JPH02109233A - ヒューズおよびその製造方法 - Google Patents

ヒューズおよびその製造方法

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JPH02109233A
JPH02109233A JP26210588A JP26210588A JPH02109233A JP H02109233 A JPH02109233 A JP H02109233A JP 26210588 A JP26210588 A JP 26210588A JP 26210588 A JP26210588 A JP 26210588A JP H02109233 A JPH02109233 A JP H02109233A
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JP
Japan
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cylindrical body
fuse
conductive pattern
heat
shape
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Pending
Application number
JP26210588A
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English (en)
Inventor
Masusaku Okumura
奥村 益作
Atsuo Senda
厚生 千田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業」二の利用分野〉 本発明は、各種の電子機器に使用されるヒユーズおよび
その製造方法に関する。
〈従来の技術〉 従来から、この種のヒユーズとしては、第6図で示すよ
うな構成を有するガラス管ヒユーズIOといわれるもの
が一般的に知られている。そして、このヒユーズ10は
、円筒状に形成された透明のガラス管11と、その内部
に架設された細線状のヒユーズ素体12と、ガラス管1
1の両端開口それぞれに嵌着されて外部端子となる金属
製のキャップl313とを備えている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、近年強まっている電子部品の小型化を求める
要望に対応して、前記構成のヒユーズ10に対しても強
く小型化が求められているが、このヒユーズ10を小型
化するには、ガラス管11の全長を短縮してキャップ1
3.13同士の間隔を狭くする必要がある。しかし、こ
のような構造を採用した場合には、過電流が流れること
によって溶断ずべきヒユーズ素体■2の溶断部(図示し
ていない)に発生した熱が直ぐにキャップ13.13へ
伝わって放熱されることになるため、溶断部を流れる電
流が定格電流を越えているにも関わらず、その溶断が起
こらなくなることがある。
また、このヒユーズ10をプリント基板などに形成され
た回路に対して半田付けで実装する際には、半■」付け
に伴う熱がキャップ13.13を介し、てヒユーズ素体
12に加わる結果、この熱によってヒユーズ素体12の
溶断部が溶断してしまうことがある。
そのため、従来構造のヒユーズ10においては、1−述
したような熱による不都合の発生によって小型化しうる
サイズが制限されることになり、結果としてより以上の
小型化を図ることができなかった。
本発明は、かかる現状に鑑みて創案されたものであって
、ヒユーズを小型化した際における熱による不都合の発
生を有効に防止することができ、さらなる小型化を図る
ことが可能なヒユーズおよびその製造方法の提供を目的
としている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明にかかるヒユーズは、このような目的を達成する
ために、透明な絶縁材料からなる筒体を用いるとともに
、この筒体の内面にその全長よりも長い距離を有する所
定形状の導体パターンを形成したことを特徴とするもの
である。
また、本発明にかかるヒユーズの製造方法は、透明な絶
縁材料からなる筒体を用意する工程と、この筒体内面の
全面にわたって導体膜を形成する工程と、筒体の外側か
らレーザビームを照射することによって導体膜の所定部
分を除去し、筒体の全長よりも長い距離を存する所定形
状の導体パターンを形成する工程とを含むことを特徴と
するものである。
〈作用〉 上記構成によれば、従来例にお4Jるヒユーズ素体に代
えて、透明な筒体の内面に形成された筒体の全長よりも
長い距離を有する所定形状の導体パターンを用いること
になる。したがって、この導体パターンの中途部に位置
する溶断部と、筒体の開口端に配設される外部端子との
離間距離が、従来例に比べてより大きく延長されるごと
になる。
そのため、この導体パターンにおける伝熱抵抗が大きく
なり、熱が伝わり難くなる結果、従来例のような熱によ
る不都合の発生が有効に防止され、ヒユーズのより一層
の小型化が図れる。
〈実施例〉 以下、本発明にがかる一実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第1図は本実施例にかかるヒユーズの全体構成を示す側
断面図であり、この図における符号1はヒユーズである
。このヒユーズ1は、透明な絶縁材料であるガラスから
なり、かつ、両端に開口を有する円筒状の筒体2を備え
ている。なお、この筒体2は、必ずしもガラス製でなけ
ればならないものではなく、例えば、プラスチックから
なるものであってもよい。また、その形状についても、
必ずしも円筒状に限定されるものではなく、他の断面形
状を有する筒体であってもよい。
そして、この筒体2の内面には、筒体2の全長よりも長
い距離を有する所定形状、例えば、いわゆるスパイラル
状の導体パターン3が同一形状の除去部4を介して形成
されている。なお、これらの導体パターン3および除去
部4の形状については、スパイラル状に限定されるもの
ではなく、例えば、第2図で示す展開視蛇行状のように
形成されていてもよい。さらに、筒体2の内面に形成さ
れた導体パターン3の両端末3a、3aそれぞれは、筒
体2の端縁を経てその外面に至るまで延出されている。
一方、この筒体2の両端開口には、外部端子となる有底
筒形とされた金属製のキャップ5,5が導体パターン3
の端末3a、3aを介しζそれぞれ嵌着されている。な
お、外部端子としては、このような有底筒形のキャンプ
5に限定されるものではなく、例えば、第3図の変形例
で示すように、ヒユーズIを構成する筒体2の両端開口
にリード端子付きキャップ6.6を嵌着しても、あるい
はまた、第4図の変形例で示すように、筒体2の両端開
口に端子金具7.7をそれぞれ内嵌して固定してもよい
ところで、以上説明したヒユーズlにおいては筒体2の
厚み、導体パターン3の構成材料やそのlゾみおよび通
電面積などを適宜選択したり、第1図中の想像線で示す
ような幅狭の溶断部3bを導体パターン3の中途部に形
成したりすることによって溶断ずべき定格電流の設定を
容易に行うことができるという利点がある。また、」−
記したような形状の導体パターン3を形成することによ
って抵抗およびインダクタンス成分を大きくすることが
できる結果、このヒユーズ1を高周波回路におけるチョ
ークコイルとして兼用することが可能となる。さらに、
キセ、プ5,5によって封止された筒体2の内部に、例
えば、ネオン(Ne)ガスを1′4人しておき、導体パ
ターン3が溶断した際の放電を利用して発光させること
によって溶断したことを表示させることもできる。
一つぎに、ヒユーズ1の製造手順を、第5図で示す工程
図に基づいて説明する。
まず、第5図(a)で示すように、透明な絶縁材t≧1
であるガラスからなる円筒状の筒体2を用意する。そし
て、この筒体2の両端近傍を除く外面をマスキングした
うえで無電解メツキやスパッタリング処理などを施し、
第5図(b)で示すように、筒体2の内面から両端縁を
経て外面に至るまでの導体膜8を形成する。なお、この
導体膜8の構成材料は、例えば、1〜95wt%のBj
またij: I) bと、1〜2Qwt%のPまたはB
と、残部がN1またはCOなどとからなる合金材料とさ
れている。
そののち、第5図(c)で示すように、この筒体2をそ
の軸芯廻りに回転させつつ、その軸芯方向く図では、矢
印へで示す)に沿って移動させながら、筒体2の外側か
らレーザビーム9を照射する。
このことにより、筒体2を通じてレー4J’ ヒ−ム9
が照射された導体膜8の所定部分、すなわち、不要部分
は順次除去されることになる結果、筒体2の内面にはス
パイラル状の除去部分4が形成される。そこで、この筒
体2の内面には、除去部分4を介してスパイラル状とさ
れた導体パターン3が残存することになる。そして、こ
のとき、この導体パターン3の全長は、少なくとも筒体
2の全長よりも長い距離を有することになる。なお、こ
の導体パターン3の形状については、スパイラル状に限
定されるものではなく、例えば、レーザビム9によって
導体膜8の所定部分を展開視蛇行状に除去してなる除去
部4を形成すれば、導体バタン3の形状も同様の形状と
なることはいうまでもなく、このような形状であっても
何ら差支えない。
〈発明の効果〉 以−L説明したように、本発明によれば、透明な筒体の
内面に形成された導体膜の所定部分をレザビームの照射
で除去することによって筒体の全長よりも長い距離を有
する所定形状の導体バタンを形成し、この導体パターン
を従来例におけるヒプ、−ズ素体に代えて用いることに
なる。したがっζ、この導体パターンの中途部に位置す
る溶断部と、筒体の開口端に配設される外部端子との離
間距離が、従来例よりも大きく延長されることになる。
そのため、この導体パターンにおける伝熱抵抗が大きく
なり、熱が伝わり難くなる結果、従来例のような熱によ
る不都合の発生を47効に防止することができる。その
結果、ヒユーズのより一層の小型化を図ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例にかかり、第1
図はヒユーズの全体構成を示ず側断面図、第2図は導体
パターンの他の例を示す展開図、第3図および第4図は
ヒユーズの変形例を示す側断面図であり、第5図はヒユ
ーズの製造手順を示す工程図である。また、第6図は、
従来例にかかるヒユーズの全体構成を示す外観図である
。 図における符号1はヒユーズ、2は筒体、3は導体パタ
ーン、4は除去部、8は導体膜、9はレーザビームであ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明な絶縁材料からなる筒体と、 この筒体の内面に形成され、かつ、筒体の全長よりも長
    い距離を有する所定形状の導体パターンと を備えたことを特徴とするヒューズ。
  2. (2)透明な絶縁材料からなる筒体を用意する工程と、 この筒体内面の全面にわたって導体膜を形成する工程と
    、 筒体の外側からレーザビームを照射することによって導
    体膜の所定部分を除去し、筒体の全長よりも長い距離を
    有する所定形状の導体パターンを形成する工程と を含むことを特徴とするヒューズの製造方法。
JP26210588A 1988-10-17 1988-10-17 ヒューズおよびその製造方法 Pending JPH02109233A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016517614A (ja) * 2013-03-15 2016-06-16 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 簡易ランプ設計

Cited By (5)

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JP2016517614A (ja) * 2013-03-15 2016-06-16 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 簡易ランプ設計
JP2019033076A (ja) * 2013-03-15 2019-02-28 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 簡易ランプ設計
US10453670B2 (en) 2013-03-15 2019-10-22 Applied Materials, Inc. Simplified lamp design
JP2021106154A (ja) * 2013-03-15 2021-07-26 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 簡易ランプ設計
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