JPH02107300A - コードレスアイロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類のしわ伸しを行うコードレスアイロンに関
するものである。

従来の技術 従来、との寸Ｄコードレスアイロンは、例′エバ特開昭
６３−４９１９９号公報に示されているように、第２図
のような構造になっていた。

すなわち、アイロン本体１０１の後面に給電端子１０２
を設けるとともに、この給電端子１０２と対向する位置
に給電部１０３を設けたスタンド１０４上に、前記アイ
ロン本体１０１を自立状態に１１戊置する、いわゆる自
立形のコードレスア・イロンが一般的であり、水タンク
１０５はアイロン本体１０１の前部、すなわち、アイロ
ン本体１０１をスタンド１０４上に自立状態で１取置し
たときは上部に位置するようになっている。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような１ｇ造のものではアイロンかけ作業
中の小休止のたびにアイロン本体１０１に通電すべくス
タンド１０４Ｊｚに載置するためには、水平状態で使用
しているアイ口／の姿勢を自立状態に起さなければなら
ず、この動作はアイロンかけ中はたえず繰返し行われる
ことから手や腕が疲れやすぐ、使い勝手も悪いという問
題があった。

そのために、アイロンを水平捷たは少し前上がりに傾斜
させてスタンドに載置することが考えられる。しかしな
がら、前述のようにアイロン本体１０１の前部に水タン
ク１０６を設けたものでは、アイロン本体１０１を自立
状態でスタンド１０４上に載置することにより、スチー
ムアイロントシて使用している場合でも気化室への水の
供給が停止するのでその都度スチームを停止させる操作
は不必要であるが、水平又は前上がシに傾斜した状態で
スタンド１０４上に載置すると、気化室への水の供給は
停止されず小休止時にもスチームが噴出し続けるため、
その都度ドライに切替える操作をしなければならなくな
るという問題がある。

つ壕り、水は水タンクの底部に設けられた給水口から気
化室へ供給されるので、アイロン本体１０１の前部に水
タンク１０５を設けたものでは、アイロン本体１０１を
前上がシに傾斜させただけでは前記給水口は水面より高
くなることはなく、したがって、気化室への水の供給を
停止させることができないのであった。そこで、本発明
はアイロンかけ中における小休止時にアイロン本体を前
上がりに傾斜したスタンドに載置させることにより、小
休止時のスタンドへの載置を容易にするとともに、気化
室への水の供給も停止できるコードレスアイロンを得る
ことを第１の目的としている。

第２の目的は、アイロン本体に設けられる給電端子の過
熱を防止したコードレスアイロンを得ることである。

課題を解決するための手段 そして、上記第１の目的を達成するために本発明は、水
タンクをアイロン本体の後部に配置するとともに、アイ
ロン本体をスタンド載置したとき給水口が水面より高く
なるようにしｌｃものである。

丑た、第２の目的を達成するために、本発明は給電端子
を水タンク構成部材に取付けたものである。

作　　　用 本発明のコードレスアイロンは、上記構成によりアイロ
ンかけ中の小休止時に前上がりに傾斜してスタンドに載
置することでアイロン本体への通電が行えるので、アイ
ロンかけ中にこの動作が繰返して行われても疲労が少な
く使い勝手が良好になるとともに、水タンク内の底面は
スタンドの傾斜とほぼ同一に１頃斜するため、水がアイ
ロン本体の後部側に移動する。その結果アイロン本体の
後部にある水タンク（（大部分が収容されてその水面は
給水口より低くなる３、シたがって、給水口は水面より
突出した状態となり気化室への給水が停止するものであ
る。

また、給電端子は水タンク溝成部材に取付けたことによ
り、ペースからの熱を受けてその温度が上昇しても水ク
ンクの底部材として構成しているのでたえず水によって
その熱が吸収されて過熱を防止し、スタンドの給電部へ
の熱伝達も低く抑えることができるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図において、１はヒータ２を埋設したベースで、気
化室３を形成している。４は上記ベース１の上面側を覆
うカバーで耐熱性の樹脂で形成している。５はこのカバ
ー４の上面側に取付けた把手で、前記カバー４とシール
結合されて水タンク６を構成している。７は上記水タン
ク６内の水を前記気化室３へ供給する給水口で、水タン
ク底部のｂＩＪ側に設けられるとともに、通過する水量
を制限するために小さな穴を設けている。ま之、上記水
タンク６の水入れ口８は把手５の前面に位冒すよβ る一方、アイロンの小休止時には大部分の水が把手５の
後部に収容されるよう後部に配置されている。９は給水
口γを開閉する手動の開閉装置で、担手６の上面に突出
したスチーム釦１０によって操作されるもので、引上げ
ることによって開き、押し下げることによって閉じるこ
とができる。１１は水入れ口８を開閉する蓋で把手５の
前面に摺動自在に取付けられておシ、矢印方向に動作さ
せることによって開くことができる。１２は前記水タン
ク６の構成部材であるところの前記カバー４の後部に取
付けた給電端子で、ヒータ回路と接続されてその一端を
カバー４から後方に突設している。

１３は上記のように構成されたアイロン本体Ａを載置す
るスタンドで、アイロン本体へのベース１部分と対向し
てこれを前上がりに傾斜して支持する載置部１４と、給
電端子１２と対向してこれと接続する給電部１５が設け
られている。１６はアイロン本体Ａを載置部１４に載置
したとき、給電端子１２が穴１７を貫通してこれと電気
的に接続する接点で、バネ板１８により弾性的に支持さ
れるとともに、穴１７から離れた給電部１５の内方に位
置し外部から触れることがないようになっている。１９
は給電部１５に内蔵した制御回路で、前記接点１６およ
び給電端子１２を介してアイロン本体Ａのヒータ回路に
接続されて電源回路を構成するとともに、ベース１に取
付けたサーミスタ等の温度検知手段２０とも接続されて
いる。すなわち、ベース１の温度は前記温度検知手段２
０からの温度情報に基づいて制御回路１９によシ制御さ
れるもので、具体的には特開昭５Ｑ−５６０００号公報
で示されている周知の構成を用いているもので、ここで
はその詳細な説明は省略する。

次に、この一実施例の構成における作用を説明する。

アイロンを使用するときは、まず蓋１１を矢印方向に動
かして水入れ口８を開いてタンク６内に規定量の水を入
れた後、アイロン本体Ａを載置部１４に載置する。この
とき、アイロン本体Ａは前」二かりに傾斜するので水タ
ンク６内の水は給水ロアが開かれていても水面上に位置
しているので気化室３側に流出することはない。そして
、カバー４から後方に突出した給電端子１２は穴１７を
貫通して接点１６と接触して通電が可能になシ、制御回
路１９によってベース１を所定の温度に加熱することが
できる。アイロンかけはスタンド１３から取外すことで
コードなしで使用でき、ベース１を水平に移動させるア
イロンがけの姿勢では給水ロアを開くことにより通常の
スチームアイロンとして使用することができる。また、
小休止時は第１図で示すように、アイロン本体Ａをスタ
ンド１３に載置することによりベース１が前上がシ状態
となって水面より給水ロアが突出するので、その都度給
水ロアを手動で閉じる操作は不要である。

そして、使用につれて夕Ｚり６内の水が少なくなるので
小休止時に給水ロアから気化室３側に水が流出すること
はなく、使用開始時や水の注ぎ足し時に規定水量を満た
したときに水面より高くなればよい。

なお、上記実施例では水クンクロは把手６とカバー４と
によって構成されたタンク内蔵型のものを例示したが、
アイロン本体Ａに対して着脱自在なものであってもよい
。

一方、給電端子１２は水タンク６がアイロン本体Ａの後
部に配置されることから必然的にその下方、すなわちベ
ース１に近い位置に設けられることになる。しかしなが
ら給電端子１２を水タンク６を構成しているカバー４に
取付けてあシ、このカバー４はその上面側に水を貯えた
えず冷却されているので、ベース１からの熱はカバー４
を介して水タンク６側に放熱されてその過熱を防止し、
給電部１６側への熱伝導を低く抑えることができる。な
お、給電部１５の外表面にはペー７１の後端と対向する
位置にはクツション性と断熱性を備えた例えばシリコン
ゴムの如き保護部材１９を間隙２Ｑを設けて取付けてあ
り、アイロン本体への載否時に誤って給電部１６の外面
と接しても安全なようＱて作られている。

発明の効果 以上のように本発明は、水タンクをアイロン本体の後部
に配置するとともに、アイロンかけ作業中の小休止時は
前上がシに傾斜させてスタンドに載置するので、給水口
が水面より高くなって気化室側への流出を防止すること
ができる。したがって、アイロンかけ中にたえず繰返し
行われるスタンドへの載置および取外し動作が容易にな
り、手や腕の疲労を軽減して使い勝手を向上させると同
時に、従来の自立型と同様、その都度給水口を閉じる必
要のない操作性の優れたコードレスアイロンを実現する
ことができる。

また、本発明は給電端子を水タンクの構成部材に取付け
たことによう、ベースからの熱に対しても水タンク側に
常時放熱吸収され、水によって冷却されるのでベース側
に近接して位置しても過熱を防止して低温に維持するこ
とができる。その結果、制御回路を内蔵したスタンドの
給電部への熱伝導を少なくして長期に亘す電気的接続を
良好に保持することができるとともに、給電部に内蔵し
た制御回路の信頼性を高めることもできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示したコードレスアイロン
の断面図、第２図は従来のコードレスアイロンの要部断
面図である。 １・・・・・・ベース、４　・・・水タンク構成部材（
カバー）、６・・・・・水メンタ、７・・・・・給水口
、１２・・・・給電端子、１３・・・・・スタンド、１
４・・・・・・載置部、１６・・・・・・給電部、Ａ・
・・・・アイロン本体。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第１
図 １−−へ−ス ４−　カバー ５−把手 ６−　水ダンク アー玲水口 １２−　　給電端子 ／３−−スタンド ｆ４−　　載置部 ｔ５−づ令電部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ヒータによって加熱されるベースと、このベース
   に形成した気化室へ水を供給するための水タンクと、前
   記ヒータ回路に接続され、かつ後部に設けた給電端子を
   有するアイロン本体と、このアイロン本体を前上がりに
   傾斜して載置する載置部と、アイロン本体の給電端子と
   接続する給電部を有するスタンドとを備え、上記水タン
   クをアイロン本体の後部に配置するとともに、アイロン
   本体を載置部に載置したとき水タンクから気化室へ供給
   される給水口を水タンクに貯えられる水面より高くなる
   ようにしたコードレスアイロン。（２）ベースの上面側
   に配置した水タンクの下面側に設けられ、かつ把手とと
   もに前記水タンクを画成する水タンク構成部材に給電端
   子を取付けた請求項１記載のコードレスアイロン。