JPH02112958A - 薄膜型サーマルヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

薄膜型サーマルヘッドおよびその製造方法

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JPH02112958A
JPH02112958A JP26636988A JP26636988A JPH02112958A JP H02112958 A JPH02112958 A JP H02112958A JP 26636988 A JP26636988 A JP 26636988A JP 26636988 A JP26636988 A JP 26636988A JP H02112958 A JPH02112958 A JP H02112958A
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JP
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layer
film
silicon
nitrogen
oxygen
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JP26636988A
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English (en)
Inventor
Akihiro Korechika
哲広 是近
Keizaburo Kuramasu
敬三郎 倉増
Seiichiro Sakaguchi
誠一郎 坂口
Takashi Hirao
孝 平尾
Masatoshi Kitagawa
雅俊 北川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、感熱記録に用いる薄膜型サーマルヘッドと、
その製造方法に関するものである。
従来の技術 一般に薄膜型サーマルヘッドは、絶縁性基板上に、多数
の発熱抵抗体列と、これに電力を供給する導体層を設け
、これらの上に、耐摩耗保護膜を形成した構成をとる。
ところで、この構成において、耐摩耗保護膜に要求され
る性質としては、次の事柄が挙げられる。
(1)耐摩耗性が良好なこと。(機械的な摩耗(硬度、
摩擦係数が関与)、電気化学的な摩耗(異常摩耗で、紙
と耐摩耗保護膜の反応が関与)のいずれも小さいこと) (2)耐熱性が良好であること。(加熱時、ボイドの発
生、クラックの発生がないこと) (3)発熱抵抗体、導体層等、耐摩耗保護膜の下に形成
された膜の電解腐食が生じないこと。(紙等の吸湿下で
の駆動時に生じ段差被覆性が良好なこと、ピンホールフ
リーであること、緻密で吸湿性がないこと) (4)発熱抵抗体、導体層、基板等の下地との密着性が
良好なこと。
@)耐静宣気性が良好なこと。(特に乾燥下、P!転写
方式の様に、転写紙であるPET(絶縁物)と、耐摩耗
保護膜の摺動時に生じる静電気により静電破壊が生じる
) これらの事柄が考えられる。
上述した事柄に対して、特に(3)は、信頼性の面で重
要であシ、こうした問題に対しては、プラズマCVD 
(ケミカルヴ工−パデポジション)法が効果がある。な
ぜなら、プラズマCVD法は、基本的に原料ガスの分解
と表面反応の促進により、膜を堆積させる方法であるた
め、成膜に要するエネルギー(電力)が小さくて済み、
異常放電による粒状突起、ピンホール等の欠陥が生じに
くく、また、緻密かつ段差被覆性に優れているため、下
層膜の電界腐食が生じにくく、信頼性が格段に改善され
る。ところで、このプラズマCVDを用いた保護膜とし
ては、通常、半導体IC等で、SiH4,N2ガス、S
iH4,NH3ガス、SiH4゜N2.NH,ガス等を
原料ガスとして用いた5iN(シリコンナイトライド)
膜が、−船釣に用いられている。それは、SiN膜のア
ルカリイオン阻止能が大きく、また吸湿性が低いためで
ある。
方、SiN膜の応力は、極めて大きく、通常厚く堆積し
たり、熱が加わると、応力割れを引き起こす。
サーマルヘッドの耐摩耗保護膜は、摩耗特性および、信
頼性の観点から、通常5μm程度の厚さが必要であるた
め、クラックが生じ易く、使用に供せない。このため、
例えば、特開昭62−145735号公報にあるように
、シリコンオキシナイトライド膜(以降5iON膜と記
す)形成するものがあり、この時原料ガスとして、S 
i H4゜N、、O,N2 を用い、プラズマCVD法
により成膜した膜は、有用である。
5iON膜の原料ガスとしては、この他に、5IH4r
 NH5p N20(”5IH4、NH5、N2 。
N20等が報告されており、これらは、いずれも成膜の
低電力化を主体として考えられているが、サーマルヘッ
ドの様に、短時間でパルス加熱を必要とする場合、その
表面温度は、最高で500℃程度まで上昇する。この際
、原料ガス中に水素含有量が多く、これが膜中に、5i
−H,5i−H2゜0−H,N−H2等の形で、比較的
結合エネルギーの低い生成物として、多量に残っている
。これらの形で存在する水素は、500℃程度の加熱に
よっても比較的簡単にH2,H20等の形で、膜の外へ
抜は出る。この様に膜中の水素が離脱する際、気泡やク
ラックの発生を伴い、サーマルヘッドの耐摩耗保護膜の
ように、長期に渡る耐熱性が要求される用途で用いるこ
とは難しい。この点、SiH4・N20・N2を原料ガ
スとして用いた場合には、元々の原料ガスにおける水素
含有量が少ないことおよび、N20ガスの解離エネルギ
ーが0.846evと小さく、N20→N2+oの分解
で生じるOによって水素が引き抜かれるため、膜中に存
在する水素が少なくなる。従って、耐熱性が向上する。
しかしながら、この原料ガス系で成膜した場合にも、S
ニーH等の形で水素は残り、これを減らそうとすれば、
N20を多めに供給しなければならず、この際、膜中の
水素濃度は少なくなるが、同時に81−〇結合も増加し
、硬度が著しく低下する。サーマルヘッド用保護膜とし
ては、=W的な摩耗の観点からも、高硬度であることが
絶対的に重要な要因である。
以上のように、従来、プラズマCVD法により形成した
保護膜においては、サーマルヘッド用保護膜の様に、高
硬度かつ高耐熱性を有するという安来を満足することは
、難しかった。
発明が解決しようとする課題 この様に、プラズマCVD法により形成した保護膜は、
緻密で、粒状突起、ピンホール等の欠陥の低減化と、段
差被覆性に優れ、下層膜の腐食防止に対して、大きな効
果があり、信頼性が格段に向上するが、一方で、原料ガ
スを分解して堆積させる形成方式であるため、ガスが未
分解の形で膜中に取り込まれることがある。例を示せば
、S工H4を用いたSiN膜における5i−H結合等で
ある。
この5i−Hの様に未分解で膜中に残存する水素は、結
合エネルギーが比較的小さく加熱により水素が離脱し、
その際、膜に気泡、クラックが発生する等、耐熱性に問
題を生じることが考えられもこれに対して、この5i−
Hの水素を引き抜く目的で原料ガスにN20等の酸素を
供給するものを用いると、SニーH結合は、明かに減る
が、同時に、膜中に、51−0結合も増えるため、硬度
が著しく低下し、従って、サーマルヘッド用保護膜の様
に、高硬度かつ高耐熱であることが必要な用途において
は、必ずしも、両者を満足したものを得ることが容易で
はなかった。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、サーマルヘ
ッド用保護膜の様に、高耐熱性と高硬度のいずれも必要
な用途において、しかも、プラズマCVD法を用いて、
両者を実用上満足せしめるようにすることを主な目的と
している。
課題を解決するだめの手段 この課題を解決するために、本発明は、下層が珪素、酸
素、窒素でなる層、上層が、珪素、酸素。
窒素、炭素でなる層の二層構成とし、しかも、いずれの
層も、プラズマCVD法で形成したものである。
作用 この構成における二層構成の耐摩耗保護膜は、下層が、
珪素、酸素、窒素でなる層、上層が、珪素、酸素、窒素
、炭素でなる層で構成されている。
耐熱性に関しては下層から上層に向かうに伴い膜中の水
素濃度が増して、上層に向かうに伴い耐熱性は低下する
が、発熱抵抗体で発生した熱が、最高温度として、50
0℃であっても、実際に、耐摩耗保護膜上層の表面温度
は、サーマルヘッドの構成における温度勾配から、発熱
抵抗体の表面温度に比して、かなり低いだめ、実用上問
題ない。
一方、高硬度に対しては、明らかなように、上層は、5
i−C,SニーN等高硬度化に寄与する結合を増やすた
め、実質的な硬度を増加せしめることができる。
即ち、本発明の二層構成の保護膜を耐摩耗保護膜として
用いることで、高耐熱化と高硬度化の両者を満足させる
ことが、可能となり、信頼性の高い薄膜型サーマルヘッ
ドとすることが可能となる。
実施例 本実施例としては、本発明の二層構成の保護膜として、
下層の珪素、酸素、窒素でなる層の原料ガスとしてSi
H4,N20.N2を用い、上層の珪素、酸素、窒素、
炭素でなる層の原料ガスとしてSiH4,N2.Go 
を用い、プラズマCVD法により成膜した場合について
述べるものとする。
成膜に用いた装置は、平行平板型(容量結合型)プラズ
マCVD装置で、電極形状は300mmφ。
電極間隔20mm、R7周波数13.56MH2゜RF
電力500W、ガス圧力1Torr、下で、ガスを切り
換えることにより順次積層形成した。
この際の薄膜型サーマルヘッドの基本構成を第1図に示
す。絶縁性基板1上に、発熱抵抗体2゜導体層3を形成
した後、プラズマCVD法により、珪素、酸素、窒素で
なる下層4、珪素、酸素、窒素、炭素でなる上層6の二
層構成でなる耐摩耗保護膜6を形成した。
この二層構成の耐摩耗保護膜について述べる前に、二層
構成の個々の層の性質について述べる。
ここでは、何れの層も単独で6μm堆積した際の硬度と
、熱処理によるクラック、気泡等の発生および赤外吸収
スペクトルについて調べた。(成膜に用いた装置は、上
述した装置である)珪素、酸素、窒素でなる膜(下層4
)については、前述したように、SiH4,N20.N
2を原料ガスとして成膜を行ったが、周知の通りN2o
が増加するのに伴い、5i−O結合が増加するため、硬
度は低下し、また5i−H結合が減るために、耐熱性が
向上する傾向を有していた。ちなみに、5iOxN、で
、X=1.OO、Y=0.71 (7)ときのビッカー
ス硬度は、1500 Kg/ aj f、650℃での
加熱後も、膜に気泡、クラック等は、発生しなかった。
珪素、酸素、窒素、炭素でなる膜(上層6)については
、SiH4,N2.Goを原料ガスに用いて成膜を行っ
た。この原料ガスにおいて、SiH4/N2/C0=1
6/40010SCCI11のときは、第2図1に示す
ように600℃の加熱後に気泡Aが発生し、また、Si
H4/N2/co=1610/400sccmのときは
、第2図すに示すように500℃の加熱後に、クラック
Bが発生した。
前者は、5i−H結合の水素の加熱による膜中からの離
脱によって生じる。一方、後者は、第3図aに熱処理前
後の赤外吸収の変化を示すが、熱処理前の赤外吸収7と
、熱処理後の赤外吸収8より、2160副−1の5i−
H結合による吸収と1260cm−’  のSi−0M
3による吸収が、熱処理により大きく減少していること
がわかる。(特に、S i −CH,が多く見られるも
のほど、耐熱性は、低下する傾向にある) しかしながら、例えば、 S i H4/N2 /CO= 1e/350150s
ccmの様に、窒素過剰側でCOを少量添加した場合は
、第3図すに示すように、熱処理前の赤外吸収9と熱処
理後の赤外吸収1oより、熱処理前から5i−CH,が
元々少なく、一方、3350m  ”のN−H結合によ
る吸収が大きくなっている。また5i−CH,や5i−
Hの熱処理前後の吸収の大きな変化は、見られなかった
。この条件の元では、660℃程度の加熱によって、膜
にクラックや気泡が発生することは、なかった。(但し
、600℃以上では、クラックが生じた)また、この条
件における膜のビッカース硬度は、 2000〜2200に9/−を有し、 S L Ha / N 2 ” 16 / 400 S
 OCmで成膜したSiN膜の1800Kg/−に比し
て、大きく、耐熱性も高い。
以上の二層構成を形作る個々の層の単独膜としての評価
結果を、繰り返し表1に示す。
(以下 余 白) 表1より明らかなように、二層構成の各層材料は下層か
ら上層に向かうに伴い、硬度は大きくなり、一方で、耐
熱性は、低下することがわかる。
さて、二層構成の耐摩耗保護膜6の各層の特性は、以上
の通りであるが、次に、第1図に示すように、実際に、
この二層構成を、先に述べた原料ガス、装置を用いて作
成した。
ここでは、珪素、酸素、窒素でなる下層4を1.0μm
、珪素、酸素、窒素、炭素でなる上層6を4゜0μm成
膜し、薄膜型サーマルヘッドを構成した。この薄膜型サ
ーマルヘッドに、パルス幅1iasec 、 、繰り返
し周期10 m5ec、、印加電力1.3w/ dot
 (8dots/ mmの解像度のヘッド使用時)の電
力パルスを加えた。この際、第1図の発熱抵抗体2と耐
摩耗保護膜6の下層4との境界部の最高温度は、約60
0℃程度となる。しかしながら、耐摩耗保護膜6におけ
る温度勾配から、上層6の表面の温度は、これよりかな
り低くなっており、耐摩耗保護膜6にクラック、気泡等
は、生じなかった。実際の使用条件では、発熱抵抗体2
の表面温度が、高々400℃程度であるから、実用上、
何ら信頼性を損ねることはない。即ち、耐熱性が低いと
考えられる膜でも、これを、積層構成の上層側に配置す
ることにより、十分使用に供することが可能である。ま
た、この二層構成で、耐摩耗性は、硬度の高い上層6で
保証されるため、極めて良好である。尚、この構成で、
特に高耐熱性を重視する場合は、珪素、酸素、窒素でな
る下層4を厚くすればよく、高硬度を重視する場合は、
珪素、酸素、窒素、炭素でなる上層6を厚くすればよい
。また、二層構成の膜の上層〜下層の界面では、ガスを
段階的に変化させて成膜する方が好ましい。例えば、本
実施例の場合で言えば、珪素酸素、窒素でなる下層4の
原料ガスSiH4,N20゜N2 から、珪素、酸素、
窒素、炭素でなる上層5の原料ガスSiH4,N2.G
oに切り換える際は、まず5in4.N20.N2にG
oを徐々に導入していき、次いでN20を徐々に減らし
ていき、最終的KSiH4,N2 、Goにすること等
である。これは、特に、界面における密着性の確保や、
急激な膜応力の変化による剥離等を防止する意味におい
て必要と言える。
ところで、本二層構成の耐摩耗保護膜6では、下層4の
珪素、酸素、窒素でなる層の比抵抗は、1013〜1o
15Ω・口であるのに対し、上層6の珪素、酸素、窒素
、炭素でなる層の比抵抗は、1Q11〜1012Ω・α
程度で、上層6にある程度の導電性が付与されるため、
例えば、熱転写方式の場合に、特に、乾燥下で、転写紙
であるポリエステル(絶縁物)と耐摩耗保護膜の摺動時
に生じる静電気を抑え、静電破壊を防止する効果もある
尚、本実施例では、珪素、酸素、窒素でなる下層4の原
料ガスとしてSiH4,N20.N2を用いたが、酸素
の供給源として、02.Co2.No等を用いても、同
様な結果が得られる。珪素、酸素。
窒素、炭素でなる上層6の原料ガスとしてはSiH4,
N2.Goを用いだが、COO替わりに炭素の供給源と
して、C;2H2,C2H4,OH4,酸素の供給源と
して、N20.O□、Co2.No  等を用いても、
硬度、耐熱性は幾分低下するが、適切に混合することに
より、同様な結果が得られる。
また、いずれの層においても珪素の供給源としてS工H
4を用いたが、Si2H6にしても、Si2H6は、S
iH4に比してSlに対するHの組成比が小さく、高耐
熱化が図れると共に、成膜速度の高速化を図ることがで
きる。
また、本実施例では、特に、成膜時に下層4、または上
層5に接する面の温度を350℃としたが、これは、高
ければ高い程、膜中水素濃度も減り、高耐熱化が図れる
。350℃以下で成膜する場合も、使用用途に応じては
、十分実現可能である。(通常の使用温度は300℃程
度)但し、膜中水素濃度が増すため、耐熱性は、劣化す
る方向に向かうことを十分考慮しなければならない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、珪素、酸素、窒素でなる
下層と、珪素、酸素、窒素、炭素でなる上層の二層構成
をいずれも、プラズマcvn法により形成した膜を耐摩
耗保護膜とすることで、従来、プラズマcvn法で困難
であった高硬度化と高耐熱化の両者を満足させるという
課題を解決し、従って、この耐摩耗保護膜を薄膜型サー
マルヘッドに用いることにより、信頼性の高い薄膜型サ
ーマルヘッドを容易に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の二層構成を有する耐摩耗保護膜を用い
た薄膜型サーマルヘッドの断面図、第2図は耐熱性の劣
化原因である気泡、クラックを説明するための図、第3
図は本発明の二層構成の耐摩耗保護膜の各層の特性のう
ち、特に上層を例にとって、耐熱性を向上させる為のポ
イントを説明するだめの、赤外吸収スペクトルを示す特
性図である。 4.6・・・・・・下層、上層、6・・・・・・耐摩耗
保護膜。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第 図 \1 絶ル!lE蟇伍 第 図 (α)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁性の基板と、この基板上に設けた多数の発熱
    体列と、この発熱体列の上に設けた耐摩耗保護膜とを備
    え、上記耐摩耗保護膜は、珪素、酸素、窒素でなる下層
    と、珪素、酸素、窒素、炭素でなる上層の二層構成とし
    、これらの上、下層は、何れもプラズマCVD法により
    形成されたことを特徴とする薄膜型サーマルヘッド。
  2. (2)絶縁性の基板上に設けた多数の発熱抵抗体列の上
    に、プラズマCVD法により、珪素、酸素、窒素でなる
    下層と、珪素、酸素、窒素、炭素でなる上層の二層構成
    でなる耐摩耗保護膜を形成することを特徴とする薄膜型
    サーマルヘッドの製造方法。
  3. (3)二層構成でなる耐摩耗保護膜は、少なくとも、そ
    れに接する面の温度を350℃以上としてプラズマCV
    D法により形成されたことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載の薄膜型サーマルヘッドの製造方法。
JP26636988A 1988-10-21 1988-10-21 薄膜型サーマルヘッドおよびその製造方法 Pending JPH02112958A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0838341A2 (en) * 1996-10-25 1998-04-29 Fuji Photo Film Co., Ltd. Thermal recording system

Cited By (3)

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EP0838341A2 (en) * 1996-10-25 1998-04-29 Fuji Photo Film Co., Ltd. Thermal recording system
EP0838341A3 (en) * 1996-10-25 1999-01-20 Fuji Photo Film Co., Ltd. Thermal recording system
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