一列に並べたサーマルヘッドが使
われる。 印画時に、これらの発熱抵抗素子R1〜R512はイン
クリボンを介して記録紙の印画ラインに押し当てられる
。かかる状態の下で、各発熱抵抗素子R1が単位通電時
間△Tの整数(N)倍の時間(△T・N)通電すると、
その抵抗値と電流の二乗と通電時間(△T@N)との積
で規定されるジュール熱が発生する。そして、その熱エ
ネルギに応じた量のインクがインクリボンから記録紙に
転写してドツト(画素)が記録される。この場合の画素
の濃度は、通電時間(△T・N)ひいてはNに対応し、
第N階調となる。 上記のような通電・発熱・転写の印画動作が一定の通電
インターバル中に発熱抵抗素子R1−R512のそれぞ
れで行われることによって、1つの印画ライン分の画像
が記録され、それが紙送り方向に、例えば600回繰り
返されることで、−枚の画像が記録される。 ところで、これら多数の発熱抵抗素子R1〜R512の
全部が一斉に通電すると、瞬間的な消費電力が非常に大
きなものとなって電源回路に大きな負担をかけてしまう
。そこで、例えば左半分の発熱抵抗素子R1−R25B
をAグループ、右半分の発熱抵抗素子R257〜R51
2をBグループとし、時分割方式でグループ別に通電を
行わせる方式が採られている。すなわち、1つの印画ラ
インについて、最初にAグループの発熱抵抗素子R1−
R256を通電化させ、次にBグループの発熱抵抗素子
R257〜R512を通電化させるようにする。これに
よって、瞬間的な最大消費電力を半減させ、i!電源回
路小型化することができる。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述したような従来のグループ別通電方
式には、次のような不都合があった。 第1に、この種のプリンタの普及型は紙送りの駆動手段
としてDCモータを使用するため、1つの印画ラインに
対する印画動作中に少しずつではあるが間断なく記録紙
が送られる。しかるに、従来の方式によると、最初にA
グループの発熱抵抗素子R1〜R216にそれぞれの画
素を記録させ、それが終了した後にBグループの発熱抵
抗素子R258〜R512にそれぞれの画素を記録させ
るものであるから、1つの印画ラインにおいてAグルー
プによる画素とBグループによる画素とは同一線上に記
録されず、両者の間に位置ずれが生じ、画質を悪くして
いた。 その対策として、DCモータの代わりにステッピングモ
ータを使用し、各印画ラインに対する印画動作中に紙送
りを停止させる方式があるが、その場合は紙送り用の機
構・制御回路の価格が相当高くつく欠点がある。 第2に、1つの印画ラインに対する通電インターバルに
おいて、Aグループの発熱抵抗素子は前半の期間中、B
グループの発熱抵抗素子は後半の期間中、それぞれ単位
通電時間の整数倍の時間に亘って連続的・集中的に通電
させられることにより、発熱抵抗素子が急激に発熱する
結果、サーマルヘッドに熱が蓄積し、熱エネルギの利用
効率が低下するとともに、通電時間−濃度階調の特性が
理論通りにならなかった。したがって、正確な濃度階調
表現を確保するには、サーマルヘッドの蓄熱状態を検出
するセンサや温度補償回路等を用いた複雑・高精度の通
電時間制御を必要とした。 なお、発熱抵抗素子の急激な発熱を抑えるために、印加
電力を低くする方法も考えられるが、そのようにすると
所要印画時間が長くなってしまい具合がよくない。 本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、印画動作中に記録紙を紙送り方向に間断なく移動させ
ても発熱抵抗素子グループ別の画像の位置ずれを生じる
ことなく、かつ熱エネルギの損失が少なく複雑・高度な
通電時間制御を必要としない濃度階調制御型サーマルプ
リンタを提供することを目的とする。 口課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明は、1つの印画ラ
イン上の複数の画素に1対1で対応する複数の発熱抵抗
素子を複数のグループに分け、印画ラインに対する一定
の通電インターバル中に時分割方式で各グループ別に各
発熱抵抗素子を単位通電時間の整数倍の通電時間だけ通
電させることによって各画素にym濃度階調与えるよう
にした濃度階調制御型サーマルプリンタにおいて、グル
ープ別の通電を単位通電時間毎に交互に行わせる手段を
具備する構成とした。 [作用コ 本発明によれば、1つの印画ラインに対する一定の通電
インターバル中に、グループ別の時分割通電が単位通電
時間毎に交互に行われ、各発熱抵抗素子は断続的に単位
通電時間の整数倍の通電時間だけ通電してその通電時間
に応じた1m度階調の画素を記録する。 これにより、紙送り駆動手段としてDCモータを使用し
、印画動作中に記録紙を間断なく移動させても、記録ド
ツト(画素)の位置に関してグループ間の位置ずれは生
ぜず、鮮明な画質が得られる。 また、各発熱抵抗素子についてみると、断続的に発熱、
冷却を繰り返すため、必要以上に発熱ないし加熱するこ
とがなく、熱エネルギの使用効率は大きく、ヘッドに蓄
熱を生ずることもない。 さらにまた、蓄熱の問題がないので、特別な温度補償手
段を備える必要もなく、簡単な通電時間制御回路でもっ
て正確な濃度階調制御を行える。 [実施例コ 以下、添付図を参照して本発明の一実施例を説明する。 第1図は、この実施例による濃度階調制御型サーマルプ
リンタの主要な回路の構成を示す。 サーマルヘッド10には、1印画ライン上の画素に1対
1で対応する複数(例えば512個)の発熱抵抗素子R
1〜R512を一列に配置してなる発熱抵抗体12と、
それら発熱抵抗素子の個数に対応したビット容量をもつ
シリアル−パラレル・シフトレジスタ14およびラッチ
回路16とが設けられる。 この実施例では、奇数番目の発熱抵抗素子R1゜R3,
・・・・R511がAグループに、偶数番目の発熱抵抗
素子R2,R4,・・・・R512がBグループにそれ
ぞれ分けられる。そして、後述するように、印画ライン
の各々に対してAグループとBグループとを単位通電時
間△T毎に交互に通電させるような制御が行われる。 フレームメモリ20にはディジタル映像信号DVが画素
データとして入力される。フレームメモIJ20の各行
はテレビ画像の水平走査線に対応し画素データはラスク
走査に対応した順序で書き込まれる。次に、フレームメ
モリ20の第1列がら始まって1列(j)毎に1ライン
分の画素データalj、 a2j、・・・・・・・・
a 512jが読み出されてカラー・プロセス回路22
に入力され、そこでそれらの画素データは逆ガンマ補正
などの画像処理を受けてからそれぞれ8ビツトの濃度デ
ータbN、 b2J、・・・・・・・・b 512Jに
変換される。これら濃度データの各々は、例えば
に1対1で対応する多数(例えば512個)の発熱抵抗
素子R1〜R512を一列に並べたサーマルヘッドが使
われる。 印画時に、これらの発熱抵抗素子R1〜R512はイン
クリボンを介して記録紙の印画ラインに押し当てられる
。かかる状態の下で、各発熱抵抗素子R1が単位通電時
間△Tの整数(N)倍の時間(△T・N)通電すると、
その抵抗値と電流の二乗と通電時間(△T@N)との積
で規定されるジュール熱が発生する。そして、その熱エ
ネルギに応じた量のインクがインクリボンから記録紙に
転写してドツト(画素)が記録される。この場合の画素
の濃度は、通電時間(△T・N)ひいてはNに対応し、
第N階調となる。 上記のような通電・発熱・転写の印画動作が一定の通電
インターバル中に発熱抵抗素子R1−R512のそれぞ
れで行われることによって、1つの印画ライン分の画像
が記録され、それが紙送り方向に、例えば600回繰り
返されることで、−枚の画像が記録される。 ところで、これら多数の発熱抵抗素子R1〜R512の
全部が一斉に通電すると、瞬間的な消費電力が非常に大
きなものとなって電源回路に大きな負担をかけてしまう
。そこで、例えば左半分の発熱抵抗素子R1−R25B
をAグループ、右半分の発熱抵抗素子R257〜R51
2をBグループとし、時分割方式でグループ別に通電を
行わせる方式が採られている。すなわち、1つの印画ラ
インについて、最初にAグループの発熱抵抗素子R1−
R256を通電化させ、次にBグループの発熱抵抗素子
R257〜R512を通電化させるようにする。これに
よって、瞬間的な最大消費電力を半減させ、i!電源回
路小型化することができる。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述したような従来のグループ別通電方
式には、次のような不都合があった。 第1に、この種のプリンタの普及型は紙送りの駆動手段
としてDCモータを使用するため、1つの印画ラインに
対する印画動作中に少しずつではあるが間断なく記録紙
が送られる。しかるに、従来の方式によると、最初にA
グループの発熱抵抗素子R1〜R216にそれぞれの画
素を記録させ、それが終了した後にBグループの発熱抵
抗素子R258〜R512にそれぞれの画素を記録させ
るものであるから、1つの印画ラインにおいてAグルー
プによる画素とBグループによる画素とは同一線上に記
録されず、両者の間に位置ずれが生じ、画質を悪くして
いた。 その対策として、DCモータの代わりにステッピングモ
ータを使用し、各印画ラインに対する印画動作中に紙送
りを停止させる方式があるが、その場合は紙送り用の機
構・制御回路の価格が相当高くつく欠点がある。 第2に、1つの印画ラインに対する通電インターバルに
おいて、Aグループの発熱抵抗素子は前半の期間中、B
グループの発熱抵抗素子は後半の期間中、それぞれ単位
通電時間の整数倍の時間に亘って連続的・集中的に通電
させられることにより、発熱抵抗素子が急激に発熱する
結果、サーマルヘッドに熱が蓄積し、熱エネルギの利用
効率が低下するとともに、通電時間−濃度階調の特性が
理論通りにならなかった。したがって、正確な濃度階調
表現を確保するには、サーマルヘッドの蓄熱状態を検出
するセンサや温度補償回路等を用いた複雑・高精度の通
電時間制御を必要とした。 なお、発熱抵抗素子の急激な発熱を抑えるために、印加
電力を低くする方法も考えられるが、そのようにすると
所要印画時間が長くなってしまい具合がよくない。 本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、印画動作中に記録紙を紙送り方向に間断なく移動させ
ても発熱抵抗素子グループ別の画像の位置ずれを生じる
ことなく、かつ熱エネルギの損失が少なく複雑・高度な
通電時間制御を必要としない濃度階調制御型サーマルプ
リンタを提供することを目的とする。 口課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明は、1つの印画ラ
イン上の複数の画素に1対1で対応する複数の発熱抵抗
素子を複数のグループに分け、印画ラインに対する一定
の通電インターバル中に時分割方式で各グループ別に各
発熱抵抗素子を単位通電時間の整数倍の通電時間だけ通
電させることによって各画素にym濃度階調与えるよう
にした濃度階調制御型サーマルプリンタにおいて、グル
ープ別の通電を単位通電時間毎に交互に行わせる手段を
具備する構成とした。 [作用コ 本発明によれば、1つの印画ラインに対する一定の通電
インターバル中に、グループ別の時分割通電が単位通電
時間毎に交互に行われ、各発熱抵抗素子は断続的に単位
通電時間の整数倍の通電時間だけ通電してその通電時間
に応じた1m度階調の画素を記録する。 これにより、紙送り駆動手段としてDCモータを使用し
、印画動作中に記録紙を間断なく移動させても、記録ド
ツト(画素)の位置に関してグループ間の位置ずれは生
ぜず、鮮明な画質が得られる。 また、各発熱抵抗素子についてみると、断続的に発熱、
冷却を繰り返すため、必要以上に発熱ないし加熱するこ
とがなく、熱エネルギの使用効率は大きく、ヘッドに蓄
熱を生ずることもない。 さらにまた、蓄熱の問題がないので、特別な温度補償手
段を備える必要もなく、簡単な通電時間制御回路でもっ
て正確な濃度階調制御を行える。 [実施例コ 以下、添付図を参照して本発明の一実施例を説明する。 第1図は、この実施例による濃度階調制御型サーマルプ
リンタの主要な回路の構成を示す。 サーマルヘッド10には、1印画ライン上の画素に1対
1で対応する複数(例えば512個)の発熱抵抗素子R
1〜R512を一列に配置してなる発熱抵抗体12と、
それら発熱抵抗素子の個数に対応したビット容量をもつ
シリアル−パラレル・シフトレジスタ14およびラッチ
回路16とが設けられる。 この実施例では、奇数番目の発熱抵抗素子R1゜R3,
・・・・R511がAグループに、偶数番目の発熱抵抗
素子R2,R4,・・・・R512がBグループにそれ
ぞれ分けられる。そして、後述するように、印画ライン
の各々に対してAグループとBグループとを単位通電時
間△T毎に交互に通電させるような制御が行われる。 フレームメモリ20にはディジタル映像信号DVが画素
データとして入力される。フレームメモIJ20の各行
はテレビ画像の水平走査線に対応し画素データはラスク
走査に対応した順序で書き込まれる。次に、フレームメ
モリ20の第1列がら始まって1列(j)毎に1ライン
分の画素データalj、 a2j、・・・・・・・・
a 512jが読み出されてカラー・プロセス回路22
に入力され、そこでそれらの画素データは逆ガンマ補正
などの画像処理を受けてからそれぞれ8ビツトの濃度デ
ータbN、 b2J、・・・・・・・・b 512Jに
変換される。これら濃度データの各々は、例えば
【0】
(最小濃度)〜[64] (最大濃度)の範囲内で
対応画素の濃度に応じた値(階調レベル)をもつ。 カラー・プロセス回路22より生成された1印画ライン
分の濃度データblj、 b2j、・・・・・・・・
b512jは濃度−通電時間変換用のLUT (ルック
・アップ・テーブル)24に供給され、ここで各濃度デ
ータbnjは、その階調レベル
(最小濃度)〜[64] (最大濃度)の範囲内で
対応画素の濃度に応じた値(階調レベル)をもつ。 カラー・プロセス回路22より生成された1印画ライン
分の濃度データblj、 b2j、・・・・・・・・
b512jは濃度−通電時間変換用のLUT (ルック
・アップ・テーブル)24に供給され、ここで各濃度デ
ータbnjは、その階調レベル
【N】に対応した通電時
間(N)を指示する、例えば8ビツトの通電時間データ
Bnjに変換される。 LUT24より生成された1印画ライン分の通電時間デ
ータBlj、 B2j、・・・・・・・・B512jの
中、Aグループのドツトまたは発熱抵抗素子R1,R3
,・・・・・・・・R511に対応した奇数番目のデー
タBIJ、 B3j。 ・・・・・・・・B 511jは奇数ドツト用バッファ
28に書き込まれ、Bグループのドツトまたは発熱抵抗
素子R2、R4,・・・・・・・・R5!2に対応した
偶数番目のデータB2j、 B4J、・・・・・・・・
B512jは偶数ドツト用バッファ30に書き込まれる
。このような奇数番目のデータと偶数番目のデータの振
分けは書込みメモリ選択回路26によって行われる。 そして、1つの印画ラインに対する通電インターバル中
に、奇数ドツト用バッファ28からは奇数番目のデータ
Blj、 B3j、曲・・・・B 511jに“0′′
データを挿入したAグループ用の通電時間データ[Bl
j、 ”O”、 B3j、 ”0”、・・・・・・
・・B511j。 0”コが、偶数ドツト用バッファ30からは偶数番目の
データB2J、 B4j、曲間B512jに“O”デー
タを挿入したBグループ用の通電時間データ[“0”、
B2j、 ”O”、B4j、・・・・・・・・B
512jlが、読み出しメモリ選択回路32の制御で互
いに交互に所定回数(例えば64回)読み出され、それ
ぞれラッチ回路34にラッチされたうえでデータ比較回
路36に供給される。 データ比較回路36は、交互に入力したAグループ用の
通電時間データCBIj、 ”0”、B3j。 “O”、・・・・・・・・B511j、 ”0”]お
よびBグループ用の通電時間データ[“0”、 B2j
、 ”O”、B4j、・・・・・・・・O,B512
jlをそれぞれ512ビ、ットのAグループ用階調デー
タ[CK Plj、 O,CK P3j、0.・・・・
・・・・CK B511j、 O] (k:I〜64)
およびBグループ用階調データ[0,CK P2j、
0. CKP4j、・・・・・・・・O,CK P51
2jl (k=1−84)に変換し、それらの階調デー
タをシリアルでサーマルヘッド10のシフトレジスタ1
4に転送する。 そのようなデータ比較回路36における変換処理は、次
のようにして行われる。すなわち、この比較回路36に
は階調カウンタ38より通電インターバル中に一定の周
期で(1)から(64)まで値が1つずつ増分する8ビ
ツトの比較基準値CPが与えられる。比較回路36は、
この比較基準値を各通電時間データと比較し、後者が前
者に等しいかそれよりも大きいときに「1」のビットを
生成し、そうでないとき(小さいとき)は「0」のビッ
トを階調ピントとして生成する。 例えば、Aグループの通電時間データ[Blj。 “0”、 B3j、 ”O”、・・・・・・・・B51
1j、 ”O”]の値がそれぞれ[(10)、(0)、
<1)、<0)、・・・・・・・・<3>、(0)]で
、Bグループの通電時間データ[“0”、 B2j、
”O”、B4j、・・・・・・・・“0”、 B5
12J コの値がそれぞれC<O>、<2>、(0)
、(38)、・・・・・・・・(0)、<1>]である
とする。 この場合、第1回の比較では比較基準値CPの値が(1
)で、初めにAグループについての第1回の階調データ
[CI Plj、 O,CI P3j、 0゜・・・
・・・・・CI B511j、 O]として[1,0,
1,O。 ・・・・1,0コが得られ、次にBグループについての
第1回の階調データ[0,CI P2j、 O,CI
P4j、・・・・・・・・O,CI B512jコとし
て[0,1,0゜1、・・・・0,1コが得られる。 第2回の比較では、比較基準値CPの値が(2)となる
から、初めにAグループについての第2回の階調データ
[C2Plj、 O,C2P3j、 0゜・・・・
・・・・C2B511j、 Oコとして[1,O,O
,O。 ・・・・1,0コが得られ、次にBグループについての
第2回の階調データ[0,C2P2j、 O,C2P4
j、・・・・・・・・O,C2B512jコとして[0
,1,0゜1、・・・・0,0コが得られる。 このようにして、第84回まで、比較基準値CPとAグ
ループ、Bグループの各通電時間データとの比較が行わ
れ、その結果得られたAグループの階調データとBグル
ープの階調データは順次サーマルヘッド10のシフトレ
ジスタ14に供給される。 しかして、シフトレジスタ14には、Aグループの階調
データ[CK Plj、 O,CK P3J、 O
。 ・・・・・・・・CK B511j、 O]とBグル
ープの階調データ[0,CK P2J、 O,CK P
4j、・・・・・・・・O,CK B512jコとが8
4回交互に供給されることになる。 そして、シフトレジスタ14に、1組の階調データ、例
えばAグループの第1回の階調データ[1,0,1,O
,・・・・1,0]がロードされると、次にラッチ・ス
トローブ回路44からのラッチ信号LAに応動してその
階調データの各ビット(階調ピント)がラッチ回路16
に移され、それぞれ対応する発熱抵抗素子R1,R2,
R3,・・・・・・・・、 R511゜R512をその
ビット状態に応じて選択的に通電せしめる。すなわち、
「1」の階調ビットに対応する発熱抵抗素子は単位通電
時間△Tだけ通電し、「0」の階調ビットに対応する発
熱抵抗素子は通電しない。したがって、Aグループの第
1回の階調データロ1.0.1,0.・・・・1,0コ
に対しては、Aグループの発熱抵抗素子R1,R3,・
・・・R511が単位通電時間△Tだけ選択的に通電し
く「O」の階調ビットに対応するものは通電しない)、
Bグループの発熱抵抗素子R2,R4,・・・・R51
2はいずれも通電しない。 このように、Aグループの階調データ[CKPN、 0
. CK P3j、 O,・・・・・・・・CK P5
J1j、 O]に対しては、Aグループの発熱抵抗素子
[R1,R3゜・・・・R511]が選択的に単位通電
時間ΔTだけ通電する一方、Bグループ発熱抵抗素子[
R2,R4,・・・・R5121は決して通電すること
がない。逆に、Bグループの階調データ[0,CK P
2J、O,CKP4j、・・・・・・・・O,CK p
slzjコに対しては、Bグループの発熱抵抗素子[R
2,R4,・・・・R512]が選択的に単位通電時間
ΔTだけ通電する一方、Aグループの発熱抵抗素子[R
1,R3,・・・・R511]は決して通電することが
ない。 なお、各発熱抵抗素子R1の全通電時間ひいては各画素
の濃度階調は、対応する通電時間データTljの値(N
)できまる。すなわち、「1」の階調ビットが何回まで
与えられたかできまる。例えば、上記の例の場合、Aグ
ループの通電時間データBljの値は(10)であるか
ら、それに対応した階調ピッ)CKPljは第1回から
第10回(CI P H−CIOP IJ)まで「1」
で、それ以降、つまり第11回から第64回まで(CI
IP N −CG4P lj)は「0」となり、したが
って発熱抵抗素子R+は単位通電時間△Tの10倍の通
電時間だけ通電し、第
間(N)を指示する、例えば8ビツトの通電時間データ
Bnjに変換される。 LUT24より生成された1印画ライン分の通電時間デ
ータBlj、 B2j、・・・・・・・・B512jの
中、Aグループのドツトまたは発熱抵抗素子R1,R3
,・・・・・・・・R511に対応した奇数番目のデー
タBIJ、 B3j。 ・・・・・・・・B 511jは奇数ドツト用バッファ
28に書き込まれ、Bグループのドツトまたは発熱抵抗
素子R2、R4,・・・・・・・・R5!2に対応した
偶数番目のデータB2j、 B4J、・・・・・・・・
B512jは偶数ドツト用バッファ30に書き込まれる
。このような奇数番目のデータと偶数番目のデータの振
分けは書込みメモリ選択回路26によって行われる。 そして、1つの印画ラインに対する通電インターバル中
に、奇数ドツト用バッファ28からは奇数番目のデータ
Blj、 B3j、曲・・・・B 511jに“0′′
データを挿入したAグループ用の通電時間データ[Bl
j、 ”O”、 B3j、 ”0”、・・・・・・
・・B511j。 0”コが、偶数ドツト用バッファ30からは偶数番目の
データB2J、 B4j、曲間B512jに“O”デー
タを挿入したBグループ用の通電時間データ[“0”、
B2j、 ”O”、B4j、・・・・・・・・B
512jlが、読み出しメモリ選択回路32の制御で互
いに交互に所定回数(例えば64回)読み出され、それ
ぞれラッチ回路34にラッチされたうえでデータ比較回
路36に供給される。 データ比較回路36は、交互に入力したAグループ用の
通電時間データCBIj、 ”0”、B3j。 “O”、・・・・・・・・B511j、 ”0”]お
よびBグループ用の通電時間データ[“0”、 B2j
、 ”O”、B4j、・・・・・・・・O,B512
jlをそれぞれ512ビ、ットのAグループ用階調デー
タ[CK Plj、 O,CK P3j、0.・・・・
・・・・CK B511j、 O] (k:I〜64)
およびBグループ用階調データ[0,CK P2j、
0. CKP4j、・・・・・・・・O,CK P51
2jl (k=1−84)に変換し、それらの階調デー
タをシリアルでサーマルヘッド10のシフトレジスタ1
4に転送する。 そのようなデータ比較回路36における変換処理は、次
のようにして行われる。すなわち、この比較回路36に
は階調カウンタ38より通電インターバル中に一定の周
期で(1)から(64)まで値が1つずつ増分する8ビ
ツトの比較基準値CPが与えられる。比較回路36は、
この比較基準値を各通電時間データと比較し、後者が前
者に等しいかそれよりも大きいときに「1」のビットを
生成し、そうでないとき(小さいとき)は「0」のビッ
トを階調ピントとして生成する。 例えば、Aグループの通電時間データ[Blj。 “0”、 B3j、 ”O”、・・・・・・・・B51
1j、 ”O”]の値がそれぞれ[(10)、(0)、
<1)、<0)、・・・・・・・・<3>、(0)]で
、Bグループの通電時間データ[“0”、 B2j、
”O”、B4j、・・・・・・・・“0”、 B5
12J コの値がそれぞれC<O>、<2>、(0)
、(38)、・・・・・・・・(0)、<1>]である
とする。 この場合、第1回の比較では比較基準値CPの値が(1
)で、初めにAグループについての第1回の階調データ
[CI Plj、 O,CI P3j、 0゜・・・
・・・・・CI B511j、 O]として[1,0,
1,O。 ・・・・1,0コが得られ、次にBグループについての
第1回の階調データ[0,CI P2j、 O,CI
P4j、・・・・・・・・O,CI B512jコとし
て[0,1,0゜1、・・・・0,1コが得られる。 第2回の比較では、比較基準値CPの値が(2)となる
から、初めにAグループについての第2回の階調データ
[C2Plj、 O,C2P3j、 0゜・・・・
・・・・C2B511j、 Oコとして[1,O,O
,O。 ・・・・1,0コが得られ、次にBグループについての
第2回の階調データ[0,C2P2j、 O,C2P4
j、・・・・・・・・O,C2B512jコとして[0
,1,0゜1、・・・・0,0コが得られる。 このようにして、第84回まで、比較基準値CPとAグ
ループ、Bグループの各通電時間データとの比較が行わ
れ、その結果得られたAグループの階調データとBグル
ープの階調データは順次サーマルヘッド10のシフトレ
ジスタ14に供給される。 しかして、シフトレジスタ14には、Aグループの階調
データ[CK Plj、 O,CK P3J、 O
。 ・・・・・・・・CK B511j、 O]とBグル
ープの階調データ[0,CK P2J、 O,CK P
4j、・・・・・・・・O,CK B512jコとが8
4回交互に供給されることになる。 そして、シフトレジスタ14に、1組の階調データ、例
えばAグループの第1回の階調データ[1,0,1,O
,・・・・1,0]がロードされると、次にラッチ・ス
トローブ回路44からのラッチ信号LAに応動してその
階調データの各ビット(階調ピント)がラッチ回路16
に移され、それぞれ対応する発熱抵抗素子R1,R2,
R3,・・・・・・・・、 R511゜R512をその
ビット状態に応じて選択的に通電せしめる。すなわち、
「1」の階調ビットに対応する発熱抵抗素子は単位通電
時間△Tだけ通電し、「0」の階調ビットに対応する発
熱抵抗素子は通電しない。したがって、Aグループの第
1回の階調データロ1.0.1,0.・・・・1,0コ
に対しては、Aグループの発熱抵抗素子R1,R3,・
・・・R511が単位通電時間△Tだけ選択的に通電し
く「O」の階調ビットに対応するものは通電しない)、
Bグループの発熱抵抗素子R2,R4,・・・・R51
2はいずれも通電しない。 このように、Aグループの階調データ[CKPN、 0
. CK P3j、 O,・・・・・・・・CK P5
J1j、 O]に対しては、Aグループの発熱抵抗素子
[R1,R3゜・・・・R511]が選択的に単位通電
時間ΔTだけ通電する一方、Bグループ発熱抵抗素子[
R2,R4,・・・・R5121は決して通電すること
がない。逆に、Bグループの階調データ[0,CK P
2J、O,CKP4j、・・・・・・・・O,CK p
slzjコに対しては、Bグループの発熱抵抗素子[R
2,R4,・・・・R512]が選択的に単位通電時間
ΔTだけ通電する一方、Aグループの発熱抵抗素子[R
1,R3,・・・・R511]は決して通電することが
ない。 なお、各発熱抵抗素子R1の全通電時間ひいては各画素
の濃度階調は、対応する通電時間データTljの値(N
)できまる。すなわち、「1」の階調ビットが何回まで
与えられたかできまる。例えば、上記の例の場合、Aグ
ループの通電時間データBljの値は(10)であるか
ら、それに対応した階調ピッ)CKPljは第1回から
第10回(CI P H−CIOP IJ)まで「1」
で、それ以降、つまり第11回から第64回まで(CI
IP N −CG4P lj)は「0」となり、したが
って発熱抵抗素子R+は単位通電時間△Tの10倍の通
電時間だけ通電し、第
【10】レベルの濃度階調の画素
を記録する。 上述のように、この実施例では、1つの印画ラインに対
する一定の通電インターバル中に、Aグループの通電と
Bグループの通電とを所定回数(例えば64回)交互に
行わせるようにした。 したがって、DCモータにより印画動作中に記録紙を間
断なく移動させても、Aグループの発熱抵抗素子[R1
,R3,・・・・・・・・R511コによる記録ドツト
(画素)の位置と、Bグループの発熱抵抗素子[R2,
R4,・・・・・・・・R512コによる記録ドツト(
画素)の位置とは互いに同一線上に並び、位置ずれを起
こすことはなく、高品質な画質が得られる。 また、各発熱抵抗素子R1についてみると、所定の電流
による通電で断続的に発熱、冷却を繰り返すため、必要
以上に発熱ないし加熱することはなく、熱エネルギの消
費効率が大きく向上し、またヘッドの蓄熱も最小限に抑
えられる。 さらにまた、蓄熱の問題がないので、特別な温度補償手
段を備える必要もなく、簡単な通電時間制御回路でもっ
て正確な濃度階調制御を行える。 なお、第1図において、DMAコントローラ40は、階
調カウンタ38.ラッチ・ストローブ回路44.CPU
46の動作と同期して奇数ドツト用、偶数ドツト用バッ
ファの書込み・読み出しを制御する。ラッチ・ストロー
ブ回路44は、通電インターバルを規定するストローブ
信号STと、シフトレジスタ14より階調ビットをラッ
チ回路16に移して各単位通電時間△Tの通電を行わせ
るランチ信号LAとをサーマルヘッド10に与える。ク
ロック回路42は、シフトレジスタ14に階調データ入
力用のクロックパルスを供給するとともに、ラッチ回路
34にラッチ用のパルスLCを与える。CPU4Etは
、DMAコントローラ40、ラッチ・ストローブ回路4
4と制御信号およびタイミング信号のやりとりを行った
り、フレームメモリ20の書込み・読み出しを制御する
。 次に、第2図および第3図につき、実施例の奇数ドツト
用バッファ28.偶数ドツト用バッファ30とその関連
回路の構成・作用を説明する。 第2図において、セレクト・スイッチ50の一方の入力
端子50aにはアドレスバス54よす最下位ビットの信
号線が接続され、他方の入力端子50bにはラッチ信号
LAをトリが入力とするT型フリップ・フロップ(F/
F)52の出力端子Qが接続される。そして、スイッチ
50の出力端子は、奇数ドツト用バッファ28のチップ
・イネーブル端子C8に反転回路56を介して接続され
るとともに、偶数ドツト用バッファ30のチップ・イネ
ーブル端子C8に直接接続される。これらのチップ・イ
ネーブル端子C8は、負論理「0」の信号を受けたとき
に当該バッファをイネーブル状態とする。なお、両バッ
ファ28.30に対するライト・イネーブル信号WE、
アウト・イネーブル信号OEは、DMAコントローラ4
0より与えられる。 両バッファ28.30は、少なくとも512個の記憶番
地A1〜A312を有し、各記憶番地に8ビツトのデー
タを格納する。そして、第3図(A)に示すように、通
電データを書込む前は、それら記憶番地Al−A312
の全てが“0”にクリアされている。 アドレスバス54には、コントローラ40より書込み時
にはLUT24よりデータバス58に出力される1印画
ライン分の512個の通電時間データBIJ、 B2
j、 B3j、・・・・B S+2jの各々と同期し
て、読み出し時にはサーマルヘッド14における単位通
電時間毎の通電サイクルと同期して、両バ、ファ28.
30の記憶番地Al−A312を順番に指定するアドレ
ス信号が与えられる。 さて、通電時間データの書込みが行われる時、スイッチ
50は入力端子50a側に切り替えられる。しかして、
アドレス信号の最下位ビットが「1」のとき、つまり該
アドレス信号が奇数アドレスのときは、奇数バッファ2
8がイネーブル状態となり(C5= rOJ ) 、奇
数番目の通電時間データBIJ、 B3J、・・・・
B 511jはこの奇数バッファ28の所定の記憶番地
AI、A’?、・・・・A311にそれぞれ書き込まれ
る(第3図B)。また、アドレス信号の最下位ビットが
「0」のとき、つまり該アドレス信号が偶数アドレスの
ときは、偶数バッファ30がイネーブル状態となり(C
8= rOJ ) 、偶数番目の通電時間データB2j
、 B4j、・・・・B S+2jはこの偶数バッファ
30の所定の記憶番地A2.A4゜・・・・A5!2に
それぞれ書き込まれる(第3図C)。 通電時間データを読み出す時は、スイッチ50は入力端
子50b側に切り替えられる。これにより、ラッチ信号
LAが入る度毎に「1」と「0」の状態を交互に反転す
るT型F/Fの出力信号Qがチップ・イネーブル信号C
8として与えられ、奇数ドツト用バッファ28と偶数ド
ツト用バッファ30が交互にアクセスされる。その結果
、両バッファ28.30よりAグループの通電時間デー
タ[BIJ、 ”O”、 B3j、 ”O” ・・・
・・・・・B511j。 “0”コとBグループの通電時間データ[“0”B2j
、 ’“O”、B4j、・・・・・・・・“0”、
B512jコとが1つずつ交互に読み出される。 以上、好適な実施例を説明したが、本発明はそれに限定
されるものではない。例えば、上述した実施例では、5
12個の発熱抵抗素子R1−R512を奇数番目のAグ
ループと偶数番目のBグループとに分けたが、1024
個や3000個等の発熱抵抗素子であっても同様であり
、3つ以上のグループに分けることも可能である。 [発明の効果コ 本発明は、1つの印画ラインに対する一定の通電インタ
ーバル中に、グループ別の時分割通電を単位通電時間毎
に交互に行わせて各発熱抵抗素子を断続的に通電させる
ようにしたので、次のような効果を奏する。 紙送り駆動手段としてDCモータを使用し印画動作中に
記録紙を間断なく移動させても、記録ドツト(画素)の
位置に関してグループ間の位置ずれがなく、直線上に1
印画ライン分の画素が記録れ、高品質な画像が得られる
。 また、各発熱抵抗素子が断続的に冷却されるため、必要
以上に発熱することがなく、高い熱エネルギ利用効率が
得られる。 さらにまた、ヘッド蓄熱の問題が解消されるので、特別
な温度補償手段を備える必要はなく、簡単・安価な通電
時間制御回路でもって正確な濃度階調制御を行える。
を記録する。 上述のように、この実施例では、1つの印画ラインに対
する一定の通電インターバル中に、Aグループの通電と
Bグループの通電とを所定回数(例えば64回)交互に
行わせるようにした。 したがって、DCモータにより印画動作中に記録紙を間
断なく移動させても、Aグループの発熱抵抗素子[R1
,R3,・・・・・・・・R511コによる記録ドツト
(画素)の位置と、Bグループの発熱抵抗素子[R2,
R4,・・・・・・・・R512コによる記録ドツト(
画素)の位置とは互いに同一線上に並び、位置ずれを起
こすことはなく、高品質な画質が得られる。 また、各発熱抵抗素子R1についてみると、所定の電流
による通電で断続的に発熱、冷却を繰り返すため、必要
以上に発熱ないし加熱することはなく、熱エネルギの消
費効率が大きく向上し、またヘッドの蓄熱も最小限に抑
えられる。 さらにまた、蓄熱の問題がないので、特別な温度補償手
段を備える必要もなく、簡単な通電時間制御回路でもっ
て正確な濃度階調制御を行える。 なお、第1図において、DMAコントローラ40は、階
調カウンタ38.ラッチ・ストローブ回路44.CPU
46の動作と同期して奇数ドツト用、偶数ドツト用バッ
ファの書込み・読み出しを制御する。ラッチ・ストロー
ブ回路44は、通電インターバルを規定するストローブ
信号STと、シフトレジスタ14より階調ビットをラッ
チ回路16に移して各単位通電時間△Tの通電を行わせ
るランチ信号LAとをサーマルヘッド10に与える。ク
ロック回路42は、シフトレジスタ14に階調データ入
力用のクロックパルスを供給するとともに、ラッチ回路
34にラッチ用のパルスLCを与える。CPU4Etは
、DMAコントローラ40、ラッチ・ストローブ回路4
4と制御信号およびタイミング信号のやりとりを行った
り、フレームメモリ20の書込み・読み出しを制御する
。 次に、第2図および第3図につき、実施例の奇数ドツト
用バッファ28.偶数ドツト用バッファ30とその関連
回路の構成・作用を説明する。 第2図において、セレクト・スイッチ50の一方の入力
端子50aにはアドレスバス54よす最下位ビットの信
号線が接続され、他方の入力端子50bにはラッチ信号
LAをトリが入力とするT型フリップ・フロップ(F/
F)52の出力端子Qが接続される。そして、スイッチ
50の出力端子は、奇数ドツト用バッファ28のチップ
・イネーブル端子C8に反転回路56を介して接続され
るとともに、偶数ドツト用バッファ30のチップ・イネ
ーブル端子C8に直接接続される。これらのチップ・イ
ネーブル端子C8は、負論理「0」の信号を受けたとき
に当該バッファをイネーブル状態とする。なお、両バッ
ファ28.30に対するライト・イネーブル信号WE、
アウト・イネーブル信号OEは、DMAコントローラ4
0より与えられる。 両バッファ28.30は、少なくとも512個の記憶番
地A1〜A312を有し、各記憶番地に8ビツトのデー
タを格納する。そして、第3図(A)に示すように、通
電データを書込む前は、それら記憶番地Al−A312
の全てが“0”にクリアされている。 アドレスバス54には、コントローラ40より書込み時
にはLUT24よりデータバス58に出力される1印画
ライン分の512個の通電時間データBIJ、 B2
j、 B3j、・・・・B S+2jの各々と同期し
て、読み出し時にはサーマルヘッド14における単位通
電時間毎の通電サイクルと同期して、両バ、ファ28.
30の記憶番地Al−A312を順番に指定するアドレ
ス信号が与えられる。 さて、通電時間データの書込みが行われる時、スイッチ
50は入力端子50a側に切り替えられる。しかして、
アドレス信号の最下位ビットが「1」のとき、つまり該
アドレス信号が奇数アドレスのときは、奇数バッファ2
8がイネーブル状態となり(C5= rOJ ) 、奇
数番目の通電時間データBIJ、 B3J、・・・・
B 511jはこの奇数バッファ28の所定の記憶番地
AI、A’?、・・・・A311にそれぞれ書き込まれ
る(第3図B)。また、アドレス信号の最下位ビットが
「0」のとき、つまり該アドレス信号が偶数アドレスの
ときは、偶数バッファ30がイネーブル状態となり(C
8= rOJ ) 、偶数番目の通電時間データB2j
、 B4j、・・・・B S+2jはこの偶数バッファ
30の所定の記憶番地A2.A4゜・・・・A5!2に
それぞれ書き込まれる(第3図C)。 通電時間データを読み出す時は、スイッチ50は入力端
子50b側に切り替えられる。これにより、ラッチ信号
LAが入る度毎に「1」と「0」の状態を交互に反転す
るT型F/Fの出力信号Qがチップ・イネーブル信号C
8として与えられ、奇数ドツト用バッファ28と偶数ド
ツト用バッファ30が交互にアクセスされる。その結果
、両バッファ28.30よりAグループの通電時間デー
タ[BIJ、 ”O”、 B3j、 ”O” ・・・
・・・・・B511j。 “0”コとBグループの通電時間データ[“0”B2j
、 ’“O”、B4j、・・・・・・・・“0”、
B512jコとが1つずつ交互に読み出される。 以上、好適な実施例を説明したが、本発明はそれに限定
されるものではない。例えば、上述した実施例では、5
12個の発熱抵抗素子R1−R512を奇数番目のAグ
ループと偶数番目のBグループとに分けたが、1024
個や3000個等の発熱抵抗素子であっても同様であり
、3つ以上のグループに分けることも可能である。 [発明の効果コ 本発明は、1つの印画ラインに対する一定の通電インタ
ーバル中に、グループ別の時分割通電を単位通電時間毎
に交互に行わせて各発熱抵抗素子を断続的に通電させる
ようにしたので、次のような効果を奏する。 紙送り駆動手段としてDCモータを使用し印画動作中に
記録紙を間断なく移動させても、記録ドツト(画素)の
位置に関してグループ間の位置ずれがなく、直線上に1
印画ライン分の画素が記録れ、高品質な画像が得られる
。 また、各発熱抵抗素子が断続的に冷却されるため、必要
以上に発熱することがなく、高い熱エネルギ利用効率が
得られる。 さらにまた、ヘッド蓄熱の問題が解消されるので、特別
な温度補償手段を備える必要はなく、簡単・安価な通電
時間制御回路でもって正確な濃度階調制御を行える。
第1図は、本発明の一実施例による濃度階調制御型サー
マルプリンタの主要な回路の構成を示すブロツク図、 第2図は、実施例の奇数ドツト用バッファ、偶数ドツト
用バッファとその関連回路の構成を示すブロック図、 第3図は、第2図の両バッファに格納されるデータの内
容を示す図である。 10・・・・サーマルプリンタ、 12・・・・発熱抵抗体、 14・・・・シリアルプリンタ、 16・・・・ラッチ回路、 24・・・・濃度−通電時間変換LUT。 28・・・・奇数ドツト用バッファ、 30・・・・偶数ドツト用バッファ、 36・・・・データ比較回路、 38・・・・階調カウンタ、 40・・・・DMAコントローラ、 44・・・・ラッチ働ストローフ回路。 第2図 第3図 (書込み前の奇数ドツト用、偶数ドツト用バッファ2B
、30の内容)ll /′13 ハ4 A51I A512
マルプリンタの主要な回路の構成を示すブロツク図、 第2図は、実施例の奇数ドツト用バッファ、偶数ドツト
用バッファとその関連回路の構成を示すブロック図、 第3図は、第2図の両バッファに格納されるデータの内
容を示す図である。 10・・・・サーマルプリンタ、 12・・・・発熱抵抗体、 14・・・・シリアルプリンタ、 16・・・・ラッチ回路、 24・・・・濃度−通電時間変換LUT。 28・・・・奇数ドツト用バッファ、 30・・・・偶数ドツト用バッファ、 36・・・・データ比較回路、 38・・・・階調カウンタ、 40・・・・DMAコントローラ、 44・・・・ラッチ働ストローフ回路。 第2図 第3図 (書込み前の奇数ドツト用、偶数ドツト用バッファ2B
、30の内容)ll /′13 ハ4 A51I A512
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1つの印画ライン上の複数の画素に1対1で対応する複
数の発熱抵抗素子を複数のグループに分け、前記印画ラ
インに対する一定の通電インターバル中に時分割方式で
各グループ別に各発熱抵抗素子を単位通電時間の整数倍
の通電時間だけ通電させることによって各画素に濃度階
調を与えるようにした濃度階調制御型サーマルプリンタ
において、 前記グループ別の通電を前記単位通電時間毎に交互に行
わせる手段を具備することを特徴とする濃度階調制御型
サーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16384888A JPH0211345A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 濃度階調制御型サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16384888A JPH0211345A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 濃度階調制御型サーマルプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0211345A true JPH0211345A (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15781905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16384888A Pending JPH0211345A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 濃度階調制御型サーマルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211345A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0428575A (ja) * | 1990-05-25 | 1992-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | プリンタ |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP16384888A patent/JPH0211345A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0428575A (ja) * | 1990-05-25 | 1992-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | プリンタ |
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