JPH02112738A - 光検出回路 - Google Patents

光検出回路

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JPH02112738A
JPH02112738A JP63265612A JP26561288A JPH02112738A JP H02112738 A JPH02112738 A JP H02112738A JP 63265612 A JP63265612 A JP 63265612A JP 26561288 A JP26561288 A JP 26561288A JP H02112738 A JPH02112738 A JP H02112738A
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transistor
voltage
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Tomizo Terasawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は光検出回路に関するものであり、例えば光電式
の煙感知器や光電式の侵入感知器に用いられるものであ
る。
[従来の技術] 第11図は光;式が感知器の従来例(特公昭60−14
398号公報参照)を示すブロック図である0図中、1
..12は感知器回線であり、受信機に接続されている
。受信機は感知器回線1..12間に直流電源電圧を供
給しており、感知器回線11゜12間が短絡されると、
回線電流の増大を検出して火災報知信号を発報する。1
はダイオードブリッジであり、その交流入力端子は感知
器回線1112に接続されており、直流出力端子は感知
器の内部回路に接続されている。このダイオードブリッ
ジ1は無くても良いが、施工時に作業員が感知器回線1
+ 、12を逆極性に配線しても正常に動作可能とする
ために設けられている。2はスイッチング回路であり、
サイリスタ素子やトランジスタによる自己保持回路より
なり、カウント回路12がらのトリガ信号によりターン
オンされて、感知器回線II、12間を短絡させ、受信
機に煙感知信号を送出するものである。3は定電圧回路
であり、ダイオードブリッジ1の直流出方端子に得られ
る直流電圧を所定の定電圧に変換して内部回路に供給す
る。
4は発振回路であり、基準クロック信号を発生している
。5はタイミング制御回路であり、発振回路4からの基
準クロック信号を分周して、発光素子6の発光タイミン
グを制御するための発光制御信号を発生する。6はLE
D(発光ダイオード)よりなる発光素子である。7はド
ライブ回路であり、タイミング制御回路5から出力され
る発光制御信号に従って発光素子6を間欠的に駆動する
。8は受光素子であり、発光素子6からのパルス光が煙
の粒子に当たって散乱することにより生じた微弱なパル
ス光を受光する。9は増幅器であり、受光素子8からの
微弱な電気信号を増幅する。10は比較器であり、増幅
器9からの出力信号と基準電圧源11からの基準信号と
を比較することにより、煙の有無を判定し、煙流入と判
定したときに出力信号を発生させる。11は基準電圧源
であり、比較器10に煙の有無を判定するための基準信
号を供給する。12はカウント回路であり、比較器10
からの出力信号が、少なくとも2回以上得られたときに
スイッチング回路2にトリガ信号を供給する。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように、光電式の煙感知器は、煙による散乱光を
検出するための受光素子8を備える。この受光素子8は
、−aにシリコンフォトダイオード(SPD)よりなり
、その受光出力電流の温度係数は正である。また、受光
素子8の受光出力電流を電圧信号に変換する増幅器9は
、電流−電圧変換用の抵抗素子を含んでいるが、この抵
抗素子の温度係数も正であるとすると、光検出回路の出
力電圧は周囲温度の上昇につれて高くなる。このため、
煙の有無を正確に判定できないという問題があり、高温
時の誤報発生や低温時の失報発生を招いていた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、発光側回路の温度係数と受光側
回路の温度係数を相殺させることにより、全体として周
囲温度に応じて出力電圧が変動しない光検出回路を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る光検出回路にあっては、上記の課題を解決
するために、第1図に示すように、駆動電流■6に応じ
た輝度の光を放射する発光素子6と、発光素子6に駆動
電流I6を供給するドライブ回路7と、発光素子6から
放射された先の一部を受光する受光素子8と、受光素子
8の受光出力電流I8を電圧信号Voに変換する抵抗素
子R8とを含み、発光素子6の発光効率の温度係数と、
ドライブ回路7の駆動電流工、の温度係数と、受光素子
8の受光量に対する受光出力電流I、の温度係数と、抵
抗素子R8の抵抗値の温度係数の総和がほぼゼロである
ことを特徴とするものである。
[作用] 第1図に示す回路において、受光素子8の受光量に対す
る受光出力電流■8の温度係数を3000ppm/’C
5抵抗素子R6の抵抗値の温度係数を2000 ppm
/ ”Cとすると、受光側回路の受光量に対する温度係
数は5 C+ OOppm/ ”Cとなる。したがって
、発光側回路における発光量の温度係数が−5000p
pm/’Cとなれば、光検出回路の出力電圧■0は周囲
温度によっては変動しない。発光素子6として発光ダイ
オード(L E D )を用いた場合、その発光効率(
駆動電流工、に対する発光i)は温度上昇に応じて低下
し、その温度係数が例えば−6250ppm/ ’Cで
あると、ドライブ回路7による駆動電流I6の温度係数
を1250ppm/”Cとすれば良い。具体的には、第
1図に示す回路における(n−1)個のダイオード直列
アレイの個数を調節することにより、光検出回路の出力
電圧の温度係数をゼロにすることができる。
本発明の更に詳しい構成及び作用については、以下に述
べる実施例の説明において詳述する。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例の回路構成を示す図であり、
第11図に示す従来例のブロック図において、スイッチ
ング回路2と定電圧回路3及びドライブ回路7の回路構
成を具体的に例示したものである。まず、スイッチング
回路2はPNPトランジスタTrlとNPN)ランジス
タTr2を含み、これらが自己保持回路を構成するよう
に接続されている、PNPトランジスタTr+のエミッ
タは、ダイオードブリッジ1の正出力端子に接続され、
NPN)ランジスタTrzのエミッタはダイオードブリ
ッジ1の負出力端子に接続されている。PNPトランジ
スタTr+のベースはNPN)ランジスタTrzのコレ
クタに接続されて、PNP)ランジスタTr、のコレク
タはNPN)−ランジスタTrzのベースに接続されて
いる。各トランジスタTrTr2のベース・エミッタ間
には抵抗R+ 、 R2が並列接続されている。NPN
トランジスタTr2のベースはトリガ端子となり、ダイ
オードD。を介してカウント回路12の出力に接続され
ている。
カウント回路12の出力信号OUTが“High”レベ
ルになると、ダイオードD。を介してNPNトランジス
タTr2にベース電流が流れ、NPN)ランジスタTr
2のコレクタ電流によりPNP !−ランジスタTr+
にベース電流が流れ、以後、PNPトランジスタTr+
のコレクタ電流によりNPNトランジスタTrzのベー
ス電流が供給されて、スイッチング回路は自己保持状態
(ラッチアップ状R)となり、ダイオードブリッジ1の
直流出力端子間を短絡するので、感知器回線1..12
間は短絡される。
これによって、感知器回線e、 、1.に流れる回線電
流は増大し、感知器回線1..12の他端に接続された
受信機は、煙感知信号を検出する。その後、受信機側で
リセットスイッチを操作して、感知器回線11,12に
流れる回線電流を遮断するまで、スイッチング回路2は
自己保持状態を維持する。
次に、定電圧回路3の構成について説明する。
定電圧回路3は3個のNPN)ランジスタTr3゜Tr
、、Tr5を含む、トランジスタTrzのコレクタは、
ダイオードブリッジ1の正出力端子に接続されている。
トランジスタTr=のベースは、ツェナダイオードZD
、とダイオードD、の直列回路よりなる第1の定電圧素
子と、ツェナダイオードZD。
とダイオードD2の直列回路よりなる第2の定電圧素子
を介して、ダイオードブリッジ1の負出力端子に接続さ
れている。ダイオードD + 、 D xはツェナダイ
オードZD、、ZD2のツェナ電圧の温度係数を補償す
るために設けられている。第1及び第2の定電圧素子に
は、トランジスタTr)のコレクタ ベース間に接続さ
れたバイアス抵抗R1を介してダイオードブリッジ1の
正出力端子から電流が流れる。これによって、第1の定
電圧素子の両端には、ツェナダイオードZD、のツェナ
電圧VZDとダイオードD1の順方向降下電圧■Fを加
え合わせた定電圧(V ZD+ + V p)が発生す
る。また、第2の定電圧素子の両端には、ツェナダイオ
ードZD2のツェナ電圧VZ[)2とダイオードD2の
順方向降下電圧VFを加え合わせた定電圧(V Zn2
 + V F)が発生する。したがって、トランジスタ
Trsのベースには、第1及び第2の定電圧素子の両端
電圧を加えhわせた電圧(Vzo+ + VZD2+ 
2 X VF)が発生する。トランジスタTrzのベー
ス・エミッタ間電圧をVB2)とすると、トランジスタ
Tr3のエミッタ電圧(ま、(Vzo+ +VZD2+
 2 X VF  VBE3)で−定となる。この電圧
は、低抵抗R4を介して電源用コンデンサC1に充電さ
れ、電源ライン■。。、VSS間の電源電圧となる。ま
た、トランジスタTr5のベース・エミッタ間電圧をV
 BE5とすると、トランジスタTr5のエミッタ電圧
は、(V Zn2 + V pVEIES)で一定とな
る。この電圧は、電源用コンデンサC2に充電され、電
源ラインV DD、 V 952間の電源電圧となる。
トランジスタTr、は過電流を防止するために設けられ
ており、トランジスタTr3のエミッタ電流が適正なレ
ベルであれば低抵抗R1の両端に生じる電圧が小さいの
で、トランジスタTr、は動作しないが、トランジスタ
Tr3のエミッタ電流が異常に増大すると、低抵抗R4
の両端に生じる電圧によりトランジスタTr4にベース
電流が流れ、そのコレクタ・エミッタ間を介してトラン
ジスタTr3のベース電流を分流し、トランジスタTr
3のエミッタ電流を制限する。
次に、ドライブ回路7の構成について説明する。
ドライブ回路7は2個のNPNトランジスタT「6゜T
r、と、3個のNMO9)ランジスタT r @ 、 
T r gT r loと、1個のPMOSトランジス
タT r 、 、を含み、タイミング制御回路5からの
発光制御信号LEDONが’High”レベルのときに
は、発光素子6に駆動電流I6を通電するが、発光制御
信号LEDONが”Low”レベルのときには、発光素
子6に電流を通電しないのみならず、ドライブ回路7自
体が全く電流を消費しない高インピーダンス状態となる
ことを特徴としている。
タイミング制御回路5からの発光制御信号LEDONは
、NMO3I−ランジスタTrsのゲートに印加されて
いる。NMOSトランジスタT「、のソースは電源ライ
ン■ss1に接続され、トレインはバイアス用の抵抗R
1を介して電源ラインVCCに接続されている。抵抗R
6とNMOSトランジスタTrsのドレインの接続点は
、NMo5トランジスタT r s 、 T r + 
o及びPMOS)ランジスタTrのゲートに接続されて
いる。NMOSトランジスタT r 9 、 T r 
+ oのソースは電源ラインVSS+に接続され、PM
OSトランジスタT r H1のソースは電源ラインV
ccに接続されている。NMOSトランジスタTrgの
ドレインとPMOSトランジスタTrのトレインは、N
PN トランジスタTrsのベースに共通接続されてい
る。NPN)−ランジスタTr6のコレクタは電源ライ
ンVccに接続され、エミッタは抵抗R6を介してツェ
ナダイオードZD、のカソードに接続され、ツェナダイ
オードZD、のアノードは電源ライン■ss1に接続さ
れている。ツェナダイオードZD、のカソードには、N
MOsトランジスタTrl。のトレインが接続されると
共に、(n−1)個のダイオード直列アレイを介して、
NPNトランジスタTr、のベースが接続されている。
NPN)ランジスタTr7のエミッタは、抵抗R7を介
して電源ラインVSs+に接続されている。また、NP
NF−ランジスタTrtのコレクタは、発光素T−6の
カソードに接続され、発光素子6のアノードは電源ライ
ンV。Cに接続されている。
以下、ドライブ回路7の動作について説明する。
タイミング制御回路5がらの発光制御信号LEDONが
Hi)Ih″レベルになると、NMOsトランジスタT
rgがオフ状層となり、NMO3I−ランジスタT r
 s 、 T r + o及びPMosトランジスタT
rのゲート電位が低下するので、NMOsトランジスタ
T r g 、 T r +。はオフ状態、PMosト
ランジスタT r + +はオン状態となる。故に、N
PNhランジスタTr6のベース電位は上昇し、NPN
)ランジスタTrsのコレクタ・エミッタ間を介して抵
抗R6とツェナダイオードZD、の直列回路に電流が流
れる。これにより、ツェナダイオードZD、のカソード
には、そのツェナ電圧VZDIに等しい電圧が発生する
。この電圧から、(n−1)個分のダイオード直列アレ
イの層方向電圧降下(n−1)XVFを差し引いた電圧
が、NPNトランジスタTr。
のベースに印加されて、NPNI−ランジスタTryが
オン状態となり、発光素子6に駆動電流I6が流れる。
次に、タイミング制御回路5からの発光制御信号LED
ONが°’ L ow”レベルになると、NMOSトラ
ンジスタTrgがオフ状層となり、バイアス用の抵抗R
9によりNMOSトランジスタT r g 、 T r
 1゜及びPMOS)ランジスタT r 、 、のゲー
ト電位が上昇するので、NMO3)ランジスタT r 
、 、 T r Hoはオン状態、PMO3F−ランジ
スタT r 、 、はオフ状態となる。故に、NPNト
ランジスタTr6のベース電位は降下し、NPNトラン
ジスタTrsのコレクタ・エミッタ間を介して電流は流
れない、また、ツェナダイオードZ D sの両端はN
MOSトランジスタTr、。により短絡されるので、ツ
ェナダイオードZD3のカソード電位は低下し、NPN
トランジスタTrtはオフ状態となり、発光素子6の駆
動電流I6は停止する。
パワーオンリセット回路13は、電源用コンデンサC3
の電圧上昇を検出し、発振回路4とタイミング制御回路
5及びカウント回路12にパワーオンリセット信号RE
SETを供給する。アナログ信号処理回路14は、第1
1図に示す増幅器つと比較器10及び基準電圧源11を
含んでいる。
発振回路4は基準タロツク信号oSCをタイミング制御
回路5に供給する。タイミング制御回路5は基準クロッ
ク信号oSCを分周して、ドライブ回路7に発光制御信
号LEDONを供給すると共に、アナログ信号処理回路
14にタイミング制御信号PHII及びPHI2を供給
し、カウント回路12にリセット信号R3Tを供給する
。アナログ信号処理回路14からはカウント回路12に
比較出力信号COMPが供給される。発振回路4とタイ
ミング制御回路5、アナログ信号処理回路14及びカウ
ント回路12は低電圧で動作し、消費電流も少ないので
、コンデンサC2から給電されている。一方、発光素子
6のドライブ回路7は瞬間的に大電流を消費するので、
コンデンサC1から給電されている。このように、ドラ
イブ回路7の電源ラインV。0を、他の回路の電源ライ
ンVDDから分離することにより、発光素子6の発光時
に他の回路の電源電圧が瞬時低下する恐れがなくなり、
他の回路の誤動作を防止できるものである。
第3図は発振回路4とタイミング制御回路5、アナログ
信号処理回路14及びカウント回路12の構成を具体的
に示す回路図である。
まず、発振回路4は時定数設定用のコンデンサCT及び
抵抗RTと、2個のインバータG + 、 G 2及び
発振制御用のNANDゲー) G 3よりなる。NAN
DゲートG、の一方の入力は、抵抗RTを介してインバ
ータG、の出力に接続されると共に、コンデンサCTを
介してインバータG、の入力とインバータG2の出力に
接続されている。NANDゲートG3の出力はインバー
タG2の入力に接続され、NANDゲートG、の他方の
入力には、インバータG4を介してパワーオンリセット
信号RESETが入力されている。パワーオンリセット
信号RESETが“Lo−”レベルになると、インバー
タG。
の出力が“High”レベルとなり、NANDゲートG
、が信号通過可能な状態となって、インバータG、の出
力には、抵抗RTとコンデンサCTの時定数で決まる周
期の基準クロック信号O8Cが得られる。
この基準クロック信号oSCは、タイミング制御回路5
における分周回路5aに入力されている。
分周回路5aは、14段のDフリップフロップを縦続接
続して成り、各段のDフリップフロップは、その反転出
力qを自己のデータ入力りに接続されると共に、次段の
クロック人力CLKに接続されている。初段のDフリッ
プフロップのクロック人力CLKには基準クロック信号
O8Cが供給され、終段のDフリップフロップの出力Q
からは、基準クロック信号O8Cの分周出力El+<が
得られる。
この分周出力B 14は、タイミング制御回路5におけ
るシフトレジスタ回路5bに入力されている。
シフトレジスタ回路5bは、7段のDフリップフロップ
を縦続接続して成り、各段のDフリップフロップは、そ
の出力Qを次段のデータ入力りに接続されている。初段
のDフリップフロップのデータ人力りには、分周回路5
aの分周出力BI4が供給されている。各段のDフリッ
プフロップのクロック人力CLKには、分周回路5aに
おける2段目のDフリップフロップの出力Q(分周出力
B2)が供給されている。
なお、分周回路5a及びシフトレジスタ回路5bにおけ
る各Dフリップフロップのリセット人力Rには、パワー
オンリセット信号RESETが供給されている。
シフトレジスタ回路5bにおける3段目〜7段目のDフ
リップフロップの出力Q 、、”Q、、Q 、、Q 、
(9)1.Q、、Q、及び分周回路5aの分周出力B1
4は、タイミング制御回路5における論理回路5cのA
NDゲートG、〜G、に図示のように入力されて、制御
信号PHII、PHI2、LEDON、R3T、UPC
LKを夫々生成する。
次に、増幅器つと比較器10及び基準電圧源11を含む
アナログ信号処理回路14の構成について説明する。
増幅器っけ、3段のオペアンプOP + 、 OP 2
 、○P、を縦続接続して成り、各オペアンプの非反転
入力には、基準電圧回路15からの基準電圧Vrが印加
されている。初段のオペアンプ○P1の反転入力にはシ
リコンフォトダイオード(SPD)よりなる受光素子8
のカソードが接続されている。
受光素子8のアノードは電源ラインvsszに接続され
ている。したがって、受光素子8のPN接合は逆バイア
スされており、光照射によってPN接合に逆方向に流れ
る光電流をオペアンプ○P、により電圧信号として検出
するものである。このために、オペアンプOP、の出力
と反転入力の間に接続される帰還抵抗R8としては高抵
抗が使用されている。2段目のオペアンプOP2は電圧
増幅回路を構成しており、その電圧増幅率は、入力抵抗
R3と帰還抵抗R1゜の比率で決まる。3段目のオペア
ンプOP、も電圧増幅回路を構成しており、その電圧増
幅率は、入力抵抗R1と帰還抵抗R22の比率で決まる
。オペアンプOP 3の出力は、直流カット用のコンデ
ンサC1の一端に接続されており、コンデンサCつの他
端はオペアンプOP、の非反転入力に接続されている。
オペアンプOP。
の出力はその反転入力に4:li還されており、したが
って、オペアンプ○P4はインピーダンス変換器として
作用するバッファアンプである。オペアンプOP <の
出力は、抵抗R1,とコンデンサC1よりなるローパス
フィルタを介して、コンパレータ用のオペアンプOP 
sの非反転入力に接続されている。
なお、直流カット用のコンデンサC1の他端は、アナロ
グスイッチSW1を介して基準電圧回路15の出力に接
続されている。基準電圧回路15の出力は、オペアンプ
○P6の非反転入力に印加されている。オペアンプOP
6の出力は、抵抗R1゜と抵抗R1,を介して電源ライ
ンVss2に接続されている。抵抗R14と抵抗R1,
の接続点はオペアンプOP sの反転入力に帰還されて
いる。抵抗R1゜かち得られる基準電圧VREFは、コ
ンパレータ用のオペアンプ○P、の反転入力に印加され
ている。
オペアンプOP5の出力は、NORゲー1−G、、Gよ
りなるRSフリップフロップ12aのセット入力とされ
ている。このRSフリップフロップ12aのリセット入
力には、ANDゲートG8から出力されるリセット信号
R8Tが供給されている。また、RSフリップフロップ
12aの出力は、アップダウンカウンタ12bのアップ
ダウン選択信号UDSとされている。アップダウンカウ
ンタ12bのリセット人力Rには、パワーオンリセット
信号RESETが供給されており、アップクロック人力
UPCLKには、ANDゲー1へG、がら出力されるア
ップクロック信号UPCLKが供給されている。
第4図はカウント回路12の回路構成を示している。カ
ウント回路12は、上述のANDゲートG1゜+ G 
l lよりなるRSフリップフロップ12aと、アップ
ダウンカウンタ12bを備えている。アップダウンカウ
ンタ12bは、2個のDフリップフロップを備えている
。各Dフリップフロップのリセット入力Rには、パワー
オンリセラ!へ信号RESETが供給され、クロック人
力CLKには、アップクロック信号UPCLKが供給さ
れている。また、各Dフリップフロップの出力Q、、、
Q、。は、ANDゲートG、2に入力され、ANDゲー
トG、2の出力がカウント回路12の出力信号○LJT
となる。なお、各Dフリップフロップのデータ入力り、
。2D2゜は、アップダウン選択信号UDSと各Dフリ
ップフロップの出力Q、。+ Q 20に基づいて、論
理回路G、、、0.4により夫々生成され、過去3回連
続して煙の散乱光の検出信号COMPが“High”レ
ベルとなったときには、出力信号OUTが“T−1ig
h”レベルとなり、スイッチング回路2がトリガされる
ように構成されている。
ところで、上述の第2図に示したドライブ回路7では、
ツェナダイオードZD、のツェナ電圧をVZD3とする
と、発光素子6の駆動電流はIa=(Vzox  (n
   1)XVF  VBE7+/R7=(Vzoz−
nxvF)/Rt となる、ただし、トランジスタTr7のベース・エミッ
タ間電圧VBp7は、(n −1)個のダイオードの各
々の順方向降下電圧■Fと等しいものとする。
以上のことから明らかなように、第2図に示したドライ
ブ回路7では、トランジスタTr7のベース・エミッタ
間電圧VBETの温度特性が発光素子6の駆動電流I6
の温度特性に影響を与えることになる。
第5図はドライブ回路7の他の回路例を示している。第
2図に示すドライブ回路7と比較すると、PNP)ラン
ジスタT r l 41 T r + sよりなるカレ
ントミラー回路を追加して、トランジスタTrsのベー
ス電流源を定電流化した点、並びにトランジスタTr、
のベース・エミッタ間電圧VIIIE?をトランジスタ
T r 、 、のベース・エミッタ間電圧■BE+7に
より打ち消して、発光素子6の駆動電流■6の温度特性
が、ツェナダイオードZD、と(n −1>個のダイオ
ードのみにより決定されるようにした点が異なる。
まず、発光制御信号LEDONが″High’レベルの
ときには、上述のように、NMOSトランジスタTra
がオン状態、NMo5トランジスタTrs。
Tr+。がオフ状態、PMO8)ランジスタTr++が
オン状態となるので、PMO9)−ランジスタTr、□
とNMO8)ランジスタT r 、 3のゲート電位が
上昇し、PMOSトランジスタT r l 2はオフ状
態、NMo3)−ランジスタTrHはオン状態となる。
このため、PNP)ランジスタT「3.には抵抗R16
で決まる定電流が流れ、同じ電流がPNP トランジス
タTr、5を介してトランジスタTr6のベースに流れ
る。このとき、NMOS)−ランジスタTr、。
のゲート電位は低いので、NMOSトランジスタT「1
6はオフ状態であり、NPN)ランジスタTr11は動
作可能な状態となっている。このNPNI−ランジスタ
T r + tは、抵抗R6の両端電圧が上昇すると、
NPN)−ランジスタTrsのベース電流を分流させて
、抵抗R,の両端電圧を低下させ、トランジスタT r
 l ?のベース・エミッタ間電圧VBEI7に等しく
なるように負帰還制御を行っている。このため、このド
ライブ回路7では、発光素子6の駆動電流I6は、 Ts−(Vzos−(n−1)XVFI/R?となる。
これは、トランジスタT r 7のベース・エミッタ間
電圧VBE?とトランジスタT r 、 、のベース・
エミッタ間電圧■BE17が打ち消し合うからである。
次に、発光制御信号LEDONが“L ow”レベルの
ときには、上述のように、NMOS )ランジスタTr
aがオフ状態、NMO8I−ランジスタTrsT rl
aがオフ状層、PMO3)ランジスタTr、がオフ状態
となるので、PMOSトランジスタT r 、 2とN
Mo3)ランジスタT r 、 、のゲート電位は降下
し、PMOSトランジスタTr1□はオン状態、NMO
SトランジスタT r + 3はオフ状層となる。
このため、PNPhランジスタT r l 4には電流
が流れなくなり、PNP l−ランジスタT「15にも
電流が流れなくなる。NMo3)ランジスタTr+5T
r1゜がオフ状層となるので、NPNトランジスタTr
、、Tr、のベース電位は低下し、NPN)ランジスタ
T r h 、 T r tは完全にオフ状態となる。
したがって、制御信号PHIIが“Low″レベルのと
きには、電源ライン■ccから電源ラインVSSIには
全く電流は流れなくなる。
ここで、ドライブ回路7に用いる(n −1)個のダイ
オードは、ツェナダイオードZDコのツェナ電°圧VZ
D3の温度係数、発光素子6の発光効率の温度係数、受
光素子8の受光効率及び電流−電圧変換用の高抵抗R8
の温度係数を考慮し、発光側と受光側の温度係数が全体
としてほぼゼロとなるように、その個数を遷ぶちのであ
る。その具体的な方法については後述する。
次に、オペアンプOPl〜OP6の具体的な回路構成を
第6図に例示する。このオペアンプは、MOSトランジ
スタT r 、、〜Tr3゜と抵抗R,を及びインバー
タGI5を含み、制御信号PHIIが“High”レベ
ルであるときには、入力端子INI、IN2に印加され
る電圧の差分を増幅した電圧信号を出力端子0UT1に
発生し、制御信号PHIIが“’Low”レベルである
ときには、出力端子○UTIが“LO@+”レベルにな
ると共に、電源ライン■DDと■ss2の間に全く電流
が流れなくなるように動作することを特徴としている。
以下、そめ動作を簡単に説明すると、まず、制御信号P
HTIが’HiFib”レベルのときには、PMO3)
ランジスタTr18とNMOSトランジスタTr2oの
ゲート電位が上昇するので、PMO3)ランジスタT 
r 1eはオフ状態となり、NMo3)ランジスタTr
2oはオフ状層となる。したがって、PMO3I−ラン
ジスタT r 1 g 、 T r 211 T r 
2 s 、 T r 2 gはゲート電位が低下し、抵
抗素子として作用する。このため、入力端子■Nl、I
N2に印加された電圧の差分に相当する電圧がMOSト
ランジスタT r 、 2〜T r 25よりなる差動
増幅器により生成され、この電圧がMo3)ランジスタ
T r 2 t + T r 29にて2段増幅されて
出力端子0UTIに出力される。このとき、Mo3)ラ
ンジスタT r 2 a + T r 2 aはMo3
)ランジスタT r 2 ? ITr2sの負荷抵抗と
して作用する。次に、制御信号PHIIが“Low”レ
ベルになると、PMOSトランジスタTrysとNMO
SトランジスタTr2゜のゲート電位が低下するので、
PMOS)ランジスタT r 、 @はオン状態、NM
O8)ランジスタTr2゜はオフ状態となる。したがっ
て、PMOS)ランジスタTrl9.Tr2.Tr、、
Trzaはゲート電位が上昇し、遮断状態となる。この
ため、電源ライン■DDから電源ラインV Ss2には
全く電流が流れなくなる。また、インバータG1.は電
源ラインVOOとVSS2により給電されているが、本
実施例のインバータは全てCMOSインバータよりなる
ので、状態が遷移した後は電流が流れない。よって、制
御信号PHIIが“Low”レベルの状態ではオペアン
プOP1〜OP6は全く電流を消費しなくなる。
次に、基準電圧回路15の具体的な回路構成を第7図に
示す、この回路は、制御信号PHIIが“High”レ
ベルのときには、出力端子0UT2に基準電圧Vrを発
生し、制御信号PHIIが“Lowレベルのときには、
電源ラインvDDがら電源ラインVSS2への電流が遮
断されるように動作することを特徴としている。以下、
制御信号PHIIが゛用igh”レベルのときに、基準
電圧Vrが一定の電圧として発生する原理について説明
する。
トランジスタTr3s+Trssのベース・エミッタ間
電圧をV BH3G I V BE’39とし、トラン
ジスタTr3゜に流れる電流を1とすると、 V8pz 6= V日E、、+  I  −R・・・■
となる。トランジスタTr36のエミッタ面積と1−ラ
ンジスタTr、のエミッタ面積の比率を1:sに選ぶと
、それぞれのコレクタ電流r ejs  I e39は
次のようになる。
I c、、= I s −exp(VnEsa/ Vv
)I c3g= S X I 5−exp(Vasz/
 VT)ここで、Isは飽和電流、V T = k T
 / q 、 kはボルツマン定数、qは電子電荷、T
は絶対温度である。
これを0式に代入すると、 I = (V T/ RH’n S 直列接続されたトランジスタT r < + + T 
r < 21・・・の個数をm個とすると、 Vo=r ・kR+mVas =mv8E+ (VT/R)lnS 温度特性をOとするには、 aT       aT           θTm
=2 3=2と選び、 受光素子8の受光出力電流I、は、初段のオペアンプO
P1の高抵抗R6に流れ、電圧信号に変換される。基準
電圧回路15の出力電圧をVrとすると、オペアンプO
P1の出力電圧Voは、Vo=Vr  11R− となる0両辺について、温度Tの変化θTに対する偏微
分係数を求めると、 aT とすると、k=67.89 したがって、R=1にΩとすると、kRは67゜9にΩ
となり、温度係数Oの定電圧回路となる。
このように、mとSを適当に選び、出力電圧Vrを一定
に保つことができる。
また、本実施例にあっては、発光素子6と受光素子8、
電流−電圧変換用の高抵抗R11、基準電圧回路15の
出力電圧Vrの温度係数を元に、ドライブ回路7の駆動
電流工、の温度特性を以下のように調整することで、受
光出力vOが温度に対して変動しない光検出回路を実現
しいている。
ここで、 二こで、電流−電圧変換用の高抵抗R1が集積回路の拡
散抵抗よりなるものとし、その温度変動分(θR,/θ
T)を2000ppm/”Cト仮定スル。
また、受光素子8の受光出力電流■。の温度変動分(θ
1./θT)を−2000ppm/’Cと仮定すれば、 aT = OppIIl/ ’C となる、しかしながら、受光素子8が一般的なシリコン
フォトダイオード(SPD)であるとすると、その受光
出力電流■8の温度係数は正であり、上記のように出力
電圧■0の温度変動を0とすることができない。そこで
、温度上昇と共に発光素子8の発光量を減少させて、受
光素子8の受光出力電流■、の温度変動分が負の勾配を
持つようにすれば良い、つまり、受光素子8の受光出力
電流■。
は発光素子6の発光量に比例し、発光素子6の発光量は
駆動電流■6に比例すると考えられるので、発光素子6
の発光量を温度上昇と共に減少させれば良いと考えられ
る。今、受光素子8単独の受光出力電流の温度係数を3
000ppm/’Cとすると、発光素子6の発光量の温
度係数を−5000pp+*/℃とすれば、(θVo/
θT)はほぼ0に近似できる。
次に、ドライブ回路7の温度特性について説明する。第
2図において、ツェナダイオードZD。
のツェナ電圧をVZD3、トランジスタTryのベース
・エミッタ間電圧及び(rl−1)個のダイオード直列
アレイの各々の順方向降下電圧をVFとすると、発光素
子6に流れる電流■6は I 6= (Vzot  n ・Vp)/ R?となる
0両辺について、温度Tの変化θTに対する偏微分係数
を求めると、 aT    R,aT    R2θTVZD3−θV
F  aT      、19T今、発光素子6の発光
効率の温度変動を一6250pp輪/”Cとする。この
とき、−15℃〜65℃の温度範囲では、発光素子6の
発光量は+25%〜−25%まで変動する0発光素子6
の発光量は温度上昇と共に減少し、受光素子8の受光出
力電流工、を減少させるが、受光素子8単独での受光出
力電流と、電流−電圧変換用の高抵抗R8の抵抗値は、
温度上昇と共に逆に増加する特性を有している。したが
って、発光素子6の発光量が5°OOOppm/ ’C
であるとすると、受光回路の出力電圧Voの温度係数(
θV o/ a T )を0にできるから、結局、発光
素子6のドライブ回路7における駆動電流■6の温度係
数を1250ppm/ ”Cとすれば、回路全体として
温度係数をゼロにすることができる。
ここで、■式の抵抗R7は温度係数が無視できるディス
クリートの部品とし、VZDz= 6 、9 V、θ”
ZD3/θT=3mV/”C1θVF/δT = −2
mV/”C,VF=0.7Vとすると、 の値が1250ppm/”C= 1.25 X 10−
’となるようにすれば良い、このとき、n=1.956
#2となる。したがって、ダイオードの個数は、(nl
)−1個とすれば良い。
以上のように、ドライブ回路7における(nl)個のダ
イオードの個数を適当に運ぶことにより、光検出回路の
出力電圧Voの温度係数をOにすることができる。
また、第5図に示す他のドライブ回路4を用いた場合に
は、 Ia−(Vzoz+Vep  (n  1)VF  V
BE)/R7−fVzD:+−(n  1 )VF)/
 R7となり、上記と同様の計算を行えばn=3となる
から、ダイオードの個数を(n−1)−2個とすれば良
い。
このようにして、本実施例にあっては、出力電圧の温度
係数が一定な光検出回路を実現しているものである。
以上の回路のタイムチャートを第8図に示す。
発振回路4からの基準クロック信号O8Cの周波数を1
0kHzとすると、14段の分周回路5aの分周出力B
14は、周期3.2768秒のクロック信号となる。こ
の分周出力BI4を7段のシフトレジスタ回路5bに入
力し、分周回路5aの2段目の分周出力B2を用いてシ
フトさせ、シフトレジスタ回1185 bの各段の出力
Q、〜Q7を作る。この信号を論理回路5Cによってデ
コードし、制御信号PHII、Pi−II2、発光制御
信号LEDON、アップクロック信号UPCLK、リセ
ット信号R3Tを作成するものである。
制御信号PHIIは増幅器つと比較器10及び基準電圧
源11を含むアナログ信号処理回路14を有効にするた
めの制御信号であり、この制御信号が“LOw″レベル
の区間においては、アナログ信号処理回路14の電源電
流を遮断して、低消費電流化を図るものである。これと
同時に、制御信号P)II2が立ち上がり、アナログス
イッチSWがオンし、直流カット用コンデンサC1のバ
ッファアンプ側の端子を基準電圧Voに充電し、この結
果、コンデンサC5の両端は基準電圧VOに等しくなる
。制御信号PH12が“Low”レベルとなり、アナロ
グスイッチs w 、 h<オフした後、発光制御信号
LEDONが″High’レベルとなり、ドライブ回路
7により、発光素子6には駆動電流■6が流れる0発光
制御信号LEDONが“Low”レベルの区間には、ド
ライブ回路7の消費電流もゼロとなる。発光素子6の発
光により煙の散乱光を受けて得られた受光素子8の出力
信号が増幅器9にて増幅され、受光信号CPLSが比較
器10の1!:準電圧■RεF以上になると、比較器1
0の比較出力信号COMPは“High″レベルとなる
。この信号COMPはカウント回路12のRSフリップ
フロップ12aによりラッチされ、アップダウン選択信
号UDSがHigh’レベルとなっているときに、アッ
プクロック信号UPCLKによりカウント回路12のア
ップダウンカウンタ12bに取り込まれる。カウント回
路12では、3回連続、受光信号CPLSが基準電圧V
 RHFを越えたときにのみ、そのカウント出力信号○
tJTが″High”レベルとなる。この動作のタイム
チャートを第9図に示す。
なお、連続回数はカウンタ12bの回路構成により自由
に設定できる。このカウント出力信号OUTが’Hig
h“レベルになると、スイッチング回路2にトリガ信号
が供給され、感知器回線1,12間が短絡状萼となり、
受信機側へ煙怒知信号を電流信号として送出する。なお
、スイッチング回路2のトリ万端子に接続されたダイオ
ードD。は、スイッチング回路2の自己保持動作時に、
カウント出力信号OUTが“LOW”レベルに復帰して
も自己保持状態を傑証するために挿入したものである。
このように、本実施例では、感知器に流入した煙による
散乱光が3回連続して基準値を越えたときに、スイッチ
ング回路2がオンし、受信機側へ煙忌知信号を送出する
ものである。このような感知器は広い範囲に分散して配
置され、感知器回線1、.12間に多数個が並列的に接
続されるものであるから、その消!!電流は少なく抑制
することが望まれる。
そこで、本実施例にあっては、まず、アナログ信号処理
回路14の低消費電流化を図るために、上述のように、
タイミング制御回路5により発生させた制御信号PHI
Iによりアナログ信号処理回路14を間欠駆動させてい
る。電源電圧VCCを10■、■DDを5■とし、アナ
ログ信号処理回路14を有効にするi制御信号PT−I
llの“’High”レベル区間を1.4m5ecとす
ると、アナログ信号処理回路14の全体で10mAの電
流を消費させたとしても、約3.2secに一度1.4
m5ecの電流消費区間が存在するだけであるから、1
0nAXl、4+asec/3.2sec=4.38μ
Aとなり、大幅な低消費電力化が可能となる。また、ド
ライブ回路7は発光制御信号LEDONが“’Low″
レベルの区間においては全く電流が流れないので、発光
素子6に流す駆動電流I6を100mAとしても、発光
制御信号LEDONの″’High″レベル区間を20
0μSeeとすると、100mAX200μsec/3
2sec= 6.25μAとなり、これも大幅な低消費
電力化が可能となる。
その他、定電圧回路3及びパワーオンリセット回路13
で約7μAの電流消費があり、タイミング制御回路5及
びカウント回路12を含むロジッり回路部はCMO8構
成で消費電流が少なく、これとl QkHzの発振回路
4の消¥!電流(5μA)を含めても全体で10μA以
内に収まる。したがって、上記の消費電流を全て加え合
わせても、全体として 4.38+6.25+7+10=27.63μAとなり
、30μA以下の低消費電流となる。
また、本実施例では、ドライブ回路7やアナログ信号処
理回路14等のアナログ回路部の間欠駆動のために、電
源ライン■。CやVDDの電圧を入切して低消費電流化
を図っているのではなく、各アナログ回路部に電流遮断
制御用のトランジスタを個別に設けて電流の遮断を行う
ものであるから、電源ラインの電圧を入切する方式に比
べて、各アナログ回路部が有効状態に達するまでの時間
が雉く、その結果、全体として1.4m5ecという短
期間の間に、煙による散乱光で生じた受光素子8の受光
出力をカウント回路12まで取り込むことができる。こ
のため、アナログ回路部の有効時間が短くて済み、従来
に比べて大幅な低消費電流化を図ることができるもので
ある。
以上のような本実施例の感知器回路は、誘電体分離技術
を用いた半導体集荷回路として構成される。以下、第1
0図により誘電体分離基板の製造工程について説明する
。まず、N−型の単結晶シリコン基板21上に、周知の
半導体プロセスの手法により酸化膜(Sio□)を形成
し、この酸化膜22の所望の箇所をフォトリソグラフィ
ー技術及び酸化膜エツチング技術によりエツチングし、
その後、アルカリ異方性エツチング液によりシリコン結
晶の異方性エツチングを行い、■字形の溝を形成する(
第10図(a)参照)。その後、表面にシリコン酸化膜
(S io 2)よりなる絶縁膜22を形成する。この
シリコン酸化膜は、絶縁膜として使用されるものである
から、その目的からS i 3 N 4等であっても良
い、絶縁膜22の上に、支持体となる多結晶シリコン層
23を形成する(第10図(b)参照)、多結晶シリコ
ン層23の厚さとしては、特に限定するものではないが
、単結晶シリコン基板21の厚さと同じぐらいにしてお
く。その後、単結晶シリコン基板21の側から表面研磨
を行い、絶縁膜22が露出するまで研磨除去する(第1
0図(c)参照)。表面研磨は最初は粗いラッピングか
ら入り、次第にm細なものとなるようにして、最終段階
ではボリシングによる鏡面仕上げとする。
以上の工程により、絶縁PIA22に包まれて多結晶シ
リコン屑23の上に島のように存在する複数の単結晶シ
リコン領域を倉む誘電体分離基板が完成する。この島の
存在する単結晶シリコン領域の各々に回路素子を構成す
る。
以上の誘電体分離技術を用いた集積化により、電源用コ
ンデンサC+ 、 C2、発光素子6及び定電圧回路3
のパワートランジスタと抵抗R5以外の全ての素子を同
一チップ上に構成でき、同時に小型軽量化も図れる。な
お、抵抗R3は高耐圧の高抵抗で、素子占有面積増大の
問題を除外すれば、集積化することも可能である。
なお、実施例の説明においては、光電式の煙感知器のみ
を例示したが、本発明の応用範囲はこれに限定されるも
のではない。例えば、発光素子により可視光又は赤外光
を室内に放射し、その反射光を受光素子により受光して
、侵入者が存在するときには反射光の乱れを検出して侵
入警報を発生する光電式の侵入感知器に本発明を応用し
ても良い。
[発明の効果] 本発明によれば、受光側回路の受光量に対する出力電圧
の温度係数を、発光側回路の発光量の温度係数により相
殺しているので、全体として光検出回路の出力電圧の温
度係数はほぼゼロとなり、周囲温度の変動に対する出力
電圧の変動が生じないという効果がある。したがって、
例えば光電式の煙感知器に応用すれば、高温時の誤報や
低温時の失報を防止することができ、信頼性を向上させ
ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光検出回路の回路図、第2図は本発明
の一実施例のブロック回路図、第3図は同上に用いるデ
ジタル回路及びアナログ信号処理回路の具体回路図、第
4図は同上に用いるカウント回路の具体回路図、第5図
は同上に用いるドライブ回路の池の例を示す回路図、第
6図は同上に用いるオペアンプの具体回路図、第7図は
同上に用いる基準電圧回路の具体回路図、第8図は同上
の感知器回路の動作波形図、第9図は同上に用いるカウ
ント回路の動作波形図、第10図は同上の回路を実現す
る誘電体分離集積回路の製造工程を示す断面図、第11
図は従来例のブロック回路図である。 6は発光素子、7はドライブ回路、8は受光素子、R8
は抵抗素子、■6は駆動電流、■、は受光比カフv、流
、Voは電圧信号である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動電流に応じた輝度の光を放射する発光素子と
    、発光素子に駆動電流を供給するドライブ回路と、発光
    素子から放射された光の一部を受光する受光素子と、受
    光素子の受光出力電流を電圧信号に変換する抵抗素子と
    を含み、発光素子の発光効率の温度係数と、ドライブ回
    路の駆動電流の温度係数と、受光素子の受光量に対する
    受光出力電流の温度係数と、抵抗素子の抵抗値の温度係
    数の総和がほぼゼロであることを特徴とする光検出回路
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