JP3287317B2 - 分析試料の作成方法 - Google Patents

分析試料の作成方法

Info

Publication number
JP3287317B2
JP3287317B2 JP27757098A JP27757098A JP3287317B2 JP 3287317 B2 JP3287317 B2 JP 3287317B2 JP 27757098 A JP27757098 A JP 27757098A JP 27757098 A JP27757098 A JP 27757098A JP 3287317 B2 JP3287317 B2 JP 3287317B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
substrate
preparing
layer
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27757098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000105180A (ja
Inventor
俊哉 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP27757098A priority Critical patent/JP3287317B2/ja
Publication of JP2000105180A publication Critical patent/JP2000105180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3287317B2 publication Critical patent/JP3287317B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料を化学的機械
的研磨により薄層化し裏面側から分析を可能にする分析
試料の作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子、表示素子、記憶媒体等のい
わゆる電子デバイスは、通常、基板上に薄膜が積層され
た構成であり、近年、これら電子デバイスの高性能化・
高集積化に伴い微細化が進行し、これら電子デバイスの
表面の極浅い領域に存在する不純物の深さ方向の成分濃
度分布を正確に評価することが重要になってきており、
SIMS分析法による半導体中の不純物の深さ方向分析
が広く用いられるようになってきている。
【0003】SIMS分析法(Secondary I
on Mass Spectoroscopy;2次イオ
ン質量分析法)により測定される元素の深さ方向の濃度
分析は、ppbオーダー以下と感度がよいことが知られ
ている。なお、SIMS分析法は、加速した酸素、セシ
ウム、ガリウム、及びアルゴン等のイオン(1次イオ
ン)を用いた所定のエネルギーを有するイオンビームで
半導体等の試料表面をスパッタし、そのスパッタ面から
放出された2次イオンの質量を分析することにより、試
料表面付近の元素の種類と濃度を算出すると同時に、試
料の深さ方向の不純物のプロファイルを測定することが
できる。
【0004】このSIMS分析法では、1次イオンの加
速エネルギーが高い場合においては、試料中の原子が元
来存在していた位置よりも深くまで押し込まれる影響
(ノックオン効果)が大きくなり、特に表面から浅い領
域の不純物を測定する場合においては、測定により得ら
れたプロファイルの深さ方向の精度は著しく低下すると
いう問題が発生する。
【0005】かかる問題を解決するために、エヌ・エス
・スミス(N.S.Smith)らにより、セカンダリ
ー・イオン・マス・スペクトロメリー SIMSX(S
econdary Ion Mass Spectoro
scopy SIMSX)363−366ページに記載
されているように、1次イオンの加速電圧を非常に低く
して測定を行なうという方法が用いられてきた。しかし
ながら、この方法のように加速電圧を低くしても、例え
ばポリシリコン等のような材料膜や金属膜が基板上に施
されている場合、分析領域表面の形状に凹凸が存在する
ため、スパッタリングが均一に行われない。したがっ
て、このような基板に対してSIMS分析を行なっても
不純物プロファイルの深さ方向分解能は著しく低く、正
確な分析結果を得ることができない。
【0006】この問題を解決する方法として、深さ方向
の成分濃度分析を試料の裏面側から実施する方法が提案
されている。特開平6−194285号公報において、
吉田は、被分析層である薄膜と基板との間に、基板のエ
ッチャントに対して不活性な中間層を入れ、基板のみを
取り除いて薄層化することにより、薄層面と試料表面の
平行性を向上させ、深さ方向分解能の低下を抑えるよう
にした分析試料の作成方法が提案されている。この方法
によれば、化学エッチングで基板を取り除く際に中間層
はほとんど除去されず、この中間層まで薄層化される。
さらに、この中間層をイオンスパッタで取り除くと薄膜
の裏面が得られる。このとき、薄膜部の応力による変位
を少なくするため周辺部を残してスパッタする。これに
より、薄膜試料の剛性を保持し、応力を弱くしている。
【0007】また、特開平9−210885号公報にお
いて、川島は、基板に薄膜が堆層してなる試料から基板
を除去し、薄膜中の深さ方向の成分濃度分布を分析する
方法において、試料を支持基板に接着剤で貼り付け、基
板を機械研磨(Mechanical Polishi
ng)を行い、次に接着剤がエッチャントで腐食されな
いように所定の部材にて保護を行ってから化学エッチン
グ(ChemicalEtching)によって除去す
ることにより、SIMS分析の際の深さ方向の分解能の
精度を向上させる分析試料の作成方法が提案されてい
る。この方法によれば、基板を除去する際の化学エッチ
ングの際に、ワックス等の所定の部材で接着剤を囲み、
化学エッチャントによる腐食から接着剤を保護すること
により薄膜を試料表面から壊すことなく残すことによ
り、保護されていた試料もエッチングされることとな
り、薄膜の平坦性を保つことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】試料裏面側から元素の
深さ方向濃度分布を測定する従来の方法においては、上
記のように、基板に試料との間に接着剤等を塗布して貼
り付けることにより試料を作成したのち化学的機械的研
磨により前記試料を加工する方法が一般的である。しか
しこれらの方法では、以下に記載するようにいくつかの
問題が生じる。
【0009】一般に、半導体素子、表示素子、記憶媒体
等の電子デバイスは、その種類によって構成が異なる。
例えば、MOS形トランジスタでは、ソース、ドレイン
拡散層は一般に半導体表面からごく浅い場所に形成され
るのに対し、ウエルは半導体表面から比較的深い場所に
形成される。また、バイポーラ形トランジスタでは一般
に、エミッタ及びベースは半導体表面から浅い場所に形
成されるのに対し、コレクタは半導体表面から深い場所
に形成される。従って、個々の領域における不純物の深
さ方向の成分濃度分布を正確に測定するためには、分析
したい場所に応じた厚さに試料を加工することが必要で
ある。
【0010】しかしながら、前記特開平9−21088
5号公報に提案される分析試料の作成方法においては、
基板を除去するために化学的機械的研磨を用いる。しか
しながら、一般に、化学的機械的研磨における試料の膜
厚制御は困難である。加えて、試料と支持基板との間に
接着剤を塗布してこれらを接着させる工程を要する。こ
の場合、接着剤の厚さの制御することは困難であり、そ
のうえ、施した接着剤の厚さを正確に計測することは難
しいため、化学的機械的研磨による試料の膜厚制御が非
常に困難であった。
【0011】また、前記特開平6−194285号公報
に提案される分析試料の作成方法においては、前記特開
平9−210885号公報に提案される分析試料の作成
方法と同様に化学的機械的研磨による試料の薄層化及び
接着剤による試料の支持基板への接着を行うのに加え
て、被分析層である薄膜と基板との間に、基板のエッチ
ャントに対して不活性な中間層を設ける。このため、施
した接着剤の厚さを制御することが難しいのに加えて、
中間層の厚さを制御することが困難であることから、前
記特開平6−194285号公報に提案される分析試料
の作成方法においては、化学的機械的研磨による薄膜の
膜厚制御が非常に困難なものとなっていた。
【0012】さらに、この場合において、例えば、貼り
合わせSOI基板やSIMOX基板等は、基板内部にS
iO2が存在するSi基板であることから、前記特開平
6−194285号公報に提案される分析試料の作成方
法によらなくても、基板のエッチャントに対して不活性
な中間層が基板内部に予め設けられた構成を有するとい
える。そのため、前記貼り合わせSOI基板やSIMO
X基板等を用いて試料を作成する場合、ヒドラジンやフ
ッ化水素酸、硝酸、酢酸の混合液がSiに対して活性で
かつSiO2に対して不活性であるがゆえに、前記特開
平6−194285号公報の方法をわざわざ用いなくて
も、SiO2層を前記フッ化水素酸溶液等で除去するこ
とによって裏面側からSIMS分析を実施することが出
来る。
【0013】しかしながら、広く半導体デバイスの製造
に用いられているSi基板は内部にSiO2が存在しな
いため、このような内部に酸化膜(SiO2)の存在し
ない一般的なSi基板を用いて前記特開平6−1942
85号公報の方法により試料を作成する場合は、基板の
エッチャントに対して不活性な中間層(SiO2等)を
設けることで試料を作成する。Si基板内部に不活性な
中間層であるSiO2を設ける場合、(1)Si基板表
面を熱酸化してSiO2層を形成してから、別のSi基
板と張り合わせて1000℃以上の熱処理を行い前記基
板同士を接着したのち、接着した基板の片側を研磨す
る、(2)Si基板に高エネルギーイオン注入法により
酸素を高濃度でイオン注入してから、1000℃以上の
高温で熱処理を行う方法(SIMOX基板を作成する場
合等に用いる方法)のうち、(1)もしくは(2)のど
ちらかの方法によりSiO2を設けるのが一般的であ
る。しかしながら、不純物がドーピングされたSi基板
に対して、上記の(1)又は(2)の方法で基板のエッ
チャントに対して不活性な中間層(SiO2等)を設け
る場合には、Si基板が1000℃以上の高温にさらさ
れるためにドーパントの分布が変化してしまう。そのた
め、Si基板内部にSiO2を形成できたとしても、得
られる試料を用いて正しい分析結果を得ることができな
い。すなわち、前記特開平6−194285号公報に提
案される方法では、内部にSiO2の存在しない一般的
なSi基板から作成した試料を用いて裏面側からの正確
なSIMS分析を行うことができないという問題が生じ
ていた。
【0014】さらに、前記特開平6−194285号公
報の方法では、中間層を設けたのちに、薄膜に剛性をも
たせるために周端部を残す方法が採用されている。しか
し、この残った周端部がSIMS測定の際の入射イオン
ビームの進路を邪魔する等の問題が生じることによりS
IMS測定でバックグラウンドが増加するため深さ方向
分解能が低下するなどの問題が生じていた。
【0015】本発明は、以上の従来技術における問題に
鑑みてなされたものである。本発明の目的は、2次イオ
ン質量分析(SIMS)により裏面からの深さ方向濃度
分析を測定するための試料を作成するにあたり、化学的
機械的研磨を用いる場合であっても試料の厚さの制御を
厳密に行うことが可能である分析試料の作成方法を提供
することである。また、本発明の目的は、2次イオン質
量分析(SIMS)により裏面からの深さ方向濃度分析
を測定するための試料を作成するにあたり、SIMS測
定の精度向上を図るために、均一且つ平坦な形状に試料
を加工することができる分析試料の作成方法を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、第一の基板からなる試料もしくは第一
の基板の表面に薄膜が形成されてなる試料中の深さ方向
の成分濃度分布を分析するための分析試料の作成方法に
おいて、前記第一の基板とは異なる第二の基板の基板表
面の一部に前記試料の研磨液に対して不活性であり、か
つ前記第一の基板より厚みの薄い不活性層を形成し、
記不活性層が形成された側の前記第二の基板表面の係る
不活性層が形成されていない表面と前記試料の表面との
間に接着剤を介在させることなく前記不活性層が形成さ
れた側の前記第二の基板表面の係る不活性層が形成され
ていない表面と前記試料の表面とを直接重ね合わせて接
着させ、化学的機械的研磨により前記試料を前記不活性
層と概ね同等の厚みに薄層化することを特徴とする分析
試料の作成方法である。
【0017】本発明にいう直接とは、第一義的には、支
持基板の少なくとも一部分が試料と接している状態をい
う。上記構成を有する本出願第1の発明の分析試料の作
成方法によると、支持基板上の少なくとも一部分に、試
料を研磨する際に用いる研磨液に対して不活性な不活性
層を設け、支持基板と試料とを直接重ね合わせて接着さ
せ、化学的機械的研磨により試料を薄層化することによ
り、試料の厚さの制御が可能となるため、薄膜中の希望
する部分の分析をより正確に行うことができる。さら
に、均一且つ平坦な形状に試料を加工することができる
ため、SIMS測定の精度向上を図ることができる。
【0018】また、本出願第2の発明の分析試料の作成
方法は、基板からなる試料もしくは基板上に薄膜が形成
されている試料中の、前記薄膜の深さ方向の成分濃度分
布を分析するための分析試料の作成方法において、支持
基板上の少なくとも一部分に、試料を研磨する際に用い
る研磨液に対して不活性な不活性層を設け、支持基板上
の不活性層が存在しない部分に少なくとも一つ以上の穴
を設け、支持基板と試料とを直接重ね合わせた状態で前
記穴に接着剤を注入して固化させ、化学的機械的研磨に
より試料を薄層化することを特徴とする。
【0019】上記構成を有する本出願第2の発明の分析
試料の作成方法によると、支持基板上の少なくとも一部
分に、試料を研磨する際に用いる研磨液に対して不活性
な不活性層を設け、支持基板上の不活性層が存在しない
部分に少なくとも一つ以上の穴を設け、支持基板と試料
とを直接重ね合わせた状態で前記穴に接着剤を注入して
固化させ、化学的機械的研磨により試料を薄層化するこ
とにより、試料の厚さの制御が可能となるため、薄膜中
の希望する部分の分析をより正確に行うことができる。
さらに、均一且つ平坦な形状に試料を加工することがで
きるため、SIMS測定の精度向上を図ることができ
る。
【0020】また、本出願第3の発明の分析試料の作成
方法は、本出願第2の発明の分析試料の作成方法であっ
て、支持基板上面に不活性層を設け、支持基板上の前記
不活性層が設けられた側の面と試料とが接する状態で前
記穴に接着剤を注入することを特徴とする。
【0021】上記構成を有する本出願第3の発明の分析
試料の作成方法によると、支持基板上面に不活性層を設
け、支持基板上の前記不活性層が設けられた側の面と試
料とが接する状態で前記穴に接着剤を注入することによ
り、支持基板と試料とが接する状態で接着されるので、
支持基板と試料との間には接着剤が存在しない。これに
より、化学的機械的研磨の際に試料の厚さを制御するこ
とができるため、薄膜中の希望する部分の分析をより正
確に行うことができる。さらに、試料を均一且つ平坦な
形状に加工することができるため、SIMS測定の精度
向上を図ることができる。
【0022】また、本出願第4の発明の分析試料の作成
方法は、本出願第2の発明の分析試料の作成方法であっ
て、支持基板上面の周辺部に不活性層を設け、前記不活
性層の内側に試料を設置し、支持基板と試料とが接する
状態で前記穴に接着剤を注入することを特徴とする。
【0023】上記構成を有する本出願第4の発明の分析
試料の作成方法によると、支持基板上面の周辺部に不活
性層を設け、前記不活性層の内側に試料を設置し、支持
基板と試料とが接する状態で前記穴に接着剤を注入する
ことにより、支持基板と試料とが接する状態で接着され
るので、支持基板と試料との間には接着剤が存在しな
い。これにより、化学的機械的研磨の際に試料の厚さを
制御することができるため、薄膜中の希望する部分の分
析をより正確に行うことができる。さらに、試料を均一
且つ平坦な形状に加工することができるため、SIMS
測定の精度向上を図ることができる。
【0024】また、本出願第5の発明の分析試料の作成
方法は、本出願第1〜本出願第4の発明の何れか一の分
析試料の作成方法であって、不活性層を所定の厚さに形
成し、化学的機械的研磨により試料を薄層化する際に、
不活性層が研磨板に接するまで試料を研磨することを特
徴とする。
【0025】上記構成を有する本出願第5の発明の分析
試料の作成方法によると、不活性層を所定の厚さに形成
し、化学的機械的研磨により試料を薄層化する際に、不
活性層が研磨板に接するまで試料を研磨することによ
り、試料を所定の厚さに施すことが容易に可能となる。
これにより、化学的機械的研磨の際に試料の厚さを制御
することができるため、薄膜中の希望する部分の分析を
より正確に行うことができる。さらに、試料を均一且つ
平坦な形状に加工することができるため、SIMS測定
の精度向上を図ることができる。
【0026】また、本出願第6の発明の分析試料の作成
方法は、本出願第1〜本出願第5の発明の何れか一の分
析試料の作成方法であって、前記支持基板上面の周辺部
に不活性層を設ける工程は、熱酸化法及びCVD法及び
スパッタ法のうち何れか一以上の方法を用いて不活性層
を支持基板上面に成膜する工程と、前記支持基板上面の
周辺部をマスクする工程と、ウェットエッチング又はド
ライエッチングによって前記周辺部以外の不活性層を除
去する工程とを含むことを特徴とする
【0027】上記構成を有する本出願第6の発明の分析
試料の作成方法によると、支持基板上面の周辺部に不活
性層を設ける際に熱酸化法、CVD法、スパッタ法のう
ちいずれか1つ以上を用いて不活性層を支持基板上面に
成膜する工程と、前記支持基板上面の周辺部をマスクす
る工程と、ウェットエッチングもしくはドライエッチン
グによって前記周辺部以外の不活性層を除去する工程と
を含むことにより、不活性層が支持基板上面の周辺部に
設けられるので、化学的機械的研磨の際に試料の厚さを
制御することができるため、薄膜中の希望する部分の分
析をより正確に行うことができる。さらに、試料を均一
且つ平坦な形状に加工することができるため、SIMS
測定の精度向上を図ることができる。
【0028】また、本出願第7の発明の分析試料の作成
方法は、本出願第1〜本出願第6の発明の何れか一の分
析試料の作成方法であって、試料がSi基板もしくはS
i上に形成した薄膜を表面に設けてなる半導体であり、
化学的機械的研磨に用いる研磨液がピペラジンであり、
不活性層がSiO2からなることを特徴とする。
【0029】上記構成を有する本出願第7の発明の分析
試料の作成方法によると、試料はSi基板もしくはSi
上に形成した薄膜を表面に設けてなる半導体であり、化
学的機械的研磨に用いる研磨液がピペラジンであり、不
活性層がSiO2からなることにより、ピペラジンを研
磨液に用いた場合、Siのエッチング速度とSiO2の
エッチング速度との比が1対無限大であることから、試
料が化学的機械的研磨を受ける際不活性層であるSiO
2はほとんど研磨されない。これにより、化学的機械的
研磨の際に試料の厚さを厳密に制御することができるた
め、試料中の希望する部分の分析をより正確に行うこと
ができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明するが、以下の実施の形態は本
発明に係る一例にすぎない。図1は、本発明の一実施の
形態に係る分析試料の作成方法を工程順に示す図であ
る。
【0031】基板1の上に不活性層2を形成する(図1
(A)参照)。ただし、不活性層2は基板1と異なる材
料からなり、後述する試料10を研磨する際に用いる研
磨液に対して不活性である材料を用いる。また、不活性
層2を所定の厚さに施す。所定の厚さとは、後述する試
料10を後の工程において研磨する際に、希望する研磨
後の試料10の厚さである。不活性層2を所定の厚さに
施すことにより、希望する厚さの試料10を得ることが
できる。このような基板と不活性層との組み合わせとし
ては、シリコンとシリコン酸化膜、コロイダルシリカと
シリコン窒化膜等が挙げられる。次に、基板1上の不活
性層2の一部を、ウエットエッチングやドライエッチン
グ等を用いて除去する(図1(B)参照)。次に、基板
1上の不活性層2を除去した領域内に穴3〜6を設ける
(図1(C)参照)。穴の数はこれに限定されるもので
なく、支持基板8と試料10とを接着するのに十分な数
だけ設けられていればよく、少なくとも1つ以上であれ
ばよい。このようにして支持基板8を形成する。次に、
支持基板8とは別の基板から試料10を作成する。試料
10には、イオン注入等により薄膜が形成されてなる。
この試料10の研磨したい面が水平板7に接するように
水平板7の上に載せ、その上に支持基板8を重ね合わせ
る。その際、不活性層2が形成されている側の支持基板
表面と試料10の薄膜形成面が接するようにするととも
に、不活性層2の表面が試料10の薄膜形成面に接しな
いように支持基板8を重ね合わせる。支持基板8上の不
活性層2が形成されていない側の面から穴3〜6に接着
剤9を注入し固化させる(図1(D)参照)。 この工程
における図1(D)のA−A'での断面図を図1(E)
に示す。支持基板8と試料10とは穴3に注入した接着
剤9により接着され、支持基板8と試料10との間には
接着剤9が存在しない(図1(E)参照)。次に、研磨
液を用いた化学的機械的研磨により、試料10の裏面側
を所定の厚さまで機械的に研磨し且つその表面を鏡面に
仕上げる。この場合、研磨液は、試料10のエッチング
速度と不活性層2のエッチング速度との比が1対無限大
であるものを用いることにより、不活性層2は前記研磨
の影響を殆ど受けずに試料10のみが研磨される。加え
て、前記研磨は不活性層2と研磨板である水平板7とが
接するまで行われるので、試料10は不活性層2とほぼ
同じ厚さに加工される(図1(F)参照)。以上によ
り、所定の厚さであり且つSIMS測定に適した平坦な
面を有する試料を得ることができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をより具体的に
説明する。
【0033】(実施例1)本発明の一実施例を以下に示
す。図2は、本実施例に係る分析試料の作成方法におけ
る工程を示す図である。図3は、本実施例に係る分析試
料の作成方法により試料裏面(イオン注入を行っていな
い側)の研磨を行った後の研磨面の平坦性を触針式表面
荒さ計で測定を行った結果を示す図である。図4は、本
実施例に係る分析試料の作成方法により得られた試料中
の薄膜のボロン濃度の深さ方向分布を示す図である。
【0034】本実施例においては、基板としてシリコン
(Si)基板11を、不活性層としてシリコン酸化膜
(SiO2)12をそれぞれ用い、図1に示した工程に
従って試料を作成した。厚さ約700μmのシリコン基
板11を約900〜1100℃で酸化雰囲気中にさら
し、シリコン基板11上に膜厚約1μmのシリコン酸化
膜12を成長させた。次に、シリコン酸化膜12が露出
している面の周辺部(端部から幅約3mm)をマスクし
てウェットエッチングを行い、シリコン酸化膜12のマ
スクしていない部分を除去した。これによりシリコン酸
化膜12はシリコン基板11上に周辺部から幅約3mm
だけ設けられている状態となった。次に、シリコン基板
11内のシリコン酸化膜12を除去した領域内に、4箇
所直径約4mmΦに打ち抜くことによって、穴13〜1
6を形成して、支持基板18を作成した。
【0035】次に、シリコン基板11とは別のシリコン
基板を用いて、このシリコン基板の表面に、B+をエネ
ルギー300keV、ドース1×1014cm2の条件で
イオン注入を行ったのち熱処理を行い薄膜を形成した。
続いて、このシリコン基板から、薄膜を形成してなる半
導体である試料110を切り出して得た。この試料11
0を、図1に示した工程に従ってさらに加工した。
【0036】より詳細には、支持基板18の穴13〜1
6を覆い、かつ支持基板18の周囲に施されたシリコン
酸化膜12にかからないように試料110の表面(イオ
ン注入を行った側)が、周囲にシリコン酸化膜12の成
膜されている支持基板18の表面に接するように重ねら
れた状態で水平板17上にのせ、支持基板18のシリコ
ン酸化膜12を成膜していない側から穴13〜16に接
着剤19を注入したのち固化させた。この工程における
図2(A)のB−B’での断面図を図2(B)に示す。
この結果、支持基板18表面と試料110の表面との間
に接着剤が存在しなくても、穴13〜16に流し込んだ
接着剤19により支持基板18と試料110とが接着さ
れた(図2(A)・(B)参照)。次に、研磨剤にピペ
ラジンを用いて、試料110の裏面側に化学的機械的研
磨を施した。試料110は支持基板18のシリコン基板
11周囲のシリコン酸化膜12と水平板17が接触する
まで研磨される。ピペラジンを研磨液に用いた場合、シ
リコンのエッチング速度とシリコン酸化膜のエッチング
速度との比が1対無限大であるため、試料110のみが
研磨され、シリコン酸化膜12はほとんど研磨されな
い。これにより、前記研磨はシリコン酸化膜12と水平
板17が接した時点、すなわち試料110の厚さが約1
μmとなった時点で終了する(図2(c)参照)。以上
により、薄膜裏面からのSIMS測定に適した所定の厚
さの分析試料を作成することができた。
【0037】次に、研磨を行った試料の平坦性を確認す
るために、試料110の研磨面を触針式の表面荒さ計を
用いて、図3に示すように試料110の研磨面の中心部
付近の区間G−H及びI−Jの各2mmの領域の測定を
行った。その結果、前記領域における平坦性は、区間G
−H及びI−Jにおいてどちらも±20nm以内である
ことがわかった。以上の測定結果より、薄膜試料表面は
平坦性が保たれていることがわかる。
【0038】また、SIMSにより試料110の平坦性
を測定した領域内の30μmΦの領域のBの深さ方向濃
度分布を測定した。本実施例に係る分析試料の作成方法
により得られた試料のボロンプロファイル100と、比
較例として本実施例を実施していない試料110の表面
側(イオン注入側)から測定を行ったボロンプロファイ
ル101とを図4に示す。これらを比較すると、ボロン
プロファイル100及び101はほぼ一致した。以上の
結果より、本実施例に係る分析試料の作成方法を用いて
裏面研磨により得られる試料を用いれば、表面側から測
定する場合とほぼ同じ精度でSIMS測定を行うことが
できることがわかる。
【0039】(実施例2)本発明の一実施例を以下に示
す。図5は、本実施例に係る分析試料の作成方法におけ
る工程を示す図である。図6は、本実施例に係る分析試
料の作成方法により得られた試料210の断面構造を示
す図である。図7は、本実施例に係る分析試料の作成方
法により得られた試料中の試料のボロン濃度の深さ方向
分布を示す図である。
【0040】本実施例においては実施例1と同様に、基
板としてシリコン(Si)基板21を、不活性層として
シリコン酸化膜(SiO2)22をそれぞれ用い、図1
に示した工程に従って試料を作成した。厚さ約700μ
mのシリコン基板21を約900〜1100℃で酸化雰
囲気中にさらし、シリコン基板21上に膜厚約1μmの
シリコン酸化膜22を成長させた。次に、シリコン酸化
膜22が露出している面の周辺部(端部から幅約3m
m)をマスクしてウェットエッチングを行い、シリコン
酸化膜22のマスクしていない部分を除去した。これに
よりシリコン酸化膜22はシリコン基板11上に周辺部
から幅約3mmだけ設けられている状態となった。次
に、シリコン基板21内のシリコン酸化膜22を除去し
た領域内に、5箇所直径約4mmΦに打ち抜くことによ
って、穴23〜27を形成して、支持基板28を作成し
た。
【0041】次に、本実施例においては、図6に示すよ
うなシリコン基板31の表面(鏡面側)を4nm熱酸化
してシリコン酸化膜(SiO2)32を形成し、さらに
シリコン酸化膜32上にポリシリコン33を18nm成
長させてから、ポリシリコン33の表面にBF2+をエネ
ルギー10keV、ドース2×1015cm2の条件でイ
オン注入を行ったのち熱処理を行い薄膜を形成した。続
いて、このシリコン基板31から、薄膜を形成してなる
半導体である試料210を切り出して得た。この試料2
10を、図1に示した工程に従ってさらに加工した。
【0042】より詳細には、支持基板28の穴23〜2
7を覆い、かつ支持基板28の周囲のシリコン酸化膜2
2にかからないように試料210の表面(ポリシリコン
33側)が、周囲にシリコン酸化膜22の成膜されてい
る支持基板28の表面に接するように重ねられた状態で
水平板37上にのせ、支持基板28のシリコン酸化膜2
2を成膜していない側から穴23〜27に接着剤29を
注入したのち固化させた。この工程における図5(A)
のC−C’での断面図を図5(B)に示す。この結果、
支持基板28表面と試料210の表面との間に接着剤が
存在しなくても、穴23〜27に流し込んだ接着剤29
により支持基板28と試料210とが接着された(図5
(A)・(B)参照)。次に、研磨剤にピペラジンを用
いて、試料210の裏面側に化学的機械的研磨を施し
た。試料210は支持基板28のシリコン基板21周囲
のシリコン酸化膜22と水平板37が接触するまで研磨
される。ピペラジンを研磨液に用いた場合、シリコンの
エッチング速度とシリコン酸化膜のエッチング速度との
比が1対無限大であるため、試料210のみが研磨さ
れ、シリコン酸化膜22はほとんど研磨されない。これ
により、前記研磨はシリコン酸化膜22と水平板37が
接した時点、すなわち試料210の厚さが約1μmとな
った時点で終了する(図5(C)参照)。以上により、
試料裏面からのSIMS測定に適した所定の厚さの分析
試料を作成することができた。
【0043】次に、SIMSにより試料210の研磨面
からポリシリコン33層にかけてのBの深さ方向濃度分
布を測定した。本実施例に係る分析試料の作成方法によ
り得られた試料のボロンプロファイル200と、比較例
として本実施例を行っていない試料をポリシリコン33
の表面側(イオン注入側)から測定して得られたボロン
プロファイル201を比較した結果を図7に示す。ボロ
ンプロファイル201は、ポリシリコン33に存在する
凹凸部の影響によって深さ方向分解能が低下したため、
ボロンがあたかもポリシリコン33からシリコン酸化膜
22を突き抜けてシリコン基板21に拡散しているよう
にみられるものの、実際には、ボロンプロファイル20
0と比較することで明らかであるように、シリコン基板
21にはボロンが拡散していない。以上の結果より、本
実施例に係る分析試料の作成方法を用いて裏面研磨によ
り得られる試料を用いれば、表面側から測定する場合と
ほぼ同じ精度でSIMS測定を行うことができることが
わかる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る分析
試料の作成方法によれば、基板上の少なくとも一部分
に、試料を研磨する際に用いる研磨液に対して不活性な
不活性層を設け、基板と試料とを直接重ね合わせて接着
させ、化学的機械的研磨により試料を薄層化することに
より、試料の厚さの制御が可能となるため、薄膜中の希
望する部分の分析をより正確に行うことができる。さら
に、均一且つ平坦な形状に試料を加工することができる
ため、SIMS測定の精度向上を図ることができる。
【0045】また、本発明に係る分析試料の作成方法に
よれば、基板上の少なくとも一部分に、試料を研磨する
際に用いる研磨液に対して不活性な不活性層を設け、基
板上の不活性層が存在しない部分に少なくとも一つ以上
の穴を設け、基板と試料とを直接重ね合わせた状態で前
記穴に接着剤を注入して固化させ、化学的機械的研磨に
より試料を薄層化することにより、試料の厚さの制御が
可能となるため、薄膜中の希望する部分の分析をより正
確に行うことができる。さらに、均一且つ平坦な形状に
試料を加工することができるため、SIMS測定の精度
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る分析試料の作成
方法を工程順に示す図である。
【図2】 本発明の実施例1に係る分析試料の作成方法
における工程を示す図である。
【図3】 本発明の実施例1に係る分析試料の作成方法
により試料裏面の研磨を行った後の研磨面の平坦性を触
針式表面荒さ計で測定を行った結果を示す図である。
【図4】 本発明の実施例1に係る分析試料の作成方法
により得られた試料中の薄膜のボロン濃度の深さ方向分
布を示す図である。
【図5】 本発明の実施例2に係る分析試料の作成方法
における工程を示す図である。
【図6】 本発明の実施例2に係る分析試料の作成方法
により得られた試料の断面構造を示す図である。
【図7】 本発明の実施例2に係る分析試料の作成方法
により得られた試料中の試料のボロン濃度の深さ方向分
布を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 不活性層 3〜6、13〜16、23〜27 穴 7・17・37 水平板 8・18・28 支持基板 9・19・29 接着剤 10・110・210 試料 11・21・31 シリコン基板 12・22・32 シリコン酸化膜(SiO2) 33 ポリシリコン 100・101・200・201 ボロンプロファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 1/32 G01N 1/28 G01N 23/225 H01L 21/304 622 H01L 21/66

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の基板からなる試料もしくは第一の
    基板の表面に薄膜が形成されてなる試料中の深さ方向の
    成分濃度分布を分析するための分析試料の作成方法にお
    いて、前記第一の基板とは異なる第二の基板の基板表面
    一部に前記試料の研磨液に対して不活性であり、かつ
    前記第一の基板より厚みの薄い不活性層を形成し、前記
    不活性層が形成された側の前記第二の基板表面の係る不
    活性層が形成されていない表面と前記試料の表面との間
    に接着剤を介在させることなく前記不活性層が形成され
    た側の前記第二の基板表面の係る不活性層が形成されて
    いない表面と前記試料の表面とを直接重ね合わせて接着
    させ、化学的機械的研磨により前記試料を前記不活性層
    の厚みと概ね同等に薄層化することを特徴とする分析試
    料の作成方法。
  2. 【請求項2】 基板からなる試料もしくは基板上に薄膜
    が形成されてなる試料中の、深さ方向の成分濃度分布を
    分析するための分析試料の作成方法において、支持基板
    上の少なくとも一部分に、試料を研磨する際に用いる研
    磨液に対して不活性な不活性層を設け、支持基板上の不
    活性層が存在しない部分に少なくとも一つ以上の穴を設
    け、支持基板と試料とを直接重ね合わせた状態で前記穴
    に接着剤を注入して固化させ、化学的機械的研磨により
    試料を薄層化することを特徴とする分析試料の作成方
    法。
  3. 【請求項3】 支持基板上面に不活性層を設け、支持基
    板上の前記不活性層が設けられた側の面と試料とが接す
    る状態で前記穴に接着剤を注入することを特徴とする請
    求項2に記載の分析試料の作成方法。
  4. 【請求項4】 支持基板上面の周辺部に不活性層を設
    け、前記不活性層の内側に試料を設置し、支持基板と試
    料とが接する状態で前記穴に接着剤を注入することを特
    徴とする請求項2に記載の分析試料の作成方法。
  5. 【請求項5】 不活性層を所定の厚さに形成し、化学的
    機械的研磨により試料を薄層化する際に、不活性層が研
    磨板に接するまで試料を研磨することを特徴とする請求
    項1〜請求項4の何れか一に記載の分析試料の作成方
    法。
  6. 【請求項6】前記支持基板上面の周辺部に不活性層を設
    ける工程は、熱酸化法及びCVD法及びスパッタ法のう
    ち何れか一以上の方法を用いて不活性層を支持基板上面
    に成膜する工程と、前記支持基板上面の周辺部をマスク
    する工程と、ウェットエッチング又はドライエッチング
    によって前記周辺部以外の不活性層を除去する工程とを
    含むことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一に
    記載の分析試料の作成方法。
  7. 【請求項7】 試料がSi基板もしくはSi上に形成し
    た薄膜を表面に設けてなる半導体であり、化学的機械的
    研磨に用いる研磨液がピペラジンであり、不活性層がS
    iO2からなることを特徴とする請求項1〜請求項6の
    何れか一に記載の分析試料の作成方法。
JP27757098A 1998-09-30 1998-09-30 分析試料の作成方法 Expired - Fee Related JP3287317B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27757098A JP3287317B2 (ja) 1998-09-30 1998-09-30 分析試料の作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27757098A JP3287317B2 (ja) 1998-09-30 1998-09-30 分析試料の作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000105180A JP2000105180A (ja) 2000-04-11
JP3287317B2 true JP3287317B2 (ja) 2002-06-04

Family

ID=17585342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27757098A Expired - Fee Related JP3287317B2 (ja) 1998-09-30 1998-09-30 分析試料の作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3287317B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7727773B2 (en) 2006-10-31 2010-06-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd Method of manufacturing an analytical sample and method of analyzing an analytical sample
CN114729866A (zh) * 2019-11-19 2022-07-08 株式会社堀场制作所 粒径分布测量装置及粒径分布测量方法
CN114103165B (zh) * 2021-11-12 2023-07-21 中航西安飞机工业集团股份有限公司 一种带加强片试样的成型装置和成型方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000105180A (ja) 2000-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5240883A (en) Method of fabricating soi substrate with uniform thin silicon film
JPH0462877A (ja) 半導体圧力センサおよびそれを有する半導体装置の製造方法
KR20030051180A (ko) 평가용 반도체장치의 제조방법
JP3287317B2 (ja) 分析試料の作成方法
JP2959352B2 (ja) 半導体ウエーハの製造方法及びsimsによる分析方法
JP2625362B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07183477A (ja) 半導体基板の製造方法
KR940010159B1 (ko) 반도체 기판의 제조 방법
JP3439584B2 (ja) 固体中元素の濃度分布の測定方法および測定用試料
JPS61271839A (ja) パタ−ン形成方法
JP2682483B2 (ja) 二次イオン質量分析方法
JP2001144273A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3329295B2 (ja) 不純物濃度測定方法
JP2812382B2 (ja) 拡散結合soi基板の埋め込み拡散層のモニター方法
JP2917937B2 (ja) 半導体デバイスの不純物濃度分布の分析方法
JP2726861B2 (ja) 半導体圧力センサの製造方法
JPS58213444A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2001156137A (ja) 半導体装置の解析方法
JP2003194747A (ja) 固体中元素の濃度分布の測定方法
JPH06326076A (ja) 薄膜形成法
JPS61154132A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04111337A (ja) 半導体面に形成されている不純物層の濃度分布測定方法
JPH01175235A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPS5965448A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH1167778A (ja) Soi半導体ウエーハの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees