JPH0210393Y2 - - Google Patents

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JPH0210393Y2
JPH0210393Y2 JP1985011631U JP1163185U JPH0210393Y2 JP H0210393 Y2 JPH0210393 Y2 JP H0210393Y2 JP 1985011631 U JP1985011631 U JP 1985011631U JP 1163185 U JP1163185 U JP 1163185U JP H0210393 Y2 JPH0210393 Y2 JP H0210393Y2
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JP1985011631U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、配管等を支持、固定するための支持
構造体に関し、さらに詳しくは、基礎に固定する
支持構造体本体と該支持構造体本体を支持する斜
傾材とを有する支持構造体に関する。
〔従来の技術〕
基礎に固定した支持構造体本体で配管等を支持
し、支持構造体本体を斜傾材で支持する構造を有
する配管等の支持構造体は、従来、これを構築す
るための素材を現場に持ち込んで、その場で寸法
合せ、切断、加工、仮溶接しながら仮組立を行
い、全体の調整が終つた後に本溶接を行つてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため、従来にあつては寸法合せ、切断、加
工、溶接作業等に時間を要すると共に、溶接が行
い難く、しかも溶接完了迄の構造体の保持(天
井、壁に取付けのため)も構造体が重いため一人
では困難で、危険性大であつた。更に、現場で切
断等を行なうため鋼材の無駄が多いなどの問題も
あつた。
本考案は上記従来技術の問題点を考慮し、鋼材
を事前に工場にて加工、製作しておき、これを現
場にて、角度、長さの調整をして短時間で容易に
組立てることができるこの種の支持構造体を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、基礎に固定する支持構造体本体12
と該支持構造体本体12を斜め方向から支持する
一対の斜傾材16,18とを有する支持構造体に
おいて、前記斜傾材16,18のうちの少なくと
も一方は、両端がピン座34と板状取付部32と
の組合せによるピン連結構造によつて支持構造体
本体と連結され、かつ中間部が2分割されて、そ
の分割部分が連結用スリーブ28によつて連結さ
れ、長さ調整できるよう構成したものである。
〔作 用〕
このように本考案にあつては、一対の斜傾材の
うち少なくとも一方の斜傾材の両端を、ピン座と
板状取付部とのピン連結構造としているので、該
斜傾材の角度調整が容易に行なえる。また、該斜
傾材を2分割し、その分割部を連結用スリーブを
介して連結しているので、斜傾材の長さを自由に
調整できる。したがつて、斜傾材の設定が極めて
短時間で容易に行なえる。
〔実施例〕
以下、本考案は添付図面に示した実施例に基づ
いて説明する。
第1図は、本考案に係る支持構造体の一実施例
を示す側面図で、配管10を支持構造体本体12
で支持し、支持構造体本体12を垂直の基礎14
に固定すると共に斜傾材16,18で支持した構
造を示している。
本実施例の支持構造体を組立ての順序に従つて
説明すると、先ず、基礎14に固定された埋込金
具20に支持構造体本体用スリーブ22を溶着
し、スリーブ22の側壁に穿設された孔24を利
用して本体12を吊上げ、脚部26をスリーブ2
2内に差込み、長さを調整してから溶着する。
次に、一方の斜傾材18を斜傾材片18A,1
8Bに2分割し、その分割部分を連結用スリーブ
28にて連結し、長さを調節してから溶着する。
斜傾材片18Aと斜傾材片18Bの他端にはそれ
ぞれ取付金具30を介して板状の取付部32が形
成されており、板状の取付部32は、第1図のA
−A線に沿つた断面図である第2図に示すよう
に、ピン座34にピン36で取付けられている。
このため、角度調整が可能である。板状取付部3
2とピン座34との角度調整をしてからこれらを
溶着すると共に、上側のピン座34を本体12
に、下側のピン座34を基礎14に固定した埋込
金具38にそれぞれ溶着する。
次に連結用スリーブ40を角度調整して本体1
2に溶着し、斜傾材16Aをこれに差込んで、第
1図のB−B線に沿つた断面図である第3図に示
すように、スリーブ調整金具42を介して溶着す
る。斜傾材16Aの他端には、第1図のC−C線
に沿つた断面図である第4図に示すように、板状
取付部44が形成されており、現場合せで、角
度、長さを調整して切合せ、基礎14に固定され
た埋込金具46に溶着する。
このようにして、本実施例による支持構造体は
組立てられるが、本考案はこの実施例に限定され
るものではなく、支持構造体本体または基礎への
斜傾材の接続部において、スリーブ、ピン座及び
板状取付部を任意に組合せることもできる。
なお、上記実施例において上側の斜傾材16を
下側の斜傾材18と同じ構成としてもよい。要は
斜傾材16,18のうち少なくとも一本に本考案
を適用すれば、本考案の作用、効果を享受でき
る。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案の支持構造体は、斜
傾材のうち少なくとも一方を、両端がピン座と板
状取付部との組合せによるピン連結構造とされ、
かつ2分割にし、その分割部を連結用スリーブを
介して連結し、長さ調整できるよう構成したの
で、斜傾材の角度及び長さの調整が従来に較べて
非常に容易にできるという効果を奏する。特に、
コンクリート面に本構造体を設定する場合、予め
コンクリート面、つまり基礎に埋込み固定する埋
込金具の位置が不正確である場合が多く、従来構
造では、斜傾材の寸法、角度合せに切り合せ作業
を要し、手間がかかつていた。しかし、本考案の
斜傾材を用いれば、埋込金具を基点とすると斜傾
材の他端(本体との接合点)を相当広い範囲で自
在に選定できる。このため、切り合せ作業を不要
にでき、斜傾材の設定が極めて短時間で容易に行
える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る支持構造体の一実施例を
示す側面図、第2図は第1図のA−A線に沿つた
断面図、第3図は第1図のB−B線に沿つた断面
図、第4図は第1図のC−C線に沿つた断面図で
ある。 12……支持構造体本体、14……基礎、1
6,18……斜傾材、22……支持構造体本体用
スリーブ、24……孔、26……脚部、28,4
0……連結用スリーブ、32,44……板状取付
部、34……ピン座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎に固定する支持構造体本体と該支持構造体
    本体を斜め方向から支持する一対の斜傾材とを有
    する支持構造体において、前記斜傾材のうちの少
    なくとも一方は、両端がピン座と板状取付部との
    組合せによるピン連結構造によつて支持構造体本
    体と連結され、かつ中間部が2分割されて、その
    分割部分が連結用スリーブによつて連結され、長
    さ調整できるよう構成されたことを特徴とする斜
    傾材を有する支持構造体。
JP1985011631U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH0210393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985011631U JPH0210393Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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JP1985011631U JPH0210393Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61128475U JPS61128475U (ja) 1986-08-12
JPH0210393Y2 true JPH0210393Y2 (ja) 1990-03-14

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ID=30493929

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JP (1) JPH0210393Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5697680U (ja) * 1979-12-27 1981-08-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61128475U (ja) 1986-08-12

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