JPS63250600A - 放射性固体廃棄物処理装置 - Google Patents
放射性固体廃棄物処理装置Info
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- JPS63250600A JPS63250600A JP8481087A JP8481087A JPS63250600A JP S63250600 A JPS63250600 A JP S63250600A JP 8481087 A JP8481087 A JP 8481087A JP 8481087 A JP8481087 A JP 8481087A JP S63250600 A JPS63250600 A JP S63250600A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は、Ｈ予力発電所において排出される放射性固体
廃棄物の処理装置に関する。
廃棄物の処理装置に関する。
（従来の技術）
原子カプラント等におけるＪ）ｘ予力設備に用いられる
一般機器の寿命は約３０〜４０年とされている。
一般機器の寿命は約３０〜４０年とされている。
このため現在、廃止される原子カプラントにおける解体
や保管等の廃炉措置として様々な放射性廃棄物の処理装
置及び方法が提案されている。その−例としては、長期
間の保管や貯蔵に耐られる様に放射性を有する設備機器
、配管等の機器を切断又は破壊した後キャスク等の容器
へ詰め込む例が提案されている。
や保管等の廃炉措置として様々な放射性廃棄物の処理装
置及び方法が提案されている。その−例としては、長期
間の保管や貯蔵に耐られる様に放射性を有する設備機器
、配管等の機器を切断又は破壊した後キャスク等の容器
へ詰め込む例が提案されている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら１以上に示した様な提案はそのいずれの方
法も大規模であり１機器の切断、破壊等において多大な
労力が必要であった。さらに、切断された機器、配管等
の鋼材は形状も一定でないため容器に入れる際の効率が
悪く保守処理上の効率において問題があった。
法も大規模であり１機器の切断、破壊等において多大な
労力が必要であった。さらに、切断された機器、配管等
の鋼材は形状も一定でないため容器に入れる際の効率が
悪く保守処理上の効率において問題があった。
本発明の目的は、原子カプラントの廃炉措置において発
生した放射性固体廃棄物を小型の設備で処理し、かつそ
の処理された廃棄物の鴬を減容化させることのできる放
射性固体廃棄物処理装置を得ることにある。
生した放射性固体廃棄物を小型の設備で処理し、かつそ
の処理された廃棄物の鴬を減容化させることのできる放
射性固体廃棄物処理装置を得ることにある。
（問題点を解決するための手段）
上記目的を達成するために、本発明においては。
原子力施設で発生した固体廃棄物を加熱溶融する溶融装
置と、前記溶融装置で発生した気体を処理して系外に排
出するオフガス処理装置とから成り、前記オフガス処理
装置は、前記溶融装置で発生した気体を溶融装置外の冷
却水中に導びくエアーバブリングフィルタと、このエア
バブリングフィルタから排出される気体中の放射性物質
を吸着する放射性物質吸着フィルタとから成ることを特
徴とする放射性固体廃棄物処理装置を提供する。
置と、前記溶融装置で発生した気体を処理して系外に排
出するオフガス処理装置とから成り、前記オフガス処理
装置は、前記溶融装置で発生した気体を溶融装置外の冷
却水中に導びくエアーバブリングフィルタと、このエア
バブリングフィルタから排出される気体中の放射性物質
を吸着する放射性物質吸着フィルタとから成ることを特
徴とする放射性固体廃棄物処理装置を提供する。
（作 用）
このように構成された放射性固体廃棄物処理装置におい
ては固体廃棄物を加熱溶融させることによって効率的に
減容化させることができる。さらに、加熱溶融処理にお
いて発生する放射性気体はエアーバブリングフィルタを
通すことによって媒煙、塵埃が除去され、その後に放射
性物質吸着フィルタを通すことによってヨウ素等の放射
性廃ガスが除去でき、より安全に放射性固体廃棄物を処
理することができる。
ては固体廃棄物を加熱溶融させることによって効率的に
減容化させることができる。さらに、加熱溶融処理にお
いて発生する放射性気体はエアーバブリングフィルタを
通すことによって媒煙、塵埃が除去され、その後に放射
性物質吸着フィルタを通すことによってヨウ素等の放射
性廃ガスが除去でき、より安全に放射性固体廃棄物を処
理することができる。
（実 施 例）
以下、本発明の一実施例に係る放射性気体廃棄嚇貨置を
第１図を参照して説明する。第１図において、廃炉等で
排出される放射性廃材である固体廃棄物は化学除染等で
放射線を少なくさせたのち切断破壊され、搬出・移動の
ために処理用キャスタ１内に収納される。この処理用キ
ャスク１は耐火物２を内面に挿着した溶融炉本体３内に
移送される。この処理用キャスク１を溶融炉本体３内に
収納した後この溶融炉本体３に設けられた電気ヒータ４
をＯＮ動作させて、前記処理用キャスク１ごと内部の固
体廃棄物を溶融させる。この溶融中に溶融炉本体３内で
発生した放射性気体廃棄物は配管５を介して隣接したエ
アーバブリングフィルタ６内に貯溜された冷却水７中に
導びかれる。このエアーバブリングフィルタ６では放射
性気体廃棄物中に含まれている煤煙のスケールや塵埃等
が吸着される。その際、比較的平均に冷却水７中に吸着
させるため波よけのうき８が冷却水７上に配置され、こ
のうき８は多孔性のプラスチック材・コンクリート材等
のものから構成されている。また、エアーバブリングフ
ィルタ６内の冷却水７の汚れに対撚するためにエアーバ
ブリングフィルタ６の下拙には排水配管９を介して排水
弁１０が、上方には給水配管１１を介して給水弁１２が
設けられている。これによって、冷却水７が汚れた場合
には排水弁１０を開動作させて排水配管９から冷却水７
を排出させ、その後給水弁１２を開動作させて給水配管
１１から水を注入できる様になっている０通常使用時に
おいては、エアーバブリングフィルタ６内の冷却水７は
排出ガスによって加熱されるので前記エアーバブリング
フィルタ６の内面には冷却コイル１３が配置され、内部
の冷却水７を冷却している。
第１図を参照して説明する。第１図において、廃炉等で
排出される放射性廃材である固体廃棄物は化学除染等で
放射線を少なくさせたのち切断破壊され、搬出・移動の
ために処理用キャスタ１内に収納される。この処理用キ
ャスク１は耐火物２を内面に挿着した溶融炉本体３内に
移送される。この処理用キャスク１を溶融炉本体３内に
収納した後この溶融炉本体３に設けられた電気ヒータ４
をＯＮ動作させて、前記処理用キャスク１ごと内部の固
体廃棄物を溶融させる。この溶融中に溶融炉本体３内で
発生した放射性気体廃棄物は配管５を介して隣接したエ
アーバブリングフィルタ６内に貯溜された冷却水７中に
導びかれる。このエアーバブリングフィルタ６では放射
性気体廃棄物中に含まれている煤煙のスケールや塵埃等
が吸着される。その際、比較的平均に冷却水７中に吸着
させるため波よけのうき８が冷却水７上に配置され、こ
のうき８は多孔性のプラスチック材・コンクリート材等
のものから構成されている。また、エアーバブリングフ
ィルタ６内の冷却水７の汚れに対撚するためにエアーバ
ブリングフィルタ６の下拙には排水配管９を介して排水
弁１０が、上方には給水配管１１を介して給水弁１２が
設けられている。これによって、冷却水７が汚れた場合
には排水弁１０を開動作させて排水配管９から冷却水７
を排出させ、その後給水弁１２を開動作させて給水配管
１１から水を注入できる様になっている０通常使用時に
おいては、エアーバブリングフィルタ６内の冷却水７は
排出ガスによって加熱されるので前記エアーバブリング
フィルタ６の内面には冷却コイル１３が配置され、内部
の冷却水７を冷却している。
このエアーバブリングフィルタ６内で浄化された排ガス
は、配管１４．真空ポンプ１５を介して放射性物質吸着
フィルタであるヘパフィルタ又は活性炭フィルタ（以下
活性炭フィルタと呼ぶ）１６に導びかれる。この活性炭
フィルタ１６にてヨウ素等の放射性物質が吸着された後
、排ガスは放出址のｆＡ整を行なう調節弁１７．放射線
モニタ１８を介して安定性が確認された後にスタック１
９から大気中に放出される。ここで、上述した気体廃棄
物処理系は、溶融炉本体３に単独で設けられている例を
示したが、真空ポンプ１５より下流側の系を既設の非常
用ガス処理系又はオフガス系に接続しても実施すること
ができる。
は、配管１４．真空ポンプ１５を介して放射性物質吸着
フィルタであるヘパフィルタ又は活性炭フィルタ（以下
活性炭フィルタと呼ぶ）１６に導びかれる。この活性炭
フィルタ１６にてヨウ素等の放射性物質が吸着された後
、排ガスは放出址のｆＡ整を行なう調節弁１７．放射線
モニタ１８を介して安定性が確認された後にスタック１
９から大気中に放出される。ここで、上述した気体廃棄
物処理系は、溶融炉本体３に単独で設けられている例を
示したが、真空ポンプ１５より下流側の系を既設の非常
用ガス処理系又はオフガス系に接続しても実施すること
ができる。
次に溶融されている固体廃棄物について説明する。溶融
炉本体３内で溶融された固体廃棄物はその後排出弁２０
が開動作して、排出管２１から成形槽２２内に導びかれ
る。この成形槽２２内で所定の形に形成された後、系外
へ排出されることになる。
炉本体３内で溶融された固体廃棄物はその後排出弁２０
が開動作して、排出管２１から成形槽２２内に導びかれ
る。この成形槽２２内で所定の形に形成された後、系外
へ排出されることになる。
−例として、設備の１回の処理容址を３０ｔｏｎとする
と、処理キャスクの廃材が５０％入るとして約７．７ｒ
ｒｒとなり本発明の溶解炉の大きさは直径約１．δｍ、
高さ約３ｍであり、処理量を３０００ｔｏｎとすると約
１００回程度の運転が必要となる。
と、処理キャスクの廃材が５０％入るとして約７．７ｒ
ｒｒとなり本発明の溶解炉の大きさは直径約１．δｍ、
高さ約３ｍであり、処理量を３０００ｔｏｎとすると約
１００回程度の運転が必要となる。
以上の構成によれば、切断、破壊された固体廃棄物を溶
融して同化処理させるので容積を１７２〜１／３に減少
させることができる。
融して同化処理させるので容積を１７２〜１／３に減少
させることができる。
また、将来コンクリートプールに一括埋設処理を行なう
場合には廃棄物の散乱を防止することができるので、永
久的な処分を比較的容易に実施することができる。さら
に除染技術が発達した際には低放射性廃棄物は建築物の
鉄筋の材料や港湾のデツトマンなどに再使用も考えられ
る。
場合には廃棄物の散乱を防止することができるので、永
久的な処分を比較的容易に実施することができる。さら
に除染技術が発達した際には低放射性廃棄物は建築物の
鉄筋の材料や港湾のデツトマンなどに再使用も考えられ
る。
一般的に原子力発電所は１ケ所複数基順次建設されてお
り、古いものから廃炉措置となるので本溶融炉の電気エ
ネルギーは発電所内で比較的容易に使用することができ
る。さらに、放射性気体廃棄物の処理装置は概設の廃棄
物処理装置に接続できるのでよりコンパクトな処理装置
とすることができる。
り、古いものから廃炉措置となるので本溶融炉の電気エ
ネルギーは発電所内で比較的容易に使用することができ
る。さらに、放射性気体廃棄物の処理装置は概設の廃棄
物処理装置に接続できるのでよりコンパクトな処理装置
とすることができる。
本発明は、固体廃棄物を溶融装置によって処理するので
保管効率を助士させることができ、さらに溶融時に発生
する気体廃棄物を気体廃棄物処理装置内で煤煙と放射性
気体廃棄物と別々に処理するのでより処理効率を向上さ
せることができる。
保管効率を助士させることができ、さらに溶融時に発生
する気体廃棄物を気体廃棄物処理装置内で煤煙と放射性
気体廃棄物と別々に処理するのでより処理効率を向上さ
せることができる。
第１図は本発明の一実施例に係る放射性固体廃棄物処理
装置を示す概略系統図である。 ３・・・溶融炉本体 ６・・・エアーバブリングフィルタ １６・・・活性炭フィルタ 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健
装置を示す概略系統図である。 ３・・・溶融炉本体 ６・・・エアーバブリングフィルタ １６・・・活性炭フィルタ 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健
Claims (1)
- （１）原子力施設で発生した固体廃棄物を加熱溶融する
溶融装置と、前記溶融装置で発生した気体を処理して系
外に排出するオフガス処理装置とから成り、前記オフガ
ス処理装置は、前記溶融装置で発生した気体を溶融装置
外の冷却水中に導びくエアーバブリングフィルタと、こ
のエアバブリングフィルタから排出される気体中の放射
性物質を吸着する放射性物質吸着フィルタとから成るこ
とを特徴とする放射性固体廃棄物処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8481087A JPS63250600A (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 放射性固体廃棄物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8481087A JPS63250600A (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 放射性固体廃棄物処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63250600A true JPS63250600A (ja) | 1988-10-18 |
Family
ID=13841077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8481087A Pending JPS63250600A (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 放射性固体廃棄物処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63250600A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107077899A (zh) * | 2014-10-07 | 2017-08-18 | 霍尔泰克国际公司 | 环境隔离的乏燃料池 |
| US11515054B2 (en) | 2011-08-19 | 2022-11-29 | Holtec International | Method of retrofitting a spent nuclear fuel storage system |
-
1987
- 1987-04-08 JP JP8481087A patent/JPS63250600A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11515054B2 (en) | 2011-08-19 | 2022-11-29 | Holtec International | Method of retrofitting a spent nuclear fuel storage system |
| CN107077899A (zh) * | 2014-10-07 | 2017-08-18 | 霍尔泰克国际公司 | 环境隔离的乏燃料池 |
| EP3204949A4 (en) * | 2014-10-07 | 2018-06-20 | Holtec International | Environmentally sequestered spent fuel pool |
| US10468145B2 (en) | 2014-10-07 | 2019-11-05 | Holtec International | Environmentally sequestered spent fuel pool |
| CN107077899B (zh) * | 2014-10-07 | 2019-11-12 | 霍尔泰克国际公司 | 环境隔离的乏燃料池 |
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