JPH0211075A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号を磁気テープ上に長手方向に対し、斜
めに傾斜した不連続の記録犯跡として記録、再生する磁
気記録再生装置（以下ＶＴＲ）に関し、特に、磁気ヘッ
ドからの再生出力を増幅するヘッドアンプ構成に関する
ものである。

従来の技術 近年、磁気記録再生装置は、小型化、軽量化を目ざした
商品開発が進んできており、小型化のため、シリンダ径
を小さくシ（φ６２ｍｍ−φ４１．３醍）。

シリンダへのテープ巻付角（２７０度）、及び回転数を
３／２　にし、かつヘッドを２ヘツド装置から４ヘツド
装置にし、同じフォーマットを守ったＶＴＲの商品開発
が行われてきている。

また、１つのヘッド装置の中に標準モード用ヘッドと長
時間モード用ヘッドの２つのヘッドを設け、それぞれの
テープ速度に応じた専用ヘッドで記録再生するものが一
般的に使われている。

以下図面を参照しながら、従来のＶＴＲの一例について
説明する。

第２図は小径シリンダの平面図であり、第３図は従来の
ＶＴＲのヘッドアンプ構成を示すブロック図である。

第２図において、１はシリンダであり、Ｒ１２゜Ｌｌａ
　、Ｒ２４，Ｌ２ｓは標準モード用ヘッド、Ｌ１’　ｅ
　、　Ｒ２’　７　、　Ｌ２’　ｓ　、　Ｒ１’９は長
時間モード用ヘッドである。第３図において、１ｏは標
準モード用ヘッドアンプ、１１は長時間モード用ヘッド
アンプ、２〜５及び６〜９はそれぞれ標準モード及び長
時間モード用のヘッド、１２，１３゜１４．１５，１６
，１７．１８．１９はそれぞれのヘッド出力を増幅する
ヘッドアンプ、２０，２１゜２２．２３は制御入力端子
２４からの信号によりそれぞれ切換え制御されるスイッ
チ回路で、ヘッドアンプ１２と１３．１４と１５．１８
と１７゜１８と１９の出力を切換える。２５．２６は制
御入力端子？７からの信号により切換え制御されるスイ
ッチ回路で、スイッチ回路２ｏと２１及び２２と２３の
出力を切換える。２８は制御入力端子２９からの信号に
より切換え制御されるスイッチ回路で、標準モード用ヘ
ッドアンプ１０と長時間モード用ヘッドアンプ１１の出
力を切換える。

３０．３１．３２．３３はそれぞれヘッドアンプ１２と
１３．１４と１５．１６と１７．１８と１９の出力を比
較する比較回路、３４と３６は上記比較回路の出力端子
である。

以上のように構成された従来のＶＴＲのヘッドアンプ装
置において、以下その動作について説明する。

まず、標準モードの再生時には制御端子２９からの信号
によりスイッチ回路２８は標準モード用ヘッドアンプ１
ｏ側からの出力を取出すように切換えられ、長時間モー
ドの再生時には長時間モード用ヘッドアンプ１１側から
出力を取出すように切換えられる。また標準モード用ヘ
ッドアンプ１０及び長時間モード用ヘッドアンプ１１ば
それぞれ制御入力端子２４．２７からの信号により各々
標準モード用ヘッドＲ，２，Ｌ１３．Ｒ２４，Ｌ２５又
は長時間モード用ヘッドＬ　　’６．Ｒ２’７．Ｌ２’
８゜Ｒ１９の出力を選択して出力する。上記のように制
御入力端子からの信号により標準モード、長時間モード
のそれぞれのモードにおいて、ヘッドの出力を選択して
再生する事ができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、コンビとなるヘ
ッドＲ１２とＬ１’ｅ、Ｌ１３とＲ２′７゜Ｒ４とＬ２
′８．Ｌ２５とＲ１′９の出力を比較し、その出力の大
きい方を選択するという事が出来ないため、テープを間
欠送りして再生するファインスロー再生や、テープを通
常再生速度より早く送って再生する正方向及び逆方向の
早送り再生時にヘッドが異なるアジマスのトラックをト
レースする事によりノイズが発生したり、ノイズバーが
太くなったりして見ずらい画面になってしまうという課
題を有していた。

本発明は上記の課題に鑑み、小径のシリンダのＶＴＲで
もコンビのヘッドの出力の大きい方を選択する事により
、ファインスロー再生時及び早送り再生時の見ずらい画
面を改善することができる磁気記録再生装置を提供する
ものである。

課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明の磁気記録再生装置
は、コンビのヘッドに対応した２つのヘッドアンプの出
力の大小を比較する機能を２組設けた第１のヘッドアン
プ装置と上記と同様の機能を有する第２のヘッドアンプ
装置と上記第１及び第２のヘッドアンプ装置からの比較
出力信号を用いて第１及び第２の中のそれぞれのヘッド
アンプの出力を切換えるための制御信号発生回路とを備
えたことを特徴とするものである。

作　　　用 本発明は上記した構成により、標準モード、長時間モー
ドに関係なく、コンビのヘッドの出力の大きい方を選択
して出力する事が可能となるため、ファインスロー再生
や早送り再生時に、ヘッドがアジマスの異なるトラック
をトレースする時に発生する移行ノイズやノイズバーを
なくする事ができる。

実施例 以下本発明の実施例のＶＴＲのヘッドアンプ装置につい
て図面を参照にしながら説明する。第１図は本発明の一
実施例のＶＴＲのヘッドアンプ装置の構成を示す図であ
る。第１図において、４１は第１のヘッドアンプ装置、
４２は第２のヘッドアンプ装置、４３．４４．４５．４
６．４７，４８゜４９．５０はそれぞれヘッドＲ２，Ｌ
　　’６．Ｌ１３゜Ｒ２’７．Ｒ２４，Ｌ２’８．Ｌ２
５．Ｒ１’９の出力をアンプするヘッドアンプ、６１．
５２，５３，５４は制御信号発生回路６６からの信号に
よりそれぞれアンプ４３と４４．４６と４６．４７と４
８゜４９と５Ｑの出力を切換えるスイッチ回路、６６゜
６７は制御入力端子５８からの信号によりそれぞれスイ
ッチ回路６１と５２．５３と５４の出力を切換えるスイ
ッチ回路、５９は制御入力端子θ０からの信号により第
１のヘッドアンプ装置４１と第２のヘッドアンプ装置４
２の出力を切換えるスイッチ回路、６１．６２，６３，
６４はそれぞれヘッドアンプ４３と４４．４５と４６，
４７と４８゜４９と６０の出力を比較する比較回路であ
り、上記比較回路６１．６２，６３．６４の出力は制御
信号発生回路５６へ接続される。

以上のように構成されたＶＴＲのヘッドアンプ装置にお
いて、ファインスロー再生時及び早送り再生時に、コン
ビのヘッドの出力を比較する事が出来るため、その比較
信号からの情報により制御信号発生回路６６から比較出
力に応じた制御信号を発生する事ができ、その制御信号
によりコンビのヘッドの出力の大きい方を選択する事が
できる。

尚ファインスロー再生及び早送り再生の詳細はすでに良
く知られているため省略する。

以上のように本実施例によれば、前述のようにヘッドの
出力の大きい方を選択できるため、従来のようなヘッド
がアジマスの異なるトラックをトレースする時に発生す
るノイズをなくする事ができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、特殊再生時に常にアジマ
スの合ったヘッドを選択できるため、フィールド送りの
ファインスロー再生時の移行ノイズや、早送り再生時の
ノイズバーをなくする事カ出来、良好な画像で特殊再生
を行う事ができるという効果を得る事ができる。

また、本発明は、従来から大きく構成を変えずに、ヘッ
ドのつなぎ換えと制御信号発生回路の追加により、上記
の特殊再生に対応できる利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のヘッドアンプ装置ノフロッ
ク図、第２図は小径シリンダのヘッド配置図、第３図は
従来のヘッドアンプ装置のブロック図である。 ６６・・・・・・制御信号発生回路、４１・・・・・・
第１のヘッドアンプ装置、４２・・・・・・第２のヘッ
ドアンプ装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第 図 ／　＼ 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンビの磁気ヘッドに対応した２つのヘッドアンプの出
   力の大小を比較する手段を設けた第１及び第２のヘッド
   アンプ装置と、上記第１及び第２のヘッドアンプ装置か
   らの比較信号を用いて上記の第１及び第２のヘッドアン
   プ装置の中の各々のヘッドアンプ出力を切換えるための
   制御信号発生回路とを備えたことを特徴とする磁気記録
   再生装置。