JPH02109912A - 全稈投入型コンバインの選別制御装置 - Google Patents
全稈投入型コンバインの選別制御装置Info
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- JPH02109912A JPH02109912A JP26242888A JP26242888A JPH02109912A JP H02109912 A JPH02109912 A JP H02109912A JP 26242888 A JP26242888 A JP 26242888A JP 26242888 A JP26242888 A JP 26242888A JP H02109912 A JPH02109912 A JP H02109912A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、刈取処理された穀稈の全体が扱室に投入され
る脱穀装置の駆動負荷を検出する負荷検出手段と、扱室
からの漏下処理物を揺動選別する揺動選別板のチャフシ
ーブの開度を変更調節する開度調節用アクチュエータと
、選別風を送風するトウミの送風量を調節する風量調節
用アクチュエータとが設けられ、前記駆動負荷が大なる
ほど前記開度を大にし、且つ、前記駆動負荷が大なるほ
ど前記送風量を大にすべく、前記負荷検出手段の検出情
報に基づいて前記開度調節用アクチュエータ及び前記風
量調節用アクチュエータを作動させる制御手段が設けら
れた全稈投入型コンバインの選別制御装置に関する。
る脱穀装置の駆動負荷を検出する負荷検出手段と、扱室
からの漏下処理物を揺動選別する揺動選別板のチャフシ
ーブの開度を変更調節する開度調節用アクチュエータと
、選別風を送風するトウミの送風量を調節する風量調節
用アクチュエータとが設けられ、前記駆動負荷が大なる
ほど前記開度を大にし、且つ、前記駆動負荷が大なるほ
ど前記送風量を大にすべく、前記負荷検出手段の検出情
報に基づいて前記開度調節用アクチュエータ及び前記風
量調節用アクチュエータを作動させる制御手段が設けら
れた全稈投入型コンバインの選別制御装置に関する。
全稈投入型コンバインでは、稈全体が扱室に供給される
ものであるので、扱室に供給される穀稈の供給量の変化
に伴う脱穀装置の駆動負荷の変動率は高いものになって
いる。
ものであるので、扱室に供給される穀稈の供給量の変化
に伴う脱穀装置の駆動負荷の変動率は高いものになって
いる。
従って、上記の全稈投入型コンバインの選別制御装置に
おいて、脱穀装置の駆動負荷が大なるほど、扱室からの
漏下処理物量が大であることを利用して、チャフ開度及
びトウミ送風量を漏下処理物量に適した状態に精度よく
制御できることが期待されるものである。
おいて、脱穀装置の駆動負荷が大なるほど、扱室からの
漏下処理物量が大であることを利用して、チャフ開度及
びトウミ送風量を漏下処理物量に適した状態に精度よく
制御できることが期待されるものである。
従来、チャフ開度及びトウミ送風量を調節するに調節可
能範囲の全体に亘って漏下処理物量に対応させて自動調
節するようになっていた。
能範囲の全体に亘って漏下処理物量に対応させて自動調
節するようになっていた。
上記従来技術のように、調節可能範囲の全体に亘って自
動調節すると、脱穀装置の駆動負荷が増大したときにチ
ャフ開度が必要以上に大きくなってワラ屑が選別回収さ
れる穀粒中に混入する虞れがある。又、駆動負荷が減少
したときにもトウミの送風量が過少となり、ワラ屑が選
別回収される穀粒中に混入する不利がある。
動調節すると、脱穀装置の駆動負荷が増大したときにチ
ャフ開度が必要以上に大きくなってワラ屑が選別回収さ
れる穀粒中に混入する虞れがある。又、駆動負荷が減少
したときにもトウミの送風量が過少となり、ワラ屑が選
別回収される穀粒中に混入する不利がある。
本発明の目的は上述した従来欠点を解消する点にある。
この目的を達成するため本発明による全稈投入型コンバ
インの選別制御装置は、前記制御手段にて調節する前記
開度の上限値を変更設定する上限値設定手段と、前記制
御手段にて調節する前記送風量の下限値を変更設定する
下限値設定手段とが設けられていることを特徴とする。
インの選別制御装置は、前記制御手段にて調節する前記
開度の上限値を変更設定する上限値設定手段と、前記制
御手段にて調節する前記送風量の下限値を変更設定する
下限値設定手段とが設けられていることを特徴とする。
刈取穀稈の状況に応じてチャフシーブの開度の上限値や
トウミ送風量の下限値を調節することができる。
トウミ送風量の下限値を調節することができる。
従って、ワラ屑発生量に応じてチャフシーブの開度の上
限値やトウミ送風量の下限値を調節1゛ることにより、
選別回収される穀粒中にワラ屑が混入することを防止で
きる。
限値やトウミ送風量の下限値を調節1゛ることにより、
選別回収される穀粒中にワラ屑が混入することを防止で
きる。
又、もちろん、ワラ屑発生量が少ない場合には、チャフ
シーブ開度を充分太き(し、トウミ送風量を充分に少な
くすることにより、穀粒回収率を高め三番ロスの発生を
抑制することができる。
シーブ開度を充分太き(し、トウミ送風量を充分に少な
くすることにより、穀粒回収率を高め三番ロスの発生を
抑制することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図に示すように、クローラ走行装置(1)、操縦部
(2)、及び、脱穀装置(3)を備えた機体(V)の前
部に、刈取前処理部(4)が、油圧シリンダ(図示せず
)にて、車体左右方向の横軸芯周りに駆動昇降自在に設
けられ、もって、全稈投入式コンバインが構成されてい
る。
(2)、及び、脱穀装置(3)を備えた機体(V)の前
部に、刈取前処理部(4)が、油圧シリンダ(図示せず
)にて、車体左右方向の横軸芯周りに駆動昇降自在に設
けられ、もって、全稈投入式コンバインが構成されてい
る。
前記刈取前処理部(4)は、刈取前処理部(4)の先端
部に設けられた分草具(6)、植立穀稈を機体(V)の
後方側に掻き込むリール(7)、掻き込まれた茎稈の株
元部分を切断するバリカン型の刈刃(8)、刈取茎稈を
受は止めると共に機体後方へ送り出すオーガ(9)、及
び、3個の回転ドラムを並設して成る掻き上げ搬送部(
10)とから構成されている。
部に設けられた分草具(6)、植立穀稈を機体(V)の
後方側に掻き込むリール(7)、掻き込まれた茎稈の株
元部分を切断するバリカン型の刈刃(8)、刈取茎稈を
受は止めると共に機体後方へ送り出すオーガ(9)、及
び、3個の回転ドラムを並設して成る掻き上げ搬送部(
10)とから構成されている。
脱穀装置(3)について説明を加えると第3図に示すよ
うに、この脱穀装置(3)は、扱室(A)と、扱室(A
)の下方に配備される選別部(B) とからなる。
うに、この脱穀装置(3)は、扱室(A)と、扱室(A
)の下方に配備される選別部(B) とからなる。
前記扱室(A)には、前後方向に沿い後上り傾斜した回
転軸芯を有する扱胴(11)が備えられ、この扱胴(1
1)下方には前後方向略全長に亘り受網(12)が張設
されている。なお、前記扱胴(11)の回転軸には、そ
の駆動トルクを検出するトルクセンサ(S1)が設けら
れている。
転軸芯を有する扱胴(11)が備えられ、この扱胴(1
1)下方には前後方向略全長に亘り受網(12)が張設
されている。なお、前記扱胴(11)の回転軸には、そ
の駆動トルクを検出するトルクセンサ(S1)が設けら
れている。
前記選別部(B)は、揺動選別板(13)、トゥミ(1
4)及び回収装置(C)から構成されている。
4)及び回収装置(C)から構成されている。
前記揺動選別板(13)は、扱室(A)からの漏下処理
物を受止めて後方に移送するグレンパン(26)、この
グレンパン(26)の後部に連なり粗選別を行うチャフ
シーブ(21)及びこのチャフシーブ(21)下方のグ
レンシーブ(24)の夫々を揺動選別ケース(22)に
架設させて、一体的に揺動駆動可能に構成されている。
物を受止めて後方に移送するグレンパン(26)、この
グレンパン(26)の後部に連なり粗選別を行うチャフ
シーブ(21)及びこのチャフシーブ(21)下方のグ
レンシーブ(24)の夫々を揺動選別ケース(22)に
架設させて、一体的に揺動駆動可能に構成されている。
つまり、前記揺動選別板(13)によって、漏下処理物
は、穀粒、枝付き籾などの二番物及びワラ屑等に選別さ
れる。そして穀粒は下方の回収装置(C)における一番
物回収部(16)に、二番物は二番物回収部(17)に
夫々落下されるようになっている。又、ワラ屑は後方側
から外部に排出され、落下する穀粒に混じる細かなワラ
屑などはトウミ(14)により後方に吹き飛ばされるよ
うに構成されている。
は、穀粒、枝付き籾などの二番物及びワラ屑等に選別さ
れる。そして穀粒は下方の回収装置(C)における一番
物回収部(16)に、二番物は二番物回収部(17)に
夫々落下されるようになっている。又、ワラ屑は後方側
から外部に排出され、落下する穀粒に混じる細かなワラ
屑などはトウミ(14)により後方に吹き飛ばされるよ
うに構成されている。
前記選別装置(B) は、前記チャフシーブ(21)の
間隔(S)を大小に調節すると共に、前記トゥミ(14
)による選別風量を強弱に調節することにより、前記扱
室(A)からの漏下処理物量の大小に応じて、選別状態
を調節自在に構成されている。
間隔(S)を大小に調節すると共に、前記トゥミ(14
)による選別風量を強弱に調節することにより、前記扱
室(A)からの漏下処理物量の大小に応じて、選別状態
を調節自在に構成されている。
先ず、前記チャフシーブ(21)の間隔(S) 全大小
に調節するための構成について説明する。
に調節するための構成について説明する。
第4図乃至第6図に示すように、前記チャフシーブ(2
1)は、処理物移送方向に並置される帯板状部材(a)
、(a’)にて構成され、そして、その帯板状部材(a
)、(a″)の隣合うものの間に形成される間隔(S)
を変更調節自在に構成されている。
1)は、処理物移送方向に並置される帯板状部材(a)
、(a’)にて構成され、そして、その帯板状部材(a
)、(a″)の隣合うものの間に形成される間隔(S)
を変更調節自在に構成されている。
説明を加えれば、複数個の帯板状部材(a)。
(ao)の内の一つの帯板状部材(ao)の上端部が、
前記左右一対の側板(25)を貫通する支点軸(29)
に外嵌され、且つ、その帯板状部材(a″)の下端側の
両端部夫々に、前記側板(25)に形成された長孔(b
)を貫通する連結ピン(30)が止着されている。
前記左右一対の側板(25)を貫通する支点軸(29)
に外嵌され、且つ、その帯板状部材(a″)の下端側の
両端部夫々に、前記側板(25)に形成された長孔(b
)を貫通する連結ピン(30)が止着されている。
前記支点軸(29)及び前記連結ピン(30)の夫々に
外嵌着される左右一対のリンク(31)が設けられ、そ
の左右一対のリンク(31)の一方に操作アーム(32
)が取り付けられている。
外嵌着される左右一対のリンク(31)が設けられ、そ
の左右一対のリンク(31)の一方に操作アーム(32
)が取り付けられている。
前記−つの帯板状部材(ao)を除く他の帯板状部材(
a)は、コの字状の取付金具(33)を用いて前記側板
(25)に取り付けられている。
a)は、コの字状の取付金具(33)を用いて前記側板
(25)に取り付けられている。
つまり、前記コの字状の取付金具(33)は、上端側の
軸部分(33a)が前記側板(25)に貫通止着され、
且つ、下端側の軸部分(33b)が前記側板(25)に
形成された長孔(b) に貫通するように構成されてい
る。そして、前記性の帯板状部材(a)の下端側の両端
部夫々が、前記取付金具(33)の下端側の軸部分(3
3b) に外嵌着されている。
軸部分(33a)が前記側板(25)に貫通止着され、
且つ、下端側の軸部分(33b)が前記側板(25)に
形成された長孔(b) に貫通するように構成されてい
る。そして、前記性の帯板状部材(a)の下端側の両端
部夫々が、前記取付金具(33)の下端側の軸部分(3
3b) に外嵌着されている。
前記連結ピン(30)及び複数個の取付金具(33)の
下端側の軸部分(33b)が、連係板(34)にて接続
され、もって、各帯板状部材(a)、(a’)を、それ
らの上端側に支点にして一体揺動させることにより、前
記間隔(S)を変更調節するように構成されている。
下端側の軸部分(33b)が、連係板(34)にて接続
され、もって、各帯板状部材(a)、(a’)を、それ
らの上端側に支点にして一体揺動させることにより、前
記間隔(S)を変更調節するように構成されている。
そして、前記間隔(S)を変更調節するためのチャフ調
節用の電動モータ(M1)が、前記脱穀装置(3)の固
定枠側に設けられ、前記間隔(S)が小となる閉じ側に
付勢するスプリング(35)が、前記操作アーム(32
)に連設され、その操作アーム(32)と、前記電動モ
ータ(M1)にて正逆転駆動される螺軸(36)に咬合
するコマ部材(37)とが、レリーズワイヤ(38)に
て連動連結されている。
節用の電動モータ(M1)が、前記脱穀装置(3)の固
定枠側に設けられ、前記間隔(S)が小となる閉じ側に
付勢するスプリング(35)が、前記操作アーム(32
)に連設され、その操作アーム(32)と、前記電動モ
ータ(M1)にて正逆転駆動される螺軸(36)に咬合
するコマ部材(37)とが、レリーズワイヤ(38)に
て連動連結されている。
尚、第3図中、(S2)は前記間隔(S)の調節状態を
前記コマ部材(37)の位置変化として検出するチャフ
開度検出用ポテンショメータであって、その操作アーム
(39)の遊端部が、前記コマ部材(37)に連結され
ている。
前記コマ部材(37)の位置変化として検出するチャフ
開度検出用ポテンショメータであって、その操作アーム
(39)の遊端部が、前記コマ部材(37)に連結され
ている。
前記トウミ(14)による選別風量を強弱に調節するた
めの構成について説明すれば、前記トウミ(14)は、
その回転数を変速して選別風量を変更調節できるように
構成されている。
めの構成について説明すれば、前記トウミ(14)は、
その回転数を変速して選別風量を変更調節できるように
構成されている。
説明を加えれば、第7図及び第8図に示すように、前記
トウミ(14)の回転軸(14^)に付設された入カブ
−+J(41)が、左右一対のプーリ部分(41a)、
(41b)に分割形成され、そして、その左右一対の
ブーり部分(41a)、 (41b)の間隔を変更調節
して前記トウミ(14)の回転数を変更調節するいわゆ
る割りプーリ式の変更装置(42)に構成されている。
トウミ(14)の回転軸(14^)に付設された入カブ
−+J(41)が、左右一対のプーリ部分(41a)、
(41b)に分割形成され、そして、その左右一対の
ブーり部分(41a)、 (41b)の間隔を変更調節
して前記トウミ(14)の回転数を変更調節するいわゆ
る割りプーリ式の変更装置(42)に構成されている。
前記左右一対のプーリ部分(41a)、 (41b)の
−方(41a)は、前記回転軸(14A) に固着され
、他方(41b)は、前記回転軸(14A)の軸方向に
摺動自在に外嵌されている。
−方(41a)は、前記回転軸(14A) に固着され
、他方(41b)は、前記回転軸(14A)の軸方向に
摺動自在に外嵌されている。
但し、前記摺動側の他方のプーリ部分(41b)は、固
定側の一方のプーリ部分(41a) に付設の連結ピン
(45)にて連結され、前記両プーリ部分(41a)、
(41b)は、一体回転しながら、且つ、その間隔を
変更調節できるようなっている。
定側の一方のプーリ部分(41a) に付設の連結ピン
(45)にて連結され、前記両プーリ部分(41a)、
(41b)は、一体回転しながら、且つ、その間隔を
変更調節できるようなっている。
前記両ブーり部分(41a)、 (41b)の間隔を変
更調節する構成について説明すれば、前記摺動側のブー
り部分(41b)のボス部にベアリング(46)を用い
て取り付けられた第1カム形成部材(47)と、前記脱
穀装置(3)の固定枠側に取り付けられた第2カム形成
部材(48)との夫々に、前記第1カム形成部材(47
)の回転に伴って、前記両プーリ部分(41a)、 (
41b)を遠近移動させるためのカム突起(47a)、
(48a)が形成されている(第9図参照)。
更調節する構成について説明すれば、前記摺動側のブー
り部分(41b)のボス部にベアリング(46)を用い
て取り付けられた第1カム形成部材(47)と、前記脱
穀装置(3)の固定枠側に取り付けられた第2カム形成
部材(48)との夫々に、前記第1カム形成部材(47
)の回転に伴って、前記両プーリ部分(41a)、 (
41b)を遠近移動させるためのカム突起(47a)、
(48a)が形成されている(第9図参照)。
そして、風量調節用の電動モータ(M2)が、前記脱穀
装置(3)の固定枠側に付設され、前記第1カム形成部
材(47)に、変速操作用の操作アーム(49)が付設
され、その操作アーム(49)と前記電動モータ(M2
)にて正逆転駆動される螺軸(50)に咬合するコマ部
材(51)とが、レリーズワイヤ(52)にて連動連結
され、もって、前記風量調節用の電動モータ(M2)に
て前記第1カム形成部材(47)が回転操作されて、前
記トウミ(14)の回転数を変更調節するように構成さ
れている。
装置(3)の固定枠側に付設され、前記第1カム形成部
材(47)に、変速操作用の操作アーム(49)が付設
され、その操作アーム(49)と前記電動モータ(M2
)にて正逆転駆動される螺軸(50)に咬合するコマ部
材(51)とが、レリーズワイヤ(52)にて連動連結
され、もって、前記風量調節用の電動モータ(M2)に
て前記第1カム形成部材(47)が回転操作されて、前
記トウミ(14)の回転数を変更調節するように構成さ
れている。
尚、第7図中、(43)はエンジン(図示せず)の出力
を前記入カブ−!J (41)に伝動する伝動プーリ、
(44)はテンションプーリ、(S3)は変速状態つま
り選別風量を前記コマ部材(52)の位置変化として検
出するトウ定風量検出用ポテンショメータであって、そ
の操作レバー(53)の遊端部が、前記コマ部材(52
)に連結されている。
を前記入カブ−!J (41)に伝動する伝動プーリ、
(44)はテンションプーリ、(S3)は変速状態つま
り選別風量を前記コマ部材(52)の位置変化として検
出するトウ定風量検出用ポテンショメータであって、そ
の操作レバー(53)の遊端部が、前記コマ部材(52
)に連結されている。
次に、前記チャフシーブ(21)の間隔調節用の電動モ
ータ(M5)及び前記トウミ(14)の選別風量調節用
の電動モータ(M2)を作動させて、前記選別装置(B
)を制御するための制御構造について説明する。
ータ(M5)及び前記トウミ(14)の選別風量調節用
の電動モータ(M2)を作動させて、前記選別装置(B
)を制御するための制御構造について説明する。
第1図に示すように、マイクロコンピュータ利用の制御
装置(H)が設けられ、その制御装置(H) に前記ト
ルクセンサ(S、L前記チャフ開度検出用ポテンショメ
ータ(S2)、前記トウ定風量検出用ポテンショメータ
(S3)、チャフ開度の上限値を変更設定するポテンシ
ョメータ(S5)及びトウミ風量の下限値を変更設定す
るポテンショメータ(S5)の夫々が接続されている。
装置(H)が設けられ、その制御装置(H) に前記ト
ルクセンサ(S、L前記チャフ開度検出用ポテンショメ
ータ(S2)、前記トウ定風量検出用ポテンショメータ
(S3)、チャフ開度の上限値を変更設定するポテンシ
ョメータ(S5)及びトウミ風量の下限値を変更設定す
るポテンショメータ(S5)の夫々が接続されている。
つまり前記トルクセンサ(S1)が負荷検出手段に、前
記チャフ開度調節用ポテンショメータ(S4)上限値設
定手段に、前記トウ定風量調節用ポテンショメータ(S
5)が下限値設定手段に夫々対応することになる。
記チャフ開度調節用ポテンショメータ(S4)上限値設
定手段に、前記トウ定風量調節用ポテンショメータ(S
5)が下限値設定手段に夫々対応することになる。
そして、前記制御装置(H) は、予め設定記憶された
情報及び各種の入力情報に基づいて、前記両電動モータ
(M5)、 (M2)を制御して、前記選別部(B)の
選別状態を自動調節するように構成されている。
情報及び各種の入力情報に基づいて、前記両電動モータ
(M5)、 (M2)を制御して、前記選別部(B)の
選別状態を自動調節するように構成されている。
つまり、前記制御装置(H)を利用して、前記選別部(
B)の選別状態を自動調節する制御手段(100)が構
成されているのである。
B)の選別状態を自動調節する制御手段(100)が構
成されているのである。
前記選別部(B)の選別状態の調節について説明すれば
、刈取穀稈1が増大して前記脱穀装置(3)に導入され
る穀稈量が多くなるほど、前記トルクセンサ(S1)に
よって検出される脱穀装置(3)の駆動負荷が大になっ
て前記扱室(A)における単位時間当りの後処理量が増
大することになる。つまり、前記トルクセンサ(S1)
によって検出される脱穀装置(3)の駆動負荷と前記扱
室(A)からの漏下処理物量とが対応するとみなすこと
ができるのである。
、刈取穀稈1が増大して前記脱穀装置(3)に導入され
る穀稈量が多くなるほど、前記トルクセンサ(S1)に
よって検出される脱穀装置(3)の駆動負荷が大になっ
て前記扱室(A)における単位時間当りの後処理量が増
大することになる。つまり、前記トルクセンサ(S1)
によって検出される脱穀装置(3)の駆動負荷と前記扱
室(A)からの漏下処理物量とが対応するとみなすこと
ができるのである。
そこで、基本的には、第2図に示すように前記トルクセ
ンサ(Sυの検出情報に基づいて、穀稈供給量が大なる
ほど漏下処理物量が大なる状態に対応する選別状態にな
るように、つまり、前記チャフシーブ(21)の開度が
大となり且つ前記トウミ(14)による選別風量が大と
なるように、トウミ風量とチャフ開度の両方を同時に自
動調節するように構成されている。
ンサ(Sυの検出情報に基づいて、穀稈供給量が大なる
ほど漏下処理物量が大なる状態に対応する選別状態にな
るように、つまり、前記チャフシーブ(21)の開度が
大となり且つ前記トウミ(14)による選別風量が大と
なるように、トウミ風量とチャフ開度の両方を同時に自
動調節するように構成されている。
すなわち、トルクセンサ(S1)の情報からチャフシー
ブ開度の目標値(AI)及びトウミ選別風量の目標値(
A2)を算出する。そしてこれら目標値(AI)、 (
A2)に合致するように両電動モータ(M5)。
ブ開度の目標値(AI)及びトウミ選別風量の目標値(
A2)を算出する。そしてこれら目標値(AI)、 (
A2)に合致するように両電動モータ(M5)。
(M2)を駆動することになる。
但し、前記チャフシーブ開度の目標値(A5)は前言己
上限値設定用のポテンショメータ(S5)によって設定
された値を越えないようになっている。
上限値設定用のポテンショメータ(S5)によって設定
された値を越えないようになっている。
又、前記トウミ選別風量の目標値(A2)は、前記下限
値設定用のポテンショメータ(S5)によって設定され
た値より小さくならないようになっている。
値設定用のポテンショメータ(S5)によって設定され
た値より小さくならないようになっている。
尚、前記トルクセンサ(S1)によって検出された値が
設定値(T1)より小さく、且つ、それが−定時間(6
秒に設定されている)以上続いたときは、チャフシーブ
(21)を閉じ、且つ、トウミ選別風量を前記ポテンシ
ョメータ(S5)によって設定された値に調節するよう
になっている。
設定値(T1)より小さく、且つ、それが−定時間(6
秒に設定されている)以上続いたときは、チャフシーブ
(21)を閉じ、且つ、トウミ選別風量を前記ポテンシ
ョメータ(S5)によって設定された値に調節するよう
になっている。
上記実施例では、上限値設定手段(S5)及び下限値設
定手段(S5)としてポテンショメータを使用して無段
階的に上下限値を設定する例を示したが、ロータリスイ
ッチ等を使用して段階的に設定するようにしてもよい。
定手段(S5)としてポテンショメータを使用して無段
階的に上下限値を設定する例を示したが、ロータリスイ
ッチ等を使用して段階的に設定するようにしてもよい。
又、上記実施例では、割りプーリ式の変速装置(42)
を用いて前記トウミ(14)の回転数を変速して選別風
量を調節するように構成した場合を例示したが、例えば
、前記トウミ(14)を電動モータ等の変速自在な装置
で駆動するようにしてもよく、選別風量を調節するため
の具体構成、並びに、前記チャフシーブ(21)の開度
を調節するための具体構成等、選別装置(8)の選別状
態を調節するための具体構成は、各種変更できる。
を用いて前記トウミ(14)の回転数を変速して選別風
量を調節するように構成した場合を例示したが、例えば
、前記トウミ(14)を電動モータ等の変速自在な装置
で駆動するようにしてもよく、選別風量を調節するため
の具体構成、並びに、前記チャフシーブ(21)の開度
を調節するための具体構成等、選別装置(8)の選別状
態を調節するための具体構成は、各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係るコンバインの選別制御装置の実施例
を示し、第1図は制御構成のブロック図、第2図は選別
制御のフローチャート、第3図はコンバインの概略側面
図、第4図はチャフシーブの構成を示す切り欠測面図、
第5図はその要部拡大側面図、第6図は帯板状部材の取
り付は構造を示す展開平面図、第7図はトウミの変速構
造を示す要部側面図、第8図はトウミの人力プーリ部の
切り火工面図、第9図はカム形成部材の展開平面図であ
る。 (3)・・・・・・脱穀装置、(13)・・・・・・揺
動選別板、(14)・・・・・・トウミ、(21)・・
・・・・チャフシーブ、(A)・・・・・・扱室、(M
1)・・・・・・開度調節用アクチュエータ、(L)・
・・・・・風量調節用アクチュエータ、(S1)・・・
・・・負荷検出手段、(S5)・・・・・・上限値設定
手段、(S5)・・・・・・下限値設定手段、(100
)・・・・・・制御手段。 第 7 図
を示し、第1図は制御構成のブロック図、第2図は選別
制御のフローチャート、第3図はコンバインの概略側面
図、第4図はチャフシーブの構成を示す切り欠測面図、
第5図はその要部拡大側面図、第6図は帯板状部材の取
り付は構造を示す展開平面図、第7図はトウミの変速構
造を示す要部側面図、第8図はトウミの人力プーリ部の
切り火工面図、第9図はカム形成部材の展開平面図であ
る。 (3)・・・・・・脱穀装置、(13)・・・・・・揺
動選別板、(14)・・・・・・トウミ、(21)・・
・・・・チャフシーブ、(A)・・・・・・扱室、(M
1)・・・・・・開度調節用アクチュエータ、(L)・
・・・・・風量調節用アクチュエータ、(S1)・・・
・・・負荷検出手段、(S5)・・・・・・上限値設定
手段、(S5)・・・・・・下限値設定手段、(100
)・・・・・・制御手段。 第 7 図
Claims (1)
- 刈取処理された穀稈の全体が扱室(A)に投入される
脱穀装置(3)の駆動負荷を検出する負荷検出手段(S
_1)と、扱室(A)からの漏下処理物を揺動選別する
揺動選別板(13)のチャフシーブ(21)の開度を変
更調節する開度調節用アクチュエータ(M_1)と、選
別風を送風するトウミ(14)の送風量を調節する風量
調節用アクチュエータ(M_2)とが設けられ、前記駆
動負荷が大なるほど前記開度を大にし、且つ、前記駆動
負荷が大なるほど前記送風量を大にすべく、前記負荷検
出手段(S_1)の検出情報に基づいて前記開度調節用
アクチュエータ(M_1)及び前記風量調節用アクチュ
エータ(M_2)を作動させる制御手段(100)が設
けられた全稈投入型コンバインの選別制御装置であって
、前記制御手段(100)にて調節する前記開度の上限
値を変更設定する上限値設定手段(S_4)と、前記制
御手段(100)にて調節する前記送風量の下限値を変
更設定する下限値設定手段(S_5)とが設けられてい
る全稈投入型コンバインの選別制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63262428A JPH072053B2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 全稈投入型コンバインの選別制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63262428A JPH072053B2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 全稈投入型コンバインの選別制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109912A true JPH02109912A (ja) | 1990-04-23 |
JPH072053B2 JPH072053B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=17375648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63262428A Expired - Lifetime JPH072053B2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 全稈投入型コンバインの選別制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072053B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110602944A (zh) * | 2017-06-26 | 2019-12-20 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60168343U (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-08 | ヤンマー農機株式会社 | 脱穀装置 |
JPS63248319A (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-14 | 株式会社クボタ | 脱穀装置の選別制御装置 |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP63262428A patent/JPH072053B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60168343U (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-08 | ヤンマー農機株式会社 | 脱穀装置 |
JPS63248319A (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-14 | 株式会社クボタ | 脱穀装置の選別制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110602944A (zh) * | 2017-06-26 | 2019-12-20 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
CN110602944B (zh) * | 2017-06-26 | 2022-07-26 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH072053B2 (ja) | 1995-01-18 |
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