JPH02198871A - 保護膜およびその製造方法およびそれを用いた薄膜型サーマルヘッド - Google Patents

保護膜およびその製造方法およびそれを用いた薄膜型サーマルヘッド

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JPH02198871A
JPH02198871A JP1793789A JP1793789A JPH02198871A JP H02198871 A JPH02198871 A JP H02198871A JP 1793789 A JP1793789 A JP 1793789A JP 1793789 A JP1793789 A JP 1793789A JP H02198871 A JPH02198871 A JP H02198871A
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JP
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film
protective film
thermal head
silicon
nitrogen
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JP1793789A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Sakaguchi
誠一郎 坂口
Akihiro Korechika
哲広 是近
Keizaburo Kuramasu
敬三郎 倉増
Takashi Hirao
孝 平尾
Masatoshi Kitagawa
雅俊 北川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子部品などの保護膜およびその製造方法1
c関するものである。
従来の技術 一般に薄膜型サーマルヘッドは、絶縁性基板とに、多数
の発熱抵抗体列と、これに電力を供給する導体層を設け
、これらの上に耐摩耗性保護膜を形成した構成をとる。
ところで、この構成において、耐摩耗性保護膜に要求さ
れる性質としては1次の事柄が挙げられる。
(1)  耐摩耗性が良好なこと(機械的な摩耗(硬度
摩擦係数が関与)、電気化学的な摩耗(異常摩耗で紙と
IIIIJI!耗保護膜の反応が関与)のいずれも小さ
−こと)。
12)耐熱性が良好であること(加熱時、ボイドの発生
、クラックの発生がないこと)。
(9)発熱抵抗体、導体層等、保護膜の下に形成された
膜の電界腐食が生じないこと(紙等の吸湿下での駆動時
に生じ段差被覆性が良好なこと。
ピンホールフリーであること、緻密で吸湿性がないこと
)。
(4)発熱抵抗体、導体層、基板等の下地との密着性が
良好なこと。
尚 1酎静電気性が良好なこと(特に乾燥下、熱転写方
式の様に、転写紙であるI’jCT(絶縁物)と、保護
膜の摺動時に生じる静電気によう静電破壊が生じる)。
これらの事柄が考えられる。
上述した事柄に対して、特に(3)は、信頼性の面で重
要であり、こうした間惺に対しては、プラズマcvn(
ケミカルヴエーパデポジション)法が効果がある。なぜ
なら、プラズマCYD法は、基本的に原料ガスの分解と
表面反応の促進によシ膜を堆積させる方法であるため、
成膜に要するエネルギー(電力)が小さくて済み、異常
放電による粒状突起、ピンホール等の欠陥が生じに<<
また、緻密かつ段差被覆性に優れているため、下層膜の
電界腐食が生じに<〈、信頼性が格段に改善される。と
ころで、このプラズマCVDを用いた保護膜としては、
通常、半導体Xa等で、 SiH4゜N2がス、 5i
H41N’fi、ガス、SiH4,町、NH,ガス等を
原料ガスとして用いた+9iN (シリコンナイトワイ
ド)膜が、−船釣に用いられている。それはSiN膜の
アルカリイオン阻止能が大きく、また吸湿性が低いため
である。一方、SiN膜の応力は、極めて大きく1通常
厚く堆積したシ、熱が加わると、応力割れを引き起こす
サーマルヘッドの樹摩耗性の保護膜は、摩耗特性および
信頼性の観点から1通常6μma度の厚さが必要である
ため、クラックが生じ易く、使用に供せない。
このため1例えば、特開昭82−145735号公報に
あるように、シリコンオキンナイトライド膜(以降5i
ON膜と記す)、シかも原料ガスとしテ、 SiH4,
N、O、N、を用い、ブヲス−r O”I D法により
成属した膜は、有用である。
81ON膜の原料ガスとしては、この他に8i141N
H,、町Oや8iH4,北s −Hz e HzO等が
報告されており、これらは、いずれも成膜の低電力化を
主体として考えられているが、サーマルヘッドの様に、
短時間でバ〃ス加熱を必要とする場合、その表面温度は
最高で600℃程度まで上昇する。
この際、原料ガス中に水素含有量が多く、これが膜中に
、8i−H、5i−N2. O−H,N−N2等の形で
、比較的結合エネルギーの低い生成物として。
多量に残っている。これらの形で存在する水素は5so
o℃程度の加熱によっても比較的簡単に町。
N20等の形で膜の外へ抜は出る。この様に膜中の水素
が離脱する際、気泡やクラックの発生を伴いサーマルヘ
ッドの耐摩耗性保護膜のように、長期に渡る耐熱性が要
求される用途で用いることは遥しい。この点、 31H
4# N20 、 N、を原料ガスとして用いた場合に
は1元々の原料ガスにおける水素含有Iが少ないことお
よびN20ガスの解離エネルギーが0.8456V (
!: 小す(、N2O−4N2+0の分解で生じるOに
よって水素が引き抜かれるため、膜中に存在する水素が
少なくなる。従って、耐熱性が向上する。しかしながら
、この原料ガス系で成膜した場合にも、 Si−2H等
の形で水素は残シ、これを減らそうとすれば、N20を
多めに供給しなければならず、この際、膜中の水素濃度
は少なくなるが、同時に81−0結合も増加し、硬度が
著しく低下する。サーマルヘッド用保護膜としては1機
械的な摩耗の観点からも、高硬度であることが絶対的に
重要な要因である。
以とのように、従来、プラズマCjVD法により形成し
た保護膜においては、サーマルヘッド用保護膜の様に、
高硬度かつ高耐熱性を有するという要求を満足すること
は難しかった。
発明が解決しようとする課題 この様に、プラズマOVD法により形成した保護膜は1
wL密で粒状突起、ピンホール等の欠陥の低減化と、段
差被覆性に優れ、下層膜の腐食防止に対して、大きな効
果があり、信頼性が格段に向上するが、一方で、原料ガ
スを分解して堆積させる形成方法であるため、ガスが未
分解の形で膜中に取り込まれることがある。例を示せば
、 8iH。
を用いた8iN膜における5i−H結合等である。この
5i−Hの様に未分解で膜中に残存する水素は。
結合エネルギーが比較的小さく加熱により水素が離脱し
、その際、膜に気泡、クラックが発生する等、耐熱性に
問題を生じることが考えられる。これに対して、この5
i−Hの水素を引き抜く目的で原料ガスにN20等の酸
素を供給するものを用いると、5i−H結合は明かに減
るが、同時に8i−0結合も増えるため、硬度が著しく
低下する。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、高硬度の保
護膜を提供することを目的とするものである。
課題を解決するだめの手段 この課題を解決するために、本発明は珪素、酸素、窒素
、炭素を主成分とし、プラズマCVD法により保護膜を
形成したものである。
作用 この構成における珪素、酸素、窒素、炭素でなる保護膜
は、特に原料ガスとして、 8iH4,N、 1GOを
用い、プラズマCVD法で成膜する際。
N、過剰な状態で、 COを少量加えると、膜中に5i
−N結合以外に、5i−0結合も入るが、5i−C結合
モ付与すれ、 si、a4. N、0ミテlil[L7
’c81N膜(シリコン窒化膜)よシも硬度が高く、し
かも高耐熱なN−fl結合等の生成により、加熱時に気
泡、クラックの発生等、耐熱性を損なう現象をも押え、
従って、高硬度かつ高耐熱という二つの事柄を同時に満
たすことが可能となり、これを用いることで1例えば、
薄膜型サーマルヘッドの1酎摩耗性の保護膜に用りるこ
とで、信頼性の高い薄膜型サーマルヘッドとすることが
可能となる。
実施例 本実施例としては1本発明の珪素、酸素、窒素。
炭素を主成分とする保護膜を、SiH4,N2.00を
原料ガスとして用い、ブフズマO’lD法で成膜した場
合を主体に述べ、比較として、 5LH4,N2のみで
成膜した場合と、SiH4・COのみで成膜した場合に
ついても付記する。
成膜に用いた装置は、平行平板型(容量結合型)プラズ
マcvn装置で、電極形状は3QQflφ。
電極間隔201Df、17周波数13.56MHz、 
RF電力500W、ガス圧力1τorr 、基板温度3
60℃下で上記原料ガスを導入することによシ形成した
第1図に原料ガスf!1iH4,N、 、 Coの8i
H4流看を16110(811(一定)として、N、、
Co。
流量化N2/COを変化させた際の成膜直後の膜の赤外
吸収スベク)/l/を示す。スペクト/I/1は。
N2/ OO=O/ 400 goolllのときのも
の、スペクト/L/2は、 N2 / CO=300/
 100 gooIIのとき1.Xヘク)/L/はN、
/CO= 3501501100mのとき、スペクト/
I/4はN 2/ OO=40 olo 80 ONの
ときのものである。
ここで、注目すべき吸収は3350cIII−’のN−
H結合+ 21601:1g−’付近の5i−1i結合
1260ffi−’付近03i−OH,結合[ヨル吸収
である。
N2Zco比が大きい程、即ち、N2が多いほど5i−
CH,結合に起因する吸収が城うているが。
5i−H結合に起因する吸収に関しては、大きく変化し
ていない。また、N−11はスペクトA/2.3よりN
2  リッチ側でCOを少量加えた場合に、増える傾向
にあるようである。また、高硬度化に重要である5i−
c結合(77ocN−1付近)、Sl−N結合(54o
ctx−’付近)に関しては、特に、スペクトル3は、
いずれの結合も含むため、吸収のピーク位置が低波数側
にシフトしており、Sl−〇も含まれるが少ないものと
考えられる。ちなみに。
スペクト/l/1〜4の各々に対して、膜厚を6μm堆
積したものに対して、マイクロビッカース硬度計を用い
、加重60f下で硬度を測定した結果を下記表1に示す
上記衣1 j!7N2100=350/60(soom
りときは2ooo(KP/d)の硬度を有し、これはN
 2/Cj O= 400 / O(80011)のと
き、即ちf91N膜(シリコン窒化膜)の硬度よりも大
きくなっていることがわかる。
火に、1#熱注に関しては、加熱後の膜の気泡。
クラックの発生と、赤外吸収スペクトルの変化によシ評
価した(6μm厚堆積したサンプルを用いた)。
第2図(&) ((3)には1耐熱池不良の例として、
クラックム、気泡Bの状態を示す。
(&)は第1図のスベクl−/l/1のサンプル、即ち
N2/ CO= O/4005canで成膜したものに
400 ’Cの熱処理を施したあとの膜状態であり。
クラックムが発生する。第3図(&)に熱処理前後の膜
の赤外吸収スペクト〃の変化を示すが、熱処理前のスペ
クト/L/6と熱処理後のスペクト/I/6よす、 熱
処理Vcヨッテ5i7cHs (12eoc−’)およ
び5i−H(2150cII−’ )(D吸収が減ッテ
イることがわかる。即ち、これら結合に預かるHやCn
Hm等が、比較的、結合エネルギーが低−ために、膜中
よシ抜は出てしまうために、クラックムが発生する。
一方、第2図((3)の気泡Bは、第1図のスペクト/
l/4ノ場合、即ち、N、/C0=40010の場合(
シリコン窒化膜)であり、、400℃熱処理後の膜状態
である。この漠の熱処理前後の赤外吸収スペクトルの変
化を第3図((3)に示す。
スペク)/l/7は、熱処理前、スペクトル8は、熱処
理後のものである。両スペクトμよシ熱処理により5i
−Hの吸収が少なくなっていることがわかる。従って、
気泡Bは、比較的結合エネルギーの低い5i−H結合の
Hの膜からの凝集離脱に基づくものと考えられる。
これらに対して、第1図に示すスベク)A/2゜3の条
件、即ち、N2/C0=300/1005can 。
N2/ CO=3 go/ so ll001m で成
膜したものについては、前者で450 ”C、後者で5
60℃の熱処理によっても、膜だ気泡B、クラックム等
は発生しなかった。
これらの漢は、いずれも、第1図のスベク)/し2゜3
に示す通り、N−H結合の吸収(aseion−’)が
明らかに観測され、またこのとき5i−(H,が少ない
。N−H結合の結合エネルギーは大きいため。
加熱によっても、容易にHは膜中から脱離しない。
従って、耐熱性は5i−(1:H,が少なく、N−Hが
多くなることによシ改善されたものと考えられる。
繰υ返し、第1図のスペク)A/1〜4の成膜条件で6
μm厚の膜を堆積し、熱処理を行った際の膜の気泡、ク
ラックの発生の有無を下記衣2にまとめて示す。
(*上表中、気泡、クラックが発生したものはX、発生
しないものは○で表記) この様に、 SiH4,N2. COガスにおいて、N
2過剰側で、GOを加えることで5i−(3H,のよう
に結合エネルギーの比較的小さな状態で存在する■を引
き抜き、N−■結合の様に、結合エネルギーの高い種を
増やすことによシ、膜の耐熱性を向上させることが可能
となる。また、耐熱性を更に向上させるためには1本実
施例の条件では。
SiH4/N2=1s/4oogcamで成膜したSi
N膜(シリコン窒化膜にも、成膜速度4.6〜6μm1
 /hr。
と高速成膜しているため、元々膜中に5i−H結合が大
量に入っておシ、これによシ、覗熱性が低下しているが
、成膜速度を例えば、この半分程度にすれば、 5i−
H結合は減り、耐熱性は向上し。
660℃程度の加熱下でも十分な耐熱性を有する膜を提
供できる。またこのとき、硬度も向上し。
ビッカース硬度で22ooKP/−程度のものは得られ
る。
以上、硬度と耐熱性について述べたが1本発明08iH
4,N2,0Off7.を用い、ブヲス−r CVDで
成〕漠した保護膜は、特にN2過剰側で、COを加える
ことにより、従来のシリコン窒化膜よシも高硬度で、高
耐熱性を有すると言える。
ところで、81H4、N2 、Coガスで成膜した膜に
対して、更なる高耐熱化分しようとする場合はCO2ガ
スを添加することが好ましいと言える。これは、例えば
5iON膜(シリコン酸化窒化膜→の成膜で用いられる
N20ガスの場合と同様、 CO□ガスでも8i−H結
合の水素を引き抜くことが可能であわ、(f[ILN、
Oよりは引き抜きは小さ−)また膜中に炭素が取り込ま
れるため、膜の高硬度化に対しては、有利である。しか
し、これも適切に添加するのでなければ(大量に添加す
るならば)大幅な硬度の低下を招く。
さて1本保護膜を実際の素子に応用すべく第4図に示す
ように薄膜屋サーマルヘッドの耐摩耗保護膜として用い
た。同図に示すように、、P3緑性苓板9上に、発熱抵
抗体10と発熱抵抗体1oに電圧を供給するだめの導体
層11を形成し、フォトリングラフィ技術によりパター
ン形成した後1本発明の珪素、設電、窒素、炭素を主成
分とする保護膜12を、原料ガスとして、上述した実施
例と同様5in4. N、、 G Oヲ用いプ’F ス
−r (3V D法で6μm堆積した。尚、堆積した条
件は第1図のスペクト/I/3と同一条件である。
この薄膜型サーマルヘッドに、パルス幅1 m5eo、
繰シ返し周期10m!160..印加電力1,2W/(
lot(8dots/srの解像度のヘッド使用時)の
電力パルスを加えた。
この際、第1図の発熱抵抗体1oの表面温度は約550
”C程度となる。この条件下でも耐摩耗性保護膜」2に
気泡、クラックは生じなかった。実際の吏用条件では発
熱抵抗体1oの表面温度は、せいぜい400℃程度であ
シ、実用上十分な耐熱性を有していると言える。また、
実際の感熱紙との印字摩耗試験を打っても硬度が大きい
為、良好な結果が得られた。
加えて1本発明の保護膜」2では、比抵抗1011〜1
0120・1程度のものも得られ、これはSj、ON膜
の比抵抗1015〜1o15Ω−1に比して幾分導電性
が付与されておシ、例えば、薄膜型サーマルヘッドを馬
匹た熱転写記録における転写紙テアルボリエステA/(
絶縁物)とサーマルヘッドの耐摩耗保護膜の摺動時に生
じる静電気による静電破壊を防ぐ役割ももつ。
以上の様に1本発明の珪素、酸素、窒素、炭素を主成分
としてプラズマavnによシ成膜した保護膜12を薄膜
型サーマルヘッドの耐摩耗性保護膜に用いることで、容
易に薄膜型サーマルヘッドの信頼性を向とさせることが
可能となる。
尚、本実施例では、成膜時の基板温度を360℃とした
が、基板@度は高ければ高い程保護膜12の耐熱性が向
上する。さらに、360℃以下でも使用する目的(耐熱
温度仕様)に応じ、よシ低い温度で成膜することは可能
である。或は硬度を多少犠牲にして、成膜の低温化を図
る場合には。
5iH4*町、coにCO2ガスを添加すれば5i−H
の水素を引き抜くため、効果がある。また。
81H4に換えて、Si2H6を珪素の供給源にしても
、これは相対的なSlに対するHの組成が少ないため、
高耐熱化が可能であると共に、成膜の高速化が可能とな
る。
加えて、本発明の保護膜12は、薄膜型サーマルヘッド
以外にも、高耐熱かつ高硬度の保護膜が必要な用途に適
用可能である。
発明の効果 以上の様に1本発明によれば、即ち、珪素、酸素、窒素
、炭素を主成分としてプラズマcvn法で形成された保
護膜は、適切な原料ガスの選択及び組成を選ぶことで、
5i)f;lj(シリコン窒化膜)よシも、硬度が高く
、耐熱性が高い。即ち、高耐熱性と高硬変の両者を満足
し、従って1例えば。
薄膜型サーマルヘッドの耐摩耗性保護膜に適用すること
により信頼性の高層薄膜型サーマルヘッドを容易に提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例として、5in4゜N2,0
0を原料ガスとして用いた際の保護膜の赤外吸収スペク
ト〃を示す特性図、第2図i&)、((3)は保護膜の
耐熱性を説明するための破壊モードを示す図、第3図(
IL)、((3)は赤外吸収スベク)/しの熱処理によ
る変化を示す特性図、第4図は本発明の保護膜を耐摩耗
性保護膜として用いた薄膜型サーマルヘッドの基本構成
を示す断面図である。 9・・・・・・絶縁性基板、1o・・・・・・発熱抵抗
体、11・・・・・・導体層、12・・・・・・保護膜
。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名図 ((3) 気泡 X 謔ζ (C力1l−1) ;7:、 −ζ (Cバー′) Nt/C0=4θb10ノα々L (訓−リ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)珪素、酸素、窒素、炭素を主成分としてプラズマ
    CVD法で形成されたことを特徴とする保護膜。
  2. (2)珪素、酸素、窒素、炭素を主成分としてプラズマ
    CVD法で膜を形成することを特徴とする保護膜の製造
    方法。
  3. (3)原料ガスとして、SiH_4もしくは、Si_2
    H_6とN_2、CO、CO_2とを用いる特許請求の
    範囲第2項に記載の保護膜の製造方法。
  4. (4)原料ガスとして、SiH_4もしくはSi_2H
    _6とN_2、COとを用いる特許請求の範囲第2項に
    記載の保護膜の製造方法。
  5. (5)絶縁性基板と、この基板上に設けた多数の発熱体
    列と、この発熱体列の上に設けた耐摩耗性の保護膜とを
    備え、上記保護膜は珪素、酸素、窒素、炭素を主成分と
    し、プラズマCVD法により形成されたことを特徴とす
    る薄膜形サーマルヘッド。
JP1793789A 1989-01-27 1989-01-27 保護膜およびその製造方法およびそれを用いた薄膜型サーマルヘッド Pending JPH02198871A (ja)

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