JPH02107908A - 釣用リール - Google Patents

釣用リール

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JPH02107908A
JPH02107908A JP26241588A JP26241588A JPH02107908A JP H02107908 A JPH02107908 A JP H02107908A JP 26241588 A JP26241588 A JP 26241588A JP 26241588 A JP26241588 A JP 26241588A JP H02107908 A JPH02107908 A JP H02107908A
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fishing line
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detector
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Yoshiyuki Furomoto
儀幸 風呂本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は釣用リール、詳しくは、スプールから繰出され
た釣糸の現在距離を表示できるようにした釣用リールに
関する。
(従来の技術) 一般に、繰出した釣糸の現在距離を表示できるようにし
たリールは、実公昭52−40157号公報に見られる
ように、スプールに巻装する釣糸の巻装部外層と接触し
て回転するローラをもった測定器と、この測定器からの
測定値信号を演算する演算部と該演算部から出力する現
在距離を順次数字表示する表示部をもった距離計数カウ
ンターとをリールボディに装着して、前記表示部を見る
ことにより繰出した釣糸の現在距離を読取ることができ
るように構成されている。
(発明が解決しようとする課題) 所が、以上の如く構成された従来のリールは、前記測定
器と距離計数カウンターとをリールボディに装着した状
態で、しかも前記測定器のローラを前記釣糸の巻装部外
用に接触させて魚釣りするものであるから、リールを装
着する釣竿を把持する手の指を前記スプールの外周部に
接触させて前記スプールの回転に抵抗を与える場合、即
ちサミングする場合に前記ローラをもった測定器が邪魔
となるし、又、前記スプールをフリー回転させて前記釣
糸を繰出す場合、前記スプールの回転抵抗が大きくて所
定の棚までの到達時間が長くなる問題があり、又、前記
約糸巻装部外周と接触する前記ローラの回転部分に海水
の塩がかみこんで、このローラの回転が重くなり、前記
測定器の故障の原因になり易い問題があり、又、前記ロ
ーラに水が付いて該ローラがスリップし、釣糸繰出距離
の誤差が大となる問題があった。
本発明は以上の如き従来の問題点に鑑み発明したもので
、目的は、繰出された釣糸の現在距離を表示できながら
、サミングを容易に行うことができると共に、フリー回
転時におけるスプールの回転抵抗を減少でき、更に測定
器の回転部分に塩がかみ込むのを防止できると共に、表
示部に表示する現在距離の誤差を小さくすることができ
るようにする点にある。
(課題を解決するための手段) しかして、本発明は、スプール(2)に巻装する釣糸の
巻装長さを実測する測定器(3)を、前記スプール(2
)を回転自由に支持したリールボディ(1)に対し着脱
可能に取付けると共に、前記リールボディ(1)に、前
記スプール(2)の回転数を検出する検出器(4)と、
前記測定器(3)のり−ルボディ(1)への装着時、こ
の測定器(3)により測定した測定値に対応して前記検
出器(4)からの回転数信号を実測距離に演算して記憶
し、かつ前記測定器(3)の取外し時、前記検出器(4
)で検出したスプールの回転数を、前記記憶した記憶値
に基づいて現在距離に演算する中央演算装置(5)と、
この中央演算装置(5)から出力する現在距離を表示す
る表示部をもった表示器(6)とを設けたものである。
(作用) 測定器(3)をリールボディ(1)に装着してスプール
(2)を回転し、該スプール(2)に釣糸を巻装するこ
とにより、この釣糸の巻装長さを実測できると共に、前
記スプール(2)の回転数を検出器(4)で検出できる
のであり、又、中央演算装置(5)により、前記測定器
(3)で測定した測定値に対応して前記検出器(4)か
らの回転数信号を実測距離に演算して記憶できるのであ
る。そして、魚釣時は、前記測定器(3)をリールボデ
ィ(1)から取外して、前記スプール(2)を回転し、
該スプール(2)に巻装した釣糸を繰出すのである。こ
の場合、前記スプール(2)の回転数を前記検出器(4
)で検出できると共に、前記中央病′n装置(5)によ
り、前記検出器(4)で検出したスプールの回転数を、
前記記憶した記憶値に基づいて現在距離に演算でき、こ
の現在距離を中央演算装置i! (5)から表示器(6
)に出力して該表示器(6)の表示部に現在距離を表示
できるのである。
(実施例) 図示したリールは、モータを備えた電動式両軸受リール
であるが、手動式のリールであってもよいし、又、両軸
受リール以外のリールであってもよい。
図において、(1)は一対のサイドフレーム(11)(
12)を備えたリールボディであって、前記サイドフレ
ーム(11)  (12) 間ニハスプール(2)を回
転自由に支持しており、又、前記一方のサイドフレーム
(11)には、前記スプール(2)を駆動するモータ(
MT)を内装し、このモータ(MT)と前記スプール(
2)との間の駆動経路に、前記モータ(MT)の駆動力
を前記スプール(2)に伝達、遮断するクラッチ(図示
せず)を設け、前記スプール(2)の約糸繰出方向への
正転時、前記クラッチを切って前記スプール(2)をフ
リー回転可能とし、このスプ−ル(2)に巻装した釣糸
における約仕掛けの重さで正転方向にフリー回転させる
ようにし、又、スプールの釣糸巻取方向への逆転時、前
記クラッチを入れて前記モータ(MT)を駆動し、前記
スプール(2)を逆転させるようにしている。
しかして、本発明は前記スプール(2)に巻装する釣糸
の巻装長さを実測する測定器(3)を、前記リールボデ
ィ(1)に対し着脱可能に取付けると共に、このリール
ボディ(1)に、前記スプール(2)の回転数を検出す
る検出器(4)と、前記測定器(3)のリールボディ(
1)への装着時、この測定器(3)により測定した測定
値に対応して前記検出器(4)からの回転数信号を実測
距離に演算して記憶し、かつ前記測定器(3)の取外し
時、前記検出器(4)で検出したスプールの回転数を、
前記記憶した記憶値に基づいて現在距離に演算する中央
演算装fi!! (5)と、この中央演算装置(5)か
ら出力する現在距離を順次表示する表示部をもった表示
器(6)とを設けたのである。
前記測定器(3)は、第1〜3図に示す如く、前記スプ
ール(2)に巻装する釣糸の巻装部外周と接触して回転
するローラ(31)と、該ローラ(31)を支持し、前
記巻装部の外径変化に対応して、軸(32)を中心に揺
動する揺動体(33)と、前記ローラ(31)の回転と
連動し、一つのマグネット(34a)をもった回転体(
34)と、これら揺動体(33)と回転体(34)とを
支持する測定ケース(35)とを備え、この測定ケース
(35)を、前記中央演算1t(5)及び表示器(6)
を内装するハウジング(7)に着脱可能に取付けている
。具体的には、第1〜3図に示す如く測定ケース(35
)の一端側に前記軸(32)を介して前記揺動体(33
)を揺動自由に支持し、との揺動体(33)の先端ニ前
記ローラ(31)を枢支し、このローラ(31)の回転
を、複数の連動ギヤ(36)を介して前記軸(32)に
伝達するように成すと共に、前記測定ケース(35)の
中央部に前記回転体(34)を枢支し、前記軸(32)
の回転を、複数の連動ギヤ(37)を介して前記回転体
(34)に伝達するように成す一方、前記測定ケース(
35)の一端に、前記ハウジング(7)の一端部下面に
係止する係止片(35a)を設けると共に、他端に取付
ねじ(38)を螺むし、この取付ねじ(38)の先端縁
と当接する当接部をもった支持片(13)を前記サイド
フレーム(11)の、1mに突設し、前記係止片(35
a)を前記ハウジング(7)の一端部下面に係合させて
前記取付ねじ(38)を回転操作することにより前記測
定ケース(35)をリールボディ(1)に対し着脱でき
るようにしている。尚、前記マグネット(34a)は、
前記回転体(34)の外周部に、周面■すが露出するよ
うに埋設している。
そして、前記ハウジング(7)内に、前記回転体(34
)のマグネット(34a)と対向する二つの中継スイッ
チ(3a)(3b)を前記回転体(34)の回転方向に
変位して内装し、前記マグネット(34a)”の1回の
回転により各中継スイッチ(3a)  (3b)が1回
オン・オフ動作し、そのオン動作時、パルス信号を出力
するようになっている。又、これら中継スイッチ(3a
)(3b)は、前記スプールの釣糸繰出方向への回転(
以下正転という)時、中継スイッチ(3a)がオン動作
した後、中継スイッチ(3b)がオン動作し、又、前記
スプール(2)の釣糸巻取方向への回転(以下逆転とい
う)時、中継スイッチ(3b)がオン動作した後、中継
スイッチ(3a)がオン動作するようになっており、前
記回転体(34)の回転方向と、その回転数信号が前記
中央演算装置(5)の演算部に入力されるようにしてい
る。尚、前記中継スイッチ(3a)(3b)は、ホール
素子、リードスイッチなどの磁気感応素子から成る無接
点スイッチを用いている。
又、前記検出n (4)は、第4図に示す如く前記スプ
ール(2)におけるフランジ(2a)に埋設する一つの
マグネッ)(41)とホール素子、リードスイッチなど
の磁気感応素子から成る二つの無接点検出スイッチ(4
2)(43)とから成り、この各検出スイッチ(42)
(43)を、前記ハウジング(7)に連結する検出ケー
ス(44)に内装して、前記マグネッ)(41)と対向
する位置に前記スプール(2)の回転方向に変位して配
置するのであって、前記マグネット(41)の1回の回
転により各検出スイッチ(42)(43)が1回オン・
オフ動作し、そのオン動作時、パルス信号を出力するよ
うになっている。又、これら検出スイッチ(42)(4
3)は、前記スプールの正転時、検出スイッチ(42)
がオン動作した後、検出スイッチ(43)がオン動作し
、又、前記スプール(2)の逆転時、検出スイッチ(4
3)がオン動作した後、検出スイッチ(42)がオン動
作するようになっており、前記スプール(2)の回転方
向と、その回転数信号が前記中央演算装置(5)の演算
部に入力されるのである。
又、前記中央演算v2置(5)は、演算部で演算した前
記実測距離と、演算部で演算した前記現在距離とをそれ
ぞれ対応させながら記憶できるようになっており、又、
前記表示器(6)は、前記中央演算装置(5)の演算部
で演算する前記現在距離を順次表示する第1表示部(6
1)と、中央演算装置(5)の記憶部で記憶した前回距
離を表示する第2表示部(62)とを備えているのであ
る。
又、前記中央演算装!(5)は、前記繰出した釣糸の現
在距離が2桁以下の場合、前記各表示部(eil)(6
2)に小数点表示し、3桁の場合小数点なしで表示する
表示選択機能と、セット人力で所定の現在距離を第2表
示部(62)に移して表示する移換機能とを備えている
。尚、前記測定器(3)で測定する測定値は、前記中継
スイッチ(3a)  (3b)から出力する回転数信号
が20シグナルで縁出量が1mになるようにしており、
従って、20シグナルが中央線W、装rIl(5)に入
力したとき、この20シグナル間に前記検出器(4)か
ら中央演算装置(5)に入力された回転数信号を1mに
演算するようにしている。
前記表示選択機能による表示は、前記現在距離が2桁以
下の場合、前記中継スイッチ(3a)(3b)からの回
転数信号が20シグナルの2分の1シグナル、即ち、1
0シグナルに見合う0゜5m単位で、又、3桁の場合前
記回転数信号が20ングナルで1m単位で次の如くデジ
タル表示するのである。
■ 1桁の場合 Om→0.0 0.5m→0.5 1m→1.0 ■ 2桁の場合 12.5m→12.5 50m→50.0 ■ 3桁の場合 101 m→ 101 又、前記中央演算装置(5)には、第6図の如く前記モ
ータ(MT)を駆動するスタートスイッチ(SW、)と
、第1表示部(61)における現在距離の表示を第2表
示部(62)に移換させるための手動セットスイッチ(
SW2)と、手動リセットスイッチ(SW、)と、イカ
釣時に使用する手動イカスイッチ(SW、)と、遮断音
を発信する発信A (8)とが接続されている。
以上の如く構成したリールは、魚釣りする前に、家庭で
或は釣場で測定器(3)をリールボディ(1)に装着し
、モータ(MT)を、前記スプール(2)を逆転させる
方向に駆動して該スプール(2)に巻装する釣糸の巻装
長さを実測するのであり、又、この巻装長さを実測した
後、前記測定器(3)はリールボディ(1)から取外す
のである。又、前記実測した後、前記手動セットスイッ
チ(SW2)と手動リセットスイッチ(SW)とイカス
イッチ(SW、)とのうち何れか−つのスイッチを入力
操作すると前記実測値の中央演WH!(5)への入力が
完了するのである。
又、測定器(3)の取付けは、測定ケース(35)の係
止片(35a)をハウジング(7)の一端側下端面に係
止して前記測定ケース(35)を前記ハウジング(7)
の上面に載せて回転体(34)を中継スイッチ(3a)
  (3b)と対向させ、取付ねじ(38)を操作して
、該取付ねじ(38)の先端を支持片(13)に押圧す
ることにより取付けることができるのであり、又、前記
取付ねじ(38)を弛緩することにより前記測定器(3
)を取外すことができるのである。尚、前記測定器(3
)の取付時は、糸巻きに巻装された釣糸の一端を前記ス
プール(2)の胴部外周に取付けると共に、前記測定器
(3)のローラ(31)を前記スプール(2)の胸部外
周に接触させるのであって、前記スプール(2)の回転
に伴い前記ローラ(31)が回転すると共に、揺動体(
33)が釣糸巻装部の外径変化に対応して揺動するので
ある。
次に、前記中央演算装! (5)内のプログラムにより
制御される動作を第7図に示すフローチャートに基づい
て説明する。尚、第7図において(N)は第1表示部(
61)に表示する現在距離、(M)は第2表示部(62
)に表示する前回距離である。
しかして、スタート時、記憶されたすべての値がクリア
されているので、第1表示部(61)及び第2表示部(
62)における前回距離(M)及び現在距離(N)の表
示は0になっている(ステップ101.102)。
この状態で、スプール(2)が釣糸繰出方向に正転して
いるか、釣糸巻取方向に逆転しているかどうかが判断さ
れ(ステップ103)、逆転であると、中継スイッチ(
3a)  (3b)が入力されているかどうかが判断さ
れ(ステップ104)、入力されていると、サブルーチ
ンリーダー(ステップ105)に移り、又、入力されて
いなければ、サブルーチンリーダー(ステップ105)
を迂回して(ステップ107)に移る。
前記サブルーチンリーダーは、第8図に示す如くステッ
プ(105−1)〜(105−8)から成り、先ず前記
表示部(81)(82)の表示を実測値入力中のモード
にする(ステップ105−1)。そして測定器(3)に
より測定した測定値に対応して検出器(4)からの回転
数信号が実測距離に演算されて補助メモリー(D)とし
て記憶部に記憶され(ステップ105−2)、次に実測
距離入力が終了したかどうかが判断され(ステップ10
5−3)、前記手動セットスイッチ(SW2)と手動リ
セットスイッチ(SW、)とイカスイッチ(SW、)と
のうち何れか一つのスイッチの入力があれば、前記実測
距離が規定圧Wi(好ましへは50m)以上であるか否
かが判断され(ステップ105−4) 、規定距離以下
であれば現在距離の表示を正確にできなくなるため、入
力した実測距離をキャンセル(ステップ105−5)し
てステップ(107)へ移る。又、規定距離以上であっ
て、メインメモリー(E)として記憶部に記憶されてい
る実測距離があれば、このメインメモリー(E)の実測
距離を前記補助メモ+J−(D)の実測距離と入れ替え
(ステップ105−6) 、発信器(8)からセット完
了音が発信される(ステップ105−7)。このとき、
表示部(61)(62)をOの表示にすることを指令す
る(ステップ105−8)。
この後、前記測定器(3)をリールボディ(1)から取
外し、この測定器(3)がない状態で魚釣りするのであ
る。尚、前記記憶部に入力したデータは、再度前記測定
器(3)をリールボディ(1)にMUして釣糸を巻き直
さない限りクリアされないのである。
そして、この状態でスプール(2)が釣糸繰出方向に正
転しているか、釣糸巻取方向に逆転しているかどうかが
判断され(ステップ106)、正転であるとその回転数
がカウントされる(ステツブ107)。そして、現在距
離(N)が100m以上かどうかが判断され(ステップ
108)、100m以上であれば小数点なしの3桁で第
1表示部(61)に表示され、100m未溝で6れば小
数点表示される(ステップ109)。
このとき、前回距離(M)が記憶されていれば、現在距
離(N)が前回距離CM)に対し5m以内になったかど
うかが判断され(ステップ110)、5mになっている
と、発信器(8)から棚取り断続音が3秒間発信され(
ステップ111)、前回距離(M)に近づいたことが釣
人に知らされる。又、1回目の魚釣時など、前回距離(
M)がOmの場合、ステップ(110)で5mになって
いないと、ステップ(111)を迂回し、断続音を発信
させることなく次ステツプ(112)へ移る。
このステップ(112)では、手動セットスイッチ(S
W2)が入力されているか否かが判断され、手動セット
スイッチ(SW2)が入力されていると、発信器(8)
から1秒間連続音を発信しくステップ113)、手動セ
ットされたことを釣人に知らせる。このとき、即ち前記
手動セットスイッチ(SW2)を入力した時点での現在
距離(N)を前回距離(M)に置換えて、第2表示部(
62)に表示することを指令する(ステップ114)。
このとき、第2表示部(62)に移換する距Wl(M=
N)が100m以上か否かが判断され(ステップ115
)、100m以上であれば小数点なしの3桁で前回距離
(M)が表示され、100m未溝で6れば小数点表示さ
れる(ステップ116)。
次にこの状態で3秒以内に検出器(4)から4シグナル
以上の回転数信号が中央演算装置(5)の演算部に入力
されたか否か、つまり、前記第2表示部(62)への移
換後スプール(2)が回転しているかどうかが判断され
(ステップ117)、3秒以内における釣糸の現在距離
が少ないか、又は零の場合スプール(2)の回転方向が
判断され(ステップ11B)、釣糸巻取方向に逆転であ
ると、現在距離(N)が記憶部にメモリー(A)として
記憶される(ステップ119)。
こ\でステップ(112)で手動セットスイッチ(SW
2)を入力していなかった場合、現在用fR(N)が記
憶部に、メモリー(A)として記憶されるだけで、第2
表示部(62)に表示されない。
又、前記第2表示部(62)への移換後、釣糸の巻取り
又は繰出しがあって、3秒以内に検出器(4)から4シ
グナル以上の回転数信号が中央演算装置(5)の演算部
に入力されている場合、つまり、ステップ(117)で
判断がrYESJの場合ステップ(103)へ戻る。
ステップ(118)で、スプール(2)が釣糸繰出方向
に正転している場合、ステップ(107)へ戻る。
次に以上の如くメモリー(A)を記憶した後逆転する場
合、つまり釣糸を巻取る場合、ステップ(112)で手
動セットスイッチ(SW2)を入力していなければ、こ
の段階で手動セットスイッチ(SW2)を入力するので
あるが、この入力によりステップ(121)〜(124
)で、前記したステップ(113)〜(118)と同じ
制御が行なわれ、連続音発信後第1表示部(61)の現
在距離(N)が第2表示部(62)に表示される。
又、手動セットスイッチ(SW2)を入力していなけれ
ば、つまり、ステップ(120)で、「NO」の判断が
出力したときにはステップ(125)へ移る。このステ
ップ(125)では、釣糸がスプール(2)に巻取られ
ることにより現在用M (N)が減算されるが、omよ
り小さいがどうか、つまり完全に巻取っているがどぅが
が判断され、Omより大きい場合には、その回転数がカ
ウントされる(ステップ126)。
そして、その回転数のカウントに応じ(ステップ127
) 、m1表示部([31)l:現在用wi(N)が減
算されながら表示される(ステップ128)。
次に、現在圧[(N)が5mより大きいがどうかが判断
され(ステップ129)、5mより小さい場合には3秒
以内に10シグナル以上の回転数信号が演算部に入力さ
れているかどうか、つまり、巻取りが続いているかどう
かが判断され(ステップ130)、巻取りが終了してい
ればステップ(131)〜(134)から成る自動リセ
ットのルーチンに移る。
この自動リセットルーチンは、先ず第2表示部(62)
に前回圧m (M)が表示されているが否かを判断しく
ステップ131)、表示されていない場合、即ち判断が
rYESJの場合、記憶部にメモリー(A)が記憶され
ているかどうかが判断され(ステップ132)、記憶さ
れていれば前記メモリー(A)が第2表示部(62)に
、小数点又は3桁表示の判断(ステップ134)がなさ
れた後、表示され(ステップ135)、その後、この表
示を除いてメモリー(A)及び後記するメモ!J−(B
)(C)及び現在距離(N)はすべてクリアされる(ス
テップ136)。
また、ステップ(131)で第2表示部(62)に前回
圧[(M)が表示されているときは前記ステップ(13
2)(133)を迂回し、また、ステップ(132)で
メモリー(A)が記憶されていないときには、後記する
メモリー(B)が第2表示部(62)に表示されること
になる。
尚、以上の自動リセットルーチンにおいて、手動リセッ
トスイッチ<SWS>が入力されると、その入力時点で
、最優先でステップ(136)でのクリアが実行される
又、前記ステップ(129)において現在圧FW (N
)が5mより大きいと判断された場合、現在距離(N)
が7mと同じか否かが判断され(ステップ137)、同
じである場合(ステップ138)、発信器(8)から5
秒間断続音を発信し、仕掛けが舟べりに近づいたことを
釣人に知らせ、仕掛けが釣竿に巻込まないようにする。
そして、次にステップ(139)でスプール(2)の回
転方向が判断され、釣糸巻取方向に逆転している場合、
ステップ(120)へ戻り、繰出方向に正転している場
合、つまり、巻取りから繰出しに移った場合は再びステ
ップ(107)へ戻る。
又、釣糸の縁出し後、すぐに魚が掛かって、繰出した釣
糸を巻取る場合などステップ(103)でスプール(2
)が釣糸巻取方向に逆転していると、ステップ(103
)で逆転が判断される。そして、そのとき中継スイッチ
(3a)(3b)が入力されているかどうかが判断され
(ステップ104)、このスイッチ(3a)  (3b
)が入力されていなければステップ(105)を迂回し
て、スプール(2)が正転しているかどうかが(ステッ
プ106)で判断された後、逆転であると現在圧m (
N)がOmより大きいかどうかが判断され(ステップ1
40)、大きいとそのときの現在距離(N)が記憶部に
メモリー(C)として記憶される(ステップ141)。
そして、このメモリー(C)の値と、前回の記憶値、即
ち、メモリー(B)とが比較され(ステップ142)、
メモリー(C)の値がメモリー(B)の値より大きい場
合、即ちB−C>Oの場合、メモリー(C)の値がメモ
リー(B)として記憶される(ステップ143)。
また、前記メモリー(C)の値がメモリー(B)の値よ
り小さい場合、ステップ(142)からステップ(12
0)へ移る。即ち、すべての値がクリアされた後、最初
に釣糸を斤出す場合、メモリー(B)の値は零となって
いるから、最初のメモリー(C)の値をメモリー(B)
として記憶するのである。
そして、前記した自動リセットを行う場合、メモリー(
A)が記憶されていなければ、前記メモリー(B)が第
2表示部(62)に表示される。
しかして、以上の制御系統流れにおいて、第9図に示し
た如く、手動セットスイッチ(SW2)を入力せず、ス
テップ(117)で3秒以上静止された後、釣糸を巻取
った場合、静止時における現在距離(N)がメモリー(
A)として記憶されるのであり、巻取後の自動リセット
により前記メモIJ−(A)が第2表示部(62)に表
示される。そして、この状態で2回目以降仕掛けを没入
し、釣糸を繰出した場合、現在距離(N)が前回距11
t (M)の手前5mになったとき、発信器(8)から
3秒間断続音が発信され、前回距離(M)に近づいたこ
とが釣人に知らされる。
又、第11図の如く前回距離(M)に繰出した復色の当
たりがないので、例えば釣糸を更に繰出して棚取り位置
を変更した場合、記憶部にメモリー(A)が記憶される
ことなく、ステップ(107)へ戻り、再びステップ(
117)までの制御を繰返すのである。そして、所定距
離になって3秒以上例えば6秒静止させると、そのとき
の現在距離(N)が記憶部にメモリー(A)として記憶
されるのである。そして、釣糸の巻取後自動リセットに
よりメモリー(A)として記憶された距離が第2表示部
(62)に表示されるのである。
即ち、棚取りを複数回行った場合、最後の棚取り位置の
値が、メモリー(A)として記憶され、このメモリー(
A)に相当する距離が第2表示部(62)に表示される
のである。又、第12図の如く棚取り位置を50m位置
から60m位置に変更して、この80m位置で当たりが
あって、手動セットスイッチ(SW2)を入力すると、
そのときの現在距離(N)が第2表示部(62)に表示
される。この手動セットは、釣糸の繰出後、巻上げて各
メモリー(A)〜(C)がリセットされるまでの間、棚
取り位置の変更が複数回行われても、最初に操作した手
動セットスイッチ(SW2)による現在距離(N)の第
2表示部(62)への表示が優先し一度手動セットする
と、次回に再度手動セットしても前回の距離(M)は変
更できない。但し、その繰出した釣糸を巻取って各メモ
リー(A)〜(C)がリセットされると、自動的なセッ
ト、手動セットのどちらのセットも可能となる。
尚、以上説明した実施例では測定器(3)により測定し
た測定値を中央演算装置(5)に入力する手段として、
ホール素子などの磁気感応素子から成る中継スイッチ(
3a)  (3b)を用いたが、その構成は特に限定さ
れるものでない。しかし前記中継スイッチを用い、この
スイッチを前記ハウジング(7)に内装することにより
、前記ハウジング(7)を容易に密封構造にすることが
できるのである。又、前記中継スイッチ(3a)(3b
)を前記測定器(3)の測定ケース(35)に内装して
、測定器(3)をリールボディ(1)に取付けたとき前
記スイッチ(3a)(3b)を前記中央演算装置(5)
の入力側に電気的に接続できるようにしてもよい。
又、ホール素子などの磁気感応素子から成る検出スイッ
チ(42)(43)を備えた検出器(4)を用いたが、
この検出器(4)の構造は特に制限されるものでない。
しかし、実施例の如くマグネブトと2つの検出スイッチ
を備えた構造とすることにより構造簡単で、小形にでき
るのである。尚、この場合、前記マグネット(41)は
、一つである他、複数個であってもよい。
又、前記表示器(6)は、第1表示部(61)のみをも
ったものであってもよい。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、家庭或は釣場において、予
め測定器(3)をリールボディ(1)にHeしてスプー
ル(2)に巻装する釣糸の巻装長さを実測することがで
きて、しかも、この実測後、前記測定器(3)を取外し
ても、魚釣時の現在距離を表示器(6)の表示部に表示
できるのであるから、即ち、前記測定器(3)を取外し
て従来と同様の魚釣ができるのであるから、前記測定器
(3)に邪魔されることなくサミングを容易に行うこと
ができ、非常に使い勝手がよいのである。その上、スプ
ール(2)のフリー回転時における前記スプールの回転
抵抗を減少できて、繰出す釣糸の所定の棚までの到達時
間を短縮できるのであり、更に、測定器の回転部分に塩
がかみ込んでローラの回転が重くなるのを防止できるの
であり、又、前記巻装長さの実測時に測定器(3)が水
に濡れるのも防止できるので、測定誤差を小さくできる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明リールの一実施例を示す一部省略縦断側
面図、第2図は同縦断正面図、第3図は同横断平面図、
第4図は測定器を取外した状態の拡大縦断正面図、第5
図は機能ブロック図、第6図は電気系統回路図、第7図
及び第8図はフローチャート、第9図〜第12図は動作
の模式的な説明図である。 (1)・・・・リールボディ (2)・・・・スプール (3)・・・・測定器 (4)・・・・検出器 (5)・・・・中央演X装置 (6)・・・・表示器 2−1O“/908 (1(J〕 うり!I

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)スプール(2)に巻装する釣糸の巻装長さを実測す
    る測定器(3)を、前記スプール(2)を回転自由に支
    持したリールボディ(1)に対し着脱可能に取付けると
    共に、前記リールボディ(1)に、前記スプール(2)
    の回転数を検出する検出器(4)と、前記測定器(3)
    のリールボディ(1)への装着時、この測定器(3)に
    より測定した測定値に対応して前記検出器(4)からの
    回転数信号を実測距離に演算して記憶し、かつ前記測定
    器(3)の取外し時、前記検出器(4)で検出したスプ
    ールの回転数を、前記記憶した記憶値に基づいて現在距
    離に演算する中央演算装置(5)と、この中央演算装置
    (5)から出力する現在距離を表示する表示部をもった
    表示器(6)とを設けたことを特徴とする釣用リール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05240636A (ja) * 1990-05-16 1993-09-17 Liba Mas Fab Gmbh 経編機のワープビームから引き出される糸の糸長ディジタル測定装置

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58154609A (ja) * 1982-03-09 1983-09-14 Daiwa Seiko Inc 魚釣り用糸長計測装置
JPS6199813A (ja) * 1984-10-22 1986-05-17 Seiko Epson Corp 電子リ−ル

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