JPH02104715A - 立体規則性ポリスチレン繊維の製造方法 - Google Patents

立体規則性ポリスチレン繊維の製造方法

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JPH02104715A
JPH02104715A JP1221897A JP22189789A JPH02104715A JP H02104715 A JPH02104715 A JP H02104715A JP 1221897 A JP1221897 A JP 1221897A JP 22189789 A JP22189789 A JP 22189789A JP H02104715 A JPH02104715 A JP H02104715A
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    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/02Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D01F6/20Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polymers of cyclic compounds with one carbon-to-carbon double bond in the side chain
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は立体規則性ポリスチレン、特にアイソタクチッ
ク及びシンジオタクチックポリスチレンの繊維の製造方
法に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]種々な
産業において、構造材料として使用されている金属をプ
ラスチック材料に置換えようという動きがある。プラス
チック材料は、それらが多くの場合軽量であり、磁気又
は電気的信号を妨害せず、殆どの場合金属よりも安価で
あるという利点を有している。プラスチック材料の一つ
の大きな欠点は、多くの金属よりもかなり強度が弱いと
いう点である。意図された用途に耐え得るに充分な強度
を有するプラスチック構造製品及び部品を提供するため
に、通常、ポリマー又はプラスチックマトリックスと、
プラスチック又はポリマーマトリックス中に加えた高強
度繊維からなる複合材料を使用することにより、高強度
を付与している。
そのような高強度繊維を使用した複合材料の例としては
、バーペル等(HarpeHet at、)の米国特許
第4,457,985号明細書及びバーペル等(Har
pellet al、)の米国特許第4.403,01
2号明細書が挙げられる。
最近発行された一連の特許はポリエチレン、ポリプロピ
レン又はポリエチレンとポリプロピレンの共重合体から
なる高強度繊維に関するものである。かかる繊維は高強
度複合体に有用であると記載されている[バーペル等(
Harpell et al、)の米国特許第4,56
3,392号明細書、カベッシュ等(Kavesh e
t al、)の米国特許第4,551,296号明細書
、バーペル等(Harpelt et al、)の米国
特許第4.543,286号明細書、カベッシュ等(K
avesh et al、)の米国特許第4,536.
536号明細書、カベッシュ等(Kavesh et 
at、)の米国特許第4.413.110号明細書、バ
ーペル等(Harpell et al、)の米国特許
第4.455,273号明細書及びカベツシュ等(Ka
vesh etal、)の米国特許第4,356.13
8号明細書参照]。
複合体用繊維を製造するために使用される他の高分子と
しては、ポリフェニレンサルファイド。
ポリエーテルエーテルケトン及びポリ(パラフェニレン
ベンゾビスチアゾール)が挙げられる。
ポリエチレン及びポリプロピレン繊維は、優れた弾性率
及び引張強度特性を示すが、熱変形温度が比較的低く、
且つ、耐溶剤性も悪い。ポリフェニレンサルファイド、
ポリエーテルエーテルケトン及びポリ(パラフェニレン
ベンゾビスチアゾール)は優れた熱変形温度及び耐溶剤
性を示すが、加工が困難であり、また非常に高価である
繊維に要求されていることは、良好な耐溶剤性′及び熱
変形温度を示し、加工可能であり、かつ妥当な価格の材
料から製造可能な複合材料に有用なことである。そのよ
うな繊維に更に要求されていることは高強度であること
である。更に要求されていることは、そのような繊維の
製造方法である。
[課題を解決するための手段1 本発明は、 (A)シンジオタクチックポリスチレン又はシンジオタ
クチックポリスチレンとアイソタクチックポリスチレン
の混合物を、その結晶融点及び分解温度の間の温度で、
押出成形するに充分な粘度となるような温度に加熱し、
(B)該ポリスチレンを高温においてオリフィスから押
出して繊維を形成し、 (C)該繊維を繊維固化するような条件下の一つ又はそ
れ以上の帯域を通過せしめて急冷し、次いで、 (D)常温まで該繊維を冷却すること を特徴とする立体規則性ポリスチレン繊維の製造方法を
提供するものである。
好ましくは、繊維がシンジオタクチックポリスチレン又
はシンジオタクチックポリスチレンとアイソタクチック
ポリスチレンの混合物から製造されたものであり、該繊
維が一軸配向されており、68.948 kPa (1
0,000psi)以上の引張強度及び6.894.8
00 kPa (1,OOO,000psi)以上の弾
性率を有するものである。
高強度繊維を製造するためには、繊維は更に以下の工程
に導かれる。
(E)該繊維をポリスチレンのガラス転移温度以上に加
熱する工程。
(F)該繊維を再延伸して伸長させると共に結晶化度を
最大にし、かつ繊維中のポリスチレンを一軸配向させる
工程。
本発明によって製造された繊維は、優れた耐溶剤性及び
耐熱変形性を示す。また、これらの繊維の製造に用いる
原料も比較的安価に調製することができる。
本発明の繊維は、シンジオタクチックポリスチレン又は
シンジオタクチックポリスチレンとアイソタクチックポ
リスチレンの混合物から製造される。シンジオタクチッ
クポリスチレンは、フェニル基が付加している主鎖に対
して、フェニル基が主鎖に交互になるように結合してい
るポリスチレンである。換言すれば、それぞれ隣接する
フェニル基が、主鎖に対して反対の側にあるものである
アイソタクチックポリスチレンは、全てのフェニル環が
主鎖の同じ側にあるものである。ここで、通常のポリス
チレンはアククチツクと称せられる。
その意味は、立体規則性を有さす、スチレンのフェニル
基の位置が、主鎖のそれぞれの側に対して任意、不規則
なものであり、従ってパターンを有さないものである。
好ましくは、本発明により製造される繊維は、繊維の引
張強度及び弾性率を改良するため一軸配向させる。該繊
維は好ましくは68.948 kPa(10,000p
si)以上、更に好ましくは137.896 kPa(
20,000psi)以上、最も好ましくは206,8
44 kPa(30,000psi)以上の引張強度を
有するものである。
本発明の繊維は、好ましくは6,894,800 kP
a(1+000+000 pst)以上、更に好ましく
は17,237.000kPa (2,500,000
psi)以上、最も好ましくは34.474,000 
kPa (5,000,000psi)以上の弾性率を
有するものである。本発明の繊維は、所望の如何なる大
きさ、形状又は長さに押出すことができる。
本発明の繊維は、好ましくは150℃以上、より好まし
くは170℃以上、最も好ましくは190℃以上の熱変
形温度を有するものである0本発明の繊維は、好ましく
は200℃以上、より好ましくは220℃以上、最も好
ましくは240℃以上の結晶融点を有するものである。
アイソタクチック及びシンジオタクチックポリスチレン
は、当業者に公知の様々な方法で製造することができる
。アイソタクチックポリスチレンの製造のための工程と
しては、ナツタ等(Nattaet al)のマクロモ
レキエラー・ケミストリー、第28巻、253頁(19
58年) (Makromol、 Chew、、 Vo
l。
2B、 p、253 (195B))に記載の方法が挙
げられる。
シンジオタクチックポリスチレンの製造のための工程と
しては、特開昭62−104818号公報及び石原等の
マクロモレキュールズ、第19巻、第9号、第2464
頁(1986年)(Ishihara、 Macrom
olecules、 19(9)、 2464 (19
86))等に記載されている方法によればよい。
押出機に供給される加熱したポリスチレンの粘度が低過
ぎると、押出機から出てくる繊維が物理的形状を保持で
きず、一方、粘度が高過ぎると押出しすることができな
い、該溶液の上限は、押出時の剪断粘度で1.OOo、
000ボイズが好ましく、更に好ましくはsoo、 o
ooボイズであり、最も好ましくは100 、000ボ
イズである。該溶液の下限は、押出時の剪断粘度で10
0ボイズが好ましく、更に好ましくは1 、000ボイ
ズであり、最も好ましくはio、oooボイズである。
ポリスチレンの分子量は、適度な成形性を有する繊維を
製造するに充分なものとする。分子量(Mn)の好まし
い上限は4,000.000であり、3.000.00
0がより好ましく、1,000,000が最も好ましい
0分子量(Mn)の好ましい下限は200,000であ
り、300,000がより好ましく 、400,000
が最も好ましい。
繊維をシンジオタクチックポリスチレン及びアイソタク
チックポリスチレンの両者から製造する場合には、混合
物中のシンジオタクチックポリスチレンのアイソタクチ
ックポリスチレンに対する比は、繊維に構造的な成形性
を付与する限り如何なるものでもよいが、好ましくは0
.1〜20であり、より好ましくは1〜3であり、最も
好ましくは0.75〜1.25である。
本発明の工程において立体規則性の良い重合体をその結
晶融点と分解温度の間に加熱する。その温度は、シンジ
オタクチックポリスチレン、又はアイソタクチック及び
シンジオタクチ・ンクボリスチレンの混合物のいずれを
使用したかに依存する。
−aには、アイソタクチックポリスチレンの結晶融点は
、シンジオタクチックポリスチレンのそれよりも幾分低
い。この規則性の良い重合体は、先ず、材料が押出成形
に充分な粘度を有する温度に溶融される。粘度は、押出
された繊維が形状を維持すべき程度に高くすべきである
が、重合体が押出成形できない程に高くすべきではない
。重合体は好ましくは260〜320℃,最も好ましく
は270〜300℃に加熱溶融される。次いで、繊維は
その温度で押出成形される。
一度ボリスチレンを加熱した場合、それは、所望の形状
の金型、通常は円形ダイ(サーキュラ−グイ)を通して
押出して繊維状とする。押出成形は高温において行われ
、その温度の上限は、ポリスチレンの分解温度である。
温度の下限は、ポリスチレンを押出しするに充分低い粘
度を有する最低の温度である。好ましい押出温度は、2
60℃〜320’Cであり、最も好ましくは270℃〜
300℃である。
次いで、繊維は急冷帯域を通過する。急冷帯域は、気体
状の象、冷帯域でも液体状の急冷帯域でもよい。
押出機からの繊維は、一つ又はそれ以上の急冷帯域を通
過する。そのような急冷域は、気体状の急冷帯域でも液
体状の急冷帯域でも或いはそれらの組合わせでもよい。
急冷帯域において、繊維は冷却され、固化されそして延
伸される。急冷帯域において、繊維は気体状急冷帯域を
通過するが、その帯域は温度が0〜100℃の間であり
、好ましい温度は常温である。好ましい気体は空気であ
る。
溶融押出には、一般に、空気急冷帯域が好ましい。
空気急冷帯域は、一般に、繊維を急冷し、固化せしめる
に充分な長さとする。そのような帯域は、好ましくは1
〜6フイート(30〜180cm)である。
急冷帯域の温度は、繊維の冷却及び固化が妥当な速度で
行われるならば、如何なる温度であってもよい。好まし
い下限温度はO′Cであり、最も好ましくは20℃であ
る。好ましい上限温度は100℃であり、最も好ましく
は50℃である。
液体急冷帯域に使用される液体は、ポリスチレンを溶解
しない液体である。好ましい急冷帯域材料としては、水
、低級アルコール、ハロゲン化炭化水素及び過ハロゲン
化炭化合物が挙げられる。
過ハロゲン化炭化合物としては、全ての水素原子がハロ
ゲン原子で置換された炭素を骨格とする物質が挙げられ
る。最も好ましい急冷媒体は水である。液体急冷帯域の
温度の下限は、急冷媒体が凍結する温度である。液体急
冷帯域の温度の上限は、繊維を急冷材料と接触させた場
合に固化しなくなるか急冷媒体が沸騰する温度を越える
温度である。
温度の上限は、好ましくは80℃であり、より好ましく
は30℃である。温度の下限は、好ましくは0℃である
。繊維の急冷帯域での滞留時間は、好ましくは0.5秒
以上であり、より好ましくは0.5〜10秒である。
急冷の間に繊維は延伸もされる。延伸の下限は、好まし
くはlO:1であり、より好ましくは50:lである。
延伸の上限は、好ましくは100:1である。
延伸とは、繊維をその断面積がその工程の最後において
より小さくなるように引き伸ばすことであり、延伸比と
は、最終の断面積に対する最初の断面積の比である。急
冷期間中に繊維は10:1〜100:1に延伸される。
急冷期間後、繊維は常温まで冷却される。
繊維の強度を改良したい場合には、繊維はそれが再延伸
できる温度にまで再加熱される。再延伸工程において、
繊維はそれが一軸配向を有するように配向される。繊維
はそのガラス転移温度及びその融点の間の温度に加熱さ
れる。好ましい上限温度は280℃以下であり、より好
ましくは270℃以下である。好ましい下限温度は15
0℃以上であり、更に好ましくは250℃以上である。
その後、繊維は張力をかけて引き伸ばすことにより再延
伸される。これは、通常、後方のゴデツト(godet
s)が先のゴデツトよりも非常に早い速度で回転してい
る一対のゴデツト上に繊維を走行させることにより行わ
れる。繊維は1.5:1〜10:1の間の比で引き伸ば
される。延伸の速度は、好ましくは毎分lフィー) (
30,48cm)以下である。再延伸は繊維が予備加熱
された温度又はその近傍の温度で行われる。繊維は一つ
又それ以上の段階で、それぞれの段階での異なる温度、
延伸速度及び延伸比を任意に選択することによりjテう
ことができる。その速度が遅いほど、よく配向され、強
度が大きい繊維となる。延伸は、−iに4〜1までの比
が許容される。
上記繊維は、複合材に導入することができる。
その導入の方法及び繊維が使用出来る複合材は当業者に
公知のことである。
以下の実施例は例証のみを目的とするものであり、本発
明はこれに限定されない。また特に記載しない限り、部
及び%はすべで重量である。
ス11江上 重量平均分子量(Mw)300.000を有するシンジ
オタクチックポリスチレンを押出機の加熱帯域に載置し
、250℃に加熱した。このポリスチレンを250℃に
おいてi、Ommの直径の紡糸口金を通して、152.
4 cm (5フイート)の長さを有する空気急冷帯域
に押出した。急冷帯域での滞留時間は3秒であった。急
冷後の繊維を取出し、常温まで冷却した。得られた繊維
は103,422 kPa(15,000psi)(7
)引張強度並びに8.273,760 kPa(1,2
00,0OOpsi)の弾性率及び5.6%の最終伸び
率を示した。
実施t2 Mw 700.000を有するシンジオタクチックポリ
スチレンを押出機の加熱帯域に載置し、260’Cに加
熱した。このポリスチレンを260″Cにおいて1.0
+*mの直径の紡糸口金を通して152.4 cm (
5フイート)の長さを有する空気急冷帯域に押出した。
急冷帯域での滞留時間は3秒であった。急冷後の繊維を
取出し、常温まで冷却した。繊維を180’Cにおいて
100%再延伸した。得られた繊維は131、001.
2’ kPa (19,000psi)の引張強度並び
に5.722,684 kPa (830,000ps
i)の弾性率及び4.1%の最終伸び率を示した。
裏施拠主 Mw 700.000を有するシンジオタクチックポリ
スチレンを押出機の加熱帯域に載置し、260℃に加熱
した。そのポリスチレンを260℃において1.Onv
の直径の紡糸口金を通して152.4 cta (5フ
イート)の長さを有する空気急冷帯域に押出した。急冷
帯域での滞留時間は3秒であった。急冷後の繊維を取出
し、常温まで冷却した。繊維を280℃において160
%再延伸した。得られた繊維は103.422 kPa
(15,000psi)の引張強度並びに6.550.
060 kPa(950,000psi)の弾性率及び
3.9%の最終伸び率を示した。
裏隻■土 Mw 800,000を有するシンジオタクチックポリ
スチレンを押出機の加熱帯域に載置し、275℃に加熱
した。そのポリスチレンを275℃において1.0−の
直径の紡糸口金を通して152.4 cta (5フイ
ート)の長さを有する空気急冷帯域に押出した。急冷帯
域での滞留時間は3秒であった。得られた繊維は68.
948 kPa(10,000psi)の引張強度並び
に2.826,868 kPa(410,000psi
)の弾性率及び3.7%の最終伸び率を示した。
1旌I Mw 800,000を有するシンジオタクチックポリ
スチレンを押出機の加熱帯域に載置し、275℃に加熱
した。そのポリスチレンを275℃において1.0ms
+の直径の紡糸口金を通して152.4 cta (5
フイート)の長さを有する空気急冷帯域に押出した。急
冷帯域での滞留時間は3秒であった。急冷後の繊維を取
出し、常温まで冷却した。繊維を280’Cにおいて5
0%再延伸した。得られた繊維は55.158.4kP
a(8,000psi)の引張強度並びに3.240.
556 kPa(470,000psi)の弾性率及び
2.1%の最終伸び率を示した。
裏施■旦 Mw 3.000.000を有するシンジオタクチック
ポリスチレンを押出機の加熱帯域に載置し、300℃に
加熱した。そのポリスチレンを300℃において!、O
ma+の直径の紡糸口金を通して152.4 cm (
5フイート)の長さを有する空気急冷帯域に押出した。
急冷帯域での滞留時間は3秒であった。急冷後の繊維を
取出し、常温まで冷却した。得られた繊維は82,73
7.6 kPa (12,000psi)の引張強度並
びに3.102,660 kPa (450,000p
si)の弾性率及び6.3%の最終伸び率を示した。
裏庭Aユ Mw 3,000.000を有するシンジオタクチック
ポリスチレンを押出機の加熱帯域に載置し、300’C
に加熱した。そのポリスチレンを300℃において1、
Onmの直径の紡糸口金を通して152.4 cm(5
フイート)の長さを有する空気急冷帯域に押出した。
急冷帯域での滞留時間は3秒であった。急冷後の繊維を
取出し、常温まで冷却した。繊維を280℃において5
0%再延伸した。得られた繊維は96,527.2kP
a (14,000psi)の引張強度並びに4,82
6,360kPa(700,000psi)の弾性率及
び3.8%の最終伸び率を示した。
〔発明の効果〕
畝上の如く、本発明によれば弾性率や引張特性にすぐれ
ると共に、耐溶剤性及び耐熱変形性にすぐれたポリスチ
レン繊維を得ることができる。
本発明の立体規則性ポリスチレン繊維は、様々なプラス
チックに加えて複合材料として利用するなど、各種用途
に幅広くかつ有効な応用が期待される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(A)シンジオタクチックポリスチレン又はシン
    ジオタクチックポリスチレンとアイソタクチックポリス
    チレンの混合物を、その結晶融点及び分解温度の間の温
    度で、押出成形するに充分な粘度となるような温度に加
    熱し、 (B)該ポリスチレンを高温においてオリフィスから押
    出して繊維を形成し、 (C)該繊維を繊維固化するような条件下の一つ又はそ
    れ以上の帯域を通過せしめて急冷し、次いで、 (D)常温まで該繊維を冷却すること を特徴とする立体規則性ポリスチレン繊維の製造方法。 (2)請求項1の(A)〜(D)の工程を経た後、(E
    )該繊維をポリスチレンのガラス転移温度以上に加熱し
    、更に (F)該繊維を再延伸して伸長させると共に、繊維中の
    ポリスチレンを一軸配向させることを特徴とする請求項
    1記載の製造方法。 (3)空気帯域を通過せしめることにより、該繊維を急
    冷することから成る請求項2記載の製造方法。 (4)ポリスチレンを押出成形前に260℃〜320℃
    に加熱し、次いで260℃〜320℃で押出成形する請
    求項3記載の製造方法。 (5)空気急冷帯域の温度を0℃〜100℃の間とする
    請求項4記載の製造方法。 (6)繊維を空気急冷帯域において10:1〜100:
    1の比で延伸する請求項5記載の製造方法。 (7)繊維を再延伸のために150℃〜280℃に加熱
    する請求項6記載の製造方法。 (8)繊維を1.5:1〜10:1の間の延伸比で再延
    伸する請求項7記載の製造方法。(9)繊維が68,9
    48kPa(10,000psi)以上の引張強度を有
    するものである請求項8記載の製造方法。 (10)繊維が、一軸配向されたものであって、その引
    張強度は68,948kPa(10,000psi)以
    上であり、かつ弾性率は6,894,800kPa(1
    ,000,000psi)以上であるように請求項1の
    製造方法で製造されたシンジオタクチックポリスチレン
    又はシンジオタクチックポリスチレンとアイソタクチッ
    クポリスチレンの混合物からなる高強度繊維。
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