JPH02112252A - 可動イオンの評価方法 - Google Patents

可動イオンの評価方法

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JPH02112252A
JPH02112252A JP26557088A JP26557088A JPH02112252A JP H02112252 A JPH02112252 A JP H02112252A JP 26557088 A JP26557088 A JP 26557088A JP 26557088 A JP26557088 A JP 26557088A JP H02112252 A JPH02112252 A JP H02112252A
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JP
Japan
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film
mobile ions
oxide film
mobile
gate oxide
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Pending
Application number
JP26557088A
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English (en)
Inventor
Hiroya Mori
浩也 森
Masao Hosoya
細谷 正男
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置の製造に係わるホトリソグラフィ
及びエツチング工程等において、半導体素子中に侵入し
た可動イオン量を測定するための可動イオン評価方法に
関するものである。
(従来の技術) 従来より、半導体素子の信頼性劣化原因の一つとして、
ゲート酸化膜等の可動イオンによる汚染が挙げられてい
る。この可動イオンはナトリウム(Na)やカリウム(
K)等のアルカリ金属イオンであり、これらがゲート酸
化膜等の中でNa”やに゛等の陽イオンとして挙動する
ため、半導体素子の特性変動を生じ、その信頼性を低下
させるものである。
ゲート酸化膜の可動イオンによる汚染経路としては、ゲ
ート酸化膜の形成過程において可動イオンが存在する酸
化炉やウェハにより汚染される場合と、ゲート酸化膜形
成後の工程において外因的に汚染される場合がある。こ
こでは後者の場合について、特にホトリソグラフィ及び
エツチング処理等における汚染に対する可動イオン評価
方法について述べる。
従来、この種の技術に関するものとしては、第2図(a
)〜(−f)に示すようなものがあった。
以下、その構成を図を用いて説明する。第2図(a)〜
(f>は従来の可動イオン評価方法を示す試料作成工程
図である。
先ず、第2図(a)のシリコン(Si)等から成るサブ
ストレートウェハ]−の表面に熱酸化を施し、第2図(
b)に示すようなゲート酸化膜2を育成する。次いで、
可動イオン侵入の評価の対象とするホトリソグラフィ或
はエツチング処理等を施し、ゲート酸化膜2を第2図(
C)の如く可動イオン3で汚染させる。これは、例えば
ゲート酸化膜2上に図示しないレジスト膜を形成し、そ
の後このレジスト膜をプラズマエツチング等で除去する
工程を施すに際し、レジスト膜等に含まれる可動イオン
3によってゲート酸化膜2が汚染されるものである。
次に第2図(d)のように、ゲート酸化膜2上に電極と
なるアルミニウム(AN )膜4をスバ・ツタリング法
により形成し、さらにA、o H4に対するホトリソグ
ラフィ及びエツチング処理を施して第2図(e)のA、
Qゲート電極5を形成する。続いて、へρスパッタリン
グ時にウェハが受けたダメージの除去及び特性安定化の
ためのA、Qシンターを施せば、第2図(f)に示す構
造の可動イオン評価用の試料が作成される。
その後、上記のように形成された試料に対し、電気的な
方法によりゲート酸化膜2中の可動イオン量を測定する
。電気的測定方法としては、例えば゛トライアングル・
ボルテージ スキャニング法(”r”vs法)等が用い
られる。これにより第2図(c)の工程におけるuJ動
イオン3の侵入量か推定され、その工程に対する可動イ
オンの評価がなされる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、下記構成の可動イオンの評価方法におい
ては、第2図(C)の評価対象の工程のみならず、他の
工程においても可動イオン3がゲ−ト酸化膜2に侵入す
るため、評価対象の工程で侵入した可動イオン量を精度
良く評価できないという課題があった。
即ち、第2図(d)のへρスパッタリング時や第2図(
e)のA、Qホトリソグラフィ及びエツチング処理時に
も可動イオン3がグー1〜酸化膜2の表面に侵入する。
そして侵入した可動イオン3は、第2図(f)のANシ
ンターによりA、Qゲート電極5直下まで拡散するため
、測定される可動イオン量は第2図(c)、(d)、(
c)の工程で1受入した量の総和となってしまう。それ
故、本来の目的である評価対象の工程で侵入した可動イ
オン量を高精度に評価できないという問題を生じ、その
解決が困難であった。
本発明は前記従来技術がもっていた課題として、試料作
成時に評価対象外の工程からも可動イオンが侵入するた
め、目的とする可動イオン量を正確に測定できない点に
ついて解決した可動イオンの評価方法を提供するもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記課題を解決するために、可動イオンの評価
方法において、半導体基板の表面に酸化膜、窒化膜及び
導電膜を順次形成する工程と、前記導電膜にパターニン
グを施し、その導電膜から成る可動イオン測定用パター
ンを形成する工程と、第1回目の可動イオン測定により
前記酸化膜に含まれている1′i4動イオン量を測定す
る工程と、前記可動イオン測定用パターンをマスクとし
て前記窒化膜にエツチングを施し、表面に露出した前記
酸化膜に評価すべき可動イオンを侵入させる工程と、そ
の後の可動イオン測定により前記酸化膜に含まれている
可動イオン量を測定する工程とを、順に施すようにした
ものである。
(作用) 本発明によれば、以トのように可動イオンの評価方法を
構成したので、酸化膜と導電膜の間に形成された窒化膜
は、導電膜形成時のスパッタリングにおいて可動イオン
が酸化膜に侵入するのを阻止するように働く。また前記
窒化膜は、可動イオン測定用パターン形成時のホトリソ
グラフィ及びエツチング処理に際しても、同様に可動イ
オン侵入を阻止するように働く。
さらに、可動イオン測定用パターン形成後、第1回目の
可動イオン測定を行なうことは、酸化膜形成過程におけ
る可動イオン侵入の有無を把持せしめる。
この働きにより、評価対象の処理においてのみ可動イオ
ンを酸化膜へ侵入させることが可能となり、その侵入量
を精度良く測定し、的確な評価が可能となる。従って、
前記課題を解決することができる。
(実施例) 第1図(a)〜(g)は本発明の実施例における可動イ
オンの評価方法を示す試料作成工程図である。以下、図
に従って順次説明する。
先ず、第1図(a)のSi等から成るザプス1〜レート
ウェハ11の表面に熱酸化等を施し、第1図(b)に示
すような酸化シリコン(SiO2)膜等から成るゲート
酸化膜12を形成する。次いで第1図(C)の如く、ゲ
ート酸化膜12」二に低圧化学的気相成長(LP  C
VD)法等を用いて窒化シリコン(S i 3 N4 
) Ml 3を形成する。
次に第1図(d)のように、Si3N4膜13上にスパ
ッタリング法等により導電膜、例えばA、fl膜14を
形成する。続いて、Aρ膜14にホトリソグラフィ及び
エツチング等を施し、第1図(e)に示すような所定形
状のゲート電極15を形成する。このゲート電極15は
、可動イオン測定用パターンとなるべきものである。前
記のA、l)膜14の形成及びホトリングラフィとエツ
チング処理を施すに際し、ゲート酸化膜12はS i 
3N4膜13によって保護されているので、可動イオン
による汚染を生じるおそれはない。
上記工程を終了した後、ゲート酸化膜12に対し第1−
回Hの可動イオン量の測定を行なう。もしここで可動イ
オンが検出されれば、それはA1膜14形成以Airの
ゲート酸化膜12育成中に侵入したものである。即ち、
熱酸化用の酸化炉やウェハの汚染等により、ゲート酸化
[12が汚染されていると考えられる。それ故、汚染さ
れたゲート酸化膜12は目的とする可動イオン評価に適
さないので、以降の評価試料としては用いない方がよい
次に、可動イオンにより汚染され−Cいない第1図(e
)のゲート酸化1模]2に対し、第1図(f)の如く可
動イオン侵入の評価の対象とする処理を施す。例えば、
ドライエツチングによる汚染を評価する場合には、第1
図(c)のゲート電極15をマスクとして513N4膜
に13にドライエツチングを施す。これにより、エツチ
ング除去されたS L 3 N4 @ 13に接してい
たゲート酸化膜12表層部は、第1図(f)の如く可動
イオン16によって汚染される。
その後、第1図(g>の工程でAfJシンター処理を施
ずと、可動イオン1−6はSi3N4膜13直下を含む
ゲート酸化膜12中全域に拡散する。
次いで、可動イオン量をTVS法等の電気的方法により
測定すれば、Si3N4膜13のドライエツチング時に
ゲート酸化膜12に侵入した可動イオン量を定量的に把
持することができる。
また第1図(f>において、Si3N4膜13のドライ
エツチング後レジスト除去に用いるレジスト灰化装置に
よる汚染を評価する場合には、前記方法によりSi3N
4膜13のドライエツチングによる侵入可動イオン量を
定量的に測定した後、レジスト灰化装置による処理を施
し、ゲート酸化膜12表面を汚染させる。次いで、再び
Aρレシンー処理を施し、可動イオン]6を拡散さぜな
後、可動イオン量を測定する。これにより、Si3N4
[13のドライエツチングによる可動イオン量とレジス
ト灰化装置での可動イオン量との総和が求められる。そ
れ故、総和から予め求めておいた5i3Na膜のドライ
エツチングによる可動イオン量を差し引けは、レジスト
灰化装置による侵入可動イオン量が得られる。
同様の方法により、他のドライプロセスやレジスト処理
等における可動イオンの評価を、Ag膜14形成時及び
ホトリングラフィ、エツチング処理時の影響を受けるこ
となく高精度に行なうことができる。また、その精度は
、ゲート電極15周辺の5j3N4膜13を大きく開孔
すればする程高精度となる。
本実施例においては、ゲート酸化膜12 Jlに可動イ
オンに対するバリア効果の大きい513N4膜13を形
成する・ようにしたので、その後の工程であるAJ7ス
パツタリング、ホトリソグラフィ及びエツチング時にお
ける可動イオンのゲート酸化膜12への侵入が阻止され
る。また、第1回「1の可動イオン量の測定により、ゲ
ート酸化112の育成過程における汚染の有無を確認し
、汚染されているものを試料から除外するすることがで
きる。
従って、評価対象の処理においてゲート酸化、[12に
侵入した可動イオン量のみを定量的かつ高精度に測定す
ることができる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず種々の変形が
可能である。例えば、評価対象となる酸化膜はゲート酸
化膜12に限らず他の酸化膜でもよいし、導電膜もA1
膜14のみに限定されるものではない。また、可動イオ
ン測定用パターンとしてのゲート電極15は、評価対象
とする半導体装置の用途や形式等に応じて他のものに代
えることができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、酸化膜上に
窒化膜を形成した後に、導電膜の形成及びその導電膜に
対するパターニングを行なうようにしたので、スパッタ
リング、ホトリソグラフィ及びエツチング時等における
可動イオンの侵入を窒化膜に阻fすることができる。
また、可動イオン測定用パターン形成後に第1回目の可
動イオン測定を行なうことにより、酸化膜形成過程で可
動イオンの汚染を受けた試料を評価対象から除外するこ
とができる。
従って、可動イオン測定用パターン形成後の評価対象と
する処理においてのみ侵入した可動イオン量を定量的か
つ高精度に測定することができる。
これにより、可動イオンの評価が的確になされ、半導体
装置の信頼性向」二に対する多大な貢献が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(g>は本発明の実施例におけ1す る可動イオンの評価方法を示す試料作成工程図、及び第
2図(a)〜(f>は従来の可動イオンの評価方法を示
す試料作成工程図である。 1110.サブストレートウェハ、12・・・・・・ゲ
ート酸化膜、13・・・・・・513N4膜、14・・
・・・・A、tl膜、15・・・ゲート電極、16・・
・・・・可動イオン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 半導体基板の表面に酸化膜、窒化膜及び導電膜を順次形
    成する工程と、 前記導電膜にパターニングを施し、その導電膜から成る
    可動イオン測定用パターンを形成する工程と、 第1回目の可動イオン測定により前記酸化膜に含まれて
    いる可動イオン量を測定する工程と、前記可動イオン測
    定用パターンをマスクとして前記窒化膜にエッチングを
    施し、表面に露出した前記酸化膜に評価すべき可動イオ
    ンを侵入させる工程と、 その後の可動イオン測定により前記酸化膜に含まれてい
    る可動イオン量を測定する工程とを、順次施すことを特
    徴とする可動イオンの評価方法。
JP26557088A 1988-10-21 1988-10-21 可動イオンの評価方法 Pending JPH02112252A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5369060A (en) * 1992-06-20 1994-11-29 Robert Bosch Gmbh Method for dicing composite wafers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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