JPH02110224A - 換気空調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は建物の換気と冷暖房をおこなうための換気空調
装置に関するものである。

従来の技術 従来よりおこなわれていた冷暖房の方法は第４図に示す
ようなモータ１０４．ファン１０６．冷温水コイ／ｌ／
１０６を有する空調機１０１を設け、第５図に示すよう
に、各室に給気ダクト１ｏ２を介して、温風または冷風
を送り、還気は還気ダクト１０３を介して空調機１０１
へもどすようにしている。空調機１０１にもどった空気
はモータ１０４で駆動されるファン１０５で加速され、
冷温水コイル１ｏθで加熱または冷却された後、再び給
気ダクｌ−１０２を通り、各室へ送られていた。

（たとえば冷暖房の方法については、（株）空気調和・
衛生工学会編「空気調和設備の実務の知識」（改訂第２
版）Ｐ、１６Ｂ）。

発明が解決しようとする果題 前記従来の冷暖房の方法では、室内で発生した汚染空気
を排出することはできず、換気のために別の換気装置を
設けることが必要であった。しかし、単に換気をおこな
ったのでは冷暖房負荷の増大につながる。また、ある−
室で発生したタバコの臭いや煙などが各室に拡散し、不
快感を与えることもままあった。その上、これらの臭い
が給気ダクト１０２内にしみ付き、年月を経過するに従
って不快感が増大するなどの課題を有していた。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、通常は冷暖
房負荷の増大を防止しつつ常時換気と冷暖房を行い、室
内で多量の汚染物質が発生した場合は、自動的に全て排
出し、各室に汚染物質が拡散するのを防止するとともに
、各室への給気ダクト内に臭いがしみ付くのを防ぎつつ
冷暖房を行う換気空調装置を提供することを目的とする
。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の換気空調装置は、
装置内部に、送風用のファンモータと加熱冷却用のコイ
ルを有する加熱冷却部分と、換気用のファンモータと排
出空気と導入外気との間で熱交換するための全熱交換器
を有する換気部分と、室内還気を加熱冷却部分と換気部
分に分流導入するための分流風路部分とを内蔵するとと
もに、加熱冷却部分に外気を導入するための外気導入吸
込口を有し、分流風路部分には室内還気の汚れ度合いを
感知するセンサーと連動したダンパーを具備し、室内還
気の汚れ度合いに応じ、加熱冷却部分に外気を導くか、
室内還気を導くかを切り替える構成としたものである。

作　　用 この構成により、室内還気が汚れていない場合は、セン
サーで感知し、それと連動したダンパーにより外気導入
吸込口が閉鎖されるとともに分流風路部分が開放される
ので室内還気は加熱冷却部分と換気部分に分流して導入
され、換気部分に導入された室内還気は換気用のファン
モータの排気用ファンで加圧され、全熱交換器を経て屋
外に排出される。それと同時に外気は換気用のファンモ
ータの給気用ファンで吸い込まれ、全熱交換器で室内還
気と熱交換した後、加熱冷却部分に導ひかれ、直接加熱
冷却部分に導ひかれた室内還気と混合した後、送風用の
ファンモータを経て、コイルで加熱または冷却した後、
各室に供給され、暖房または冷房と常時換気をおこなう
。また、室内還気がよごれている場合は、センサーで感
知し、それと連動したダンパーによ′す、外気導入吸込
口が開放されるとともに分流風路部分が閉鎖されるので
室内還気は全て換気部分に導入され、換気用ファンモー
タの排気用ファンで加圧され、全熱交換器を経て屋外に
排出される。それと同時に外気は換気用のファンモータ
の給気用ファンで吸い込まれ、全熱交換器で室内還気と
熱交換した後、加熱冷却部分に導ひかれ、外気導入吸込
口より導ひかれた外気と混合した後、送風用ファンモー
タを経て、コイルで加熱または冷却した後、各室に供給
され、暖房または冷房を行いつつ汚染空気の全てを排出
する。

このようにして、室内還気の汚れの度合いを感知し、自
動的に、暖房または冷房と常時換気、あるいは、暖房ま
たは冷房を行いつつ汚染空気の全ての排出を行うことと
なる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづき説
明する。

図において、１は換気空調装置であり、内部に送風用モ
ータ２で駆動される送風用ファン３と、送風用ファン３
より吐出する風を加熱または冷却するだめのコイ）Ｖ４
を有する加熱冷却部分と、換気用モータ６で駆動される
排気用ファン６と給気用ファン７と、排気用ファン６に
より屋外に排出される空気と給気用ファン７により屋外
から給気される外気との間で熱交換を行うための全熱交
換器８を有する換気部分と、室内還気を加熱冷却部分と
換気部分に分流導入するだめの分流風路部分９を内蔵し
ている。また、換気空調装置１は加熱冷却部分に外気を
導入するための外気導入吸込口１ｏと、室内還気吸込口
１１を有し、内部に加熱冷却部分に外気を導入するか、
室内還気を導入するかを切り替えるだめのダンパー１２
を設けている。このダンパー１２は駆動部１３で駆動さ
れるようになっている。換気空調装置１の外部には室内
還気のｆＦＪ肋度合いを感知するセンサー１４が設けら
れ、このセンサー１４からの信号はダンツク−１２の駆
動部１３を制御するための制御部分１６に与えられるよ
うになっている。また換気空調装置１には給気ダクト１
６の一端が接続され、各室に暖気または冷気を送るよう
になっており、各室側の先端には吐出グリル１７ａ〜１
７ｆが取り付けである。さらに換気空調装置１の室内還
気吸込口１１には還気ダクト１８の一端が接続され、各
室よりの還気を換気空調装置１に導くようにしており、
各室側の先端には吸込グリル１９ａ〜１９１が取り付け
である。換気空調装置１の外気導入吸込口１ｏには外気
導入ダク）２０の一端が接続され、換気空調装置１に屋
外フード２１より外気を導入するようになっている。図
中の２２および２３は換気空調装置１の換気部分の屋外
排気および屋外給気をとるための屋外フードである。

上記構成において、多量の汚染空気の発生がない場合は
第１図に示すように、センサー１４の信号にもとづき制
御部分１６により、駆動部１３を制御し、ダンパー１２
が動き、外気導入吸込口１゜が閉鎖されるとともに分流
風路部分９が開放されるので、６察の吸込グリル１９ａ
〜１９ｆより吸い込まれた室内還気は還気ダクト１８に
より換気空調装置１０室内還気吸込口１１に導ひかれ分
流風路部分９で加熱冷却部分と換気部分に分流して導入
される。そして、換気部分に導ひかれた室内還気は換気
用モータ５で駆動される排気用ファン６で加圧され、全
熱交換器８を経て、屋外フード２２より屋外に排出され
る。それと同時に外気は屋外フード２３より換気用モー
タ６で駆動される給気用７１ン７で吸い込まれ、全熱交
換器８で室内還気と熱交換した後、加熱冷却部分に導ひ
かれ、直接加熱冷却部分に導ひかれた室内還気と混合し
た後、送風用モータ２で駆動される送風用ファン３に導
ひかれ加圧され、コイル４によシ加熱または冷却され、
給気ダクト１６を通り、吐出グリル１７ａ〜１７ｇによ
り各室に吐出され、常時換気と暖房あるいは冷房をおこ
なう。

また、部屋の空気が汚れている場合は、第２図に示すよ
うに、センサー１４の信号にもとづき制御部分１５によ
り、駆動部１３を制御し、ダンパー１２が動き、外気導
入吸込口１ｏが開放されるとともに分流風路部分９が閉
鎖されるので、各室の吸込グリル１９ａ〜１９′ｆより
吸い込まれた室内還気は還気ダクト１８により、換気空
調装置１の室内還気吸込口１１に導ひかれる。そして、
分流風路部分９がタンパ−１２により閉鎖されているた
め、導ひかれた室内還気は全て換気用モータ５で駆動さ
れる排気用ファン６により、全熱交換器８を経て屋外フ
ード２２より屋外に排出される。

それと同時に外気は屋外フード２３より換気用モータ６
で駆動される給気用ファン７で吸い込まれ、全熱交換器
８で室内還気と熱交換した後、加熱冷却部分に導ひかれ
る。一方、ダンパー１２により外気導入吸込口１ｏが開
放されているので、屋外フード２１により外気導入ダク
ト２０を経て外気導入吸込口１ｏよシ外気が直接加熱冷
却部分に導ひかれる。そして、上記全熱交換器８を通過
した外気と混合した後、送風用モータ２で駆動される送
風用ファン３に導ひかれ加圧され、コイル４により加熱
または冷却され、給気ダクト１６を通シ、吐出グリル１
７ａ〜１７ｆにより各室に吐出され、暖房または冷房を
行いつつ新鮮外気を導入し、汚染空気の全てを排出する
こととなる。

したがって、部屋の空気が汚れていない場合は、自動的
に熱ロスを抑えつつ常時換気を行うとともに暖房あるい
は冷房を行うよう切り替わり、部屋の空気が汚れている
場合は、自動的に汚染空気の全てを全熱交換器を通し、
熱ロスを抑えつつ排出し、新鮮外気を導入するとともに
暖房あるいは冷房を行うよう切り替わるので、各室への
汚染物質の拡散がなく、また、給気ダクト内にいやな臭
いがしみ付き不快感を増大させることもな−。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば、通常は冷暖房負荷の増大を防止しつつ常時換気と冷
暖房を行い、室内で多量の汚染物質が発生した場合は、
熱ロスを抑えつつ自動的に全て排出し、各室に汚染物質
が拡散するのを防止することができる。また、長年月の
間に各室への給気タリト内に臭いがしみ付くのを防げる
などの効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の換気空調装置のダンパーが
外気導入吸込口を閉鎖した場合を示す断面図、第２図は
同換気空調装置のダンパーが外気導入吸込口を開放した
場合を示す断面図、第３図は同換気空調装置の施工断面
図、第４図は従来の空調機の断面図、第５図は同空調機
の施工断面図である。 １・・・・・・換気空調装置、２・・・・・・送風用モ
ータ、３・・・・・・送風用ファン、４・・・・・・コ
イル、６・・・・・・換気用モータ、ｅ・・・・・・排
気用ファン、７・・・・・・給気用ファン、８・・・・
・・全熱交換器、９・・・・・・分流風路部分、１０・
・・・・・外気導入吸込口、１１・・・・・・室内還気
吸込口、１２・・・・・・ダンパー、１３・・・・・・
駆動部、１４・・・・・・センサー、１５・・・・・・
制御部分。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名１−
塘販守論表１ ？−−−吹円Ｊ出モータ ３−−一吹万Ｂ、淫７アノ 生、−ｊ４ル ５−Ｊ央４乳耶モータ θ・−一手升３！Ｌｍ７アソ １１−−１宝内運気謙を口 ｆ２−−グンバ− １’３−１１Ｈ！を些 １４−ｍ−で一丁− ｆ５−　　剃今卸箭分

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 装置内部に、送風用のファンモータと加熱冷却用のコイ
   ルを有する加熱冷却部分と、換気用のファンモータと排
   出空気と導入外気との間で熱交換するための全熱交換器
   を有する換気部分と、室内還気を前記加熱冷却部分と前
   記換気部分に分流導入するための分流風路部分とを内蔵
   するとともに、前記加熱冷却部分に外気を導入するため
   の外気導入吸込口を有し、前記分流風路部分には室内還
   気の汚れ度合いを感知するセンサーと連動したダンパー
   を具備し、室内還気の汚れ度合いに応じ、加熱冷却部分
   に外気を導くか、室内還気を導くかを切り替える構成と
   した換気空調装置。