JPH02102347A - 内燃エンジンのノッキング制御装置 - Google Patents

内燃エンジンのノッキング制御装置

Info

Publication number
JPH02102347A
JPH02102347A JP63255296A JP25529688A JPH02102347A JP H02102347 A JPH02102347 A JP H02102347A JP 63255296 A JP63255296 A JP 63255296A JP 25529688 A JP25529688 A JP 25529688A JP H02102347 A JPH02102347 A JP H02102347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve timing
knocking
valve
engine
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63255296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2935238B2 (ja
Inventor
Yuzuru Koike
譲 小池
Yukio Miyashita
幸生 宮下
Kishiyu Akemoto
禧洙 明本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP63255296A priority Critical patent/JP2935238B2/ja
Priority to US07/419,575 priority patent/US4960094A/en
Priority to GB8922908A priority patent/GB2223806B/en
Priority to DE3934017A priority patent/DE3934017C2/de
Publication of JPH02102347A publication Critical patent/JPH02102347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2935238B2 publication Critical patent/JP2935238B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
    • F02D13/02Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
    • F02D13/0203Variable control of intake and exhaust valves
    • F02D13/0215Variable control of intake and exhaust valves changing the valve timing only
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
    • F02D13/02Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
    • F02D13/0261Controlling the valve overlap
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0002Controlling intake air
    • F02D2041/001Controlling intake air for engines with variable valve actuation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内燃エンジンのノッキング制御装置に関し、特
に内燃エンジンの吸排気バルブの開閉タイミング又はリ
フト量等を該エンジンの運転状態に応じて可変とする機
構を有する内燃エンジンのノッキング発生を防止するノ
ッキング制御装置に関する。
(従来技術とその課題) 従来、吸気弁と排気弁の少なくとも一方のバルブタイミ
ング(開弁時間、弁リフト量)を低回転領域に適した低
速バルブタイミングと高回転領域に適した高速バルブタ
イミングとに切換自在として開弁時間、弁リフト量を変
え、吸気吸入効率(燃焼効率)の向上を図った内燃エン
ジンが例えば特公昭49”−33289号公報に開示さ
れている。
一方、内燃エンジンに発生するノッキングをノックセン
サで検出して、ノッキングが検出されたときに点火時期
を遅角してノッキングを防止する方法が例えば特公昭5
7−30980号公報に開示されている。
しかしながら、バルブタイミング切換を行なう内燃エン
ジンでノッキング制御を行なった場合、次のような問題
が発生する。即ち、ノッキングは燃焼室内における異常
燃焼が原因で発生するものであり、特に燃焼状態を左右
する吸排気のバルブタイミング、リフト特性及び圧縮比
などが変化するとノッキングの発生状態、即ち大きさ(
音レベル)、頻度、クランク角上の発生位置なども変化
する。またノッキング判定レベルを設定するために必要
なノックセンサのノイズレベル(バックグラウンドレベ
ル)出力もバルブタイミングの切換に伴う内燃エンジン
の機械部分の変化、例えばロッカーアームの切換え、油
圧通路の変化等により微妙に変化する。また、各々のバ
ルブタイミング毎にノッキング発生点火時期と最適点火
時期(MBT)特性との関係が異なるため、ノッキング
検出時にノッキング除去のために点火時期を遅角するに
際し、その遅角量、遅角速度を各バルブタイミングに適
した値にしないとノッキングが除去されずノッキングに
よるエンジンの損傷及び商品性の悪化を招くおそれがあ
る。
このため運転状態に応じたバルブタイミングの変更又は
切替に同期してノッキング判定手段の判定パラメータ又
はノッキング制御手段の制御パラメータの変更又は切替
をすればバルブタイミングに拘らずノッキング制御が正
しく行なわれることが考えられるが、この場合バルブタ
イミング制御手段に異常が発生した場合には前記ノッキ
ング判定手段の判定パラメータ又はノッキング制御手段
の制御パラメータを正しく同期して変更又は切替をする
ことができず、従って、ノッキングが発生するおそれが
あった。
(発明の目的) 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、バルブタイミング制御手段とノッキング制御手段と
を有する内燃エンジンにおいてバルブタイミング制御手
段に異常が発生してもノッキング制御が支障なく行なわ
れる内燃エンジンのノッキング制御装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、内燃エンジンの吸
気弁及び排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを
該エンジンの運転状態に応じて変える内燃エンジンのノ
ッキング制御装置において、該エンジンの運転状態に応
じてバルブタイミングを制御するバルブタイミング制御
手段と、該バルブタイミング制御手段の作動状態を検出
するバルブタイミング状態検出手段と、前記エンジンの
ノッキング状態を検出するノッキング検出手段と、該ノ
ッキング検出手段の出力に基づきノッキング発生を判定
するノッキング判定手段と、該ノッキング判定手段の出
力に応じて前記エンジンを制御するノッキング制御手段
と、前記ノッキング判定手段の判定パラメータ又は前記
ノッキング制御手段の制御パラメータを、前記バルブタ
イミング状態検出手段の出力に応じて選択する制御パラ
メータ選択手段と、前記バルブタイミング制御手段の異
常を検出する異常検出手段と、該異常検出手段により前
記バルブタイミング制御手段の異常が検出されたとき、
前記エンジンの運転状態に拘らず、所定のバルブタイミ
ング状態に固定すると共に該固定されたバルブタイミン
グ状態に応じた前記判定パラメータ又は制御パラメータ
を選択する手段とから成るようにしたものである。
(作用) バルブタイミング状態検出手段によってバルブタイミン
グ制御手段の作動状態を検出し、該検出結果に応じて、
ノッキング判定手段の判定パラメータ又はノッキング制
御手段の制御パラメータを選択するが、異常検出手段に
よってバルブタイミング制御手段の異常が検出されたと
きには該異常の検出に伴って固定されたバルブタイミン
グ状態に応じた前記判定パラメータ又は制御パラメータ
を選択する。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添イ1図面に基づいて詳述する
第1図は本発明の制御装置の全体の構成図であり、同図
中1は各シリンダに吸気弁と排気弁とを各1対に設けた
D OHC直列4気筒エンジンである。
エンジン1の吸気管2の途中にはスロットルボディ3が
設けられ、その内部にはスロットル弁r3′が配されて
いる。スロットル弁3′にはスロットル弁開度(Oth
)センサ4が連結されており、当該スロットル弁3の開
度に応じた電気信号を出力して電子コントロールユニッ
ト(以下rECUJという)5に供給する。
燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁3との間且つ
吸気管2の図示しない吸気弁の少し」1流側に各気筒毎
に設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに
接続されていると共にECU3に電気的に接続されて当
該ECU3からの信号により燃料噴射の開弁時間が制御
される。
エンジン1の各気筒毎に設けられた点火プラグ22は駆
動回路21を介してECU3に接続されており、ECU
3により点火プラグ22の点火時期Oigが制御される
また、ECU3の出力側には、後述するバルブタイミン
グ切換制御を行なうための電磁弁23が接続されており
、該電磁弁23の開閉作動がECU3により制御される
一方、スロットル弁3の直ぐ下流には管7を介して吸気
管内絶対圧(PBA)センサ8が設けられており、この
絶対圧センサ8により電気信号に変換された絶対圧信号
は前記ECU3に供給される。
また、その下流には吸気温(T^)センサ9が取付けら
れており、吸気温T^を検出して対応する電気信号を出
力してECU3に供給する。
エンジンlの本体に装着されたエンジン水温(Tw)セ
ンサ10はサーミスタ等から成り、エンジン水温(冷却
水温)Twを検出して対応する温度信号を出力してEC
U3に供給する。エンジン回転数(Ne)センサ11及
び気筒判別(CYL)センサ12はエンジン1のカム軸
周囲又はクランク軸周囲に取イ1けられている。エンジ
ン回転数センサ11はエンジンlのクランク軸の180
度回転毎に所定のクランク角度位置でパルス(以下r’
I’Dc信号パルス」という)を出力し、気筒判別セン
サI2は特定の気筒の所定のクランク角度位置で信号パ
ルスを出力するものであり、これらの各信号パルスはE
CU3に供給される。エンジンlのシリンダブロックの
上死点近傍の周壁にはノッキングセンサ24が装着され
、該センサ24はエンジン振動を検出して、検出値をE
C,U 5に供給する。ノッキングセンサ24はシリン
ダ内で発生するノッキングの振動周波数に共振するよう
に構成され、特にノッキングを検出する。好ましくはノ
ッキングセンサを各シリンダ毎に設置することによって
より高精度のノッキング検出が可能となる 三元触媒14はエンジン1の排気管13に配置されてお
り、排気ガス中のHC,CO,NOx等の成分の浄化を
行う。排気ガス濃度検出器としての02センサ15は排
気管13の三元触媒14の上流側に装着されており、排
気ガス中の酸素濃度を検出してその検出値に応じた信号
を出力しECU3に供給する。
ECU3には更に車速センサ16、変速機のシフト位置
を検出するギヤ位置センサ17及び後述するエンジンl
の給油路(第2図の88i、88e)内の油圧を検出す
る油圧センサ18が接続されており、これらのセンサの
検出信号がECU3に供給される。
ECU3は各種センサからの入力信号波形を整形し、電
圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジ
タル信号値に変換する等の機能を有する入力回路5a、
中央演算処理回路(以下rcPUJという)5b、CP
U5bで実行される各種演算プログラム及び演算結果等
を記憶する記憶手段5cm、前記燃料噴射弁6、駆動回
路・21及び電磁弁23に駆動信号を供給する出力回路
5d等から構成される。
CPU5bは上述の各種エンジンパラメータ信号に基づ
いて、排気ガス中の酸素濃度に応じたフィードバック制
御運転領域やオープンループ制御運転領域等の種々のエ
ンジン運転状態を判別するとともに、エンジン運転状態
に応じ、次式(1)に基づき、前記TDC信号パルスに
同期する燃料噴射弁6の燃料噴射時間TOUTを演算す
る。
TOUT=TiXKWOTXKl十に2 − (1)こ
こに、Tiは基本燃料量、具体的にはエンジン回転数N
eと吸気管内絶対圧PR八とに応じて決定される基本燃
料噴射時間であり、このTi値を決定するための゛ri
マツプとして、低速バルブタイミング用(TiLマツプ
)と高速バルブタイミング用(Tinマツプ)の2つの
マツプが記憶手段5Cに記憶されている。
KIUOTは所定の高負荷領域で燃料を増量するための
高負荷増量係数である。
K1及びに2は夫々各種エンジンパラメータ信号に応じ
て演算される池の補正係数及び補正変数であり、エンジ
ン運転状態に応じた燃費特性、エンジン加速特性等の緒
特性の最適化が図られるような所定値に決定される。
CPU5bは、更にエンジン回転数Neと吸気管内絶対
圧PH^とに応じて点火時期θigを決定する。この点
火時期決定用の01gマツプとして、前記T iマツプ
と同様に、低速バルブタイミング用(θigLマツプ)
と高速バルブタイミング用(O4guマツプ)の2つの
マツプが記憶手段5Cに同様に記憶されている。
CPU5bは更に後述する第9図に示す手法により、電
磁弁23の開閉制御を行なう。
CPU5bは上述のようにして算出、決定した結果に基
づいて、燃料噴射弁6、駆動回路21、および電磁弁2
3を駆動する信号を、出力回路5dを介して出力する。
第2図は前記エンジン1の要部縦断面図であり、=12 シリンダブロック31内に4つのシリンダ32が直列に
並んで設けられ、シリンダブロック31の上端に結合さ
れるシリンダヘッド33と、各シリンダ32に摺動可能
に嵌合されるピストン34との間には燃焼室35がそれ
ぞれ画成される。またシリンダヘッド33には、各燃焼
室35の天井面を形成する部分に、一対の吸気口36及
び一対の排気口37がそれぞれ設けられ、各吸気口36
はシリンダヘッド33の一方の側面に開口する吸気ボー
ト38に連なり、各排気口37はシリンダヘッド33の
他方の側面に開口する排気ポート39に連なる。
シリンダヘッド33の各シリンダ32に対応する部分に
は、各吸気口36を開閉可能な一対の吸気弁40iと、
各排気口37を開閉可能な一対の排気弁40eとを案内
すべく、ガイド筒41j。
41eがそれぞれ嵌合、固定されており、それらのガイ
ド筒41i、41eから上方に突出した各吸気弁40i
及び各排気弁40eの上端にそれぞれ組イ1けられる鍔
部42 i、 42eと、シリンダヘッド33との間に
は弁ばね43i、43eがそれぞれ縮設され、これらの
弁ばね43i、43eにより各吸気弁40i及び各排気
弁40eは、上方即ち閉弁方向に付勢されている。
シリンダヘッド33と、該シリンダヘッド33の上端に
結合されるヘッドカバー44との間には作動室45が画
成され、この作動室45内には、各シリンダ32におけ
る吸気弁40iを開閉駆動するための吸気弁側動弁装置
47iと、各シリンダ32における排気弁40eを開閉
駆動するための排気弁側動弁装置47eとが収納、配置
される。
副動弁装置47i、47eは、基本的には同一の構成を
有するものであり、以下の説明では吸気弁側動弁装置4
7iについて参照符号を添字iをイ1しながら説明し、
排気弁側動弁装置17eについては参照符号に添字eを
イ」シて図示するのみとする。
第3図を併せて参照して、吸気弁側動弁装置47iは、
機関のクランク軸(図示せず)から1/2の速度比で回
転駆動されるカムシャフト48iと、各シリンダ32に
それぞれ対応してカムシャフト48iに設けられる高速
用カム51i及び低速用カム49i、50i  (低速
用カム50iは、低速用カム49jと略同形状であって
高速用カム51jに対して、低速用カム49jの反対側
に位置している)と、カムシャフト48iと平行にして
固定配置されるロッカシャフト52iと、各シリンダ3
2にそれぞれ対応してロッカシャフト52iに枢支され
る第1駆動ロツカアーム5311第2駆動ロツカアーム
541及び自由ロッカアーム55jと、各シリンダ32
に対応した各ロッカアーム53i、54i、55i間に
それぞれ設けられる連結切換機構56iとを備える。
第3図において、連結切換機構56jは、第1駆動ロツ
カアーム53j及び自由ロッカアーム55i間を連結可
能な第1切換ビン81と、自由ロッカアーム55j及び
第2駆動ロッカアーム544間を連結可能な第2切換ビ
ン82と、第1及び第2切換ビン81.82の移動を規
制する規制ビン83と、各ビン81〜83を連結解除側
に付勢する戻しばね84とを備える。
第1駆動ロツカアーム53jには、自由ロッカアーム5
5i側に開放した有底の第1ガイド六85がロッカシャ
フト52iと平行に穿設されており、この第1ガイド穴
85に第1切換ビン81が摺動可能に嵌合され、第1切
換ビン81の一端と第1ガイド穴85の閉塞端との間に
油圧室86が画成される。しかも第1駆動ロツカアーム
53iには油圧室86に連通する通路87が穿設され、
ロッカシャフト52iには給油路88iが設けられ、給
油路88iは第1駆動ロツカアーム53iの揺動状部に
拘らず通路87を介して油圧室86に常時連通する。
自由ロッカアーム55iには、第1ガイド穴85に対応
するガイド孔89がロッカシャツl−52iと平行にし
て両側面間にわたって穿設されており、第1切換ビン8
1の他端に一端が当接される第2切換ビン82がガイド
孔89に摺動可能に嵌合される。
第2駆動ロツカアーム54jには、前記ガイド=15 孔89に対応する有底の第2ガイド穴90が自由ロッカ
アーム55i側に開放してロッカシャフト52iと平行
に穿設されており、第2切換ビン85の他端に当接する
円盤状の規制ビン83が第2ガイド穴90に摺動可能に
嵌合される。しかも第2ガイド穴90の閉塞端には案内
筒91が嵌合されており、この案内筒91内に摺動可能
に嵌合する軸91192が規制ビン82に同軸にかつ一
体に突設される。また戻しばね84は案内筒91及び規
制ビン83間に嵌押されており、この戻しばね84によ
り各ビン81,82.83が油圧室86側に付勢される
かかる連結切換機構564では、油圧室86の油圧が高
くなることにより、第1切換ビン81がガイド孔89に
嵌合するとともに第2切換ビン82が第2ガイド穴90
に嵌合して、各ロッカアーム53j、55i、54iが
連結される。また油圧室86の油圧が低くなると戻しば
ね84のばね力により第1切換ビン81が第2切換ビン
82との当接面を第1駆動ロツカアーム534及び自由
ロッカアーム55i間に対応させる位置まで戻り、第2
切換ビン82が規制ビン83との当接面を自由ロッカア
ーム55i及び第2駆動ロッカアーム54i間に対応さ
せる位置まで戻るので各ロッカアーム53f、55i、
54jの連結状態が解除される。
次に、第4図を参照しながら副動弁装置471゜47e
への給油系について説明すると、オイルパン(図示せず
)から油を上げるオイルポンプ(図示せず)にオイルギ
ヤラリ98.98’が接続され、このオイルギヤラリ9
8.98’から各連結切換機構56 j、56eに油圧
が供給されるとともに、動弁装置47i、47eの各潤
滑部に潤滑油が供給される。
オイルギヤラリ98には、油圧を高、低に切換えて供給
するための切換弁99が接続されており、各日ツカシャ
フト52i、52e内の給油路881゜88eは該切換
弁99を介してオイルギヤラリ98に接続される。
各カムホルダ59の上面には両カムシャフト481゜4
8eに対応して平行に延びる通路形成部材102 i 
102eが、複数のボルトによりそれぞれ締着される。
各通路形成部材+02 i 、 102eには、両端を
閉塞した低速用潤滑油路104 j 、 l04eと、
高速用潤滑油路105 i 、 105 eとが、相互
に並列してそれぞれ設けられており、低速用潤滑油路1
04i、 l04eはオイルギヤラリ98′に、高速用
潤滑油路1054 。
105eは給油路88i、88eに夫々接続される。
また、低速用潤滑油路104i、 104eはカムホル
ダ59に接続される。
切換弁99は、前記オイルギヤラリ98に通じる入口ボ
ー1−119と給油路88i、88eに通じる出口ボー
ト120とを有してシリンダヘッド3の一端面に取イ1
けられるハウジング121内に、スプール弁122が摺
動自在に嵌合されて成る。
ハウジング+21には、」1端をキャップ123で閉塞
されるシリンダ孔+24が穿設されており、スプール弁
体122は、キャップ123との間に作動油圧室125
を形成して該シリンダ孔124に摺動自在に嵌合される
。しかもハウジング121の下部とスプール弁体121
との間に形成されたばね室126には、スプール弁体1
22を上方即ち閉じ方向に向けて付勢するばね127が
収納される。スプール11体122には、入口ボート1
19及び出口ボート120間を連通可能な環状四部12
8が設けられており、第4図で示すようにスプール弁体
+22は上動しているときには、スプール弁体122は
入口ポート119及び出口ボート120間を遮断する状
態にある。
ハウジング+21をシリンダヘッド33の端面に取付け
た状態で、入口ボート+19と高速用油圧供給路+16
との間にはオイルフィルタ129が挟持される。又ハウ
ジング121には、入口ポート119及び出口ボート1
20間を連通ずるオリフィス孔131が穿設される。従
ってスプール弁体122が閉じ位置にある状態で、入口
ボート119及び出口ポート120間はオリフィス孔1
31を介して連通されており、オリフィス孔131で絞
られた油圧が、出口ポート120から給油路881,8
8eに供給される。
またハウジング+21には、スプール弁体122が閉じ
位置にあるときのみ環状四部128を介して出口ボート
120に通じるバイパスポート132が穿設され、この
バイパスポート+32はシリンダヘッド33内の上部に
連通する。
ハウジング+21には、入口ボート119に常時連通す
る管路135が接続されており、この管路135は電磁
弁23を介して管路137に接続される。しかも管路1
37は、キャップ+23に穿設した接続孔138に接続
される。従って電磁弁23が開弁作動したときに、作動
油圧室125に油圧が供給され、この作動油圧室125
内に導入された油圧の油圧力によりスプール弁体+22
が開ブ「方向に駆動される。
さらにハウジング121には、出口ポート120即ち給
油路88 i、88eの油圧を検出するための油圧セン
サ18が取イ」けられ、この油圧センサ18は、切換ブ
r99が正常に作動しているか否かを検出する働きをす
る。
上述のように構成されたエンジン1の動弁装置474.
47eの作動について以下に説明する。
ここで各動弁装置47iと47eとは同様の作動をする
ので、吸気弁側動弁装置47iの作動についてのみ説明
する。
ECU3から電磁弁23に対して開弁指令信号が出力さ
れると、該電磁弁23が開弁作動し、切換弁99が開弁
作動して給油路88iの油圧が上昇する。その結果、連
結切換機構561が作動して各ロッカアーム53i、5
4i、55iが連結状態となり、高速用カム51jによ
って、各ロッカアーム53j、54j、55iが一体に
作動し、一対の吸気弁40iが、開弁期間とリフト量を
比較的大きくした高速バルブタイミングで開閉作動する
一方、ECU3から電磁弁23に対して閉ブr指令信号
が出ノJされると、電磁弁23、切換弁99が閉弁作動
し、給油路88iの油圧が低下する。
その結果、連結切換機構56iが上記と逆に作動して、
各ロッカアーム531,54i、55iの連結状態が解
除され、低速用カム49i、50Jによって夫々対応す
るロッカアーム5:N、54iが作動し、一対の吸気弁
404が、開ブr期間とリフト量を比較的小さくした低
速バルブタイミングで作動する。
次に、本発明に係るバルブタイミング切換制御について
以下に詳述する。
第5図に、前記低速バルブタイミング用のTiLマツプ
のTi値を実線、高速バルブタイミング用の1’ i 
nマツプのri値を点線で表わしたが、同図から明らか
なように、Neの増加に伴い低速バルブタイミングでは
吸入空気量の増加割合が低下する一方、高速バルブタイ
ミングでは充填効率がNeの増加に伴って高くなり、吸
入空気量が低速バルブタイミングのそれを1回るように
なるため、途中で低速バルブタイミング用のTi値と高
速バルブタイミング用のTi値とが一致する。この状態
では、低速バルブタイミングと高速バルブタイミングの
何れにおいても吸入空気量が等しく且っ空燃比も同一で
あるため、エンジン出力は路間−となる。
尚、充填効率はNeの変化で微妙に変動し、スロットル
開度Othが全開近くなるとこの変動が顕著となる。第
6図はこの状態を拡大して示したものであり、低速バル
ブタイミング用の’[’i値と高速バルブタイミング用
のTi値とが複数のポイントで等しくなり、後述するよ
うに低速バルブタイミング用のTi値と高速バルブタイ
ミング用のTi値とが等しくなるポイントでバルブタイ
ミングを切換えた場合、高スロットル開度域ではバルブ
タイミングの切換ハンチングを生じ易くなって、連結切
換機構561,56eの耐久性に悪影響がでる。
ところで、高負荷域(θth全開域)では上記した高負
荷増量係数KWOTにより混合気をリッチ化するように
しており、かがる高負荷域では高速バルブタイミングに
切換えた方が出力アップを図れるため、エンジンが高負
荷域(θth全開域)にあるときには第7図に示すよう
に燃料噴射量に基づく高負荷判定値TVTを実験的に求
め、TvrテーブルからNeに応じたTVTの値を算出
してTOLITがTV丁以上になったときは、後述する
ように高速バルブタイミングに切換えるようにした。こ
の場合、TOUT≧TVTとなる領域に上記した高スロ
ットルお =24 開度域の低速バルブタイミングと高速バルブタイミング
のl′j値が合致する領域が含まれるようにしておけば
、上記したバルブタイミングの切換ハンチングを阻止す
ることができる。尚、オートマチック車とマニアル車と
では別のTVTテーブルを使用する。
又、エンジンの過回転を防止すべく、Neがレブリミッ
タ値NIIFC以上になったとき燃料をカットするが、
ここでタイミングベルトに作用する荷重を考えると、バ
ルブの開ブr時間が短くなる程バルブの開弁動作時の加
速度が大きくなってタイミングベルト荷重は大きくなり
、又加速度の増加によりバルブジャンプを生ずるNeが
低くなる。従って、開弁期間の短い低速バルブタイミン
グと開ブr期間の長い高速バルブタイミングとではit
容四回転数異なることになる。そこで本実施例では、レ
ブリミッタ値を、低速バルブタイミングでは比較的低い
値NIIFCI (例えば7500rpm)、高速バル
ブタイミングでは比較的高い値NIIFC2’(例えば
8100rpm)に設定するようにした。
次に、第8図を参照してバルブタイミングの切換特性に
ついて説明する。図中実線は低速バルブタイミングから
高速バルブタイミングへの切換特性、点線はその逆の切
換特性を示す。
バルブタイミングの切換えは、低速バルブタイミングで
得られるエンジン出力が高速バルブタイミングで得られ
るエンジン出力を常に」二回る下限回転数Ne+と、高
速バルブタイミングで得られるエンジン出力が低速バル
ブタイミングで得られるエンジン出力を常に上回る」1
限回転数Ne2との間の領域で行なわれ、本実施例では
低速バルブタイミングから高速バルブタイミングへの切
換えとその逆の切換えとでヒステリシスを付けて、Ne
+を例えば480Orpm/460Orpm、 Ne2
を例えば5900rpm15700rpmに設定した。
図中Xの領域はエンジンが高負荷域<eth全開域)に
あるときのTOUTとTVTの比較によりバルブタイミ
ングの切換えを行なう領域、Yの領域は前記低速バルブ
タイミング用のTiLマツプと高速バルブタイミング用
のTin値を比較してパルブタ沼 イミングの切換えを行なう領域を示す。尚、Xの領域の
切換特性は、TOIJTの算出に関与するNe、PB^
以外のパラメータの影響も受けるため、横軸と縦軸とに
NeとPB^を取った第8図ではこの切換特性を正確に
表わすことはできず、図示したX領域の切換特性は便宜
的なものである。
次に、第9図を参照してECU3によるバルブタイミン
グの切換制御、即ち電磁弁23に対して出力する信号の
出力制御プログラムについて説明する。本プログラムは
TDC信号パルス発生毎にこれと同期して実行される。
901のステップは、ECU3に各種センサから正常に
信号が入力されているか否か、又は池の制御系で異常が
既に発生しているか否か即ちフェールセーフすべきか否
かを判別する。
具体的には吸気管内絶対圧(PB^)センサ8、気筒判
別(CYL)センサI2、エンジン回転数(”I’DC
)センサ11.エンジン水温センサ10、車速センサ1
6からの出力の異常、点火時期制御信号出力及び燃料噴
射制御出力の異常、バルブタイミング制御用電磁弁23
へ通電される電流量の異常、バルブタイミング制御用電
磁弁23の開閉に応じた出ロボー目20の正常な油圧変
化が油圧センサ18内の油圧スイッチで所定時間経過後
も確認できないという異常等を検出してフェールセーフ
すべきエンジンの運転状態であると判別する。
なお、気筒判別(CYL)センサ及びTDCセンサのう
ちの一方に異常があるときには他方の出力で該一方の出
力の代用をはかる。
902は始動中か否かをNe等により判別するステップ
、903はデイレ−タイマの残り時間tsrが0になっ
たか否かを判別するステップであり、tsrを始動中に
所定時間(例えば5秒)にセットしくステップ904)
、始動後di時動作を開始するようにした。905はエ
ンジン水温Twが設定温度Tw1(例えば60℃)より
低いか否か、即ち暖機が完了したか否かを判別するステ
ップ、906は車速Vが極低速の設定車速vl(ヒステ
リシス付きで例えば8 km75 km)より低いか否
かを判別するステップ、907は当該エンジン搭載車が
マニアル車(MT)路 か否かを判別するステップ、908はオートマチック車
(AT)の場合にシフトレバ−がパーキング(P)レン
ジやニュートラル(N)レンジになっているか否かを判
別するステップ、909はNeが前記下限値Ne1以上
か否かを判別するステップであり、フェールセーフ中(
ステップ901の答が肯定(YES))、始動中(ステ
ップ902の答が肯定(YES))及び始動後デイレー
タイマの設定時間jsr経過前(ステップ803の答が
肯定(YES))、暖機中(ステップ905の答が肯定
(Y E S))、停車中や徐行中(ステップ906の
答が肯定(YES))、P、Nレンジであるとき(ステ
ップ908の答が肯定(YES))、及びNe<Ne1
のときは(ステップ909の答が否定(No))、後述
するように電磁弁23を閉弁してバルブタイミングを低
速バルブタイミングに保持する。
前記ステップ909でNe≧Ne1が成立すると判別さ
れたときは、ステップ910でTiLマツプとTinマ
ツプとを検索し、現時点でのNe、PB^に応じたTi
LマツプのTi値(以下T’iLと記す)とTinマツ
プのTl値(以下Tjoと記す)とを求め、次にステッ
プ911でAT車及びMT車に応じて設定したTVTテ
ーブルからNeに応じたTVTを読み出し、ステップ9
12でこのTvyと前回ループのToorとを比較して
、TOU丁≧TVTが成立するか否か、即ち混合気をリ
ッチ化する高負荷状態か否かを判別する。その答が否定
(No)、即ちTOUT<TVTが成立するときには、
ステップ913に進んでNeが前記上限値Nez以上か
否かの判別を行なう。ステップ913の答が否定(No
)、即ちNe<Netが成立するときには、ステップ9
14に進み、前記ステップ910で求めたTiLとTi
nとを比較する。その結果、TiL>Til+が成立す
るときには、後述のステップ915でセットされたデイ
レ−タイマのタイマ値tVTOFFが零か否かを判別し
くステップ916)、この答が肯定(YES)ならばス
テップ917で電磁弁23の閉弁指令、即ち低速バルブ
タイミングへの切換指令を出す。又、Toor≧TVT
、Ne≧Ne2、TiL≦Tinのいずれかが成立する
ときには、前記電磁弁開弁デイレ−タイマのタイマ値を
tvropp (例えば3秒)にセットしてスタートし
て(ステップ915) 、ステップ918で電磁弁23
の開弁指令、即ち高速バルブタイミングへの切換指令を
出す。
前記ステップ917で閉弁指令を出したときには、ステ
ップ919で油圧センサ18内の油圧スイッチがオンし
たか否か、即ち給油路88i、88eの油圧が低圧にな
ったか否かを判別する。この答が肯定(YES)、即ち
、油圧スイッチがオンしたときには、ステップ921で
低速バルブタイミング切換デイレ−タイマの残り時間t
Lvrが0になったか否かを判別する。ステップ921
の答が肯定(YES)即ち、LLv−r=oになったと
きには、ステップ923で高速バルブタイミング切換デ
イレ−タイマの残り時間tuv丁を設定時間(例えば0
.1秒)にセットし、次にステップ925で燃料の噴射
制御ルーチンで使用するT iマツプと点火時期マツプ
としてそれぞTjLマツプと低速バルブタイミング用点
火時期マツプ(Oigt、マツプ)とを選択する処理を
行ない、続くステップ927でレブリミッタ値Nopc
を低速バルブタイミング用の値NHFClとする処理を
行なう。
一方、前記ステップ918で開弁指令を出したときには
、ステップ920で油圧センサ18内の油圧スイッチが
オフしたか否か、即ち給油路881゜88eの油圧が高
圧になったか否かを判別する。
その答が肯定(YES)、即ち、油圧スイッチがオフし
たときは、ステップ922で高速バルブタイミング切換
デイレ−タイマの残り時間1.11VTが0になったか
否かを判別する。ステップ922の答が肯定(YES)
、即ちta+v丁=oになったときには、ステップ92
4で低速バルブタイミング切換デイレ−タイマの残り時
間t、LVTを設定時間(例えば0.2秒)にセラl−
L、次にステップ926で燃料の噴射制御ルーチンで使
用するTiマツプと点火時期マツプとして夫々Tinマ
ツプと高速バルブタイミング用点火時期マツプ(04g
nマツプ)とを選択する処理を行ない、続くステップ9
28でNopcを高速バルブタイミング用の値NHFC
2とする処理を行なう。
ところで、上記した両切換デイレータイマを間T。
tLVTの設定時間は、電磁弁23が開閉されてから切
換弁99が切換わり、給油路88i、88eの油圧が変
化して全シリンダの連結切換機構561゜56eの切換
動作が完了するまでの応答遅れ時間に合わせて設定され
ており、電磁弁23の開から閉への切換時、油圧センサ
18内の油圧スイッチがオンするまでは、プログラムは
919→922→924→926→928の順に進み、
オン後も全シリンダの連結切換機構56i、56eが低
速バルブタイミング側に切換わるまでは、919→92
1→926→928の順に進み、又電磁弁23や切換弁
99の故障等で閉弁指令が出されても切換弁99が閉じ
側に切換わらず、いつまでたっても油圧センサ18内の
油圧スイッチがオンしないときも、上記と同様に919
→922→924→926→928の順に進み、結局全
シリンダの連結切換機構56i、56eが低速バルブタ
イミング側に切換わらない限り、燃料の噴射制御は高速
バルブタイミングに適合したものに維持される。電磁ブ
r23の閉から開への切換時も、上記と同様にして、全
シリンダの連結切換機構561゜56eが高速バルブタ
イミング側に切換わらない限り、燃料の噴射制御は低速
バルブタイミングに適合したものに維持される。
一方、前記ステップ901の答が肯定(YES)、又は
前記ステップ902の答が肯定(YES)、又は前記ス
テップ903の答が否定(No) 、又は前記ステップ
905.906の答が肯定(YES)のとき、即ち、フ
ェールセーフ中、始動中及び始動後設定時間経過前、暖
機中、停車中又は徐行中のときには、ステップ929に
進んで電磁弁23の閉弁指令を出し、ステップ929か
ら923→925→927の順に進む。前記ステップ9
08においてN、Pレンジの場合は、ステップ930に
進んで前回ループでTj++マツプを選択したか否かを
判別し、又前記ステップ909においてNe(Ne+が
成立するときも、前記ステップ930に進む。ステップ
930の答が肯定(YES)のとき、即ち前回ループT
inマツプを選択しいてるときは、前記電磁弁開弁デイ
レ−タイマのタイマ値tVTOFFを零にして(ステッ
プ931)、ステップ917に進み、ステップ930の
答が否定(No)のとき、即ち前回Tinマツプを使用
していないとき、換言ずれば全シリンダの連結切換機構
564.56eが高速バルブタイミング側に切換えられ
ていないときには、」1記と同様に929→923→9
25→927の順に進み、油圧センサ18内の油圧スイ
ッチとは係りなく低速バルブタイミングに適合した燃料
の噴射制御を行なう。これは油圧センサ18内の油圧ス
イッチが断線等によりオフしっばなしになったときの対
策である。
ところで、上記したNIIFC!はNetより高く設定
されており、通常はNeがNIIFCIに上昇する前に
バルブタイミングが高速バルブタイミングに切換わって
、NIIFCの値がNIIFC2に切換えられるため、
NIIFCIでの燃料カットは行なわれない。これに対
し、ステップ902〜908からステップ929に進む
運転状態では、空炊し等によりNeがNe2を」二回っ
ても低速バルブタイミングに保持されるため、NIIF
CIでの燃料カットが行なわれる。又低速バルブタイミ
ングから高速バルブタイミングに明換わっても、tll
VTがOになるまで、即ち連結機構561゜56eが実
際に高速バルブタイミング側に切換るまでは、NIIF
CIでの燃料カッ!・が行なわれる。
尚、上記ステップ910でのTiLマツプとTinマツ
プの検索処理のサブルーチンでは、第10図に示す如く
、前回ループで電磁弁23の開弁指令が出されたか否か
を判別し、開弁指令が出されていないときは、ステップ
914で用いるTlLをTjLマツプから検索された値
とする一方、開弁指令が出されているときは、TiLを
検索値から所定のヒステリシス量ΔTiを差引いた値と
する処理を行なうようにして、第8図のY領域の切換特
性にヒステリシスをイ」けている。
又、ステップ9]1でのTvrの算出処理のサブルーチ
ンでも、第11図に示すように、前回ループで電磁弁2
3の開弁指令が出されたか否かを判別し、開弁指令が出
されていないときは、ステップ912で用いるTVTを
TVTテーブルから算出された値とする一方、開弁指令
が出されているときは、TVTを算出値から所定のヒス
テリシス量△TVTを差引いた値とする処理を行なうよ
うにして、第8圏 図のX領域の切換特性にヒステリシスを伺けている。
次に本発明の制御装置で行なわれる点火時期制御方法に
ついて第12図のフローチャートに従い説明する。
まず、検出され記憶されたエンジン回転数Ne及び吸気
管内絶対圧PII八を読み出しくステップ120+) 
、該Ne、PB^に応じて第9図のステップ925、9
26で選択されたθigLマツプ又はO1gI+マツプ
より基本点火進角量O1g−BAsεを検索する(ステ
ップ+202)。更にエンジン水温Tw、吸気温T^を
読み出しくステップ+203) 、それらに応じて前記
基本点火進角量θig−BAsεを補正するための補正
変数O4g−co?、を算出する(ステップ+204)
。更に後述するようにバルブタイミング状態及びノッキ
ング判定結果に応じて決定され、記憶された、ノッキン
グを防止するための補正変数Ojg+:Nを読み出す(
ステップ1205)。前記ステップ+202.1204
゜1205で得られたθjg−BASl、θig−co
d、 fJ ig+:Nを合算しす最終点火進角量θi
gを算出しくステップ+206) 、該θjgに基づく
点火信号を駆動回路21へ出力して(ステップ1207
) 、点火プラグ22による点火を行なう。
前記ステップ1205で読み出されるノッキング補正変
数θigKuを決定するにあたり行なわれるノッキング
判定は第13図(b)に示す構成に従い行なわれる。即
ち低速バルブタイミング(以下rL。
V/TJという)及び高速バルブタイミング(以下rl
li  V/TJという)においてノックセンサ24で
検出した振動出力をゲート手段1301において同図(
a)に示すノックゲートで検出した振動とノイズゲ−1
・で検出した振動とに区分けする。
ノイズゲートで検出した振動はノイズレベル算出手段1
302で所定の時定数を有するローパスフィルタにより
平均化してLoV/Tの平均値(ノイズレベル)NLL
、HiV/Tの平均値(ノイズレベル)NLnを得、次
のノック判定レベル算出手段1303で該ノイズレベル
NLL、NLuに、LOV/T、Hi  V/Tで夫々
設定されるアンプゲイン(乗算項) GL、 Gl+及
びオフセット(加算項)O3L、O3I+を下記式(2
)、(3)に従い乗算及び加算してLoV/T及びHj
V/Tのノック判定レベルa L o及びa +−11
を得る。
a Lo=NLLXG+、+08t−(2)aI−1i
 =NLuXGu+08u−(3)前記アンプゲインG
L、C++及びオフセットO3t。
O3nは第17図に示すテーブルに基づいて決定される
。アンプゲイン、オフセットいずれもエンジン回転数N
e又はエンジン負荷の増加に佇い増加し、しかもHj 
 V/Tテ(7)l直がLoV/Tで・の値よりも大き
く、更にLoV/TでのアンプゲインGL及びオフセッ
トO3Lは切換点CI((例えばエンジン回転数480
Orpm)以」二で上昇率が減少する。このようにアン
プゲインおよびオフセットを設定することにより第18
図に示すようにLoV/TとHiV/Tとで異なるノイ
ズレベルNLL及びNLnに対してノック判定レベルa
L。
及びa )−T jは路間−となり、且つノックレベル
域の下限値付近に設定することができる。
次にノック判定手段1304で、ノック判定レベルaL
o及びa Hiとノックゲートで検出したLOV/T及
びHjV/Tでの振動波とを夫々比較し、ノックゲート
での該振動波が該判定レベル以上のときノッキングが発
生しているとしてノッキング発生を示す信号をノック制
御手段1305へ出力する。
次に、第12図のステップ1205で読み出されるノッ
キング補正変数e ig+:Nを算出するノッキング制
御方法を第14図に示すフローチャートに従い説明する
まず、バルブタイミング制御手段に異常がないか、即ち
第9図のステップ901と同一の判別を行なう(ステッ
プ1401)。この答が否定(NO)、即ちバルブタイ
ミング制御手段に異常がないならばステップ1402で
バルブタイミングがLoV/Tであるか否か、即ちLo
V/Tか又はI(iV/Tかを判別する。この判別は第
9図ステップ925を通過してLoV/T用マツプが選
択されたことによりLoV/Tであるとし、ステップ9
26を通過してHiV/T用マツプが選択されたことに
よりHiV/Tであるとする。
前記ステップ1402の答が肯定(YES)、即ちLo
V/TではLoV/T用の各種制御データを選択しくス
テップ1403) 、否定(No) 、即ちHiV/T
ではHiV/T用の各種制御データを選択する(ステッ
プ1404)。該各種制御データとは、ステップ140
5でノック判定レベルの算出に使用するアンプゲイン及
びオフセット以外にノックゲート及びノイズゲートのク
ランク角度位置、ノイズレベル平均化のためのローパス
フィルタの時定数、ノックセンサの異常を判別するため
の基準判定レベル等のノッキングセンサ判別手段の判別
パラメータ、及び所定の遅角、進角限界値(第15図の
θ、igKNi!o、第16図のθig+:NAv) 
、ノック頻度で使用燃料のオクタン価を判別し、該オク
タン価に応じて遅角量を設定しているが、そのオクタン
価判別ノック頻度、TDC信号パルス毎の所定遅角、進
角補正量(第15図の八〇RD、第16図のΔθ^V)
等のノッキング制御手段の制御パラメータのデータであ
る。
ステップ1405では前記ステップ1403.1404
で選択された各種データのうちのLoV/T用及び1(
iV/T用ノアンプゲインGLL、GLn及びオフセッ
トO8L、O3I+に基づき前記ノック判定レベル算出
手段+313 (第13図)でノック判定レベルa L
 o及びaHiを夫々算出する。該算出されたノック判
定レベルa L o及びaHiとノックゲートで検出さ
れたノックセンサ24からの出力値とを比較しくステッ
プ+406) 、この答が肯定(YES)、即ち、ノッ
キングがあると判定されたときには第15図に示すサブ
ルーチンに従い点火時期遅角値を算出しくステップ+4
07) 、否定(No)、即ちノッキングがないと判定
されたときには第16図に示すサブルーチンに従い点火
時期進角値を算出する(ステップ1408)。
前記ステップ1401に戻って、この答が肯定(Y E
 S)、即ちバルブタイミング制御に異常があり、フェ
ールセーフが行なわれるときにはステップ1409に進
みノッキング制御のフェールセーフ処理を行なう。
前記フェールセーフ処理は第20図に示すサブルーチン
に従って行なわれる。即ち第14図のステップ1403
と同様にLoV/T用の各種制御データが選択され(ス
テップ2001) 、第14図のステップ1405へ進
む。
即ち、本発明では、バルブタイミング制御手段に異常が
ある場合には、LoV/T用各種制御データが選択され
、該選択されたデータに従ってノック判定レベルが設定
され(第14図のステップ+405)、ノックセンサ2
4の出力に応じてノッキングの発生の判定が行なわれる
(ステップ1406)。
従ってバルブタイミングに拘らずLoV/T用各種制御
データが選択されるからバルブタイミングがLoV/T
であるときには、正常なノック判定レベルa L oが
算出され、正常にノッキング制御が行なわれるが、バル
ブタイミング制御手段の異常のためにバルブタイミング
がHfV/′rであるときにはノック判定レベルはo+
V/TのノイズレベルNLuに対してLoV/1’川ア
ンプゲインGL及びオフセラI□ OS Lが乗算され
ることになる(NLIIXGt、+03L) 。第17
図及び第18図で説明したようにHiV/T’のノイズ
レベルNLuはLoV/1’でのノイズレベルNLLよ
り小さく、またLoV/T用のアンプゲインGL、オフ
セラh O5LLtHj  V/ ”I’用(7)Go
O8nより夫々小さいため、前記ノック判定レベルは正
常時のそれに比べかなり小さい値となる。
従ってステップ1406の答は正常時よりも11定とな
りやすく、従って点火時期は遅角側に補正される。
、即ち、バルブタイミング制御手段に異常がある場合に
はバルブタイミングの状態に拘らず点火時期を遅角側に
補正し、ノッキングを防止するようにしている。
第14図の前記ステップ1406でノッキングがあると
判定されたときには、第15図に示すサブルーチンに従
ってノッキング点火時期補正変数Ojgr、nを算出す
る。
まずノッキングが継続的に発生していない期間を示すカ
ウンタCNOを零にセットする(ステップ+501)。
次に前回ループでのノッキング点火時=44 期補正変数Oig、Knから所定の遅角補正量へ〇RD
を減算して補正変数θig+:+iを算出しくステップ
1502)、該Oig、KNが所定の遅角限界値Oig
utoより大きいか否かを判別する(ステップ+503
)。該OjgKNRDはエンジンNe及びエンジン負荷
に応じて決定される値である。前記ステップ1503の
答がl’を定(YES)、即ちθigKNが限界値θi
gK+noを越えたときにはノッキング補正変数f3 
jg+aiはOlgKNRDとされ(ステップ+504
) 、否定(No)のときには前記ステップ1502で
算出されたθigKNがノッキング補正変数Oig、K
Nとして決定される。
一方、前記ステップ1406でノッキングがないと判定
されたときには、第16図に示すサブルーチンに従って
ノッキング点火時期補正変数e ig+:Nを算出する
まず、エンジン回転数Ne及びエンジン負荷に応じてノ
ッキングが継続して発生していない所定TDC数に相当
する所定カウント値CAVをマツプより検索する(ステ
ップ1601)。次に前記カウンタCNOに値1を加算
しくステップ+602) 、該加算されたカウンタのカ
ウント値CNOが前記ステップ1601で検索された所
定カウント値CAV以上であるか否かを判別する(ステ
ップ+603)。この答が肯定(Y、ES)、即ちカウ
ント値CNOが所定カウント値CAVに至ればカウント
値CNOを零に設定して(ステップ+604) 、前回
ループでの補正変数e ig、KNに所定の進角補正量
ΔOAvを加算して補正変数θigtnを算出する(ス
テップ1605)。
しかし、前記ステップ1603の答が否定(No)、即
ちカウント値CNOが所定カウント値CAVに至らない
うちは前記ステップ1604.1605をスキップする
次に前記ステップ1605で算出された補正変数Oig
KN又は前記ステップ1603の答が否定(NO)のと
きには前回ループの補正変数OigNが所定の進角限界
値e jg、KnAvより大きいか否かを判別する(ス
テップ1606)。該θig+:NAvはエンジン回転
数Ne及びエンジン負荷に応じて決定される値である。
この答が肯定(YES)、即ちf) igKuが限界値
e jgKNAvを越えたときには補正変数OigKu
はθfgKNAvとされ(ステップ+607) 、否定
(NO)のときには、該θigKNが補正変数e ig
KNとして決定される。
なお、前記遅角補正量ΔORD、進角補正量Δθ^V、
遅角限界値O1gKNRD、進角限界値OigKNAv
、所定カウント値CAVは夫々HiV/TとLoV/T
とで下表に示すような関係にある値に設定する。
即ち、TTjV/Tの方が充填効率が上がり実際の圧縮
比が」二昇するのでノッキングが発生しやすい傾向にあ
るため、上記表のように各位をHiV/Tの方がLoV
/Tにくらべ大きな値に設定することによりノッキング
を防止できる。
なお、以」−の実施例においてはバルブタイミング切換
に伴うノッキングの発生を防止するために点火時期を制
御しているが、本発明はこれに限定されるものではなく
、ノッキングの発生を防止する手法として空燃比をリッ
チ化する燃料制御、圧力を低下させる過給圧制御等も可
能である。
また上記実施例では、バルブタイミングが低速バルブタ
イミングと高速バルブタイミングとに切換えられるが、
本発明はバルブタイミングが連続的に変化するエンジン
のノッキング制御装置に適用してノッキング判定パラメ
ータ又はノッキング制御パラメータを該連続的に変化す
るバルブタイミングに応じて設定することも可能である
(発明の効果) 以上詳述したように本発明は、内燃エンジンの吸気弁及
び排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを該エン
ジンの運転状態に応じて変える内燃エンジンのノッキン
グ制御装置において、該エンジンの運転状態に応じてバ
ルブタイミングを制御するバルブタイミング制御手段と
、該バルブタイミング制御手段の作動状態を検出するバ
ルブタイミング状態検出手段と、前記エンジンのノッキ
ング状態を検出するノッキング検出手段と、該ノッキン
グ検出手段の出力に基づきノッキング発生を判定するノ
ッキング判定手段と、該ノッキング判定手段の出力に応
じて前記エンジンを制御するノッキング制御手段と、前
記ノッキング判定手段の判定パラメータ又は前記ノッキ
ング制御手段の制御パラメータを、前記バルブタイミン
グ状態検出手段の出力に応じて選択する制御パラメータ
選択手段と、前記バルブタイミング制御手段の異常を検
出する異常検出手段と、該異常検出手段により前記バル
ブタイミング制御手段の異常が検出されたとき、前記エ
ンジンの運転状態に拘らず、所定のバルブタイミング状
態に固定すると共に該固定されたバルブタイミング状態
に応じた前記判定パラメータ又は制御パラメータを選択
する手段とから成るようにしたので、バルブタイミング
制御手段に異常が発生してもノッキング制御手段には支
障はなく、ノッキングを初めとするエンジンの異常に発
展することを回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御装置の全体構成図、第2図はエン
ジンの要部縦断面図、第3図は連結切換機構を示す横断
面図、第4図は給油系統及び油圧切換装置を示す図、第
5図は低速バルブタイミング用と高速バルブタイミング
用の基本燃料量の設定特性を示す図、第6図は第5図の
円で囲んだ部分の拡大図、第7図はTvrテーブルを示
す図、第8図はバルブタイミングの切換特性を示す図、
第9図はバルブタイミングの切換制御ルーチンのフロー
チャート、第1O図はl’iLマツプとTinマツプの
検索処理用サブルーチンのフローチャート、第11図は
TVT算出処理用サブルーチンのフローチャート、第1
2図は本発明の制御装置で行なわれる点火時期制御方法
を示すフローチャート、第13図はノッキング判別を行
なう構成を示すブロック図、第14図は本発明の制御装
置で行なわれるノッキング制御方法を示すフローチャー
i・、第5図は第14図のステップ1406に相当する
サブ・−チン、第16図は第14図のステップ1407
に当するサブルーチン、第17図は第14図のツーで行
なわれるノック判定レベル算出に使われアンプゲイン及
びオフセットのテーブル、第18は第14図のフローで
算出されるノック判定レルを示すグラフ、第19図はノ
ックセンサ出力示ずグラフ、第20図は第14図のステ
ップ+09に相当するザブルーチンである。 ■・・・内燃エンジン、5・・・電子コントロールユニ
ト(ECU)(バルブタイミング制御手段、バIブタイ
ミング状態検出手段、ノッキング判定子(、ノッキング
制御手段、制御パラメータ選択手1、異常検出1段)、
24・・・ノックセンサ(ノッキグ検出手段)、40e
・・・排気弁、40i・・・吸気1願人  本田技研工
業株式会社 一理人 弁 理 士 渡 部 敏 彦 ← 4トーー〉 ト ←ト (1)H山田)Wed ←− 810図 為11図 図面の浄書 城12薗 手 続 補 正 書 (自 発) 曝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内燃エンジンの吸気弁及び排気弁の少なくとも一方
    のバルブタイミングを該エンジンの運転状態に応じて変
    える内燃エンジンのノッキング制御装置において、該エ
    ンジンの運転状態に応じてバルブタイミングを制御する
    バルブタイミング制御手段と、該バルブタイミング制御
    手段の作動状態を検出するバルブタイミング状態検出手
    段と、前記エンジンのノッキング状態を検出するノッキ
    ング検出手段と、該ノッキング検出手段の出力に基づき
    ノッキング発生を判定するノッキング判定手段と、該ノ
    ッキング判定手段の出力に応じて前記エンジンを制御す
    るノッキング制御手段と、前記ノッキング判定手段の判
    定パラメータ又は前記ノッキング制御手段の制御パラメ
    ータを、前記バルブタイミング状態検出手段の出力に応
    じて選択する制御パラメータ選択手段と、前記バルブタ
    イミング制御手段の異常を検出する異常検出手段と、該
    異常検出手段により前記バルブタイミング制御手段の異
    常が検出されたとき、前記エンジンの運転状態に拘らず
    、所定のバルブタイミング状態に固定すると共に該固定
    されたバルブタイミング状態に応じた前記判定パラメー
    タ又は制御パラメータを選択する手段とから成る内燃エ
    ンジンのノッキング制御装置。
JP63255296A 1988-10-11 1988-10-11 内燃エンジンのノッキング制御装置 Expired - Lifetime JP2935238B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63255296A JP2935238B2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 内燃エンジンのノッキング制御装置
US07/419,575 US4960094A (en) 1988-10-11 1989-10-10 Knocking control system for internal combustion engines
GB8922908A GB2223806B (en) 1988-10-11 1989-10-11 Knocking control system for internal combustion engines
DE3934017A DE3934017C2 (de) 1988-10-11 1989-10-11 Klopfsteuervorrichtung für Brennkraftmaschinen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63255296A JP2935238B2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 内燃エンジンのノッキング制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02102347A true JPH02102347A (ja) 1990-04-13
JP2935238B2 JP2935238B2 (ja) 1999-08-16

Family

ID=17276799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63255296A Expired - Lifetime JP2935238B2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 内燃エンジンのノッキング制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2935238B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442244U (ja) * 1990-08-11 1992-04-09
JPH0444453U (ja) * 1990-08-11 1992-04-15
JPH04269353A (ja) * 1991-02-25 1992-09-25 Nissan Motor Co Ltd エンジンの出力制御装置
US5163403A (en) * 1990-12-28 1992-11-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Ignition timing control system for internal combustion engines
WO2014014018A1 (ja) 2012-07-18 2014-01-23 日産自動車株式会社 内燃機関の制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150409A (ja) * 1984-01-19 1985-08-08 Mazda Motor Corp エンジンのバルブタイミング制御装置
JPS61244871A (ja) * 1985-04-22 1986-10-31 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の吸・排気弁リフト制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150409A (ja) * 1984-01-19 1985-08-08 Mazda Motor Corp エンジンのバルブタイミング制御装置
JPS61244871A (ja) * 1985-04-22 1986-10-31 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の吸・排気弁リフト制御装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442244U (ja) * 1990-08-11 1992-04-09
JPH0444453U (ja) * 1990-08-11 1992-04-15
US5163403A (en) * 1990-12-28 1992-11-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Ignition timing control system for internal combustion engines
JPH04269353A (ja) * 1991-02-25 1992-09-25 Nissan Motor Co Ltd エンジンの出力制御装置
WO2014014018A1 (ja) 2012-07-18 2014-01-23 日産自動車株式会社 内燃機関の制御装置
CN104487680A (zh) * 2012-07-18 2015-04-01 日产自动车株式会社 内燃机的控制装置
JP5720855B2 (ja) * 2012-07-18 2015-05-20 日産自動車株式会社 内燃機関の制御装置
EP2876285A4 (en) * 2012-07-18 2015-07-01 Nissan Motor CONTROL DEVICE FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINE
US9200610B2 (en) 2012-07-18 2015-12-01 Nissan Motor Co., Ltd. Control device for internal combustion engine
CN104487680B (zh) * 2012-07-18 2018-09-18 日产自动车株式会社 内燃机的控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2935238B2 (ja) 1999-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2935237B2 (ja) 内燃エンジンのノッキング制御装置
US6779508B2 (en) Control system of internal combustion engine
KR100342840B1 (ko) 내연기관의 밸브타이밍 제어장치
JPH03260344A (ja) 内燃エンジンの制御方法
BRPI0923240B1 (pt) dispositivo e método para controlar o desligamento de um motor de combustão interna
JP3767426B2 (ja) エンジンのシリンダ吸入空気量算出装置
US4966110A (en) Intake air flow control apparatus of internal-combustion engine
JPH02102347A (ja) 内燃エンジンのノッキング制御装置
JP2009281343A (ja) 内燃機関の制御装置
JP3323542B2 (ja) 吸気温度予測方法
JP2009002164A (ja) エンジンの制御装置
JPH0535255B2 (ja)
JPH10331612A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP3721996B2 (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
JP2935239B2 (ja) 内燃エンジンのノッキング制御装置
JP3975642B2 (ja) エンジンの出力制御装置
JPS61138858A (ja) 内燃機関制御装置
JPH0466750A (ja) 多気筒エンジンのアイドル制御装置
JP3715059B2 (ja) 4サイクルエンジン
JP2857659B2 (ja) 内燃エンジンのバルブタイミング切換制御におけるフェールセーフ処理方法
JP2004263614A (ja) 内燃機関の可変気筒システム
JP2005171765A (ja) 内燃機関の制御装置及び制御方法
JP4248129B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2876539B2 (ja) 内燃エンジンのバルブタイミング切換制御におけるフェールセーフ処理方法
JP2876538B2 (ja) 内燃エンジンのバルブタイミング切換制御におけるフェールセーフ処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080604

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604

Year of fee payment: 10