JPH02103542U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】 第１図は、本考案に従う構造とされたエンジン
マウントの一実施例を示す縦断面図であり、第２
図は、かかるエンジンマウントのエンジンユニツ
トに対する装着形態を説明するための図である。
また、第３図及び第４図は、何れも、第１図に示
されているエンジンマウントを、エンジンユニツ
トに対して、そのトルク反力が引張力として及ぼ
される側に装着せしめた状態を示す図であつて、
第３図は車両走行時における装着状態を示す縦断
面図であり、第４図は車両停車時（アイドリング
時）における装着状態を示す縦断面図である。更
に、第５図ａ，ｂ及び第６図ａ，ｂは、それぞれ
、第１図に示されているエンジンマウントの防振
特性を測定した結果を示すグラフである。また、
第７図は、第１図に示されているエンジンマウン
トに対して過大な圧縮方向荷重が入力せしめられ
た状態を示す縦断面図である。また一方、第８図
及び第９図は、何れも、第１図に示されているエ
ンジンマウントを、エンジンユニツトに対して、
そのトルク反力が圧縮力として及ぼされる側に装
着せしめた状態を示す図であつて、第８図は車両
走行時における装着状態を示す縦断面図であり、
第９図は車両停車時（アイドリング時）における
装着状態を示す縦断面図である。 １０：第一の支持金具、１２：第二の支持金具
、２６：ゴム弾性体、３０：ダイヤフラム、３６
：仕切部材、３８：受圧室、４０：平衡室、４６
：オリフイス通路、５４：傘金具、５８：ストツ
パ金具、６８：係合溝（第一の凹溝）、７０：外
周縁部（第一の当接部）、７２：第一の流体流路
、７６：外周縁部（第二の当接部）、８０：支持
溝（第二の凹溝）、８２：第二の流体流路。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 主たる振動入力方向に所定距離を隔てて配置さ
   れた第一の支持体と第二の支持体とを、それらの
   間に介装されたゴム弾性体にて連結すると共に、
   前記第二の支持体にて支持されて主たる振動入力
   方向に略直角な方向に配された仕切部材を挟んで
   、振動が入力される受圧室を前記第一の支持体側
   に、少なくとも一部が可撓性膜にて画成された容
   積可変の平衡室を該受圧室とは反対側に、それぞ
   れ形成し、それら受圧室と平衡室とに所定の非圧
   縮性流体を封入する一方、それら受圧室と平衡室
   とを相互に連通せしめる流体流路を設け、更にか
   かる受圧室内に、前記第一の支持体にて支持され
   て前記振動入力方向とは直角な方向に拡がる傘部
   材を、配置せしめてなる流体封入式マウント装置
   において、 前記受圧室内における前記傘部材の周りに環状
   のストツパ部材を配置せしめ、該傘部材の外周縁
   部及び該ストツパ部材の内周縁部の何れか一方に
   、前記振動入力方向に対して直角な方向に開口し
   周方向に連続した第一の凹溝を形成すると共に、
   それら傘部材の外周縁部及びストツパ部材の内周
   縁部の何れか他方に該第一の凹溝内に入り込む第
   一の当接部を設けることにより、該第一の当接部
   の該第一の凹溝内面への当接にて、かかる傘部材
   とストツパ部材との相対的変位が規制され得るよ
   うに為すと共に、それら第一の凹溝と第一の当接
   部との間に、当接によつて閉塞せしめられる所定
   間隙の第一の流体流路を形成する一方、かかるス
   トツパ部材の外周縁部及び前記受圧室の内周面の
   何れか一方に、前記振動入力方向に対して直角な
   方向に開口し周方向に連続した第二の凹溝を形成
   すると共に、それらストツパ部材の外周縁部及び
   受圧室の内周面の何れか他方に該第二の凹溝内に
   入り込む第二の当接部を設けることにより、かか
   るストツパ部材を、前記第二の支持金具に対し、
   該第二の当接部の当接部の該第二の凹溝内面への
   当接にて規定される所定寸法だけ前記振動入力方
   向に移動可能に配設せしめると共に、それら第二
   の凹溝と第二の当接部との間に、当接によつて閉
   塞せしめられる所定間隙の第二の流体流路を形成
   せしめたことを特徴とする流体封入式マウント装
   置。