JPH0210641B2 - - Google Patents

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JPH0210641B2
JPH0210641B2 JP57074676A JP7467682A JPH0210641B2 JP H0210641 B2 JPH0210641 B2 JP H0210641B2 JP 57074676 A JP57074676 A JP 57074676A JP 7467682 A JP7467682 A JP 7467682A JP H0210641 B2 JPH0210641 B2 JP H0210641B2
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retarder
windings
winding
excitation
torque
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Labavia SGE SARL
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K49/00Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
    • H02K49/02Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type
    • H02K49/04Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type
    • H02K49/046Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type with an axial airgap
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L7/00Electrodynamic brake systems for vehicles in general
    • B60L7/28Eddy-current braking
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P15/00Arrangements for controlling dynamo-electric brakes or clutches
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

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  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両用リターダ装置に関するもので、
該装置は2n個(但し、nは少なくとも2以上の
整数)の誘導コイル巻線を含む渦電流リターダ
と、直流電圧電源と、通常は2n+1種の異なる
ブレーキトルクをリターダに発生させるための
2n+1個の位置を具備した部材によつて作動さ
れる制御手段とから成り、これらのトルクの値
は、作動部材が零位置から2n位置に移行した際、
零から最大値に増加し、それによつて零から2n
に増加する多数の独立した巻線がそれぞれ電源に
並列に接続されるものである。
「誘導コイル巻線」を、以下、単に「巻線」と
呼称するが、この巻線は当該個所およびその他の
説明個所において誘導コイル巻線を意味し、正し
くはこれに限られるものの、直列および/または
並列に接続されるような巻線群も意味する。
そのようなリターダに発生する発熱現象を抑え
る手段としては、リターダの巻線の温度が指定限
界を越えた際これらの巻線を自動的に2個宛直列
に接続するとともに作動部材が同じランクの位置
に位置決めされるのを阻止することによりリター
ダを不足励磁にする手段があり、これは既に提案
されている。
従つて、nが2であれば、最初2個の巻線は作
動部材の2つの位置1、2のいずれでも直列で励
磁され、また他の2個の巻線は作動部材の2つの
位置3、4のいずれでも直列で励磁される。推測
に依れば、リターダで熱として消失する電力は、
作動部材の位置1、2、3、4についてそれぞ
れ、これらと同じ位置で通常消失する電力に対し
1/2、1/4、1/3、1/4となる。
前述発熱の減少とは別に、この発熱を抑えるこ
とは、リターダが運転に入つてからかなりの長時
間、一般に30分以上あるいは場合によつては1時
間も必要となることがある。リターダの「不足励
磁」に応じて上記のように一時的に「直列」に接
続することは、ブレーキトルクが冷却時の公称ト
ルクに対し小さな比率となつて実際に安定する時
期から、ブレーキトルクの比率が非常に小さくな
るが、このことを犠牲にしても、エネルギーの節
約が極めて大きくなることに出願人は気付いた。
従つて、上述の例において、「直列」または
「不足励磁」の接続結果を大目に見れば、作動部
材の位置1、2、3、4について次のことが言え
る。即ち、それぞれ電源から引出される電力を1/
2、1/4、1/3、1/4に分割し、またブレーキトルク
はこのトルクが冷却時の公称値の約1/3に落ちた
とき瞬間的に約15〜20%程度減少する。
出願人はこの2つの観察結果を用いたアイデア
を発案した。このアイデアと云うのは、リターダ
によるブレーキトルクが冷却時の公称値の指定比
率に減少するや否や自動的にリターダの正規の励
磁モードから「不足励磁」モードに移す手段をリ
ターダ装置に取付けることであり、前記指定比率
は多くて1/2、好ましくは1/3程度がよい。
従つて、リターダは実際上永続的な使用状態、
即ち半時間を越え1時間にもなるような非常に長
時間の運転が可能となる。このような長時間運転
は、しばしば山岳地帯で必要となり、しかも車両
のバツテリーを使い尽くすことなく行われる。
要するに、もしリターダのすべての巻線に全体
の励磁を維持することが、所定時間を過ぎてバツ
テリーを使い尽くす結果となるのであれば、それ
はすべての巻線が1/4の電力で励磁される場合と
大いに異なる。そしてこの節減された電力は、バ
ツテリーから引出さずに、すべて車両の同期発電
機から発生させることができる。
さらに留意すべきことは、上述のようなわずか
なトルク損失のことである。このトルク損失は、
励磁の減退によるもので、おおむね20%以下にす
ぎず、長い下り坂は概して急坂でないため、実質
的には欠点とならない。
このトルク損失は、問題の車両に対しわずかに
高出力のリターダを選ぶことにより補償すること
ができる。そしてわずかに高価な投資をするとい
う考えは、しばしば不足励磁の使用状態で達成さ
れるエネルギー節約の考えへと急速に変わつてい
る。
好ましい具体例では、さらに下記構成要件のう
ち1つまたはそれ以上を付加しなければならな
い。
−リターダの励磁モードを変換する手段は、この
リターダにおける回転子の電機子の温度が指定
限界を行過ぎたことに応答すること。
−前述の励磁モード変換手段は、回転子電機子が
通過する固定子極片の前面に形成せしめる凹所
に内蔵した感熱素子を含むこと。
−リターダの励磁モードを変換する手段は、車両
の歯車箱が低速ギアまたは低速範囲位置の1つ
に落として移行したことに応答すること。
−リターダの励磁モードを変換する手段は、リタ
ーダの励磁、特に作動部材が位置2nに位置し
た際のリターダの励磁開始からt1の遅れをもつ
て自動的に引はずされること。
−前項の遅れt1は5〜10分であること。
本発明は、これらの主構成要件の他にいくつか
の構成要件を含み、これは主構成要件と共に使用
するのが好ましく、以下にさらに詳しく説明す
る。
以下、本発明の好ましい具体例につき、添付図
面を参照しながら説明するが、勿論これに限定さ
れることは少しもない。
既に公知の通り、各車両、特に大形車両用のリ
ターダ主段は以下のものを含む。
−それ自体4個の誘導コイル巻線1,2,3,4
を含む渦電流リターダ。前記各誘導コイル巻線
は特に2対のコイルで形成され、各対の2個の
コイルは相互に直列に接続され、また2対は相
互に並列に接続されている。
−波高Vの電圧、一般に24voltの電圧で直流電流
を発生するのに使用するバツテリー5。
−各々が巻線1,2,3および4のうちの一つと
バツテリー5との間の電気的接続を制御するよ
うに設けられている四つの接触器6,7,8お
よび9。
−5位置制御部材10(この明細書で「零位置」
と呼称する1つの位置はOFF位置、即ちリタ
ーダの消磁に相当する)。この部材10は、そ
れぞれ4つの接触器6,7,8,9に接続され
た4つのスタツドa,b,c,dを連続的且つ
累積的にバツテリー5の一部に接続し、これら
4つの接触器に連続的且つ累積的に電圧Vの一
部を供給するのに使用される。
2つの接触器6,8のコイルの接地帰路は直接
形成されるが、他の2つの接触器7,9のコイル
の接地帰路は直接ではなく、常閉接点11を介し
て形成されており、これについてさらに説明す
る。
その他の4つ組の接触器12が設けられ、該接
触器のコイルは接触器6と同様にスタツドaから
接続され、接点11を介して接地されている。
第1図に示したような4つ組接触器12の励磁
状態は、例えば運転開始時におけるリターダの正
規の作用状態であり、この状態において4つ組接
触器12の2つの接点13,14はそれぞれ巻線
1,3を接地させるように接続し、他の2つの接
点15,16は開いたままとなつており、これは
対応する巻線1,3に並列の他の2つの巻線2,
4の通常の接続を妨げるものでない。
他方、4つ組接触器12の消磁状態(図示せ
ず)は後述の要領で接点11を開くことにより形
成されるが、この状態において、最初の2つの巻
線1,3の接地帰路は接点13,14の開成によ
り遮断され、これとは逆に、2つの接点15,1
6の閉成により、それぞれ巻線2を巻線1と直列
に、また巻線4を巻線3と直列に接続する。
従つて、部材10の回転による接触器6,7,
8,9の相継ぐ励磁はそれぞれ以下の結果をもた
らす。
−2つの巻線1,2の直列での励磁。
−それ以上何も起こらない。接触器7の接地帰路
は接点11が開くため形成できない。
−2つの巻線3,4の直列での励磁。これは巻線
1,2の直列励磁に付加するものであるが、独
立している。
−それ以上何も起こらない。接触器9の接地帰路
は接点11が開くため形成できない。
第1図に相当する正規の励磁モードに対し、一
方の巻線1,2の「直列」接続、並びに他方の巻
線3,4の「直列」接続における励磁モードは、
リターダの消費電力を大幅に節約する結果とな
る。
特にリターダの最大励磁となる部材10の位置
4では、消費電力は1/4である。
上述の通り、このかなり大きな消費電力の減少
は単に極めて小さな制動トルクの減少を来すだけ
であり、この制動トルクは実際の制動トルクが励
却時公称トルクに対しかなり小さな比率で安定す
るようになつた時点から発生する。
図示の方法に依れば、部材10が位置4にあ
り、リターダの回転子の回転が比較的低速、即ち
1000rpmのオーダーである場合、問題の実トルク
は7分運転したところで昇温の結果として初期値
の約1/3に減少し、また上述リターダの励磁モー
ド変換に伴なうトルク損失は、消費電力が変換直
前に観測した値の1/4に減少するのに対し、ほん
の15〜20%程度に過ぎないと言える。
この現象は第2図のグラフにはつきりと示され
ている。第2図において、車両のブレーキトルク
Cは縦座標にm・daNの単位で示してあり、単位
分で表わした時間tは横座標で示してある。
実線の曲線Dは初期の運転段階を示すもので、
この期間に制動トルクは先ず300m・daNから200
m・daNに急降下し、それからゆつくりと90m・
daNに下降する。
この曲線Dは最大励磁時間t1(=7分)に相当
する横座標で中断している。
破線の曲線Dは、初期励磁モードが時間t1を越
えて維持したと仮定した場合、問題のトルクがど
のような値になるかを示している。
実線の曲線Eは、本発明に従つて励磁モードの
変換を行つた時間t1からの実トルクの変化を示
す。曲線D′と比較すると、この時点からのトル
ク減少は比較的小さいのに対し、励磁電力は1/4
になつていることがわかる。
第1図の場合のように4つ組の接触器12を設
ける代りに、第3図に示すように、リターダの並
列および直列励磁モードを切換えるのに二重の接
触器17を設けてもよい。この接触器17の2つ
の接点18,19は、前述接点13,14と同様
に2つの巻線1,3の接地帰路に接続されてい
る。
前述接点15,16の役割は2つのダイオード
20,21で補われ、第1のダイオード20は巻
線1の出力側を巻線2の入力側に接続し、第2の
ダイオード21は巻線3の出力側を巻線4の入力
側に接続している。
二重接触器17が励磁されると、即ち部材10
が作用位置のいずれか1つにあるとともに接点1
1が閉状態のままであるとき、2つの巻線1,3
はそれぞれ閉状態の接点18,19を介して接地
される。
この場合、接触器6(または8)の励磁によ
り、巻線1(または3)に電力が供給され、この
巻線を去る電流のうち無視できるほどの小電流が
巻線2(または4)を通過し、該巻線2(または
4)は実際に前記巻線1(または3)と直列に接
続されるが、それとともに閉状態の接点18(ま
たは19)とは並列に接続される。
この接点18(または19)が二重接触器17
の励磁(この接触器17自体は接点11の開成に
よる)によつて開いたときのみ、巻線1(または
3)の励磁電流はすべて該巻線1(または3)と
直列に接地接続された巻線2(または4)を強制
的に通過させられる。
本発明に従い、リターダの正規の並列励磁モー
ドを「不足励磁」直列モードに変換する手段はい
くつかあり、以下これにつき説明する。前記変換
は、この変換で生じる制動トルク損失が低い時点
から行われるもので、このトルク損失に比べてエ
ネルギー節約がかなり大きいため、この変換操作
は正当化される。
第1の実施例に依れば、これらの変換手段はリ
ターダに設けた回転子電機子の温度が指定限界を
行過ぎたことに応答するもので、該リターダには
渦電流を発生し、それによりブレーキトルクが発
生する。
この電機子は一般に1個または2個の強磁性デ
イスクで形成され、該各デイスクは交互に逆符号
の極性を示す固定子極片のリングを通過する。
回転子電機子の温度を検知するために、これら
の極片22(第4,5図)の1つには電機子の方
向に開口、即ち該電機子と共にリターダの空隙を
形成する極片の面24に削設した凹所23を設
け、該凹所23に前記接点11を構成する熱接点
を内蔵してある。
熱接点はアラルダイト(Araldite)(商標)の
名で知られているような耐熱樹脂で密封して凹所
内に保持するのが便利である。
例示した実施例において、極片は電磁石の心部
の軸端に螺着して固定した台形プレートであり、
該電磁石のコイル25は巻線1〜4の1つ、さら
に正確にはこれらの巻線の1つの1部を形成して
いる。
さらに第4,5図に示されているように、面2
4と反対側の極片22の面27には穴26が穿設
されており、該穴26は凹所23の底部に連通し
ている。この穴26は熱接点11を電気回路の端
子に接続する電気接続線を受け入れるためのもの
である。
この熱接点の作動に対応する温度限界は、例え
ば160℃である。
第2図に示した一点鎖線の曲線Fは、リターダ
の回転子の温度Tを時間の経過に従つて示してお
り、この温度Tは第2図の左側の目盛に℃で表わ
している。
前記温度は輻射で熱接点を加熱し始めて3〜4
分後に700℃の最高温度まで急速に上昇し、その
後3〜4分後に熱接点が作動し、これ以後の昇温
は急激でないことがわかる。
それから回転子の温度は漸次下降するが、熱接
点11は該温度が第1の温度限界より下に設定し
た第2の温度限界に下つたときのみ再び閉じるよ
うになつている。
第2の実施例に依れば、リターダの励磁モード
の変換は、車両の歯車箱が低速ギア位置、即ち低
速範囲内に落して移動されたことに応答して作動
される。
実際には、上述の「不足励磁」の運転状態は、
車両が長時間下り坂を走行する際に要求される長
い緩速運転においてのみ真に利点が発揮される。
「エンジンブレーキ」効果は、車両により低速ギ
アまたは低速位置に対応する歯車比で駆動される
歯車箱および機関の組立体から得られるもので、
前記緩速運転はこの「エンジンブレーキ」効果に
よる減速効果を補充している。
他方、歯車箱で与えられた歯車比が該歯車箱の
高速範囲、即ち車両の高速ギアに相相当するか、
あるいは「平担上」の走行に相当する場合、制動
の必要はあまりなく比較的簡単であり、一般に上
述「不足励磁」運転状態が係り合う5分より長時
間になることは決してない。
この第2の実施例の場合、接点11は、歯車箱
のレバーやその他該歯車箱の可動部材の1つによ
つて制御されるのでなく、直接制御されるマイク
ロスイツチで形成してもよい。
第3の実施例に依れば、リターダの正規の励磁
モードから不足励磁モードへの切換えは、リター
ダの励磁開始ごと、あるいは作動部材10が該リ
ターダの最大励磁に対応する位置に配置されるご
とに、その時点から所定の遅れt1をもつて自動的
に引はずされるような時限手段によつて制御され
る。
この遅れt1は、好ましくは5〜10分で、例えば
7〜8分の程度とする。既に述べたように、この
遅れ時間中の励磁によるリターダの昇温は、この
リターダによつて発生する実際のブレーキトルク
を、冷却時の公称値に対し比較的小さく且つ実質
的に安定した比率まで減少させる結果となる。車
両の速度が100rpm程度の回転子の回転速度に相
当する比較的低速の場合、前記比率は1/3程度で
ある。
同様のトルクの減少は、車両がもつと高速の場
合はさらに急激に観察されるであろう。
例えば、リターダの回転子の速度が約3000rpm
の場合、前記トルク減少はほんの2分後となる。
そのような推測はここでは排除されるものでない
が、前述の低速の場合より利点は少なくなるよう
である。何故ならば、本発明は特に下り坂走路で
車両を制動することを目的としており、この下り
坂走路は恐らくは非常に長いがなだらかな傾斜で
あり、低速走行の速度に相当する。
時限手段はどのようにも望み通りに形成できる
が、作動部材10が最大励磁に相当する位置に達
したことで自動的に使用状態、即ち接点11を開
くように取付けるのが便利である。この接点11
の開成により、リターダの励磁モードは「不足励
磁」モードに切換えられ、それから作動部材の位
置がその間に変更されなければ上記位置到達の時
点からt1の遅れ時間に自動的に設定される。
採用した具体例のどれに従つても、結局のとこ
ろ備えられるリターダ装置の構造、作用、および
利点(特に、バツテリーの出力を下げることな
く、持続性とは別に効率的な運転ができること)
は前述の説明から十分に理解される。
尚、言うまでもなく、前述説明から既に明らか
になつているように、本発明は特に詳しく考究し
た適用例および具体例の態様に決して限定される
ものではなく、むしろこれらのすべての変更例を
含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による車両用リターダ装置の
電気回路図である。第2図は、リターダ装置の作
用を説明するためのグラフである。第3図は、第
1図の装置を一部変更した電気回路図である。第
4図は、リターダ固定子の極片の正面図で、該極
片は固定子のコイルに連係されるとともに本発明
に従いリターダ回転子の温度を検知するための素
子を具備している。第5図は、第4図の−に
沿つた断面図である。 1,2,3,4……誘導コイル巻線、5……電
源、6,7,8,9……制御手段、10……作動
部材、11〜19……接触器、20,21……ダ
イオード、22……極片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2n個(但し、nは少なくとも2以上の整数)
    の誘導コイル巻線1〜4を含む渦電流リターダ
    と、直流電圧電源5と、通常は2n+1種の異な
    るブレーキトルクをリターダに発生させるための
    2n+1個の位置を具備する作動部材10によつ
    て作動され、該作動部材がその零位置から2n位
    置に移行し、それによつて零から2nに増加する
    多数の独立した巻線をそれぞれ電源に並列に接続
    する際、前記ブレーキトルクが零から最大値に増
    加する値を有するごとくした制御手段6〜9と、
    上記巻線を自動的に2個ずつ直列に接続すること
    によつてリターダを不足励磁にする手段11〜2
    1とを備え、該リターダを不足励磁にする手段が
    リターダの回転子電機子の温度が所定の閾値を行
    過ぎたことに応答性があり、かつ、上記不足励磁
    にする手段はリターダの固定子の前面に上記回転
    子電機子を通過させる位置で上記固定子に取り付
    けられた感熱素子を含んでなる車両用リターダ装
    置。 2 感熱素子がリターダの固定子の極片の面に穿
    設した凹所に内蔵されている特許請求の範囲第1
    項に記載のリターダ装置。
JP57074676A 1981-05-05 1982-05-06 車両用リタ−ダ装置 Granted JPS583503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/495,763 US4559981A (en) 1982-05-06 1983-05-18 Controlled chute device

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8108921 1981-05-05
FR8108921A FR2505577A1 (fr) 1981-05-05 1981-05-05 Perfectionnements aux equipements de ralentissement pour vehicules

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Publication Number Publication Date
JPS583503A JPS583503A (ja) 1983-01-10
JPH0210641B2 true JPH0210641B2 (ja) 1990-03-09

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ID=9258084

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57074676A Granted JPS583503A (ja) 1981-05-05 1982-05-06 車両用リタ−ダ装置

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JP (1) JPS583503A (ja)
BR (1) BR8202573A (ja)
DE (1) DE3216107A1 (ja)
ES (1) ES511898A0 (ja)
FR (1) FR2505577A1 (ja)
GB (1) GB2099093B (ja)
IT (2) IT8209394A1 (ja)
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