JPH02102016A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPH02102016A
JPH02102016A JP25388688A JP25388688A JPH02102016A JP H02102016 A JPH02102016 A JP H02102016A JP 25388688 A JP25388688 A JP 25388688A JP 25388688 A JP25388688 A JP 25388688A JP H02102016 A JPH02102016 A JP H02102016A
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plunger
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check ring
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園田 雄文
Tadaaki Higuchi
樋口 忠明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は射出成形機に係り、特にBMC(BulkMo
lding Compour+d)などの塊状でガラス
繊維を含む成形材料に好適に用いられる射出成形機に関
するものである。
[従来の技術] 不飽和ポリエステルなどの合成繊維にガラス繊維を混合
した成形材料には、用途、成形方法に応じて種々の組成
、性状のものがある。
成形品の機械的性質は、成形品のガラス繊維の状態と相
関が大きく、繊維長さが長く、曲がっていないほうが、
機械的強度は向上する。
成形品の中のガラス繊維の長さは、原料であるガラス繊
維の長さに関係するのはもちろんであるが、成形方法に
も関係し、できるだけ折損の少ない成形方法をとること
が、成形品の機械的性質を向上させるためには必要であ
る。
本出願人は、かかる成形に好適な射出成形機として、特
開昭62−122729号で、第2.3図に示す回転プ
ランジャタイプの射出成形機を提案した。
第2図において、先端部にノズル1を有し、外周部に比
較的低温の温度調節装置を有する円筒状のバレル2は、
金型の材料注入口にノズルlを臨ませうるようにして配
設されている。
バレル2内には、バレル2の内径よりも小さな外径を有
し、先端付近にチェックリング3からなる逆流防止機構
を有するプランジャ4が、前後進可能に、かつ、回転可
能に設けられており、バレル2内周面とプランジャ4の
外周面との間に材料の通路5が形成されている。バレル
2の後部側の材料入口部6には、スタッファ7内にスタ
ッファプランジャ8を備えたスタッファタイプの材料供
給装置が設けられる。プランジャ4の後端側はバレル2
より突出し、プランジャ回転及び前後進機構(図示l1
8)に連設されている。
そして、第3図(第2図の■−m線断面図)に示す通り
、プランジャ4の先端部には、チェックリング3の抜は
止めを行うストッパ部9が設けられているが、このスト
ッパ部9では3個の爪9aがプランジャ4から放射方向
に突設して設けられている。
このような構成の射出成形機において、バレル2内で前
方に位置しているプランジャ4を回転させた状態で、材
料供給用のスタッファプランジャ8を前進させると、材
料は材料入口部6、材料の通路5、チェックリング3部
を経てバレル2内の先端部へ供給される。バレル2の前
方に所望量のBMCなどが溜れば計量が終り、その後、
プランジャ4を前進させるとノズル1から材料が射出さ
れるが、この場合、材料の通路5へ先に入ったものが先
に出る。また、プランジャ40回転により、材料の流れ
が極めて円滑に、かつ均一になる。このプランジャタイ
プの射出成形機は、スクリュタイプのフライトに相当す
る部分がないにもかかわらず、回転数の増加に応じて計
量能力が増加するという特性を有している。
[発明が解決しようとする課題] 特開昭62−122729号で提案した前記第2図に示
す構造のものによれば、優れた性能を有する成形品が得
られるが、このタイプは、以下に述べる改良課題を有し
ていることが認められた。
すなわち、第2図に示すものでは、スタッファプランジ
ャ8で材料をバレル2内に押込むので、回転している片
持ち構造のプランジャ4には下方へ押付けられるような
大きな曲げ力が作用し、プランジャ4の先端部が下方に
下げられるような状態を保ちながら回転を続ける。した
がって、回転するプランジャ4には大きな繰返し荷重が
作用するし、プランジャ4なども径を大きくして強度を
向上させる必要があった。そのため、材料の通路5が狭
くなるか、または、バレル2の内径を大きくする必要が
あった。
また、ガラス繊維入りの樹脂の成形においては、ガラス
繊維がバレル2内でできるだけ切断されないようにする
必要がある。
[課題を解決するための手段] 本発明では、このような課題を解決するために、後端側
に材料入口部を有するバレルと、バレル内に装入されて
いて、その周面とバレル内周面との間に材料の通路を形
成する径を有し、かつ、その後端側か駆動装置に連結さ
れて回転及び前後進されるプランジャと、 プランジャの先端部付近の外周で、バレルの内周面に摺
動自在に設けられたチェックリングと、チェックリング
の後側のプランジャの外周部に、チェックリングの後面
が密着しうるように設けられたチェック部と、 プランジャの先端部の円周方向の少なくとも2か所に設
けられたチェックリング抜は止め用のストッパ部を有し
、かつ、 チェック部の後側のプランジャの外周部の円周方向の少
なくとも3か所に凸状に設けられており、外周先端面が
バレルの内周面に密接して摺動自在に設けられており、
かつ、平面形状が後側に向けて狭くなっている支持片部
とを有する構造にした。
[作用] 上記の構造を採用した本発明の射出成形機においては、
バレル内のプランジャを回転させているとき、スタッフ
ァプランジャの作用で材料をバレル内に押込み、プラン
ジャの後退により計量が行われ、プランジャの前進によ
り射出が行われる。
スタッファプランジャの作用で材料がバレル内に押込ま
れるときは、回転しているプランジャに押付力が作用す
るが、プランジャの先端部の支持片部が設けられている
ので、プランジャに作用する曲げ応力は著しく緩和され
る。
また、これらの支持片部は、平面形状が後側に向けて狭
くなっているので、含有ガラス繊維樹脂は支持片部の間
を円滑に通り、ガラスm維が切断したり損消することが
極力押えられる。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例に係る射出成形機の構成を示す
全体断面図、第4図は第1図の要部拡大図、第5図はチ
ェックリングを取った状態の第4図の左側面図、第6図
は第4図のVl−VT線断面図である。
第1図において、2はバレルであり、先端が射出ノズル
lとなっている。このバレル2は外周部に比較的低温の
ヒータを有する。このバレル2は。
固定盤10に取付けられている固定金型11の材料注入
口にノズルlを臨ませうるようにして配設されている。
12はコラム、13はコラムナツト。
14は型締装置側のマシンベース、15は射出装置側の
マシンベース、16はマシンベース15上で軸線方向に
摺動自在に設けたブロックであり、ブロック16の上に
はバレル2の載荷ベース17とモータ保持部材18とが
それぞれ摺動自在に取付けられている。19は固定盤1
0に取付けられているブロック16移動用のシリンダ、
2oはピストンロッドで、ピストンロッド20の先端部
はブロック16に固定されており、移動シリンダ19の
作動により、ノズル1を固定金型11に接触させたり1
図示した状態に後退させたりしうるようにした。
バレル2内には、プランジャ4を、前後進可能に、かつ
、回転可能に設けた。そして、バレル2の内周面とプラ
ンジャ4の外周面との間に材料の通路5を設けた。プラ
ンジャ4には、モータ保持部材18及びベアリングハウ
ジング21を介して油圧モータ22などの回転駆動装置
が連結されている。また、モータ保持部材18と載荷ベ
ース17との間には、射出シリンダ23とピストンロッ
ド24が取付けられている。
プランジャ4の中央部には、バレル2の内周面に接した
凸部25を設けた。また、プランジャ4の凸部25の後
側には、リーク材料排出用のスクリュ26を設けた。こ
のスクリュ26は、凸部25の外周面とバレル2の内周
面の間のクリアランス部分から後方に漏れたリーク材料
を、バレル2の後方にスムーズに排出するためのもので
あり、プランジャ4の回転方向とは逆ねじ方向に設けら
れている。
7はバレル2の後部側の材料入口部6に垂直に設けたス
タッファで、その内部には材料を押下げるスタッファプ
ランジャ8が設けられている。
27はスタッファ7の側面部に設けた材料供給用の人「
コである。28はスタッファプランジャ8用のシリンダ
、29はピストンロッド、30は連結部材である。
第4図及び第5図に示すように、プランジャ4の先端部
付近には細径部4aが設けられ、この細径部4aの後側
にはテーパ部よりなるチェック部4bが設けられている
。細径部4aの外周には、バレル2の内周面に摺動自在
に設けられたチェックリング5が配されており、チェッ
クリング5の後端側内周面に設けたテーパ部がチェック
部4bに密着しうるようになっている。
プランジャ4の先端部の円周方向の2か所には、チェッ
クリング5の抜は止め用のストッパ部30が設けられて
いる。
プランジャ4のチェック部4bの後側のプランジャ4の
外周部には1円周方向の3か所に等間隔で凸状の支持片
部31が設けられており、支持片部31の外周先端面は
バレル2の内周面に密接して摺動自在に設けられている
。したがって、プランジャ4の支持構造は、凸部25と
支持片部31による両持ち支持構造になっている。
これら支持片部31の平面形状は、第6図に示したよう
に、後側、すなわち、材料供給側に向けて狭くなってい
るような形状にした。
なお、この支持片部31の平面形状は、第7図に示すよ
うに、菱形に近い形状にすることもできる。
第8図に示したものは、プランジャ4の回転方向とは逆
の方向に平面形状をねじった状態にしたものである。
このようにすると、支持片部31の両側の材料の通路5
を、材料の中のガラス繊維が折れないようにして、材料
が円滑に流れる。
つぎに、第1.4.5図に示した装置の作動について説
明する。
まず、プランジャ4を前進限に位置させると共に、プラ
ンジャ4を例えば5〜l OOrpmで回転させている
状態で、スタッファ7中に入れているBMCなどの材料
をスタッファプランジャ8の作用で押し下げる。そうす
ると、材料は材料入口部6からバレル2内に入り、プラ
ンジャ4の外周部の材料の通路5を通って前方に送られ
る。このとき、チェックリング3は前方側に押され、ス
トッパ部30の後面によって係止され、材料は、支持片
部31間の通路5、チェックリング3の内周面とプラン
ジャ4の細径部4aとの間の通路、および、ストッパ部
30の間の通路を通ってバレル2の先端内部に貯められ
、計量工程が進行する。
この計量工程においては、バレル2の先端内に貯まる材
料に押圧されてプランジャ4は徐々に後退する。このと
き、プランジャ4の後方に連結した射出シリンダ23に
、背圧と逆方向となる方向に必要最小限度の油圧を供給
することによって、プランジャ4の後退抵抗を低減し、
材料に加わる力を減少させてガラス繊維の損傷を防止す
ることができる。なお、ガラス繊維の損傷のおそれが小
さい場合には、射出シリンダ23に背圧方向の油圧を供
給することによって、材料に背圧をかけることもできる
プランジャ4の回転により、プランジャ4の周囲の樹脂
材料は均質化されるとともに、材料の流路の短絡が防止
される。また、スタッファプランジャ8の押圧作用とプ
ランジャ4の回転作用で、材料はプランジャ4の上側の
材料の通路5のみを通ることなく、プランジャ4の下側
の材料の通路5の方にも回り込むような状態で押込まれ
、また、材料がプランジャ4の下側から上側へも、ある
いは上側から下側へも回り込みながら送られるので、流
れにくい材料でもバレル2内に滞留することなく、バレ
ル2内の内周全体を円滑に移送される。
そして、プランジャ4の先端部付近に設けられている支
持片部31間の通路を材料が通るとき、支持片部31の
後側が平面形状で狭くなっているので、材料は、いわば
支持片部31の流線形状の側面に沿って前方へ移動する
ので、ガラス繊維が損傷することなくより円滑に流れる
なお、プランジャ4の先端部に設けたストッパ部30も
、平面形状を後側が狭くなるようにしておけば、ここで
も、材料をより円滑に流すことができ、ガラス繊維の損
傷もその公理えられる。
プランジャ4を回転させている状態で、スタッファプラ
ンジャ8で抑圧作用を行わせるので、プランジャ4には
曲げ応力が作用するが、プランジャ4の先端付近には、
外周先端面がバレル2の内周に密接して摺動自在に設け
た凸状の支持片部31が設けられているので、プランジ
ャ4は両持ち支持構造になっており、プランジャ4は円
滑に回転するとともに、寿命も延びる。また、プランジ
ャ4も曲げ応力に対して強くなっているので、装置自体
をコンパクトにすることもできる。
バレル2内に所定量の材料が計量された後、射出シリン
ダ23にてモータ保持部材18を前進させる。これによ
り、該保持部材18と一体のプランジャ4が前進する。
そうすると、チェックリング3が後退し、その後側テー
パ面がプランジャ4先端のチェック部4bに密着し、材
料の退路を塞ぐ、そこで、さらに射出シリンダ23にて
プランジャ4を前進させるとバレル2内に計量されてい
た材料が射出される。
[発明の効果] 以上の実施例からも明らかな通り1本発明の射出成形機
では、プランジャ先端付近において、支持片部を設けた
ので、プランジャが両持ち支持構造となり、該プランジ
ャの曲げ応力も緩和され。
その耐久性が高められる。また、支持片部の平面形状を
後側に向けて狭くなるような形状にしたので、材料に含
まれるガラス繊維の損傷防止などの効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す縦断面図、第2図は本
発明に類した従来技術の1例を示す縦断面図、第3図は
第2図のm−■線断面図、第4図は第1図の要部拡大図
、第5図は第4図においてチェックリングを取った状態
の左側面図、第6図は第4図のVT−VI線断面図、第
7図及び第8図は第6図に相当する部分のそれぞれ他の
実施例を示す断面図である。 2・・・・・・バレル、     3・・・・・・チェ
ックリング、4・・・・・・プランジャ、   4b・
・・チェック部、5・・・・・・材料の通路、   6
・・・・・・材料入口部、8・・・・・・スタッファプ
ランジャ、9.30・・・・・・ストッパ部、 19・・・・・・移動シリンダ、22・・・・・・油圧
モータ、23・・・・・・射出シリンダ、31・・・・
・・支持片部。 特許出願人  宇部興産株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 後端側に材料入口部を有するバレルと、 バレル内に装入されていて、その周面とバレル内周面と
    の間に材料の通路を形成する径を有し、かつ、その後端
    側が駆動装置に連結されて回転及び前後進されるプラン
    ジャと、 プランジャの先端部付近の外周で、バレルの内周面に摺
    動自在に設けられたチェックリングと、チェックリング
    の後側のプランジャの外周部に、チェックリングの後面
    が密着しうるように設けられたチェック部と、 プランジャの先端部の円周方向の少なくとも2か所に設
    けられたチェックリング抜け止め用のストッパ部を有し
    、かつ、 チェック部の後側のプランジャの外周部の円周方向の少
    なくとも3か所に凸状に設けられており、外周先端面が
    バレルの内周面に密接して摺動自在に設けられており、
    かつ、平面形状が後側に向けて狭くなっている支持片部
    とを有する射出成形機。
JP25388688A 1988-10-11 1988-10-11 射出成形機 Expired - Lifetime JPH0661804B2 (ja)

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KR100384225B1 (ko) * 2000-12-14 2003-05-16 현대자동차주식회사 자동차용 볼조인트의 결합구조
CN115122566A (zh) * 2022-08-31 2022-09-30 佛山市顺德区震德塑料机械有限公司 卧式注塑机

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