JPS6124301Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124301Y2 JPS6124301Y2 JP1980151883U JP15188380U JPS6124301Y2 JP S6124301 Y2 JPS6124301 Y2 JP S6124301Y2 JP 1980151883 U JP1980151883 U JP 1980151883U JP 15188380 U JP15188380 U JP 15188380U JP S6124301 Y2 JPS6124301 Y2 JP S6124301Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block body
- block
- fitting
- fitting part
- doll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 14
- 210000001061 forehead Anatomy 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000008921 facial expression Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H3/00—Dolls
- A63H3/16—Dolls made of parts that can be put together
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブロツクを嵌合してなる組立構成玩具
に係り、人形体を輪切り状に分割した複数個のブ
ロツク体に形成し、各ブロツク体の上面および下
面若しくは上面および下面のいづれかに他のブロ
ツク体と嵌合する嵌合部を設け、各ブロツクに設
けた嵌合部の形状は所定のブロツク体の1つの嵌
合部と一対なす同一形状に形成し、これら複数個
のブロツク体を所定の順序にしたがつて嵌合した
とき全体の外観が人形体を形成し、また操作部の
ワンタツチ操作により組立形成した人形体を解体
できるようにしたブロツク嵌合玩具に関するもの
である。
に係り、人形体を輪切り状に分割した複数個のブ
ロツク体に形成し、各ブロツク体の上面および下
面若しくは上面および下面のいづれかに他のブロ
ツク体と嵌合する嵌合部を設け、各ブロツクに設
けた嵌合部の形状は所定のブロツク体の1つの嵌
合部と一対なす同一形状に形成し、これら複数個
のブロツク体を所定の順序にしたがつて嵌合した
とき全体の外観が人形体を形成し、また操作部の
ワンタツチ操作により組立形成した人形体を解体
できるようにしたブロツク嵌合玩具に関するもの
である。
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図は本体1を正面方向からとらえた斜視図
で、これは熊を形どつた動物人形となつている。
そして、この本体1は、足部を形成するブロツク
体2と、脚部を形成するブロツク体3と、胴部を
形成するブロツク体4と、胸部を形成するブロツ
ク体5と、頭部を形成するブロツク体6とから構
成されている。そして、これらブロツク体2,
3,4,5,6は、以下に述べる一定の順序と方
向を合せて嵌合しながら積み上げて構成される。
で、これは熊を形どつた動物人形となつている。
そして、この本体1は、足部を形成するブロツク
体2と、脚部を形成するブロツク体3と、胴部を
形成するブロツク体4と、胸部を形成するブロツ
ク体5と、頭部を形成するブロツク体6とから構
成されている。そして、これらブロツク体2,
3,4,5,6は、以下に述べる一定の順序と方
向を合せて嵌合しながら積み上げて構成される。
足部を形成するブロツク体2は、足の甲部2a
と、底板2bとから構成されており、第2図、第
3図に示すように甲部2aの後方に形成された円
形の開口部2c中に、後述するように底板2b上
に配設された五角形状の雄型の嵌合部2dが若干
上方に突出した状態で配設されている。
と、底板2bとから構成されており、第2図、第
3図に示すように甲部2aの後方に形成された円
形の開口部2c中に、後述するように底板2b上
に配設された五角形状の雄型の嵌合部2dが若干
上方に突出した状態で配設されている。
そして、前記脚部を形成するブロツク体3の下
面には、前記雄型の嵌合部2dよりひと回り大き
くて、該雄型の嵌合部2dに外側から嵌合できる
五角筒状の雌型の嵌合部3aが形成されている。
このブロツク体3の上面には6角筒状の雄型嵌合
部3bが形成されている。また、胴部を形成する
ブロツク体4の下面には前記ブロツク体3の上面
の雄型嵌合部3bよりもひと回り径が大きく該雄
型嵌合部3bに外側から嵌合することのできる六
角筒状の雌型嵌合部4aが形成されている。この
ブロツク体4の上面には三角筒状の雄型嵌合部4
bが形成されている。さらに、胸部を形成するブ
ロツク体5の下面には前記ブロツク体4の上面に
設けた雄型嵌合部4bよりもひと回り径が大き
く、該雄型嵌合4bに外側から嵌合することがで
きる三角筒状の雌型嵌合部5aが形成されてい
る。このブロツク体5の上面には四角筒状の雄型
嵌合部5bが形成されている。さらに前記頭部6
の下面には、前記雄型嵌合部5bよりひと回り大
きくて、該雄型嵌合部5bがゆとりをもつて嵌入
される四角筒状の雌型嵌合部6aが形成されてい
る。
面には、前記雄型の嵌合部2dよりひと回り大き
くて、該雄型の嵌合部2dに外側から嵌合できる
五角筒状の雌型の嵌合部3aが形成されている。
このブロツク体3の上面には6角筒状の雄型嵌合
部3bが形成されている。また、胴部を形成する
ブロツク体4の下面には前記ブロツク体3の上面
の雄型嵌合部3bよりもひと回り径が大きく該雄
型嵌合部3bに外側から嵌合することのできる六
角筒状の雌型嵌合部4aが形成されている。この
ブロツク体4の上面には三角筒状の雄型嵌合部4
bが形成されている。さらに、胸部を形成するブ
ロツク体5の下面には前記ブロツク体4の上面に
設けた雄型嵌合部4bよりもひと回り径が大き
く、該雄型嵌合4bに外側から嵌合することがで
きる三角筒状の雌型嵌合部5aが形成されてい
る。このブロツク体5の上面には四角筒状の雄型
嵌合部5bが形成されている。さらに前記頭部6
の下面には、前記雄型嵌合部5bよりひと回り大
きくて、該雄型嵌合部5bがゆとりをもつて嵌入
される四角筒状の雌型嵌合部6aが形成されてい
る。
上記のように、人形体の各部を形成する各ブロ
ツク体2,3,4,5,6の間の嵌合は、異なる
ブロツク体に設けた形状が同じ嵌合部の嵌め合い
によつて行なつているため、下から順に足部をな
すブロツク体2、脚部をなすブロツク体3、胴部
をなすブロツク体4、胸部をなすブロツク体5、
頭部をなすブロツク体6というように所定の順序
と配列を考慮して組み立てていくことにより人形
体が完成されるものである。頭部をなすブロツク
体6は、第2図に分解して示すように頭部を有す
る前頭部6bと、後頭部6cとから形成されてお
り、前頭部6bと後頭部6cのそれぞれの下部の
対応する位置には断面コ字状の筐体6dが設置さ
れている。この筐体6dは、後頭部6c側の切欠
部から前頭部6b方向へ張り出しており、これに
よつて前頭部6bと後頭部6cとを合体させてと
き、筐体6dの下面が凹部となつて、この凹部が
すなわち前記した雌型嵌合部6aであり、これに
胸部を形成するブロツク体5の雄型嵌合部5bが
嵌合できる。
ツク体2,3,4,5,6の間の嵌合は、異なる
ブロツク体に設けた形状が同じ嵌合部の嵌め合い
によつて行なつているため、下から順に足部をな
すブロツク体2、脚部をなすブロツク体3、胴部
をなすブロツク体4、胸部をなすブロツク体5、
頭部をなすブロツク体6というように所定の順序
と配列を考慮して組み立てていくことにより人形
体が完成されるものである。頭部をなすブロツク
体6は、第2図に分解して示すように頭部を有す
る前頭部6bと、後頭部6cとから形成されてお
り、前頭部6bと後頭部6cのそれぞれの下部の
対応する位置には断面コ字状の筐体6dが設置さ
れている。この筐体6dは、後頭部6c側の切欠
部から前頭部6b方向へ張り出しており、これに
よつて前頭部6bと後頭部6cとを合体させてと
き、筐体6dの下面が凹部となつて、この凹部が
すなわち前記した雌型嵌合部6aであり、これに
胸部を形成するブロツク体5の雄型嵌合部5bが
嵌合できる。
次に、前頭部6bに設けた顔部の眼に相当する
部分には、一対の透孔8,8が形成され、また口
に相当する部分10には開口部10aを有する。
部分には、一対の透孔8,8が形成され、また口
に相当する部分10には開口部10aを有する。
図中13は顔の表情を変化させる可動部材で、
所定間隔離れて上方へ突出する一対の突片14,
14には眼が閉じた状態と開いた状態が上下2段
に印刷表示されている。また、両突片14,14
間から下方へ延じる突片15は舌の形状を模して
形成されている。そして、突片14,14の両端
からはアーム16,16が後方に延びており、そ
の後端に形成されたピン16a,16aが前頭部
6bの裏面に形成された軸受部(図示していな
い)中に回動自在に軸承されている。
所定間隔離れて上方へ突出する一対の突片14,
14には眼が閉じた状態と開いた状態が上下2段
に印刷表示されている。また、両突片14,14
間から下方へ延じる突片15は舌の形状を模して
形成されている。そして、突片14,14の両端
からはアーム16,16が後方に延びており、そ
の後端に形成されたピン16a,16aが前頭部
6bの裏面に形成された軸受部(図示していな
い)中に回動自在に軸承されている。
また、第2図中左側のアーム16の後端近傍の
上面と前頭部6bの内面上部との間にはスプリン
グ17が張架され、可動部材13はピン16a,
16aを中心に回動して持上げられており、図示
例においては、通常は突片14,14の下部に表
示した開眼状態の眼が透孔8,8内に位置するよ
うに設定されている。
上面と前頭部6bの内面上部との間にはスプリン
グ17が張架され、可動部材13はピン16a,
16aを中心に回動して持上げられており、図示
例においては、通常は突片14,14の下部に表
示した開眼状態の眼が透孔8,8内に位置するよ
うに設定されている。
また、頭部を形成するブロツク体6の上端には
第1図、第2図に示すように野球帽の外形をなす
押しボタン7が設けてある。この押しボタン7は
上端が球形をなす円筒状であつて、両側の対応す
る位置には上下方向に沿つて一対のガイド突条1
9,19が突設され、これらガイド突条19の中
央には全長に亘つて割り溝19aが形成されてい
る。このガイド突条19は、頭部6の前頭部6b
及び後頭部6cの内側に突設されたガイド20
を、その溝19a中に挾むことにより、頭部6中
を上下方向に自由に摺動することができる。ま
た、押しボタン7の下部にはL字状に形成された
係合腕21が水平に突設され、係合腕21の先端
折曲部21aが前記アーム16の上面と接触して
該アームを押し下げることにより突片14,14
を下方向に回動させる。
第1図、第2図に示すように野球帽の外形をなす
押しボタン7が設けてある。この押しボタン7は
上端が球形をなす円筒状であつて、両側の対応す
る位置には上下方向に沿つて一対のガイド突条1
9,19が突設され、これらガイド突条19の中
央には全長に亘つて割り溝19aが形成されてい
る。このガイド突条19は、頭部6の前頭部6b
及び後頭部6cの内側に突設されたガイド20
を、その溝19a中に挾むことにより、頭部6中
を上下方向に自由に摺動することができる。ま
た、押しボタン7の下部にはL字状に形成された
係合腕21が水平に突設され、係合腕21の先端
折曲部21aが前記アーム16の上面と接触して
該アームを押し下げることにより突片14,14
を下方向に回動させる。
22はベローズであつて、押しボタン7の復帰
バネとして機能するとともに、その際に圧縮され
た空気が図示しない笛口から吹出され、熊の外形
を模した人形体の鳴声のような音色が生する。さ
らに、23は円筒状のリングであつて、外周に帽
子のツバを模した三日月状の張出部23aを有し
ており、このリング23を押しボタン7の周胴部
に嵌合することにより、第1図に示す野球帽の外
観を呈することになる。なお、リング23の下部
外周面に形成されたフランジ23bの外径は頭部
をなすブロツク体6の前頭部6bと後頭部の上部
中央に形成された円形の開口部6eの内径よりも
大であつて、フランジ23bが開口部6eの下面
に位置し、リング23の上部円筒部23cのみが
開口部6eから上方へ突出する。したがつて、押
しボタン7のガイド部材19の上端部がフランジ
23bにより上方への移動を規制されることによ
り押しボタン7が開口部6eから上方へ抜け出る
のを防止している。
バネとして機能するとともに、その際に圧縮され
た空気が図示しない笛口から吹出され、熊の外形
を模した人形体の鳴声のような音色が生する。さ
らに、23は円筒状のリングであつて、外周に帽
子のツバを模した三日月状の張出部23aを有し
ており、このリング23を押しボタン7の周胴部
に嵌合することにより、第1図に示す野球帽の外
観を呈することになる。なお、リング23の下部
外周面に形成されたフランジ23bの外径は頭部
をなすブロツク体6の前頭部6bと後頭部の上部
中央に形成された円形の開口部6eの内径よりも
大であつて、フランジ23bが開口部6eの下面
に位置し、リング23の上部円筒部23cのみが
開口部6eから上方へ突出する。したがつて、押
しボタン7のガイド部材19の上端部がフランジ
23bにより上方への移動を規制されることによ
り押しボタン7が開口部6eから上方へ抜け出る
のを防止している。
次に、足部を形成するブロツク体2の内部は以
下のように構成されている。すなわち、第2図に
示すように、両足をそろえた状態の靴底として形
成された底板2bの一部に円筒状の軸受24が突
設され、この軸受24の近傍にはガイド壁24a
が起立設せられ、その間にガイド溝24bが形成
されている。そして25は操作部としての押しボ
タンであつて押しボタン25の下面中央部から垂
下設した軸25dが前記軸受24に嵌挿してお
り、軸25dの下端は軸受24内に配設されたコ
イルバネ26で押し上げられている。また押しボ
タン25の下端外周面にはフランジ25aが形成
されており、該フランジ25に突設したガイド片
25cは前記ガイド溝24bに嵌合していり、押
しボタン25が操作されたとき、該押しボタン2
5は回転することなく軸受24に沿つて下動でき
るものである。
下のように構成されている。すなわち、第2図に
示すように、両足をそろえた状態の靴底として形
成された底板2bの一部に円筒状の軸受24が突
設され、この軸受24の近傍にはガイド壁24a
が起立設せられ、その間にガイド溝24bが形成
されている。そして25は操作部としての押しボ
タンであつて押しボタン25の下面中央部から垂
下設した軸25dが前記軸受24に嵌挿してお
り、軸25dの下端は軸受24内に配設されたコ
イルバネ26で押し上げられている。また押しボ
タン25の下端外周面にはフランジ25aが形成
されており、該フランジ25に突設したガイド片
25cは前記ガイド溝24bに嵌合していり、押
しボタン25が操作されたとき、該押しボタン2
5は回転することなく軸受24に沿つて下動でき
るものである。
押しボタン25のフランジ25aからは、前記
ガイド片25cとは異なる角度方向にピン25b
を突出させ、このピン25bが歯車27の上面に
設けた傾斜突起27aの斜面と係合するように設
けてある。すなわち、歯車27は底板2b上面の
軸受部35に軸承されており、この歯車27の上
面にピン25bが位置するよう押しボタン25は
組込まれる。また、歯車27の下面からは腕片2
7bが突設しており、これに引きバネ28の一端
が係止されている。引きバネを28の他端は底板
2bに設けた係止部36に係止している。したが
つて、歯車27には、傾斜突起27aの斜面が押
しボタン25のピン25bと係合して回転される
方向とは逆の回転方向にバネ力が付勢されてい
る。
ガイド片25cとは異なる角度方向にピン25b
を突出させ、このピン25bが歯車27の上面に
設けた傾斜突起27aの斜面と係合するように設
けてある。すなわち、歯車27は底板2b上面の
軸受部35に軸承されており、この歯車27の上
面にピン25bが位置するよう押しボタン25は
組込まれる。また、歯車27の下面からは腕片2
7bが突設しており、これに引きバネ28の一端
が係止されている。引きバネを28の他端は底板
2bに設けた係止部36に係止している。したが
つて、歯車27には、傾斜突起27aの斜面が押
しボタン25のピン25bと係合して回転される
方向とは逆の回転方向にバネ力が付勢されてい
る。
一方、五角形状の雄型嵌合部2dが設けられて
いる円板30の下面中心からは軸部29aが垂下
しており、その下端に設けたピニオンギヤ29が
底板2b上に設けた軸受部37に軸受されてお
り、このピニオンギヤ29は前記歯車27と噛合
している。したがつて、押しボタン25を押すこ
とりより、ピン25bと傾斜突起27aが係合し
て歯車27を若干角度回転させ、ピニオンギヤ2
9を介して五角形状の雄型の嵌合部2dを回転さ
せる。なお、雄型の嵌合部2dは下方に拡がつた
テーパ面として形成されており、これにブロツク
体3の下面に設けた五角筒状の雌型の嵌合部3a
が嵌合される。32は押しボタン25が嵌合され
る円孔である。
いる円板30の下面中心からは軸部29aが垂下
しており、その下端に設けたピニオンギヤ29が
底板2b上に設けた軸受部37に軸受されてお
り、このピニオンギヤ29は前記歯車27と噛合
している。したがつて、押しボタン25を押すこ
とりより、ピン25bと傾斜突起27aが係合し
て歯車27を若干角度回転させ、ピニオンギヤ2
9を介して五角形状の雄型の嵌合部2dを回転さ
せる。なお、雄型の嵌合部2dは下方に拡がつた
テーパ面として形成されており、これにブロツク
体3の下面に設けた五角筒状の雌型の嵌合部3a
が嵌合される。32は押しボタン25が嵌合され
る円孔である。
次に上記実施例のブロツク玩具の遊び方を説明
すると、足部を形成するブロツク体2をベースと
して、その上にブロツク体3,4,5,6を正し
い順序と正しい方向で積み上げることにより、第
1図に示す熊の人形体を形成することができる。
この場合、各ブロツク体3,4,5,6の配置順
序や配置方向が正しくないと、各ブロツク体の接
合面である嵌合部3a,3b,4a,4b…が互
い嵌り合わなかつたり、或いはたまたま嵌り合つ
たしても上下のブロツク体の接合面は一致せずい
ずれにしても正しい人形の形状を作り上げること
ができない。それ故、各ブロツク体を正しい順序
と配置で積し上げて一つの人形形体を作り上げる
操作が適度にむずかしく、そのブロツク遊びは楽
しいものとなる。
すると、足部を形成するブロツク体2をベースと
して、その上にブロツク体3,4,5,6を正し
い順序と正しい方向で積み上げることにより、第
1図に示す熊の人形体を形成することができる。
この場合、各ブロツク体3,4,5,6の配置順
序や配置方向が正しくないと、各ブロツク体の接
合面である嵌合部3a,3b,4a,4b…が互
い嵌り合わなかつたり、或いはたまたま嵌り合つ
たしても上下のブロツク体の接合面は一致せずい
ずれにしても正しい人形の形状を作り上げること
ができない。それ故、各ブロツク体を正しい順序
と配置で積し上げて一つの人形形体を作り上げる
操作が適度にむずかしく、そのブロツク遊びは楽
しいものとなる。
しかも、このようにして正しい積し上げたブロ
ツク体を分解するには、各ブロツク体を1つ1つ
手でもつて解体するのではなく、押ボタン25を
押すことによつて一気に行なうことができてその
動作が子供の物を破壊したいという欲望を満足さ
せるものである。すなわち、押しボタン25を押
して五角形の雄型の嵌合部2dを比較的早く回転
させると各ブロツク体3,4,5,6の嵌合部3
a,3b,4a,4b,5a,5b等に捻り力が
作用し、相互間の嵌合が解かれ各ブロツク体は四
方に飛び散るように解体されるものである。な
お、足を形成するブロツク体2の上面31を例え
ば前上りに若干のテーパを付形しておき、これに
合致するようにブロツク体3の下端縁3cにもテ
ーパを付しておけば、ブロツク体3はその回転
時、テーパにより若干持上るので、上方のブロツ
ク体4,5,6も持上げ力を回転捻り力が同時に
加わり、各ブロツク体の解体は一層容易となる。
ツク体を分解するには、各ブロツク体を1つ1つ
手でもつて解体するのではなく、押ボタン25を
押すことによつて一気に行なうことができてその
動作が子供の物を破壊したいという欲望を満足さ
せるものである。すなわち、押しボタン25を押
して五角形の雄型の嵌合部2dを比較的早く回転
させると各ブロツク体3,4,5,6の嵌合部3
a,3b,4a,4b,5a,5b等に捻り力が
作用し、相互間の嵌合が解かれ各ブロツク体は四
方に飛び散るように解体されるものである。な
お、足を形成するブロツク体2の上面31を例え
ば前上りに若干のテーパを付形しておき、これに
合致するようにブロツク体3の下端縁3cにもテ
ーパを付しておけば、ブロツク体3はその回転
時、テーパにより若干持上るので、上方のブロツ
ク体4,5,6も持上げ力を回転捻り力が同時に
加わり、各ブロツク体の解体は一層容易となる。
以上の説明から明らかなように、本考案による
と、人形体を輪切りにした状態で複数個のブロツ
ク体に分割し、各ブロツク体の上下面に設けた所
定断面形状の嵌合部の嵌合により所定の順序と方
向に各ブロツク体を嵌合することにより人形体を
組立てるものであり、幼児等が組合せる際にその
形状と配置と方向をよく考えることが必要であ
り、それによつてブロツク遊びの面白さを増すと
ともに、幼児の知的発達に寄与するものであり、
従来のブロツク玩具に比して幼児のより強い好奇
心を惹つけることのできるブロツク玩具である。
また操作部のワンタツチ操作により、ブロツク体
を可動させることができその勢いで各ブロツク体
の嵌合部が脱嵌して人形体は解体されるので、こ
の人形体の解体遊びも幼児にとつて興味がある。
と、人形体を輪切りにした状態で複数個のブロツ
ク体に分割し、各ブロツク体の上下面に設けた所
定断面形状の嵌合部の嵌合により所定の順序と方
向に各ブロツク体を嵌合することにより人形体を
組立てるものであり、幼児等が組合せる際にその
形状と配置と方向をよく考えることが必要であ
り、それによつてブロツク遊びの面白さを増すと
ともに、幼児の知的発達に寄与するものであり、
従来のブロツク玩具に比して幼児のより強い好奇
心を惹つけることのできるブロツク玩具である。
また操作部のワンタツチ操作により、ブロツク体
を可動させることができその勢いで各ブロツク体
の嵌合部が脱嵌して人形体は解体されるので、こ
の人形体の解体遊びも幼児にとつて興味がある。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は全体斜
視図、第2図は各ブロツク間の嵌合状態を示す斜
視図、第3図は分解斜視図である。 1……本体、2,3,4,5,6……ブロツク
体、2d,3b,4b,5b……雄型嵌合部、3
a,4a,5a……雌型嵌合部。
視図、第2図は各ブロツク間の嵌合状態を示す斜
視図、第3図は分解斜視図である。 1……本体、2,3,4,5,6……ブロツク
体、2d,3b,4b,5b……雄型嵌合部、3
a,4a,5a……雌型嵌合部。
Claims (1)
- 人形体を輪切り状に分割して複数個のブロツク
体に形成し、各ブロツク体の接合面には、他のブ
ロツク体と嵌合する嵌合部を設け、各ブロツク体
に設けた嵌合部は、所定のブロツク体の一つの嵌
合部と一対をなす同一の多角形状に形成して脱嵌
自在に設け、これら複数個のブロツク体を所定の
順序に嵌合して人形体が組立てられるように構成
し、さらに、下端部に位置するブロツク体の嵌合
部は、該ブロツク体に設けた操作部と運動連結し
て可動自在構成したことを特徴とするブロツク嵌
合玩具。
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