JPH02108730A - 地盤内壁体 - Google Patents

地盤内壁体

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JPH02108730A
JPH02108730A JP25859188A JP25859188A JPH02108730A JP H02108730 A JPH02108730 A JP H02108730A JP 25859188 A JP25859188 A JP 25859188A JP 25859188 A JP25859188 A JP 25859188A JP H02108730 A JPH02108730 A JP H02108730A
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Takanori Hirai
孝典 平井
Yasunao Kouno
泰直 河野
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、列車走行あるいは道路交通等によって発生
する振動が、地盤を伝播して周辺に振動問題を引き起こ
すのを防止するために構築される地盤内壁体に関する。
「従来の技術」 従来のこの種の地盤内壁体としては、地盤Gに溝を形成
した後、第8図に示すように、地盤中Gにコンクリート
製の地中連続壁lを構築したもの、°また、第9図に示
すように、地盤G中に発泡スチロール版2のみを埋設す
ることにより壁体構造したもの、第10図に示すように
、地盤G内に発泡スチロール版2aと該発泡スチロール
版2aの両側にジベル筋3によって接続されたコンクリ
ート壁I a、 1 aとを埋設することにより壁体構
造としたもの等が知られている。
「発明が解決しようとするR題」 とごろが、上記従来の地盤内壁体にあっては、次に挙げ
るような課題があった。
■ コンクリート製の地中連続壁の場合には、壁体内部
での振動の減衰率が小さいため、該壁体を透過する振動
量が多い。
■ 発泡スチロールのみを埋設した壁体構造の場合には
、コンクリート壁に比べて大きな振動の減衰効果を得る
ことかできるが、地下水位が生じた際に浮き上がってし
まう恐れがある。
■ 発泡スチロールをコンクリート壁によって両側から
挾んだ壁体の場合には、発泡スチロールのみを用いた壁
体の場合に比べて、減衰率が低減する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、従来
のものがもつ課題を解決する地盤内壁体を提供すること
を目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明では、上記課題を解決するために、地盤内に塩
化ビニル管等のように内部に空洞が形成された筒状部材
を束状に連ねて壁体を形成するようにしている。また、
地盤内にアスファルト版と発泡スチロール版とを交互に
かつ層状に重ね合わせて壁体を形成するようにしてもよ
い。
「作用」 地盤中を伝わる振動が、空洞が形成されかつ不連続体に
よって形成された壁体の内部を通過することにより大き
く減衰され、透過した振動が小さくなる。また、地下水
位が壁体内の空洞に侵入することができるため、地下水
位Iこよって壁体が浮き上がることがない。
同様に、地盤中を伝わる振動が、発泡スチロール版とア
スファルト版とが交互に重ね合わされた°壁体の内部を
通過する際に大きく減衰され、透過した振動が小さくな
る。また、内部発泡スチロールはアスファルトによって
固定されているため地下水位によって浮き上がるような
ことがない。
「実施例」 以下、この発明の実施例を図面を参照しながら説明する
。第1図ないし第4図は、本発明の地盤内壁体の実施例
示すものである。
まず、第4図を用いて、本実施例の地盤内壁体が設置さ
れる場所の概要について説明する。図中符号Gは地盤で
あり、該地盤G内には杭10.10、・・が打設され、
該抗10,10.・・の上部にはビアー(支持壁)11
が構築され、該ピアー11の上部にはバラスト12、枕
木13、レール14が敷設され、その上部を列車15が
走行するようになっている。そして、このようにピアー
11上を列車15が走行する場合には、大きな振動が発
生し、この振動がビアー11の基礎部分から地盤G内を
伝わって周辺に伝わる。そのため、該ビアー11より所
定の距離だけ離れた地盤G中には、上記列車15が走行
する際に発生する振動の伝播を防止するための、地盤内
壁体16が構築された乙のとなっている。
そして、第1図は上記地盤内壁体16の第1実施例を示
すものであり、該地盤内壁体16は同形状に形成された
筒状部材、即ち有孔塩化ビニル管+ 7.17.・・・
を所定の本数束ねて、地盤内に鉛直に立設させると共に
、上記ビアーl!の側部に沿って延在するように整列さ
せることにより壁体16aとし、該壁体16aの周囲に
は各有孔塩化ビニル管17の側面に形成された孔+7a
、17a。
・・の目詰まりを防止するための砕石18が地盤Gとの
間に敷設された構造となっている。
第2図は上記地盤内壁体!6の第2実施例を示すもので
あり、該地盤内壁体16は上記第1実施例と同様に形成
された筒状部材、即ち有孔塩化ビニル管17,17.・
・を所定の本数束ねて水平方向に配置して地上まで積み
重ねるとともに、ビアー11の側部に沿って延在するよ
うに配設することにより壁体16aとし、該壁体16a
の周囲には、上記有孔塩化ビニル管17の側面に形成さ
れた孔17a、17a、・・・の目詰まりを防止するた
めの砕石18が、地盤Gとの間に敷設されたものである
第3図は上記地盤内壁体16の第3実施例を示すもので
あり、該地盤内壁体16は地盤G中に、所定の面積に形
成されたアスファルト版19と発泡スチロール版20と
交互に層状に重ね合わせると共に、ジベル筋2!によっ
て接続することにより壁体16aを形成し、これをピア
ー11の側部に沿って延在するように整列させたもので
ある。
つぎに、上記のように構成された、本実施例の地盤内壁
体の施工方法に付いて、第5図ないし第7図を用いて、
その作用と共に説明する。
まず、第5図を用いて、上記第1実施例の地盤内壁体に
ついて説明すると、第5図(11)に示すように、上記
ピアー11から所定の距離離間させた地盤G内にピアー
11の延在する方向に沿って断面が逆台形状の溝Mを掘
削する。
つぎに、第5図(b)に示すように、溝Mの底部に砕石
18を敷設するとともに、地上において、有孔塩化ビニ
ル管17,17.・・を不織布22で所定の本数束ねて
直方体状に形成した後、該有孔塩化ビニル管17.17
・・・をクレーン(図示せず)等により上記溝M内の砕
石18の上部に鉛直方向に立設させる。さらに、上記直
方体状に形成された有孔塩化ビニル管を、溝Mの延在す
る方向に沿ってすき間なく整列させて壁体16aを構築
した後、第5図(c)に示すように、上記整列させた塩
化ビニル管17の周りを砕石18と土砂23によって埋
め戻す。
なお、第2実施例に示す地盤内壁体16の場合にも、上
記第1実施例の場合と略同様にして構築する。
したがって、この実施例の地盤内壁体にあっては、地盤
中を伝わる振動が、第7図に示すように、空洞が形成さ
れた不連続体、即ち有孔塩化ビニル管!7によって形成
された壁体の内部を通過する際に大きく減衰されること
となり、該壁体16aを透過した振動が小さくなる。ま
た、地下水Wが゛壁体を構成する有孔塩化ビニル管7の
側面に形成された孔17aから管内に侵入することがで
きるため、地下水位によって地盤内壁体16が浮き上が
ることがない。
なお、地盤内壁体の有孔塩化ビニル管の形状や、束にす
る本数等は設置される情況に応じて、適宜設計変更する
ことができるのは勿論である。また、上記実施例では、
筒状部材に有孔塩化ビニル管を用いたが、これに限られ
ることなく、振動の減衰率の大きな筒状部材を束ねて壁
体としたしのであればよい。
つぎに、第6図を用いて、第3実施例の地盤内壁体16
について説明する。
まず、第6図(a)に示すように、ビアー11から所定
距離離間された地盤G内に上記ビアーlの延在する方向
に沿って逆台形状の溝Mを形成すると共に、地上におい
て、所定の面積に形状されたアスファルト版19と発泡
スチロール版20とを交互にかつ層状に重ね合わせると
共にジベル筋21によって接続することにより壁体16
aを形成した後、第6図(b)に示すように、該壁体1
6aをクレーン等を使用して上記′7tItMの内部に
建て込む。さらに、上記壁体をl荷Mに沿って、すき間
なく連続的に接続した後、第5図(c)に示すように、
土砂23によって埋め戻す。
このように、第3実施例に示す地盤内壁体にあっては、
地盤中を伝わる振動が、発泡スチロール20とアスファ
ルト版19とが交互に重ね合わされた壁体16aの内部
を通過する際に大きく減衰されることとなり、透過した
振動が小さくなる。また、内部の発泡スチロール20は
ジベル筋21を介してアスファルト19によって固定さ
れているため地下水位によって浮き上がるようなことが
ない。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の地盤内壁体は、地盤内
に内部に空洞が形成された筒状部材を束状に連ねて壁体
を形成したのものであるので、地盤中を伝わる振動が、
筒状部材の内部を通過することにより大きく減衰され、
該壁体を透過した振動が小さくなる。また、地下水位が
壁体内の空洞に侵入することができるため、地下水位に
よって壁体が浮き上がることがない。また、地盤内にア
スファルト版と発泡スチロール版とを交互にかつ層状に
重ね合わせて壁体を形成した場合にも、地盤中を伝わる
振動が壁体の内部を通過する際に、従来のコンクリート
壁を用いた場合に比べて大きく減衰されることとなり壁
体を透過した振動が小さくなる。また、内部発泡スチロ
ールはアスファルトによって固定されているため地下水
位によって浮き上がるようなことがないという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の地盤内壁体の実施例を示
すものであり、第1図は地盤内壁体の第1実施例を示し
一部断面をした斜視図、第2図は地盤内壁体の第2実施
例を示し一部断面をした斜視図、第3図は地盤内壁体の
第3実施例を示し一部分を断面した斜視図、第4図は地
盤内壁体の設置された場所の概要を示す側断面図、第5
図(a)。 (b) 、 (c)は第1.第2実施例の地盤内壁体を
構築する方法を説明するための説明図、第6図(a) 
、 (b) 。 (c)は第3実施例の地盤内壁体を構築する方法を説明
するための説明図、第7図は地盤内壁体の作用を説明す
るための説明図、第8図ないし第1O図は従来の技術を
示す図であり、第8図はコンクリート製の地盤内壁体の
斜視図、第9図は発泡スチロール製の地盤内壁体の斜視
図、第10図は発泡スチロールとコンクリートとを層状
に重ねて製作された地盤内壁体の斜視図である。 G・・・・・・地盤、16・・・・・・地盤内壁体、1
6a・・・・・・壁体、17・・・・・・有孔塩化ビニ
ル管(rtJ状部材)、17a・・・・・・孔、19・
・・・・・アスファルト、20・・・・・・発泡スチロ
ール、21・・・・・・ジベル筋。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地盤内に塩化ビニル管等のように内部に空洞が形
    成された筒状部材を束状に連ねて壁体を形成したことを
    特徴とする地盤内壁体。
  2. (2)地盤内にアスファルト版と発泡スチロール版とを
    交互にかつ層状に重ね合わせて壁体を形成したことを特
    徴とする地盤内壁体。
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