JPH02103496A - 超音波を利用した使用済み核燃料等の溶解方法 - Google Patents
超音波を利用した使用済み核燃料等の溶解方法Info
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- JPH02103496A JPH02103496A JP63256645A JP25664588A JPH02103496A JP H02103496 A JPH02103496 A JP H02103496A JP 63256645 A JP63256645 A JP 63256645A JP 25664588 A JP25664588 A JP 25664588A JP H02103496 A JPH02103496 A JP H02103496A
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- G—PHYSICS
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- G21C—NUCLEAR REACTORS
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野〕
本発明は、核燃料再処理工場或いは核燃料製造工場にお
ける使用済み核燃料や核燃料スクラップの溶解方法に関
する。
ける使用済み核燃料や核燃料スクラップの溶解方法に関
する。
従来、原子力施設、例えば核燃料再処理工場或いは核燃
料製造工場では、ウラン及びプルトニウムの有用物質を
廃棄物と分離し、回収、再利用するため使用済み核燃料
や核燃料スクラップを溶解槽内の加熱した硝酸溶液中に
漫積し溶解している。
料製造工場では、ウラン及びプルトニウムの有用物質を
廃棄物と分離し、回収、再利用するため使用済み核燃料
や核燃料スクラップを溶解槽内の加熱した硝酸溶液中に
漫積し溶解している。
溶解槽は臨界安全管理のために寸法が厳しく制限されて
いるため、溶解槽内の硝酸溶液は加熱による対流で循環
させ、被処理物の溶解を行うようにしている。
いるため、溶解槽内の硝酸溶液は加熱による対流で循環
させ、被処理物の溶解を行うようにしている。
（発明が解決しようとする課題〕
このように従来の使用済み核燃料又は核燃料スクラップ
の硝酸溶液による溶解は加熱による硝酸溶液の対流で促
進させるようにしているが、対流のみでは撹拌効果が小
さく、溶解に時間を要するという欠点がある。
の硝酸溶液による溶解は加熱による硝酸溶液の対流で促
進させるようにしているが、対流のみでは撹拌効果が小
さく、溶解に時間を要するという欠点がある。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、硝酸溶液
の撹拌効果を大きくし、被処理物表面の破壊を生じさせ
て溶解速度を向上することのできる超音波を利用した使
用済み核燃料等の溶解方法を提供することを目的とする
。
の撹拌効果を大きくし、被処理物表面の破壊を生じさせ
て溶解速度を向上することのできる超音波を利用した使
用済み核燃料等の溶解方法を提供することを目的とする
。
そのために本発明は、溶解液中に被処理物を浸漬し、加
熱することにより被処理物を溶解させる使用済み核燃料
等の溶解方法において、熔解槽中に超音波振動子を配直
し、溶解液及び被処理物に超音波を照射すること、また
溶解槽に設けた側管部で溶解液を加熱するようにしたこ
とを特徴とする。
熱することにより被処理物を溶解させる使用済み核燃料
等の溶解方法において、熔解槽中に超音波振動子を配直
し、溶解液及び被処理物に超音波を照射すること、また
溶解槽に設けた側管部で溶解液を加熱するようにしたこ
とを特徴とする。
（作用〕
本発明の超音波を利用した使用済み核燃料等の溶解方法
は、加熱した溶解液中に浸漬された使用済み核燃料又は
核燃料スクラップ等の被処理物及び溶解液に超音波を照
射することにより）容解液を撹拌すると共に被処理物表
面を破壊し、被処理物の溶解速度を大１１】に向上させ
ることができる。
は、加熱した溶解液中に浸漬された使用済み核燃料又は
核燃料スクラップ等の被処理物及び溶解液に超音波を照
射することにより）容解液を撹拌すると共に被処理物表
面を破壊し、被処理物の溶解速度を大１１】に向上させ
ることができる。
（実施例〕
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例を示す図である。図中、■は
溶解槽、２は硝酸溶液、３は被処理物、４は超音波発生
素子、５は振動子、６は蓋、７はオフガス冷却装置、８
は加熱装置である。
溶解槽、２は硝酸溶液、３は被処理物、４は超音波発生
素子、５は振動子、６は蓋、７はオフガス冷却装置、８
は加熱装置である。
図において、）容解槽１には硝酸ン容液２と硝酸？容？
＆２に浸漬された使用済み核燃料或いは核燃料スクラッ
プ等の被処理物３が入れである。硝酸ン容液２は溶解槽
１の外側から加熱装置８で加熱し、通常１３０°Ｃ以下
の沸騰硝酸としている。また、溶解槽１には可動の蓋６
が設けられ、硝酸溶液２の液面下に挿入することのでき
る振動子５を有する超音波発生素子４とＮｏ、ＮＯｘ等
の発生ガスを処理するオフガス冷却装置７を備えている
。
＆２に浸漬された使用済み核燃料或いは核燃料スクラッ
プ等の被処理物３が入れである。硝酸ン容液２は溶解槽
１の外側から加熱装置８で加熱し、通常１３０°Ｃ以下
の沸騰硝酸としている。また、溶解槽１には可動の蓋６
が設けられ、硝酸溶液２の液面下に挿入することのでき
る振動子５を有する超音波発生素子４とＮｏ、ＮＯｘ等
の発生ガスを処理するオフガス冷却装置７を備えている
。
このような装置において、被処理物を硝酸溶液で溶解す
るには、苫６を開けて硝酸溶液２及び被処理物３を溶解
槽１に供給する。その後蓋６を所定の位置に戻し、硝酸
溶液２を加熱装置８で所定の温度まで加熱しながら、超
音波発生素子４に設けた振動子５からの超音波を硝酸溶
液２及び被処理物３に照射する。この超音波照射により
硝酸溶液の撹拌、被処理物表面の溶液の循環が促進され
ると共に、被処理物表面の破壊などが生し、その結果被
処理物が能率よく硝酸）容液に溶解される。
るには、苫６を開けて硝酸溶液２及び被処理物３を溶解
槽１に供給する。その後蓋６を所定の位置に戻し、硝酸
溶液２を加熱装置８で所定の温度まで加熱しながら、超
音波発生素子４に設けた振動子５からの超音波を硝酸溶
液２及び被処理物３に照射する。この超音波照射により
硝酸溶液の撹拌、被処理物表面の溶液の循環が促進され
ると共に、被処理物表面の破壊などが生し、その結果被
処理物が能率よく硝酸）容液に溶解される。
第２図は本発明の他の実施例を示す図で、第１１図と同
一番号は同一内容を示している。なお、１１は溶解槽、
１２は側管、１３は加熱装置、１４は排気口、１５は供
給口、１６は配管、１７はポンプ、１８は排出口である
。
一番号は同一内容を示している。なお、１１は溶解槽、
１２は側管、１３は加熱装置、１４は排気口、１５は供
給口、１６は配管、１７はポンプ、１８は排出口である
。
図において、溶解槽１１は外側に側管１２を有し、側管
１２の上部と下部は溶解槽１１に連通している。硝酸溶
液２は側管１２の上方まで入れている。また、側管１２
内の硝酸溶液２を加熱装置１３で力１１熱することによ
り硝酸溶液２は循環して所定の温度まで加熱される。さ
らに、溶解槽１１は硝酸溶液２の液面下に挿入配置する
ことのできる振動子５を有する超音波発生素子４、排気
口１４、供給口１５及び、溶解槽ｌｌ内に深く差し込ん
だ配管１６と排出口１８を有するポンプ１７を備えてい
る。
１２の上部と下部は溶解槽１１に連通している。硝酸溶
液２は側管１２の上方まで入れている。また、側管１２
内の硝酸溶液２を加熱装置１３で力１１熱することによ
り硝酸溶液２は循環して所定の温度まで加熱される。さ
らに、溶解槽１１は硝酸溶液２の液面下に挿入配置する
ことのできる振動子５を有する超音波発生素子４、排気
口１４、供給口１５及び、溶解槽ｌｌ内に深く差し込ん
だ配管１６と排出口１８を有するポンプ１７を備えてい
る。
硝酸溶液２と被処理物３を供給口１５からン容解槽１１
内に供給し、加熱装置１３で硝酸溶液２を加熱しながら
超音波発生素子４に設けた振動子５からの超音波を硝酸
溶液２及び被処理物３に照射し、溶解を加速する。この
際発生したガスは排気口１４から廃棄物処理系へ排出さ
れる。被処理物３が溶解された後、硝酸溶液２は配管１
６を経てポンプ１７により排出口１Ｂから有用物質処理
系へ排出される。
内に供給し、加熱装置１３で硝酸溶液２を加熱しながら
超音波発生素子４に設けた振動子５からの超音波を硝酸
溶液２及び被処理物３に照射し、溶解を加速する。この
際発生したガスは排気口１４から廃棄物処理系へ排出さ
れる。被処理物３が溶解された後、硝酸溶液２は配管１
６を経てポンプ１７により排出口１Ｂから有用物質処理
系へ排出される。
〔発明の効果］
以上のように本発明によれば超音波による）容解液の撹
拌を促進させると其に、使用済み核燃料、燃料スクラッ
プ等被処理物の表面破壊を生じさせることにより溶解速
度を著しく向させることができる。
拌を促進させると其に、使用済み核燃料、燃料スクラッ
プ等被処理物の表面破壊を生じさせることにより溶解速
度を著しく向させることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は本発明の
他の実施例を示す図である。 ■・・・溶解槽、２・・・硝酸溶液、３・・・被処理物
、４・・超音波発生素子、５・・・振動子、６・・・藩
、７・・・オフガス冷却装置、８・・・加熱装置、１１
・・・溶解槽、１２・・・側管、１３・・・加熱装置、
１４・・・排気口、１５・・・供給口、１６・・・配管
、１７・・・ポンプ、１８・・・排出口。
他の実施例を示す図である。 ■・・・溶解槽、２・・・硝酸溶液、３・・・被処理物
、４・・超音波発生素子、５・・・振動子、６・・・藩
、７・・・オフガス冷却装置、８・・・加熱装置、１１
・・・溶解槽、１２・・・側管、１３・・・加熱装置、
１４・・・排気口、１５・・・供給口、１６・・・配管
、１７・・・ポンプ、１８・・・排出口。
Claims (2)
- （１）溶解液中に被処理物を浸漬し、加熱することによ
り被処理物を溶解させる使用済み核燃料等の溶解方法に
おいて、溶解槽中に超音波振動子を配置し、溶解液及び
被処理物に超音波を照射することを特徴とする超音波を
利用した使用済み核燃料等の溶解方法。 - （２）溶解槽に設けた側管部で溶解液を加熱するように
した請求項１記載の超音波を利用した使用済み核燃料等
の溶解方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63256645A JPH02103496A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 超音波を利用した使用済み核燃料等の溶解方法 |
| EP89310346A EP0364209B1 (en) | 1988-10-12 | 1989-10-10 | Method of dissolving spent nuclear fuel |
| DE68916154T DE68916154T2 (de) | 1988-10-12 | 1989-10-10 | Verfahren zum Auflösen von verbrauchtem Brennstoff. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63256645A JPH02103496A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 超音波を利用した使用済み核燃料等の溶解方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02103496A true JPH02103496A (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=17295485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63256645A Pending JPH02103496A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 超音波を利用した使用済み核燃料等の溶解方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0364209B1 (ja) |
| JP (1) | JPH02103496A (ja) |
| DE (1) | DE68916154T2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0422037U (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-24 | ||
| FR2672055A1 (fr) * | 1991-01-25 | 1992-07-31 | Franceaux Sa | Produit valorise des dechets d'eaux grasses provenant des pieces a graisses des circuits d'assainissement, ou des stations d'epuration, son procede d'obtention et l'installation pour sa mise en óoeuvre. |
| CN103736701A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-04-23 | 泰安康平纳机械有限公司 | 一种全自动粉体染料溶解输送清洗装置 |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
| DE10050315C2 (de) | 2000-10-10 | 2003-08-21 | Uhde Gmbh | Verfahren zur Auflösung von Salzen in 1,2-Dichlorethan mittels Ultraschall und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
| ATE505793T1 (de) * | 2002-07-29 | 2011-04-15 | Dominion Eng Inc | Ultraschallreiniger mit hoher durchflussmenge für ausgebrannte kernbrennstabbündeln |
| US6866016B2 (en) | 2003-07-14 | 2005-03-15 | General Electric Company | System and method for controlling ignition in internal combustion engines |
| CN103028337A (zh) * | 2013-01-06 | 2013-04-10 | 机械科学研究总院先进制造技术研究中心 | 染料溶解装置及染料溶解方法 |
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| JPS59162496A (ja) * | 1983-03-07 | 1984-09-13 | 株式会社日立製作所 | 酸化鉄皮膜の除去方法 |
| JPS61250592A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-07 | 日本核燃料開発株式会社 | 使用済核燃料要素の破壊方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1489706B2 (de) * | 1965-10-09 | 1970-11-05 | Pried. Krupp GmbH, 4300 Essen | Zerkleinern von Kernbrennstoffteilchen |
| BE746819A (nl) * | 1970-03-04 | 1970-08-17 | Studiecentrum Kernenergi | Werkwijze om een bundel splijtstofelementen voor de opwerking te ontdoen van hun omhulsel (uitv. w. goossens, g. dumont en r. harnie), |
-
1988
- 1988-10-12 JP JP63256645A patent/JPH02103496A/ja active Pending
-
1989
- 1989-10-10 EP EP89310346A patent/EP0364209B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-10 DE DE68916154T patent/DE68916154T2/de not_active Expired - Fee Related
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| CN103736701A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-04-23 | 泰安康平纳机械有限公司 | 一种全自动粉体染料溶解输送清洗装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0364209B1 (en) | 1994-06-15 |
| EP0364209A1 (en) | 1990-04-18 |
| DE68916154T2 (de) | 1994-09-22 |
| DE68916154D1 (de) | 1994-07-21 |
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