JPH01235712A - 防振地盤の形成方法 - Google Patents

防振地盤の形成方法

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Publication number
JPH01235712A
JPH01235712A JP6439888A JP6439888A JPH01235712A JP H01235712 A JPH01235712 A JP H01235712A JP 6439888 A JP6439888 A JP 6439888A JP 6439888 A JP6439888 A JP 6439888A JP H01235712 A JPH01235712 A JP H01235712A
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JP
Japan
Prior art keywords
vibration
wall surface
hole
prevent
ground
Prior art date
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Pending
Application number
JP6439888A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Fukuoka
福岡 正巳
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Individual
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Publication date
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Publication of JPH01235712A publication Critical patent/JPH01235712A/ja
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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば道路上を走行する車両や工場等から
発生する振動(又は震動)が、地盤を介して隣接する地
盤に伝わるのを防止する防振地盤の形成方法に関する。
(従来の技術及び問題点) 交通量が多い道路においては、そこを通行する車両によ
って振動が発生し、この振動が道路に隣接する建築物に
伝わり、大きな公害問題を引き起こしている。また工場
等もこのような振動発生源になることは、知られている
ことである。
従来このような震動を防止するために、建築物の周囲に
溝を掘削する手法が知られている。
しかしながらこの場合溝壁の壁面の崩壊に留意しなけれ
ばならず、そのために例えば地下鉄工事や下水道工事等
における山留工のように二側に鋼矢板を打ち込み、その
間に切りばりを設置するという手法があるが、このよう
な方法は多大な費用がかかるだけでなく、耐久性に乏し
いという問題点があった。また深度もせいぜい10m程
度であり、それ以上深くすることは困難である。
この発明は上記のような従来の背景に基づいてなされた
ものであって、壁面の崩壊を確実に防止しつつ、地盤を
介して振動が伝達するのを防止することができ、しかも
施工費用が安価で済む防振地盤の形成方法を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためのこの発明は、振動発生源をも
つ地盤領域と、この領域に隣接して前記振動が伝達する
のを防止しようとする地盤領域との間に、振動伝達方向
と交叉する方向に沿って穴を掘削し、この穴内に緩衝機
能をもつ穴壁の壁面保護部材を設置することを特徴とす
るものである。
(作 用) 地盤を介して伝達する振動エネルギーは緩衝機能をもつ
壁面保護部材によって吸収され、振動伝達が阻止される
。同時にこの壁面保護部材によって壁面の崩壊が防止さ
れる。
(実施例) 以下図面に示す一実施例に基づいてこの発明を説明する
第1,2図において地盤領域Aは走行車両1や工場等の
振動発生源をもち、この発明は地盤領域Aに隣接して建
築物2をもつ地盤領域Bにすなわち建築物2に振動が伝
達するのを防止しようとするものである。
そのためにまず、地盤領域Aと地盤領域Bとの間におい
て振動伝達方向と交叉する方向に延びる溝3をバックホ
ウ等により掘削する。この溝3の長さおよび深度は、防
振する地盤領域の面積、振動の大きさ等に応じて適宜決
定する。
掘削した溝3には壁面保護部材4を投入し、壁面保護部
材4と溝の壁面との間は埋戻す。壁面保護部材4として
はこの実施例では緩衝機能を有する多数の発泡スチロー
ル(E、P、S)片が使用され、この発泡スチロール片
全体をビニルシート等のジオメンブレン5で被覆して水
の浸入を防止する。このような発泡スチロール片を使用
する場合、廃材を利用できて経済的である。
第3図に示すように壁面保護部材として発泡スチロール
片に代えて発泡スチロール板を使用してもよく、この場
合板の周面を防水剤でコーティングして水の浸入を防止
すれば、そのまま使用できる。
上記のようにして防振地盤すなわち防振地中壁が形成さ
れ、地盤領域Aからの振動は壁面保護部材4によって吸
収され、地盤領域Bへの振動伝達が防止される。
上記の例は掘削深度が浅い場合にはよいが、防振すべき
地盤の面積が広く、深度を深くする必要がある場合には
施工費用が高くなる。
このように掘削深度が深くなる場合には第4゜5図に示
すように、アースオーガー、ベット、リバースサーキュ
レーションドリル、井戸堀り機械等の掘削機械を使用し
て大深度(Loom程度まで可能)の多数の円形穴3′
を地盤領域Aと地盤領域Bとの間に掘削する。そして円
形穴3′の内部にはこれを掘削する都度、壁面保護部材
を構成する上下端が閉鎖されたパイプ14を挿入設置す
る。パイプ14はそれ自体が振動を伝達しないように、
鋼製ではなく、例えばプラスチック製のものが使用され
、深度が極めて大になる場合には、強化プラスチックパ
イプを使用すればよい。例えばFRPM管の場合、直径
3゜cmのもので外圧10kg/ c m2に堪えるこ
とができるので100m程度の深さの防振地中壁を造る
ことができる。パイプ14の配列は第5図(a)、(b
)に示すように一列あるいは多数列(図示の例は2列)
等の各種が考えられる。パイプ14は壁面の崩壊を防止
すると共に、その内部の空気が振動を吸収し、その伝達
を防止する。
第6図に示すようにパイプ14に代えて上下端が閉鎖さ
れたゴムホース等の可撓性ホース24を用いてもよい。
この場合ホース24の下部を上端が開放した短尺の剛性
バイブロで支持すると共に、上部を下端が開放した短尺
の剛性パイプ7で覆い、ホース24の上端に設けた図示
しない弁付の注入口8から圧縮空気を供給し、ホース2
4の内圧を高めて土庄に対抗させる。このホース24の
内圧により壁面が保護されると共に、振動伝達が防止さ
れる。
地表面は一般に舗装されていることが多いが、この発明
においても孔壁保護部材の設置後、表面に舗装を施せば
よい。
(発明の効果) 以上のようにこの発明によれば、振動発生源をもつ地盤
領域と振動を防止しようとする地盤領域との間に穴を掘
削して、その内部に緩衝機能をもつ壁面保護部材を設置
するので、該保護部材゛によって振動を吸収し、その伝
達を防止すると同時に壁面の崩壊を防止でき、これによ
り公害問題を解消することができる。しかも壁面保護部
材はこれを単に孔内に挿入設置するだけでよく、山留工
に使用するような大掛かりな設備とならないので、施工
費用も安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は同
上の平面図、第3図は別の実施例を示す断面図、第4図
はさらに別の実施例を示す断面図、第5図(a)、(b
)はパイプの配列例を示す平面図、第6図はさらに別の
実施例を示す断面図、第7.8図は第6図のそれぞれ線
■−■および線■−■に沿った断面図。 3・・・溝        3′・・・円形穴4・・・
壁面保護部材   6.7・・・剛性パイプ8・・・注
入口 14・・・パイプ(壁面保護部材) 24・・・可撓性ホース(壁面保護部材)A・・・振動
発生源をもつ地盤領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、振動発生源をもつ地盤領域と、この領域に隣接して
    前記振動が伝達するのを防止しようとする地盤領域との
    間に、振動伝達方向と交叉する方向に沿って穴を掘削し
    、この穴内に緩衝機能をもつ、穴壁の壁面保護部材を設
    置することを特徴とする防振地盤の形成方法。
JP6439888A 1988-03-16 1988-03-16 防振地盤の形成方法 Pending JPH01235712A (ja)

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JP6439888A JPH01235712A (ja) 1988-03-16 1988-03-16 防振地盤の形成方法

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JPH01235712A true JPH01235712A (ja) 1989-09-20

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JP (1) JPH01235712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02108730A (ja) * 1988-10-14 1990-04-20 Shimizu Corp 地盤内壁体
JP2015507105A (ja) * 2011-11-29 2015-03-05 モクポ ナショナル マリタイム ユニバーシティー インダストリー−アカデミック コーオペレーション ファウンデーションMokpo National Maritime University Industry−Academic Cooperation Foundation 埋込型共鳴筒を用いた地震波防振壁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02108730A (ja) * 1988-10-14 1990-04-20 Shimizu Corp 地盤内壁体
JP2015507105A (ja) * 2011-11-29 2015-03-05 モクポ ナショナル マリタイム ユニバーシティー インダストリー−アカデミック コーオペレーション ファウンデーションMokpo National Maritime University Industry−Academic Cooperation Foundation 埋込型共鳴筒を用いた地震波防振壁

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