JPH02105705A - 電圧制御発振器 - Google Patents
電圧制御発振器Info
- Publication number
- JPH02105705A JPH02105705A JP25912988A JP25912988A JPH02105705A JP H02105705 A JPH02105705 A JP H02105705A JP 25912988 A JP25912988 A JP 25912988A JP 25912988 A JP25912988 A JP 25912988A JP H02105705 A JPH02105705 A JP H02105705A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- coil
- controlled oscillator
- acoustic wave
- surface acoustic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 claims abstract description 20
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、弾性表面波共振子を用いた電圧制御発振器
に関する。
に関する。
弾性表面波共振子を用いた電圧制御発振器としては、第
3図の例に示すように、■ポート型の弾性表面波共振子
4を用いたコルピッツ型が良く用いられる。
3図の例に示すように、■ポート型の弾性表面波共振子
4を用いたコルピッツ型が良く用いられる。
この場合、発振トランジスタ2のベースとコレクタ間の
誘導性リアクタンスは、弾性表面波共振子4、周波数可
変幅伸長用のコイル6および可変容量ダイオード8の直
列回路によって構成される。
誘導性リアクタンスは、弾性表面波共振子4、周波数可
変幅伸長用のコイル6および可変容量ダイオード8の直
列回路によって構成される。
可変容量ダイオード8には制御電圧Vtが印加され、こ
の制御電圧Vtの変化によって発振周波数の制御が行わ
れる。
の制御電圧Vtの変化によって発振周波数の制御が行わ
れる。
そして、コイル6のインダクタンス値を適当に選ぶこと
により、弾性表面波共振子4と可変容量ダイオード8の
みの場合よりも広い周波数可変範囲を得ることができる
。
により、弾性表面波共振子4と可変容量ダイオード8の
みの場合よりも広い周波数可変範囲を得ることができる
。
■ボート型の弾性表面波共振子4のインピーダンスおよ
び位相特性は一般的に第4図のように表される。
び位相特性は一般的に第4図のように表される。
この場合、発振は、反共振周波数frと共振周波数18
間の誘導性となる周波数の1点で起こる。
間の誘導性となる周波数の1点で起こる。
これに対し、第3図に示すように弾性表面波共振子4に
直列に接続した可変容量ダイオード8やコイル6は、こ
の共振特性を変形させて発振周波数を変化させようとす
るものであるが、そのようにするとコイル6の存在によ
り、第5図に示すように、反共振周波数frと共振周波
数fa間以外に誘導性リアクタンスを示す領域Aが生し
るため、本来希望していたのとは異なる周波数で発振を
起こす場合があるという問題があった。
直列に接続した可変容量ダイオード8やコイル6は、こ
の共振特性を変形させて発振周波数を変化させようとす
るものであるが、そのようにするとコイル6の存在によ
り、第5図に示すように、反共振周波数frと共振周波
数fa間以外に誘導性リアクタンスを示す領域Aが生し
るため、本来希望していたのとは異なる周波数で発振を
起こす場合があるという問題があった。
そこでこの発明は、このような点を改善した電圧制御発
振器を提供することを目的とする。
振器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明の電圧制御発振器は
、前述したような周波数可変幅伸長用のコイルに並列に
抵抗を接続したことを特徴とする。
、前述したような周波数可変幅伸長用のコイルに並列に
抵抗を接続したことを特徴とする。
上記のようにコイルに並列に適当な値の抵抗を接続する
と、共振系のQが抑圧され、しかも希望の発振周波数が
ある反共振周波数と共振周波数間よりも、望まない発振
をする周波数のQがより抑圧されるため、希望する周波
数での発振のみを起こさせることができるようになる。
と、共振系のQが抑圧され、しかも希望の発振周波数が
ある反共振周波数と共振周波数間よりも、望まない発振
をする周波数のQがより抑圧されるため、希望する周波
数での発振のみを起こさせることができるようになる。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例に係る電圧側i′ll1
発振器を示す回路図である。
発振器を示す回路図である。
第3図の従来例との相違点を主に説明すると、二の実施
例においては、前述したような周波数可変幅伸長用のコ
イル6に並列に抵抗lOを接続している。
例においては、前述したような周波数可変幅伸長用のコ
イル6に並列に抵抗lOを接続している。
この抵抗10の値を適当に選ぶと、共振系、即ちコイル
6、可変容量ダイオード8および弾性表面波共振子4の
直列回路のQは抑圧され、例えば第2図中に実線で示す
ように、その位相特性の山は、破線で示す従来例(これ
は第5図のものと同じである)のものに比べてつぶれて
くる。
6、可変容量ダイオード8および弾性表面波共振子4の
直列回路のQは抑圧され、例えば第2図中に実線で示す
ように、その位相特性の山は、破線で示す従来例(これ
は第5図のものと同じである)のものに比べてつぶれて
くる。
位相特性の山がつぶれて90度から0度の方に近づくと
いうことは、発振の余裕度が低くなり発振しにくくなる
方向であるが、その場合、希望の発振周波数がある反共
振周波数frと共振周波数fa間よりも、望まない発振
をする可能性がある周波数領域BのQがより抑圧される
ため、抵抗10の抵抗値によって、希望の発振周波数で
は発振が得られ、しかも望まない周波数での発振を止め
ることができる条件を選ぶことができ、それによって希
望する周波数での発振のみを起こさせることができるよ
うになる。
いうことは、発振の余裕度が低くなり発振しにくくなる
方向であるが、その場合、希望の発振周波数がある反共
振周波数frと共振周波数fa間よりも、望まない発振
をする可能性がある周波数領域BのQがより抑圧される
ため、抵抗10の抵抗値によって、希望の発振周波数で
は発振が得られ、しかも望まない周波数での発振を止め
ることができる条件を選ぶことができ、それによって希
望する周波数での発振のみを起こさせることができるよ
うになる。
その場合、コイル6のインダクタンス値が弾性表面波共
振子4の特性、可変容量ダイオード8の容量および電圧
制御発振器として必要とする周波数可変範囲等によって
異なるため、抵抗10の適当な値も以上の値やコイル6
のインダクタンス値、Q等によって異なるが、−例を示
せば、共振周波数が345MHzの水晶基板を用いた1
ポート型の弾性表面波共振子4を用い、可変容量ダイオ
ード8が約30pF〜l0PFの容量変化を持ち、コイ
ル6のインダクタンスが約5OnHの場合、抵抗IOの
抵抗値が約5にΩでζ希望する周波数での発振のみを起
こさせることができた。
振子4の特性、可変容量ダイオード8の容量および電圧
制御発振器として必要とする周波数可変範囲等によって
異なるため、抵抗10の適当な値も以上の値やコイル6
のインダクタンス値、Q等によって異なるが、−例を示
せば、共振周波数が345MHzの水晶基板を用いた1
ポート型の弾性表面波共振子4を用い、可変容量ダイオ
ード8が約30pF〜l0PFの容量変化を持ち、コイ
ル6のインダクタンスが約5OnHの場合、抵抗IOの
抵抗値が約5にΩでζ希望する周波数での発振のみを起
こさせることができた。
尚、電圧制御発振器の回路構成やタイプは、弾性表面波
共振子に直列にコイルを挿入したものであれば、必ずし
も第1図に示したようなものに限定されるものではない
。
共振子に直列にコイルを挿入したものであれば、必ずし
も第1図に示したようなものに限定されるものではない
。
以上のようにこの発明によれば、周波数可変幅を広げる
ために弾性表面波共振子に直列にコイルを挿入した場合
でも、希望周波数以外での発振を抑えることができる。
ために弾性表面波共振子に直列にコイルを挿入した場合
でも、希望周波数以外での発振を抑えることができる。
その結果、弾性表面波共振子の安定度を持ちながら、よ
り広い周波数可変幅を持つ電圧制御発振器が得られる。
り広い周波数可変幅を持つ電圧制御発振器が得られる。
第1図は、この発明の一実施例に係る電圧制御発振器を
示す回路図である。第2図は、1ポ一ト型弾性表面波共
振子にコイルおよび可変容量ダイオードを直列に、かつ
このコイルに抵抗を並列にそれぞれ接続した回路の位相
特性の一例を示す図である。第3図は、従来の電圧制御
発振器の一例を示す回路図である。第4図は、■ボート
型弾性表面波共振子のインピーダンスおよび位相特性の
一例を示す図である。第5図は、■ボート型弾性表面波
共振子にコイルおよび可変容量ダイオードを直列接続し
た回路のインピーダンスおよび位相特性の一例を示す図
である。 2・・・発振トランジスタ、4・・・弾性表面波共振子
、6・・・コイル、8・・・可変容量ダイオード、10
・・・抵抗。 匂 早 旦 琴
示す回路図である。第2図は、1ポ一ト型弾性表面波共
振子にコイルおよび可変容量ダイオードを直列に、かつ
このコイルに抵抗を並列にそれぞれ接続した回路の位相
特性の一例を示す図である。第3図は、従来の電圧制御
発振器の一例を示す回路図である。第4図は、■ボート
型弾性表面波共振子のインピーダンスおよび位相特性の
一例を示す図である。第5図は、■ボート型弾性表面波
共振子にコイルおよび可変容量ダイオードを直列接続し
た回路のインピーダンスおよび位相特性の一例を示す図
である。 2・・・発振トランジスタ、4・・・弾性表面波共振子
、6・・・コイル、8・・・可変容量ダイオード、10
・・・抵抗。 匂 早 旦 琴
Claims (1)
- (1)弾性表面波共振子を用いた電圧制御発振器であっ
て弾性表面波共振子に直列にコイルを挿入したものにお
いて、前記コイルに並列に抵抗を接続したことを特徴と
する電圧制御発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25912988A JPH02105705A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 電圧制御発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25912988A JPH02105705A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 電圧制御発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02105705A true JPH02105705A (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=17329720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25912988A Pending JPH02105705A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 電圧制御発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02105705A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0534711U (ja) * | 1991-10-04 | 1993-05-07 | 国際電気株式会社 | 電圧制御発振器 |
US7522016B2 (en) * | 2004-09-15 | 2009-04-21 | Qualcomm, Incorporated | Tunable surface acoustic wave resonators |
JP2010536211A (ja) * | 2007-08-06 | 2010-11-25 | ステ エッセ・ア・エッセ ディ ジ・モイラーギ アンド チ. | 表面波共振回路用作動回路及びそれを用いた発振回路 |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP25912988A patent/JPH02105705A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0534711U (ja) * | 1991-10-04 | 1993-05-07 | 国際電気株式会社 | 電圧制御発振器 |
US7522016B2 (en) * | 2004-09-15 | 2009-04-21 | Qualcomm, Incorporated | Tunable surface acoustic wave resonators |
JP2010536211A (ja) * | 2007-08-06 | 2010-11-25 | ステ エッセ・ア・エッセ ディ ジ・モイラーギ アンド チ. | 表面波共振回路用作動回路及びそれを用いた発振回路 |
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