JPH0211102Y2 - - Google Patents

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JPH0211102Y2
JPH0211102Y2 JP10535682U JP10535682U JPH0211102Y2 JP H0211102 Y2 JPH0211102 Y2 JP H0211102Y2 JP 10535682 U JP10535682 U JP 10535682U JP 10535682 U JP10535682 U JP 10535682U JP H0211102 Y2 JPH0211102 Y2 JP H0211102Y2
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shell
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は本体を卵形状に形成して、本体を形成
する外殻体の一方を回転し、外殻体に形成した窓
孔内にキー表示を一致させると本体内の重錘が移
動して卵形状の本体が起立することができるパズ
ル玩具に関する。
従来、シリンダー鍵のように、数字や絵を所定
の配列に並べるとロツクが解除されると言つたパ
ズル玩具が知られている。しかしながら、数字や
絵が一致して鍵のロツクが解除されるものでは玩
具としては意外性に乏しいものであつて、玩具的
興趣を満足させるものではなかつた。
本考案の目的は、上記従来の技術における問題
点に鑑み、本来起こり得ない状態である卵が床面
に起立することを可能としたパズル玩具を提供す
ることである。
即ち、本考案は本体を構成する外殻体の断面が
長楕円形で、上部が径小で下部が径大な卵形状に
形成してあり、外殻体の下部は上部外殻体に接触
して本体の軸線を中心として回転自在であり、下
部外殻体を回転させてやることにより上部外殻体
の側面に開設した表示窓の位置に、本体内に回転
自在に配設した複数の回転リングの全てのキー表
示を一致させると、本体を外殻体の底部を床面に
接して略直立できるようにしたものである。
以下、本考案について図面を参照して詳細に説
明する。
本体1は第1図外観斜視図に示すように上部外
殻体3と下部外殻体2からなる中空でかつ、上部
が径小で下部が径大であり、全ての外周面が曲面
をなす卵形状に形成されていて、下部外殻体2は
上部外殻体3の下面に接触して回転自在に連結さ
れている。また、上部外殻体3は本体1の軸線に
沿つて分割した一対のシエル枠体3a,3bを接
着等の手段によつて接合して構成されている。そ
して、上部外殻体3の側面に開設した表示窓5は
透明な材質で形成されていて、該表示窓5には後
述する本体1内部に設けた回転部材を構成する回
転リングのキー表示突起を表示することができ
る。また、一対のシエル枠体3a,3bの接合部
には本体1の軸線方向に摺動自在なスライド摘み
8が配設されていて、該スライド摘み8の外壁は
シエル枠体3a,3bの曲面と同一の曲面に形成
されている。
次に第2図以下を参照して本体1内に組込んだ
回転部材を含む内部機構について説明する。
回転部材60は第2図に分解して示してあるよ
うに内筒30に一対の半筒体50,50をビス3
3,33等の手段によつて内筒30を抱持するよ
うに接合して外筒からなる二重構造に形成されて
いる。該回転部材60の下端は前記下部外殻体2
に回転自在に取り付けてあり、上端は内筒30に
一体に形成したフランジ30aと外筒を形成する
半筒体50,50の上端とが形成する間隙30b
に、前記上部外殻体3を構成するシエル枠体3
a,3bの内部に設けた支持壁24′,24の円
弧状の内端縁を嵌合して係止するもので、回転部
材60の上部外殻体3に回転自在であり且つ、上
部外殻体3と下部外殻体2を回転自在に連結して
いる。(第2図および第3図参照)そして、回転
部材60の下端が嵌着している下部外殻体2には
椀状のクラツチ部材44が固定して取り付けられ
ている。クラツチ部材44の下方には環状の補助
重錘41が下部外殻体2に固着してある。
そして、クラツチ部材44の中央部には前記回
転部材60の下端が嵌合する円形の凹陥部45が
が開設されている。クラツチ部材44の上面には
前記凹陥部45の外周縁側を開放した円弧状のボ
ール収納部42を穿設している。ボール収納部4
2を平面から見た形状はボール43を収納した時
ボール43の球面が凹陥部に突出しない深さを有
する径大部と、ボール43の半分程度が凹陥部4
5側へ突出する深さを有する径小部に形成した半
切の卵形楕円形となつている。
そして、このボール収納部42と対向する位置
に回転部材60の下部外周面に穿設したボール受
け凹部32が配設されるもので、ボール収納部4
2とボール受け凹部32が対向した位置には略ハ
ート形の空間が形成され、ボール43は下部外殻
体2の回転を回転部材60に伝達することができ
るものである。即ち、下部外殻体2を第2図矢視
の方向に回転させるとボール43はボール収納部
42の側壁面に接触して径小部に移動する。径小
部に移動したボール43の球面は凹陥部45側へ
突出して回転部材60のボール受け凹部32の端
面と係合し、それにより回転部材60を下部外殻
体2と同方向に回転させることができる。また、
下部外殻体2を第2図矢視の逆方向に回転させれ
ばボール43はボール収納部42の径大部に入り
込んで凹陥部45側に突出せず回転部材60のボ
ール受け凹部32と係合しないので、回転部材6
0は回転せず下部外殻体2のみが空転することに
なる。
回転部材60を構成する内筒30内には重錘5
6が嵌挿されているが、該重錘56は前記内筒3
0内を上下方向に移動可能に設けてある。この重
錘56の側面上下方向には凹溝103が穿設して
あり、この凹溝103は内筒30の内周面軸線方
向に形成した突条34が嵌合して、内筒30内の
重錘56は内筒30と共に回転することができる
ように設けてある。更に、重錘56の上部外周に
は環状の係止溝100が穿設しているが、この係
止溝100は前記上部外殻体3を構成するシエル
枠体3bに取り付けた係止ピン25と係脱可能に
設けている。
前記内筒30を外側から抱持する外筒は前述の
ように一対の半筒体50,50を接合して形成さ
れている。半筒体50,50を接合するビス座3
8,38は内筒の下方に突設していて、該ビス座
38,38に半筒体50,50の下端に開設した
ビス孔67,67を一致させ、ビス33,33を
螺着して内筒30と一対の半筒体50,50から
なる外筒が組み立てられている。
そして、内筒30の中央部には内筒の長手方向
に沿つて長孔40が開設してあり、外筒を形成す
る一方の半筒体50にも長孔70が開設してあ
り、双方の長孔40,70が二重構造の回転部材
60の長孔開口部を形成している。さらに、この
右側の半筒体50に設けた軸孔71,71にはL
字状の回動レバー58の支軸76が嵌合してい
て、回動レバー58に支軸76に巻装したコイル
スプリング77によつて先端の係合部78が長孔
70の外側方向へ突出するように付勢されてい
る。この回動レバー58の先端係合部78は後述
する回転リング53,53…の内周面に係合し、
基端側の係合部79はその上下の端面が前記重錘
56の上下端面に係合し、重錘56の上下移動を
阻止できるようになつている。
また、外筒を形成する半筒体50,50の側面
には長手方向に所定の間隔を持つて4個の通孔6
8,68…が夫々開口している。この通孔68,
68…からは、後述する回転リング53,53の
内周面に圧接して回転リング53の回転位置ぎめ
を行う係合突起54,54…が弾性を持つて突出
している。この係合突起54,54…を先端部に
突設したバネ片51,52は先端部から基端側へ
切込まれた切込み溝39によつて4本の細かいバ
ネ板状に分割され個別に撓わむことができるよう
になつているが、基端は1枚の板状をなしてい
て、半筒体50,50の切欠部69,69に嵌合
する突起73,73が突設し、全体として半筒体
50,50の内周面に沿つて湾曲した板状に形成
されている。このバネ片51,52は一対の半筒
体50,50に夫々配設されるものであり、バネ
片51,52と内筒30間にはビム質の弾性材3
7が取り付けてあり、この弾性材37はバネ片5
1,52の先端に突設した係合突起54,54…
に対し外筒に開口した通孔68,68…から外方
へ向けて弾性力を付勢している。
次に一対の半筒体50,50によつて形成され
る外筒に回転可能に嵌合する回転リング53,5
3について説明する。
回転リング53は前記外筒に積層するように多
段に嵌合していて、各回転リングの内周面には比
較的深く穿つた1つの解除凹部84と比較的浅く
形成した複数の嵌合凹部83を有している。
これら解除凹部84と複数の嵌合凹部83に
は、半筒体50の長孔70から外方に突出する回
動レバー58の先端係合部78と、同じく半筒体
50,50の通孔68,68…から外方に突出す
る係合突起54,54…が嵌合して、回転部材6
0が回転するとき回転リング53も一体となつて
回転できるものであるが、回転リング53の回転
が阻止されると、回動レバー58の先端係合部7
8と係合突起54,54…はそれ自体に作用する
弾性力に抗して半筒体50,50内に退没し回転
部材60の回転に併い次順の嵌合凹部86に嵌合
するので回転部材60の回転を妨げることはない
ものである。
また、回転リング53,53…の外周には1つ
のキー表示突起57を含む複数の係合突起82,
82…が突起してある。キー表示突起57の先端
面には、他の係合突起82,82…とは異なる着
色表示が施してあり、このキー表示突起57が前
記上部外殻体3に設けた表示窓5の位置にあると
き、回転リング53の内周面に設けた解除凹部8
4に回動レバー58の先端係合部78が嵌合する
ように構成されている。
前記キー表示突起57とその値の係合突起8
2,82…は、回転リング53,53…の外周に
等角度間隔離して設けてあり、本実施例において
は第2図に示したようにパズルの難度を増すため
1つの係合突起が間引かれて配設されている。
さらに、外筒を形成する半筒体50,50の下
部には環状の突出部50aが形成されていて、こ
の外周面にもキー表示突起57aが表示されてい
る。この環状の突出部50aの上端面は回転リン
グ53,53…の受け部材も兼ねている。
回転部材60の上部には、半筒体50,50の
通孔66,66に半切体55a,55bのピン9
5,95を嵌着して形成した環座55が取り付け
てある。環座55の下端面は回転リング53,5
3…の上方への脱落を防止する抑え部材であり、
該環座55の下部には前記回転リング53と同一
の角度間隔に係合突起92が突設されている。さ
らに、環座55の外周上部には係合突起92,9
2…と同一の角度間隔に係止歯94…が突設され
ている。この係止歯94…には、前記シエル枠体
3bに固着した弾性板23の先端係合部27が係
合し、回転部材60が回転して停止する際の位置
ぎめを行つている。
次に、前記回転リング53,53…のキー表示
突起57を含む複数の係合突起82,82…と係
合して、回転リング53,53の回転を規制する
スライド摘み8について説明する。
スライド摘み8はシエル枠体3a,3bに開設
した開口部6,7内に嵌合しており、両側面に穿
設した長溝8a,8bが開口部6,7内に立設し
たガイド板13,14に嵌合して上下方向に摺動
自在である。スライド摘み8の一方の側面には3
本の嵌合溝8bが穿設してあり、この嵌合溝8b
にはシエル枠体3aに突設した弾性突起(図示し
てない)が嵌合し、スライド摘み8が上下方向に
摺動した時の位置ぎめを行つている。また、スラ
イド摘み8の内側には複数の係合ピン15,1
6,17,18が突設されていて、係合ピン1
5,16,17は前記回転リング53,53…の
キー表示突起57及び係合突起82と係脱自在で
あり、係合ピン18は環座55の外周に突設した
係合突起92と係合し得るように設けてある。
さらに、スライド摘み8の外面には突子9,1
0,11が突設されているが、これらの突子9,
10,11が回転リング53,53…の各係合突
起82と係合する係合ピン15,16,17の位
置を示している。即ち、突子9は係合ピン15
と、突子10は係合ピン16と、突子10は係合
ピン17と同じ位置に設けてある。従つて、遊戯
者は突子9,10,11の位置によつてどの回転
リング53が回転し、あるいは停止するかを操作
する事前に察知することができるのである。
しかして、上記のように回転リング53,53
…のキー表示突起57,57…を表示窓5に揃え
ることにより、内筒30の内側から回動レバー5
8の係合部79が退出し、それにより重錘56が
内筒30の下端に落下して、卵形状の外殻体が自
立するに至るのである。そして、キー表示突起5
7,57…を表示窓5に揃えるには、スライド摘
み8を上下に3段階にスライド操作してその係合
ピン15,16,17を、各回転リング53,5
3…の外周に設けた係合突起82,82…に係合
させて、各回転リング53,53…毎にその回転
角度位置を修正しながら最終的に各回転リング5
3,53…の回転角度位置を第2図の状態に揃え
るのである。
そこで、係合ピン15,16,17と各回転リ
ング53,53…との係合関係の基本的事項を説
明すると、次の通りである。
スライド摘み8を最上段に位置させた場合。
係合ピン15は、最上段の回転リング53より
上にあり、その係合突起82と係合しない。係合
ピン16は、最上段の回転リング53の係合突起
82と係合して、この最上段の回転リング53の
回転を阻止する。係合ピン17は、第3段目の係
合突起82と係合する。つまり、スライド摘み8
が最上段位置にあるとき、最上段の回転リング5
3と、第3段目の回転リング53とが回転を阻止
され、他の第2、第4段の回転リング53,53
が下部外殻体2によつて回転され得る。
スライド摘み8を中段に位置させた場合。
係合ピン15は最上段の回転リング53の係合
突起82と係合し、係合ピン16は第2段の回転
リング53の係合突起82と係合し、係合ピン1
7は第4段の回転リング53の係合突起82と係
合する。つまり、このときは、第3段の回転リン
グ53は下部外殻体2によつて回転させられ得る
が、他の第1、第2、第4段の回転リング53…
は回転を阻止される。
スライド摘み8を最下段に位置させた場合。
係合ピン15と16は、それぞれ第2段目と第
3段目の回転リング53,53の各係合突起8
2,82と係合し、係合ピン17は最下段の回転
リング53より下方にあつて、いずれとも係合し
ない。したがつて、このときは第2段と第3段目
の回転リング53,53の回転が阻止され、他の
第1、第4段の回転リング53,53は下部外殻
体2によつて回転され得る。
上記基本的係合関係の特徴は、上記とは、
共に第4段の回転リング53が回転可能な状態と
なり、また、上記では、第3段の回転リング5
3のみが回転可能な状態となることにある。そこ
で、遊戯者はこれを念頭に入れてスライド摘み8
を適宜上下動させ、その度毎に、下部外殻体2を
回転することにより、各回転リング53,53…
毎にランダムな回転位置にあるキー表示突起57
が、第2図のように上下一列に揃うまで、何回も
繰り返すのである。
なお、上記の操作に際して、上、中、下段に移
動するスライド摘み8を各段の中間に位置させ、
このとき、係合ピン15,16,17が上下に隣
接する回転リング53と53の中間に位置し、各
回転リングの係合突起82,82を同時に回転さ
せるようなことがあつてはパズル操作がうまく行
われないので、このために、スライド摘み8の上
部に係合ピン18を設け、係合ピン一18はスラ
イド摘み8が回転リング53…の中間位置にある
ときのみ、環座55の係合突起92…と係合し
て、回転部材60を回転を阻止できるようになつ
ている。
環座55は、上記スライド摘み8が上、中下段
のいずれかの正しい位置にあるときは、上部の係
合ピン18は、環座55の空隙97または下段の
係合突起92の下側の空隙部96に位置してい
て、上部外殻体3に下部外殻体2の相対的回動を
許容する。ところが、スライド摘み8が上、中、
下段の各段の中間にあるときは、上方の係合ピン
18が、上下段いずれかの係合突起92,92に
係合する位置関係にあり、それ故、上部外殻体3
に対して、下部外殻体2を回転させることができ
ないので、係合ピン15,16,17が多段の回
転リング53,53…の係合突起82,82の中
間に位置し、これらを同時に係合させるという不
都合を阻止することができる。(第3図参照) つぎに、上部外殻体3内の他の構成を説明する
と、左右のシエル枠体3a,3bの内側下部に設
けたケーシング20内に補助重り21を収納して
あるが、これは重錘56の外周に凹溝103を設
けたことによる重量のアンバランスを補正するた
めのものである。さらに、弾性板23はビス93
により、一方のシエル枠体3b内に固着され、そ
の先端係合部27が環座55の係止歯94と係脱
して、上下外殻体2と3の相対的な一方向の断続
回転時の位置決めとなつている。
また、26は内周に向けた係合ピン25を有す
る支持部材で、これは上部外殻体3の一方のシエ
ル枠体3b内側の支持壁24に固着している。し
かして、上記係合ピン25は、重錘56の頭部1
01の外周に設けた凹溝90を通つてその下の係
止溝100に移動し得るようになつている。これ
は、多段の各回転リング53,53…のキー表示
突起57,57が左側のシエル枠体3aに形成し
た表示窓5内に揃つて表れたときにのみ、重錘5
6は下方に落下できて本体1は自立できるが、表
示窓5を外れた他の回転角度位置でキー表示突起
57,57が偶然揃つても下方に落下することが
ないようにしたものである。
すなわち、すでに述べたように重錘56は、そ
の凹溝103が内筒30内の突条34に嵌つてい
ることにより、みだりに内筒30内を回動するこ
となく摺動するものであり、しかして、上部外殻
体3が下部外殻体2に対して所定の角度位置にあ
るとき、つまり、下部外殻体2の系に属する重錘
56の凹溝103と、上部外殻体3の系に属する
上記係合ピン25が合致したときにおける表示窓
5に上下多段の回転リング53,53…のキー表
示突起57,57…が揃つて表れたときにのみ、
重錘56は下方に落下できる。
ところが、上記以外の上部外殻体3と下部外殻
体2との回転角度位置にあつては、係合ピン25
は重錘56の凹溝90を外れた位置にあつて係止
溝100に嵌合していて下方に落下しない。つま
り、これが第2のロツク機構をなしているのであ
る。但し、この第2のロツク機構はなくても本考
案は成立する。
しかして、上記のゲーム操作により重錘56が
内筒30の下端まで移動して、本体1を自立させ
た後、元の状態に復元させるには、本体1をその
ままの状態で倒立し、重錘56を内筒30の上端
に移動させ、かつ上下の外殻体2と3を相対的に
回転させればリセツトの状態とすることができ、
再びゲームを行うことができる。
以上説明したとおりであるから、本考案のパズ
ル玩具によると、通常は重心が真中より上方にあ
つて、自立状態を保持できない本体を上下に分割
された外殻体のうちの下部外殻体を回転させ、上
部外殻体内に配設した複数個の回転リングのキー
表示突起を、上部外殻体の表示窓に揃つて現すこ
とにより、本体内において、重錘を下方に移動さ
せることができ、それにより本体を起立保持させ
ることができて面白いものであり、しかも、上記
複数個の回転リングのキー表示突起を揃つて表示
窓に現すための上下外殻体の相対的回転操作にパ
ズル要素がきわめて興趣に富むパズル玩具であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパズル玩具の斜視図、第
2図は同上の分解斜視図、第3図は断面図であ
る。 1……本体、2……下部外殻体、3……上部外
殻体、3a,3b……シエル枠体、5……表示
窓、8……スライド摘み、15,16,17,1
8……係合ピン、30……内筒、50,50……
半筒体、51,52……バネ片、53……回転リ
ング、54……係合突起、56……重錘、57…
…キー表示突起、58……回動レバー、40,7
0……長孔、60……回転部材、78……先端係
合部、79……係合部、82……係合突起、83
……嵌合凹部、84……解除凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体を卵形状に形成し、径小の上部外殻体と径
    大の下部外殻体からなり、下部外殻体には筒状を
    なす回転部材を立設し、該回転部材の上端は上部
    外殻体に軸支し、前記下部外殻体は前記上部外殻
    体の下面に接して本体の軸線を中心として回転自
    在に組み合わせられており、前記回転部材の筒体
    内には、筒体の上下方向に摺動自在に重錘が嵌挿
    され、前記回転部材には外周面の上下方向に複数
    の通孔を穿設し、前記回転部材と筒体の間には、
    前記複数の通孔を突出して、夫々、回転リングに
    内接する係合突起を突設された複数のバネ片が配
    設され、前記回転部材の外周には、外周にキー表
    示突起を含む複数の係合突起を突設し、内周に深
    くほつた解除凹部を含む複数の嵌合凹部を穿設し
    た複数の前記回転リングを回転自在に積層して嵌
    着し、該回転部材の外周と筒体との一部に開設し
    た開口部には、外側の係合部が前記回転リングの
    全ての嵌合凹部と係合し、内側の係合部が前記重
    錘の下端面に係合する複数の係合部を有して、回
    転部材の外側方向に弾性を付勢した回動レバーが
    枢支されていると共に、前記上部外殻体には、前
    記回転リングのキー表示突起を視るための表示窓
    と、該回転リングの係合突起と係合して複数の回
    転リングの回転を阻止し、特定の回転リングの回
    転を自由にする複数の係合ピンを立設したスライ
    ド摘みを上下方向に摺動自在に配設したことを特
    徴とするパズル玩具。
JP10535682U 1982-07-12 1982-07-12 パズル玩具 Granted JPS5911789U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10535682U JPS5911789U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 パズル玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10535682U JPS5911789U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 パズル玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5911789U JPS5911789U (ja) 1984-01-25
JPH0211102Y2 true JPH0211102Y2 (ja) 1990-03-19

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