JPH0210621A - 電磁接触器の直流電磁石 - Google Patents

電磁接触器の直流電磁石

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JPH0210621A
JPH0210621A JP15941588A JP15941588A JPH0210621A JP H0210621 A JPH0210621 A JP H0210621A JP 15941588 A JP15941588 A JP 15941588A JP 15941588 A JP15941588 A JP 15941588A JP H0210621 A JPH0210621 A JP H0210621A
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JP
Japan
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iron core
bobbin
movable
yoke
fixed
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JP15941588A
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English (en)
Inventor
Hideaki Chagi
茶木 秀昭
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電磁接触器に係り、特に直流操作形の電磁接M
器に好適な直流電磁石に関する。
(従来の技術) 電磁接触器の直流電磁石に関して実開昭57−1361
48号公報に開示された技術は、コイルと可動鉄心の間
に非磁性材料の筒状摺動リングを挿入したものであり、
また特願昭60−9239号の先行出願は電磁石の消勢
時可動鉄心の開離を確実にする手段として、第9図(a
)に示すように、ヨーク内にコイルを板ばね等の弾性材
により固定し、ヨークの可動鉄心が貫通する穴周囲には
可動鉄心が吸着するのを防止するためのガイドを設け、
固定鉄心に遮蔽板をロー付けまたはカシメにより取り付
け、固定鉄心はヨークにカシメる構成を有するものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来技術は、コイルの過熱に伴い熱可塑性樹脂製の
コイルボビンがコイルボビンを貫通する穴の変形のため
可動鉄心の移動に支障を来す点については配慮されてお
らず、過負荷危険を検知してコイルの付勢を解除しても
可動鉄心が復帰移動せず、主機能である接点の開離がで
きずに事故に至るという可能性があり問題であった。さ
らに上記従来技術のロー付け、カシメ等による固定鉄心
に対する遮蔽板の固定手段は製作工数が増加することに
加えて、前記遮蔽板のほか可動鉄心がヨークの貫通穴に
対して吸着するのを防止するガイド。
及びコイルをヨーク内へ弾性的に固定する板ばね等の単
一機能部品による構成のため、部品点数が増加し製品原
価が高くなるという問題点があった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、
過熱時におけるコイルボビン内可動鉄心の円滑な移動を
可能とし事故の未然防止と1機能部品の集約と簡易化に
好適な新規の電磁接触器の直流電磁石を提供することを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的は、前記ボビンの軸方向穴と、前記穴内を摺
動する可動鉄心との中間に縁付きの非磁性体の金属例え
ばステンレス鋼製の有底筒状体の遮磁ガイドを介在させ
ることにより、前記遮磁ガイドの底部を固定鉄心と当接
させ、かつ、前記遮磁ガイドの前記縁部が前記ボビンの
つば部により弾性的に支持されるように構成することに
よって達成される。
(作用) 上記構成により、縁付き有底筒状体の遮磁ガイドは、従
来技術の遮磁板と可動鉄心の移動用ガイドとしての機能
を併せ持つものであるから、コイルのボビンが過熱によ
り収縮しても、非磁性体金属性の遮磁ガイドは変形する
ことなく、従って可動鉄心の軸方向への移動動作は阻害
されない。さらに過熱状態が続いた場合には、コイル導
線は短絡溶断するに至るが、このような事態が発生しコ
イルに対する付勢が断たれたとしても、可動鉄心は遮磁
ガイド内を軸方向に移動可能であるから。
戻りばねによる復帰力により固定接点と可動接点間は開
離し事故に至らない。
(実施例) 本発明の一実施例を図面と共に説明する。第2図は本発
明に係る直流操作形電磁接触器の外観正面図であって、
ヨーク(a)3内にはコイル4を収容し、ヨーク(a)
3の開口側を覆うヨーク(b)2がねじ6を用いて固定
されており、上部絶縁台1はヨーク(b)2上にねじ5
を用いて締結されている。第1図は第2図の要部を断面
で示す側面図であって、上部絶縁台1の内部には、可動
接点を有する可動接点台7と軸9で連結された可動鉄心
8からなる可動部分が戻しばね10と共に収容され、可
動鉄心8はヨーク(b)2に設けた穴2aを貫通してボ
ビン11内に達している。
戻しばね10は可動接点台7が上部絶縁台1のストッパ
1aに当接するように付勢している。固定鉄心12は、
ヨーク(a)3底部の穴3aに嵌装され、ボビン11内
に挿入された遮磁ガイド13は、非磁性体のステンレス
鋼板を使用して縁付き筒状体に絞り成形加工したもので
、ヨーク(b)2に設けた突起2aが遮磁ガイド13の
縁部13aを固定鉄心12の方向に押圧する一方、遮磁
ガイド13の周縁部はボビン11の突起11aに当接さ
せて支持されるように構成され、遮磁ガイド13の円筒
部内面を可動鉄心8が摺動可能なように遊隙を有してい
る。
上記の構成において、遮磁ガイド13の介在によりコイ
ル4の過熱に伴うボビン11の熱変形にも可動鉄心8の
移動が拘束されず、遮磁ガイド13の筒状体底部13b
は電磁石の消勢時可動鉄心8の開離を確実にする遮磁効
果と、縁部13aの弾性復帰力で固定鉄心12、コイル
4をヨーク(a)3に対して固定する効果がある。従来
技術と本発明の上記実施例との組立手順を比較対照した
斜視図を第9図に示す、同図で明らかなように。
遮蔽板、ガイド、板ばねの従来の3部品は、新規の遮磁
ガイド13に集約して置き換えられており。
ロー付け、カシメ等の2次作業を廃止することができる
第3.4図は本発明の電磁接触器の電磁石の他の実施例
を示す図である。第3図実施例は、第9図(a)に示し
たボビン11を従来技術と同様に板ばね14で押圧し、
戻しばね1oを用いて本発明に係る遮磁ガイドを介し固
定鉄心12に押圧力を加えるように構成したものであっ
て、遮磁板15を固定鉄心12にカシメ又はロー付は作
業を廃止したものである。また第4図実施例は、第3図
における遮磁ガイド13の縁部13aの外径を拡張する
と共に段差を設けて前記段差の端縁を上部絶縁台1と共
にヨーク(b)2に締め付は固定することにより、縁部
13aの弾性を利用して固定鉄心12を押圧するように
構成したものであって、コイルが大型化し、より大きな
押圧力を必要とする場合に有効である。第4図実施例は
第3図のように固定鉄心12に対する押圧手段として戻
しばね10を使用せず、上部絶縁台1のヨーク(b)2
に対する締め付は力を利用した点が異なり、さらに板ば
ね14を廃止することによって第2図実施例に発展する
他の実施例を示したものである。なお第3.4図実施例
では遮磁ガイド13の縁部13aが直接戻しばね10を
支持するのに対し第1図実施例ではヨーク(b)が支持
するように構成されているが、縁部13aの弾性的機能
上に格別の変化はない。
第5〜6図は本発明のガイドの他の実施例の平面図、及
びA−A断面図、第7図は第5.6図のガイドを装着し
た電磁石要部の側面図である。本実施例ガイドは基本的
に同じ機能品であり前記実施例と同一符号で示されてい
る。遮磁ガイド13の縁部13aに円周切り溝13cを
備えたものである。第7図において、ボビン11に設け
た突起11aに縁部13aのB部を下方から当接させ、
一方ヨーク(b)2の突起2aがA−A線上でガイド1
3の上方から縁部13aを当接させ締結ねじ6を用いて
ヨーク(b)2とヨーク(a)3とを締め付けることに
より、遮磁ガイド13の底部13bは固定鉄心12を押
圧するように構成されている。従って縁部13aは弾性
変形し図示C部に発生する付勢力で固定鉄心12をヨー
ク(a)3に押圧し固定する。第8図(a)、(b)、
(c)は本発明に係る遮磁ガイド13のさらに他の実施
例の斜視図を示すが何れも弾性部材としては同−機能品
である。要するに本発明に係る縁付き有底筒状体の遮磁
ガイド13は、従来技術の遮磁板15と、可動鉄心8の
移動用ガイドとしての機能を集約統合したものであり、
ボビン11の熱変形に影響されることなく、可動鉄心8
の吸着及び消勢時の移動を円滑化し接点開離を確実にす
るものである。また各実施例に示すように遮磁ガイド1
3の縁部13aをボビン11のつば部若しくはヨーク(
b)3に弾性的に支持固定し、筒状底部13bを固定鉄
心12の接極面に付勢して当接させる電磁石の吸引力よ
りも大となるように構成することによって、固定鉄心1
2はヨーク(a)3に対して弾性的に固定され、カシメ
等の固定手段の省略及び従来技術の板ばねを廃止するこ
とができる。
(発明の効果) 本発明の実施により、コイルに異常が発生したとき、可
動鉄心の円滑な移動を可能とし、主接点の電路を確実に
遮断することができ、事故の未然防止、電気機器の保安
確保に有効であり、ボビンの材質を熱硬化性から熱可塑
性樹脂に代えることによりコイルの製作が容易となり、
しかもft1磁接触器を構成する部品点数が減少しコス
トの低減を図ることが可能となる等の顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る直流操作形電磁接触器の電磁石の
要部を断面で示す側面図、第2図は本発明に係る直流操
作形電磁接触器の外観正面図、第3.4図は本発明の他
の実施例を示す要部の断面側面図、第5図は本発明に係
るガイドの他の実施例の平面図、第6図は同縦断面図、
第7図は第5゜6図のガイドを装着した電磁石要部の側
面図、第8図(a)、(b)、(c)は本発明に係るガ
イドのさらに他の実施例の斜視図、第9図(a)、(b
)は従来技術と本発明実施例の組立手順を比較対照する
斜視図である。 1・・・上部絶縁台   2・・・ヨーク(b)3・・
・ヨーク(a)    4・・・コイル7・・・可動絶
縁台   8・・・可動鉄心9・・・軸       
10・・・戻しばね11・・・ボビン     12・
・・固定鉄心13・・・遮磁ガイド 14・・・板ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、可動接点を備え可動鉄心と戻しばねとを内設する可
    動絶縁台と、固定接点を備え前記可動接点台を収容する
    上部絶縁台と、前記上部絶縁台の下部に結合され前記可
    動鉄心と同軸線上に対向する固定鉄心並びに前記固定鉄
    心の外周にボビンに巻回したコイルを収容するヨークと
    を備えてなる直流操作形電磁接触器の電磁石において、
    前記ボビン軸方向穴内に、縁部が前記ボビンのつば部若
    しくはヨークに弾性的に締結支持され円筒底部が固定鉄
    心を押圧しかつ前記円筒内部に前記可動鉄心を軸方向に
    摺動可能に収容するように構成された非磁性の縁付き有
    底筒状の遮磁ガイドを有することを特徴とする電磁接触
    器の直流電磁石。
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