JPH02103730A - 情報記録再生方式 - Google Patents

情報記録再生方式

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JPH02103730A
JPH02103730A JP25671288A JP25671288A JPH02103730A JP H02103730 A JPH02103730 A JP H02103730A JP 25671288 A JP25671288 A JP 25671288A JP 25671288 A JP25671288 A JP 25671288A JP H02103730 A JPH02103730 A JP H02103730A
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JP
Japan
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recording
recording medium
light
orientation
laser beam
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Application number
JP25671288A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Sakagami
弘文 阪上
Takashi Yamamura
隆 山村
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は情報記録再生方式、特に、高い記録密度で情報
信号を光学的な手段により記録再生できるようにした情
報記録再生方式に関する。
(従来の技術) 各種の情報信号を高い記録密度で記録することについて
の要望が高まるのにつれて、近年になって色々な構成原
理や動作原理に基づいて作られた記録媒体を用いて情報
信号の高密度記録再生が行われるようになったことは周
知のとおりである。
そして、各種の技術分野における高密度記録再生の要求
に応じるために、記録媒体の記録層に情報信号によって
強度変調されている記録用ビームを照射することにより
、記録媒体における記録層に情報信号に応じた物理変化
あるいは化学変化を生じさせて情報信号の記録が行われ
るようにした記録媒体についても研究が行われるように
なった。
さらに、近年になり安定な動作を行う半導体レーザが容
易に得られるようになったのに伴い、レーザ光を用いて
高密度記録再生を行うようにした各種の光ディスクが既
に実用化されたり、あるいは実用化のための研究開発が
行われている現状にあることは周知のとおりである。
すなわち、幾何学的な凹部あるいは凸部として形成され
ているピットにより情報信号が記録された原盤から大量
に複製された記録済み光ディスク(再生専用の光ディス
ク)が、例えばビデオ・ディスクやコンパクト・ディス
ク等として、一般の家庭にも普及し始めている他、1回
だけユーザが追加して記録できる光ディスク(追記型光
ディスク)や消去可能な光ディスクなどが、例えばオフ
ィス用ファイルメモリ、その他の用途での実用化のため
に盛んに研究開発が行われており、これまでに追記型の
光ディスクあるいは消去可能な光ディスクとしても、ピ
ット形成型、抱あるいは凹凸形成型、光磁気型、相変化
型(熱エネルギにより光の透過率1反射率、吸収率等に
変化が生じる熱変態型)等のような各種形式のものが提
案されている他、記録、再生動作が光以外のエネルギを
用いて行われるようにする記録媒体についての提案も多
くなされている。
ところで、前記した従来の各種の記録媒体を用いた記録
再生装置では、高密度記録を行うための装置の構成が複
雑、かつ、大掛かりなものになっており、また、消去可
能な記録媒体も前述のように従来から提案されてはいる
が、それが例えば磁気記録媒体の場合には消去が容易で
ある反面、高密度記録の点に問題があり、それが例えば
光ディスクの場合には高密度記録が容易であるが簡単な
手段で消去を行えないという問題点があった。
それで本出願人会社では、先に結晶軸あるいは配向など
に光学的異方性を有する光変調材(例えばニオブ酸リチ
ウム単結晶や硅酸化ビスマス(B8o)のような電気光
学結晶、または液晶のような材料)よりなる部材と電荷
保持層と一対の電極とを含んで構成されている記録媒体
における電極間に所定の電圧を与えた状態において記録
対象の情報信号で強度変調されている記録用のレーザ光
を用いて記録対象の情報信号に対応した電荷像を電荷保
持層に形成させ、また、記録済記録媒体に照射させた一
定強度の再生用のレーザ光を、記録媒体の電荷保持層に
形成された電荷像による電界が与えられている光変調材
よりなる部材中で前記した電荷像に応じて光の状態が変
化した状態の再生光として取出して電荷像の読取りが行
われるようになされている記録再生方式を提案した。
第3図は前記した既提案の記録再生方式の概略構成を示
すブロック図であって、この第3図においてDは記録媒
体であり、この記録媒体りは透明電極Etlと、光導電
層部材PCLと、誘電体ミラーDMLと、結晶軸あるい
は配向などに光学的異方性を有する光変調材よりなる部
材、すなわち、光変調材層部材PML(例えばニオブ酸
リチウム単結晶や硅酸化ビスマス(B S O)のよう
な電気光学結晶、または液晶のような材料が使用される
)、透明電極Et2との積層構造を有しているものとし
て概略の構成が示されている。
前記の記録媒体りはそれの両面の透明電極E’tl。
EtZ間に一定の電圧が与えられている状態において、
透明電極Etl側に情報信号によって強度変調されてい
る書込光を入射させると、その書込光が入射された部分
の光導電層部材PCLの電気抵抗値が前記した書込先の
強度に従って変化し、光導電層部材PCLにおいて前記
のように電気抵抗値が変化した部分における誘電体ミラ
ーDMLとの境界には前記した書込光の強弱と対応した
量の電荷が蓄積する。
したがって前記のような構成を有する記録媒体りでは、
書込光が情報信号によって強度変調された状態の光が入
射されて光導電層部材PCLの電気抵抗値が変化した部
分における誘電体ミラーDMLとの境界に前記した情報
信号と対応した量の電荷を蓄積させることができる。
そして、前記した記録媒体りを移動させた状態にして、
前記した書込光として透明電極Etlを通して光導電層
部材PCLに入射させる光を極めて径の小さなものを使
用して情報信号を記録すれば、その光が入射されて光導
電層部材PCLの電気抵抗値が変化した部分における誘
電体ミラーDMLとの境界に前記した情報信号と対応し
て蓄積される電荷量を有する電荷像は極めて高い解像度
を有しているものにできる。
前記のようにして、光導電層部材PCLにおける誘電体
ミラーDMLとの境界に蓄積された電荷像、すなわち、
記録の対象にされている情報信号に従って電荷量が変化
している電荷像は、前記した透明電極Etl、 EtZ
間を短絡した状態にして透明電極Et2側から光を入射
させることによって光学像として再生することができる
すなわち、前記した透明電極Etl、 EtZ間を短絡
した状態にしてから、記録媒体りにおける透明電極Et
Z側より読出し光を入射させると、その読出し光は電気
光学結晶または液晶のような光変調材層部材PMLを通
過した後に、誘電体ミラーDMLで反射して、再び光変
調材層部材PMLを通過した後に透明電極Et2側から
出射するが、前記した電気光学結晶または液晶のような
光変調材層部材P M Lは、それに印加されている電
界に従って光学的な性質が変化するから、前記のように
して透明電極Et2から出射された光は、光導電層部材
PCLにおける誘電体ミラーDMLとの境界に蓄積され
た電荷像に従って光の状態が変化している状態のものに
なっている。
それで、光導電層部材PCLにおける誘電体ミラーDM
Lとの境界に蓄積された電荷像に従って光の状態が変化
している前記した透明電極Et2から出射した光の状態
の変化を光の強弱に変換させることにより光の画像とし
て認識できるようになされ、また、それを光電変換すれ
ば電気信号とすることもでき、さらに読出し光により飛
点走査して得られる透明電極Et2からの出射光を光電
変換すれば映像信号とすることもできるのである。そし
て、読出し光として極めて径の小さなものを使用すれば
、高い解像度の再生画像を再生できる映像信号を発生さ
せることができる。書込光や読出し光の光点を微小なも
のとすることはレーザ光を使用すれば容易に実現できる
また、前記のように光導電層部材PCLにおける誘電体
ミラーDMLとの境界に蓄積された電荷は、透明電極E
tl、 EtZ間を短絡した状態にしてから、一定の強
度の光を透明電極Etl側から入射して光導電層部材P
CLの電気抵抗値を低下させることにより消去すること
ができる。
第3図において記録媒体りの右側に示されている構成部
分は記録系ならびに消去系を構成している構成部分であ
り、また、記録媒体りの左側に示されている構成部分は
再生系を構成している構成部分であり、この第3図にお
いて1,2はレーザ光源、3〜7はレンズ、8,9は偏
光子、10は光変調器、11.12は波長板、13.1
4は検光子、15はビームスプリッタ、16は光電変換
器、17は増幅器、18は出力端子であり、また、19
.20は切換スイッチ、21は記録の対象にされる情報
信号の信号源(信号源)、22は記録媒体りの透明電極
Etl、 Et2間に所定の電圧を与える電源である。
前記した切換スイッチ19.20は、記録再生装置が記
録モード(または書込みモード)となされた際にはそれ
の可動接点Vが固定接点a側に切換えられ、また、記録
再生装置が読出しモードとなされた際にはそれの可動接
点Vが固定接点す側に切換えられる。また、前記した切
換スイッチ20の可動接点Vは、記録再生装置が消去モ
ードとなされた際にも、それの可動接点Vが固定接点す
側に切換えられる。
この第3図示の記録再生装置が書込みモードになされた
場合の動作を説明すると次のとおりである。すなわち、
記録再生装置が記録モードになされた場合には、記録媒
体りが所定の回転数で駆動回転されるとともに、記録系
の構成部分が、図示されていない移送機構によって記録
媒体りの径方向に所定の移送速度で移送され、また、切
換スイッチ19.20の可動接点aが固定接点a側に切
換えられ、それにより記録媒体りの透明電極Etl。
EtZ間には、電源22から所定の電圧が与えられると
ともに、記録対象の情報信号の信号源21からの情報信
号が光変調器10に供給される。また、再生系における
レーザ光源2は不作動の状態になされる。
レーザ光源1から放射されたレーザ光はレンズ3によっ
て平行光にされてから偏光子8により特定な偏光面を有
する直線偏光とされて光変調器10に入射され、そこで
前記した記録対象の情報信号の信号源21から供給され
ている情報信号によって光変調される。
前記した光変調器10から出射したレーザ光束′は、光
学的にバイアスを設定するための波長板11を通ってか
ら検光子13に入射され、検光子13からは情報信号に
よって強度変調された状態のレーザ光束が出射される。
検光子13から出射したレーザ光束はレンズ4によって
集光されて記録媒体りの透明電極Etlを通過して光導
電層部材PCLに入射される。
一11= それにより、光導電層部材PCLにおけるレーザ光束の
入射部分の電気抵抗値がレーザ光束の光量に従って変化
し、その部分における誘電体ミラーDMLとの境界には
前記した情報信号と対応した電荷量を有する電荷が蓄積
され、記録の対象にされている情報信号が電荷像として
記録される。
次に第3図示の記録再生装置が再生モード(読出しモー
ド)になされた場合には、記録系のレーザ光源1が不作
動の状態になされ、また、切換スイッチ20の可動接点
Vが固定接点す側に切換えられる。
再生用のレーザ光源2から放射された読出し用のレーザ
光はレンズ6によって平行光にされてから偏光子9に入
射されて、偏光子9からは特定な偏光面を有する直線偏
光が出射する。前記した偏光子9から出射したレーザ光
束はビームスプリッタ15を通過し、レンズ5で集光さ
れて記録媒体りにおける透明電極−Et2に入射する。
前記のように記録媒体りにおける透明電極Et2に入射
した読出し用のレーザ光束は電気光学結晶または液晶の
ような光変調材層部材PMLを通過した後に、誘電体ミ
ラーDMLで反射して、再び光変調材層部材PMLを通
過して透明電極Et2側から出射する。
前記した電気光学結晶または液晶のような光変調材層部
材PMLは、それに印加されている電界に従って光学的
な性質が変化するから、前記のようにして透明電極Et
2から出射された光は、前記した記録動作時に光導電層
部材PCLにおける誘電体ミラーDMLとの境界に蓄積
された電荷像に従って偏光面が変化している状態のもの
になっている。
記録媒体りの透明電極Et2から出射した光はビームス
プリッタ15によって反射されて波長板12に入射する
。この波長板12は光学的にバイアスを設定するために
用いられる。波長板12から出射したレーザ光束は検光
子14によってレーザ光束における偏光面の変化の状態
が明暗の状態になされて光電変換器16に入射し、光電
変換器16ではそれに入射されたレーザ光束の強度変化
に従った電気信号を出力し、それが増幅器17で増幅さ
れて出力端子18に出力される。
次に、第3図示の記録再生装置における既録済み情報の
消去動作について説明する。記録再生装置が消去動作モ
ードになされると、再生用レーザ光源2が不作動状態に
なされるとともに、切換スイッチ19.20の可動接点
Vが固定接点す側に切換えられ、さらに、記録用レーザ
光源1が作動状態になされる。
前記の状態において、レーザ光源1から放射されたレー
ザ光はレンズ3によって平行光にされてから偏光子8に
より特定な偏光面を有する直線偏光とされて光変調器1
0→波長板11→検光子13→の光路を通過し、検光子
13からは一定の光強度を有するレーザ光束−が出射さ
れ、そのレーザ光束はレンズ4によって集光されて記録
媒体りの透明電極Etlに入射される。
記録媒体りの透明電極Etlに入射したレーザ光束は、
透明電極Etlを通過して光導電層部材pcLに入射す
る。光導電層部材PCLはレーザ光束の入射部分の電気
抵抗値が一定の光量のレーザ光束によって一定の低い抵
抗値に変化するから、誘電体ミラーDMLとの境界に蓄
積されていた電荷が光導電層部材PCL→透明電極Et
l→スイッチ20の固定接点b→同可動接点V→接地の
回路で除去されて消去動作が行われる。
ところで、記録媒体りが記録済みの記録媒体の場合には
、新しい記録情報による記録動作に先立って消去が行わ
れなければならないが、第3図示の実施例のように記録
用(書込み用)のレーザ光源と消去用のレーザ光源とが
同一のレーザ光源1であり、また、レーザ光源1から放
射されたレーザ光束の光路が、記録モード(書込みモー
ド)時と消去モード時とにおいて同一な場合には、新し
い情報の書込みに先立って行われる先行消去動作と書込
み動作とが時分割的に行われるようにすればよい。
前記した第3図示の記録再生装置において情報信号の記
録再生に使用されていた記録媒体りは、それの構成に用
いられていた誘電体ミラーD M L、。
が光を通過させ得ないものとされていて、情報信号の書
込みと情報信号の読取りとが記録媒体りの各反対側の面
から行われるようになされるような構成のものであった
が、情報信号の記録再生に使用する記録媒体りとして、
情報信号の書込みと情報信号の読取りとを記録媒体の同
一側の面から行うことができる構成のもの、すなわち、
透明電極と、光導電層部材と、書込光と消去光とを通過
させ、読出光を反射させるような波長選択性を有する誘
電体ミラーと、例えばニオブ酸リチウム単結晶のような
電気光学結晶または液晶のような光変調材層部材と、電
極との積層構造を有する記録媒体りを使用し、また、書
込みモード時に使用される書込み用のレーザ光と再生モ
ード時に使用される読出し用のレーザ光として互に異な
る波長のレーザ光を使用して、記録媒体りに対する書込
み動作、読出し動作、消去動作などが行われるようにさ
れてもよい。
すなわち、書込動作時には情報信号によって強度変調さ
れているレーザ光を、記録媒体りの透明電極と光変調材
部材と波長選択特性を有する誘電体ミラーとを通過して
光導電層部材に入射させ、それにより、光導電層部材に
おけるレーザ光束の入射部分の電気抵抗値をレーザ光束
の光量に従って変化させ、その部分における波長選択特
性を有する誘電体ミラーとの境界に前記した情報信号と
対応した電荷量を有する電荷を蓄積させて、記録の対象
にされている情報信号が電荷像として記録し、また、再
生モードになされた場合には、記録媒体りにおける透明
電極に入射した読出し用のレーザ光が電気光学結晶また
は液晶のような光変調材層部材を通過した後に、波長選
択特性を有する誘電体ミラーで反射して、再び光変調材
層部材を通過して透明電極側から出射するが、この光は
前記した記録動作時に光導電層部材における波長選択特
性を有する誘電体ミラーとの境界に蓄積された電荷像に
従って偏光面が変化している状態のものになされている
のである。
それで、前記の光は検光子14によりレーザ光における
偏光面の変化の状態が明暗の状態にな、されてから光電
変換を行うことによりレーザ光の強度変化に従った電気
信号が出力できる。なお、消去動作モードにおける消去
動作は、再生用レーザ光源を不作動状態にし、記録用レ
ーザ光源を作動状態にして行うことができる。
(発明が解決しようとする課題) さて、第3図を参照して説明した既提案の記録再生方式
は、記録媒体りにレーザ光を用いて記録の対象にされて
いる情報信号に対応した電荷像を形成させ、また、レー
ザ光を用いて記録媒体における電荷像の読取りが行われ
るようにした記録再生方式であって、この既提案の記録
再生方式では記録媒体りにより高い記録密度での情報信
号の記録再生動作を実現することができ、また、記録済
みの記録内容の消去も容易であるという特徴を有してい
るが、既提案の記録再生方式において使用される記録媒
体として結晶軸あるいは配向などに光学的異方性を有す
る光変調材よりなる部材と電荷保持層とを含んで構成さ
れているものが使用されているために、記録再生用のレ
ーザ光の偏光面の方向と、記録媒体の構成部材の一部に
使用されている結晶軸あるいは配向などに光学的異方性
を有する光変調材よりなる部材における結晶軸の方向や
配向の方向との関係が変化した場合には記録再生が良好
に行うことができないことが生じる。
(11!題を解決するための手段) 本発明は結晶軸あるいは配向などに光学的異方性を有す
る光変調材よりなる部材と電荷保持層と一対の電極とを
含んで構成されている記録媒体における電極間に所定の
電圧を与えた状態において記録対象の情報信号で強度変
調されている記録用のレーザ光を用いて記録対象の情報
信号に対応した電荷像を電荷保持層に形成させ、また、
記録済記録媒体に照射させた一定強度の再生用のレーザ
光を、記録媒体の電荷保持層に形成された電荷像による
電界が与えられている光変調材よりなる部材中で前記し
た電荷像に応じて光の状態が変化した状態の再生光とし
て取出して電荷像の読取りが行われるようになされてい
る記録再生方式であって、記録媒体の構成部材として使
用されている光変調材よりなる部材の結晶軸や配向の方
向を記録媒体における予め定められた同一の方向に定め
、前記した光変調材よりなる部材における結晶軸の方向
や配向の方向に対して偏光面が略々一定の関係を有する
ようにしたレーザ光を、前記した光変調材よりなる部材
における結晶軸の方向や配向の方向に対して予め定めら
れた関係の方向で直線的に走査させるようにした情報記
録再生方式を提供する。
(作用) 本発明の情報記録再生方式では記録媒体の構成部材とし
て使用されている光変調材よりなる部材の結晶軸や配向
の方向を記録媒体における予め定められた同一の方向に
定めておくとともに、前記した光変調材よりなる部材に
おける結晶軸の方向や配向の方向に対して偏光面が略々
一定の関係を有するようにしたレーザ光を、前記した光
変調材よりなる部材における結晶軸の方向や配向の方向
に対して予め定められた関係の方向で直線的に走査させ
るようにしたので、記録媒体に入射されるレーザ光の偏
光面と記録媒体の構成部材として使用されている光変調
材よりなる部材の結晶軸や配向の方向との関係が一定に
なされる。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の情報記録再生方式の
具体的な内容を詳細に説明する。第1図は本発明の情報
記録再生方式の記録系の一例構成を示すブロック図、第
2図は本発明の情報記録再生方式の再生系の一例構成を
示すブロック図である。
第1図に示されている本発明の情報記録再生方式におい
て、23は記録の対象にされている情報信号源、24は
レーザ光強度変調回路、25はレーザ光源、26はレン
ズであり、また、第1図及び第2図において27はガル
バノメータ、28は回動軸、29は回動方向を示す矢印
、30は回動鏡、31は集光レンズ、32は記録媒体、
33はレーザ光束による主走査の方向を示す矢印、34
は記録媒体を副走査方向に移動させる移送機構の動力源
のモータ、35は回転軸、36は駆動プーリ、37はベ
ルト、38は従動プーリであり、さらに第2図において
、2はレーザ光源、6,7はレンズ、9は偏光子、10
は光変調器、12は波長板、14は検光子、15はビー
ムスプリッタ、16は光電変換器、17は増幅器、18
は出力端子である。
第1図及び第2図において記録媒体32は結晶軸あるい
は配向などに光学的異方性を有する光変調材よりなる部
材と電荷保持層と一対の電極とを含んで構成されている
記録媒体であるが、前記の構成部材として使用されてい
る光変調材よりなる部材は、それの結晶軸や配向の方向
が記録媒体について予め定められた略々同一の方向とな
るように設けられている。
そして、本発明の情報記録再生方式では記録モード時と
再生モード時とに記録媒体32を所定の方向に直線的に
走査するために用いられるレーザ光は、それの偏光面の
方向が前記した記録媒体の構成部材として使用−されて
いる光変調材よりなる部材の結晶軸や配向の方向に対し
て略々一定の関係を示すようなものとなされるのである
本発明の情報記録再生方式における記録系の構成例を示
している第1図中のレーザ光源25では、記録の対象に
されている情報信号源23の情報信号が供給されている
レーザ光強度変調回路24で発生された変調信号によっ
て強度変調されている状態のレーザ光を放射する(記録
時にレーザ光源25から放射されるレーザ光は特定な偏
光面を示す直線偏光となされる必要はない)。
そして、前記のレーザ光はコリメータレンズ26によっ
て平行光束になされてから、レーザ光による直線的な主
走査が記録媒体面で行われるような光偏向手段によって
特定な方向で直線的に光偏向される。
第1図示の情報記録再生方式の記録系、及び後述されて
いる第2図示の再生系の構成例などにおイテハ前記した
光偏向手段として、ガルバノメータ27と回動軸28と
回動鏡30とによって構成されたものが使用されている
が、光偏向手段としては他の周知の光偏向手段の内から
適当な光偏向手段が任意に選択使用されてもよい。
第1図に示されている情報記録再生方式の記録系におい
てコリメータレンズ26から出射したレーザ光束は、ガ
ルバノメータ27の回動軸28に固着されていて、図中
の矢印29のような回動運動を行っている回動鏡30で
反射されることにより、一定の方向に往復運動する状態
の光束となされて集光レンズ31で集光されて記録媒体
32に集光する。記録媒体32は図示の例ではカード状
のものとなされている。
それで、前記した集光レンズ31によって集光されたレ
ーザ光束は、カード状の記録媒体32上に微小な光点と
して投射されて、それが記録媒体32に関して一定の方
向、例えば図中で矢印33により示されているような主
走査の方向に移動する。
前記の記録媒体32は、前記した主走査方向と直交する
副走査方向(図中の矢印参照)に記録媒体32を移動さ
せうる移送機構によって副走査方向に移動するようにな
されているから、前記した記録媒体32に投射されたレ
ーザ光束による微小な光点の直線的な移動によって、記
録媒体32に平行に形成される多数の直線的な記録跡に
記録の対象にされている情報信号が記録されることにな
る。
そして、前記のように情報信号によって強度変調された
レーザ光による記録媒体32に対する情報信号の記録は
、第3図を参照して既述した記録媒体りに対する情報信
号の記録の場合と同様に電荷像の形で行われるのである
すなわち、記録媒体32に設けられている2つの透明電
極間に一定の電圧が与えられている状態において、一方
の透明電極側に情報信号によって強度変調されていると
ともに特定な方向で直線的に移動する書込光が入射され
ると、その書込光が入射された部分の光導電層部材の電
気抵抗値が前記した書込光の強度に従って変化し、光導
電層部材において前記のように電気抵抗値が変化した部
分における誘電体ミラーとの境界には前記した書込光の
強弱と対応した量の電荷が蓄積して極めて高い解像度を
有している電荷像により記録が行われるのである。
記録媒体32を副走査方向(図中の矢印参照)に移動さ
せるための移送機構として第1図及び第2図中に示され
ているものは、モータ34の回転軸35によって駆動さ
れる駆動プーリ36とベルト37と従動プーリ38とに
よって構成されているが、カード状の記録媒体32の副
走査方向への移送機構としては他の構成形態が採用され
てもよい。
次に、第2図に示されている情報記録再生方式における
再生系において、再生用のレーザ光源2から放射された
読出し用のレーザ光はレンズ6によって平行光にされて
から偏光子9に入射されて、偏光子9からは特定な偏光
面を有する直線偏光が出射する。前記した偏光子9から
出射したレーザ光束はビームスプリッタ15を通過した
後に、レーザ光による直線的な主走査が記録媒体面で行
われるような光偏向手段によって特定な方向で直線的に
光偏向される。
第2図においてビームスプリッタ15を通過ししたレー
ザ光束は、ガルバノメータ27の回動軸28に固着され
ており図中の矢印29のような回動運動を行っている回
動鏡30で反射されることにより、一定の方向に往復運
動する状態の光束となされて集光レンズ31で集光され
て記録媒体32に集光する。
それで、前記した集光レンズ31によって集光された読
出し用のレーザ光束は、カード状の記録媒体32上に微
小な光点として投射されて、それが記録媒体32に関し
て一定の方向で図中の矢印33により示されているよう
な主走査の方向に移動する。
また、前記の記録媒体32が前記した主走査方向と直交
する副走査方向(図中の矢印参照)に記録媒体32を移
動させうる移送機構によって副走査方向に移動されるよ
うになされていることは記録動作時と同様である。
再生モード時において記録媒体32に投射される前記し
た読出し用のレーザ光の偏光面は、記録媒体32の構成
部材として使用されている光変調材よりなる部材の結晶
軸や配向の方向に対して予め定められた関係を有するよ
うになされているから、読出し用のレーザ光はそれの偏
光面の方向と記録媒体32の構成部材として使用されて
いる光変調材よりなる部材の結晶軸や配向の方向とが予
め定められた関係となされている状態において再生動作
が行われる。
前記のように記録媒体32における透明電極に入射した
読出し用のレーザ光束は電気光学結晶または液晶のよう
な光変調材層部材を通過した後に、誘電体で反射して、
再び光変調材層部材を通過して透明電極側から出射する
前記した電気光学結晶または液晶のような光変調材層部
材は、それに印加されている電界に従って光学的な性質
が変化するから、前記のようにして透明電極から出射さ
れた光は、前記した記録動作時に光導電層部材における
誘電体ミラーとの境界に蓄積された電荷像に従って偏光
面が変化している状態のものになっている。
記録媒体32の透明電極から出射した光は回動鏡30を
介してビームスプリッタ15に入射され。
−路一 前記のビームスプリッタ15によって反射されて波長板
12に入射する。この波長板12は光学的にバイアスを
設定するために用いられる。波長板12から出射したレ
ーザ光束は検光子14によってレーザ光束における偏光
面の変化の状態が明暗の状態になされて光電変換器16
に入射し、光電変換器16ではそれに入射されたレーザ
光束の強度変化に従った電気信号を出力し、それが増幅
器17で増幅されて出力端子18に出力される。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように本発明
の情報記録再生方式は、結晶軸あるいは配向などに光学
的異方性を有する光変調材よりなる部材と電荷保持層と
一対の電極とを含んで構成されている記録媒体における
電極間に所定の電圧を与えた状態において記録対象の情
報信号で強度変調されている記録用のレーザ光を用いて
記録対象の情報信号に対応した電荷像を電荷保持層に形
成させ、また、記録済記録媒体に照射させた一定強度の
再生用のレーザ光を、記録媒体の電荷保持層に形成され
た電荷像による電界が与えられている光変調材よりなる
部材中で前記した電荷像に応じて光の状態が変化した状
態の再生光として取出して電荷像の読取りが行われるよ
うになされている記録再生方式であって、記録媒体の構
成部材として使用されている光変調材よりなる部材の結
晶軸や配向の方向を記録媒体における予め定められた同
一の方向に定め、前記した光変調材よりなる部材におけ
る結晶軸の方向や配向の方向に対して偏光面が略々一定
の関係を有するようにしたレーザ光を、前記した光度1
材よりなる部材における結晶軸の方向や配向の方向に対
して予め定められた関係の方向で直線的に走査させるよ
うにした情報記録再生方式であって、本発明の情報記録
再生方式では記録媒体の構成部材として使用されている
光変調材よりなる部材の結晶軸や配向の方向を記録媒体
における予め定められた同一の方向に定めておくととも
に、前記した光変調材よりなる部材における結晶軸の方
向や配向の方向に対して偏光面が略々一定の関係を有す
るようにしたレーザ光を、前記した光変調材よりなる部
材における結晶軸の方向や配向の方向に対して予め定め
られた関係の方向で直線的に走査させるようにしたので
、記録媒体に入射されるレーザ光の偏光面と記録媒体の
構成部材として使用されている光変調材よりなる部材の
結晶軸や配向の方向との関係が一定になされて、本発明
の情報記録再生方式では従来の問題点が生じることがな
く、常に良好な記録再生動作が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報記録再生方式における記録系の一
例構成を示すブロック図、第2図は本発明の情報記録再
生方式における再生系の一例構成を示すブロック図、第
3図は既提案の記録再生方式の概略構成を示すブロック
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 結晶軸あるいは配向などに光学的異方性を有する光変調
    材よりなる部材と電荷保持層と一対の電極とを含んで構
    成されている記録媒体における電極間に所定の電圧を与
    えた状態において記録対象の情報信号で強度変調されて
    いる記録用のレーザ光を用いて記録対象の情報信号に対
    応した電荷像を電荷保持層に形成させ、また、記録済記
    録媒体に照射させた一定強度の再生用のレーザ光を、記
    録媒体の電荷保持層に形成された電荷像による電界が与
    えられている光変調材よりなる部材中で前記した電荷像
    に応じて光の状態が変化した状態の再生光として取出し
    て電荷像の読取りが行われるようになされている記録再
    生方式であって、記録媒体の構成部材として使用されて
    いる光変調材よりなる部材の結晶軸や配向の方向を記録
    媒体における予め定められた同一の方向に定め、前記し
    た光変調材よりなる部材における結晶軸の方向や配向の
    方向に対して偏光面が略々一定の関係を有するようにし
    たレーザ光を、前記した光変調材よりなる部材における
    結晶軸の方向や配向の方向に対して予め定められた関係
    の方向で直線的に走査させるようにした情報記録再生方
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