JPH02104943A - エンジン用温度センサの補償装置 - Google Patents

エンジン用温度センサの補償装置

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Publication number
JPH02104943A
JPH02104943A JP25804488A JP25804488A JPH02104943A JP H02104943 A JPH02104943 A JP H02104943A JP 25804488 A JP25804488 A JP 25804488A JP 25804488 A JP25804488 A JP 25804488A JP H02104943 A JPH02104943 A JP H02104943A
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JP
Japan
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engine
temperature sensor
value
intake air
temperature
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Application number
JP25804488A
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English (en)
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Katsumi Ishida
克己 石田
Osao Yamashita
山下 長生
Yoshihiro Kato
嘉宏 加藤
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Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02104943A publication Critical patent/JPH02104943A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/04Engine intake system parameters
    • F02D2200/0414Air temperature

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、エンジンの電子制御装置に用いられる温度
センサに異常が発生したときに、温度センサの出力の代
替値を使用するエンジン用温度センサの補償82Fに関
する。
(従来の技術) 従来、例えば、特開昭57−137632号公報に示さ
れるように、エンジンの電子制御装置に用いられる温度
センサに異常が発生したときに、予め決められた温度セ
ンサの出力の代替値を、前2温度センサ出力の代わりに
使用するエンジン用温度センサの補償装置が在る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来例にあっては、前記代替値が、
予め一定値に固定されているため、前記温度センサの異
常発生時のエンジン運転状態が一定ではないことから、
常に適正な代替値であることは期待できない。このため
、従来のものは、前記温度センサの異常時には、応急的
な措置は採り得るものの、エンジンの適正な制御を行う
ことはできなかった。
また、過給機付きエンジンの場合には、過給作用により
、吸気温が上昇する(気体圧縮による温度上昇と過給機
のタービンから伝わる熱による温度上昇)ため、エンジ
ン負荷の変化に伴って吸気温が大きく変化する。このた
め、前記代替値が固定されている従来のものは、吸気温
セン9が異常となった場合に、過給機が非作動の運転状
態から過給機の最大稼働状態までの広範囲において、吸
気温センサの出力の補償を行うことは不可能であった。
さらに、エンジンのアイドル運転時には、エンジンのt
lI機温度に基づいて燃料供給湯の適■制御を行う必要
があるし、また、アイドル・オフ時にも、エンジン暖機
の進行に対応した制御が必要である。しかし、前記従来
装置にあっては、前記温度センサ出力の代替値が一定で
あるため、4度センサの異常時には、エンジンのアイド
ル時やアイドル・オフ時の適正制御は行うことができな
いしのであった。
(:1題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、第1の発明は、エンジンの
電子制御!I]vl置に設けられて、吸入空気温度を検
出する温度センサの異常時に、当該温度センサ出力の代
替値を使用するエンジン用温度センサの補償装置におい
て、前記代替値をエンジン負荷が大ぎい程、低温を示す
値に補正する代替値補正手段を具備するものである。
また、第2の発明は、過給機付きエンジンの電子制御装
置に設けられるものであり、エンジン負荷検出手段と、
前記代替値を前記エンジン負荷検出手段で検出されたエ
ンジン負荷が大きい程、高温を示す値に補正する代替値
補正手段を有するものである。
さらに、第3の発明は、エンジンの電子制御装置に設け
られて、エンジンの温度を検出する湯度センサの異常時
に、当該温度センサ出力の代替値を使用するエンジン用
温度センサの補償装置において、エンジンがアイドル状
態にあることを検出するアイドル検出手段と、エンジン
回転数検出手段と、エンジンのアイドル中は、前記代替
値を、前記アイドル検出手段およびエンジン回転数検出
手段により検出されたアイドル時のエンジン回転数に基
づいて計算する代替値演算1段とを具備するものである
また、第4の発明は、前記第3の発明の構成に加えて、
エンジン回転数を積算する積算手段と、エンジンのアイ
ドル−オフ時には、前記代替値を、前記エンジン回転数
の積算値に基づいて計算する第2の代替値演算1段を具
備するものである。
(作用) 第1の発明は、前記のように、吸入空気温度を検出する
温度センサの異常時に、当該調度センサの出力の代わり
に使用する代替値をエンジン負荷が大きい程、低温を示
す値に補正する代替値補正手段を具備することによって
、低負荷運転から気化熱により吸気が冷される高負荷運
転までの広い範囲の何れの状態において前記温度センサ
に異常が発生しても、常に適正な代替値を用いることが
でき、エンジンの適正制御を可能にする。
また、第2の発明は、過給機付きエンジンの電子制御装
置に設けられて、エンジン負荷検出手段と、前記代替値
を前記エンジン負荷検出手段で検出されたエンジン負荷
が大きい程、高温を示す値に補正する代替値補正手段を
有することにより、吸気温センサが異常となった場合に
、過給機が非作動の運転状態から過給機の最大稼働状態
までの広範囲において、吸気温センサの出力の補償を行
うことができる。
さらに、第3の発明は、エンジンがアイドル状態にある
ことを検出するアイドル検出手段と、エンジン回転数検
出手段と、エンジンのアイドル中は、前記代替値を、前
記アイドル検出手段およびエンジン回転数検出手段によ
り検出されたアイドル時のエンジン回転数に基づいて計
算する代替値演算手段とを具備することにより、温度セ
ンサの異常時に、エンジンのアイドル時やアイドル・オ
フ時の適正制−を行うことができる。
また、第4の発明は、前記第3の発明の構成に加えて、
エンジン回転数を積算する積算手段と、エンジンのアイ
ドル・オフ時には、前記代替値を、前記エンジン回転数
の積算値に基づいて計算する第2の代替値演算手段を具
備することにより、温度センサ異常時におけるアイドル
・オフ時のエンジン制御を、−層正確に行うことができ
る。
(実施例) 第1図は、第1の発明の一実施例を含むエンジンの電子
制御装置の概略構成図である。
エンジン気筒10に通じる吸気管1内には、燃料噴射弁
6および吸気温度を検出する吸気4センサ8が設けられ
ており、またスロットルバルブ7で絞られた後の吸気管
圧力を検出するための吸気管圧力センサ2がバイパス路
9を介して接続されている。さらに、エンジン気筒10
には、エンジンクランクシャフトの回転角に対応してパ
ルス信号を発生するクランク角センサ3およびエンジン
冷却水の温度を検出する水温センサ5が設+jられてい
る。
前記吸気管圧力センサ2、クランク角センサ3、水温セ
ンサ5、及び吸気温センサ8の出力は、イ】す御回路4
Aに入力されている。この制御回路4△は、第2図に示
すように、CPU14と、ROM16と、RAM17を
用いて構成されたマイクロコンピュータ制御回路である
レベル修正回路12は、吸気管圧力センサ2と水温セン
サ5と吸気温センサ8のアナログ信号出力のレベルを修
正してA/Dコンバータ13のサンプリングレベルにマ
ツチングさせるものである、このレベル修正回路12の
出力は、A/Dコンバータ13でデジタル信号に変換さ
れてCPU14へ入力される。駆動回路15は、CPU
14から出力されるエンジンに供給する燃料噴射量を示
す信号に対応して燃料噴射弁6を駆動することにより、
CPU14で算出した燃料噴射量に等しい量の燃料をエ
ンジンへ供給する。
第3図及び第4図は、前記CPU14において実行され
る処理の内容を示すフローチャートである。以下、この
フローチャートに従って本実施例の動作を説明する。
第3図に示す制御ルーチンは、吸気温センサ8の異常時
に、吸気温センサ8の出力の補償を行うものであり、第
4図に示す制御ルーチンは、燃料噴射量を決定するもの
である。
先ず、第3図に示すフローチャートについて説明する。
ステップ21の処理は、前記吸気温センサ8の出力を読
込んで、所定のレジスタAにその値を一時記憶する処理
である。
ステップ22の処理は、前記レジスタ△に記憶された吸
気温データの値Aが、予め決められた高温側判定値MA
Xよりも大きいか否かを判別する処理である。また、ス
テップ23の処理は、前記吸気温データの値へが、予め
決められた低温側判定値MINよりも小さいか否かを判
別する処理である。前記高温側判定値MAXと低温側判
定値MINは、前記吸気温セン+#8の出力の上下の限
界値を越えた通常動作時には在り得ない値を使用してい
る。これらの値は、予めROM16に記憶されている。
ステップ22と23の判定が共にNOであれば、前記吸
気温センサ8の出力値は、正常な範囲に在ることになる
。他方、ステップ22若しくは23の判定の何れかがY
ESであれば、吸気温センサ8の出力値は異常値であり
、すなわち吸気温センサ8に異常が発生したことになる
。このように、ステップ22と23は、吸気温センサ8
の異常発生の有無を判別するための処理である。
吸気温センサ8の異常が発生した場合には、ステップ2
4の処理が実行されて、吸気温センサ8の出力の補償が
行われる。すなわち、ROM16内には、吸気温センサ
出力の代替値のデータマツプが設けられている。この代
替値のデータマツプは、第5図に示すように吸気管圧力
PMが大きくなる程、低温を示すような特性のものであ
り、エンジン負荷を示すパラメータとして吸気管圧力P
Mを用いている。これは、エンジン負荷が増大すると燃
料供給量が増加し、このときの燃料の気化による吸入空
気の冷却度合が増加する現象に着目した特性である。
そして、吸気温センサンサ8の異常が発生した場合には
、吸気管圧力センサ2の出力faPMに基づいて前記デ
ータマツプから吸気温センサ出力の代替値をピックアッ
プし、前記レジスタA内のデータと入替える。これによ
り、レジスタA内には、異常値に代えて前記代替値が格
納されることになる。
ステップ25は、レジスタA内のデータ八を吸気温デー
タT HAとして記憶する処理である。この吸気温デー
タT HAには、吸気温センサ8の異常時には、前記ス
テップ24で求めた代替値が使用され、吸気温センサ8
が正常な時は、ステップ24が実行されないため、吸気
温センサ8の出力値がそのまま使用される。
次に、第4図に示すフローチャートについて説明する。
この111制御ルーチンは、前記クランク角センv3か
ら出力されるパルス信号に応答して開始する。
このtI111IIルーチンが開始すると、ステップ2
6で、エンジン回転数NEと吸気管圧力PMに基づいて
基本燃料噴射ITPの算出が行われる。エンジン回転数
NEは、前記クランク角センサ3の出力パルス信号の発
生時間間隔を所定のタイマカウンタにより計時すること
により求める。吸気管圧力PMは、前記吸気管圧カセン
ザ2の出力を読込んで使用する。基本燃料噴射ff1T
Pは、理論空燃比を得るために必要な燃料噴OUtであ
り、予め、吸気管圧力PMとエンジン回転数NEによっ
て決められるデータマツプからピックアップ処理により
求める。
ステップ27は、前記基本燃料噴射量°丁Pの値を、吸
気温の変化に対応して適正値に補正する処理である。す
なわち、予めROM16内に設けられている吸気温デー
タTHAと補正量FTI−IAのデータを関連付けたデ
ータマツプにより、第3図のステップ25で記憶した吸
気温データTI(Aに対応する補正IFTHAを求める
そして、ステップ28で、実際にエンジンに供給する燃
料噴射量TINJを計粋する。この燃料噴射ITINJ
は、次の演算式により求める。
T INJ−TPxFTHA この燃料噴射JITIJNは、前記駆動回路15に出力
され、燃料噴射弁6から、燃料噴射ff1rlJNに等
しい量の燃料が噴射される。
このように、本実施例の温度センサ出力の補償装置は、
吸気温センサ8が異常となったときに、エンジン負荷の
増加に対応して低い値の吸気温の代替値を使用すること
により、エンジン運転状態の変化に対応して、常に適正
な代替値を与えることができ、吸気温センサの異常時に
おけるエンジン制御の適正化を図ることができる。
なお、前記実施例では、エンジン負荷を示すパラメータ
として、吸気管圧力を用いた例を示したが、この他に、
エア70−メータの出力として得られる吸入空気amや
、前記燃料噴射ITIJN等を用いた構成としても良い
次に、第6図は、第2の発明の一実施例を含むエンジン
の電子制御@置の概略構成図である。なお、同図におい
て、第1図に示した実施例の構成と同一の構成部分には
同一符号を付して説明は省略する。
同図に示すエンジンは、過給機50を有するエンジンで
あり、過給1150は、排気マニホルド51とエアフィ
ルタ52後の吸気通路53との間に配置されたタービン
を排気圧で回転させて吸入空気を圧縮するものである。
過給された吸入空気は、サージタンク55、スロットル
バルブ7、吸気マニホルド56を通って気筒10に供給
される。
制御回路4Bは、第2図に示した制御回路4Aと同様の
構成であり、CPU14における処理の内容とROM1
6内のデータマツプの内容が若干異なる。なお、本実施
例においては、水温センサ5は省略しである。
前記CPtJ 14において実行される処理は、第3図
および第4図に示した処理のうち、ステップ24におけ
るデータマツプが異なる゛のみで、残りは同一の処理で
ある。
データマツプの内容は、第7図に示すように、エンジン
負荷パラメータとしての吸気管圧力が増加する稈、吸気
温の代替値が^温を示すような特性となっている。これ
は、エンジン負荷が増加して過給機が作動すると、過給
によって吸入空気の圧縮熱とタービン54を介して伝達
される排気熱とにより吸気温かtHする現象を考慮した
ものである。
従って、吸気温センv8の異常発生時には、前記のデー
タマツプから求めた代替値を吸気温データとして使用し
て燃料噴DAffi−丁INJを決定する制御が実行さ
れる。
これにより、過給機付きエンジンにおける吸気温センサ
の異常時に、過給[50の非作動ときから作動時までの
広範囲での適正なエンジン制御が可能となる。
また、エンジン負荷が変化した場合には、過給機50を
介して伝達される排気熱による吸気温の変化は、エンジ
ン負荷の変化に対して遅れを有しているため、これを考
慮することにより、−層適正な制御が可能になる。この
ような、現象を考慮した吸気温の代替値の演ね処理を第
8図のフローチャートに示す。
同図の処理は、第3図に示した処理のステップ24の代
わりにステップ31〜33を設けたものである。
ステップ31は、第7図に示した特性のデータマツプに
より吸気圧に対応する代替値を求め、これをレジスタB
に一時記憶する処理である。
ステップ32は、レジスタAに格納するデータAを前記
レジスタBのデータBを用いて演算する処理である。こ
のデータAは以下の演粋により求める。
A −(B+ (n−1) xMl)/nここで、Ml
は、前回のルーチン処理でステップ33において記憶さ
れたレジスタAのデータである。上記の式を変形すると
、 A−Ml + (B−Ml)/n となり、前回の吸気温データM1に、その変化分(B−
Ml)のn分の1を加えた形になる。nは、予め決めて
おいた遅れ要素としての定数である。
すなわち、nを定数とするフィルターとしての働きを有
する。これにより、データAは、代替値の変化に対して
nで決まる遅れ特性を持って決定される。
ステップ33は、データAをMlとして更新記憶する処
理である。従って、吸気温センサ8の異常時には、Ml
と吸気温データT I−I Aに、代替値に遅れ要素を
持たせた値が格納される。また、吸気温センサ8が正常
な時は、吸気温センサ8の出力値が、MlとTH△に記
憶される。
このように、代替値に遅れ要素を持たせることによって
、前述のような、エンジン負荷の変化に対する吸気温変
化の遅延に対応して吸気温代替値を決定することができ
、−層適正なエンジン制御が可能となる。
なお、エンジン負荷を示すパラメータとして、吸気管圧
力を用いる他に、エア70−メータの出力として得られ
る吸入空気流層や、前記燃料噴射ITIJN等を用いた
構成としても良い。
次に、第9図は、第3の発明に係る温度センサ出力の補
償装置の一実施例を含むエンジンの電子&IJ m装置
の概略構成図である。また、第10図は、第9図中の制
御回路4Cの構成を示すブロック図である。
本実施例のエンジンは、アイドル運転時に、燃籾供給量
の増量補正に伴って、吸気量の増量を行うための補助空
気導入機構61を備えている。また、スロットルバルブ
7の全開時を検出して、エンジンのアイドル運転状態を
検出するアイドルスイッチ60を備えている。その他は
、第1図に示した実施例と同様に、吸気管圧力センサ2
、クランク角センサ3、水温センサ5、燃料噴射弁6、
スロットルバルブ7を具備している。
また、&IJ御回路4Cは、第2図に示した制御回路4
Aと同様の構成に加えて、前記アイドルスイッチ60の
出力のレベル修正を行うレベル修正回路18を備えてい
る。また、第9図および第10図では、吸気温セン4J
−8は省略しである。
前記補助空気導入機構61は、第11図に示す構成とな
っている。冷却水通路72には、冷却水人口68から冷
却水出ロア3に向けてエンジン冷却水が流れる。この冷
却水通路72に接して感湿部材(湯度変化に伴って体積
変化するもの)71が設けられている。この感温部材7
1には、先端に円錐形のバルブ66を有する弁体70の
II端が接している。この弁体70は、スプリング67
により、感温部材71側に付勢されている。バルブ66
は、吸気管1からのバイパス路64(第9図に示す)に
連通する補助空気導入口62と吸気管1内のスロットル
バルブ7よりも気iioに近い側に開口する補助空気導
入口65との間に設けられた絞り孔63の開口面積を調
節して、補助空気の通過量を111制御する。
第12図は、補助空気導入機構61の特性図である。同
図中曲線aはエンジン回転数、曲線すは感4部材71の
ストローク(第11図中の左方への膨出量とする)、曲
線Cは補助空気量を示す。
エンジン温度、すなわち冷却水温が低い程、感温部材ス
トロークが小さくなり、補助空気量が多くなる。このた
め、エンジン回転数が高回転になる。すなわち、冷却水
温が低い程、感温部材71の収縮量が大きくなって感温
部材ストロークが小さくなり、スプリング67のイリ勢
力により弁体70が図中右方へ移動して、絞り孔63の
開口面積を広くする。従って、冷却水温が低い程、補助
空気の導入量が増加してエンジン回転数が高回転になる
第13図は、前記CPU14において実行される処理の
うち、水温センサ5の出力の補償を行う処理を示すフロ
ーチャートである。
ステップ41の処理では、水mt−ンサ5の出力を読込
んで、そのデータをレジスタCに一時記憶する。
ステップ42の処理は、ステップ41で読込んだ冷部水
温の値が異常値であるか否かを判別する処理である。こ
の異常判別処理は、第3図中のステップ22.23の処
理のように、所定の上限値と下限値を超る場合に、水温
センサ5が異常であると判別する処理である。
水温センサ5が正常であると判別された場合には、ステ
ップ46の処理が実行されて、燃料噴射mの決定に用い
る冷却水温データTHWに、レジスタC内のデータC1
すなわち、水温センサ5の検出値を記憶する。
燃料噴射量の決定は、第4図に示した処理と同様にして
実行される。ただし、ステップ27の処理において、補
正ff1FTHAは、前記冷却水温データTHWに基づ
いて決定する。
他方、水iS!廿ンサ5に異常が発生した場合には、ス
テップ43の処理により、そのときのエンジン運転状態
がアイドリング運転状態であるか否かの判別が行われる
。この判別は、前記アイドルスイッチ60の出力を読込
み、そのデータに基づいて行われる。
ここで、アイドリンク状態では無いと判断された場合に
は、ルーチンを終了する。従って、このときの燃料噴射
量は、前回のルーチン処理で記憶されている冷却水温デ
ータTHWに基づいて決定され、異常値が用いられるこ
とは無い。
他方、アイドリング状態であると判断された場合には、
ステップ44の処理が実行されて、冷却水温の代替値が
求められる。この代替値は、予めROM16内に設けら
れているデータマツプのルックアップによって求められ
るものであり、データマツプは、エンジン回転数と代替
値(エンジン温度に相当する)を第12図の特性になる
ように、2次元的に関係付けたものである。従って、エ
ンジン回転数から求めた代替値は、実際の冷却水温に一
致するものである。
そして、前記データマツプから求めた代替値データは、
レジスタDに一時記憶され、かつ、ステップ45の処理
により、冷却水温データTHWに更新記憶される。
従って、水温センサ5に異常が発生した場合には、エン
ジン回転数に対応して水温センザ出力の代U値が決定さ
れ、これを用いた燃料噴射量の決定が行われることによ
り、エンジンのフィトリング時におけるエンジンの適正
制御を行うことができる。
次に、第4の発明に係る実施例について説明する。前記
第3の発明に係る実施例は、エンジンがアイドル運転状
態の時における水温センサ5の出力補償を行う構成のも
のであったのに対し、第4の発明では、エンジンのアイ
ドル・オフ時にも水温センサ5の出力補償を行う構成と
したものである。
第4の発明の実施例のハード構成は、第9図および第1
0に示した構成と同一であり、また、CPU14におい
て実行される処理のうち、水温センサ出力の補償処理を
、第13図に示す処理に代えて、第14図に示づ処理と
したものである9゜以下、第14図のフローチャートに
従って本実施例の動作および作用を説明する。なお、同
図中において、第13図に示したフローチャート中のス
テップと同一処理を実行するステップには、同一符号を
付して説明を省略する。
本実施例では、図示は省略するが、所定のカウンタ処理
により、エンジン回転数の積算処理が常時灯われている
。この積算用のカウンタは、例えば、クランク角センサ
3の出力パルスの発生毎にカウントアツプすることによ
りエンジン回転数の積算を行う。なお、このカウンタが
示すエンジン回転数の積算値S1は、ステップ91〜9
3の何れかが実行された時にクリアされる。
水温センサ5が正常な時は、ステップ41.42.46
.91の処理が実行され、冷却水温データTHWとして
、水温センサ5の出力値が記憶され、WAn値S1がク
リアされる。
他方、水温センサ5に異常が発生すると、ステップ42
の判定がYESとなり、ステップ43でそのときのエン
ジン運転状態がフィトリング状態であるか否かの判別が
行われる。
ここで、エンジンがアイドリンク状態であれば、ステッ
プ44.45.92の処理が実行されて、エンジン回転
数に対応して代替値を求め、これを冷却水温データTH
Wに記憶し、積算値s1をクリアする。
そして、ステップ43で、エンジンがアイドル・オフで
あると判断した場合には、ステップ47゜48.93の
処理が実行される。
ステップ47は、エンジン回転数の積amsiが所定値
以上であるか否かの判別を行う処理である。ステップ4
8は、ステップ47の判定がYESのときに、冷却水温
データTHWの値を所定量ΔTHWだけ増加させる処理
である。
従って、水温センサ5の賃常発生時でかつステップ43
の処理によりアイドリング・オフと判定された当初は、
積算値81が所定値を越えるまでは、ステップ47の判
定はNoであるから、ステップ41.42.43.47
の処理が操返し実行され、8%算値S1の値が増加して
いく。この間の燃料噴射ff1TINJは、アイドル運
転中にセンサ以上が発生したときは、既にステップ46
で記憶されている冷却水温データTHWを用い、アイド
ル・オフ後にセンサ以上が発生したときは、既にステッ
プ45で適正な代替値が記憶しである冷却水温データT
HWを用いて演算される。
そして、ステップ93で積算値S1のクリアを行う。従
って、再び積算値81が所定値を越えるまで、ステップ
48で決定した冷却水温データTHWを用いて燃料噴射
ff1TINJを演算する。
以後、積算値81が所定値を越える毎に、冷却水温デー
タTHWの値は、ΔTHWずつ増加していく。これは、
エンジンの暖機の進行に伴って冷却水温が増加する現象
に対応していることになりアイドル・オフ後のエンジン
制御を適正に行うことができる。
前記積算値の増加量ΔTHWは、エンジン@機の進行と
冷却水温の増加との関係に対応するように、ステップ4
7で用いる所定値と大きさとの相互関係により予め決定
したものである。
なお、前記積算値S1の代わりに、所定時間を計時する
タイマを用いて、アイドル・オフ時は、所定時間毎に冷
却水温データTHWの値をΔTHWずつ増加させる構成
としても同様の効果を得ることができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、第1の発明は、吸入空気温
度を検出する温度センサの異常時に、当該温度センサの
出力の代わりに使用する代替値をエンジン負荷が大きい
程、低温を示す値に補正する代替値補正手段を具備する
ことによって、低負荷運転から気化熱により吸気が冷さ
れる高負荷運転までの広い範囲の何れの状態において前
記温度センサに異常が発生しても、常に適正な代替値を
用いることができ、エンジンの適正ill IIIを可
能にする。
また、第2の発明は、過給機付きエンジンの電子制御装
置に設けられて、エンジン負荷検出手段と、前記代替値
を前記エンジン負荷検出手段で検出されたエンジン負荷
が大きい程、高温を示す値に補正する代替値補正手段を
有することにより、吸気温センサが異常となった場合に
、過給機が非作動の運転状態から過給機の最大稼働状態
までの広範囲において、吸気温センサの出力の補償を行
うことができる。
さらに、第3の発明は、エンジンがアイドル状態にある
ことを検出するアイドル検出手段と、エンジン回転数検
出手段と、エンジンのアイドル中は、前記代替値を、前
記アイドル検出手段およびエンジン回転数検出手段によ
り検出されたアイドル時のエンジン回転数に基づいて計
算する代替値演算手段とを具備することにより、8!度
センサの異常時に、エンジンのアイドル時やアイドル・
オフ時の適正IIJtllを行うことができる。
また、第4の発明は、前記第3の発明の構成に加えて、
エンジン回転数を積算する積算手段と、エンジンのアイ
ドル・オフ時には、前記代替値を、前記エンジン回転数
の積算値に基づいて計算する第2の代替値演算手段を具
備することにより、温度センサ異常時におけるアイドル
・オフ時のエンジンIII IIIを、−II正確に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例を含むエンジン電子II
Itl装隨の概略構成図、第2図は第1図中の制御回路
の構成を示すブロック図、第3図及び第4図は第2図中
のCPUにおいて実行される処理を示すフローチャート
、第5図は同実施例で用いる代替値のデータマツプの特
性図、第6図は第2の発明の一実施例を含む過給機付き
エンジンの電子制御装置の概略構成図、第7図は同実施
例で用いる代替値のデータマツプの特性図、第8図は第
2の発明の他の実施例において実行される吸気温センサ
出力の補償制御処理の内容を示すフローチャート、第9
図は第3の発明の一実施例を含むエンジン電子制御装置
の概略構成図、第10図は第9図中のCPUの構成を示
すブロック図、第11図は第9図中の補助空気導入機構
の構成を示す断面図、第12図は同補助空気導入機構の
動作特性図、第13図は第10図中のCPUにおいて実
行される水温センサ出力の補償制御処理の内容を示すフ
ローチャート、第14図は第4の発明に係る一実施例に
おいて実行される水温センサ出力の補償制御処理の内容
を示すフローチャートである。 2・・・・・・吸気管圧力センサ 3・・・・・・クランク角センサ 4A、4B、4C・・・・・・I1m回路5・・・・・
・水温センサ    6・・・・・・燃料噴射弁8・・
・・・・吸気温センサ   14・・・CPU50・・
・過給機 61・・・補助空気導入機構 60・・・アイドルスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) エンジンの電子制御装置に設けられて、吸入空
    気温度を検出する湿度センサの異常時に、当該温度セン
    サ出力の代替値を使用するエンジン用温度センサの補償
    装置において、 前記代替値をエンジン負荷が大きい程、低温を示す値に
    補正する代替値補正手段を具備するエンジン用温度セン
    サの補償装置。
  2. (2) 過給機付きエンジンの電子制御装置に設けられ
    て、吸入空気温度を検出する温度センサの異常時に、当
    該温度センサ出力の代替値を使用するエンジン用温度セ
    ンサの補償装置において、エンジン負荷検出手段と、 前記代替値を前記エンジン負荷検出手段で検出されたエ
    ンジン負荷が大きい程、高温を示す値に補正する代替値
    補正手段を具備するエンジン用温度センサの補償装置。
  3. (3) エンジンの電子制御装置に設けられて、エンジ
    ンの温度を検出する温度センサの異常時に、当該温度セ
    ンサ出力の代替値を使用するエンジン用温度センサの補
    償装置において、 エンジンがアイドル状態にあることを検出するアイドル
    検出手段と、 エンジン回転数検出手段と、 エンジンのアイドル中は、前記代替値を、前記アイドル
    検出手段およびエンジン回転数検出手段により検出され
    たアイドル時のエンジン回転数に基づいて計算する代替
    値演算手段とを具備するエンジン用温度センサの補償装
    置。
  4. (4) エンジン回転数を積算する積算手段と、エンジ
    ンのアイドル・オフ時には、前記代替値を、前記エンジ
    ン回転数の積算値に基づいて計算する第2の代替値演算
    手段を具備する請求項3に記載のエンジン用温度センサ
    の補償装置。
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