JPH02107465A - 取引媒体及び取引媒体情報記録装置 - Google Patents

取引媒体及び取引媒体情報記録装置

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JPH02107465A
JPH02107465A JP63260402A JP26040288A JPH02107465A JP H02107465 A JPH02107465 A JP H02107465A JP 63260402 A JP63260402 A JP 63260402A JP 26040288 A JP26040288 A JP 26040288A JP H02107465 A JPH02107465 A JP H02107465A
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JP
Japan
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data
transaction
medium
recording
transaction medium
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Application number
JP63260402A
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English (en)
Inventor
Terukazu Urano
浦野 照和
Shinya Kamagami
鎌上 信也
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は例えば現金自動取引システム等に用いられる
取引媒体及び取引媒体情報記録装置、特にイメージ情報
を含む個有情報等を記憶する個有情報記憶器を含む取引
媒体、及び前記個有情報記憶器に記憶されるデータが圧
縮されている場合のデータ復元表示機能を有する取引媒
体、並びにデータ圧縮記録機能を有する取引媒体情報記
録装置に関するものである。
[従来の技術] 従来金融機関等で用いられている現金自動取引システム
においては、顧客が暗証番号や預貯金の口座番号などが
記憶されている磁気カードや、ICカード等のキャッシ
ュカードを現金自動取引装置のカード読取り書込み部に
挿入し、続いて現金自動取引装置の数字キーにより暗証
番号を入力すると、この入力された暗証番号と先に挿入
された磁気カードやICカードから既に読取られている
暗証番号とを現金自動取引装置の暗証番号照合手段が照
合し、両者の一致が得られると取引が許可されるように
なっている。
第2図は従来の取引媒体としてのICカードの構造図で
あり、同図(a)は前面図、(b)は側面図である。同
図において、20はカード本体、2はカード読取り書込
み部とデータの授受や電源の供給を受けるためのコンタ
クト部、27の破線内のエリアはエンボスエリア(ea
+boss area) 、28はエンボスエリア内に
エンボスされた文字の例、29は裏面に設けられた磁気
ストライブである。第2図のエンボスエリア27にエン
ボスされる内容は、キャッシュカードの場合金融機関お
よびその支店を表わすコードナンバーや、預貯金の口座
番号と、顧客の氏名などである。なおエンボスは一般に
はカード20の裏面より文字を打出す方法がとられるこ
とが多いが、カードの素材に浮き彫りを施すこともあり
、同図(b)に示すように側面から見るとエンボスされ
た文字28は凸となっている。
第7図は現金自動取引装置のインプリンタ部及びその周
辺部の構造図である。図において、2oはカード本体、
21は伝票用紙で取引伝票32と取引記録紙(ジャーナ
ルともいう) 31とがセットで構成され、一般に感圧
紙などが用いられる。22は印字部、23は巻取り機構
、24はインプリンタ部、25はナイフ、26はフィー
ド機構、28はエンボスされた文字、30はローラであ
る。
第7図の動作を説明する。現金自動取引装置のカード読
取り書込み部へ挿入され、必要な情報が読取られ、暗証
照合の済んだカードは、カード読取り書込み部の後方に
カード通路で連結され設けられたインプリンタ部24へ
搬送される。インプリンタ部24は第7図に示すように
、伝票用紙21の下部にカード本体20がセットされる
と、伝票用紙21の上部にあって、図示しない駆動源に
より、カードのエンボスエリア27に伝票用紙21を押
圧しながら移動するローラ30により、エンボスされた
文字28を伝票用紙21へ転写する。なお伝票用紙21
は一般に感圧紙が用いられ、エンボスされた文字28が
インプリントされると、印字部22により取引内容が印
字されながらフィードされ、取引記録紙31と取引伝票
32とに分離される。取引記録紙31は連続した用紙と
して巻取機構23により巻取られる。
また取引伝票32はナイフ25により1取引分毎に切断
され、該当取引伝票32として図示しない伝票搬送機構
を介して取引成立時に、顧客へ放出されるようになって
いる。
以上のように取引伝票32や取引記録紙31ヘインプリ
ントされたカード上のエンボス文字列の内容は、取引に
用いられた取引媒体°を特定するという機能を有してい
ることから、エンボスされている文字の特徴は余すこと
なくインプリントされ、偽造されたカードのエンボス文
字との相違が判別できることが望ましい。またカード上
のエンボスされた内容は、顧客がどの預貯金口座用とし
て発行されたのかを識別したり、紛失し拾得された際に
所有者の検出を容易にするという効果を有している。
[発明が解決しようとする課題〕 しかし上記構成の従来のカードでは、カード本体の材質
が塩化ビニル等の軟らかいものであるため、エンボスさ
れた文字に傷がついたり、一部陥没したり、変形したり
しやすいため、取引時点での特徴点が変化してしまい、
取引媒体を特定するという目的を果せないという問題が
あった。さらにエンボスされる内容はエンボッサによる
特定の文字に限定されるため、特徴に乏しいという問題
もあった。
また上記のインプリントによる取引媒体情報記録装置で
は、抑圧によって取引伝票や取引記録紙にエンボスされ
た文字を転写するためにインプリンタは機構上高精度で
あることが要求され、また駆動系を要することから、高
価で複雑であるという問題点があった。他の方法として
エンボス部の凹凸を光学的イメージリーダ等で読取りイ
メージ印字する方法も考えられるが、カードの素材や色
等の多様性に対し、読取り性能上汎用性が乏しく、処理
時間も長くなり、装置が大規模となり高価格になるとい
う問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、取引媒体に個有の特徴要素が変化しやすく、さら
にその特徴要素そのものも限定された範囲内のもので多
様性に乏しいといった欠点を除去し、またこの取引媒体
が有する個有情報を記録する取引媒体情報記録装置が複
雑で高価であったり、あるいは特徴要素読取りの不安定
性や処理時間が長い等の問題点を除去し、特徴要素が長
時間安定して維持でき、さらにその特徴要素に多様性を
もたせた取引媒体と、この取引媒体の特徴要素を簡単な
装置で記録できる、安価で高性能な取引媒体情報記録装
置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するだめの手段] この第1の発明に係る現金自動取引システム等に用いら
れる取引媒体は、前記取引媒体毎にイメージ情報を含む
個有情報等を記憶する個有情報記憶器と、任意のイメー
ジ情報を表示することができる表示器と、取引媒体情報
記録装置とデータの交信を行うことができるインタフェ
イス部と、前記個有情報記憶器に記憶されたイメージ情
報を含む個有情報等を前記表示器に表示させる表示制御
と、前記取引媒体情報記録装置との間で、前記側を情報
記憶器に記憶されたイメージ情報を含む個有情報等のデ
ータを前記インタフェイス部を介して交信する交信制御
とを行う表示及び交信制御器と、前記取引媒体内部の機
器に所要電力を供給する電源部とを備えたものである。
またこの第2の発明に係る取引媒体情報記録装置は、前
記取引媒体を用いて取引が実行されたとき、該取引媒体
から情報を読取り記録する取引媒体情報記録装置におい
て、前記取引媒体が挿入されたとき、該取引媒体との交
信により前記個有情報記憶器に記憶されたイメージ情報
を含む個有情報等のデータを読取るデータ読取部と、上
位装置と前記実行された取引内容に関するデータの交信
を行うことができる上位装置用インタフェイス部と、前
記データ読取部からイメージ情報を含む個有情報等のデ
ータを読出し、また前記上位装置用インタフェイス部を
介して前記実行された取引内容に関するデータを読取り
、両データを合成して記録用データを生成する記録デー
タ生成部と、該記録データ生成部によって生成された記
録用データを記録媒体へ記録させる制御を行う記録媒体
記録制御部とを備えたものである。
またこの第3の発明に係る取引媒体は、その内部に光電
変換素子を含み、該光電変換素子が受光したとき発生す
る起電力を利用した電源部を備えたものである。
またこの第4の発明に係る取引媒体は、その内部の個有
情報記憶器に記憶されるイメージ情報を含む個有情報等
のデータが圧縮されている場合、前記圧縮されたデータ
を復元する圧縮データ復元部を備えたものである。
またこの第5の発明に係る取引媒体情報記録装置は、そ
の内部のデータ読取部が前記取引媒体から読取るイメー
ジ情報を含む個有情報等のデータが圧縮されていない場
合、データの圧縮を行うデータ圧縮部を備えたものであ
る。
[作用] この第1の発明においては、現金自動取引システム等に
用いられる取引媒体において、該取引媒体を識別する個
有情報として、取引媒体所有者の署名や印影等のイメー
ジ情報をあらかじめ取引媒体内部の個有情報記憶器に記
憶しておき、″前記取引媒体が外部装置と交信を行なわ
ない場合で、内蔵する電源部が給電可能なときは、前記
イメージ情報を内蔵する表示部に表示する。また前記取
引媒体が外部装置と交信を行なうときは、前記イメージ
情報を含む個有情報を個有情報記憶器より読出し、内蔵
するインタフェイス部を介して外部装置に送出すること
かできる。
この第2の発明においては、前記取引媒体を用いて取引
が実行されたとき、該取引媒体から情報を読取り記録す
る取引媒体情報記録装置において、内蔵する読取部は前
記取引媒体が挿入されたとき、前記個有情報記憶器に記
憶されたイメージ情報を含む個有情報データを読取り、
また内蔵する上位装置用インクフェイス部は上位装置よ
り実行された取引内容に関するデータを受信し、内蔵す
る記録データ生成部は前記個有情報データと取引データ
とを合成して記録用データを生成し、内蔵する記録媒体
記録制御部は前記記録データを記録媒体に記録させる制
御を行うものである。
また取引媒体から個有情報の読取時に、取引媒体のコン
タクト部を介して取引媒体の内部機器に電力を供給する
こともできるものである。
この第3の発明においては、前記取引媒体内部の電源部
が光電変換素子を含み、該光電変換素子が受光したとき
発生する熱電力により内部機器に給電するものである。
この第4の発明においては、前記取引媒体が圧縮データ
復元部を内蔵し、前記個有情報記憶器にデータ圧縮され
たイメージ情報が記憶されているとき、前記個有情報記
憶器から読出した圧縮されたイメージ情報を、前記圧縮
データ復元部を介して復元したイメージ情報とし内蔵す
る表示部に表示し、また内蔵するインクフェイス部を介
して外部装置に送出することもできるものである。
この第5の発明においては、前記取引媒体情報記録装置
がデータ圧縮部を内蔵し、取引媒体から読取る個有情報
であるイメージ情報がデータ圧縮されていない場合、前
記データ圧縮部によりデータ圧縮を行って記録用データ
を生成し、内蔵する記録媒体記録制御部が前記記録用デ
ータを記録媒体に記録するものである。
[実施例] 第1図はこの第1の発明に係る実施例を示す取引媒体の
構造図であり、1は取引媒体、2は取引媒体1に内−蔵
された回路と接続されており、取引媒体情報記録装置と
の間でデータの交信や電源の供給を受けるための電気的
な接続を行うコンタクト部、3は取引媒体1の内部回路
各部へ電力を供給する電源部で、本例では太陽電池を用
いた電源部の例を示す。4は表示部であり、この取引媒
体が記憶する個有情報等を表示するものである。表示素
子は一般に低消費電力とするため液晶素子等が使用され
る。また前記個有情報としては、例えば取引媒体特有者
の署名や印影等のイメージ情報や、さらに該取引媒体が
銀行等の金融機関に開設された預貯金口座に対し発行さ
れたものであれば、その金融機関とその支店名の名称や
コードおよび預貯金口座の口座番号等を含むものである
第3図はこの第1及び第3の発明に係る取引媒体のブロ
ック図であり、1〜4は第1図と同一の機器である。6
は取引媒体1の内部回路全体を制御するマイクロプロセ
ッサ(以下CPUという)、7はCPU6のプログラム
や固定データ等が記憶されている読出し専用記憶器(以
下ROMという)、8はCPU6がプログラムに従って
動作する際にレジスタやスタッカとして使用されたり、
プログラムのワーキングメモリエリアとして機能する読
出し書込み両用記憶器(以下RAMという)、9は個有
情報記憶器で各取引媒体毎に個有な情報、例えば前述の
取引媒体所有者の署名や印影等のイメージ情報や、金融
機関の口座番号等の情報を、この取引媒体発行時に図示
しない取引媒体発行装置により直接に、もしくはCPU
6の制御に基づき電気的に書込み可能とし、さらにこの
取引媒体を使用して行った取引に関するデータや、現時
点での最終取引における預貯金の残高のように取引をす
ることにより新規に発生したり変動するが、保存してお
きたいデータをCPU6の制御により書込み可能とした
プログラマブルROM(以下FROMという)や、電気
的に消去可能なFROM (以下EEPROMという)
等の素子により構成したものである。10は表示制御部
で、CPU6から表示部4に表示すべきデータを受理し
、表示部4を駆動しデータ表示の制御を行うものである
。5はインタフェイス回路で、コンタクト部2とCPU
6の間に介在し、取引媒体1と取引媒体情報記録装置等
の外部装置との間で命令やデータの交信を行うものであ
る。33はデータバスで、CPU6とROM7、RAM
8、個有情報記憶器9、及び表示制御部lOとの間でデ
ータの授受を行う信号路である。38は太陽電池を用い
た電源部3への照射光である。
上記のように構成された取引媒体は、外部装置と交信を
行わない場合で、且つ太陽電池を用いた電源部3が所定
の起電力を発生するのに十分な照度を有する照射光38
を受光しているときは、個有情報記憶器9が記憶する前
記取引媒体所有者の署名や印影及び口座番号等の個有情
報を表示部4に表示させるようにCPU6が制御を行っ
ている。
またこの第1の発明に係る取引媒体が内蔵する電源部3
は、必ずしも太陽電池を用いたものに限定されるもので
はなく、例えばリチウム電池のように照射光38がなく
ても常時給電可能なものでもよい。この場合は電源部3
の消費電力を小さくするため、取引媒体は例えば表示用
のタッチセンサを内蔵し、該タッチセンサが作動したと
き一定時間(例えば30秒程度)だけ前記イメージ情報
を含む個有情報を表示部4に表示させるようにするもの
でもよい。
第4図はこの第2の発明に係る取引媒体情報記録装置の
ブロック図であり、1は取引媒体、40は取引媒体情報
記録装置、12は顧客により挿入された取引媒体1のコ
ンタクト部2を介して電気的に接続し、該取引媒体1と
データの授受を行なう読取部、13は取引媒体情報記録
装置40を制御するCPU、14はCPU13のプログ
ラムや制御上必要なデータ等が記憶されているROM、
15はCPU13がROM14に記憶されているプログ
ラムに従って動作する際に、レジスタやスタッカあるい
はワーキングメモリエリアとして機能するRAM、1B
は読取部12によって読取られた取引媒体個有情報や、
上位装置用インタフェイス部19を介して伝達された取
引に関するデータ等を取引伝票と取引記録用紙とに印刷
することにより記録されるデータを記憶する印刷データ
用RAM517は取引伝票と取引記録紙に2枚複写で印
刷するプリンタ、19は取引に関するデータ等を伝達す
る前記上位装置と命令やデータの授受を行うための上位
装置用インタ7エイス部、18ハCP U 13と、R
OM14、RAM15、印刷データ用RA M 113
、プリンタ17、読取部12、上位装置用インタフェイ
ス部[9との間で命令やデータの授受を行うためのデー
タバスである。
上記のように構成された取引媒体情報記録装置において
は、取引媒体1を用いて取引が実行されたとき、顧客に
より挿入された取引媒体1と読取部12は交信を行い、
取引媒体1内の個有情報記憶器9から読取った個有情報
等のデータと、取引ステップの進行に伴って上位装置用
インタフェイス部19を介して伝達された取引データと
を編集し、印刷データ用RAM16に順次格納し、プリ
ンタ17により前記取引伝票用紙と取引記録用紙の2枚
に前記印刷データ用RA M 16に既に記憶済みの印
刷データを印刷する。モして1取引分の印刷が完了する
と従来技術と同様取引伝票はナイフで切断されて顧客へ
放出され、取引記録紙は巻取機構に巻取られ、取引内容
および取引媒体情報の2つが記録され、保管される。即
ちこの実施例では取引伝票用プリンタ17が取引媒体情
報記録用に併用されたものである。
また取引媒体情報記録装置40が読取部12を介して取
引媒体1と交信を行う場合に、もしも取引媒体1が内蔵
する電源部3が内蔵機器に十分に給電できないときは、
取引媒体情報記録装置40は取引媒体1のコンタクト部
2を介して取引媒体1の内部機器に所要電力を供給する
ので、支障なく取引媒体1との交信等の動作を行うこと
ができる。
次にこの第4及び第5の発明に係るデータ圧縮について
説明する。各取引媒体識別用の取引媒体所有者の署名や
捺印の印影等のイメージ情報を記憶する場合は、一般に
記憶容量を節減するためデータ圧縮が行われる。イメー
ジ情報のデータ圧縮技術についての公知文献としては、
例えば「ディジタル画像処理」 (長尾眞監訳、近代科
学社、昭和53年4月第3刷出版)の第111頁、第5
章画像と圧縮以降−に、変換による圧縮法(例えばフー
リエ圧縮やアダマール圧縮)や予測による圧縮法、及び
その復元法が記載されている。即ちデータ圧縮法とその
復元法は既に公知技術といえる。
第5図はこの第4の発明に係る取引媒体のブロック図で
あり2〜10は第3図の機器と同一のものである。37
は圧縮データ復元部、IAは圧縮データ復元部37を内
蔵する取引媒体であり、第3図の取引媒体1に圧縮デー
タ復元部37のみが追加されたものである。
従って第5図の動作については第3図との相違点につい
てのみ説明する。個有情報記憶器9に記憶されるイメー
ジ情報(前例の署名や印影等)を含む個有情報等のデー
タは、例えば取引媒体発行時に、既にデータ圧縮されて
いるものとする。
そして取引媒体IAが外部装置と交信を行なわない場合
で、且つ電源部3が給電可能のときに、CPU6は個有
情報記憶器9から圧縮されたイメージ情報を含む個有情
報のデータを読出し、圧縮データ復元部37を介して前
記圧縮されたイメージ情報を含む個有情報のデータを復
元し、この復元したデータを表示制御部10を介して表
示部4に表示する。同様に取引媒体IAが取引媒体情報
記録装置40に個有情報記憶器9に記憶されるイメージ
情報を含む個有情報等のデータを送出する場合に、CP
U6は前記圧縮されたデータのまま送出することもでき
るし、また圧縮データ復元部37を介して復元したデー
タとして送出することもできる。
従ってCPU6は圧縮データ又は復元データのいずれか
を選択して送出することかできる。
第6図はこの第5の発明に係る取引媒体情報記録装置の
ブロック図であり、1,12〜15及び19は第4図の
機器と同一のものである。34はデータ圧縮部、35は
記録媒体記録制御部、36は例えばフロッピィ−ディス
ク等の記録媒体、40Aはこの取引媒体情報記録装置で
あり、第4図の取引媒体情報記録装置40より、印刷デ
ータ用RAM1[iとプリンタ17を除去し、データ圧
縮部34と記録媒体記録制御部35を追加して設けたも
のである。
従って第6図の動作については第4図との相違点につい
てのみ説明する。データ圧縮部34は読取部12により
取引媒体1から口座番号や暗証番号などと共に読取られ
た署名や捺印の印影等の取引媒体1の表示部4に表示さ
れているのと同一の取引媒体個有のイメージデータを圧
縮するためのものであり、記録媒体3Bの記録容量を節
減する目的で設けたものである。記録容量を節減する必
要性がない場合にはこのデータ圧縮部34は省いてもよ
いが、記録媒体の節約になるため設けた場合の効果は大
きい。記録媒体記録制御部35は、データ圧縮部34を
介して前記取引媒体個有のイメージデータを圧縮し、そ
の圧縮データと取引データとにより記録用データを生成
し、記録媒体36に記録する。
またもしデータ圧縮部34が設けられていない場合には
、記録媒体記録制御部35は圧縮されないイメージデー
タと取引データとにより記録用データを生成し、同様に
記録媒体3Gに記録するものである。
記録媒体3Bとしては、例えばフロッピィ−ディスクや
磁気テープ、あるいは光ディスク等を用いる。
なお本実施例ではプリンタ17を省略したが取引伝票が
必要であり、かつ前記取引媒体個有情報を取引伝票に印
刷する必要がある場合にはプリンタ17を設けてもよい
ことは言うまでもないが、先に説明した取引記録用紙は
、この実施例では代りに記録媒体36が用いられるので
不要である。
また第5図に示した実施例のように個有情報記憶器9に
既に圧縮されたイメージデータが記憶され、この圧縮さ
れたイメージデータをそのままのデータとして読取部1
2を介して読取る場合にはデータ圧縮部34は不要であ
る。
また第5図に示した実施例においては、取引媒体の個有
情報であるイメージデータの圧縮は、取引媒体発行時に
取引媒体発行装置により行なわれるように説明したが、
本発明はそれに限定されるものではなく、取引媒体IA
の内部にデータ圧縮部34を新設して行なってもよく、
また取引媒体情報記録装置40A内部のデータ圧縮部3
4を用いて行ってもよく、種々の実施形態が考えられる
また取引媒体の複製や偽造を困難にするため、前記取引
媒体個有データを取引媒体を発行する時に、または取引
媒体から出力する際に暗号化することをデータ圧縮処理
とあわせて実施するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のようにこの第1及び第2の発明によれば、現金自
動取引装置等と取引する際に用いられる磁気カードやI
Cカード等の取引媒体において、従来例々の取引媒体の
素材そのものにエンボスしたり彫刻したりすることによ
りその取引媒体個有の情報を表現していたのに代えて、
取引媒体に内蔵した取引媒体発行時に書込み可能な個有
情報記憶部に記憶し、且つこの記憶された取引媒体に個
有な情報をこの取引媒体に内蔵の制御手段により、やは
り内蔵の表示部上に表示するようにし、さらにこの個々
の取引媒体量有情報のデータを取引媒体情報記録装置に
転送し、この転送されたデータをこの取引媒体情報記録
装置では取引媒体情報記録媒体に記録するようにしたの
で以下の効果が期待できる。
(1)従来のエンボッサが備えている活字に代って顧客
個人の署名や印影などをそのままのイメージデータとし
て表示し、またイメージリーダ等の手段を用いずに記録
することができるため、取引に用いられた取引媒体を特
定するのに必要な情報量や質の飛躍的な向上が容易に実
現できる。
(2)従来取引媒体情報は媒体の素材に直接加工されて
いたため、長期間所持していたり、雑な取扱いを受けた
り、取引毎に取引媒体情報記録装置のインプリンタによ
り押圧されたりすることにより、エンボス部分は変形す
ることが避けられなかったが、本発明によればこのよう
な物理的な変化がなくなり、個有情報を永続的に保存す
ることが可能となる。
(3)従来取引媒体情報の記録は取引媒体を直接、取引
伝票や取引記録用紙にインプリントする必要上、インプ
リンタ部と取引媒体読取部とを取引媒体搬送路に共通に
一体構造化する必要があり、このため装置が大型化し、
またレイアウトも制限を受けるという問題があったが、
本発明によれば取引媒体読取部以外へ取引媒体を搬送す
ることが不要となり、−取引媒体情報の記録手段として
は取引伝票用プリンタと共用することが可能となる。
またこの第3の発明によれば、取引媒体内の電源部が光
電変換素子を含むことにより、所定の照射光があれば無
給電で取引媒体内の機器に給電できる効果がある。
またこの第4の発明によれば、取引媒体が圧縮データ復
元部を内蔵し、データ圧縮されたイメージ情報を復元し
て表示できるので、イメージ情報を記憶する個有情報記
憶器の記憶容量を節減できる効果がある。
またこの第5の発明によれば、取引媒体情報記録装置が
データ圧縮部を内蔵し、データ圧縮されたイメージ情報
による記録用データを記録媒体に記録するので、記録媒
体の記憶容量を節減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの第1の発明に係る取引媒体の構成図、第2
図は従来の取引媒体としてのICカードの構成図、第3
図はこの第1及び第3の発明に係る取引媒体のブロック
図、第4図はこの第2の発明に係る取引媒体情報記録装
置のブロック図、第5図はこの第4の発明に係る取引媒
体のブロック図、第6図はこの第5の発明に係る取引媒
体情報記録装置のブロック図、第7図は現金自動取引装
置のインプリンタ部及びその周辺部の構成図である。 図において、1.IAは取引媒体、2はコンタクト部、
3は太陽電池を用いた電源部、4は表示部、5はインタ
フェイス回路、6.13はCPU。 7.14はROM、8.15はRAM、9は個有情報記
憶器、10は表示制御部、12は読取部、16は印刷デ
ータ用RAM、17はプリンタ、18.33はデータバ
ス、19は上位装置用インタフェイス部、20はカード
本体、21は伝票用紙、22は印字部、23は巻取機構
、24はインプリンタ部、25はナイフ、26はフィー
ド機構、27はエンボスエリア、2Bはエンボスされた
文字の例、29は磁気ストライブ、30はローラ、31
は取引記録紙、32は取引伝票、34はデータ圧縮部、
35は記録媒体記録制御部、36は記録媒体、37は圧
縮データ復元部、38は照射光、40.40Aは取引媒
体記録装置である。 、・2枦くC\ 代理人 弁理士 鈴 木 敏 明 1:声J1剣μ奈 18コデーグバス j!+2のり艶用可糸る豫引謀伺間月報記喧東競僅のフ
ロック間第4@ 20:カード冷イ牟 2ドイラ【羽畦y門(e( 26;フィード陸瞼準 28ニエンポスされ斥文字 25:ブイフ 現虚f1功Mヌ引牧iのインフ゛リンタ仰 及び゛その
声惚■印の櫂し1コ第7図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現金自動取引システム等に用いられる取引媒体に
    おいて、前記取引媒体毎にイメージ情報を含む個有情報
    等を記憶する個有情報記憶器と、任意のイメージ情報を
    表示することができる表示器と、 取引媒体情報記録装置とデータの交信を行うことができ
    るインタフェイス部と、 前記個有情報記憶器に記憶されたイメージ情報を含む個
    有情報等を前記表示器に表示させる表示制御と、前記取
    引媒体情報記録装置との間で、前記個有情報記憶器に記
    憶されたイメージ情報を含む個有情報等のデータを前記
    インタフェイス部を介して交信する交信制御とを行う表
    示及び交信制御器と、 前記取引媒体内部の機器に所要電力を供給する電源部と
    を備えたことを特徴とする取引媒体。
  2. (2)前記取引媒体を用いて取引が実行されたとき、該
    取引媒体から情報を読取り記録する取引媒体情報記録装
    置において、 前記取引媒体が挿入されたとき、該取引媒体との交信に
    より前記個有情報記憶器に記憶されたイメージ情報を含
    む個有情報等のデータを読取るデータ読取部と、 上位装置と前記実行された取引内容に関するデータの交
    信を行うことができる上位装置用インタフェイス部と、 前記データ読取部からイメージ情報を含む個有情報等の
    データを読出し、また前記上位装置用インタフェイス部
    を介して前記実行された取引内容に関するデータを読取
    り、両データを合成して記録用データを生成する記録デ
    ータ生成部と、該記録データ生成部によって生成された
    記録用データを記録媒体へ記録させる制御を行う記録媒
    体記録制御部とを備えたことを特徴とする取引媒体情報
    記録装置。
  3. (3)前記取引媒体内部に設けられた電源部は光電変換
    素子を含み、該光電変換素子が受光したとき発生する起
    電力を利用した電源部である請求項1記載の取引媒体。
  4. (4)前記取引媒体内部の個有情報記憶器に記憶される
    イメージ情報を含む個有情報等のデータが圧縮されてい
    る場合、前記圧縮されたデータを復元する圧縮データ復
    元部を備え、前記圧縮されているデータを前記圧縮デー
    タ復元部を介して復元したイメージ情報を含む個有情報
    等のデータとして前記表示器に表示し、また前記取引媒
    体情報記録装置へは前記圧縮されたデータ又は復元した
    データのいずれかを送出する請求項1記載の取引媒体。
  5. (5)前記取引媒体情報記録装置内部のデータ読取部が
    前記取引媒体から読取るイメージ情報を含む個有情報等
    のデータが圧縮されていない場合、データの圧縮を行う
    データ圧縮部を備え、前記記録データ生成部はデータ読
    取部が読取ったデータを前記データ圧縮部を介してデー
    タ圧縮を行って記録用データを生成し、前記記録媒体記
    録制御部の制御により、前記データ圧縮が行われた記録
    用データを記録媒体に記録する請求項2記載の取引媒体
    情報記録装置。
JP63260402A 1988-10-18 1988-10-18 取引媒体及び取引媒体情報記録装置 Pending JPH02107465A (ja)

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