JPH0211058B2 - - Google Patents

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JPH0211058B2
JPH0211058B2 JP59258745A JP25874584A JPH0211058B2 JP H0211058 B2 JPH0211058 B2 JP H0211058B2 JP 59258745 A JP59258745 A JP 59258745A JP 25874584 A JP25874584 A JP 25874584A JP H0211058 B2 JPH0211058 B2 JP H0211058B2
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JP
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mpu
time
frame
speed line
signal
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JP59258745A
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JPS61136331A (ja
Inventor
Sadayoshi Takeuchi
Takeshi Matoba
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Publication of JPS61136331A publication Critical patent/JPS61136331A/ja
Publication of JPH0211058B2 publication Critical patent/JPH0211058B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は複数の低速回線信号を時分割多重方式
によつて高速用一回線にて送信し、また高速回線
で受信した時分割多重信号を分離して複数の低速
回線へ送出する時分割多重集配信装置の改良に関
し、1つのマイクロプロセツサで高速回線と複数
の低速回線の送、受信制御を効率よく行うことが
特徴である。
(従来の技術) 高速回線と複数の低速回線の制御は1つのマイ
クロプロセツサ(以下MPUと略記)で行うこと
ができるが、高、低速回線信号の処理はキヤラク
タ毎に行うのが通例である。従来は高速回線の1
キヤラクタタイムにより短く、低速1回線と高速
回線の合計処理時間より長い時間を基本時間とす
るタイムスロツトを各回線に割当て、タイムスロ
ツト内で送受信信号の処理を行つている。なおキ
ヤラクタタイム=8ビツト×1/伝送速度(ボ
ー)とする。
低速回線信号はMPUがキヤラクタ毎に処理し、
高速回線信号はフレーム単位で処理するDMA
(ダイレクトメモリアクセス)転送を用い、MPU
負荷を軽くする方法がよく用いられている。
近年低速回線と高速回線は共に高速化の傾向に
あるが、MPUはそれほど高速化が進んでいない。
それに加えてMPUの機能と周辺回路の動作が複
雑で、MPUの処理時間を計算で求めることは非
常に難しくなつて来た。
次に従来の技術をさらに具体的に詳細説明する
が、時分割多重集配信装置が、複数の低速回線か
らの入力信号を時分割多重化してフレーム信号を
生成し高速回線へ送出する場合と、高速回線から
時分割多重化したフレーム信号を受信し複数(例
として3)の低速回線へ出力する場合について説
明する。
第1図は従来の時分割多重集配信装置の回線例
図で、L0は高速回線、V0は高速回線の伝送速
度、L1,L2,L3は低速回線で、V1,V2
V3はそのそれぞれの伝送速度を示す。ここでV1
=V2=V3=V0/4の関係がある。
第2図は第1図に示した従来の時分割多重集配
信装置における時分割多重処理部の構成例図であ
る。図中1はカウンタで一定時間長の繰返し信号
7を出する。2は時分割多重処理を行うMPU、
3は高速回線送受信部、4は低速回線送受信部、
ただし2回線分は省略している。5はフレームバ
ツフア、6はDMA制御部、7〜27は信号であ
る。
8はMPU2よりの制御信号、9はMPU2より
の制御信号、10はDMA制御部6からMPU2
へのDMA許可要求信号、11は2より6への
DMA許可信号、12はDMA制御信号6を制御
する信号、13は高速回線送受信部3とDMA制
御部6の間で授受する信号、14はDMA要求信
号(3→6)、15はフレーム信号で3から高速
回線へ送出する。16は3へ入力するフレーム、
17は低速回線送受信部4が低速回線へ送出する
低速信号、18は4へ入力される低速信号、19
はMPU2よりの4の制御信号、20はMPU2に
入力する4の状態を表わす信号、21はMPU2
と低速回線送受信部4間の授受信号、22は
MPU2がフレームバツフア5へ出し入れするフ
レーム信号、23はDMA制御部6がフレームバ
ツフア5に出し入れするフレーム信号、24は6
がMPU2へ通知するフレーム送信終了信号、2
5は6よりMPU2へ通知するフレーム受信終了
信号、26はMPU2がフレームバツフア5をア
クセスするときのアドレス信号、27はDMA制
御部6が5をアクセスするときのアドレス信号で
ある。
第3図は従来の低速回線処理およびその他の処
理の割当て時間の一例を示す図で、T1は各低速
回線に割当てた一定時間、T3は高速回線の1キ
ヤラクタタイムにより短い一定時間、T2は高速
回線フレーム送受信終了処理およびその他の処理
に割当てた時間である。
第4図は高速回線のフレームのフオーマツトの
一例図で、T4は1キヤラクタタイム、SYNはフ
レームの同期信号、D1,D2,D3はそれぞれ
低速回線L1,L2,L3のデータ信号であり、
SYNパターンは01101000のようで左から順に送
出する。なお時間の決め方は次のようである。
T4:高速回線の1キヤラクタタイム T3:T4−α(αはMPUが割込み禁止状態で動く
最大時間) T1:低速回線1回線の送受信処理に要する時間 T2:T3−T1,T2は高速回線フレームの送受信終
了および開始処理に要する時間以上でなければ
ならない。一般にT2>T1 次に第2図の動作を説明する。各回線からの入
力信号を取りこぼさないために、また各回線へ信
号を連続して送出するには、各回線の1キヤラク
タタイム以内に送受信処理をする必要があるの
で、最も伝送速度の速い高速回線の1キヤラクタ
タイムT4より短いT3を基本時間とし、各T3に低
速回線処理を割当てる。第2図においてMPU2
が低速回線送受信部4へ19を通じて送受信動作
開始を指示し、またカウンタ1が信号を周期T3
で繰返し出すように8を通じて制御信号を送る
と、カウンタ1は以後7を通じてMPUに繰返し
T3周期信号を送出する。MPU2はこの信号を受
けるとT1時間以内に低速回線の送受信処理を行
う。このとき低速信号18が1キヤラクタ分低速
回線送受信部4に入力されていると、MPU2は
状態信号20によつて受信を検知し21を通じて
4より受信信号を取込み、26でアドレス指定し
て22を通じてフレームバツフア5へ格納する。
またフレームバツフア5に処理中の低速回線向け
信号があり、4が送信信号を受取れる状態にある
ことを状態信号20によつてMPU2が検知する
と、MPUはフレームバツフアから22を通じて
上記信号を取出し、21によつて4へ送信信号を
送り17に低速信号を送出させる。MPU2は以
上の低速回線に対する処理をT3時間間隔で繰返
す。低速回線の処理中(T1の間)はMPU2は外
部からの割込要求を受けない。従つてT1中に高
速回線からフレーム送受信終了の割込要求があつ
てもこの処理は最大T1時間待たされる。
次に高速回線処理を説明する。MPU2は以外
の時間に高速回線の処理を行う。すなわちMPU
2はフレーム送受信の開始、終了の処理を行い、
フレームの各キヤラクタはDMA制御部6が送受
信制御を行う。
MPU2は12を介してフレームバツフアアド
レス、フレーム長をDMA制御部6へ渡し、また
9を介して高速回線送受信部3へ送受信開始を指
示する。この状態で3へフレーム信号16が入力
すると、3は入力が1キヤラクタ揃うたびに受信
DMA要求をDMA制御部6へ14を介して出す。
これを受けた6はDMA許可要求信号を10を介
してMPU2に出すと、MPU2からDMA許可信
号11が出て6はフレームバツフア5へのアクセ
スを停止する。DMA制御部6はDMA許可信号
11を受けると、高速回線送受信部3けれフレー
ム信号を13を介して受取り、フレームバツフア
向けの27へアドレス信号を、23へフレーム信
号をそれぞれ送出する。また3は受信DMA要求
を14へ出すことを停止する。このフレーム信号
はフレームバツフア5のアドレス信号27で示さ
れるアドレスに格納される。この格納後DMA制
御部6は内部のアドレスとカウンタを更新し、
DMA許可要求10を停止する。10がなくなれ
ばMPU2はDMA許可11を出すことを止め、
必要に応じてフレームバツフア5をアクセスす
る。以上のフレーム受信処理をフレームの最後の
キヤラクタまで行うと、DMA制御部6はフレー
ム受信終了信号25を出す。この25を受けた
MPU2は6から12を通じて受信フレーム格納
アドレスとカウントを受取り、続いて別のフレー
ムバツフアアドレス、フレーム長を同じく12を
通じて6へ渡し、再度フレーム受信を可能にす
る。以上の動作をくり返す。
送信の場合も同様であつて、高速回線送受信部
3はフレームの1キヤラクタを15へ出し始める
と、次の送信キヤラクタをもらうため送信DMA
要求を14によつてDMA制御部6へ出すと、
MMA許可要求が10によつてMPU2に送られ
る。これを認めたMPU2はDMA許可を11に
よつて返送し、フレームバツフア5へのアクセス
をやめる。DMA制御部6はDMA許可11を受
けると、アドレス27を出力し5からキヤラクタ
23を取り込み、13によつて送受信部3へ送る
と共にDMA許可要求10を停止する。アドレス
27の出力もやめる。MPU2はDMA許可11
の出力をやめ、必要に応じてフレームバツフア5
をアクセスする。3はキヤラクタを受取ると送信
DMA要求14の出力をやめる。以上のフレーム
送信処理をフレームの最後のキヤラクタまで行う
と、DMA制御部6はフレーム送信終了信号24
をMPU2へ送ると、MPU2はこのとき次送信フ
レームの格納アドレス、フレーム長を12によつ
て6へ渡し、次フレーム送信信号のDMAを可能
にする。これを受けてDMA制御部6はフレーム
送信終了信号24の出力をやめる。これを繰返
す。
しかしこのような従来の方法では高、低速回線
の高速化の要求は次の理由から実現が困難であ
る。これを第3図によつて説明すると、低速回線
1回線当りの処理時間T1と高速回線のフレーム
毎の処理時間T2はほとんど変らないが、T3は高
速回線の伝送速度に逆比例して短くなるのでT1
とT2の和がT3より長くなり、高速回線および低
速回線の送受信処理が各回線の1キヤラクタタイ
ム以内にできなくなるからである。(数値例によ
つて後に説明する。) (発明の具体的な目的) 本発明は上記の時分割多重集配信装置におい
て、高速回線と低速回線の高速化の要求を満すこ
とができない従来の装置の欠点を解消するために
行つたものである。
(発明の構成と作用) 従来は高速回線の1キヤラクタタイムより少し
短い時間T3を基本時間にしていたが、本発明で
は低速回線の1キヤラクタタイムにより少し短い
時間(T9とする)を基本時間とし、この基本時
間内に複数の低速回線処理を割当てること、およ
び従来高速回線のフレーム送受信処理を高速回線
の1キヤラクタタイム毎に行つていたのを1フレ
ームタイム以内で行うことによつて高速化する。
このようにすれば基本時間T9を低速回線の1キ
ヤラクタタイムより少し短い時間に設定すること
になるから、各低速回線処理の繰返し時間が一定
であることが必要であるが、従来の技術で述べた
ようにMPUの処理時間を任意にすることは困難
であるから、MPUの命令と一定時間後にMPUを
起動する回路とを用いて各低速回線の処理サイク
ルを一定にする方法を用いた。
第5図は本発明の時分割多重集配信装置の回線
例図で、L0は高速回線、L1〜L6は低速回
線、V0,V1〜V6はそれぞれL0,L1〜L6の
伝送速度で、V1=V2=V3=V4=V5=V6,V0
(V1からV6までの和)である。
第6図は時分割多重集配信装置における本発明
の時分割多重処理部の構成例図である。図中の5
0はFF(フリツプフロツプ)でセツト、リセツト
の2つの状態をとり、MPU55からセツト状態
にされ、ワンシヨツトパルス発生器(以下ワンシ
ヨツトと略記)51の出力でリセツトされワンシ
ヨツト51にトリガを与える。この51はFF5
0からトリガを与えられる度に一定時間長のパル
スを出力する。52はオアゲート、53はワンシ
ヨツトで第1カウンタ54からトリガが与えられ
る度に一定長のパルスを出力する。カウンタ54
は一定周期の繰返し信号を出力する。55は時分
割多重処理を行うMPU、なお50〜54はMPU
の処理に必要なタイミング回路を形成するものと
言える。56は高速回線送受信部(以下高速送受
信部と略記)、57はフレームバツフアで、各低
速回線から入力され高速回線へ送出するフレーム
や高速回線から入力され各低速回線へ送出される
フレームを格納する。そして送信、受信共2面ず
つあり2面のアドレスは連続している。つまり1
番目のバツフアの最終アドレスの次のアドレスは
2番目のバツフアの先頭アドレスとなる。58は
DMA制御部で、フレームバツフア57からフレ
ーム信号を取出して高速送受信部56へ出力した
り、56からフレーム信号を受取つてフレームバ
ツフア57へ出力する。59は低速回線送受信部
で以下低速送受信部と略記する。60は第2カウ
ンタで、高速送受信部56が出力するキヤラクタ
毎の送信DMA要求および受信DMA要求の数を
カウントし、1フレームの終了を検知してMPU
55へ通知する。61〜90は信号であつて、6
1はMPU55からのFF50のセツト信号、62
はMPU55がワンシヨツト51に出力させるセ
ツト信号、63はFF50からトリガされたワン
シヨツト51の出力信号、64はFF50よりワ
ンシヨツト51へのトリガ信号、65は一定周期
繰返し信号でカウンタ54の出力、66はワンシ
ヨツト53の出力信号、67はMPU55がワン
シヨツト53を出力させるセツト信号、68は
MPU55がカウンタ54に繰返し周期の値を設
定する信号、69はMPU55が高速送受信部5
6へ送、受信動作の開始、停止等を制御する信
号、70はDMA許可要求信号で、DMA制御部
58が送、受信フレーム信号をDMA転送するに
先立つてMPU55に出力する。71はDMA許
可信号で、要求70を受けたMPU55がDMA
制御部58へ出力する。72はフレームバツフア
アドレス、フレーム長などの信号でMPUから5
8へ出力する。73は送受信フレーム信号で、
DMA制御部58と高速送受信部56間で授受さ
れる。74はDMA要求信号で56が58および
第2カウンタ60へ出力する。75はフレーム信
号で高速送受信部56から高速回線に出力する。
76は56へ入力されるフレーム信号、77はフ
レーム信号でMPUがフレームバツフア57に出
し入れする。78はアドレス信号でMPUがフレ
ームバツフア57をアクセスするときに用いる。
79はフレーム信号でDMA制御部58がフレー
ムバツフアへ出し入れする。80はアドレス信号
で58がフレームバツフア57をアクセスすると
き用いる。81は低速送受信部59が低速回線へ
出力する低速信号、82は59へ入力される低速
信号、83はMPUが低速送受信部59を制御す
る信号、84は59が59の状態をMPUに出力
する信号、85はMPUと59の間の授受信号、
86はフレーム送信終了信号で、カウンタ60が
送信DMA要求74を1フレームのキヤラクタ分
カウントしたときにMPU55へ出力する。87
はMPUがカウンタ60へフレーム送信終了信号
86を認めたことを通低する信号、88はフレー
ム受信終了信号でカウンタ60が受信DMA要求
74を1フレームのキヤラクタ分カウントしたと
きにMPUへ出力する。89はMPUがカウンタ6
0へフレーム受信終了信号88を認めたことを通
知する信号、90は63と66のオア入力による
出力信号である。
次にMPU55とDMA制御部58についてさ
らに説明を加える。
(1) MPU55は複数のはん用レジスタを持ち、
外部から割込み要求を受けるとそれまでの処理
を中断して割込みの処理を優先的に行う機能を
を有し、また外部割込み要求の受付を保留する
機能を有する。さらに外部から入力される信号
の状態を調べ、その信号が特性の状態になるま
で次のステツプへ進まない働きをする命令を持
ち、複数の外部割込み要求を受ける。この場合
外部割込みに優先度を持たせ、同時に複数の外
部割込み要求が発生した場合は、その中で一番
優先度の高い外部割込み要求を受付け他の割込
み要求は保留される。
(2) DMA制御部58では送信と受信の各制御部
は、独立していて各制御部はアドレスカウンタ
とフレーム長カウンタの2組ずつを持つてい
る。そのうち1組はMPUから与えられた各カ
ウント値を記憶しておくベースカウンタ、他の
1組は実際のDMA制御に使われ、DMA転送
毎に更新されるカウンタである。DMA制御部
58には2つの動作モードがある。1つのモー
ドはMPUから与えられたフレーム長に等しい
カウンタの数だけDMA転送を行つたら再度
MPUからカウント値を与えられるまでは
DMA転送を行わないモード、他の1つは一度
MPUからカウント値を与えられたら以後与え
られたフレーム長カウンタの数だけDMA転送
を行なうと、MPUの制御を受けることなくベ
ースカウンタの内容をコピーして繰返し、同じ
アドレスから同じ数だけDMAを転送を制御す
るモードで、つまりMPUが一回介入する必要
があるが、以後はフレームバツフアアドレスお
よびフレーム長を変える必要がない場合には
MPUは2度以上介入する必要がないもので、
本願ではこの後者のモードを用いる。
次に第7図〜第11図について説明し続いて本
願装置の動作を説明する。第7図は低速回線処理
とその他の処理の時間割当ての一例図で、T5
MPUの割込禁止時間およびレジスタ退避の時間、
T6は各低速回線処理への割当て時間、T7は低速
回線処理終了後のレジスタ復帰の時間、T8は高
速回線フレーム送受信号終了処理およびその他の
処理への割当時間、T9は低速回線の1キヤラク
タタイムより短い一定時間である。
第8図は高速回線フレームのフオーマツトの一
例図で、T10は1キヤラクタタイム、T11は1フ
レームタイム、SYNはフレームの同期信号、D
1〜D6はL1〜L6低速回線の複数キヤラクタ
分の信号、Xは低速回線の伝送速度の総和と高速
回線の伝送速度の差分に等しいダミー信号であ
る。
第9図は第6図の主要部の信号およびMPUの
処理内容を示すタイムチヤートで、aは第1カウ
ンタ54よりの一定周期繰返し信号65、bはワ
ンシヨツト53の出力信号66、cはFF50の
出力信号64、dはワンシヨツト51の出力信号
63、eはMPU55の処理内容を示し、最初の
レジスタMPUの最大割込禁止時間T22とレジス
タ退避時間の和でbのT20に等しい。最終のレジ
スタはレジスタ復帰時間を示す。f〜iは本発明
が用いられない場合にMPUの処理時間が変動す
ることを示すタイムチヤートで、fはMPUが割
込禁止でないときにカウンタ54の出力65が
“1”になり直ちに割込み処理が行われる場合で
hのように処理される。gはMPUが割込禁止に
なつた直後にカウンタ54の出力65が“1”に
なり割込処理が最大割込禁止時間T22待たされた
場合でiように処理される。fとgの処理開始時
間の差が最大変動時間になる。なおT21は各低速
回線処理に要する最大時間である。
第10図は第6図中の信号86〜89のタイム
チヤートで、jはフレーム送信終了の86、また
はフレーム受信終了の88、kはフレーム送信終
了に対する応答の87、またはフレーム受信終了
に対する応答89の各信号を示し、lはフレーム
送信、受信終了処理可能な時間を示す、mとnは
それぞれjとkの拡大チヤートである。
第11図は第6図のMPUの低速回線処理の一
例を示すフローチヤートである。割込処理は左側
のフローチヤートのようで、このチヤートの10
0でMPUが割込処理で使用するレジスタを退避
し、101で同期命令WAITを実行し、第6図
の第1カウンタ54の出力65の始めから一定時
間経過するまで次のステツプに進まない。102
では第7図のL6まで処理終了したかを判定し、
未了なら103で1つの低速回線処理を行い、終
了なら104でレジスタを復帰する。
103の集配信処理は右側のフローチヤートに
よつて説明される。105は第6図のFF50を
セツトし、FF50の出力でワンシヨツト51に
トリガを与えるトリガ命令、106は該当する低
速回線が論理的に接続か未接続かの状態判定、1
07はその低速回線より1キヤラクタ受信したか
否かの判定、108は低速回線より受信した1キ
ヤラクタをその回線のフレームバツフアへ格納し
バツフアポインタ更新をする。109は105か
ら一定時間経過するまで次のステツプに進まない
ようにする同期命令WAIT、110は105と
同じトリガ命令、111はその低速回線送受信部
が送信できるか否かの判定、112はその低速回
線へ送出するキヤラクタの有無の判定、113は
その低速回線向フレームバツフアから1キヤラク
タ取出しその低速回線へ送出する。114は11
0から一定時間経過するまで次のステツプへ進ま
ないための同期命令WAIT、115は109と
同じ、116は110と同じである。
次に第5図に示した接続図、第6図に示した実
施図において、第7図に示す時間で各回線処理を
行う場合の動作を説明する。このときの高速回線
フレームのフオーマツトは第8図、主な信号のタ
イムチヤートは第9図と第10図、MPUの処理
フローは第11図にそれぞれ示してある。
MPU55が低速回線の1キヤラクタタイムよ
り短い時間T9の繰返し信号出力開始の信号68
をカウンタ54へ出力すると、カウンタ54は以
後T9で繰返す信号65を第9図aのように出力
する。同様にMPU55はその最大割込禁止時間
と割込処理におけるレジスタ退避時間の総和T20
を設定する信号67をワンシヨツト53へ出力す
る。以後ワンシヨツト53はカウンタ54からの
T9繰返し信号65が入力する度にトリガされ、
第9図bのように時間T20の信号66をオアゲー
ト52に出力する。
さらにMPU55は高速送受信部56に対する
送受信開始信号69を出力し、これによつて56
は送受信動作を開始する。またMPU55は低速
送受信部59に送受信開始の信号83を出力し、
これによつて59は送受信動作を開始する。
MPU55またはDMA制御部58へ送、受フレ
ームバツフアのアドレスと2フレーム長のカウン
ト信号72を出力し、これによつて以後58は連
続する2つのフレームバツフアのDMA転送を繰
返し行なうモードになる。
さらにMPU55は低速回線の受信処理と送信
処理の各最大処理時間のうち長い方の時間T21
(第9図)を設定する信号62をワンシヨツト5
1へ出力し、これによつて51は以後FF50が
リセツト状態からセツト状態に変化する毎に、
FF50の出力信号64でトリガされT21の時間だ
け“1”を出力する。以上が初期設定である。
さてカウンタ54の出力65が“1”〔第9図
a〕になると、これによつてワンシヨツト53の
出力66はT20時間“1”〔第9図b〕になり、
オアゲート52の出力90をMPUに入力させる。
これと同時にカウンタ54の出力65は外部割込
要求信号としてMPUへ入力される。MPU55は
割込み許可状態で65が“1”になると、それま
での処理を中断し割込み処理を関始し、第11図
のようにレジスタ退避100を行い、続いて
WAIT命令101を実行する。このWAIT命令
で信号90の状態がテストされ、90が“0”に
なるまで繰返しテストされる。こ信号90は
“1”になつてからT20時間経過すると“0”に
なるが、T20はMPU55の最大割込禁止時間と
レジスタ退避処理の所要時間の和より長い時間に
設定してあるので、信号65が“1”になつてか
らWAIT命令101を終了するまでの時間は一
定になる。つぎにMPU55はすべての低速回線
処理が終了か未了かを判定102して、未了なら
集配信処理(低速回線からの受信を集信、低速回
線への送信を配信と呼ぶ)103を行い、終了な
らレジスタ復帰104を行い割込処理を終了す
る。
ここで集配信処理103(第11図)を詳細に
説明する。MPU55がセツト信号61をFF50
に出力すると、FF50はセツト状態になりその
出力64は“1”(第9図c)になる。ワンシヨ
ツト51は信号64が“1”になるとトリガされ
(第11図のトリガ105)、T21(第9図d)の
時間“1”を63としてオアゲート52とFF5
0に出力する。オアゲート52は信号63と66
をオアした出力90をMPU55へ送入する。他
方FF50は信号63が“1”から“0”になれ
ばリセツトされる。MPU55はトリガ105の
後低速回線が論理的に接続状態にあるか否かを判
定し(第11図106)、接続状態の場合には次
に低速送受信部59が低速回線信号82を1キヤ
ラクタ受信しているか否かの情報84をMPUに
送入しているので、MPU55はこれによつて1
キヤラクタ受信か否かを判定(第11図107)
し、受信しているときは低速送受信部59から受
信キヤラクタを読み込んで、このキヤラクタ77
をアドレス78で指定されるフレームバツフア5
7へ格納する(第11図108)。受信キヤラク
タが無い場合または受信キヤラクタをフレームバ
ツフア57に格納した後、MPU55はWAIT命
令109を実行する。この命令109で信号90
の状態がテストされ、信号90が“0”になるま
で繰返しテストされる。信号90は“1”になつ
てから時間T21経過すると“0”になるので、受
信キヤラクタの有無に関係なくWAIT命令10
9はトリガ105からT21経過後に終了する。こ
の109が終了するとき信号63は1→0に変化
し、FF50はリセツトされる。つぎにMPU55
は再度FF50をセツトしてトリガ64を出力す
る110を行うが、この動作はトリガ105と全
く同じである。
トリガ110の次に低速送受信部59が次に送
信するキヤラクタをMPUから受け取る準備がで
きているか否かの情報84を出力しているので、
MPUはこれから1キヤラクタ転送の可否を判定
(111)し、転送可能なら更に高速回線から受
信したフレームの有無を判定(112)して、有
りの場合はMPU55はアドレス信号78で指定
されるフレームバツフア57からキヤラクタ77
を取り出し、送信キヤラクタ85を低速送受信部
59へ送ると、59内の送信バツフアへ取り込ま
れ(113)、現在送出中のキヤラクタの次に送
出される。1キヤラクタ転送不可の判定(11
1)のときおよび高速回線から受信していない場
合(112)、もしくは送信キヤラクタ転送処理
を行なつた後MPU55はWAIT命令114を実
行する。トリガ105,110,116は同一処
理、WAIT109,114,115は同一処理
である。
以上の説明によつて明らかなように低速回線の
各々の処理時間はほとんど変動しない。なお参考
までに説明すると、トリガとWAIT機能がない
場合には、第9図f〜iに示すように低速回線処
理時間は大きく変動し、割込禁止時間の変動だけ
でなく、各低速回線処理にも変動がある。
次に高速回線フレームの送受信について説明す
る。MPU55が2フレーム分連続する送信フレ
ームバツフア57の最初フレームバツフアに各低
速回線から受信したキヤラクタを第8図のフオー
マツトでセツトし、高速送受信部56および
DMA制御部58に初期設定処理を行うと、以後
高速送受信部56は送信DMA要求74をDMA
制御部58と第2カウンタ60へ送る。このとき
58はDMA許可要求70をMPUへ出力すると、
MPUはフレームバツフア57へのアクセスをや
め、DMA許可71をDMA制御部58へ出力す
る。これによつて58はアドレス信号80をフレ
ームバツフア57に出力すると、57から1キヤ
ラクタ79が取り出され、DMA制御部58内の
アドレスカウンタとフレーム長カウンタをを更新
し、高速回線送信キヤラクタ73として58から
高速送受信部56へ出力すると、56は送信
DMA要求74の58への出力をやめる。DMA
制御部58は要求74がなくなるとMPUへの
DMA許可要求70を停止する。MPUはこの7
0の消失によつてDMA許可71を停止し、必要
ならフレームバツフア57へのアクセスを開始す
る。以上の動作を高速回線送信フレームの2フレ
ーム分のキヤラクタについて行うと、DMA制御
部58は最初の送信フレームバツフアの先頭から
上記動作を繰返す。つまりDMAアドレスは
MPU55が最初にセツトしたアドレスから順に
進み、2フレーム分進むとMPUがセツトしたア
ドレスへ戻る。
他方第2カウンタ60は送信DMA要求74の
数を常時カウンタしていて、1フレーム分カウン
トするとフレーム送信終了信号86をMPUに出
力する。これによつてMPUは送信終了したフレ
ームバツフア57に次の送信キヤラクタをセツト
し、その後送信処理終了認知信号87をカウンタ
60に送ると、カウンタ60はフレーム送信終了
信号86の出力をやめる。しかしDMA要求74
のカウントは続ける。第10図のj〜nはこのタ
イミングを示すもので、フレーム送信終了処理は
低速回線処理の行われていない時間T8に行われ
る。処理が1キヤラクタタイムT9で終らないと
きもあるが、1フレームタイム以内に終了すれば
よいので特に問題とはならない。
高速送受信部56はDMA制御部58から受取
つた送信キヤラクタ73を順次高速回線75へ送
出する。初期設定後入力フレーム信号76が高速
送受信部56へ1ビツトずつ入力されると、56
はフレーム信号76が1ビツト入力する毎に
SYNパターンと比較していて一致すると、以後
入力するフレーム信号76を8ビツト毎に区切り
キヤラクタとして処理する。そして1キヤラクタ
受信すると高速送受信部56は送信DMA要求7
4をDMA制御部58と第2カウンタ60に送
る。58はこの74を受けるとDMA許可要求7
0をMPUへ出力し、MPUはフレームバツフア5
7へのアクセスをやめ、DMA許可71を58へ
出力する。71を受けたDMA制御部58は高速
送受信部56から受信キヤラクタ73を取り出
し、アドレス信号80を出力して受信したキヤラ
クタ79をフレームバツフア57へ格納し、アド
レスカウンタとフレーム長カウンタを更新する。
高速送受信部56はDMA制御部58が受信キ
ヤラクタを取り出すと、送信DMA要求74の出
力を停止する。58は受信したキヤラクタ79を
フレームバツフア57へ格納すると、DMA許可
要求70のMPUへの出力をやめる。MPUはこの
70がなくなるとDMA許可71の出力をやめ、
必要な場合にはフレームバツフア57へのアクセ
スを開始する。
以上の動作を高速回線受信フレームの2フレー
ム分のキヤラクタについて行うと、DMA制御部
58は最初の受信フレームバツフアの先頭から動
作を繰返す。つまりDMAアドレスはMPUが最
初にセツトしたアドレスから順に進み、2フレー
ム分進むとMPU55がセツトしたアドレスに戻
る。また第2カウンタ60は送信DMA要求74
常時カウントし、1フレーム分カウントするとフ
レーム受信終了88をMPUに出力する。MPU5
5は88を受けると受信終了したフレームバツフ
ア57からキヤラクタを取出し、各低速回線向け
バツフアへ振に分け受信処理終了(受信終了信号
88の認知)信号89をカウンタ60へ出力す
る。カウンタ60はこのときフレーム受信終了信
号88のMPUへの出力をやめるがカウントは続
ける。第10図j〜nにこのタイミングを示した
が、フレーム受信終了処理は低速回線処理の行わ
れていない時間T8に行われる。処理が1キヤラ
クタタイムT9で終らない場合もあるが、1フレ
ームタイム以内には終了する。従つてカウンタ6
0からMPUへの出力は割込み入力となる。
(発明の効果) MPUの最大割込み禁止時間を50μs、割込み処
理のレジスタ退避と復帰を各20μs、低速回線1回
線の送受信処理時間T6=T1を80μs、高速回線送
信処理および受信処理に各200μs(∴T2=2×
200μs)と仮定すると、一般に使用される回線の
伝送速度には1200b/s、2400b/s、4800b/
s、9600b/s、19.2kb/s、48kb/s、64kb/
sなどがあるが、従来の技術で接続できる最高伝
送速度は、高速回線の1キヤラクタタイム以内に
高速回線フレームの送信と受信の処理をしなけれ
ばならないので、高速回線9600b/s、低速回線
2400b/s3回線である。なお9600b/sの1キヤ
ラクタタイムは約833μs、19.2kb/sの1キヤラ
クタタイムは約417μsであつてT1+T2=80+200
×2+20×2=520μsに対しT3=T4−αでT3
833−50=783μsは9600b/sなら満足するが、
19.2kb/sに対しては過大となり、従来の高速回
線では9600b/sが最高伝送速度となることがわ
かる。
これに対して本発明装置では高速回線64kb/
s、低速回線9600b/s6回線とすることが可能で
装置の性能が大幅に向上する。ここで上記の数値
によつて説明を加えると (1) 低速回線処理を示す第7図から低速回線1キ
ヤラクタタイムT9内で高速回線処理に当てる
ことができる時間T8を求めると T8=T9−(T5+T6×6+T7〕=833−〔(50
+20)+80×6+20〕=268μs なおT5=MPUの割込禁止時間(50μs)とレジ
スタ退避時間(20μs)の和、 T6=各低速回線処理の割当時間=80μs、 T7=レジスタ復帰時間=20μs、 (2) 高速回線の送信および受信処理に必要な時間
は上記の数値を用いると200(送信)+200(受信)
=400μs この値は(1)の268μsより大きいが2倍の536μsよ
り短いので、高速回線処理には低速回線2キヤ
ラクタタイム=2T9=1666μsを用いる必要があ
る。
(3) 最も短い高速フレームは第8図から求められ
る。第8図中のSYNは同期信号で1キヤラク
タタイム、Dnは第7図の低速回線Lnののデー
タに等しいから、D(3)は3キヤラクタタイムを
表わすものとしてSYN(1)+D1(3)+D2(3)+……
+D6(3)+X(1)=20キヤラクタ、いま64kb/s
の1キヤラクタタイムは約125μsであるから
64kb/s高速回線の1フレーム長は最短20×
125=2500μsとなる。これより短いフレームは
8ビツトの整数倍にならないから端数がでるの
で作れない。次に長いフレームは SYN(1)+D1(6)+D2(6)+……+D6(6)+X(3)=
40キヤラクタ=5000μsになる。
(4) なお第9図中のT20は上記のT5に等しく70μs
に、T21は低速処理の最大時間でT6の1/2(集
信と配信に分ける)に等しく40μsになる。また
T22=MPUの最大割込み禁止時間=50μsであ
る。
もしも低速回線の処理時間が変動し、低速回線
の1キヤラクタタイム以内に確実に低速回線の処
理ができないと、受信キヤラクタを取りこぼした
り、送信が間に合わなくなつたりするので、処理
時間の変動を極力少なくすることが必要である。
しかし最近のCPUは構造が複雑になつて命令の
実行時間を算出するのに多くの時間を要する。ま
た装置で使用しているダイナミツクRAMのリフ
レツシユやDMA転送の頻度によつてもCPUの命
令の実行時間は影響を受けるため、正確な実行時
間の算出は困難である。これに対し本発明装置で
はCPUの命令の実行時間を算出する(少くとも
1回は実際に処理時間を実測しておく必要があ
る。)ことなく、低速回線の処理時間を一定に保
つことができるので、上記のような問題は起きな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の時分割多重集配信装置の回線例
図、第2図は従来の装置の時分割多重処理部の構
成例図、第3図は従来の低速回線処理およびその
他の処理の割当て時間例図、第4図は高速回線の
フレームのフオーマツト例図、第5図は本発明の
時分割多重集配信装置の回線例図、第6図は本発
明装置の時分割多重処理部の構成例図、第7図は
本発明の低速回線処理およびその他の処理の時間
割当て例図、第8図は本発明の高速回線フレーム
のフオーマツト例図、第9図は第6図の主要部の
信号およびMPUの処理内容を示すタイムチヤー
ト、第10図は第6図中の信号86〜89のタイ
ムチヤート、第11図は第6図のMPUの低速回
線処理の一例を示すフローチヤートである。 T1……低速回線1回線の送受信処理所要時間、
T2……T3−T1に等しく高速回線フレームの送受
信終了と開始処理所要時間以上とする。T2>T1
T3……T4−α,αはMPUが割込禁止状態で動く
最大時間、T4……高速回線の1キヤラクタタイ
ム、T5……MPUの割込禁止時間およびレジスタ
退避時間、T6……各低速回線処理への割当時間、
T7……低速回線処理終了後のレジスタ復帰時間、
T8……高速回線フレーム送受信終了処理および
その他の処理への割当時間、T9……低速回線の
1キヤラクタタイムより短い一定時間、T10……
高速回線の1キヤラクタタイム、T11……高速回
線の1フレームタイム、T20……ワンシヨツトパ
ルス発生回路53の出力パルス、T21……各低速
回線処理の最大時間、T22……最大割込禁止時
間、L0……高速回線、L1〜L6……低速回
線、7〜27,61〜90……信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の低速回線による信号を時分割多重方式
    によつて高速用一回線で送信し、またこの高速回
    線より受信した時分割多重信号を分離して複数の
    低速回線へそれぞれ送出する時分割多重集配信装
    置を、時分割多重処理を行うマイクロプロセツサ
    (MPU)、MPUよりの制御信号によつて時分割多
    重集配信に要するタイミングをMPUに出力する
    タイミング回路、MPUよりの送受信開始、停止
    信号によつて高速回線に対する送受信の開始と停
    止を制御される高速回線送受信部、各低速回線か
    らMPUの制御を受けて入力され高速回線へ送出
    するフレームや高速回線から入力され各低速回線
    へ送出されるフレームを格納し送信、受信共アド
    レスの連続せる2面から成り2フレーム分の受信
    バツフアを有する送、受フレームバツフア、
    MPUより受けた送受フレームバツフアのアドレ
    スと2フレーム長のカウント信号によつてフレー
    ムバツフアからフレーム信号を取り出して前記高
    速回線送受信部へ出力しかつ前記高速回線送受信
    部からフレーム信号を受取つてフレームバツフア
    に出力して連続する2つのフレームバツフアの
    DMA(ダイレクトメモリアクセス)転送を繰り
    返し行うDMA制御部、前記高速回線送受信部が
    出力する送信DMA要求数および受信DMA要求
    数を常時カウントし1フレーム分カウントすれば
    MPUにフレーム送信終了やフレーム受信終了の
    信号を出力しMPUよりこれらの終了信号の認知
    を受けるカウンタおよび各低速回線の状況を
    MPUに出力しMPUよりの送受開始の信号によつ
    て低速回線の1キヤラクタ分ずつをその回線の前
    記フレームバツフアへ格納しまたはフレームバツ
    フアより取り出してその低速回線へ送出する低速
    回線送受信部によつて構成し、前記カウンタのカ
    ウントがあらかじめ定めてある受信データの1フ
    レームのキヤラクタ数に達した場合の前記MPU
    への出力をMPUの割込み入力とし、前記送受フ
    レームバツフアに設けられた2フレーム分の受信
    バツフアに受信したデータを前記DMA制御部に
    よるDMA転送によつて巡回式に格納して高速回
    線の送受信処理の許容時間を1フレームタイム以
    内としたことを特徴とする時分割多重集配信装
    置。 2 特許請求の範囲第1項記載の時分割多重集配
    信装置においてタイミング回路にマイクロプロセ
    ツサ(MPU)より送出信号幅および信号送出開
    始の制御信号を受けて一定時間幅の信号をMPU
    に送出する回路を設け、MPUは上記一定時間幅
    の信号が消失するまでMPUの次の出力動作を停
    止してこの間に行われる複数の低速回線処理時間
    を一定に保つことを特徴とする時分割多重集配信
    装置。
JP25874584A 1984-12-07 1984-12-07 時分割多重集配信装置 Granted JPS61136331A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50112056A (ja) * 1974-02-12 1975-09-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50112056A (ja) * 1974-02-12 1975-09-03

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